【例文30選】学生時代の取り組みとは?ESの書き方・ガクチカとの違い

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この記事を読んでわかること
  • ESの「学生時代の取り組み」で企業が見ているポイント
  • ガクチカ・自己PRとの違いと書き分け方
  • アルバイト・学業・ゼミ・部活などテーマ別+文字数別の例文30選
  • 思いつかない場合の探し方、NG例、面接の深掘り対策
この記事をおすすめしたい人
  • 「学生時代の取り組み」のES例文を探している人
  • ガクチカとの違いが分からず書き出せない人
  • アルバイト・学業・ゼミなど、どの題材を選ぶか迷っている人
  • 特別な実績がなく、何を書けばよいか分からない人

結論:ESの「学生時代の取り組み」は、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)と近い意味で使われることが多く、基本的には同じエピソードを使って問題ありません。

企業が見ているのは実績の大きさではなく、「何を課題と考え、なぜその行動を選び、どう変えたか」という思考と行動のプロセスです。

アルバイト・学業・ゼミ・研究・部活・サークル・留学・資格・趣味など、題材は幅広く使えます。

迷ったら「取り組み→課題・目標→自分の考え→行動→結果・学び」の5要素で整理しましょう。

全国大会や売上1位のような派手な実績を作る必要はなく、面接で理由まで説明できる事実を選ぶことが重要です。

目次[目次を全て表示する]

ESの「学生時代の取り組み」とは?ガクチカとの違いも解説

「学生時代の取り組み」は、エントリーシートや面接でよく聞かれる設問で、企業によっては「学生時代に力を入れたこと」「ガクチカ」とほぼ同じ意図で聞かれます。

何をしたかだけではなく、その経験の中でどのように課題を捉え、考え、行動したかを通して、応募者の人柄や強みを知ることが主な目的です。

「学生時代の取り組み」「ガクチカ」「自己PR」は近い経験を使えますが、回答で主役にする情報が異なります。

設問 中心に伝えること 書き出しの例
学生時代の取り組み 経験の中での課題・考え・行動 「私は学生時代、〇〇に取り組みました」
ガクチカ 特に力を入れた理由・工夫・成果 「学生時代に最も力を入れたのは〇〇です」
自己PR 自分の強みと、その根拠となる経験 「私の強みは〇〇です」

学生時代に自分なりに考えて行動した経験なら題材にできる

学生時代の取り組みは、全国大会や留学のような目立つ経験である必要はありません。

アルバイトで新人が働きやすい仕組みを作った、授業で苦手科目の学習方法を変えた、サークルで参加しやすい環境を整えたなど、自分なりに課題や目標を持って行動した経験なら題材にできます。

大切なのは経験名の珍しさではなく、「どんな状況で、何を考え、自分が何をしたか」を具体的に説明できることです。

まずは学生生活の中で、自分の行動によって何かが変わった経験を探しましょう。

「学生時代の取り組み」とガクチカは基本的に同じ意味で考えてよい

「学生時代の取り組み」と「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」は、就活では近い意図で使われることが多く、基本的には同じエピソードを使えます。

ただし、設問に「学業で」「最も力を入れたこと」「困難を乗り越えた経験」など追加条件がある場合は、その条件を優先してください。

学生時代の取り組みは比較的広い表現なので、何に取り組んだかに加え、課題・思考・行動・結果を整理すると答えやすくなります。

同じ経験でも設問の言葉に合わせて強調点を調整しましょう。

自己PRとは「経験が主役か、強みが主役か」が違う

学生時代の取り組みと自己PRで同じ経験を使うことはできますが、回答の主役を変える必要があります。

学生時代の取り組みでは「塾講師として学習習慣の改善に取り組んだ」のように経験から入り、課題・考え・行動を説明します。

自己PRでは「私の強みは相手の状況を見て改善する力です」と強みを先に置き、その根拠として経験を使います。

同じエピソードでも、経験を主役にするか、強みを主役にするかを切り替えると、ES全体で同じ説明を繰り返さずに済みます。

「学生時代の取り組み」と「ガクチカ」が別々にある場合の書き分け方

同じESに「学生時代の取り組み」と「学生時代に最も力を入れたこと」の両方がある場合は、まず設問に指定された活動分野や期間を確認しましょう。

活動分野の指定がなく、両方とも同じ経験を使いたい場合は、文章をそのままコピーせず、伝える中心を変える方法があります。

「学生時代の取り組み」では経験の概要や自分が担った役割を明確にし、「最も力を入れたこと」では特に注力した理由と試行錯誤を詳しく書くと、重複を抑えられます。

たとえば同じアルバイト経験でも、前者で新人教育の仕組みを整えた取り組みを説明し、後者で教え方を変えるために何を観察・検証したかを掘り下げられます。

ただし設問が別のエピソードを求めていたり、片方に「学業」と明記されていたりする場合は、その指定を優先してください。

ESの「学生時代の取り組み」の書き方5ステップ

書き始める前に、結論から結果・学びまでの順番を決めると、限られた文字数でも自分の行動を中心にまとめられます。

以下の5ステップに沿って、取り組み・課題・思考・行動・結果を一本の流れにつなげましょう。

基本テンプレート

私は学生時代、【取り組み】に力を入れました。

当時、【課題・目標】があり、私は【原因・自分の考え】だと考えました。

そこで【具体的な行動】を行いました。

その結果、【数字・周囲の変化・成果】につながりました。

この経験から【学び】を得ました。

STEP1|結論:何に取り組んだのかを最初に一文で伝える

冒頭では「私は学生時代、〇〇に取り組みました」とテーマを簡潔に示します。

「飲食店でアルバイトをしていました」だけではなく、「飲食店のアルバイトで新人教育の改善に取り組みました」のように、何を良くしようとした経験なのかまで入れると読み手が内容をつかみやすくなります。

最初から店舗や団体の説明を長く書くと、自分の話へ入るまで時間がかかります。

ESでは1〜2文で取り組みを示し、その後に課題・考え・行動を説明する構成にすると、限られた文字数でも本人の役割を中心に書けます。

STEP2|課題・目標:何を改善・達成したかったか具体化する

次に、その取り組みの中でどのような課題や目標があったのかを説明します。

「売上を伸ばしたかった」「大会で勝ちたかった」だけでなく、なぜ目標達成が難しかったのかまで書くと、後の行動へつながります。

たとえば「新人が繁忙時に手順を確認できず質問が集中していた」「初心者が経験者中心の練習へ参加しにくかった」のように、当時の状態を事実で示しましょう。

課題が具体的であるほど、採用担当者は「なぜその行動をしたのか」を理解しやすくなり、行動の工夫も評価しやすくなります。

STEP3|思考:なぜその方法を選んだのか、自分の判断を入れる

学生時代の取り組みで差が出やすいのが「なぜその行動を選んだか」です。

「参加者が少なかったのでSNSを始めた」だけでは、施策を選んだ理由が分かりません。

「参加しない学生へ聞くと活動内容が分からないという声が多かったため、写真中心のSNS発信へ変えた」と書けば、状況を見て判断したことが伝わります。

課題の原因を完全に証明している必要はありません。

観察、データ、聞き取り、過去との比較など、自分が何を根拠に考えたのかを一文入れ、自分らしい思考を見せましょう。

STEP4|行動:自分が具体的にしたことを最も厚く書く

回答の中心は、自分が実際に取った行動です。

「チームで話し合った」「工夫した」「努力した」だけでは、本人の役割が伝わりません。

誰に何を聞いたのか、どの情報を整理したのか、どんな方法を提案したのか、途中で何を修正したのかまで具体化してください。

チームでの経験なら、組織全体で行ったことと、自分が担当したことを分けるのもポイントです。

行動が多い場合は、成果へ特に影響した1〜2個へ絞ると読みやすくなります。

限られた文字数では背景より行動へ多く配分しましょう。

STEP5|結果・学び:何が変わったかと、現在につながる学びで締める

最後は、行動によって何が変わったのかを具体的に示します。

人数、時間、点数など正確な数字があれば使い、ない場合は「新人からの質問が減った」「会議で意見が出やすくなった」など行動や仕組みの変化を書きましょう。

その後に「協力の大切さを学んだ」で終わらず、「周囲を動かすときは、先に相手が動きにくい理由を確認するようになった」のように、経験後の行動へつながる学びを示します。

現在も同じ考え方を別の場面で使っていると説明できれば、再現性のある強みとして伝わります。

【例文30選】ESの「学生時代の取り組み」|アルバイト・学業・ゼミなど

ここからはテーマ別26例と、100字・200字・300字・400字の文字数別4例を紹介します。

例文の数字や成果をそのまま使わず、構成を参考にして自分の事実へ置き換えてください。

30例文から自分に合う回答を選ぶ目安
  • アルバイト・接客:例文1・12・26。相手の困りごとに気づいて方法を変えた経験がある人向け。
  • 学業・ゼミ・研究:例文3・6・7・21・23。学習方法や検証の進め方を工夫した人向け。
  • 部活・サークル・行事:例文4・13・17・29・30。周囲への働きかけを伝えたい人向け。
  • 特別な実績がない:例文5・14・15・24。日常の継続や改善を伝えたい人向け。
  • 文字数の指定がある:例文27〜30。100字・200字・300字・400字の構成を比較したい人向け。

活動名が同じ例文よりも、「課題にどう向き合い、自分で何を変えたか」が近い例文を参考にしましょう。

例文1|アルバイト:新人教育を改善した

私は飲食店のアルバイトで、新人教育の改善に取り組みました。

繁忙時に同じ質問が集中し、先輩も新人も作業を止めることが課題でした。

私は文章中心の手順書では確認に時間がかかると考え、質問の多い作業を写真付きチェック表にまとめました。

新人3人に使ってもらい、分かりにくい部分を修正した結果、自分で確認できる場面が増えました。

この経験から、個人へ注意するだけでなく、誰でも動きやすい仕組みを整える重要性を学びました。

ポイント:アルバイトは担当業務の説明より、課題に対して自分が変えたことを具体化しましょう。

例文2|趣味・特技:写真サークルの発信を改善した

私は写真撮影を趣味として続け、大学の写真サークルでSNS広報に取り組みました。

投稿しても新入生からの反応が少なかったため、私は作品写真だけでは活動の雰囲気が伝わりにくいと考えました。

そこで撮影会の様子やメンバーのコメントを加え、投稿デザインも統一しました。

投稿後の反応を確認しながら内容を調整した結果、新歓イベントへの問い合わせが増えました。

この経験から、伝えたい情報ではなく、相手が知りたい情報から発信を考える大切さを学びました。

ポイント:趣味でも、継続した理由・工夫・他者への影響まで説明できれば題材になります。

例文3|学業:苦手科目の学習方法を変えた

私は大学の統計学の学習に力を入れました。

最初の小テストでは公式を覚えても問題へ当てはめられず、平均点を下回りました。

私は暗記量より、公式を使う条件の理解が不足していると考え、例題を自分の言葉で説明する学習へ変更しました。

分からない箇所は授業後に先生へ質問し、友人とも週1回説明し合いました。

その結果、期末試験では目標点を超えました。

この経験から、苦手な課題ほど理解したつもりにせず、説明できる状態まで確認する重要性を学びました。

ポイント:学業では成績だけでなく、学び方をどう改善したかを書くと主体性が伝わります。

例文4|部活:練習の連携を改善した

私は大学のサッカー部で、練習中の連携改善に取り組みました。

試合で守備の声かけが遅れ、同じ形から失点することが続いていました。

私は個人技だけでなく、判断基準が共有されていないことが原因だと考え、練習後に試合動画を見て失点場面を共有する時間を提案しました。

各選手が判断理由を話すことで認識をそろえた結果、練習中の声かけが増えました。

この経験から、チームの課題は個人へ求めるだけでなく、共通認識を作ることが重要だと学びました。

ポイント:部活は結果だけでなく、自分がチームへどのように働きかけたかを示しましょう。

例文5|日々の習慣:学業とアルバイトを両立した

私は学生時代、学業とアルバイトを両立するための時間管理に取り組みました。

大学1年の頃は締切直前に課題へ取り組むことが多く、予定が重なると睡眠時間を削っていました。

そこで1週間の予定を授業、課題、アルバイトに分け、日曜日に翌週の作業時間を先に確保する方法へ変えました。

予定通り進まなかった場合も週の途中で調整し、提出物を前倒しできるようになりました。

この経験から、継続には意志だけでなく、行動しやすい予定を先に設計することが重要だと学びました。

ポイント:日常経験でも、目的・工夫・変化があれば学生時代の取り組みとして使えます。

例文6|ゼミ:進捗管理を改善した

私はゼミの共同研究で、チームの進捗管理改善に取り組みました。

メンバーごとに調査の進み方が異なり、発表2週間前でも必要な資料がそろっていませんでした。

私は作業の担当と中間締切が曖昧なことが原因だと考え、調査項目を細分化した共有表を作りました。

週1回、遅れている作業と支援が必要な点も確認した結果、重複作業が減り、期限までに発表資料を完成できました。

この経験から、チームで成果を出すには、役割と進捗を見える状態にすることが重要だと学びました。

ポイント:ゼミでは研究テーマを長く説明せず、自分の役割と工夫を中心にしましょう。

例文7|研究室:実験の再現性を高めた

私は研究室で、実験結果の再現性向上に取り組みました。

同じ条件で実験しても測定値がばらつき、原因を特定できない状態が続いていました。

私は実験者ごとの細かな手順差が影響している可能性があると考え、温度、時間、器具の扱いまで記録項目を増やしました。

メンバーと手順を比較し、条件を統一して追加実験を行った結果、ばらつきを小さくできました。

この経験から、結果が安定しないときは感覚で試すのではなく、条件を細分化して検証する重要性を学びました。

ポイント:専門内容より、課題の発見と検証方法を一般的な言葉で説明すると伝わります。

例文8|ボランティア:参加者が交流しやすい場を作った

私は地域の高齢者施設でのボランティアで、参加者同士が交流しやすい場づくりに取り組みました。

当初はレクリエーション中も会話が少なく、終了後すぐ帰る人が多い状況でした。

私は一方的に進行する形式が原因の一つだと考え、少人数で答えるクイズや体操を取り入れました。

さらに参加者の興味を事前に職員へ聞き、話題も調整しました。

その結果、活動後も会話が続く場面が増えました。

この経験から、相手の反応を見ながら場の作り方を変える重要性を学びました。

ポイント:参加した事実だけでなく、相手の課題へどのように働きかけたかを書きます。

例文9|留学:授業で発言できる状態を作った

私は交換留学中、英語での授業参加に力を入れました。

留学直後は議論の速度についていけず、自分の意見を言う前に話題が変わることが課題でした。

私は語彙力だけでなく、発言内容をその場で組み立てる負担が大きいと考え、授業前に論点と自分の意見を英語で3つ準備するようにしました。

分からない表現は授業後に復習し、現地学生との会話でも使いました。

その結果、授業内で自分から発言する回数が増えました。

この経験から、苦手な環境では行動のハードルを下げる準備が有効だと学びました。

ポイント:留学そのものより、現地で直面した課題と自分から起こした行動を書きましょう。

例文10|長期インターン:記事制作の進行を改善した

私は長期インターンで、記事制作の進行管理改善に取り組みました。

公開直前に修正が集中し、予定日がずれることがありました。

私は初稿後の確認タイミングが担当者ごとに異なることが原因だと考え、企画、初稿、確認、修正の各工程に中間締切を設定した進捗表を作りました。

週2回状況を確認し、遅れがあれば早めに担当者へ共有した結果、修正を前倒ししやすくなりました。

この経験から、最終締切だけでなく途中の工程を管理することが、安定した成果につながると学びました。

ポイント:インターンでは担当業務だけでなく、課題を見て改善したプロセスを具体化します。

例文11|SNS運用:新歓への問い合わせを増やした

私はダンスサークルで、新歓期のSNS運用に取り組みました。

投稿数を増やしてもイベントへの問い合わせが伸びなかったため、私は内容が新入生の不安へ答えていないと考えました。

過去投稿の反応を比べると、練習風景よりメンバー紹介や初心者向け情報への反応が高かったため、投稿比率を変更しました。

質問箱も設け、回答を次の投稿へ反映した結果、問い合わせが増えました。

この経験から、発信では量だけを増やすのではなく、反応を見ながら内容を改善することが重要だと学びました。

ポイント:SNSではフォロワー数だけでなく、分析→仮説→改善の流れを示すと伝わります。

例文12|塾講師:生徒の学習習慣を改善した

私は個別指導塾で、生徒の学習習慣改善に取り組みました。

担当生徒は宿題の未提出が続き、勉強への苦手意識も強い状態でした。

私は課題量の多さより、達成できた実感が少ないことが原因だと考え、1週間の課題を毎日15分で終わる量へ分けました。

授業では達成状況を一緒に確認し、できた点を具体的に伝えました。

その結果、自主学習する日が増え、定期テストの点数も改善しました。

この経験から、相手が続けられない理由を理解し、行動しやすい形へ変える重要性を学びました。

ポイント:相手に合わせて何を変えたかを説明すると、コミュニケーション力が具体化できます。

例文13|学園祭:来場者の案内を改善した

私は学園祭実行委員として、模擬店エリアの案内改善に取り組みました。

前年は受付で会場の場所や混雑状況を聞かれることが多く、スタッフが対応に追われていました。

私は初めて来る人の視点で会場を歩き、迷いやすい場所を確認しました。

そこで案内表示を3カ所追加し、模擬店の位置と混雑状況をまとめたボードも作りました。

その結果、受付で道案内に対応する回数が減りました。

この経験から、利用者の視点で実際の動きを確認してから改善することが重要だと学びました。

ポイント:イベント運営では、担当範囲と利用者に起きた変化を具体的に示しましょう。

例文14|一人暮らし:生活と学業の管理を改善した

私は大学進学を機に一人暮らしを始め、生活と学業を両立するための自己管理に取り組みました。

当初はアルバイト後に課題へ着手し、睡眠時間が不規則になることがありました。

そこで1週間の予定を「固定予定」と「調整できる作業」に分け、授業の空き時間へ課題を先に入れる方法へ変更しました。

週末には実行できなかった理由を振り返り、翌週の予定を修正しました。

その結果、課題を前倒しして提出できるようになりました。

この経験から、自己管理は予定を立てるだけでなく、振り返って修正することが重要だと学びました。

ポイント:生活改善も、課題・工夫・変化が具体的なら十分な取り組みになります。

例文15|プログラミング:エラーの解決方法を身につけた

私は独学でWeb制作の学習に取り組みました。

最初は教材どおりにコードを書いても、エラーが出ると原因を見つけられず、学習が止まることが課題でした。

そこでエラー文、原因、解決方法を毎回記録し、次に同じ問題が出たときは先に記録を確認するようにしました。

また、週1回は教材を見ずに小さなページを作り、理解度を確認しました。

その結果、自分で調べて修正できる場面が増え、学内イベントのWebページ制作も担当しました。

この経験から、分からないことを記録し、次の問題解決へ再利用する重要性を学びました。

ポイント:独学では、学習期間より、つまずきをどう解決したかが本人らしさにつながります。

例文16|オープンキャンパス:高校生が質問しやすい場を作った

私は大学のオープンキャンパスで学生スタッフを務め、高校生が質問しやすい環境づくりに取り組みました。

当初は学部説明をしても、高校生から質問がほとんど出ませんでした。

私は「質問がない」のではなく、初対面の大学生へ声をかけにくいことが原因だと考えました。

そこで待ち時間に自分から声をかけ、一人暮らしや授業など身近な話題から会話を始めました。

その結果、進路や大学生活について個別に相談される機会が増えました。

この経験から、相手が話しやすい状態を先に作る大切さを学びました。

ポイント:学生スタッフでは、相手の状況を見てコミュニケーションをどう変えたかを書きます。

例文17|サークル運営:初心者の参加率を改善した

私はバドミントンサークルで、初心者の練習参加率改善に取り組みました。

経験者中心のメニューが多く、初心者が数回で来なくなることが課題でした。

私は初心者5人へ理由を聞き、技術差への不安が大きいと分かりました。

そこで前半はレベル別、後半は全員で参加できる形式の練習を提案し、経験者にも初心者のサポートを依頼しました。

その結果、初心者が継続して参加する場面が増えました。

この経験から、参加を促すには本人の意欲を責めるのではなく、参加しにくい要因を減らすことが重要だと学びました。

ポイント:役職がなくても、自分から課題を見つけて働きかけた経験は十分に使えます。

例文18|資格取得:簿記2級の学習方法を改善した

私は大学3年次に簿記2級の取得へ取り組みました。

最初の模擬試験では合格点に届かず、同じ論点で繰り返し失点していました。

私は学習時間より復習方法に課題があると考え、間違いを「知識不足」「計算ミス」「時間不足」に分類しました。

平日は弱点復習、休日は時間を測った総合問題に分け、毎週結果を見て翌週の学習比率を変えました。

3カ月継続した結果、本試験に合格できました。

この経験から、目標との差を分解し、状況に合わせて方法を修正する重要性を学びました。

ポイント:資格は合格だけでなく、計画・弱点分析・改善まで書くと取り組みが具体化します。

例文19|TOEIC:苦手なリスニングを改善した

私は英語への苦手意識を克服するため、TOEIC学習を半年間続けました。

開始時はリスニングの点数が伸びず、問題数だけを増やしていました。

そこで聞き取れなかった理由を「単語」「発音」「速度」に分け、毎回記録する方法へ変更しました。

通学時間は音声学習、休日は模試と復習に分け、月1回スコアを確認しました。

その結果、総合スコアを560点から790点まで伸ばすことができました。

この経験から、努力量を増やす前に、苦手の原因を細かく分けて方法を変えることが重要だと学びました。

ポイント:語学では期間・開始時点・改善方法・変化を入れると、継続力だけでなく改善力も伝わります。

例文20|学生団体:高校生向けイベントを改善した

私は学生団体で、高校生向けキャリアイベントの企画改善に取り組みました。

初回は申込者が目標の半数程度にとどまりました。

私は内容が高校生の知りたい情報とずれている可能性があると考え、過去参加者と高校生へ聞き取りを行いました。

「大学生活を具体的に知りたい」という声が多かったため、講演中心から大学生との少人数座談会へ変更しました。

その結果、次回は申込者数が前回を上回りました。

この経験から、企画を作る側の想像だけでなく、対象者の声を確認して内容を修正する重要性を学びました。

ポイント:活動目的より、自分が担当した課題と改善内容へ文字数を使いましょう。

例文21|授業・グループワーク:意見対立を整理した

私はマーケティングの授業で、5人のグループによる商品企画に取り組みました。

当初は各自が異なる案を主張し、企画の方向性が決まらないことが課題でした。

私は案の良し悪しを議論する前に「誰のどんな課題を解決するか」をそろえる必要があると考えました。

そこで各案のターゲット、メリット、実現難易度を表に整理し、共通するニーズを確認しました。

その結果、全員が納得できる案へまとめられました。

この経験から、意見が分かれたときほど、共通の目的と判断基準へ戻ることが重要だと学びました。

ポイント:授業経験でも、自分の判断や役割を具体的に説明できれば十分な題材です。

例文22|コンテスト:フィードバックから企画を改善した

私は4人チームでビジネスコンテストへ参加し、企画改善に取り組みました。

模擬発表で「誰の課題を解決するサービスか分かりにくい」と指摘を受けました。

私は機能を増やすより、利用者像を明確にする必要があると考え、想定利用者へのヒアリングを追加しました。

回答をもとにターゲットと利用場面を絞り、資料も機能説明中心から課題・解決策・利用後の変化が伝わる構成へ変更しました。

その結果、一次審査を通過できました。

この経験から、指摘を受けたときは前提となる情報から取り直すことが重要だと学びました。

ポイント:受賞歴だけでなく、途中の指摘をどう改善へつなげたかを示しましょう。

例文23|自主学習:Pythonを実践中心で学んだ

私は大学の授業をきっかけにデータ分析へ興味を持ち、半年間Pythonの自主学習を続けました。

最初は教材のコードを写せても、自分で分析しようとすると手が止まりました。

私はインプット中心で、知識を使う機会が少ないことが原因だと考えました。

そこで毎週一つ身近なテーマを決め、公開データを使って小さな分析を行いました。

分からなかった点は記録し、翌週までに調べ直しました。

その結果、授業レポートでもデータ処理を自力で行えるようになりました。

この経験から、知識は使いながら定着させることが重要だと学びました。

ポイント:自主学習では、何を学んだかに加え、継続する仕組みや学習方法を示します。

例文24|創作・制作:動画を視聴者目線で改善した

私は趣味で動画制作を続け、大学ではサークルの紹介動画を担当しました。

最初に作った動画は情報を詰め込みすぎ、メンバーから「何を伝えたいか分かりにくい」と指摘されました。

そこで新入生が知りたい内容を聞き、構成を「活動内容・雰囲気・参加方法」の3点へ絞りました。

完成前にも複数人へ見てもらい、理解しにくい箇所を修正しました。

その結果、新歓で動画を見た学生から活動内容が分かりやすかったという反応を得ました。

この経験から、制作物は自分の満足ではなく、相手にどう伝わるかで改善する重要性を学びました。

ポイント:制作活動は技術の高さだけでなく、目的・改善・相手の反応まで示しましょう。

例文25|地域活動:会場への案内を改善した

私は地域商店街のイベント運営ボランティアで、来場者への案内改善に取り組みました。

前年は受付で道案内に関する質問が多く、運営スタッフの負担になっていました。

私は初めて来る人の視点で駅から会場まで実際に歩き、迷いやすい場所を3カ所確認しました。

そこで案内表示の追加を提案し、SNSにも写真付きのアクセス案内を掲載しました。

その結果、当日は受付での道案内に関する質問が減りました。

この経験から、利用者の立場で現場を確認し、課題を具体化してから改善することの重要性を学びました。

ポイント:地域活動は参加実績ではなく、利用者の課題へ行った工夫を中心にしましょう。

例文26|接客・販売:提案方法を改善した

私はアパレルショップのアルバイトで、お客様への提案方法改善に取り組みました。

働き始めた頃は商品知識を説明することへ集中し、希望と合わない商品を勧めることがありました。

そこで先輩の接客を観察し、最初に利用場面、好み、予算を確認してから提案する方法へ変えました。

接客後には反応が良かった質問を記録し、次回へ活かしました。

その結果、お客様から相談していただける場面が増え、店長からも接客の改善を評価されました。

この経験から、提案の前に相手の状況を理解する重要性を学びました。

ポイント:売上だけでなく、顧客理解のために変えた行動や第三者の反応も成果にできます。

【100字・200字・300字・400字】学生時代の取り組みの例文4選

文字数が変わっても、基本となる「取り組み・課題・行動・結果」の流れは同じです。

短い場合は行動と結果を優先し、文字数に余裕があるほど「なぜそう考えたか」「途中でどう改善したか」を加えると人物像が伝わりやすくなります。

例文27|100字:行動と結果を優先する

私はカフェのアルバイトで、混雑時のオーダーミス削減に取り組みました。

注文復唱と受け渡し前の確認を徹底した結果、ミスを減らせました。

この経験から、問題を仕組みで防ぐ重要性を学びました。

100字前後では背景を広げず、「何に取り組んだか・自分の行動・結果」を優先します。

課題の原因や複数の施策を無理に詰め込むより、読み手が一度で理解できる情報量に絞りましょう。

企業から「成果」や「学び」の指定がある場合は、その要素を削らず、団体説明や活動期間を短くするのがおすすめです。

例文28|200字:課題と行動のつながりを入れる

私は大学祭実行委員として、模擬店の出店団体を増やす取り組みを行いました。

前年は説明会への参加が少なく、手続きの分かりにくさが課題でした。

そこで参加団体へ聞き取りを行い、出店要項を図解中心に変更しました。

さらにオンライン説明会を導入し、質問時間も設けました。

その結果、出店団体が増えました。

この経験から、相手の不安を把握し、参加しやすい仕組みに変える重要性を学びました。

200字前後では、背景説明を短くしても、課題と行動のつながりは残しましょう。

例文29|300字:考えた理由と周囲への働きかけまで書く

私はフットサルサークルの運営メンバーとして、新入部員の定着率向上に取り組みました。

例年、新入部員の多くが2カ月以内に参加しなくなることが課題でした。

私は初心者が経験者中心の練習へ入りづらいことが原因だと考え、新入部員へ個別に話を聞きました。

そのうえで、練習をレベル別に分ける時間を設け、月に1回は学年や経験を問わず交流できるミニ大会を企画しました。

また、練習後に相談時間を設け、困っていることを早めに把握しました。

その結果、新入部員の継続参加が増えました。

この経験から、組織の課題を改善するには、運営側の思い込みではなく、参加する側の声を聞いて仕組みを変えることが重要だと学びました。

例文30|400字:試行錯誤と改善まで詳しく伝える

私は大学の国際交流サークルで、オンライン交流イベントの企画・運営に取り組みました。

対面活動ができない時期に新入生の参加率が低下し、オンライン企画を実施しても参加者が伸びないことが課題でした。

私は、単に対面イベントをオンラインへ置き換えるだけでは参加しづらさを解消できないと考え、新入生10名へ聞き取りを行いました。

その結果、「初対面の大人数では話しづらい」という声が多かったため、4〜5人の少人数交流を中心とした構成へ変更しました。

さらに、参加前に話題例を共有し、当日は運営メンバーが各グループへ入って会話を支援しました。

初回終了後にはアンケートで「時間が長い」という意見が出たため、交流時間を短くしてテーマを増やしました。

その結果、3回目には参加者が増え、次回も参加したいという回答も多く得られました。

この経験から、課題を自分の想像だけで決めず、相手の声を聞きながら改善を重ねる重要性を学びました。

企業がESで「学生時代の取り組み」を聞く3つの理由

企業の質問意図を理解しておくと、単なる活動紹介ではなく、評価される情報へ文字数を使いやすくなります。

主に見られているのは、課題への向き合い方、経験から表れる強みや価値観、そして相手へ分かりやすく伝える力です。

どのような状況で、どのように考えて行動する人か知るため

企業は取り組みの名称だけではなく、その中で応募者がどう考えたかを見ています。

同じ飲食店のアルバイトでも、業務効率を改善した人、新人教育を工夫した人、顧客対応を見直した人では、課題の捉え方や行動が異なります。

仕事でも正解が一つではない課題に直面するため、状況をどう整理し、何を優先し、どんな行動を選ぶ人なのかは重要な評価材料です。

ESでは「頑張った」「工夫した」で終わらず、なぜその行動が必要だと考えたのかを一文入れると、思考プロセスが伝わりやすくなります。

経験から見える強みや価値観が自社と合うか確認するため

取り組みの過程には、応募者が自然に発揮している強みや価値観が表れます。

周囲の意見を聞いて仕組みを変えたなら相手視点、記録をもとに改善を続けたなら分析力、目標へ向けて習慣を作ったなら継続力などです。

企業はその特徴が職場でも再現されそうか、自社の仕事や文化と大きくずれていないかを確認します。

ただし、求める人物像へ無理に自分を合わせる必要はありません。

自分が実際に取った行動から強みを言語化し、仕事でどう活かせそうかを考えることが重要です。

事実を整理し、相手へ分かりやすく伝える力を見るため

学生時代の取り組みには、活動内容、目標、課題、行動、結果など多くの情報があります。

すべてを時系列で書くと、何を伝えたいのか分かりにくくなります。

企業は限られた文字数の中で必要な情報を選び、「本人が何をしたか」が分かる形にまとめられているかも見ています。

特にESでは、団体説明や活動の背景を長く書きすぎず、自分の思考と行動に文字数を使うことが大切です。

読み手が一度読んだだけで、取り組み・課題・本人の行動・結果を理解できる構成を目指しましょう。

ESの「学生時代の取り組み」に使うエピソードの選び方

題材は目立つ実績よりも、自分の判断と行動を具体的に説明できるかで選ぶことが重要です。

複数の候補がある場合は、行動の理由、前後の変化、面接で深掘りされても事実で答えられるかを基準に比較しましょう。

自分から考えて行動した場面がある経験を優先する

候補が複数ある場合は、成果の大きさではなく「自分で考えて動いた場面があるか」で比較しましょう。

大会で優勝した経験でも、自分の役割をほとんど説明できなければ人物像は伝わりにくくなります。

一方、アルバイトで小さな業務改善をした経験でも、なぜ課題だと考え、どのような工夫をしたかを具体的に話せれば十分です。

自分が提案したこと、方法を変えたこと、周囲へ働きかけたこと、継続のために工夫したことなどを思い出し、その理由まで説明できる経験を優先してください。

行動の前後で「何が変わったか」を説明できる経験を選ぶ

ESでは、行動した結果として何が変わったのかがあると、取り組みの意味を伝えやすくなります。

売上や人数、点数など数字で示せる変化だけでなく、新人が自分で確認できるようになった、会議で発言する人が増えた、資料管理が共通ルールになったといった行動や仕組みの変化でも構いません。

数字がないから弱いと考える必要はありません。

重要なのは、自分の行動前と行動後を具体的に比べられることです。

面接で「その結果、何が変わりましたか」と聞かれて事実として説明できる経験を選びましょう。

役職や珍しい経験より、深掘りされても事実で答えられる経験を選ぶ

部長・代表・リーダーなどの肩書きがなくても、本人が考えて動いた経験なら十分に題材になります。

メンバーの立場でも、困っている人へ声をかけた、作業方法を変えた、情報共有を工夫したなどの行動は評価材料です。

反対に、目立たせるために数字や役割を盛ると、面接で「なぜそうしたのか」「自分は何を担当したのか」と聞かれた際に説明が崩れます。

成果の派手さより、自分の判断・行動・結果を事実で説明できる経験を優先しましょう。

ESの「学生時代の取り組み」が思いつかない場合の見つけ方

「特別な経験がない」と感じても、学生生活を細かく振り返るとESで使える取り組みは見つかります。

大きな成果から探すのではなく、時間を使ったこと、継続したこと、困って方法を変えたことから候補を広げていきましょう。

「頑張ったこと」ではなく、時間を使ったこと・変えたことから探す

「学生時代に頑張ったことは?」と考えると、大きな成果がある経験だけを探してしまいがちです。

思いつかない場合は、大学生活で時間を使ったこと、続けたこと、困って方法を変えたことを書き出してください。

授業、アルバイト、資格、趣味、一人暮らし、友人との活動なども候補になります。

次に「なぜ続けたか」「途中で困ったことは何か」「自分で変えたことはあるか」を確認します。

最初から立派なストーリーを探すのではなく、日常の経験から自分の判断や工夫があった場面を拾うと、題材を見つけやすくなります。

大学1年から現在までを半年ごとに区切って振り返る

経験を一度に思い出そうとせず、大学1年前期、後期、2年前期というように半年ごとへ区切る方法も有効です。

それぞれの期間で、授業、アルバイト、部活・サークル、趣味、資格など何をしていたかを書き出します。

その中から「悔しかった」「もっと良くしたかった」「できるようになって嬉しかった」など感情が動いた出来事へ印を付けてください。

感情が動いた経験には、自分が大切にしている価値観や改善行動が隠れていることがあります。

そこから課題・考え・行動・結果を整理すると、ESで使えるエピソードになりやすくなります。

大きな成果がなくても、継続・改善・周囲の変化があれば使える

大会優勝や売上1位のような成果がなくても問題ありません。

資格勉強を3カ月継続した、苦手科目の勉強方法を変えた、アルバイトで新人が質問しやすい状態を作ったなど、小さな変化も学生時代の取り組みです。

数字で示せない場合は、以前と比べて何ができるようになったか、周囲の行動がどう変わったかを具体的にしてください。

また、最終目標へ届かなかった経験でも、途中で方法を改善し、前進した部分があれば使えます。

「成果が小さいから書けない」ではなく、自分の行動が見えるかで判断しましょう。

ESの「学生時代の取り組み」で避けたいNGな書き方

内容が良くても、活動説明ばかりになったり、抽象語だけで行動が見えなかったりすると評価されにくくなります。

書き終えたら「自分の考えと行動が具体的か」「事実として面接でも説明できるか」の2点を確認しましょう。

活動内容の説明が長く、自分の考え・行動がほとんどない

「サークルは60人で週3回活動しており、毎年大会へ参加しています」のように団体説明が続くと、応募者本人が何をしたのかが見えません。

読み手が活動を理解するための情報は必要ですが、全体の1〜2割程度に抑えましょう。

削った文字数は「何を課題と考えたか」「なぜその方法を選んだか」「自分が具体的にしたこと」へ使います。

書き終えたら、団体名や活動説明を削っても話が通じる部分がないか確認してください。

学生時代の取り組みは活動紹介ではなく、経験を通じて自分の考え方と行動を伝える設問です。

「頑張った・工夫した・協力した」で終わり、具体性がない

「みんなで協力して頑張りました」「工夫した結果、成功しました」だけでは、自分が何をしたのかをイメージできません。

「参加しないメンバー5人へ理由を聞いた」「作業を30分単位に分けた」「毎週データを比較して方法を変えた」のように、行動を具体的な動詞へ置き換えましょう。

また、チームで活動した場合は「チームとして行ったこと」と「自分が担当したこと」を分けます。

抽象語を見つけたら、「具体的には何をした?」と自分へ問い直すと改善しやすくなります。

面接で同じ説明ができる事実だけを書いてください。

成果や数字を盛り、面接で説明できない内容にする

ESを強く見せるために、人数、売上、期間、役割などを実際より大きくするのは避けましょう。

面接では「その数字はどう確認しましたか」「あなた自身の担当は何でしたか」と詳しく聞かれる場合があります。

正確な数字がないなら「質問が減った」「参加者が増えた」など事実として言える変化を使えば十分です。

また、チームの成果を自分一人の成果として書かないことも重要です。

全体成果と自分の貢献を分け、根拠を説明できる範囲で具体化したほうが、誠実さと本人の役割の両方が伝わります。

面接で「学生時代の取り組み」を深掘りされたときの対策

面接ではESに書いた内容を起点に、「なぜそう考えたのか」「他の方法はなかったのか」まで詳しく聞かれることがあります。

文章を暗記するのではなく、判断の理由や試行錯誤まで自分の言葉で説明できる状態にしておくことが大切です。

最初は1分程度で、取り組み・課題・行動・結果を要約する

面接ではESの文章をそのまま読み上げるのではなく、最初に1分程度で要点を伝えます。

「私が学生時代に取り組んだのは〇〇です」と結論を置き、課題、自分の主な行動、結果、学びを順に話しましょう。

細かな背景や数字の根拠は、面接官から聞かれたときに補足すれば十分です。

最初からすべて話すと、自分の行動が埋もれやすくなります。

原稿を丸暗記するより、「取り組み・課題・判断・行動・結果・学び」の6項目を箇条書きで整理し、質問に合わせて説明できるようにしておきましょう。

「なぜその行動を選んだ?」に答えられるよう理由を掘る

面接では「なぜそれが課題だと思ったのですか」「なぜその方法を選んだのですか」「他の方法は考えませんでしたか」と深掘りされることがあります。

ESに書いた行動ごとに「なぜ?」を2〜3回繰り返し、判断の根拠を整理しておきましょう。

たとえば「チェック表を作った→口頭説明だけでは繁忙時に確認できなかった→同じ質問が繰り返されていた」というように理由をつなげます。

完璧な正解を作る必要はありません。

当時の状況で何を見て、どう考えて決めたのかを、自分の言葉で説明できることが重要です。

別の選択肢・失敗した工夫・今ならどうするかも準備する

良い取り組みでも、最初からすべてが成功したとは限りません。

「最初に試した方法は?」「周囲から反対はなかった?」「今なら何を変える?」と聞かれたときに、途中の試行錯誤を話せると経験に厚みが出ます。

うまくいかなかった施策を隠して完璧なストーリーにするより、「投稿数を増やしただけでは反応が変わらず、内容を見直した」のように修正した過程を説明するほうが自然です。

経験後の視点で改善案まで言えれば、過去の成果だけでなく、現在も学び続けていることを示せます。

ESの「学生時代の取り組み」でよくある質問

学生時代の取り組みは設問の表現が企業ごとに少し異なるため、題材やガクチカとの違いに迷う人も少なくありません。

ここでは、ESを書くときによく迷いやすいポイントを質問形式で整理します。

学生時代の取り組みとガクチカは同じですか?

基本的には近い意味で使われるため、同じエピソードを使って問題ありません。

ガクチカは「学生時代に力を入れたこと」の略で、どちらも経験を通じて応募者の考え方や行動を知る設問です。

ただし、「学生時代の取り組み」は比較的広い表現なので、企業によっては学業・課外活動を含む幅広い経験を想定している場合があります。

また「最も力を入れた」「学業で」など条件が付いているときは、その指定を優先してください。

同じ経験を使う場合も、設問の言葉に合わせて冒頭や強調点を調整しましょう。

学生時代の取り組みは高校時代の経験でもいいですか?

企業から「大学時代」「大学入学後」などの指定がなければ、高校時代の経験を使える場合もあります。

ただし、新卒採用では現在に近い大学生活の経験のほうが、今の考え方や行動を伝えやすい傾向があります。

大学で使える経験があるなら、まず大学時代を優先して探すのがおすすめです。

どうしても高校時代の経験が最も自分らしさを示せる場合は、その経験から得た学びが大学生活でもどう活きているかまで説明すると、過去の一度きりの話ではなく現在の人物像へつなげられます。

アルバイトや趣味でも学生時代の取り組みになりますか?

アルバイトや趣味でも問題ありません。

重要なのは活動名ではなく、自分がどのような目的や課題を持ち、どう考えて行動したかです。

アルバイトなら新人教育、業務改善、接客方法の見直しなど、趣味なら継続方法、作品改善、発信の工夫などが題材になります。

単に「3年間続けた」「毎日取り組んだ」だけで終わらず、途中でどんな課題があり、自分なりに何を変えたかを具体化しましょう。

周囲への影響や自分の変化が説明できれば、部活や留学のような目立つ経験でなくても十分に人物像を伝えられます。

成果を数字で書けない場合は評価されませんか?

数字は必須ではありません。

人数、売上、点数、時間など正確な数値があれば変化を分かりやすくできますが、すべての経験が数値化できるわけではありません。

数字がない場合は「新人が自分で確認できる場面が増えた」「会議で発言する人が増えた」「資料管理が共通ルールになった」など、行動や仕組みの変化を具体的に示してください。

根拠のない数字を作るより、事実として説明できる変化のほうが信頼性があります。

成果の大きさより、自分の行動とのつながりを説明できることが重要です。

自己PRと同じエピソードを使ってもいいですか?

同じエピソードを使えますが、設問ごとに焦点を変えましょう。

学生時代の取り組みでは「何に取り組み、どんな課題へどう考えて行動したか」が中心です。

自己PRでは「私の強みは〇〇です」と強みを先に示し、経験をその根拠として使います。

同じ塾講師の経験でも、学生時代の取り組みなら学習習慣改善のプロセス、自己PRなら相手の状況に合わせて方法を変える力を中心にできます。

ES全体で同じ文章を繰り返すのではなく、同じ経験から別の情報を見せることで、一貫性と情報量を両立させましょう。

自分のESに自信がない場合は第三者に確認してもらおう

学生時代の取り組みを書き終えたら、家族や友人、大学のキャリアセンターなど第三者に読んでもらうのもおすすめです。

「何に取り組んだのか」「あなた自身が何をしたのか」「どんな人に見えるか」を聞き、狙った内容が一度で伝わるか確認しましょう。

選考目線で添削を受けたい場合は、就活エージェントへ相談する方法もあります。

文章を代わりに作ってもらうのではなく、自分の経験が読み手へ正しく伝わっているかという観点でフィードバックを受けると改善しやすくなります。

まとめ|「学生時代の取り組み」は実績より思考・行動を具体的に伝えよう

ESの「学生時代の取り組み」では、特別な経験や大きな成果は必須ではありません。

アルバイト・学業・ゼミ・部活・資格・趣味などから、自分が課題や目標に対して考えて行動した経験を選びましょう。

基本は「取り組み → 課題・目標 → 自分の考え → 行動 → 結果・学び」の順で整理し、「なぜその行動を選んだのか」を自分の言葉で説明できることが重要です。

ガクチカとは基本的に同じ経験を使えますが、自己PRでは強みを主役にするなど、設問に合わせて焦点を調整してください。

例文は内容をコピーするのではなく、構成を参考にし、自分が実際に経験した事実へ置き換えましょう。

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