・ESは「ですます調」「である調」どちらが正しいのか
・ESの語尾について
・ESの語尾に迷っている人
・そもそもどんな構成がいいのかわからない人
・評価されるESを作成したい人
就活をはじめてESを作成しようと思ったときに、まずは書き方に悩む学生は多いと思います。
特に、敬語で書くべきかなどの口調に関する部分は、分かりにくく悩むところでしょう。
今回はこれらの「ですます調」と「である調」のどちらが良いのかについて解説していきます。
お互いのメリット、デメリットについても解説しますので、ぜひ最後まで読んでください。
就活をしていると時間に追われる日々でしょう・・!
そんな中ES添削を依頼したくても添削に時間を取られタイムロスになってしまいます。
そこで就活のプロが監修「ES添削 by Ai」がおすすめです!
LINEと登録でES添削が約10秒、完全無料の使い放題です!
ぜひこちらの添削ツールを使用して効率良く就活を行なってください。
ESは「ですます調」「である調」どちらが正しい?
どちらが正しいのかといった部分であれば、結果的にはどちらを使っても問題はありません。
「ですます調」を用いることで、相手に丁寧な印象を与えることができるため、ESを見ていただくのが目上の人で敬意を表したいと考え、ですます調を使います。
一方で「である調」は書いている内容に説得力を与える効果があります。
このため、自身の主張を強く訴えたいと考える方は、である調を使います。
これらの口調によって、例え同じような内容であったとしても、ESから受ける印象は異なってきます。
どちらが正解といったわけではなく、自身の考えている目的や伝えたい内容に合わせて使い分けるのが良いでしょう。
語尾は統一させよう
どちらの口調も正しいので、どちらを使っても問題ありません。
ただし、語尾は一貫して統一して使うことが重要です。
語尾がバラバラだと文章にまとまりがなく見えてしまいます。
これでは、読み手にとっても読みにくい文章で、伝えたいこともうまく伝わらない可能性があります。
このため、どちらの口調を選ぶかは問題ではありませんが、使う口調は統一してください。
おすすめは「ですます調」
ESを作成する上で、おすすめするのは「ですます調」です。
これから社会人になると、当たり前のように敬語を使う必要があります。
このためですます調を使っても、企業の担当者からの印象が悪くなることはないでしょう。
一方で「である調」は、説得力を持たせる場面で使用しますが、普段使うこともあまりない口調のため、不慣れであり使い方のミスなども発生しやすくなります。
このため、どちらを使った方が良いかというと、ですます調を使った方が、印象も良く文章も書きやすいでしょう。
ですます調のメリット・デメリット
「ですます調」は文章を表現する上では広く使われ、一般的な方法でもあります。
それぞれにメリットとデメリットがありますが、具体的にはどのようなものがあるでしょうか。
それぞれを個別で見ていきましょう。
メリット
「ですます調」のメリットとしてまずは、読み手に丁寧な印象を与える効果があります。
ですます調は敬語であるため、礼儀正しい印象を与えやすく、読み手側に好印象を与えることができます。
また、ですます調は企業の採用担当なども、普段から読み慣れている文章であるため、内容が伝わりやすくなる効果があります。
読みやすく、相手に伝わりやすい文章を作りたいと考える場合には、ですます調を使用した方が良いでしょう。
デメリット
「ですます調」は一般的でデメリットがないように思われますが、実際にはいくつかのデメリットもあります。
まず上げられる点としては、文章が長くなってしまう点です。
これは語尾が常に敬語の形になるため、必然的に長めの文章になります。
また、語尾に変化を持たせにくいために、単調な文章になりがちな点もあげられます。
最後に、ですます調では注意しなければ、間違った敬語を使用する可能性があります。
正しい敬語の解釈は人によっても違うため、慣れない敬語をですます調で表すのは難しい部分もあります。
である調のメリット・デメリット
「ですます調」と同じように、「である調」にもそれぞれメリットとデメリットがあります。
それぞれの理由を個別に見ていくことで、どちらの口調を選択するのがいいかの参考になると思います。
以下にそれぞれの理由を解説します。
メリット
「である調」を使うメリットとしてひとつは、文字数が少なくなるため、文字制限がある場合に多くの内容が書ける点があります。
敬語を使う必要がなくなるため、言い切る形での語尾で良くなりその分の文字数を減らすことができます。
また、である調は言い切りのため、文章に説得力を持たせる効果を与えます。
丁寧なですます調に比べ、インパクトの強いである調では、担当者の印象に残りやすい特徴があります。
デメリット
「である調」にもデメリットはいくつかあります。
代表的なものとしては、やはり上から目線の印象を与えてしまう点です。
である調は、文章の最後が言い切りになってしまうために、敬語で終わる「ですます調」と比べても高圧的な印象を与えやすくなります。
また、もう一点のデメリットとしては、文章が硬い印象を与える点です。
である調ではどうしても、文章が淡々と進む傾向があるため、読み手側には論文のような固い印象を与えてしまう場合があります。
ESで企業が評価しているポイント
ですますで書くことのメリット・デメリットがわかったところで、そもそもESを通して企業は何を評価しているのかを見ておきましょう。
相手の評価ポイントを知っておくことで、どのように書くべきか、どんなことを書くべきかが見えてきます。
今回は3点紹介しているので、これを踏まえたうえでESの作成に取り掛かりましょう。
企業にマッチしているかどうか
まず1点目は、企業へのマッチ度です。
ESでは志望動機、自己PR、ガクチカなどが聞かれ、自分の考え方や強みを文面上でアピールします。
そのうえで、企業が求める人物像にどれだけマッチしているかを判断されます。
まずは企業のホームページや説明会でどんな人材を求めているのか、どんな人材が活躍しているのかを把握したうえで、自分もそのような能力があり貢献できることをアピールしましょう。
志望度の高さ
次に志望度の高さです。
これはESに限らず、すべての選考過程で見られることではありますが、はじめである書類選考でも十分に志望度の高さは見られています。
志望動機や自己PRで熱意をどれだけ伝えられるか、また企業を選んだ理由が明確になっているかといった部分で志望度の高さは判断されます。
文章を構成した後は、何度も読み返し、抽象的な表現に対しては「これはなぜ?」という疑問を繰り返すことで、より深掘りをした内容にしていきましょう。
論理的思考能力
最後に「論理的思考能力」が挙げられます。
これは主に文章の書き方、伝え方で判断されます。
結論ファーストでいかに伝わりやすく、かつ内容は深く文章を構成できているかを見て、論理的に考えを持ち、それを相手に表現することができるかどうかを評価しています。
ESを書く際のコツ
様々なポイントで企業が評価をするESですが、書く際のコツがあります。
これはどの企業のESいおいても言えることなので、必ず意識してES作成に取り掛かりましょう。
アピールしたいことを絞る
1つの質問に対してアピールしたいことは1つ、というように伝えたい内容を絞った文章を構成しましょう。
例えば自己PRなどで、自分の強みを複数挙げて文章を作ってしまう就活生は多くいますが、アピールしたいことが増えるほど相手には伝わりにくくなり、印象は下がります。
そのため、何を一番に伝えたいのか考えたうえで内容を一つに絞りましょう。
エピソードの具体性を上げる
志望動機、自己PR、ガクチカなど頻出質問では、過去のエピソードを記載する場面があります。
その際にエピソードをより具体的なものを挙げていると、説得性があり、内容も分かりやすくなります。
ただ詳しく書くという意味ではなく、簡潔にまとめながら具体的な場面を抽出して記載しましょう。
伝わりやすい文章で書く
就職活動という場面において、伝わりやすさはとても重要です。
どんなに良い内容やアピールすることがあっても、伝わらなければ意味がなく、特に書類ではそれが顕著に現れます。
結論ファースト、文末の表現を揃える、誤字脱字を防ぐ、具体的なエピソードを用いるなどを意識することで、文面上でも十分に相手に自分がどんな人物なのかを伝えるESを作ることができます。
ESの頻出質問/例文
ESにおいて頻出質問といえる、志望動機、自己PR、ガクチカについてどんな内容を書くものかを紹介しつつ、その例文を見ていきましょう。
この3つは、どの企業でも聞かれる内容であるため、あらかじめ用意しておくことがおすすめです。
志望動機
まずは志望動機です。
その名の通り、なぜ企業を志望するかについて述べます。
結論ファーストの構成で書くため、「私が御社を志望する理由は○○です」という書き出しが一般的です。
例文を見てみましょう。
自己PR
次に自己PRです。
自分の強みについて述べます。
結論ファーストの構成で書くため、「私の強みは○○です」という書き出しに続けて、それが活かされたまたは培われたエピソードを付随させるのが一般的です。
例文を見てみましょう。
ガクチカ
次にガクチカです。
自分が学生時代に力を入れたことについて述べます。
結論ファーストの構成で書くため、「私は学生生活において○○に力を入れてきました」という書き出しに続けて、苦労したこと、そしてそれをどう乗り越えたのかというエピソードを付随させるのが一般的です。
例文を見てみましょう。
ESは内容が1番重要!
ESの作成では、語尾や誤字脱字に注意を払うことも重要ですが、一番大切なことは限られた文章の中で何を伝えられるかといった点です。
自身の魅力を最大限に引き出し、相手に理解してもらうことが重要です。
ESは企業の担当者に最初に自分を評価してもらう非常に大切な文章です。
作成に迷った際には、就活エージェントに相談してみましょう。
ジョブコミットでは、経験豊富なアドバイザーがあなたを専属でサポートしてくれます。
まずは、無料でのカウンセリングからはじまり、あなたの方向性のジャッジをしてくれます。
豊富な経験に裏付けられたアドバイスで、面接対策を行い、あなたが納得いくまで無料で就活相談をすることも可能です。
まずは、以下のサイトを確認し、無料の会員登録からはじめて見ましょう。
まとめ
ESの作成は就活の入り口でもあります。
ですます調、である調どちらを選択しても間違いではありません。
大切になってくるのは、自身の方向性に対する考え方です。
ここがブレると進むべき方向がわからなくなってしまいます。
自分の考えをしっかりと持ち、表現することがES作成では重要になります。