例文10選|ESで聞かれる「学生時代の取り組み」の答え方やコツを徹底解説

例文10選|ESで聞かれる「学生時代の取り組み」の答え方やコツを徹底解説

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この記事を読んでわかること

・ESで聞かれる「学生時代の取り組み」とは
・「学生時代の取り組み」の見つけ方・おすすめのテーマ
・「学生時代の取り組み」の回答例文

この記事をおすすめしたい人

・ESについて知らない人
・そろそろ就活を始めたい人
・ESに書くエピソードが見つからない人
・例文を参考にしてESを書きたい人

ES(エントリーシート)は、就職活動の第一歩として重要な役割を果たします。

その中でも「学生時代に取り組んだこと」についての質問は、多くの企業で見られる定番項目です。

この質問を通じて企業は、応募者のこれまでの経験や考え方、価値観を把握し、企業文化との適性を判断しようとします。

しかし、多くの就活生がこの質問に対して「何を選べばいいのか」「どう書けば伝わるのか」と悩むことも事実です。

今回は、企業が「学生時代の取り組み」を通じて何を知りたいのか、その背景を深掘りしながら、どのように内容を選び、効果的にアピールすれば良いかを解説します。

この質問を制することで、自分の強みや価値を採用担当者にしっかりと好印象を残しましょう。

目次目次を全て表示する

【ESで聞かれる「学生時代の取り組み」】企業はなぜ知りたいのか

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企業がESで「学生時代の取り組み」について質問するのには、いくつかの明確な目的があります。

ただ単に過去の経験を聞くためではなく、応募者の価値観や性格、能力、そして自社との相性を見極めるための重要な要素として設定されています。

企業がこの質問を通じて何を知りたいのかを詳しく見ていきましょう。

どんな学生時代を送った人かを知るため

まず、企業は応募者がどのような学生生活を送ってきたのかを知りたがっています。

大学生活は、自分の選択や行動が自由にできる時間であり、個人の価値観や努力の方向性が反映されやすい時期です。

そのため、どんな取り組みに力を注いできたかを知ることで、その人の人間性や興味の方向性を理解しようとします。

例えば、学業に真剣に向き合った結果を語る場合、努力の積み重ねや知識を探求する姿勢が伝わります。

一方、サークルやアルバイトに力を入れた経験を語る場合、組織の中での協調性やリーダーシップが見えてくるでしょう。

このように、応募者の個性や生き方を掴むために、企業側は「学生時代の取り組み」についての質問を投げかけています。

自社とマッチするかを確かめるため

次に企業が注目している点として挙げられるのは、応募者が自社にフィットする人物かどうかです。

「学生時代の取り組み」に現れる価値観や行動パターンは、企業の文化や働き方に合うかを判断する材料となります。

たとえば、目標に向かって粘り強く努力した経験を語る場合、その姿勢が業務でも発揮されると期待されます。

また、チームでの活動や課題解決に取り組んだ経験は、組織での協調性や適応力をアピールする上で効果的です。

企業ごとに求める人物像は異なるため、自社の価値観や仕事内容に合致するエピソードが選ばれると好印象を与えることができます。

そのため、ESを作成する際は、応募する企業の特徴をしっかりとリサーチし、それに沿った内容を選ぶことが大切です。

面接での深掘り要素を得るため

さらに、企業はこの質問を通じて、面接での深掘り質問のきっかけを得ようとしています。

ESは応募者の基本情報を伝えるだけでなく、面接での話題を提供する役割も担っています。

具体的で深みのあるエピソードが書かれていれば、それをもとに面接官はさらに詳しく話を聞き出すことができます。

ESで「部活動で大会の運営を成功させるために工夫した」と書かれていれば、面接で「具体的にどのような工夫をしたのか」「その経験から何を学んだのか」といった質問が投げかけられます。

面接官とのコミュニケーションを円滑に進めるためにも、エピソードはしっかりと掘り下げて書いておく必要があります。

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ESで聞かれる「学生時代の取り組み」の回答作成方法

就職活動において、ESの「学生時代の取り組み」は自分の努力や成果をアピールする重要な項目です。

しかし、具体的に何を書けばよいか迷う人も多いでしょう。

実際にどのようなステップで回答を作成していくべきか、今回は3つのステップに分けて説明していきます。

Step1:エピソードを書き出そう

まずは、自分が学生時代に取り組んだエピソードをできるだけ多く書き出すことから始めます。

この段階では、内容の良し悪しを気にする必要はありません。

部活動、アルバイト、サークル、ゼミ、趣味、留学など、幅広いテーマを挙げてみましょう。

このプロセスでは、自分がどのような経験を積んできたのかを客観的に振り返ることが大切です。

また、その際に感じた喜びや困難、克服の過程も思い出しながら記録することで、後の文章作成にスムーズに進みます。

Step2:好印象につながるエピソードを選ぶ

次に、書き出したエピソードの中から、応募する企業の求める人材像に合致するものを選びます。

この選定作業では、企業研究が不可欠です。

企業が求めるスキルや価値観を理解し、それに合ったエピソードをピックアップすることで、より効果的なアピールが可能となります。

例えば、チャレンジ精神を重視する企業には、自分が挑戦した経験を選びましょう。

一方、チームワークを重要視する企業には、協力して成果を挙げた経験を伝えると良いでしょう。

志望企業がどのような人材を求めているかを知ったうえで、それに沿わせることで好印象につながるES回答が作れます。

Step3:適切な文章構成で書く

最後に、選んだエピソードを分かりやすく伝えるために、適切な文章構成でまとめます。

まず、冒頭に結論として取り組んだ内容を簡潔に述べ、次に取り組んだ理由や背景を説明します。

その後、どのようなプロセスで取り組んだのか、具体的な行動や考え方を詳しく記載します。

そして、取り組みの結果や成果、そこから得た学びを述べ、最後に入社後にどう活かしたいかを締めくくりましょう。

このような構成を守ることで、読み手にとって分かりやすく、印象的な文章になります。

文章構成についてはこの後でも詳しく述べていますので、参考にしてください!

【ESで聞かれる「学生時代の取り組み」】内容を選ぶ際のポイント

ESで「学生時代の取り組み」を書く際には、何を選ぶかが非常に重要です。

自分の強みを伝えるためには、エピソード選びの段階から戦略を練る必要があります。

どのような経験を選べばよいか、具体的なポイントを解説していきます。

達成感・成果を得た経験を選ぶ

まず最初に考えるべき点は、「達成感や成果を感じた経験」を選ぶということです。

エピソードの中で努力の結果が明確に示されていると、説得力が増し、面接官にも伝わりやすくなります。

成果が具体的であればあるほど、アピールの効果は高まります。

部活動で全国大会に出場した、アルバイトで売上を向上させた、研究発表で表彰されたといった経験は、努力の結果として成果がわかりやすいですが、必ずしも成果で得た成果が大きいものである必要はありません。

自分が成長を感じたことや周囲に良い影響を与えたといった内容でも十分です。

自分自身が努力の過程で何を得たのかを中心に書くことで、深みのあるエピソードになります。

グループでの取り組みを選ぶ

次に、グループでの活動経験を選ぶことも推奨できます。

現代の多くの企業では、チームでの協働が求められる場面が多いため、グループでの取り組みを通じて発揮したリーダーシップや協調性などは、評価の対象となります。

たとえば、サークル活動でイベントを企画した経験や、ゼミでの共同研究プロジェクトなどは、グループ活動の良い例と言えます。

これらの経験を語る際は、自分がその中でどのような役割を果たしたのかを具体的に説明することが重要です。

問題が発生した際にどう対応したのか、自分の行動がチーム全体にどのような影響を与えたのかを含めると、説得力のある内容になります。

自己PRと関連する内容を選ぶ

最後に、自己PRと関連性の高いエピソードを選ぶことも効果的です。

選考全体を通じて一貫性のあるストーリーを作ることで、書類選考の次に行われる面接での印象をより強くすることができます。

自己PRでアピールしたい強み(リーダーシップ、向上心、課題解決力など)につながる経験を選ぶことをおすすめします。

例えば、「リーダーシップ」をアピールしたい場合は、プロジェクトを率いた経験やチームの目標達成に貢献したエピソード、また「柔軟性」を強調したい場合は、困難な状況に対応した経験を選ぶと良いです。

一貫性のある内容を作ることで、採用担当者に自分の魅力を効果的に伝えることができます。

【ESで聞かれる「学生時代の取り組み」】おすすめの文章構成

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ESで「学生時代に取り組んだこと」を書く際、文章構成を工夫することで、採用担当者にわかりやすく、かつ効果的にアピールすることができます。

以下では、取り組みを魅力的に伝えるための文章構成を提案します。

構成をしっかり整えることで、読み手にとって論理的で伝わりやすい内容になります。

結論:取り組みを述べる

最初に、自分が学生時代に取り組んだ具体的な内容を簡潔に述べます。

何に取り組んだのかを端的に記載し、文章全体の焦点を明確にすることが重要です。

「私はアルバイト先で業務効率化を目指し、新しいマニュアルを作成しました」や、「サークル活動を通じて、イベント企画の成功に向けて取り組みました」など、テーマを最初に提示することで読み手が内容を理解しやすくなる「結論ファースト」を心がけましょう。

具体的なエピソードを述べる

次に、その取り組みを具体的なエピソードを交えて詳しく述べます。

この段階では、取り組みの背景、直面した課題、それを解決するために自分が行った工夫や行動を具体的に書きます。

エピソードには数値や結果を盛り込むと説得力が増します。

たとえば、「〇〇の方法を試みた結果、業務時間を15%削減しました」「チームメンバー全員が積極的に参加し、参加者数を前年の1.5倍に増やしました」などの数値に基づいた結果があると効果的です。

数字的な根拠はなくとも、エピソードの内容をイメージしやすいように具体性を持たせることが重要です。

入社後への活かし方を述べる

最後に、この経験をどのように入社後に活かすつもりなのかを述べましょう。

企業は、過去の経験をどのように仕事に応用できるのかを知りたがっています。

そのため、「この経験を活かし、御社では〇〇部門での業務改善やチームの活性化に貢献したい」といった形で、応募企業との関連性を示すことが重要です。

この結びの部分で入社後の展望を具体的に描くと、より印象に残る文章を作ることができます。

【ESで聞かれる「学生時代の取り組み」】例文&伝える時のポイント

「学生時代に取り組み」をESで具体的に伝える例文と、それぞれの取り組みを書く際のポイントを紹介します。

取り組みのテーマに応じて、自分に合った方法を参考にしてください。

例文を基に、自分の文章を作成したい方は以下のボタンからES作成ツールを利用してみて下さい!

学生時代の取り組み①:アルバイトの例文

私は、アルバイト先の飲食店で、業務の効率化を図るために、新人向けのマニュアルを作成しました。

当時、アルバイトの離職率が高く、新人が業務に慣れるまでに多くの時間がかかっていたことが課題でした。
そこで、ベテランスタッフから業務のコツを聞き出し、それを分かりやすい形式にまとめたマニュアルを作成しました。
その結果、新人が業務を覚えるまでの期間が従来の2週間から1週間に短縮され、結果として全体の業務効率が向上しました。

この経験から、課題を見つけ出し、具体的な解決策を講じる力を学びました。
御社でもこのスキルを活かすことで、業務改善や効率化に貢献したいと考えています。
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監修者:柴田貴司
監修者コメント

プロフィール

アルバイトの経験を書く際は、単に「働いていた」という事実を述べるだけでなく、具体的に自分がどのような課題に取り組み、どんな成果を出したのかを明確にすることが大切です。

また、自分の行動が職場全体にどのような影響を与えたのかを示すことで、説得力が増します。

学生時代の取り組み②:趣味・特技の例文

私は学生時代にカメラ撮影を趣味としており、大学の写真サークルで広報活動を担当しました。

サークルの活動をより多くの人に知ってもらうため、SNSアカウントを活用し、イベントの様子や撮影した写真を発信しました。
その際、投稿内容に一貫したテーマやデザインを持たせ、見る人が興味を持つよう工夫しました。
その結果、フォロワー数が半年で2倍に増加し、新規メンバーの募集にも成功することができました。

この経験から、他者に何かを伝える際の効果的な方法を学びました。
御社のマーケティング業務においても、このスキルを活かし、魅力的な発信を行いたいと考えています。
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監修者:柴田貴司
監修者コメント

プロフィール

趣味や特技を書く場合、その活動が「具体的な成果を生んだ」ことを強調することがポイントです。

また、趣味の延長として捉えられないように、課題や工夫、成果をしっかりと記載し、それが企業でどのように役立つかを結びつけることが重要です。

学生時代の取り組み③:学業の例文

私は大学での研究活動において、特に効率的なデータ分析の方法を工夫しました。

研究テーマとして大規模なデータを扱っていたため、既存の手法では処理に時間がかかり、研究が遅延するリスクがありました。
そこで、データを事前にカテゴリー別に整理し、分析に適したツールを導入することで、処理時間を半減させることに成功しました。
この取り組みの結果、学会発表に間に合い、優秀発表賞を受賞することができました。

この経験を通じて、課題を特定し、解決する力を身につけました。
御社の業務でも、課題解決のスキルを活かして貢献したいと考えています。
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監修者:柴田貴司
監修者コメント

プロフィール

学業を取り上げる際は、具体的な取り組みや工夫、成果を詳細に述べることが重要です。

また、専門的な内容になりすぎないように工夫し、誰が読んでも理解できるように簡潔に書くことが求められます。

成果だけでなく、その過程で学んだことやスキルを強調することで、企業への貢献意欲を伝えられます。

学生時代の取り組み④:スポーツの例文

私は大学のサッカー部で、チームの連携向上を目指し活動をしました。

試合中の指示不足が原因でミスが増えていると感じたため、キャプテンとして練習後に課題を共有するミーティングを提案しました。
具体的には、各選手がその日の反省点と改善策を話し合い、全員で意見を共有する場を設けました。
この取り組みにより、選手間のコミュニケーションが活発になり、大会では過去最高の準優勝という成績を収めることができました。
この経験を通じて、目標達成にはチーム全体の協力が不可欠であることを学びました。

入社後もこの経験を活かし、チームで成果を出せる職場作りに貢献したいと考えています。
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監修者:柴田貴司
監修者コメント

プロフィール

スポーツを題材にする際には、個人の成果だけでなく、チームへの貢献や周囲との協力を強調することがポイントです。

また、スポーツを通じて学んだ忍耐力やコミュニケーション能力など、仕事に活かせるスキルをアピールすると良いでしょう。

学生時代の取り組み⑤:日々の習慣やその他

私は大学時代、毎朝のジョギングを1年間継続しました。

きっかけは、生活リズムを整え、日々の集中力を高めたいと思ったことです。
毎朝6時に起きて5キロを走る習慣を作ることで、自己管理能力が向上し、学業とアルバイトを効率的に両立することができました。
また、天候や体調に関係なく目標を続けることで、粘り強さと計画性の大切さを実感しました。

この経験を通じて培った継続力を活かし、入社後も困難に直面しても計画的に物事を進め、目標を達成できるよう努めたいと考えています。
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監修者:柴田貴司
監修者コメント

プロフィール

日常的なエピソードを題材にする場合は、自己管理や努力を継続する力など、汎用的な能力をアピールすることが重要です。

また、企業に対する貢献意欲を具体的に示すことで、日々の取り組みが仕事にどのように役立つのかを明確に伝えることができます。

学生時代の取り組み⑥:ゼミの例文

私は大学のゼミ活動において、環境問題をテーマとした研究に取り組みました。

ゼミではチームごとに異なるテーマを設定し、私のチームでは「都市部におけるリサイクル意識の向上策」をテーマに掲げ、アンケート調査や地域住民へのヒアリングを通じて、リサイクル率向上のための施策を提案することを目標としました。
しかし、メンバー間の進捗にバラつきがあり、議論がなかなか深まらないという課題に直面しました。
そこで私は、週ごとにタスクを細かく設定し、進捗を可視化するための管理シートを作成しました。
また、定期的にディスカッションの場を設けることで、意見交換が活発に行われるようになりました。
その結果、ゼミ内での最終発表では、具体的な政策提言が評価され、最優秀研究賞を受賞することができました。

この経験を通じて、チームのマネジメントと課題解決の重要性を学びました。
特に、個々の強みを活かしながら協力し、プロジェクトを円滑に進める力を身につけることができたと感じています。
入社後においても、チームワークを大切にしながら、計画的に業務を遂行する姿勢を活かしていきたいです。
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監修者:柴田貴司
監修者コメント

プロフィール

ゼミでの研究内容やテーマを明確にし、それに対する自分の役割や課題を具体的に記述することが重要です。

ただ単に研究を行っただけでなく、どのような困難があり、それをどのように乗り越えたのかを詳しく述べることで、主体性や問題解決能力を伝えることができます。

学生時代の取り組み⑦:研究室の例文

私は大学の研究室で、新しい触媒材料の開発に取り組みました。

この研究では、既存の触媒に比べて環境負荷の少ない代替材料の特性を評価することが目的でした。
しかし、当初は実験結果にばらつきがあり、同じ条件で行ったはずの実験でも再現性が低いという課題がありました。
そこで私は、実験の手順をより細かく記録し、データの分析方法を見直すことで、条件ごとの影響を明確にすることにしました。
研究室の他のメンバーと協力し、異なる条件下での追加実験を行うことで、データの信頼性を向上させていきました。
その結果、従来の触媒と比較して50%のコスト削減が可能な新規材料を開発することに成功し、学会発表を行う機会も得ることができました。

この経験を通じて、論理的思考力と粘り強く課題に取り組む姿勢を身につけることができました。
貴社での業務においても、問題解決のためにデータを分析し、論理的にアプローチする力を活かしていきたいと考えています。
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監修者:柴田貴司
監修者コメント

プロフィール

研究テーマを具体的に述べ、取り組んだ課題や工夫した点を詳しく書くことが大切です。

特に、実験や研究の中で直面した問題に対してどのように対応したかを具体的に示すことで、分析力や課題解決能力をアピールできます。

また、研究成果を数値で示すことで、より説得力のある内容になります。

学生時代の取り組み⑧:ボランティアの例文

私は大学時代、地域の高齢者施設でボランティア活動を行いました。

活動の目的は、高齢者の方々が楽しく交流できる場を提供することでした。
しかし、なかなか会話が弾まず、参加者同士の交流も少ない状況が続いていました。
そこでレクリエーションの内容を工夫し、クイズや簡単な体操を取り入れることで、自然と会話が生まれるような仕組みを作りました。
さらに、参加者一人ひとりと積極的にコミュニケーションを取り、興味のある話題を引き出すよう努めました。
その結果、活動に参加する高齢者の数が増え、施設の職員の方からも「雰囲気が明るくなった」と評価されるようになりました。

この経験を通じて、相手の気持ちに寄り添いながら関係を築くことの大切さを学びました。
今後も、顧客や同僚との信頼関係を大切にし、円滑なコミュニケーションを図ることを意識していきたいと考えています。
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監修者:柴田貴司
監修者コメント

プロフィール

ボランティア活動の目的や背景を明確にし、課題をどのように解決したのか、その過程を明確に述べることが重要です。

単なる活動内容の説明だけでなく、どのような工夫をした結果、どんな成果が生まれたのかを示すことで、主体性や協調性をアピールできます。

学生時代の取り組み⑨:留学の例文

私は大学3年次に、アメリカのカリフォルニア州にある大学へ1年間の交換留学をしました。

もともと英語に苦手意識があり、海外での生活に不安もありましたが、異文化の中で成長したいという思いから挑戦を決意しました。
留学当初は、授業のスピードについていけず、ディスカッションでは自分の意見を十分に伝えることが難しく、また現地の学生と交流する機会も少なく、なかなか英語力を伸ばせずにいました。
そんな中、授業の予習を徹底し、事前に自分の意見をノートにまとめておくことで、ディスカッションに参加しやすくし、現地の学生と交流するために、大学のボランティア活動やスポーツクラブに参加し、英語を使う機会を増やしていきました。
その結果、半年が経つ頃には授業内で積極的に発言できるようになり、最終的にはプレゼンテーションの成績でクラス上位10%に入ることができました。
また、異なる価値観を持つ人々と協力しながら課題に取り組む経験を通じて、柔軟な思考力と異文化適応力を身につけることができました。

この留学経験を通じて、困難な状況でも自ら工夫し、行動を起こすことで道を切り開けることを学びました。
今後も、変化の多い環境の中で適応し、主体的に課題を解決していく姿勢を活かしていきたいと考えています。
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監修者:柴田貴司
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留学経験を書く際には、「なぜ留学を決意したのか」という背景を明確にすることが大切です。

その上で、現地で直面した課題と、それを克服するためにどのような行動を取ったのかを具体的に述べることで、主体性や問題解決能力をアピールできます。

語学力向上だけでなく、異文化理解やコミュニケーション能力がどのように成長したかを伝えることで、企業での活躍に結びつけることができます。

学生時代の取り組み⑩:長期インターンの例文

私は大学4年次に、ベンチャー企業のマーケティング部門で長期インターンを経験しました。

この企業では、ECサイトの運営を行っており、私は新規顧客の獲得を目的としたSNS広告の運用を担当しました。
当初はターゲット設定が曖昧で、広告費用の割にコンバージョン率が低いという課題がありました。
そこで過去の広告データを分析し、ターゲット層の特徴を明確にすることから始め、それを基にA/Bテストを繰り返し行い、最も効果の高い広告クリエイティブを選定していきました。
この取り組みの結果、広告のクリック率が30%向上し、月間の新規顧客獲得数を約1.5倍に増やすことができました。
このインターンを通じて、データを基に仮説を立て、改善を重ねることの重要性を学びました。
また、チーム内での情報共有を意識することで、個人の成果を組織全体の成長につなげる意識も身につけることができました。

今後においても、データ分析を活用した論理的な戦略立案や、チームと協力しながら成果を最大化する力を発揮していきたいと考えています。
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監修者:柴田貴司
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長期インターンの経験を書く際には、「企業でどのような業務を担当したのか」を述べることが重要です。

その上で、直面した課題と、それを解決するためにどのようなアクションを取ったのかを詳しく書くことで、ビジネスの現場での実践力をアピールできます。

また、この経験を通じて学んだことや、入社後にどのように活かしたいかを明確にすることで、より魅力的なアピールにつながります。

【ESで聞かれる「学生時代の取り組み」】ガクチカと内容が被っても問題は無い?

就職活動において、ESで「学生時代の取り組み」を問われる質問は、いわゆる「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」と似たテーマであることが多く、内容が重複してしまうことを心配する方もいるでしょう。

しかし、ガクチカと「学生時代の取り組み」が重なること自体は、必ずしも問題ではありません。

むしろ、それぞれの質問の意図を理解し、アプローチを工夫することで、同じエピソードでも異なる魅力を伝えることが可能です。

ガクチカと「学生時代の取り組み」の違い

ガクチカと「学生時代の取り組み」は、似たようなテーマに見えますが、その背後にある企業の意図は微妙に異なります。

ガクチカを聞く際、企業は主に応募者の「価値観」「行動力」「成果へのこだわり」を知りたいと考えています。

どのようなことに情熱を注ぎ、目標を達成するためにどのように行動したかを通じて、応募者の人間性や成長性を評価します。

一方で、「学生時代の取り組み」を聞く際は、特定の成果や目標に向けてどのように創意工夫し、課題を解決してきたかを掘り下げる意図が強いです。

企業は、応募者が日常の中でどれほど柔軟な発想や実行力を発揮してきたかを知ることで、業務への適応力を測ろうとします。

【ESで聞かれる「学生時代の取り組み」】自分のESに自信が無い時は…

自分の書いたESに自信が出ない、そんなときは一度就活のプロに相談してみてみましょう。

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まとめ

ESにおける「学生時代の取り組み」は、自分自身を企業にアピールするための重要な機会です。

この質問を通じて企業が見たいのは、あなたの行動力や課題解決能力、取り組みに対する工夫の姿勢、そしてその経験が入社後どのように活かされるかという視点です。

そのため、取り組み内容の選び方や書き方次第で、企業に与える印象が大きく変わります。

エピソードを選ぶ際は、達成感や成果があった経験、グループでの取り組み、自分の強みを反映した内容などを中心に選ぶことが効果的です。

これらの経験を伝える際には、「結論→具体例→入社後の活かし方」という構成で整理することで、論理的かつ魅力的に自分の強みを伝えられるでしょう。

また、企業が求めているのは単なる結果ではなく、その過程での工夫や行動です。

背景にある課題をどのように捉え、どのような発想や努力で解決に導いたのかを丁寧に記載することが重要です。

企業に「会ってみたい」と思わせるために、エピソード選びから文章構成まで入念に準備を進め、自分らしさを最大限に表現してください。

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