明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
・インターンシップで志望動機が聞かれる理由
・作成前にしておくべき準備
・志望動機のおすすめの構成
・志望動機作成のコツ
・インターンを控えている就活生
・初めて志望動機を作成する人
・効率よく就活を進めたい人
・例文を見て作成時に参考にしたい人
はじめに
志望動機は自己PRと並んで選考を受けるにあたって最も重要な要素の1つであり、それはインターンシップの選考においても同様です。
そこで今回は就活において最も重要なものの1つと言える重要な志望動機の作成方法を、特にインターンシップの選考に焦点を当てて紹介します。
もちろん本選考にも応用できる情報が盛りだくさんであるため、ぜひ本記事を参考に志望動機の作成方法に関する知識をさらに深めてください。
【インターンシップの志望動機作成】志望動機が聞かれる理由
まず、志望動機をなぜ聞いてくるのか、企業側の意図について考えてみましょう。
相手がどのようなことを考えているのか理解できれば、相手が望む回答が用意できるのは何事においても同じです。
多くの企業は以下の3点を主な目的として、就活生に志望動機の提出を求めています。
人柄を知るため
企業がインターンシップの志望動機を通じて確認したい重要な要素の1つが「人柄」です。
人柄はその人がどのような価値観や思考を持っているか、また、他者とどのように関わるかを示すもので、単にスキルや経験だけでは見えてこない部分でもあります。
特に企業は学生が自社の職場環境や企業文化に適応できるかを志望動機から判断しようとしています。
企業にはそれぞれ独自の社風があり、たとえ高いスキルを持つ人でも人柄が合わなければ、長期的な活躍が難しい場合もあります。
そのため、志望動機を通して学生の考え方や価値観を探り、自社の文化や現場の雰囲気と一致するかどうかを見極めるのです。
入社意欲度を測るため
企業がインターンシップの志望動機を通して確認したいもう1つの重要なポイントが「入社意欲度」です。
インターンシップに参加する学生の中にはインターンを通じてその企業への理解を深め、最終的に本選考を経て入社を希望するケースも多いため、企業側としても入社意欲度を重視しています。
企業はインターンの選考や受け入れに、多大なコストをかけています。
つまり、インターンの段階ですら意欲が低い人は入社する可能性も低いため、優先度が下がるのです。
志望動機において「なぜその企業のインターンシップでなければならないのか」を明確に示せば、企業側も「この人は自社で長く働いてくれる可能性が高い」と判断しやすくなります。
例えば、志望動機で「地域貢献に力を入れる貴社の活動に感銘を受け、自分も地域の発展に寄与できる仕事に携わりたい」というように、具体的な共感ポイントや目標が示されていると、企業に対する関心や共鳴が伝わりやすくなります。
入社後に活躍できそうかを知るため
インターンシップの志望動機を通じて企業が確認したいもう1つの重要な要素が「入社後に活躍できるかどうか」です。
企業にとってインターンシップは学生のスキルや適性を見極める絶好の機会であり、実務に関わる中で参加者が企業にどのように貢献できるかを確認したいと考えています。
そのため、志望動機には自身の経験や強みを具体的に述べ、それが企業でどのように活かせるかを示すことが求められるのです。
特に志望動機で「この企業で何を実現したいか」「どのように貢献したいか」を明確に示せば、企業側もその姿勢や意欲を評価しやすくなります。
例えば、リーダー経験やチームでの目標達成エピソードなど、具体的なエピソードを交えた志望動機は採用担当者があなたの将来的な活躍をイメージしやすくします。
また「自分の持つ課題解決スキルを活かして、貴社でのプロジェクトに貢献したい」など、具体的な貢献のイメージを伝えると、企業側もあなたがどのような場面で活躍できるかを具体的に想像できるでしょう。
【インターンシップの志望動機作成】志望動機を書く前にするべき準備
続いて、志望動機を作成する前にしておきたい準備についても紹介します。
時間があまりない人は今すぐにでも志望動機を書き始めたいと思うかもしれませんが、急がば回れです。
ぜひ、以下の3つの対策をしっかりと行ってから作成してください。
その方がスムーズに作成できるだけでなく、質の高いものが出来上がるはずです。
インターンの参加目的を整理する
まず「なぜそのインターンに参加したいのか」という目的を明確に整理することが大切です。
志望動機を強化するためには、漠然とした目標ではなく、具体的な参加目的を設定することがポイントとなります。
例えば「業界の理解を深めたい」という大枠の目標を持っている場合、その中でも「〇〇職種の役割や自分の適性を確かめたい」などの意図を持っていると、志望動機がより具体的になります。
参加目的が曖昧なままでは「ただ経験を積みたいだけ」という印象になり、企業側に伝わる熱意も薄れてしまうでしょう。
また、参加目的を明確にすると、志望動機全体の軸が定まり、内容に一貫性が生まれます。例えば「リーダーシップを磨き、将来チームを率いる力を身につけたい」という明確な目標を設定することで、インターンで得たいスキルや成長したい分野がはっきりし、企業にもその目標に向けてインターンシップに取り組む姿勢が伝わりやすくなります。
業界や企業についてリサーチする
業界や企業について徹底的にリサーチを行うことも重要です。
企業がどのような事業内容を展開しているのか、そしてその業界の中でどのような立場にあるのかを理解することで、志望動機に説得力が生まれます。
例えば「地域密着型のサービスを提供し、地元の活性化に貢献している姿勢に共感しました」といった具体的な理由を挙げると、採用担当者に「この人はうちの理念を深く理解しているな」という印象を与えることができます。
単に知名度や興味を理由にした志望動機では、企業への理解や熱意が十分に伝わりません。
さらに、業界全体の動向やトレンドについてもリサーチしておくと、志望動機に説得力が加わります。
例えば、その業界が抱える課題や今後の成長性について触れながら、自分の視点や意見を志望動機に取り入れると、企業側に「この学生は業界をしっかり理解し、関心を持っている」と感じてもらいやすくなるでしょう。
このように、リサーチで得た情報を踏まえた志望動機は他の応募者との差別化につながり、採用担当者の目に留まるものとなります。
リサーチで得た知識を活かし、志望動機を具体的かつ信頼性のあるものに仕上げることが、インターン選考において評価を高める秘訣です。
自己分析をする
インターンシップの志望動機を作成するためには自己分析が欠かせません。
自己分析を通じて自分が得意とするスキルや過去の成功体験を具体的に把握することで、志望動機に説得力が生まれます。
例えば「積極的に行動し、リーダーシップを発揮する力がある」という強みが見つかれば、それを志望動機に盛り込むことで、採用担当者に具体的な自己PRができます。
自己分析が不十分な場合、自分の強みや価値観が曖昧なままとなり、企業が求める人物像と自分が合致しているかを適切に示すことは難しいでしょう。
自分の特徴が明確になれば、志望動機の中で「自分の特性がその企業でどのように活かせるか」を具体的に伝えることができます。
例えば「チームでの協力を大切にし、周囲と信頼関係を築く力がある」ならば、その特性が企業の社風やチームワークに活かせることを示すと、採用担当者に「この学生はうちにマッチする」と思われるでしょう。
また、自己分析は自己PRやガクチカ、強み、弱みを見つけるためにも必須の対策なので、時間をかけて取り組むことを推奨します。
自己分析の方法については以下の記事でさらに詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
【インターンシップの志望動機作成】志望動機のおすすめの構成
続いて、志望動機のおすすめの構成についても紹介します。
以下の構成に沿って作成すれば、スムーズに志望動機を作成できます。
インターンシップだけでなく、本選考にも応用できるものですし、どのような業界や企業を受けるにあたっても活用できるものです。
ぜひそれぞれのポイントをしっかりと確認してみてください。
結論
まず結論を先に話しましょう。
「貴社を志望する理由は〇〇です」と最初に結論を述べることで、企業の採用担当者も短時間で志望動機の要点を掴めるようになり、最後まで読んでくれることでしょう。
採用担当者は就活シーズンになると毎日、膨大な志望動機に目を通しているため、結論が曖昧な場合には途中までしか読んでもらえない可能性もあります。
また、結論が後回しになってしまうと「なぜこの企業を志望しているのか」という最も大切なポイントが不明瞭になることもあるため、先に結論を述べましょう。
例えば「御社の〇〇に特化した事業戦略に共感し、その一員として成長したいと考えたためです」といった具体的な理由を明示することで、採用担当者にも志望の本気度が伝わりやすくなります。
この一言に続く内容も一貫性を持ちやすくなり、志望動機全体の構成が分かりやすくなるため、より深い理解や共感を得ることが可能です。
理由
続いて、なぜその結論に至ったのかを明確に説明するのが「理由」の部分です。
ここでは企業に対する関心や自分の価値観と企業の理念との共通点など、結論を支える要素を簡潔にまとめます。
この理由が明確であれば、志望動機全体に一貫性が生まれ、説得力のある志望動機となります。
また、理由の部分はエピソードに繋げるための重要な橋渡し役でもあり、ここでの内容が浅薄であったり具体性に欠けたりするととエピソードに説得力が欠けてしまうため、自分の視点や考えも含めるようにしましょう。
理由の部分をきちんと明確にすることで、結論とエピソードがスムーズに繋がり、志望動機の流れが自然で説得力のあるものになります。
エピソード
志望動機の中でも、エピソードはあなたが企業を志望する理由を強く裏付ける最も重要なパートです。
ここでは「単なる熱意」ではなく、自身の具体的な経験や実績を通じて「この人ならば貢献できる」と企業に感じさせることが求められます。
エピソードはできるだけ情景が思い浮かぶように具体的に描写し、数字や成果などを織り交ぜて伝えることで、より実践的なイメージが生まれます。
例えば「学生団体のリーダーとして、メンバーとの信頼を築き上げ、最終的に〇〇%の成果を達成しました」といった具体性があると、採用担当者もその経験の価値や成果をイメージしやすくなるでしょう。
また「顧客満足度向上のために自分なりの工夫を行い、その結果としてクライアントのリピート率を〇〇%向上させることができました」など、数値を交えて成果を示すと、採用担当者にもあなたの行動力や成果への意識が強く伝わりやすくなります。
行動の結果として何が得られたのかを明確に示すことで、企業はあなたがどのような場面で活躍できるか、どのような成長が期待できるかを具体的に想像できるようになるのです。
貢献
エピソードの後には自分が企業にどのような形で貢献できるかを具体的に示しましょう。
企業は単に「学ぶ姿勢」だけでなく、自社に利益をもたらし、長期的な成長につながる人材を求めています。
そのため、ここで自分がどう貢献できるかを示すことで「採用する価値のある学生」という評価を得やすくなります。
貢献の内容には企業研究で得た情報や企業が現在進めているプロジェクトなどに関連するアプローチを交えると、さらに説得力が増します。
例えば「私のコミュニケーション力を活かし、貴社のプロジェクトにおいて顧客満足度の向上に貢献したいと考えています」と述べることで、企業側にも具体的なイメージが湧きやすくなります。
企業研究で得た情報をもとに、わかりやすい展望を話しましょう。
再度結論
志望動機の最後で再び結論を示すことで、志望動機全体に統一感が生まれ、わかりやすくまとまります。
例えば「以上の経験と意欲を活かし、貴社のインターンシップを通じて更なる成長と貢献を目指したいと考えています」といった締めくくりにすることで、採用担当者に対してあなたの目標が明確であることを再度アピールできます。
こうした締めくくりがあると、読み終えたときに「この人は真剣にインターンシップに参加してくれそうだ」と感じてもらいやすくなり、選考においても強い印象を与えることができます。
文字数に余裕があれば、ぜひ組み込みましょう。
【インターンシップの志望動機作成】刺さりやすい志望動機とは
続いて、企業の採用担当者に良い印象を与えやすい志望動機の特徴についても紹介します。
インターンシップだけでなく、本選考にも共通する要素であるため、ぜひ以下の3点を確認した上で質の高い志望動機を作成してください。
その業界に興味を持ったきっかけ
業界に対する強い興味を示すためには、そのきっかけを明確に伝えることが重要です。
単に「興味がある」ではなく「何がきっかけでその業界に強い関心を抱くようになったのか」を具体的なエピソードとともに述べることで、志望動機に深みと説得力が加わります。例えば「小学生の頃から旅行が好きで、家族旅行で訪れた観光地で地元のガイドの方が提供してくれた豊かな体験に感銘を受けた」といった具体的なエピソードから始め、そのときに感じた感情や心の動きも交えると、企業にとってもその熱意が伝わりやすくなります。
さらに、大学生活やアルバイトで経験した業界に関わる出来事を織り交ぜることで、志望動機に一貫性が生まれるでしょう。
例えば「大学で地域振興に関するプロジェクトに参加し、観光業界が持つ地方創生への影響力を知った」などの経験を通じて、なぜこの業界で働きたいのかを一層具体的に述べると、採用担当者に対して説得力が増します。
その業界で活かせる経験やスキルや性格のアピール
質の高い志望動機を作成するためには、その業界で活かせる自分の経験やスキルを具体的にアピールすることが欠かせません。
まず、自分が過去に培ったスキルや経験が業界でどのように役立つかをしっかりと考え、エピソードを通じてアピールすることで、採用担当者にも具体的な貢献のイメージが伝わります。
例えば「学生時代に接客業のアルバイトを経験し、お客様のニーズを把握するためのコミュニケーション力や、困難な状況で柔軟に対応する力を身につけた」といったエピソードを用いることで「このスキルが業界でどう役立つか」を明確に示すことができます。
また、性格的な特徴も重要です。
例えば、細かい配慮が求められる仕事であれば「お客様一人ひとりの要望に細やかに対応する姿勢を大切にしてきた」という性格面の強みを述べると良いでしょう。
その業界で求められることと自分の照らし合わせ
志望動機の評価を高めるためには、その業界で求められる人物像やスキルと自分がどのように合致しているかを具体的に説明することが重要です。
まずは業界研究を通じて、業界全体が求めるスキルや特性を把握し、それが自分の強みと一致している点を示すことで「この業界にふさわしい人材」と思ってもらいましょう。
例えば、金融業界では正確性やリスク管理能力が重視され、サービス業界ではコミュニケーション能力やお客様への柔軟な対応が求められる、といった具合に、業界の求める特徴を具体的に理解していることを強調できると良いです。
例えば、あなたが「他者の意見に耳を傾け、円滑なチームワークを築く力がある」といった特徴を持っている場合、それがその業界でどのように活きるかを説明します。
例えば、サービス業界であれば「チーム内での協調を重んじ、柔軟に対応する力があるため、顧客に対する臨機応変なサポートが可能です」といった具合に、自分の強みが業界でどう役立つかを具体的に述べると良いでしょう。
【インターンシップの志望動機作成】志望動機作成のポイント
続いて、志望動機作成のポイントについても紹介します。
以下のポイントを踏まえた上で作成すれば、さらに質の高い志望動機が出来上がるはずです。
先ほど紹介した要素と合わせて、ぜひ確認してみてください。
その企業のインターンでないといけない理由
「なぜこの企業でなければならないか」を具体的に伝えることは非常に重要です。
インターンの募集には多くの学生が集まるため、同じ業界の他企業ではなく、なぜその企業を選んだのかという理由を明確に示すことが大切です。
まず、その企業の理念や事業内容、特徴について徹底的に調べ、他社との差別化を理解したうえで、自分が共感した点や魅力を具体的に述べましょう。
「顧客目線を重視する姿勢」や「環境への積極的な取り組み」など、企業が力を入れているポイントを挙げ、自分の価値観とどう重なるかを伝えると説得力が高まります。
例えば「貴社の独自の顧客対応の取り組みに共感し、自分もその一員として顧客満足度の向上に貢献したいと考えました」と述べることで、企業側にも「このインターンで何を学び、どう貢献したいか」という明確なビジョンが伝わります。
自分がインターンに参加するメリット
自分のインターンへの参加が企業にとってのメリットであることを示すことも大切です。
企業側が自分を採用することで得られるメリットを具体的に示すことで「あなたを選ぶ意義」が伝わります。
企業が求める人物像や求められるスキルを理解した上で、自分がどのような貢献ができるかを述べることで、志望動機が現実的で魅力的なものとなるでしょう。
例えば「以前のインターンで営業活動を行い、成果を上げた経験から、貴社でも顧客のニーズを捉えた提案ができると考えています」といった具体例を示すことで、採用担当者も即戦力として期待してくれます。
さらに「貴社が目指す〇〇の目標達成に向け、自分のスキルを活かしてプロジェクトのサポートを行い、効率化や成果向上に貢献したい」などの言葉を加えると、採用担当者も「この人は具体的な目標と貢献の意識を持っている」と感じるでしょう。
「自分が人事なら、どのような人を採用したいか」を考えるとわかりやすいはずです。
独自性
独自性をアピールすることで、他の応募者と差別化を図り、採用担当者の目に留まりやすくなるでしょう。
独自性を強調するためには自己分析をしっかりと行い、自分だけが持つ特性や経験を志望動機に盛り込むことが大切です。
単に「真面目」や「努力家」といったありふれた言葉でなく、具体的なエピソードを通して自分の価値を明示することで、あなた独自の強みが浮き彫りになります。
例えば「留学経験を通して、多様な文化に適応する力を身に付け、チームに貢献する柔軟な対応力を磨いた」のように具体的なエピソードを入れると、あなたの独自性がより明確に伝わります。
他の応募者にはない視点や経験を取り入れることで、採用担当者に「この人には他の就活生に無い、独自の価値がある」と感じてもらえるでしょう。
具体性
具体性がない志望動機は表面的に感じられ「どの企業でも同じことを言っているのでは?」と思われてしまう可能性があります。
そのため、具体的な経験や数字、成果を交えながら、自分がその企業でどのように貢献できるかをリアルに描写することが必要です。
例えば「大学時代にプロジェクトを主導し、チームメンバーの意見を取りまとめ、最終的に目標を120%達成した」と述べることで、採用担当者もあなたの能力が想像しやすくなります。
そして「貴社のインターンシップでも同様のリーダーシップを活かし、プロジェクトの進行を円滑に進める役割を果たしたい」などと結びつけることで、企業が求める具体的なスキルや特性と自分の経験が重なることをアピールできます。
【インターンシップの志望動機作成】業界別志望動機例文
続いて、業界別の志望動機の例文についても紹介します。
代表的な業界は全て網羅しているため、あなたが目指している業界の志望動機例文もあるはずです。
また、もし時間に余裕があれば、本記事のおさらいのためにも他の業界の例文も参考にしてみてください。
メーカー
私は大学で材料工学を専攻し、製品の品質向上や機能性に対する関心が強まりました。研究の一環として新素材の開発プロジェクトに参加し、試行錯誤を繰り返しながら最適な材料を探求する経験をしました。その中で顧客ニーズを考慮し、要求を満たすための製品設計を行うことがいかに重要かを実感しました。特に試作品の検証や改良を重ねる過程で、ものづくりには徹底したこだわりと根気が必要であると学びました。貴社は品質向上に対する揺るぎない姿勢と、最先端の技術力で業界をリードしており、その高い目標に共感しています。
インターンシップを通じて製品開発の現場で貴社のノウハウを学び、自らのアイデアを積極的に提案することで、より多くの人々に信頼される製品づくりに貢献したいと考えています。
商社
私は大学で国際経済を学び、特に商社の持つ流通、資源調達、そして異業種間をつなぐ役割に強い興味を抱いています。学生時代、貿易実務を学ぶゼミに所属し、サプライチェーンにおける物流や資源の調達が企業活動を支える基盤であることを体験的に学び、国際的な視点から商品を適切に流通させる仕組みが顧客満足度に直結することを学びました。貴社は多岐にわたる事業領域と広範なネットワークを活かし、産業に価値を提供し続けていることから、私もその一員として顧客のニーズに応えるために尽力したいと考えています。
インターンシップでは貿易実務の知識を深め、ビジネスの拡大を支える物流と調達の最前線で、顧客や産業全体のニーズに応えることに貢献する所存です。
流通・小売
大学時代は接客業のアルバイトを通じて、お客様一人ひとりに対する丁寧な対応の重要性を学びました。特に、常連のお客様が「君が提案してくれた商品をリピートしに来たよ」と再び訪れてくださった際には、顧客のニーズを把握し、信頼関係を構築することがいかに重要であるかを痛感しました。貴社は地域ごとの顧客ニーズに寄り添い、商品やサービスを通して地域に密着したビジネスを展開しており、その企業姿勢に強く共感しています。
インターンシップでは地域社会に根ざした販売戦略や顧客対応のノウハウを学び、私の持つ接客スキルをさらに磨き、お客様一人ひとりの生活を豊かにするサービスの提供に貢献したいと考えています。
金融
大学で金融学を専攻し、個人および企業の資産運用が地域経済全体に与える影響の大きさを実感しました。また、ゼミでは投資シミュレーションに取り組み、資産運用やリスク管理の重要性を体得することで、金融の知識を身に付け、資産形成をサポートする金融機関が果たす役割がいかに重要であるかを理解しました。貴社は地域密着型の金融サービスを通じて、多くの個人と企業の資産形成をサポートしており、私も貴社であれば多くのお客様の信頼に応える業務ができると考えています。
インターンシップでは金融商品の提案やリスク管理の実務経験を積み、お客様の資産運用を支援し、地域の発展に貢献することで貴社に貢献する所存です。
サービス・インフラ
私は大学で地域社会の持続可能な発展について学ぶ中でインフラ業界の重要性を強く実感し、電力や水道といった生活に欠かせないインフラが日常生活の安心と安定にどれだけ寄与しているかを知りました。さらに、災害時における迅速な対応や、安定したサービス提供を行う貴社の姿勢に共感し、私もその一員として社会に貢献したいと思うようになりました。貴社は地域に密着したサービスを展開し、多くの人々の生活を支え続ける企業であり、私も貴社のインフラ業務を通じて地域住民に安心と安定を提供したいと考えています。
インターンシップでは現場での経験を通じて業務の理解を深め、迅速で柔軟な対応力を身につけることで、貴社が提供するサービスのさらなる発展に貢献する所存です。
広告・出版
私は大学でマーケティングを専攻し、企業が顧客にどのようにメッセージを伝えるか、その手法や戦略を学びました。また、学内で実施された広告キャンペーンの企画コンテストに参加し、商品やサービスの魅力を効果的に伝える難しさを体感しつつも、私が提案したアイディアが、キャンペーンを通じて顧客に刺さり、製品の売上向上に貢献できた際には大きな達成感を感じました。貴社は多くのメディアを活用して広告や出版を通じて人々に影響を与える力を持ち、私のスキルを活かしてさらなる挑戦ができると確信しています。
インターンシップでは広告の実務を学び、効果的なプロモーションの提案を行い、貴社の広告事業の一助として貢献する所存です。
ソフトウェア・通信
私は情報工学を専攻し、ソフトウェアの開発やネットワークシステムについて学ぶ中で、情報通信技術の可能性に強く魅力を感じました。ゼミでのプロジェクトでは地域の学校に向けたオンライン学習システムの開発に携わり、通信技術が教育現場においても重要な役割を果たすことを実感し、社会の多様なニーズに応えるための技術革新に取り組みたいと考えるようになりました。貴社は高度な通信インフラを提供し、多くの人々の日常を支えており、私もその一員として技術力を活かして貢献したいと思っています。
インターンシップを通じて、通信技術の実務に携わりながら、より良いサービスの提供に努め、貴社の発展に貢献する所存です。
官公庁・公社
私は大学で政治学を学び、公共政策が市民の日常生活に与える影響について理解を深めてきました。特に地域コミュニティに関する研究プロジェクトで、行政が提供するサービスが地域住民の生活を支える上でいかに重要かを学びました。住民の声を反映した政策提案を行うことで生活環境の改善に貢献できた経験は大きな自信となりました。貴庁は市民に寄り添った公共サービスを提供しており、私もその一員として市民の生活を支えたいと強く感じています。
インターンシップを通じて、政策の企画・運営に関する知識を深め、市民にとってより良いサービスの実現に貢献していきたいと考えています。
【インターンシップの志望動機作成】完成度を高めるために就活エージェントを利用しよう
ここまでインターンシップの志望動機の作成方法を紹介してきましたが、1つの記事を読んだだけで100点の志望動機を作成できる人ならば、まず志望動機について検索してすらいないでしょう。
ネットの情報を踏まえ、自分で作成するだけでは多くの場合、不十分です。
そこでおすすめなのが、就活エージェントを利用することです。
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まとめ
今回はインターンシップの志望動機を作成するにあたって気をつけなければならないポイントや、おすすめの構成、それぞれの業界別の例文などを紹介しました。
インターンシップの選考の段階で質の高い志望動機を作る練習をしておけば、本選考でもスムーズに、そして企業の採用担当者の目に留まりやすいものが作成できるはずです。
ぜひ本記事で紹介したポイントを踏まえた上で、質の高い志望動機を作成し、インターンの選考だけでなく、本選考にも活かしてください。
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