- この記事を読んでわかること
- 内定を保留するメリット・デメリット
- 内定を保留するときの注意点
- 内定の保留ができるか知りたい人
- 内定保留の対応方法を知りたい人
- 例文を見て参考にしたい人
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はじめに
早期選考で内定を獲得できたものの、第一志望ではないなどの理由で内定を保留にしたいと考えている人も少なくないでしょう。
そこで今回は早期内定を保留にする際の注意点やメリット、デメリットなどについて詳しく紹介します。
内定を保留したいと考えている人や、第一志望ではない企業の早期内定を得られる可能性が高いと推測できる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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【早期選考の内定保留は可能?】早期内定を保留にすることはできるのか
早期選考での内定保留は可能ですが、いくつか注意点があります。
まず、企業に対して誠実に理由を伝えることが重要です。
「他の企業の選考結果を待っている」「家族と相談する時間が欲しい」など、正直な理由を伝えることで、企業も納得してくれます。
ただし、企業によっては内定保留に対して寛容な場合もあれば、保留の期間が長すぎると内定が取り消される場合などそれぞれであるため、適切なコミュニケーションが欠かせません。
また、保留のお願いをする際には、メールや電話で丁寧に依頼し、いつまでに返事ができるかを明確に伝えるようにしましょう。
誠実な対応を心がけることで、企業側にも理解を得やすくなり、内定保留のリスクを最小限に抑えることができます。
【早期選考の内定保留は可能?】保留ができる期間の目安
早期選考の内定における、保留ができる期間の目安についても紹介します。
一言で言ってしまうならば、基本的には1週間程度が目安であり、場合によっては1ヶ月から2ヶ月でも問題ないこともあります。
それぞれ分けて詳しく紹介するため、参考にしてみてください。
基本的には1週間程度
内定保留の期間は企業によって異なりますが、一般的には1週間程度が目安とされています。
内定通知の際に保留が可能な期間についても併せて説明されることが多いため、通知を受けた際に内容をしっかりと確認しましょう。
保留期間が明示されておらず、返事ができない状況であれば、こちらから希望する保留期間を提案することも可能です。
その際には、具体的な返答期限を設定し、誠実な態度で伝えることが大切です。
企業側も採用活動のスケジュールを進めているため、返答のタイミングがずれてしまうと、採用枠の再調整が必要になる場合があります。
「就職する」「しない」の問題ではなく、人としての思いやりを持って、早めの連絡、そして明確な返答期限の設定をしましょう。
場合によっては1〜2カ月のケースも
早期選考においては、1〜2カ月など、長期の内定保留が認められるケースもあります。
特に、4月以降には大手企業の選考が実施されるため、それ以前の場合は保留期間を長めに設定しても、企業側も柔軟に対応してくれる場合が多いです。
また、早期選考に限らず、4月や5月など比較的早い時期に内定が出た場合も、数週間から1カ月程度ならば待ってくれることがあります。
一方で、夏以降など、多くの企業からの内定が出揃っている時期には、保留期間が短く設定されることが多くなるため、気をつけましょう。
この時期になると企業側も採用の最終調整に入るため、長期的な保留には応じにくくなるのが一般的です。
【早期選考の内定保留は可能?】内定を保留するメリット
続いて内定を保留することのメリットについて紹介します。
メリットを踏まえた上で自分が内定を保留するのか、それとも承諾してしまうのか、検討してみてください。
第一志望の企業の結果を待てる
内定を保留するメリットの1つは、第一志望の企業の選考結果を待てる点です。
就職活動では複数の企業から内定をもらうことも多々ありますが、その中で自分が最も行きたいと考えている企業の結果がまだ出ていない場合、内定を保留すれば選択肢を広げることができます。
もし第一志望の企業から内定をもらえれば、そちらに進むことができますし、万が一不合格となってしまった場合でも、保留している企業の内定を受けることで就職先を確保できます。
これにより「選択肢がない」という最悪の場合を回避でき、精神的な安定を保ちながら就職活動を進められるでしょう。
内定保留は自分にとって最も良い決断をするための時間を得る手段であり、就職活動の成功に向けた重要な戦略なのです。
他の企業と比較するための時間が確保できる
内定保留をすることで、他の企業と比較し、自分にとって最適な選択をするための時間を確保することもできます。
複数の企業から同時に内定を受けると、どの企業を選ぶべきか迷ってしまいますが、保留することで各企業の特徴や労働条件、将来性などをじっくりと比較する時間が得られます。
この時間を使って企業の社風や職場環境、キャリアパスの違いなどを再度調べ、自分の目指すライフスタイル・キャリアに最も適した企業を見極めることができるため、後悔のない選択ができるでしょう。
心の余裕を持って就活を進めることができる
内定保留のもう1つのメリットは、心の余裕を持って就職活動を続けられることです。
就職活動は自分のキャリアを決める重要な場面であり、焦りや不安を抱えたまま進めてしまうと、判断ミスを招くこともあります。
内定をもらった企業に対して「本当にここで働くことが自分にとって最適なのか?」と疑問を感じる場合や、企業の評判や働き方についてさらに確認したいと感じたときは、冷静に考える時間を作りましょう。
また、心の余裕があれば、自分の価値観や目標と企業の方針が一致しているかを改めて確認できるため、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながります。
不安な気持ちを抱えたまま入社を決断するのではなく、自信を持って選んだ企業で働けるようにするための有効な手段が「内定保留」です。
周りの人に相談できる
内定を保留することで周りの人に相談する時間を確保できるというメリットもあります。
最終的に入社先を決めるのは自分自身ですが、家族や友人、キャリアセンターのアドバイザーなど、周囲の意見を聞くことで新たな視点が得られたり、盲点に気づくことも多いです。
特に、実際にその業界で働いた経験がある人が知り合いにいるならば、話を聞くことで非常に参考になりますし、企業選びの重要なポイントを再確認する機会にもなります。
時間的な余裕を持って他人の意見を取り入れながら、じっくりと自分のキャリアを考えましょう。
また、周囲から後押ししてもらえれば、自分が抱えている不安や迷いを解消し、納得した上での内定承諾ができます。
【早期選考の内定保留は可能?】内定を保留するデメリット
内定を保留することには当然ながらデメリットも存在します。
全ての企業が内定を保留してくれるわけではありませんし、承諾してくれたとしても、良い印象を与えるわけではありません。
デメリットについて把握した上で保留するか、内定を承諾するか検討してください。
企業からの信頼度が下がる
内定を保留することで企業からの信頼度が下がる可能性があります。
企業側から見ると、内定保留の申し出は「入社意欲が低いのではないか」と受け取られることが多く、採用担当者にネガティブな印象を与えることは間違いありません。
企業は採用活動において内定を出した候補者が確実に入社することを前提に計画を立てているため、保留の申し出はスケジュールの再調整や他の候補者への対応など、予想外の負担をかけることになります。
内定保留を申し出る際には、誠実で丁寧な対応が必要であり「自分がお願いする立場であること」を十分に理解して、企業の立場も考慮しながら対応することが求められます。
真摯な姿勢を見せることで、信頼を失うリスクを最小限に抑えることができるでしょう。
内定取消になる可能性がある
内定を保留することは、最悪の場合、内定取消のリスクを伴います。
企業側も採用活動には限られたリソースとスケジュールがあり、内定を出した人数が上限に達することも多いため、保留によって計画が狂うと困ることも多いです。
特に採用の進行が早い企業や人員の確保が急務となっている企業では、内定保留が長引くと、その間に採用枠が埋まってしまい、内定が取り消されるケースもあります。
また、企業は最低限の採用人数を確保するために確実に入社する意思のある候補者を優先する傾向があります。
そのため、長く待たせてしまうと「他の、より確実に入社してくれる候補者を見つけたい」と判断され、早期に内定を切られるリスクが高まるのです。
保留期間については企業としっかり話し合い、できるだけ短期間で返事を出すことが求められます。
【早期選考の内定保留は可能?】内定を保留する方法
続いて、内定を保留するにあたって行わなければならないことや、内定を保留する方法について紹介します。
マイナスの印象を最小限に抑えるためにも、それぞれ参考にしてみてください。
基本的に電話で連絡する
内定を保留したい場合、基本的にはできるだけ早めに、電話で担当者に連絡することが望ましいです。
遅れるほど企業側のスケジュールにも影響を与えてしまうため、保留を決意したらすぐに行動しましょう。
電話での連絡の際にはまず内定をいただいたことへの感謝の意を述べ、保留の理由を正直に伝える必要があります。
また、電話で伝えた後に「先ほどはお電話にて内定保留をご承諾いただき、ありがとうございました」など、リマインドとして改めてメールでその旨を伝えておくと、企業側にも記録として残り、誤解を防ぐことができます。
電話とメールを併用することで、迅速かつ丁寧な印象を与え、確実に内定保留ができるでしょう。
時間帯によってはメールの方がいい場合も
内定保留の連絡は基本的に電話が望ましいですが、時間帯によってはメールでの連絡の方が良い場合もあります。
例えば、夜遅くや業務時間外の場合、担当者がすでに帰宅している可能性があるため、その時間に電話をかけるのは適切ではありません。
また、面接官が電話に出ない場合は、他の業務で忙しく、対応できないことも考えられます。
このような場合には、メールで内定保留をお願いする旨を伝えることを推奨します。
メールは何度も精査して、言葉を選んで丁寧に伝えることができるため、誠意を示しやすいのもメリットです。
メールを書く際には感謝の意、保留の理由、今後の返答予定などを明確に記載し、できるだけ早く送信するようにしましょう。
また、たとえメールでも、夜遅い時間の場合は「夜分に申し訳ありません」など添えておくと、印象が良いです。
入社する意欲があることを示す
内定保留の申し出をする際には、入社する意欲があることをしっかりと示さなければなりません。
保留の申し出があったとしても、前向きに検討しているという姿勢を伝えれば、相手に安心感を与えることができます。
一旦保留にする理由を正直に話しながらも「貴社に対しての熱意は強く持っている」「慎重に最善の決断をしたい」という趣旨の、前向きなコメントを添えることを推奨します。
これにより「一旦保留にはするものの、あくまで前向きに検討している」ことが伝えられます。
このような姿勢を見せることで、内定取り消しのリスクを下げ、企業からの信頼を維持することが可能です。
単に先送りするのではなく「貴社を選択肢の1つとして大切に考えているのです」という姿勢をしっかりアピールしましょう。
保留中は企業とこまめに連絡を取る
内定を保留している間も、企業とのコミュニケーションは絶やさないことを推奨します。
一旦話の区切りがついている場合は、特にわざわざこちらから連絡する必要はないかもしれませんが、相手が返信を待っている状況である場合は絶対に先送りにしてはなりません。
返信が早いことは、仕事ができる人であることの証明にもなりますし、何より「後回しにするということは優先度が低いのでは?」と思われてしまいます。
他の内定者がこまめに連絡を取っている中で、あなただけ連絡がなかなか返ってこないとなると、優先順位が変わってしまう恐れすらあるのです。
【早期選考の内定保留は可能?】内定を保留するときの注意点
続いて、内定を保留する時の注意点についても紹介します。
以下の注意点を押さえずに内定を保留してしまうと、マイナスな印象を与えてしまう可能性が高いです。
以下の4点を必ず意識した上で、内定保留の意思を伝えましょう。
早めに報告する
内定を保留する際は、決断したらすぐに企業に連絡することが最も重要なポイントです。
企業側の視点から見ると、内定保留の連絡が早ければ早いほど、採用計画の見直しや次の対応策を立てやすくなります。
採用活動は限られた期間とリソースの中で行われているため、連絡が遅れると企業のスケジュールに影響を与え、採用担当者に迷惑をかけることになりかねません。
また、早めに連絡することで企業に対して誠実さを示すこともでき、保留の申し出を快く受け入れてもらいやすくなります。
内定保留の連絡が遅くなってしまうと、企業側は待機時間が長くなる他、他の候補者への対応が滞る可能性もあるため、信頼を損ねるリスクも高いです。
迅速な報告を心がけ、企業との関係を良好に保ちましょう。
理由を素直に伝える
内定を保留する際には、その理由を素直に伝えることを推奨します。
嘘をついて理由を取り繕ってしまうと、その後の対応で矛盾が生じたり、話の辻褄が合わなくなったりしてしまうことが多いです。
人事担当者は、よほど新人の方でない限り、多くの候補者と接してきているため、曖昧な説明や不自然な説明はすぐに見抜かれてしまいます。
正直に保留の理由を伝えることで、企業も状況を理解しやすく、保留を受け入れてもらいやすくなります。
例えば「他の選考を待っている」や「家族と相談したい」といった内容ならば、素直に伝えて全く問題ありません。
企業側も誠実な対応には理解を示しやすく、信頼関係を損なわずに済む可能性が高いです。
真摯な姿勢を示し、企業との円滑なコミュニケーションを保ちましょう。
期限を伝える
内定を保留する際には、次の回答の期限を明確に設定し、それを企業に伝えなければなりません。
期限を決めずに「待ってください」と言うだけでは、企業側もいつまで待てば良いのか判断がつかず、採用活動が停滞してしまいます。
おそらく企業側がいつまで待てば良いのか聞いてくれることでしょうが、こちらから内定保留を申し出ているにもかかわらず、期限を指定しないのは非常に失礼なことです。
また、期限を設定することで、自分自身もだらだらと考え続けることなく、決断を下すまでの目安を持てます。
期限は一般的に1週間から2週間程度が適切とされていますが、こちらから断定するのではなく「〇月〇日(1週間後)までお待ちいただくことは可能でしょうか」など、あくまでまずは「提案する」ことを推奨します。
こちらから一方的に予定を押し付けるのではなく、日程を相談し、相手が承諾して、初めて期限は設けられるものです。
保留理由と面接での発言との矛盾に注意
内定を保留する際、保留の理由と面接での発言が矛盾しないようにも注意しなければなりません。
よくあるケースで、面接で「御社が第一志望です」と元気よく話していたにもかかわらず、内定後に「他の企業の結果を待ちたい」といった理由で保留を申し出てしまうことがありますが「面接で話していたことは何だったのか?」と思われてしまいます。
基本的に、面接で話したことについて、採用担当者は覚えています。
内定を出した相手ならば、なおさらです。
したがって、面接の回答と保留理由との整合性が取れていないと、信頼を失ってしまうリスクが高いと言えます。
保留を申し出る際には過去の発言との整合性を確認し、矛盾のない説明を心がけることが重要です。
【早期選考の内定保留は可能?】保留ができないと言われた場合の対処法
全ての企業が内定保留を承諾してくれるというわけではありません。
企業によっては「今すぐ承諾するか、辞退するかの返事をしてくれ」と言われる場合もあります。
このような場合はどうすれば良いのか、対策方法を3つ紹介するため、参考にしてみてください。
期間を決めて提示する
内定の保留が難しいと言われた場合は、具体的な期間を提示して、企業側に再度お願いしてみることを推奨します。
まずは他社の選考状況を確認し、現実的な返答期限を設定して提案してみてください。
例えば「他社の選考結果が1週間後に出る予定なので、その後すぐにご連絡いたします」といった具体的な日程を伝えると、企業も対応してくれる可能性があります。
「いつまで待ってもらえるか」を交渉するのも選択肢の1つです。
自分の希望だけを押し付けるのではなく、企業側の都合やスケジュールも考慮した上で、お互いの妥協点を見つけることが必要です。
また、交渉を行う際には、内定を出してくれたことへの感謝や、内定を保留してもらうことへのお詫びをしっかりと述べた上で依頼しましょう。
「内定保留をしてもらって当然」というスタンスの就活生と、「大変申し訳ないし、御社に入社する意欲は強いけれども、少しだけ待ってほしい」というスタンスの就活生がいる場合、誰もが後者の方に良い印象を持つはずです。
内定を承諾して裏で就活を進める
内定の保留が難しいと言われてしまった場合は、一旦承諾してしまって、裏で就活を進めるのも選択肢の1つです。
つまり「表向きでは入社すると伝えて、裏でこっそりと就活を継続する」ということです。
ただし、あまり誠実な方法とは言えません。
企業にも迷惑をかけてしまう可能性が非常に高い選択肢です。
したがって、やむを得ない場合にのみ活用し「このような選択肢もある」程度に考えておくことを推奨します。
これはあくまで「最終手段」ということを覚えておきましょう。
早期内定を辞退する
どうしても内定保留が認められない場合、思い切って内定を辞退することも選択肢の1つです。
内定を保留してくれない企業は将来的に社員の意見や要望を受け入れてくれない風土である可能性も高いからです。
自分の理想や希望に合わない企業で働き続けることは、長期的なキャリアを考えても不満や後悔を生むリスクが高いため、割り切って辞退することも選択肢の1つです。
もちろん「承諾してくれないならば、そんな企業に就職する必要はない」とまで言い切るわけではありませんが、融通が利かない企業である可能性は高いでしょう。
特に、優先順位が低めであったり、担当者との保留交渉のやり取りの際に不信感を感じたりした場合は、思い切って早期内定を辞退してしまうのも悪くありません。
【早期選考の内定保留は可能?】電話で内定保留を伝える際の例文
まずは電話で内定保留を伝える際の例文について紹介します。
以下のような言い方ならば、相手もよほどマイナスな印象を受けることはないでしょう。
先日内定通知をいただいた〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。
採用担当者の〇〇〇〇さま(フルネーム)はいらっしゃいますでしょうか。
内定のお返事についてお話ししたいことがあるのですが、ただいまお時間をいただいてもよろしいでしょうか。
本来であれば内定に関して回答をしなければいけない時期ですが、実はまだ決断ができかねております。
他にもいくつかの企業の選考を受けており、比較検討した上で慎重に判断したいと考えています。
御社で働く意欲は依然として強いのですが、もう少しだけお時間をいただけると大変嬉しく思います。そこで、内定承諾についての回答を〇月〇日までお待ちいただくことは可能でしょうか。
【早期選考の内定保留は可能?】メールで内定保留を伝える際の例文
続いて、メールで内定保留を伝える際の例文について3つ紹介します。
他の企業を待ちたい場合、他の企業からも内定をもらったため迷っている場合、家族と話し合いたい場合、それぞれ紹介するため参考にしてみてください。
「他の企業の結果を待ちたい」
採用担当〇〇〇〇(フルネーム)さま
お世話になっております。
先日、内定通知をいただきました〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。
すぐにでも内定の承諾について回答をしたいと考えてはいるのですが、再度〇月〇日まで保留期間を延長していただくことは可能でしょうか。
ただいま他にも選考を受けている企業があり、比較検討したいと考えています。
貴社に対するモチベーションは依然として高いですが、改めて選考が全て完了してから、内定をいただいた企業様同士で比較することで、冷静に自分に合った企業様を選べると考えています。
大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。
何卒、ご検討の程よろしくお願いいたします。
「他の企業からも内定をもらったため迷っている」
〇〇株式会社
お世話になっております。
先日、内定通知をいただきました〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。
すぐにでも内定に対する回答をさせていただきたいのですが、現在、決断できかねております。
複数の企業様から内定を頂戴しており、どちらの内定を承諾すべきか、検討しています。
貴社に対する志望度は変わりありませんが、将来に関わる重要なことであるため、慎重に検討していきたいと考えています。
そこで内定承諾についての回答を、〇月〇〇日までお待ちいただくことは可能でしょうか。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご検討の程よろしくお願いいたします。
「家族と話し合いたい」
採用担当〇〇〇〇(フルネーム)さま
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。
先日は内定についてご連絡いただき、誠にありがとうございました。
すぐにでも回答をしたいのですが、結論を出せておらず、お時間をいただく結果となってしまっています。
貴社への入社意欲は依然として非常に強いですが、自身の将来、キャリアを左右する重要なことであるため、様々な人の意見を仰ぎ、判断したいと考えています。
そのため、最後に家族と話をしたうえで、慎重に判断しようと考えています。
そこで、内定承諾についての回答を、〇月〇〇日までお待ちいただくことは可能でしょうか。
大変恐縮ではございますが、ご検討の程よろしくお願いいたします。
まとめ
本記事では早期選考の内定を保留する際に気をつけなければならない注意点や、保留できる目安の期間、電話で依頼する際、メールで依頼する際の例文を紹介しました。
早期選考で内定を得られるということは、あなたは企業に良い印象を与えられる、優秀な就活生ということであり、複数の選択肢が得られるはずです。
冷静に、相手企業に失礼のない範囲で内定を保留しつつ、企業をそれぞれ比較検討することで、あなたにとって最も良い就職先を見つけられるでしょう。
ぜひ本記事を参考にした上で、適宜、内定保留も活用しつつ、理想の就職ができるよう、工夫してみてください。