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・事務職とは
・事務職に向いている人の特徴
・向いている人に近づく方法
・事務職に興味がある人
・自分が事務職に向いているか知りたい人
・効率的に就活を進めたい人
はじめに
事務職は多くの方が志望する仕事の1つではありますが、もちろん仕事なので、向いている人と向いていない人が存在します。
そこで今回は事務職の概要について紹介しつつ、事務職に向いている人の特徴や向いていない人の特徴、また向いていない場合はどのような対策をすれば良いのかなどについて詳しく紹介します。
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【事務職に向いている人の特徴】事務職とは
事務職は文字通り企業において事務を扱う職種で、担当する業務は非常に多岐にわたり、企業によって仕事内容が全く異なったり、小さい企業ならば全ての業務を任されたりと様々な場合が存在します。
したがって、就活をする際は事務職全体だけでなく、志望する企業の事務職についての情報も集めておくことを推奨します。
- 平均年収
- 就職難易度
平均年収
事務職の平均年収は職種や企業の規模、年数によって異なりますが、一般的に男性の平均年収は400万円前後とされています。
女性の場合、平均年収は350万円前後となるケースが多いです。
これはあくまで全体的な数字であり、実際には企業や業界によって大きく差が出ることもあります。
大企業などでは総務事務や経理事務などで管理職に昇進することで年収が大きく増えるケースもありますし、中小企業や派遣社員として事務職で働くと、年収が300万円を下回ることも少なくありません。
一概に言えない部分が多いため、まず自分が目指す企業の条件を調べることを推奨します。
就職難易度
事務職の就職難易度は他の職種と比べても高いと言えるでしょう。
その理由として、特に女性を中心に人気が高い職種であることが挙げられます。
デスクワーク中心であり、体力的な負担が少なく、比較的安定しているというイメージが強く、多くの求職者が応募します。
特に新卒採用や転職市場でも、安定志向の高い求職者が集中するため、競争率が高くなりがちです。
また、募集自体が少ないという点も難易度を上げる要因です。
事務職は業務効率化やアウトソーシングが進んでおり、何より離職率が低いため、新たに人材を採用する必要がない企業が多いのです。
【事務職に向いている人の特徴】事務職適正チェックリスト
② 人をサポートすることにやりがいを感じる
③ 細かいミスにすぐ気づくタイプだ
④ 複数のタスクを計画的にこなすのが得意
⑤ 一人で集中する時間が好きだ
⑥ 書類整理やファイル分けが好き
⑦ コミュニケーションは必要最低限で十分
⑧ ルールを守ることが苦にならない
⑨ Officeソフト(Word/Excelなど)をある程度使える
⑩ 感情の起伏は少ない方だと思う
YESが8〜10個:
あなたはかなり事務職向きです。正確性・継続力・サポート力などが求められる場面でもストレスなく活躍できるでしょう。
YESが5〜7個:
適性あり。苦手なポイントを工夫すれば十分活躍できます。まずは事務職からキャリアを始めるのもおすすめです。
YESが0〜4個:
事務職は少し不向きかもしれませんが、工夫や成長によって適応できる可能性も。向いていない理由を踏まえて他職種も検討してみましょう。
【事務職に向いている人の特徴】事務職の種類
続いて、事務職の種類についても紹介します。
量が多いため全て読むのは大変かもしれませんが、あなたがもしベンチャー企業など、比較的規模が小さめな企業への就職を検討している場合は全て確認しておくことを推奨します。
大手の場合は1つの業務を専門的にこなすだけで問題ありませんが、ベンチャーや中小企業の場合は事務に関わる全ての業務を一任される可能性があるからです。
- 一般事務
- 営業事務
- 総務事務
- 経理事務/財務事務
- 人事事務/労務事務
- 医療事務
- 金融事務
- 法務事務
- 貿易事務
一般事務
一般事務は企業内で幅広い事務作業を担当し、業務全体の円滑な進行を支える重要な役割です。
書類のファイリングやパソコンを用いたデータ入力、資料作成、問い合わせ対応などが主な業務内容であり、正確性とスピードが求められます。
一般事務は他の事務職と異なり、特定の専門知識が不要であることが多いですが、その分様々な業務に柔軟に対応する力が必要です。
また、社内の他部門や外部の顧客と関わることも多く、良好なコミュニケーション能力も求められます。
一般事務での経験は他の事務職やさらなるキャリアステップに活かせることが多いです。
業務の効率化や情報の整理力を磨きながら、組織全体の運営に貢献できる職種であると言えるでしょう。
営業事務
営業事務は営業担当者をサポートし、営業活動がスムーズに進むように様々なバックオフィス業務を担当する専門職です。
見積書や請求書の発行、発注や在庫の管理などが主な業務で、正確で迅速な処理能力が求められます。
また、顧客とのやり取りや営業担当者との連携が多いため、コミュニケーション力や調整力も重要です。
そして何より、複数の業務を同時にこなすマルチタスク力が必須であり、営業部門のパフォーマンスを最大限に引き出すサポート役として欠かせない存在です。
加えて、日々の受注や在庫状況の把握を行い、営業活動における情報提供やアドバイスなどの意思決定のサポートを通じて、営業活動全体の効率化を支えています。
総務事務
総務事務は企業の円滑な運営を支えるための環境整備と社内サポートを行う職種です。
総務事務の業務は幅広く、オフィス家具や備品の管理、設備のメンテナンス手配、さらに社内行事やイベントの調整なども含まれます。
社員が快適に働ける環境を整え、企業全体の運営がスムーズに進むようにサポートする役割があり、緻密な管理能力と柔軟な対応力が求められます。
さらに、冠婚葬祭の手配やトラブル対応といった業務も担当することがあり、臨機応変に対応できるスキルがなければ、なかなか難しいでしょう。
総務事務は社内の信頼と円滑な運営を支える基盤的な役割を果たし、企業全体の生産性を高めるために欠かせない職種です。
経理事務/財務事務
経理事務と財務事務は企業の金銭管理を担当し、財務の基盤を支える専門的な事務職です。
経理事務は日常の入出金管理、会計記帳、決算業務、経費精算などが主な業務であり、正確なデータ処理と数字に対する強い理解が必要です。
財務事務は企業の資金調達や予算作成、経営戦略に基づく資金管理など、経営の視点を持った予算管理が求められます。
いずれも高度な会計知識や財務スキルが必要であり、企業の経済活動を支えるための重要な役割です。
正確性と細かな処理能力が求められるこの職種では「企業全体の財務健全性」を支えるために大きな責任が伴います。
まさに、経理・財務事務は企業経営を裏から支え、成長の基盤を作り出す貴重な存在なのです。
人事事務/労務事務
人事事務と労務事務は企業で働く社員に関する管理やサポート業務を行う職種であり、社員の働きやすい環境を整える役割を担っています。
人事事務は採用活動や社員教育、キャリア形成支援など、人材開発に関わる業務が中心です。
労務事務は給与計算や勤怠管理、福利厚生の運用、安全衛生の管理など、社員の労働環境をサポートする業務を担当します。
労務に関する法令の知識や正確なデータ処理力が必要であり、さらに社員との調整や相談対応を通じてコミュニケーション力も重要です。
このように、人事・労務事務は企業の成長に必要不可欠な人材の定着率向上や労働環境の改善を目指し、日々改善を繰り返す仕事と言えます。
医療事務
医療事務は病院やクリニックなどの医療機関で医師や看護師をサポートし、患者への対応や事務手続きを行う職種です。
主な業務は患者の受付・会計業務、診療費の請求処理、カルテの作成・管理、入退院の手続きなどです。
医療事務は医療の現場における事務作業全般を担当し、医療サービスが円滑に提供されるよう、サポートを行います。
患者や医師とのコミュニケーションも頻繁にあるため、対話力とホスピタリティ精神が重要です。
医療事務は専門資格こそ必須ではないものの、医療業界独自の知識や手続きが多く、医療現場での役割を理解し、適切にサポートできるスキルが求められます。
患者が安心して医療サービスを受けられるように、医療事務は医療機関の重要な一員として貢献する仕事なのです。
金融事務
金融事務は銀行や証券会社などの金融機関で働き、金融取引や顧客対応をサポートする事務職です。
具体的には窓口での顧客対応、各種書類の作成、データ入力、電話やメールでの問い合わせ対応が主な業務となります。
金融業界では金銭を取り扱うため、特に正確なデータ処理や高度なコンプライアンス意識が必要です。
顧客と直接接する場面も多いため、信頼を得るための丁寧で誠実な対応が求められます。
金融事務は日常的なデータ処理や顧客対応を通じて金融機関全体の信頼性を支える存在であり、顧客からの信頼を確立し、組織の円滑な運営に貢献する重要な役割を果たしています。
法務事務
法務事務は企業の法務部門で法律に関する事務作業を担当し、企業の法的なリスク管理をサポートする専門職です。
契約書の作成や確認、法的トラブルの対処、顧問弁護士との連携、公式文書の管理など、幅広い業務を行います。
法務事務には法律知識が不可欠であり、企業が法的リスクを回避し、円滑な事業活動を続けられるようにサポートする役割です。
企業が営業活動を行う中で、知らず知らずのうちに法令に抵触してしまうこともあるため、常に目を配る観察力も求められます。
法的な基盤を強化し、契約や取引に伴うリスクを適切に管理することで、企業の信頼を守ります。
このように、法務事務は企業の法務体制の基盤を支える重要な役割です。
貿易事務
貿易事務は輸出入に関わる企業で働き、貿易に関連する手続きを担当する事務職であり、企業の国際ビジネスをサポートします。
輸出入書類の作成、出荷や輸送の手配、納品管理などが主な業務で、国際取引を円滑に進めるために正確な書類管理が求められます。
貿易事務では英文書類の作成や海外取引先とのやり取りが多く、語学力と国際取引に関する知識が必要です。
また、貿易には非常に細かい規制があるため、法令遵守の意識も不可欠です。
貿易事務は企業の国際ビジネス活動の成功に貢献する重要な役割を果たし、各国とのビジネスをつなぐ架け橋となる職種と言えます。
【事務職に向いている人の特徴】向いている人の特徴
続いて、事務職に向いている人の特徴についても紹介します。
以下の7つが当てはまる人は事務職に向いている可能性が高いと言えるでしょう。
自分が何個当てはまるかを確認した上で、当てはまらない部分は就活本番までに可能な限り近づけるように取り組んでみてください。
- コツコツと業務に取り組める人
- 他の人のサポートに徹することができる人
- 臨機応変に対応できる人
- 責任感のある人
- コミュニケーション能力のある人
- パソコンスキルがある人
- タスク管理スキルがある人
- 気配りができる人
- 基本的なビジネスマナーがある人
- 細部にまでこだわることができる人
- 几帳面で正確性を重視する人
- 安定した対応ができる人
- 高い倫理観と守秘義務を守れる人
- チームプレイヤーである人
コツコツと業務に取り組める人
事務職においては毎日のルーティン業務を地道にこなす能力が求められます。
大きなプロジェクトを担当するというようりも、定型化された業務を繰り返すことが多いため、飽きずに一定のペースで取り組む力が重要です。
また、事務職はミスの少なさが重視される職種であり、毎日正確に同じ業務を繰り返すことで、ミスを防ぐ精度と効率が高まります。
書類の整理やデータ入力などをミスなくこなす、細かい作業の積み重ねこそ、事務職の役割です。
日々の地道な作業を軽視せず、責任を持って一つひとつの業務に取り組む姿勢こそ、企業がまさに事務職に求めている要素です。
他の人のサポートに徹することができる人
事務職は他のメンバーの業務をサポートする重要な役割を担っています。
自分の成果が直接的に表に出ることは少なく、むしろ他の職種や部門が円滑に業務を進められるように影で支える仕事です。
そのため、サポート役に徹することにやりがいを感じられる人は事務職に向いています。
営業部門や経理部門の業務をバックオフィスから支援し、スムーズに仕事が進む環境を整えることが多いため、他の人が成果を上げることを自分の喜びとできる人が理想です。
また、他人を支える姿勢は周囲に信頼感を与え、組織の生産性向上に貢献できるものです。
他者の成功を裏からサポートし、職場全体にポジティブな影響を与えられる人こそ、事務職において欠かせない存在です。
臨機応変に対応できる人
事務職にはルーティンワークが多いですが、予期せぬ業務や緊急対応が求められる場合も多々あります。
例えば、急な会議準備や資料作成、顧客からの突発的な問い合わせ対応など、事前に計画されていない業務が発生することもあるのです。
こうした状況で柔軟に優先順位をつけ、落ち着いて対応できる人は事務職で高く評価されます。
臨機応変に対応できる能力があれば、突発的な依頼にもストレスなく対応でき、周囲の信頼を得ることもできます。
また、冷静に判断し、最適な解決策を見つけ出せる柔軟な思考は、円滑な業務の進行にも役立つものです。
臨機応変に対応できる人は企業全体の業務をスムーズにし、チームの生産性を高められる存在として、長く企業から重宝されるでしょう。
責任感のある人
事務職は正確で迅速な処理が求められるため、責任感が欠かせません。
多くの業務には期日が定められており、例えば請求書処理や報告書の提出が遅れると業務全体のスケジュールに影響が出る可能性があります。
どんな状況でも任されたタスクをしっかりと完遂する姿勢が求められ、常にスピードと正確さを両立させる責任感が必要です。
また、細かい業務のミスや遅延が企業どころか外部にも影響を及ぼすことが多いため、自分の業務が他者や組織に及ぼす影響を理解し、どのような状況でもきちんと対処できる意識が重要です。
ミスを防ぎながら、確実にタスクを遂行する責任感が不可欠です。
コミュニケーション能力のある人
事務職は多くの部署と連携し、様々な業務をサポートするため、優れたコミュニケーション能力が必要とされます。
特に、情報を正確に伝えるスキルや他者の意図を理解する能力が求められ、業務において確認や日程などの調整を頻繁に行う場面が多く発生します。
例えば、営業担当者との連携や他部門とのやり取りなど、他者とのやり取りを通じて業務を進めるため、信頼関係を築くためのコミュニケーション力が重要です。
さらに、複数の業務をスムーズに進めるためには問題があれば迅速に共有し、連携を図る能力も欠かせません。
相手に合わせて柔軟に対応し、適切な表現や配慮を持って伝達できる人は、職場の潤滑油として貢献できることでしょう。
パソコンスキルがある人
事務職ではデジタルツールを駆使して効率的に作業を進めるため、一定のパソコンスキルが不可欠です。
Excelでのデータ集計やWordでの文書作成、PowerPointでのプレゼン資料作成など、多岐にわたるツールを使いこなす力が求められます。
こうしたスキルがあれば、事務処理を効率化し、短時間で正確に業務を完了することができ、企業からもひっぱりだこになるでしょう。
企業によってはMOSなどの資格が必須とされているところもあるため、早い段階で学習を始め、取得しておくと内定を獲得しやすくなります。
「資格がない=仕事ができない」ということではありませんが、採用担当者が履歴書を見た際に資格が記載されていると、注目度が上がることは間違いありません。
タスク管理スキルがある人
事務職は複数の業務を同時にこなすことが多く、効率的にタスクを管理するスキルが重要です。
優先順位を正確に判断し、計画的にスケジュールを組むことで業務の進行をスムーズにすることができます。
タスク管理スキルがあれば突発的な業務が追加されても柔軟に対応でき、他のスタッフに影響を及ぼすことなく全体の進捗を管理することが可能です。
タスクを視覚化し、リストやスケジュール表を活用するなど、自分の進捗を把握できる人は日々の業務をスムーズにこなせることでしょう。
さらに、期限を厳守し続けることで周囲からの信頼も得やすくなり、安心して業務を任せられる存在として評価されます。
気配りができる人
事務職に向いている人の特徴として、気配りができることが挙げられます。
事務職は周囲の状況をしっかりと把握し、必要に応じてサポートを行うことが大切です。
上司が急な対応をしている際にはお茶を用意したり、関連資料を持っていくなど、状況に応じたサポートが欠かせません。
また、オフィス内でも細かな気づきが求められます。
書類が乱雑になっていれば整理し、備品が不足していれば補充するなど、他の社員が気づかない部分にも気を配ることが求められる仕事です。
基本的なビジネスマナーがある人
事務職では基本的なビジネスマナーが必須です。
来客対応、電話応対、メールでのやり取りなどは適切な言葉遣いやマナーを守ることが必要不可欠と言えます。
来客が多い場合には笑顔で対応し、依頼を受けた際の案内やお茶出しなど、丁寧な対応が必要ですし、電話応対では会社の代表としての意識を持ち、相手の話を正確に聞くことが大切です。
特にクレームや問い合わせ対応では相手の意見を傾聴し、冷静かつ丁寧な対応が求められます。
ビジネスマナーがあれば、こういった業務も滞りなくこなせるでしょう。
細部にまでこだわることができる人
細部へのこだわりも非常に重要な要素の1つです。
事務職は書類作成やデータ管理、スケジュール調整などを行うため、小さなミスが大きなトラブルにつながるケースも少なくありません。
特にExcelでのデータ入力では数字を1つ間違えただけで、報告資料全体の信頼性が損なわれることもあります。
また、企業の会議資料で誤字脱字があると、信頼を失う要因となりかねません。
したがって、細かい部分にも気を配り、何度も確認作業を行える人が重宝されます。
几帳面で正確性を重視する人
事務職では、日々の業務において正確性が最も重要視されます。
ミスのない書類作成やデータ入力を行うためには、細部にまで注意を払う几帳面さが欠かせません。
特に、数字の打ち間違いや記載漏れが業務全体に大きな影響を及ぼすこともあるため、ルールや手順に従いながら丁寧に作業を進められる力が求められます。
こうした几帳面な性格は、社内での信頼を築く上でも大きな武器となります。
任された仕事をミスなく遂行できる人は、周囲から安心して仕事を任されやすく、事務職として高い評価を得ることができます。
結果として、業務の質を安定的に保つことにもつながり、組織全体の信頼性にも貢献します。
安定した対応ができる人
事務職では、日常的な業務に加え、急な依頼やイレギュラー対応も発生します。
そうした場面で求められるのが、感情に左右されずに冷静に業務を遂行できる安定感です。
感情の起伏が少なく、どのような状況でも落ち着いて対応できる人は、周囲からの信頼を得やすく、職場における安心感を生み出します。
特に、外部とのやり取りや社内の調整役を担う事務職においては、感情的にならずに業務を淡々とこなす姿勢が重視されます。
業務が多岐にわたり、トラブル対応も含まれる中で、安定したパフォーマンスを発揮できる人は、チームにとって欠かせない存在となります。
冷静な判断と丁寧な対応ができる人材は、長期的にも重宝されるでしょう。
高い倫理観と守秘義務を守れる人
事務職は、企業活動における重要情報を数多く扱うポジションです。
給与情報、個人情報、契約書、社内文書など、機密性の高いデータを日常的に取り扱うため、高い倫理観と守秘義務を徹底する姿勢が不可欠です。
たとえ気軽な会話であっても、情報漏洩につながるような発言は避けるべきであり、業務中だけでなく日常の行動にも注意が求められます。
信頼される事務職とは、情報を適切に扱い、常に冷静に管理する人のことです。
また、正しい判断のもとで情報共有の範囲を見極める力も求められます。
社内外の信頼関係を築くためにも、誠実さと責任感をもって情報管理を徹底できる人物が、事務職には強く求められています。
チームプレイヤーである人
事務職は一見すると一人で黙々と作業する印象を持たれがちですが、実際には多くの場面でチームや他部署との連携が求められます。
たとえば、営業部門や企画部門からの依頼に対応する中で、相手の意図を正確に読み取り、スムーズに調整する力が必要です。
その際に活きるのが、チームプレイヤーとしての姿勢です。
自分本位ではなく、相手の立場に立って物事を考え、丁寧なコミュニケーションを心がけられる人は、社内外との信頼関係を築きやすくなります。
また、チーム内の情報共有や助け合いにも積極的に取り組める人は、職場の雰囲気を良くし、円滑な業務遂行に大きく貢献します。
協調性と思いやりは、事務職に欠かせない資質のひとつです。
【事務職に向いている人の特徴】向いていない人の特徴
続いて、事務職に向いていない人の特徴についても紹介します。
以下の3点が当てはまってしまう場合は、事務職に向いていない可能性が高いと言えます。
しかし、それでも事務職として就職したいと考えている場合は次に紹介している「向いている人に近づくための方法」についても確認してみてください。
・同じ作業の繰り返しに飽きてしまう人
・数字に苦手意識がある人
・人とのコミュニケーションを避けたい人
同じ作業の繰り返しに飽きてしまう人
事務職は日常的に決められた業務をルーティンとして繰り返すことが多く、一定の手順に基づいた作業を着実に進めていく役割です。
ファイリング、データ入力、書類整理やチェックといった業務がメインで、新しい刺激や大きな変化が求められる場面は少ないため、常に新しいことに取り組みたい人や、単調な作業にすぐに飽きてしまう人には不向きと言えます。
また、事務職は正確さが最も重視されるため、同じ作業でも集中力を保ち、ミスを防ぐことが求められます。
飽きっぽい人はこのような反復作業がストレスや不満の要因となることが多く、業務全体に対して意欲を持続することが難しいでしょう。
しかし、より効率化を目指すなど、作業に達成感を見出すことで、新たなやりがいや自己成長を感じられる可能性もあります。
とはいえ、飽きっぽい人に「向いている職種」とは言い難いでしょう。
数字に苦手意識がある人
事務職ではデータ入力や請求処理、財務管理など、数字を扱う作業が多く、数字の取り扱いに慣れていないと、ミスのリスクが増えてしまいます。
経費の精算や計算、顧客情報の管理といった場面では数字の正確な把握が求められ、誤ったデータが報告されると業務全体に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、請求金額の記入ミスや会計処理における数字の不備があれば取引先や顧客からの信頼を損なうリスクがあるため、数字の取り扱いには慎重さが必須です。
数字に苦手意識がある人は業務においてストレスがかかることが多くなるでしょう。
事務職で活躍するためには、基本的な数字への理解と正確な処理スキルが欠かせません。
数字に対する不安がある場合は資格取得やスキルアップを通じて苦手意識を克服することが重要です。
人とのコミュニケーションを避けたい人
事務職は単独で行う作業のイメージが強いかもしれませんが、様々な部署や同僚と連携して業務を進める場面が多く、他のメンバーとのやり取りが業務に欠かせません。
書類の確認や進捗状況の共有、業務に関する相談やサポートなど、業務内でのコミュニケーションが業務の成否に関わることもあります。
特に営業事務や総務事務のように他部門や外部の協力会社と連携する機会が多い事務職でコミュニケーションを避けてしまうと、情報が行き届かず、業務全体に遅れやトラブルが発生することも考えられます。
事務職においては積極的に相手の話を理解し、スムーズなやり取りを行う力が必須なのです。
コミュニケーションを苦手と感じる人でも、業務を通じて徐々に対話スキルを向上させることが大切であると言えます。
【事務職に向いている人の特徴】事務職に就くメリット
続いて、事務職に就くメリットについて紹介します。
以下の3つのメリットはどのような企業に就職しても、事務職として働くならば享受できる可能性が高いものです。
ぜひ自分の希望と照らし合わせて、事務職として働きたいか考えてみてください。
・ワークライフバランスがとりやすい
・スキルアップが可能
・長期的なキャリアが可能
ワークライフバランス(WLB)が取りやすい
事務職の大きなメリットとして、ワークライフバランスが取りやすい点が挙げられます。
事務職は規則的な勤務形態が多く、土日祝日は休みとなるケースがほとんどであるため、プライベートの時間を確保しやすいのです。
定時で業務が終了することも多いため、残業が少ない点も魅力です。
これにより、仕事と家庭の両立がしやすく、子育てや趣味の時間を確保しやすい環境が整っています。
また、繁忙期や突発的な業務が発生しない限り、急な残業や休日出勤が発生しにくいため、予定を立てやすいのも特徴です。
スキルアップが可能
事務職に就くことで、様々なスキルアップも期待できます。
PCを使用する機会が多く、Word、Excel、PowerPointなどのOfficeソフトの操作はもちろん、文書作成やデータ集計、資料作成など、ビジネスに必要な基本的なPCスキルが身につきます。
また、電話対応やメール対応を通じてコミュニケーションスキルが磨かれ、ビジネスマナーが確実に身につく点も魅力です。
さらに、データ入力や会議資料の作成を通じて、細かなチェック力や正確性が鍛えられるため、他の職種でも役立つ汎用的なスキルも養えます。
他の職種へキャリアチェンジ・転職する際にも、これらのスキルが評価される可能性が高く、転職においても有利となるでしょう。
長期的なキャリア形成が可能
事務職は長期的なキャリア形成がしやすい点も大きなメリットです。
大手企業や安定した業界の事務職では定年まで働き続けるケースが多く、雇用が安定している傾向にあります。
また、経験を積むことで、総務や人事、経理など、より専門性の高い業務にステップアップできるチャンスも広がります。
1つの企業で長く働くことで社内業務に精通し、信頼関係を築けるため、管理職やリーダー職を任されることも多いです。
また、事務職で培った正確性や調整力、コミュニケーションスキルは他部門へ異動してもキャリアに役立つでしょう。
【事務職に向いている人の特徴】事務職に就くデメリット
続いて、事務職に就くデメリットについて紹介します。
以下の3つを確認した上で、これまでの内容と照らし合わせて、自分が本当に事務職として働きたいのか、検討してみてください。
- ルーティンワーク
- 給与水準が低い
- IT化による影響
ルーティンワーク
事務職のデメリットの1つとして、ルーティンワークが多い点が挙げられます。
事務職はデータ入力、書類整理、ファイリング、備品管理、会議資料の作成など、日々同じような作業が多いです。
これらの業務は基本的に決まった流れに沿って行われるため、どうしても単調に感じやすくなります。
特に作業のやり方が確立されている場合、自分なりの工夫を加えて新しい方法を試す機会も少なく、業務に対してモチベーションを維持するのが難しい人も多いです。
仕事において変化を求める人や、新しいチャレンジを好む人には物足りなさを感じる職種かもしれません。
給与水準が低い
事務職は他の職種に比べて給与水準が低めであることが多く、その点もデメリットであると言えます。
特に、専門的なスキルや資格を必要とする職種や営業職・技術職などと比べると、どうしても年収が少ないことが多いです。
その理由として、特別な資格を必須としない場合が多い点が挙げられます。
また、昇給や昇進のペースも他の職種と比べると緩やかであり、キャリアアップを目指しても管理職ポジションが限られているため、大幅な年収アップは期待しにくいということは覚えておいた方が良いかもしれません。
IT化による影響
事務職が直面するもう1つのデメリットとして、IT化や業務自動化の影響を強く受ける点が挙げられます。
近年、AIやRPA技術が進化し、企業の業務効率化が加速しています。
これに伴い、データ入力や書類作成など、典型的な事務作業が自動化され、人間が行う必要がなくなるケースが増えています。
そのため、企業においては事務職の削減も進んでおり、将来的な雇用の不安定さが問題視されているのです。
特にITリテラシーが低いと、こうした変化に対応できず、職を失うリスクも高まります。
【事務職に向いている人の特徴】向いている人に近づく方法
「事務職に向いていない人の特徴」が複数当てはまってしまった場合、またはより内定に近づきたいと考えている場合は、ぜひ以下の2つの対策に取り組んでみてください。
向いていない人はもちろん、向いている人もより企業にとって魅力的な人材としてアピールしやすくなる可能性が高まります。
- 自分軸を見つける
- やりがいを見つける
- OB/OG訪問を行う
- 事務職に向いているか確かめる
自分の軸を見つける
事務職に向いている人に近づくためには、まず「自分の軸」を見つけることが重要です。
自分の軸とは仕事において自分が大切にしたい価値観や目指したい方向性のことを指します。
自分自身がどのような環境でやりがいや意義を感じられるのかを把握することは事務職を目指す場合だけでなく、どのような企業を目指す場合にも欠かせません。
まずこれまでの経験や自身の特性を振り返り、どのような作業や状況で満足感を得られるかを考えてみると良いでしょう。
例えば、チームで働くことが好きであれば、社内での連携が求められる部署や、他部門と関わることの多いポジションが向いているかもしれません。
また、安定したルーティンワークに充実感を感じられる場合、データ入力や会計業務といった定型作業で強みを発揮できる可能性があります。
何が得意で、何を大切にしているのか、自分で考えてみましょう。
やりがいを見つける
事務職で長く働き、成長していくためには「やりがい」を見つけることが非常に大切です。
やりがいは自分の行動指針やモチベーションを支える柱であり、業務の質を向上させる原動力となります。
事務職は目標が見えにくく、単調に思える業務が多いかもしれませんが、効率化を目指すなど楽しみを見つけることもできますし、サポート能力など、様々なスキルが身につく職種です。
他の社員のサポートを通じて職場全体の業務効率が向上することに喜びを感じるならば、そのサポート業務に対してさらなる工夫を凝らしていくことはやりがいにつながります。
また、スキルアップのために新しい業務に挑戦したり、自分の知識を広げたりすることで、業務に新たな視点や深みが生まれることもあるでしょう。
これまでの人生で自分がやりがいを感じた瞬間と、事務職のメリットなどを照らし合わせてみましょう。
OB/OG訪問を行う
事務職を目指す際にはOB/OG訪問を通じて実際の業務内容を理解することが重要です。
事務職は一見するとデータ入力や書類作成が中心のシンプルな業務に思われがちですが、企業や部署によって業務内容が大きく異なります。
したがって、実際に事務職として働いている人の話を直接聞いて、リアルな仕事内容や職場の雰囲気を知ることが大切です。
職場ごとの特徴や、日々感じるポイント、業務で工夫していることなどを聞くことで、インターネットでは得られない様々な情報が得られるでしょう。
事務職に向いているか確かめよう
事務職に向いているかどうか自分自身で判断するのが難しいと考える人は、自己分析ツールや適職診断を活用して自分の特性を客観的に把握することも有効です。
冒頭でも説明しましたが、弊社が提供している適職診断ツールは性格やスキル面から事務職への適性を分析可能で、初めて就活を行う方でも自分が事務職に向いているか判断しやすくなります。
完全無料で利用できますし、サクッと質問に答えるだけですぐに診断結果が出るため、気になる方はぜひ利用してみてください。
【事務職に向いている人の特徴】事務職のキャリアパス
事務職はルーティン業務中心と思われがちですが、実はスキル次第で多様なキャリアパスが広がっています。
経理・人事・総務などの専門分野で経験を積むことで、専門職としての道を深めることができます。
また、業務改善やDX推進の経験を活かして、企画職やマネジメント職へステップアップする人も増加中です。
自身の志向に応じた成長が可能な職種です。
- 専門職ルート
- 管理職ルート
- 企画・営業支援ルート
目指すポジション
人事事務 → 人事労務スペシャリスト/採用担当
経理事務 → 経理財務スタッフ → 経理マネージャー
法務事務 → 契約管理/コンプライアンス担当
・必要スキル・資格
簿記、社会保険労務士、ビジネス実務法務検定、Excel上級スキル など
業務効率化、専門知識、最新法令への理解
・特徴
「得意領域」を深掘りして、替えがきかない人材に
特定の業務に集中して熟練度を高める
・目指すポジション
総務/庶務 → チームリーダー → 管理部門マネージャー → 管理部長
アシスタント → 部署全体のオペレーション責任者
・必要スキル・資質
メンバー育成力、部門間調整力、業務改善力、数字管理能力
PCスキルに加え、プロジェクト推進能力やタスク管理力
・特徴
「幅広く浅く」から「幅広く深く」へ進化
チームマネジメントや部門統括に関わることも
・目指すポジション
営業事務 → 営業アシスタントリーダー → 営業企画
総務事務 → 採用広報や社内イベント企画、広報・IRなどへ転身
・必要スキル
プレゼン・資料作成スキル(PowerPoint)
ヒアリング力/社内外との交渉力/マーケティング的視点
・特徴
ベンチャーや中小企業に多い「業務横断型」
事務からスタートして、広報・企画・人事などへ展開
「ベンチャー企業における事務職」の特徴
ベンチャー企業の事務職は、大企業と比べて業務範囲が広く、裁量が大きいのが特徴です。
限られた人員で業務を回すため、単なるルーティン業務にとどまらず、改善提案や仕組みづくりにも関わる機会が豊富です。
若手でもアイデアが反映されやすく、組織の成長に応じて役割が変化するため、自分の成長と会社の成長をリンクさせながら働きたい人にとって、非常に魅力的なフィールドです。
幅広い業務を担当する「マルチロール型」
ベンチャー企業の事務職は、限られた人員で業務を効率よく回すため、一人ひとりが複数の業務を兼任する「マルチロール型」が一般的です。
たとえば、一般事務に加えて営業事務・人事・経理・総務といった異なる分野の仕事を同時に担当することも珍しくありません。
そのため、対応力やスケジュール管理能力が求められる一方で、幅広いスキルを習得できるチャンスでもあります。
自分の得意分野を発見したり、キャリアの方向性を見定めたりするうえでも貴重な経験となるでしょう。
型にはまらず柔軟に働きたい人にとって、成長実感を得られる環境です。
若手のうちから「改善提案」や「仕組みづくり」に関われる
ベンチャー企業では、年齢や経験年数に関係なく、意欲のある人にどんどん仕事が任される文化があります。
事務職も例外ではなく、日々の業務に加えて、業務フローやシステムの見直し、社内マニュアルの作成など仕組みをつくる側として関わることができます。
たとえば、勤怠管理システムを自ら提案し導入を主導するといった経験も可能です。
意思決定のスピードが速いため、自分のアイデアがすぐに実行に移され、組織に変化をもたらす実感が得られます。
「もっとこうしたい」という意見を持つ人にとっては、それを形にできるチャンスが多く、事務職でも主体的に動ける環境が整っています。
組織成長フェーズに応じて役割が進化する
ベンチャー企業は、創業期・成長期・拡大期と組織のステージが急速に変化していくため、それに伴い事務職の役割も進化していきます。
創業期には備品管理や経費処理といった最低限の業務からスタートし、成長期には採用や制度構築など、会社の基盤づくりに関与することも。
拡大期や成熟期には、労務管理や法務対応、IPOに向けた体制整備など、より高度で専門的な業務が求められるようになります。
こうした変化の中で、自身のスキルアップやキャリアの広がりを実感できるのがベンチャーの事務職の醍醐味です。
会社と共に成長したい人には最適な環境といえるでしょう。
一人目事務になるケースもある
ベンチャー企業では、事務職の初めての採用=「一人目事務」となるケースも珍しくありません。
その場合、業務の進め方に前例がない中で、自らフローを構築し、ゼロから仕組みを整えていく役割を担います。
これは大変な挑戦であると同時に、自分の手で会社のスタンダードをつくれるやりがいの大きな仕事です。
また、社長や役員と直接やり取りをする機会も多く、経営の視点に触れながら業務を進められる点も魅力です。
責任は大きいですが、貢献度が高く、早い段階で成果を実感できます。
仕組みづくりや自走する力に自信がある人、裁量の大きい環境で働きたい人には絶好のポジションです。
【事務職に向いている人の特徴】事務職で重宝される資格3選
続いて、事務職において重宝される資格を3つ紹介します。
いずれも名前を聞いたことがある人が多いでしょうが、どのような資格なのかについて再度確認してみましょう。
- MOS
- 日商PC検定
- 秘書検定
MOS
MOSはMicrosoft製品の操作スキルを証明する資格です。
Word、Excel、PowerPointなど、ビジネスシーンで必要とされるOfficeソフトを使いこなせることを示すため、事務職を目指す人に特におすすめの資格です。
MOS資格を取得することで、PC系の業務も効率よくこなすスキルがあると証明でき、企業側からも評価が高まります。
初級から上級までのレベルがあるため、より高度なスキルを示すために、できる限り高いレベルの取得を目指しましょう。
日商PC検定
日商PC検定ではPCスキルに加えてビジネス文書の作成能力や情報セキュリティに関する知識を測る資格です。
事務職で求められるPC操作はもちろんのこと、ビジネスマナーや業務効率化のための知識も重視されているのが特徴です。
ExcelやWordの操作だけでなく、ネットワークやデータ管理についての基礎知識を持っていることを証明できるため、より幅広い業務に対応できる人材として評価されやすくなります。
1級から3級まであり、特に2級以上を持っていると評価が高くなります。
秘書検定
秘書検定はビジネスマナーやコミュニケーション能力を測る資格であり、事務職全般に役立つスキルを証明するものです。
来客対応、電話応対、文書管理といった事務職で日常的に求められる業務に直結しているため、取得していると職場での即戦力と評価されやすくなります。
また、顧客や上司とのコミュニケーションを円滑に行うためのスキルや、上司のサポート力を示す資格としても有効です。
特に2級以上を持っていると「ビジネスシーンで即戦力として活躍できる証明」となるため、就活時にも大きなアピールポイントとなります。
【事務職に向いている人の特徴】対策で悩んだら
ここまで事務職の概要について非常に詳しく紹介しつつ、向いている人の特徴などについても紹介してきました。
しかし、この記事を読んだだけで完璧な対策ができ、事務職に楽々と就職できる人は多くないでしょう。
そこでおすすめなのが、就活エージェントを利用することです。
文字通り就活のプロが徹底的にあなたのESや面接の回答などをチェックした上で検索してくれるだけでなく、よりあなたに合った企業の紹介なども行ってくれます。
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おわりに
今回は事務職に向いている人の特徴について紹介するだけでなく、向いていない人がどうすれば事務職として就職できるかについても詳しく紹介しました。
事務職は多くの就活生の方が目指す魅力的な職種の1つではありますが、その分ライバルが多いです。
本記事で紹介した対策方法などを参考にした上で、差別化を図り、第一志望への内定を目指してください。
