ENFP(広報運動家)に向いてる仕事15選！長所や避けるべき仕事も紹介

はじめに

大流行しているMBTIですが、就活に活用できる可能性もあります。

今回はMBTI診断においてENFPと診断された方が就活を行うにあたって、どのような対策を行うべきか、どのような仕事が向いているのかなどについて紹介するため、ぜひ参考にしてください。

ENFP(広報運動家)とは

ENFPはMBTI診断で分類される16種類の性格タイプの1つです。

このタイプは「外向型（E）」「直観型（N）」「感情型（F）」「知覚型（P）」の要素を持つ人々を指し、熱意にあふれる性格が特徴的です。

ENFPの人々は自由な発想を持ちながら新しいことに挑戦するのが得意で、クリエイティブな能力に優れています。

外向的な性質から、他者との関わりを楽しみ、初対面の相手ともすぐに打ち解けられる社交性を持っています。このため、多くの人に親しまれる存在となりやすいです。

ENFPのもう1つの大きな特徴は興味や関心の幅が広い点です。同じことを繰り返すよりも、新しいアイデアやプロジェクトに挑むことを好みます。

また、自分の価値観や感情を重視する傾向があり、他者に共感する力が強いです。

MBTI診断でENFP(広報運動家)と診断された人の特徴

続いて、MBTI診断でENFPと診断された人の特徴について紹介します。

もちろん16個のタイプに完全に人間が割り振れるわけではないため、当てはまらない部分もあるかもしれませんが、傾向としては以下の要素が強いはずです。

自分が以下の特徴に当てはまっているか確認してみてください。

社交的

ENFPは非常に社交的な性格を持つタイプであり、人との関わりを大切にします。

初対面の相手でもすぐに打ち解けられる柔軟さがあり、明るく親しみやすい雰囲気を作り出す能力に長けています。

周囲の人々を楽しませたり、励ましたりすることで、自然とグループの中心的な存在になることが多いです。

また、他者に対して深い共感力を持っているため、相手の気持ちや考えを理解しながらコミュニケーションを取ることができます。

ただ信頼関係を築くだけでなく、チーム全体の士気を高める役割も果たします。

一方で、社交的な場面を楽しむ反面、孤独な環境や交流が制限される状況ではエネルギーが低下しやすい点もあります。

創造的

ENFPは型にはまらない独創的な発想を得意としています。

新しいアイデアを生み出す力に優れ、常識にとらわれず自由な視点で物事を捉えるため、革新的な解決策を提示できます。

この創造性は問題解決や企画立案、デザインなどの分野で特に強みとなるでしょう。

また、複数のアイデアを結び付ける発想力にも優れており、他の人が気付かないような視点で物事を考える能力があります。

ただし、アイデアが多すぎるあまり、優先順位を付けるのが苦手な場合もあり、集中力を保つ工夫が求められます。

自由を求める

ENFPは自由を強く求める性格であり、厳格なルールや規則に縛られる環境にはストレスを感じやすいです。

自分のペースで働くことや、自主性を持った行動ができる環境で力を発揮します。

また、変化を歓迎する柔軟性があるため、挑戦的なプロジェクトや新しい状況においても前向きに取り組む姿勢を見せます。

この自由を重視する性質は創造性と相まって、自分だけの独自のやり方で成果を上げることが得意です。

しかし、自由を求めるあまり、物事を最後までやり遂げる集中力に欠けることもあるため、計画性や時間管理を意識する必要があります。

好奇心旺盛

ENFPは好奇心が旺盛で、常に新しいアイデアや体験に興味を持つ性格です。

未知の分野や未知の人々に対して積極的に関心を示し、学び続ける姿勢を保つことができます。

この好奇心は自己成長の原動力となり、多様なスキルや知識を習得する助けとなります。

また、好奇心を基にした行動力があるため、プロジェクトの推進や新しい試みを始める際の強みとなります。

ただし、興味が分散しすぎることで1つの分野に深く集中できなくなる場合があるため、目標を明確にすることが重要です。

この特徴を活かすことで、柔軟性や多角的な視野を持つ人材として活躍できるでしょう。

ENFP(広報運動家)の就活における長所

続いて、ENFPの就活における長所について紹介します。

以下の長所はENFPと診断された方ならば当てはまっている可能性が高く、就活においてアピールすることで、良い印象を与えられる可能性が高いです。

それぞれ参考にしてください。

コミュニケーションが得意

ENFPは社交的で、誰とでも分け隔てなく接することができるため、就活において非常に有利です。

この特性は面接の場面やグループディスカッションで大きな武器となります。

初対面の相手とも自然に打ち解けられるため、面接官に好印象を与えるだけでなく、自分の考えや意見を的確に伝える力にもつながります。

また、職場においては上司や同僚、取引先といった様々な関係者との円滑なコミュニケーションを通じて良好な関係を築けるでしょう。

チームワークが求められる環境や、顧客対応が重要な職場で特に重宝されます。

ただし、コミュニケーションを重視するあまり、話が長くなりすぎることや、自分の意見を押し付けてしまうことがないよう注意も必要です。

好奇心旺盛で柔軟性がある

ENFPは新しいことに挑戦することを楽しむ性格であり、就活においてもその好奇心と柔軟性が光ります。

未知の業界や職種にも前向きに取り組む姿勢は企業が求めるチャレンジ精神や適応力をアピールするのに適しています。

さらに、柔軟性があるため、新規事業や新しいシステムの導入など、変化の多い業務にも率先して取り組むことが可能です。

また、就活中に直面するトラブルや計画の変更にも臨機応変に対応できるため、想定外の質問や状況にも柔軟に対処する力を持っています。

この特徴を活かすためには、好奇心や柔軟性を具体的なエピソードで伝えることが重要です。

新しいプロジェクトに挑戦した経験や、自分が成長したきっかけとなった出来事を具体的に語ることで、採用担当者に強い印象を与えられるでしょう。

共感性が高い

ENFPの人々は洞察力に優れ、人の気持ちを察知する能力が高いです。

この共感性の高さは他者との信頼関係を築く上で大きな助けとなります。

就活においても、この能力を活かして面接官やグループディスカッションの参加者との良好な関係を築きやすいです。

また、職場においても、顧客や同僚が何を求めているのかを的確に把握し、それに応じた行動を取れます。

したがって、顧客満足度の向上やチームの士気を高める役割を果たせるでしょう。

ただし、共感性が高い一方で、相手に感情移入しすぎて自分の考えや意見が薄れてしまうこともあるため、自分の軸を持ちながら行動することも重要です。

ENFP(広報運動家)の就活における短所

続いて、ENFPの就活における短所について紹介します。

もちろん、16のタイプに人間が完全に割り振れるわけではないため、あなたに当てはまらない項目もあるかもしれません。

しかし「自分にはこのような傾向があるかもしれない」と、あらかじめ注意点として覚えた上で就活を進めると、より失敗しにくいと言えます。

ストレスを感じやすい

ENFPは感受性が高く、周囲の環境や人間関係に敏感に反応するため、ストレスを感じやすい傾向があります。

就活では面接やエントリーシートの準備、結果待ちの時間など、ストレスを感じやすい場面が多々あります。

特に不採用通知や、自分の能力が評価されないと感じる場面では自信を失いやすくなります。

また、周囲からの期待に応えようとするあまり、自分の本音や希望を抑え込んでしまいがちです。

ストレスが積み重なり、モチベーションの低下や心身の不調につながることもあります。

これを防ぐためには自分にとってストレスを軽減する方法を見つけることが重要です。

リフレッシュの時間を計画的に設けたり、信頼できる人に相談したりすることで、精神的な負担を軽減できます。

集中力が持続しない

ENFPは興味の幅が広く、新しいことや刺激的なアイデアに惹かれやすい特徴がありますが、その反面、1つのことに集中し続けるのが苦手です。

就活での準備や研究が必要な場面で課題となる場合があります。

企業研究やエントリーシートの作成では細かい情報を収集し分析する集中力が求められますが、ENFPは途中で別の興味を持つと、そちらに気を取られてしまうことがあります。

その結果、作業が中途半端になったり、締め切りに追われることが多いのです。

そこで、短期的なゴールを設定して計画的に取り組む方法が有効です。

また、興味の幅を活かし、自分が楽しめる形で作業を工夫することも集中力の維持につながります。

企業研究をする歳を例に挙げるならば、自分が関心を持てるポイントにフォーカスすることで、より楽しく取り組めるでしょう。

計画を立てるのが苦手

ENFPは直感的に行動する傾向が強く、計画を細かく立てて実行するのが苦手です。

スケジュール管理が重要な場面でデメリットとなる可能性があるでしょう。

エントリー締め切りや説明会への参加、面接のスケジュールを調整する際、計画性が欠けていると混乱を招き、複数の予定がバッティングしてしまうことがあります。

また、自己分析や企業研究といった準備作業も計画的に進めないと、十分な準備が整わないまま本番を迎えるリスクが高まります。

そこで、まず優先順位を明確にしてスケジュールを可視化することが大切です。

紙やアプリを使って具体的な行動計画を立て、進捗を管理する習慣をつけることで、計画性を補うことができます。

ENFP(広報運動家)に向いている仕事の特徴

続いて、ENFPに向いている仕事の特徴についても紹介します。

ENFPと診断された方は以下のような仕事ならば、やりがいを持って楽しく取り組める可能性が高いでしょう。

それぞれの項目を確認し、最も魅力を感じた仕事を中心に企業選びをしてみてください。

①クリエイティブな仕事

ENFPの人は型にはまらない独創的な発想や柔軟な思考力を持ち合わせており、クリエイティブな仕事に向いています。

この性質を活かせる職種にはデザインや広告、商品開発、経営企画など、0から1を生み出す業務が挙げられるでしょう。

これらの仕事では既存の枠組みにとらわれず、新しいアイデアや方法を模索することが求められます。

ENFPは他者とアイデアを共有し、意見を取り入れながらプロジェクトを進めるのが得意です。

また、その情熱的な性格は周囲の人々を引き込み、チーム全体に活気をもたらします。

一方で、具体的な成果を出すまでに時間がかかる場合や、繰り返しの作業が多い場面では飽きやすい傾向もあるため、自分の役割を明確にし、モチベーションを維持する工夫が必要です。

②人の気持ちを考える仕事

ENFPの人は他者の感情に敏感で、人の気持ちを理解しながら進める仕事に向いています。

教育職やカウンセリング職では相手の心情を読み取り、それに応じた適切なアプローチを行う力が求められます。

マーケティングの仕事でも、消費者の行動や世の中のトレンドを洞察し、それをもとにした戦略を立てる場面で力を発揮します。

また、営業職においても、顧客とのコミュニケーションを通じてニーズを深く理解し、信頼関係を築く能力が重要です。

ENFPの人は自分が影響を与えることで他者が喜ぶ様子に大きな満足感を得られるため、こうした職種で高いパフォーマンスを発揮できます。

➂人の交流が多い仕事

ENFPの人は社交的で活動的な性格を持ち、人との関わりを原動力とするタイプが多いです。

そのため、他者との交流が多い仕事が適しています。

イベント企画や広報、販売促進といった職種では頻繁に人と接する場面が求められるため、楽しみながら働けます。

また、国際的な交流が求められる職場や、複数のチームと連携しながらプロジェクトを進める環境も魅力的に映るでしょう。

ENFPの人は話し相手の話題に興味を持ち、自然な形でコミュニケーションを広げる能力に優れています。

そのため、チーム内での調整役や新しい関係構築においても大いに活躍できます。

ただし、対人関係にエネルギーを費やしすぎると疲れやすくなる可能性があるため、自分のペースで休息を取り入れることも重要です。

ENFP(広報運動家)に向いてる仕事/適職一覧

続いて、ENFPに向いている職業や適職の一覧を紹介します。

以下の職業はENFPとMBTI診断で診断された人に向いている可能性が高いです。

自分が興味を感じるものを中心に確認してみてください。

〈ENFPに向いてる仕事(広報運動家)〉クリエイティブ能力を活かせる

ENFPと診断された人はクリエイティブ系の仕事に向いている可能性が高いです。

以下の3つの仕事のうち気になるものを中心に、どのような業務内容なのか確認してみてください。

ライター

ENFPの人は自己表現や独創的なアイデアを形にする能力に長けており、ライターに非常に向いています。

文章を通じて自分の考えや感情を伝えることが得意であるため、エッセイやコラム、ブログ記事の執筆など、多岐にわたる分野で活躍できます。

また、好奇心が旺盛で、多様なトピックに関心を持つため、取材や調査を伴うライティング業務にも適性があるでしょう。

さらに、ENFPの人は人と対話する中でインスピレーションを得ることが多いため、インタビュー記事や他者の意見を取り入れる形式の執筆にも向いています。

ただし、締め切りが近づくと集中力が途切れやすい傾向があるため、計画的に作業を進める習慣を身につけることが成功のカギとなります。

グラフィックデザイナー/イラストレーター

ENFPのクリエイティビティと美的感覚はグラフィックデザイナーやイラストレーターとして大いに活躍できるでしょう。

既存の枠にとらわれない自由な発想で新しいデザインを生み出す力があるからです。

また、感性が鋭く色彩や構図へのこだわりが強いため、視覚的に魅力的な作品を作り上げられます。

これに加え、人と関わることを楽しむ性格から、クライアントの意向を的確に理解し、それをデザインに反映させる力も持ち合わせています。

一方で、細かい修正や単調な作業に飽きやすい性質もあるため、定期的に新しいプロジェクトに挑戦することでモチベーションを維持する工夫が必要でしょう。

Webデザイナー

Webデザイナーの仕事はクリエイティビティだけでなくクライアントとの緻密なコミュニケーション能力が求められる点で、ENFPに適した職業です。

柔軟な発想を活かしてユーザビリティの高いデザインを考え出すことや、他者の意見を聞き入れ、プロジェクトを円滑に進める能力に優れているからです。

また、最新のデザイン技術やトレンドに敏感で、新しいスキルの習得にも積極的に取り組めるでしょう。

ただし、時に細部への注意が足りなくなる場合があるため、コードや機能面の詳細にも気を配る意識が必要です。

編集者

ENFPの強みの一つに、優れたコミュニケーション能力があります。

編集者の仕事では、著者やデザイナー、カメラマン、印刷会社など、多くの関係者と協力しながらコンテンツを制作していきます。

ENFPは、人と積極的に関わりながら仕事を進めることが得意なため、関係者とのスムーズな連携を築き、魅力的なコンテンツを作り上げることができます。

また、好奇心が旺盛で、多様なテーマに関心を持てるため、読者が求める情報を的確にキャッチし、独自の視点で編集を行うことができます。

雑誌、書籍、Webメディアなど、編集の仕事にはさまざまな分野があり、ENFPのアイデア力や発想の豊かさを活かせる場面が多いのも特徴です。

さらに、新しいトレンドを敏感にキャッチし、柔軟に対応できる点も、編集者としての適性を高める要因となるでしょう。

映画プロデューサー

映画プロデューサーは、企画の立案から予算管理、キャスティング、撮影のスケジュール調整など、多岐にわたる業務を担当する職種です。

ENFPは、新しいアイデアを次々と生み出し、それを形にすることが得意なため、映画の企画段階で大きな力を発揮します。

特に、斬新な発想を活かしてオリジナリティあふれる作品を生み出すことができるため、クリエイティブな映画作りを牽引する存在となるでしょう。

また、プロデューサーの仕事では、多くの関係者と協力しながら作品を完成させる必要があります。

ENFPは社交的で、人を巻き込む力があるため、監督や脚本家、俳優、制作スタッフとの円滑なコミュニケーションを通じて、プロジェクトを成功に導くことができます。

さらに、変化に柔軟に対応する適応力の高さも、映画制作の現場では大きな武器になります。

〈ENFPに向いてる仕事(広報運動家)〉コミュニケーション能力を活かせる

ENFPと診断された人はビジネス系の職種が向いている可能性も高いです。

なぜ向いている可能性が高いのかについて、理由なども詳しく紹介するため参考にしてみてください。

営業職

ENFPの人はその社交性やコミュニケーション能力を活かして営業職で大いに活躍できます。

顧客のニーズを深く理解し、それに応じた商品やサービスを提案するスキルが求められるからです。

ENFPの持つ親しみやすさや共感力は顧客との信頼関係を築くうえで大きなアドバンテージとなります。

営業職では顧客との対話を通じて課題や希望を引き出し、それに適した解決策を提供することが重要です。

ENFPの人はこの過程を楽しむ傾向があり、自分の提案が顧客の問題解決に役立つと感じることで、さらなるモチベーションを得ることができます。

経営コンサルタント

経営コンサルタントはその発想力と柔軟な思考を存分に活かせる職業の1つです。

企業の課題を見つけ出し、その解決策を提案することで経営の改善や目標達成を支援する役割を担う仕事です。

ENFPの持つ洞察力と人間関係構築能力はクライアント企業の状況を深く理解し、適切なアドバイスを提供するうえで重要な武器となります。

経営コンサルタントの業務では課題解決に向けたアイデアを創出する力が求められます。ENFPの人は問題を様々な角度から考える能力を持っており、従来の枠にとらわれない斬新な提案を行うことが得意です。

また、企業のトップマネジメントとのコミュニケーションが求められる場面でも、ENFPの社交性と共感力が活きるでしょう。

マーケター

マーケターは持ち前の創造性と柔軟な発想を存分に発揮できる職種です。

マーケターは消費者のニーズを把握し、それに応じた商品やサービスを市場に提供する戦略を立案・実行する役割を担います。

この仕事ではトレンドに敏感で好奇心が旺盛なENFPの特性が大いに活かされます。

マーケティング業務では消費者の行動や心理を理解することが非常に重要です。

ENFPは共感力に優れているため、消費者の感情や潜在的なニーズを掘り下げ、それを満たすアイデアを生み出すことが得意です。

また、ENFPの方の社交性はチーム内での意見交換やクライアントとの打ち合わせにおいても大きな強みとなります。

不動産仲介

ENFPは、人と接することを楽しみながら仕事を進めることが得意です。

不動産仲介の仕事では、顧客との会話を通じてニーズを把握し、希望に合った物件を紹介することが求められます。

ENFPの持ち前の共感力と対話力を活かせば、顧客の細かな要望を引き出し、最適な提案をすることができるでしょう。

また、物件を探している人の中には、何を基準に選べば良いのか分からないまま来店する顧客もいます。

ENFPは、柔軟な発想で多角的なアプローチをしながら、顧客の希望を整理し、最適な選択肢を提示することができます。

さらに、親しみやすい性格とポジティブな態度を持つENFPは、顧客との信頼関係を築きやすいため、リピーターや口コミによる紹介を増やすことにもつながります。

プロダクトマネージャー

プロダクトマネージャーは、市場のニーズを分析し、新しい製品やサービスを開発・改善していく役割を担う職種です。

ENFPは好奇心が旺盛で、新しいトレンドや技術に敏感なため、革新的なプロダクトを生み出すアイデアを次々と提案することができます。

また、プロダクトマネージャーの仕事では、エンジニア、デザイナー、営業、マーケティング担当者など、さまざまな職種の人と関わる必要があります。

ENFPは、異なる分野の人々ともスムーズにコミュニケーションを取り、チームの意見をまとめることが得意なため、プロジェクトを円滑に進めることができるでしょう。

特に、社交的な性格と柔軟な思考を活かし、関係者の意見を調整しながら、最適なプロダクト戦略を打ち出せる点が強みとなります。

〈ENFPに向いてる仕事(広報運動家)〉共感力を活かせる

教育やカウンセリング系の職種もENFPと診断された人に向いている可能性が高いです。

人の気持ちを考えられる傾向にあるENFPの方ならば、以下のような仕事において真価を発揮できることでしょう。

心理カウンセラー

心理カウンセラーはその優れた共感力や人間関係構築力を活かせる理想的な職業の1つです。

クライアントの心の悩みや問題を受け止め、解決に向けたサポートを行います。

ENFPの持つ温かさや人への思いやりの心が、クライアントとの信頼関係を築く上で大きな強みとなります。

心理カウンセラーはクライアントの話を注意深く聴き、問題の背景や本質を理解する能力が求められます。

ENFPの人は他者の感情を鋭く感じ取る力があり、このスキルを通じてクライアントが安心して自分の気持ちを話せる場を作り出せるでしょう。

また、ENFPは新しい視点や発想を取り入れる柔軟性を持っているため、クライアントの状況に応じた個別のアプローチを考案することも得意です。

教師

ENFPの人は教育という分野でその情熱や共感力を活かすことができます。

教師は生徒一人ひとりに向き合いながら、学びを提供し成長をサポートする役割を担います。

教師には生徒が抱える学習や生活上の課題に対して柔軟に対応する力が必要です。

ENFPは直感的に生徒の感情やニーズを察知することが得意で、その理解を基に適切なアドバイスや指導を行うことが可能です。

また、そのクリエイティブな思考は授業内容を興味深く楽しいものにするための工夫に大いに役立ちます。

さらに、ENFPは人間関係を大切にする性格であるため、生徒や保護者、同僚との信頼関係を築くのが得意です。

あなたが教育学部、または教育実習に参加した経験があり、教員免許を取れる可能性があるならば、取っておいて損はないでしょう。

理学療法士

理学療法士はその共感力や人に寄り添う姿勢を最大限に活かせる職業です。

患者一人ひとりの身体的な問題に向き合い、リハビリテーションを通じて生活の質を向上させる役割を果たします。

ENFPの人は相手の気持ちを理解し、ポジティブなエネルギーでサポートを提供するのが得意なため、この職業において大きな適性を持っているため、向いている可能性が高いでしょう。

理学療法士は患者の身体的な状態やニーズを深く理解し、それに基づいたリハビリ計画を作成・実行します。

ENFPは患者の感情や不安を敏感に察知する力があるため、患者が抱えるストレスを軽減し、リハビリに対する意欲を高めるサポートができます。

また、ENFPの持つ創造力は患者ごとに異なる治療法を考案する際に役立つでしょう。

パーソナルトレーナー

パーソナルトレーナーは、クライアントの健康やフィットネスの目標達成をサポートする仕事です。

ENFPの持つ明るくエネルギッシュな性格は、トレーニングの楽しさを顧客に伝え、モチベーションを高めるのに適しています。

特に、運動が苦手な人や初心者に対しても、ポジティブな言葉をかけながら励まし、自信を持たせることができるでしょう。

また、ENFPは対人関係を築くのが得意なため、顧客との信頼関係を深めることができます。

単にトレーニングを指導するだけでなく、クライアントのライフスタイルや目標に合わせた個別のプランを提案し、一人ひとりに寄り添ったサポートを提供することが可能です。

柔軟な対応力を持つENFPは、クライアントの状況に応じてトレーニングメニューを調整しながら、最適なアプローチを考えることにも長けています。

ケースワーカー

ケースワーカーは、経済的・社会的に困難な状況にある人々を支援する福祉の仕事です。

ENFPは共感力が強く、人の気持ちに寄り添うことができるため、困っている人の相談に親身になって対応することができます。

また、柔軟な発想とポジティブなエネルギーを持つため、支援を必要としている人々に対して、前向きな解決策を提案し、希望を持たせることができるでしょう。

ケースワーカーの仕事では、単に相談を受けるだけでなく、行政や支援団体と連携しながら、適切なサポートを提供することが求められます。

ENFPの持つ高いコミュニケーション能力を活かせば、多くの関係者と協力しながら、より効果的な支援を実現することができます。

ENFP(広報運動家)に向いてる業界

続いて、ENFPに向いている業界について紹介します。

以下の3つの業界はENFPの特性を活かせる可能性が高く、のびのびと、やりがいを持って働けることでしょう。

なぜ向いているのかについても詳しく紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

広告業界

ENFPは斬新なアイデアと高いコミュニケーション能力を持っているため、広告業界に向いていると言えます。

特にマーケティングやプロモーションの分野では創造的な発想力が求められるため、ENFPの柔軟な思考が活かされます。

また、人を惹きつける力があるため、チームでのブレインストーミングや企画立案などで存在感を発揮できるでしょう。

自由な発想を活かしながらターゲットの心を動かす広告を作り上げられるため、好奇心や発想力が大いに役立ちます。

さらに、ENFPは人との交流を大切にする性格であるため、クライアントとの打ち合わせやプレゼンテーションでも、そのコミュニケーション能力を発揮できることでしょう。

エンターテインメント業界

ENFPは人を楽しませることや多くの人と関わることに喜びを感じるため、エンタメ業界にも向いています。

イベント企画やパフォーマンス、動画配信など、観客や視聴者を喜ばせる仕事において、ENFPの社交性や柔軟な発想力を発揮できるでしょう。

また、ホテルスタッフとしてお客様をもてなす場合でも、場の空気を読む力や、相手に合わせて対応ができるENFPの特性が活かされます。

さらに、ENFPはクリエイティブな側面も持ち合わせているため、演出や企画でも活躍が期待されます。

自分のアイデアを形にして人々に届けることで、達成感を感じやすいことでしょう。

クリエイティブ業界

ENFPは創造性と表現力が豊かであり、クリエイティブ業界での活躍も期待できます。

デザインや映像制作、ライティングなど、自分のアイデアを形にする仕事では柔軟な発想力と感受性が求められます。

ENFPは固定観念にとらわれない発想を得意とし、既存の枠にとらわれない表現方法を生み出す力があります。

よって、デザイナーとして企画の立案から作品制作まで一貫して携わることで、やりがいを感じやすいでしょう。

また、ENFPは多様な人々とかかわることが好きなため、チームメンバーとの意見交換を積極的に行い、アイデアをブラッシュアップするプロセスも楽しめるはずです。

ENFP(広報運動家)が避けるべき仕事の特徴

続いて、ENFPと診断された人が避けるべき仕事の特徴についても紹介します。

もちろんENFPの人、全員が向いていないわけではありませんが、傾向としては向いていない可能性が高いため、あくまで参考程度に確認してみてください。

①ルーティンワークが中心の仕事

ENFPは変化を好む性格で、新しいアイデアを試したり、クリエイティブな発想を活かす場を求めます。

そのため、ルーティンワークが中心となる仕事は避けた方が良い選択肢です。

同じ作業を毎日繰り返す業務では自由度が限られ、自己表現や新たな挑戦の場が少なくなりがちです。

データ入力や定型的な事務作業のような仕事はENFPにとって刺激が少なく、短期間で退屈を感じてしまう可能性があります。

ルーティンワークには効率性や正確性が求められる一方で、クリエイティブな要素はあまり含まれません。

ENFPは感受性が高く、常に新たな目標や挑戦を求めるため、単調な業務はモチベーションを維持するのが難しくなります。

②ルールや規則が厳格な仕事

ENFPは自由な環境でこそ能力を発揮するため、ルールや規則が厳しい職場は避けるべきです。

厳格な規則の中で働く環境はENFPにとって窮屈に感じられることが多く、創造性や発想力を発揮する機会が限られてしまうでしょう。

自衛隊のような縦社会や官僚的な組織構造を持つ職場では細かな規律を守ることが最優先となり、個人の意見や独自のアイデアが重視されない場合があります。

ENFPは柔軟な思考を持ち、規定されたルールの枠を超えた新たな視点を見出す能力に優れています。

そのため、自由度の低い環境では自分のアイデアや提案が受け入れられないことにフラストレーションを感じる可能性が高いです。

③個人作業が中心の仕事

ENFPは社交的で、人と関わることに喜びを感じる性格です。

そのため、個人作業が中心の仕事は避けた方が良い選択肢です。

1人で黙々と作業を続ける環境ではENFPのエネルギー源である人間関係が欠けてしまい、孤独感や物足りなさを感じることがあります。

データ分析や研究職、長時間のプログラミング業務は他者との交流が少ないため、ENFPには向いていないでしょう。

個人作業は集中力や独立した作業能力が求められる場合が多く、ENFPの持つ広い視野や創造性が活かされにくい環境です。

また、コミュニケーションを通じて得られるフィードバックが少ないため、自分の進捗や成果に対して不安を感じることもあります。

ENFP-AとENFP-Tの違い

続いて、ENFP-AとENFP-Tの違いについて紹介します。

それぞれどのような違いがあるのか、どのような特徴があるのかなどについて詳しく紹介するため参考にしてください。

①自己主張型か慎重型か

ENFP-A（自己主張型）とENFP-T（慎重型）は意思決定や自己表現の仕方に大きな違いがあります。

ENFP-Aは自分の考えや意見を周囲に対してはっきりと示す傾向があります。

自信を持って物事を推し進めるため、リーダーシップを発揮しやすく、対人関係でも主導的な役割を担うことが多いです。

一方、ENFP-Tは慎重型であり、意思決定の際にはリスクを考慮して慎重に行動します。

自分の考えを押し通すよりも、状況や相手の意見をよく観察して判断するため、冷静でバランスの取れた選択ができます。

②ポジティブかネガティブか

ENFP-Aは基本的にポジティブな性格で、楽観的な視点を持っています。

この傾向により、失敗してもそれを学びの機会と捉え、新しい挑戦を恐れません。

また、自信に満ち溢れているため、自分の能力を疑うことなく前向きに行動できます。

このポジティブさは周囲の人々にも伝わり、モチベーションを高めたり、グループの雰囲気を明るくする力があります。

対照的に、ENFP-Tはネガティブな面を持つことが多く、物事に対して慎重な姿勢を取ります。

計画のリスクや課題を事前に把握し、回避する能力に優れています。

ただし、ネガティブな思考が強くなりすぎると、自信を失ったり挑戦を避けてしまうことがあります。

それぞれの特徴

ENFP-Aは社交的で好奇心旺盛な性格が際立っています。

他者との交流を楽しみ、新しい経験やアイデアに対してオープンな姿勢を持っています。

新しい環境でも臆することなく積極的に他者と関わり、ネットワークを築くのが得意です。

一方で、ENFP-Tは冷静で倫理観が強いのが特徴です。

物事の本質を見抜く力があり、思慮深い判断を下すことができます。

この特性により、チームの中で調整役や問題解決者として重要な役割を果たすことが多いです。

このように、ENFP-AとENFP-Tはそれぞれの「性格傾向」が異なるため、得意な環境や役割が変わってきます。

自分の強みを理解し、それを活かせる環境を選ぶことが重要です。

ENFPに向いてる仕事を見つける方法

ENFPは好奇心旺盛で創造性豊か、人のつながりを大切にする性格と言われます。

ここでは、実際の業務内容の確認、職場環境や社風の見極め、キャリアパスとの照らし合わせを紹介します。

実際の業務内容を確認する

ENFPは新しいアイデアや挑戦を楽しむ傾向があり、仕事の内容が自分の興味や強みを活かせるかどうかが重要です。

求人情報や企業説明会だけで判断すると、具体的な業務イメージが曖昧なことがあります。

例えば、「企画職」と書いてあっても、実際はデータ入力が主だったり、逆に自由な発想を求められたりと、実態は企業によって異なります。

そのため、業務内容を深く知るには、インターンシップやOB・OG訪問を活用するのが有効です。

インターンシップでは実際に手を動かして仕事を体験でき、説明会では聞けないリアルな声を聞けます。

また、企業の公式サイトやSNSで公開されるプロジェクト事例を確認するのも一つの手です。

これにより、表面的な情報ではなく、具体的な業務の流れや求められるスキルが見えてきます。

職場環境や社風を見る

ENFPは人間関係や自由な雰囲気を重視する傾向があるため、職場環境や社風が合うかどうかは大きなポイントです。

求人情報だけでは、社員同士の関係性や職場の空気感はわかりにくいものです。

そこで、実際にオフィスを訪問してみることがおすすめです。

社員の表情や会話の様子、オフィスのレイアウトから、その場の雰囲気を肌で感じられます。

例えば、オープンな空間で活発に意見を交わしている職場なら、ENFPの社交性が活きるでしょう。

逆に、静かでルールが厳格な環境だと、窮屈に感じるかもしれません。

また、口コミサイトを活用するのも有効です。

ただし、口コミは個人の主観が強い場合もあるので、複数の意見を比較して客観的に判断することが大切です。

自分のキャリアパスと照らし合わせる

ENFPは目標に向かって努力することに喜びを感じ、自己成長を求める性格です。

そのため、仕事選びでは将来のキャリアパスがどうなるかを考えることが重要になります。

企業がどのような昇進ルートやスキルアップの機会を用意しているのか、事前に確認しておくと良いでしょう。

例えば、入社後に研修制度があるか、部署異動で多様な経験が積めるかといった点です。

ENFPは単調な仕事に飽きやすい一面もあるので、変化や挑戦が可能な環境が理想的です。

企業の採用ページや説明会で、モデルキャリアパスが公開されている場合がありますので、それを見て、自分の目指す方向と一致するか考えてみましょう。

自分が5年後、10年後にどうなりたいかをイメージし、その目標に近づける企業かどうかを判断することが大切です。

ENFP(広報運動家)の就活成功のためのポイント

続いて、ENFPと診断された人が就活を成功させるためにはどのような対策をしなければならないのかについても紹介します。

とはいえ、どのようなタイプを診断された方にも当てはまる項目であるため、MBTI診断をあまり信頼していない方でも参考になるはずです。

ぜひ、それぞれ確認してみてください。

自己分析を徹底する

自己分析を徹底することは就職活動における成功の基盤を築く上で重要です、

自分の価値観や強み、興味を正確に把握することで、どのような業界や企業、職種が自分に適しているかを明確にできます。

過去の経験を振り返り、どのような状況で自分が最も成果を出せたかや、困難を乗り越えた時に発揮した能力を整理すると良いです。

これにより、自分の得意分野を把握し、それを就職活動でアピールする材料として活用できます。

計画的に準備する

計画的に準備を進めることは就職活動を成功に導くための大切なポイントです。

スケジュール管理をしっかり行うことで、エントリーシートの提出や企業研究、面接対策などを余裕を持って進められるようになります。

特に、就活は締切が明確に設定されているケースが多いため、事前にスケジュールを立てておくことで、提出漏れや準備不足を防げます。

自己分析を行った後に志望する企業リストを作成し、その企業に対する研究や対策を順次進めると効率的です。

ネットワーキングの活用

ネットワーキングを活用することは重要な情報収集手段となります。

就活に必要な情報の多くはインターネットだけでなく、実際の人々から得られる情報が非常に貴重です。

大学の先輩やOB・OG訪問を通じて、業界の現状や企業文化について詳しく聞くことができます。

企業が公式に発信している情報だけではわからない実態を把握する助けとなるでしょう。

さらに、ネットワーキングを通じて得た情報は自分の志望動機や自己PRの作成にも役立ちます。

先輩やOB・OGから聞いた具体的なエピソードを志望動機に組み込むことで、説得力のあるアピールが可能です。

面接の準備と実践

面接は就職活動の最終段階であり、最も重要なプロセスの1つです。

したがって、徹底的な準備と実践を重ねることが成功の鍵となります。

まず、企業研究を徹底的に行い、企業の理念やビジョン、業績について十分に理解しておくことが重要です。

これにより、企業が求める人物像に自分を適合させた回答を準備することが可能になります。

また、論理的で明確な回答が求められるため、模擬面接を繰り返し行い、自分の言葉で話す練習を積む必要があります。

自分の強みを企業の業務内容と関連付けて説明して、具体的かつ説得力のある回答ができるようになっておきましょう。

ストレス管理

就職活動は多くのストレスが伴うプロセスであり、それを管理する能力が求められます。

スケジュールの詰め込みや不採用の通知など、精神的な負担を感じる場面は多いため、心身の健康を保つ方法を見つけておくことが重要です。

また、ストレスを抱えすぎないために、適度に周囲の人に相談することも大切です。

家族や友人、大学のキャリアセンターなど、信頼できる人に話すことで、気持ちが軽くなり、前向きな姿勢を取り戻せるでしょう。

適職を見極める

適職を見極めることは非常に重要なポイントです。

ENFPは好奇心旺盛でクリエイティブな思考を持っており、自己表現や変化に対して積極的です。

そのため、単調な作業やルーチンワークではモチベーションが低下しやすく、逆に新しいアイデアを取り入れることができる環境や、多様な人々と交流できる仕事に魅力を感じる傾向にあります。

このように、ENFPだけでなく、どのMBTIに当てはまる人にも、自分の個性に合った職場環境や業務内容を見つけることが就活、そしてその後の満足いくキャリアに繋がります。

ENFP(広報運動家)と他のタイプの相性は？

ENFPと他のタイプの相性についても紹介します。

どのような人と自分が相性が良く、良好な関係を築けるのかについて理解しておけば、より人間関係が良好になるでしょう。

雑談のネタとしても使えるものであるため、ぜひ読んでみてください。

ENFPと相性の良い人は？

ENFPは、エネルギッシュで好奇心旺盛な性格タイプであり、自由な発想と社交性を活かして人との関係を築くことが得意です。

仕事においては、柔軟な思考と創造性を活かせる環境でこそ力を発揮しやすく、協力する相手の特性によってその能力が最大限に引き出されることがあります。

ここでは、ENFPと相性の良いタイプを仕事面とプライベート面に分けて紹介します。

仕事面①INFJ（提唱者)

ENFPとINFJは、共に直観型（N）かつ感情型（F）であり、価値観や考え方が似ているため、お互いの視点を尊重しながら協力することができます。

INFJは計画的でありながら、他者の意見を大切にするタイプなので、ENFPの発想力を活かしながら、それを実現可能な形に落とし込むことが得意です。

ENFPは自由な発想を持ち、INFJに新たな視点を与えることができるため、二人が協力すると、創造的でありながら現実的な成果を生み出すことができます。

ENFPのエネルギッシュな姿勢とINFJの深い洞察力が合わさることで、バランスの取れたチームワークを築くことができるでしょう。

仕事面②INTJ（建築家）

ENFPとINTJは、一見対照的な性格のように思われがちですが、実は相互補完的な関係を築くことができます。

INTJは、ENFPのアイデアを論理的に分析し、実現可能な計画を立てるのが得意です。

ENFPは新しい発想やクリエイティブな視点を提供し、INTJの戦略的な思考と組み合わせることで、革新的なプロジェクトを推進することができます。

INTJは計画的で長期的な視野を持つため、ENFPが思いついたアイデアを具体的な戦略に落とし込み、実行まで導くサポートをしてくれるでしょう。

ENFPにとっては、INTJの冷静で論理的な視点が新しい気づきを与え、より説得力のあるアイデアを生み出すきっかけになることもあります。

仕事面③ENTJ（指揮官）

ENFPとENTJは、共に外向型（E）かつ直観型（N）であり、目標達成に向けて積極的に行動できる関係性を築くことができます。

ENTJはリーダーシップを発揮し、全体の方向性を示すのが得意なため、ENFPはアイデアマンとして、チームを盛り上げながらENTJの指示のもとで活躍することができます。

ENFPの柔軟な発想とENTJの決断力が合わさることで、新しいプロジェクトの推進力が高まり、革新的な成果を生み出すことができるでしょう。

また、お互いのエネルギーが高いため、刺激を受けながら成長できる関係でもあります。

ただし、ENTJの強いリーダーシップに対して、ENFPが窮屈に感じることがあるため、互いに意見を尊重し合うことが重要になります。

プライベート面①ENFJ（主人公）

ENFPとENFJは、どちらも外向的で情熱的な性格を持ち、周囲を巻き込みながら楽しい時間を共有できる相性の良い関係です。

共にポジティブで、人と関わることを楽しむタイプなので、一緒にいるだけで明るい雰囲気が生まれ、互いのエネルギーを高め合うことができます。

ENFPの自由な発想や遊び心は、ENFJにとって刺激的であり、ENFJのリーダーシップや計画性は、ENFPに安心感を与えるでしょう。

また、二人とも人間関係を大切にするため、周囲との調和を保ちつつ、お互いの個性を尊重し合うことができます。

友人関係だけでなく、恋愛関係においても、情熱的で支え合う関係を築くことができるでしょう。

プライベート面②INFP（仲介者）

ENFPとINFPは、どちらも感情豊かで共感力が高く、深いレベルで理解し合える関係を築くことができます。

ENFPは明るく活発な性格を持ち、INFPは内向的ながらも繊細で温かい心を持っているため、お互いに心の支えとなることができます。

INFPはENFPの自由奔放なアイデアや行動を温かく見守り、ENFPはINFPの繊細な感性を大切にすることで、心地よい関係を築くことができるでしょう。

また、ENFPはINFPに対して、社交的な世界を広げる手助けをすることができ、INFPはENFPに対して、じっくりと深く考えることの大切さを教えることができます。

相互に刺激を与え合いながら、穏やかで温かい友情を育むことができるはずです。

ENFPと相性の悪い人は？

ENFPは、明るく社交的で、人との交流を大切にする性格タイプです。

感情を豊かに表現し、ポジティブなエネルギーを持つため、人間関係においても楽しく刺激的な環境を好みます。

しかし、すべての人と相性が良いわけではなく、特定の性格タイプとは摩擦が生じやすいこともあります。

ここでは、ENFPと相性が悪いタイプを紹介し、なぜ相性が悪くなりやすいのかを解説します。

①冷淡な人

ENFPは、感情豊かでオープンな人との交流を楽しみます。

そのため、感情を表に出さず、他人との距離を置こうとする冷淡なタイプの人とは相性が良くありません。

ENFPは、相手との心のつながりを重視し、会話の中でも共感や感情の共有を求めることが多いため、冷淡な態度を取られると「自分に興味がないのでは」と感じてしまいます。

また、ENFPは人の感情に敏感なため、無表情や淡々とした態度の人と一緒にいると、「何を考えているのかわからない」とストレスを感じることがあります。

一方、冷淡な人は、感情的になりすぎることを好まない傾向があり、ENFPの熱意や表現力の豊かさを「騒がしい」「大げさ」と感じてしまうことがあります。

②批判的な人

ENFPは、楽観的でポジティブな思考を持ち、アイデアやチャレンジを楽しむタイプです。

そのため、常に批判的で否定的な考え方をする人とは相性が悪く、一緒にいると疲れてしまうことがあります。

ENFPは、新しいアイデアや挑戦を好みますが、批判的な人はそうした発想に対して「それは現実的ではない」「そんなことをしても無駄」と否定的な意見を言いがちです。

こうした態度に対して、ENFPは「自分の意見や夢を否定された」と感じやすく、やる気を削がれてしまうことがあります。

また、ENFPは人の良い面を見ようとする性格ですが、批判的な人は物事の欠点や問題点を指摘する傾向があります。

③不誠実な人

ENFPは、誠実で正直な人を信頼し、人間関係においても真心を大切にします。

そのため、嘘をついたり、裏表のある態度を取る不誠実な人とは、信頼関係を築くことが難しくなります。

ENFPは、直感的に人の性格や態度を見抜くことが得意なため、不誠実な言動にはすぐに違和感を覚えます。

例えば、表向きは親しげに接しているのに、陰で悪口を言ったり、意見をころころ変えたりする人に対して、ENFPは強い不信感を抱きます。

また、ENFPは「人と心を通わせること」を大切にしているため、計算高く立ち回る人や、損得勘定で関係を築こうとする人とも相性が良くありません。

さらに、ENFPは人を助けたり、協力し合うことに喜びを感じるため、不誠実な人が自分の利益のために他人を利用しようとする態度を取ると、強いストレスを感じます。

ENFP(広報運動家)に関するよくある質問

ENFPは、エネルギッシュで好奇心旺盛な性格の持ち主であり、社交的で人と関わることを楽しむタイプです。

しかし、その自由奔放な行動や感情豊かな表現から、周囲の人には誤解されることもあります。

ここでは、ENFPに関するよくある質問に答えていきます。

Q1.ENFPのあるあるは？

ENFPには、特有の行動パターンや性格傾向があります。

① 好奇心旺盛で多趣味

ENFPは、新しいことを知るのが大好きで、興味を持ったらすぐに行動に移します。

② 感情表現が豊か

ENFPは、感情を隠さず表現するタイプで、嬉しいときは全力で喜ぶ傾向があります。

③ 人に流されやすい

ENFPは、基本的に人と関わることが好きで、人の話をよく聞くタイプです。

④ おせっかい

ENFPは、人をサポートするのが好きで、困っている人を見ると放っておけません。

そのため、相手が求めていなくても、つい助けようとしてしまうことがあります。

Q2.ENFPは頭がおかしい？

「ENFPは頭がおかしいのでは？」と思われることがありますが、これはENFPの行動や思考が一般的な枠にとらわれないために起こる誤解です。

まず、ENFPは奇抜な発想をすることが多く、他の人が思いつかないようなアイデアを生み出します。

「普通の人ならやらないことを平気でやる」と思われがちですが、これは彼らの創造性の高さによるもので、柔軟な思考を持ち、常に新しい視点で物事を考えるため、独特なアイデアを次々と生み出す傾向があります。

また、感情の波があり、そのときの気分によって行動が変わることから、気分屋に見られることもあります。

この変化が激しいため、周囲の人には「気分にムラがある」と感じられることはあるかもしれません。

まとめ

今回はMBTI診断においてENFPと診断された方にどのような傾向があるのか、どの仕事が向いているのか、どのような仕事が向いていないのかなどについて紹介しました。

もちろん、たった16個のタイプに人間を割り振れるわけではないため、MBTI診断は「全能」ではありません。

しかし、自分の傾向として参考にするには十分な材料です。

本記事で納得できた部分だけでも良いため、ぜひ参考にしつつ、就活をスムーズに進めてください。