はじめに
就職活動では、多くの企業の選考を同じ時期に受けなくてはなりません。
そこで、ESを短期間に数多く書かなければいけないことがありますが、手間を減らすのにコピペしても問題ないのでしょうか。
今回は、ESをコピペする場合の注意点、効率的に作成するコツを解説します。
エントリーシートをコピペしても問題ない?
他の方が書いたESをそのままコピペするのは、決してやってはいけません。
同様に、インターネット上に書いてあるものをそのまま転載するのも、やってはいけないことです。
ただし、文体を寄せて書くなど、ある程度参考にするのは問題ありません。
むしろ、他の人の良い文章を見て積極的に勉強すべきといえます。
とくに文章作りが苦手な方は、一から自分で作るより、ほかの方がどのような文章を書くか見てからESを作り始めるのがおすすめです。
文章の作り方をまねても、内容が違えば十分オリジナリティが出ます。
エントリーシートをコピペするメリット
次に、エントリーシートをコピペするメリットを4つご紹介します。
エントリーシートをコピペするメリットが大きくなるのは、締め切りが集中する時期です。
この忙しい時期は、ある程度コピペになっても仕方がないともいえます。
一方で、コピペは労力や時間を節約するといった目的が大きいため、志望度が高い会社にESを出す場合はコピペを使わず、しっかり一から書くのがおすすめです。
求める人物像に沿った内容になる
エントリーシートを使うメリットのひとつは、企業が求める人物像に沿った内容の文章を作りやすいことです。
とくにほかの方が通過したエントリーシートなら、企業が高い評価をした可能性が高いといえます。
ただし、この場合は文章の丸写しにならないよう注意が必要です。
コピペする場合、「我慢強い」「コミュニケーション能力がある」といった強みなどのエッセンスだけをもらい、文章は自分オリジナルのものに書き換えましょう。
また、企業に刺さりやすい文章だからといって、自分の特性と乖離があってはいけません。
エントリーシートに書いてある内容と自分に違いがあれば、面接でぼろが出てしまいます。
書類選考を通過するだけではまったく意味がないので、自分を魅力的に見せることを優先しましょう。
時間の節約になる
エントリーシートをコピペする最大のメリットは、時間が節約できることでしょう。
一からエントリーシートを書くのは、かなり時間がかかります。
とくに、一度に複数社のエントリーシートを提出する期限が迫る時期は、すべてのエントリーシートに全力を注ぐわけにはいきません。
そういった場合は、どの企業でも同じ文章を使える項目はコピペするのが賢明です。
たとえば、趣味に関しては、文章の後半は企業でその趣味で培った能力をどう活かすかによって、少し文章が変わるかもしれません。
しかし「私の趣味は〇〇です」「こういった能力を養うのに役立っています」といった文章は、どの企業にもそのまま文章をコピーしても問題ないでしょう。
時間を節約できるところはどんどん節約し、多くの企業にエントリーしてチャンスを得るのも立派な就活テクニックのひとつです。
幅広い業界にエントリーできる
すでにできあがっているコピペを使うメリットとして、幅広い業界にエントリーできることも挙げられます。
たとえば志望動機では、その業界ならではの用語を用いたり、業界の特徴に触れたりしなければ、動機をうまく説明しにくいことが多いです。
そこで、ほかの方のエントリーシートを参考にしたり、ある程度コピペしたりすると、自分が第一志望ではない業界にもエントリーシートを出せます。
もしかすると、最初は第一志望ではなかった業界の試験を受けたり、説明を受けたりしているうちに志望が変わるかもしれません。
ただし、自分が知らない専門用語を使うなら注意が必要です。
面接でそのあたりを詳しく深掘りされるかもしれないので、面接前に業界についてしっかり調べておきましょう。
誤字脱字のリスクを減らせる
選考を通過したということは、そのエントリーシートは問題がなかった可能性が高いです。
それは文章としておかしい部分がなく、誤字脱字が少ないとも考えられます。
エントリーシートではもちろん内容もチェックされますが、「きちんとしているか」もチェックされるポイントです。
誤字脱字が多い、注意事項を守っていない、締め切りを守っていないといった応募者は、簡単にはじかれてしまいます。
そこで、文章の一部をコピペして、誤字脱字のリスクを減らすのは悪いことではありません。
ただし、コピペ元の文章が絶対に誤字脱字のミスをしていないとは言い切れないので、コピペを使う場合でもチェックは必要です。
必ず読み返し、防げるミスをしていないか確認してみてください。
エントリーシートをコピペするデメリット
次に、エントリーシートをコピペするデメリットについても触れておきます。
コピペにはいくつかデメリットがあるので、いわゆる本命の企業に出すエントリーシートではおすすめしません。
じっくり一から文章を考え、その企業だけにアピールするため文章を作りましょう。
本命の企業には、時間をかけて準備をするだけの価値があります。
企業の最新動向に沿わない内容になる
過去年のエントリーシートを参考にする場合、企業の最新動向に沿わない場合があるので注意が必要です。
企業は、一年ごとに大きく事業方針を変えていてもおかしくありません。
求める人材・社風といった企業の幹の部分が大きく変わる可能性は低いですが、事業計画などは違っている可能性があります。
そのため、過去年のエントリーシートを使うなら、現在の企業情報と必ず照らし合わせる作業をおこないましょう。
一年ならともかく、数年前のエントリーシートはまったく参考にならない可能性さえあります。
不安を感じる方は、コピペするにしても企業のホームページを確認するのがおすすめです。
現在おこなっている事業、今後の展望などを、念のため確認しておきましょう。
独自性が失われる
コピペを使うと、どうしても自分らしさや個性のアピールが弱くなるデメリットもあります。
ただし、すべてをコピペせず文章の内容をアレンジすれば、十分オリジナリティを出すことは可能です。
少なくとも、エピソードの部分を自分オリジナルのものに変えれば、独自性が損なわれることがありません。
逆にエピソードの部分をコピペしてしまうと、それは自分の体験を書いたものではなくなってしまいます。
就職活動で、嘘はもっともNGとされる行為のひとつです。
面接で嘘がバレてしまうと、ほぼ確実に合格を得られませんし、嘘で内定を得ても入社後自分に合わずミスマッチになってしまう可能性があります。
個性で勝負したい場合、コピペを使うにしても自分の独自性を損なわない工夫をしましょう。
面接時に取り繕う必要がある
エントリーシートでコピペを使う場合、必ず面接前に自分が書いた文章を読み直しましょう。
面接は、そのエントリーシートに書かれている内容をもとにおこなわれます。
エントリーシートについて深掘りする質問をされたのに、まったく覚えがない状態では対応できません。
他人の考えや経験をもとにしたエントリーシートを使うなら、自分もその人になりきって面接をしなければいけなくなってしまいます。
面接で困る事態を避けるためにも、自分の考えや経験といった部分はコピペを使わず、本当の自分に合う文章を作るのがおすすめです。
もちろん、作成したエントリーシートはすべて印刷して、確認できる状態にしておきましょう。
普通エントリーシートは企業ごとに違う内容を書くため、毎回面接前にどういったことを書いていたか確認しなければいけません。
バレると通過できなくなる
企業側がコピペを発見した場合、不正とみなされたり手抜きと思われたりして、選考から外れてしまうリスクがあるのもデメリットです。
ちょっと文体を借りる程度なら、コピペであってもまったく問題ありません。
しかし、エピソードがまったく同じ人が二人もいることは、まず考えられません。
入社した先輩とまったく同じ部活や成績、ポジションのエピソードを書いては、コピーだと完全にバレてしまいます。
企業がコピペチェックをするかどうかはわかりませんが、バレたときのリスクは相当大きいです。
コピペを使う場合、あまりにも露骨なコピペで不正とみなされないようにしてください。
文章をリライトすれば、不正とみなされる可能性はかなり減ります。
さらにエピソードを自分のものに変えれば、まったく違う文章と思われるでしょう。
企業がエントリーシートのコピペを見抜く方法
次に、企業がエントリーシートのコピペを見抜く方法をいくつかご紹介します。
実際に企業が、エントリーシートのコピペを厳しくチェックするかはわかりません。
企業によって、チェック体制はかなり違います。
しかし、コピペを厳しくチェックする企業であれば、悪質なコピペを見抜かれてしまう可能性が高いです。
もしも盗作レベルとみなされてしまうと、選考から落ちてしまうでしょう。
社内データベース
選考情報をデータ化している企業だと、過去の応募データを参照し、過去の応募者とエントリーシートが類似していないかチェックすることも考えられます。
そういった企業の場合、一緒に応募する学内の友人や先輩のエントリーシートをそのままコピペするのは危険です。
自分はもちろん、コピーした相手も協力したのではないかと疑われ、立場が悪くなってしまうかもしれません。
すでに他人が提出したエントリーシートを、そのままコピペして使いまわすのはやめましょう。
あくまで参考程度にとどめ、自分オリジナルの文章にリライトしてから提出するのがおすすめです。
コピペチェッカー
入力した文章が、Webに公開されているほかの文章と類似していないかチェックするサイトがあることに注意が必要です。
インターネット上にある例文をコピペしてそのまま使うと、そのチェッカーに引っかかって盗作したことがバレてしまう可能性があります。
そのため、インターネット上の例文をコピペする場合は、そのチェックに引っかからないことを確認する必要があります。
逆に考えると、リライトした文章をチェッカーにかけてコピペと判定されなければ、その文章がコピペとみなされる心配はありません。
インターネット上の文章を使う場合、ぜひコピペチェックを実施してください。
面接時の受け答え
面接時には、エントリーシートの内容について具体的に問われる可能性が高いです。
その際実際の回答と文章が一致しないと、エントリーシートがおかしいと思われてしまうかもしれません。
コピペかどうか断定はされなくても、面接で不合格になってしまう可能性が極めて高くなるでしょう。
面接で、エントリーシートが自分の考えたものでないことをバレないようにするには、面接前にしっかり文章の内容を確認する必要があります。
企業の仕事内容について書いていれば、その仕事内容について聞かれても困らないよう下調べしておきましょう。
志望動機についても、深掘りされることを前提に、予想される質問の答えを考えておくべきです。
他者のエントリーシートをコピペせずに活用するコツ
ほかの方のエントリーシートを見る場合でも、コピペするのではなく活用すれば、不正や盗作とみなされる心配はありません。
ここからは、ほかの方のエントリーシートを活用する方法について解説します。
以下の見出しで解説する方法を使えば、その文章はコピペではなく立派なオリジナルのものになるでしょう。
ぜひ実践してみてください。
表現や言い回しを変える
簡単な方法のひとつは、エントリーシートの表現や言い回しを変えることです。
たとえば、「私は〇〇事業に興味を持ち貴社を志望しました」という文章は、さまざまな方法に言い換えられます。
「私が貴社を志望したのは、〇〇事業に携わってみたいと思ったからです」「私が貴社を志望した理由は、〇〇事業に強い興味を抱いたためです」といったように、同じ内容でもさまざまな言い換えが可能です。
このように自分らしく言い回しを工夫するだけでも、オリジナリティを出すことができます。
ただしこの方法を用いる場合、コピーしたすべての文の言い回しを変えましょう。
一文だけ言い回しが違い、その他の文が完全一致していると、それはほぼコピペとみなされてしまいます。
コピペチェックに引っかかってしまう可能性も高いため、注意して作成しましょう。
構成を参考にする
ESを書く際は、ほかの方が書いたエントリーシートの構成だけを参考にするのもおすすめです。
基本的に、就職活動の文章はすべて「結論」「理由」「具体的なエピソード」「そこから得た学び」「企業への貢献」といった文章で書くことをおすすめします。
しかし、まだエントリーシートを書いていない段階の方だと、この構成が具体的にイメージしにくいでしょう。
まずはさまざまな例文を読み、この文章構成にするにはどんな感じで書き出せば良いのか、またどれぐらいの文の長さにすれば良いのかチェックしてみてください。
いくつかの文を読むと、文章を書くのが得意な方であれば、自分のエピソードと考えで似た構成の文章を書けるようになるはずです。
これらのテンプレ的構成を身につけると、エントリーシートを書くのが早くなります。
複数のESの共通項を見出す
複数のエントリーシートを見比べると、共通するポイントが必ず出てきます。
基本的に、その企業に当てはまる志望動機が何百も何千もあらわれるわけがありません。
応募者の志望動機がある程度かぶってしまうのは、避けられない事態です。
そのため、かぶったからという理由だけで、マイナス評価を受けることはありません。
たとえば福祉関係の企業なら、「人を助けたい」「人に喜んでもらいたい」「社会貢献がしたい」などの動機が考えられます。
その他の質問でも、ある程度答えのパターンは決まっているので、その共通点から企業が重視するポイントがなにか考えてみましょう。
自分に当てはまると思ったものがあれば、その部分をコピペして自分なりにリライトやアレンジをしても構いません。
他の学生のESと似てしまった際の対処法
続いて、コピペを使ったり、ほかのエントリーシートを参考にしたりしたことによって、ほかの学生のエントリーシートと似てしまった場合の対処法をご紹介します。
ある程度ほかの方が書く内容と近くなってしまうだけなら、なにも心配はありません。
その企業に応募した理由が、応募者同士で近いのは自然なことです。
無理に自分の内容を変更する必要はありませんが、いくつかの工夫で個性を出しましょう。
自分の考えや価値観を入れる
ほかの方のエントリーシートと似てしまった場合、自分の考えや価値観を盛り込むのがおすすめです。
「自分はこう思います」という部分を変えるだけでも、コピペではなくオリジナルの文章に近づきます。
たとえば志望動機で企業の魅力を説明する部分は、自分の価値観を文章に反映させやすいところです。
逆にほかの方の価値観をそのままコピーしてしまうと、面接で苦労します。
「なぜそう思ったのか」面接で深掘りの質問をされたとき、スムーズに答えるのが困難なためです。
志望度が高い企業に提出するエントリーシートは、その後の面接を乗り切るためにも自分の言葉や価値観で勝負しましょう。
コピペするように短時間で文章を作ることはできませんが、その分書類選考通過率を高めることができます。
具体的な数字や成果を盛り込む
アルバイトや部活・サークルの経験をもとに文章を作る場合でも、ほかの方と似通ってしまうことがあります。
とくに居酒屋やコンビニのアルバイト、メジャーなスポーツのサークルなどは多くの学生が経験しており、自分と近い経験の方がいてもおかしくありません。
その場合、具体的な数字や成果を盛り込むのがおすすめです。
「売り上げ〇%アップ」「大会で〇位」といった数字を入れれば、ほかの方と丸かぶりしてしまうことは避けられます。
ほかの方から、自分の行動に対してどのような褒め言葉、ねぎらいの言葉をかけてもらったか書くのもおすすめです。
少なくとも、その言葉までそっくりほかの方と同じになる可能性は低いでしょう。
自分がそこからなにを学んだか、またどのような気付きを得たか書くことも差別化につながります。
過去の実体験を含める
過去の実体験をエントリーシートに含めることにより、ほかの学生と異なる内容にすることもできます。
このテクニックが使えるのは、とくに自分の強みに関する質問です。
多くの方は、企業が求める人材にフィットするように自分をアピールします。
たとえば、対人スキルが重視される企業なら、「気遣いができる」「聞き上手である」などの強みは多くの方が書いていておかしくありません。
その強みがかぶること自体は問題ないので、あとは自分の体験談をそこに盛り込むことで、差別化を図りましょう。
自分の強みはどんなシーンで活きるのか、どのように企業で活躍したいか書けば、良いアピールにつながります。
強みについて自己分析するときは、ぜひ自分の経験と結び付けて考えましょう。
説明会やOB訪問で得た内容を含める
説明会やOB訪問に参加してみて、自分がどのように感じたか書くのもおすすめです。
企業説明会で話を聞いて、その話のどこが面白いと感じたかは人によって異なるでしょう。
志望動機などで、「説明会で〇〇さんの××の話を聞いて興味を持ちました」と書けばほかの方とかぶる可能性は低いです。
OB訪問だと、そもそもやっている方自体が決して多くありません。
もしもOB訪問をやっているなら、文章のオリジナリティを高めるために、ぜひそのときのことを書きましょう。
OB訪問に参加していること自体、企業の志望度が高いことのアピールになります。
また、インターンシップも同様です。
早期から企業や業界に興味を持ち、インターンシップに参加していたことなどはしっかりアピールしましょう。
コピペせずにエントリーシートを効率的に作成する方法
エントリーシートをコピペしようと考える方の動機は、ほとんどが「時間を節約したい」「文章を書くのが大変」といったものです。
確かに手書きの場合は大変ですが、PC上でエントリーシートを作るなら、コピペしなくても短時間でエントリーシートを効率的に作ることができます。
ここからは、コピペなしで効率良くエントリーシートの文章を書くコツを見ていきましょう。
PREP法を身につける
エントリーシートを書く前に、まずはPREP法を身につけましょう。
PREP法とは、結論・理由・具体例・結論の順番で文章を書く方法のことです。
PはPoint(要点)、Rは理由(Reason)、Eは具体例(Example)を表しています。
つまり最初に結論を書いてしまい、そこからその結論の理由やエピソードを追加していくといった方法です。
最初に結論を書くと、あとはそこから補足になる文章を書いていくだけで、PREP法の文章になっていきます。
PREP法をおすすめする大きな理由は、文章が論理的でわかりやすくなることですが、自分が文章を書きやすくするためにもPREP法はおすすめです。
逆に理由などから考えて文章を書き始めると、最初の一文をどう切り出すかで苦労してしまいます。
独自のESテンプレートを作成する
次に、独自のテンプレートを作っておくのもおすすめです。
自分のテンプレートからコピペするのは、ほかの方の盗作にならないのでなにも問題ありません。
志望動機などは企業ごとに使い分ける必要がありますが、ガクチカや自己PRの主な部分は多くの企業で使いまわせます。
こうした使いまわせる文章をテンプレートにしておくことにより、効率的にエントリーシートを作っていきましょう。
ただし、このテンプレートを作る際は、じっくり時間をかける必要があります。
万が一テンプレートの部分に誤字脱字があると、コピペしたエントリーシートすべてにその誤字脱字が反映されてしまうためです。
また、テンプレートからコピペした後にリライトする場合、必ずその後の文章チェックを実施しましょう。
就活支援サービスを活用する
多くの方がエントリーシート作成で苦労するのは、「本当にこの文章で良いのだろうか」「もっと良い文章にできないだろうか」という推敲の部分です。
ここを効率的におこなうには、就活支援サービスを使うのが良いでしょう。
プロのアドバイスを受けつつ、良くないところを的確に指摘してもらえます。
効率的に文章添削を受け、質の高いエントリーシートを作成するのにとても役立つサービスです。
とくに文章作成が苦手な方は、ぜひプロの意見を参考にしてみましょう。
エントリーシートの悩み相談ならジョブコミット
就活支援サービスは数多くありますが、とくにおすすめなのはジョブコミットです。
エントリーシートの添削や作成サポートを、無料で実施してくれます。
また、ジョブコミットでは個別の就職相談も可能で、自分に合う企業とのマッチングをおこなってもらったり、キャリアプランのアドバイスをもらったりできるのも魅力です。
就活中の不安を解消するのに役立つサービスが多く受けられるので、迷っている場合はまず登録してみましょう。
具体的なサービス内容などは、以下のサイトからご確認ください。
エントリーシートのコピペに関するよくある質問
最後に、エントリーシートのコピペに関するよくある質問をご紹介します。
エントリーシートを効率的に作りたいと思っている方、コピペがバレる可能性があるか知りたい方は参考にしてみてください。
もちろん、コピペを使わないで済むなら、使わないに越したことはありません。
効率的に、短時間で良い文章を書くテクニックを身につけておきましょう。
AIを利用してエントリーシートを作成したらバレる?
AIで作成したエントリーシートは、企業に見抜かれるリスクがあります。
最近のAIは本当に進化しており、「志望動機を作ってください」とお願いすれば、さまざまなパターンの文章をすぐ出してくれるレベルになりました。
日本語の誤りも少なく、意味が通った文章を出してくれるのですが、どうしても文体がAIっぽい不自然さになったり、ほかの応募者と似通ったりするリスクがあります。
また、AIが作る文章は個性よりも間違いがないことが重要視されるので、無味乾燥な文章になりがちです。
AIを参考にするなら、AIの文章をさらにリライトするようにしましょう。
複数企業に同一のエントリーシートを提出してもいい?
複数企業に同一のエントリーシートを出すこと自体は、なにも問題ありません。
ただし、各企業が求める内容に適合していることが条件です。
エントリーシート内で志望動機などを詳しく聞いてこない企業なら、ある程度文章を使いまわしても問題ないでしょう。
しかし「なぜその企業を志望したか」詳しくチェックする企業なら、その企業でなければいけない理由も明確にしなければいけません。
そのような文章を作る場合、どうしてもその企業単体に向けた文章を考える必要があります。
必然的に、別企業に提出した文章のコピペだけでは対応できなくなってしまうでしょう。
インターンで提出したものを本選考でも使っていい?
インターンで提出した文章を本選考でも利用することはできますが、インターンで書類選考を通過したからといって、本選考でも通過できるとは限りません。
別の文章を書くことにより、自分の別の側面をアピールできるので、一から別の文章を作るのがおすすめです。
インターンを通して自分の考えがどう変わったか書けるのも、インターンとは別の文章を用意すべき大きな理由です。
ただし、志望動機はわざわざ大きく変える必要はありません。
インターンでその仕事を実際に経験してみて、志望度がさらに強くなったなら、そのことを書きましょう。
志望度の高さを示す、大きなアピールポイントになります。
まとめ
エントリーシートをコピペしてそのまま提出するのは、基本的にはおすすめしません。
リライトしたり参考にしたりして、盗作とみなされないようにしましょう。
また、リライトする場合でも、極力自分の考えや経験を書くようにして、少しでもオリジナリティを出すようにしましょう。
文章を書くスキル自体を磨けば、コピペなしでもある程度の早さでエントリーシートを作れるようになります。
就活が本格化する前に、ぜひ効率的に文章を書けるPREP法をマスターしておきましょう。