【例文5】自己PRでホスピタリティをアピール!企業に与える印象や作成のコツを紹介!

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はじめに

接客業などの人と関わるアルバイト、もしくはボランティア、サークルなどを通じてホスピタリティを磨いた自信のある方は自己PRでアピールしたいと思っていることでしょう。

そこで今回は自己PRの基礎からホスピタリティをアピールする際にどのような点を意識しなければならないのかなどについて詳しく紹介します。

ホスピタリティに自信のある方はぜひ参考にしてください。

【自己PRでホスピタリティをアピール】企業が求めるホスピタリティとは?

まずは企業が求めるホスピタリティの定義について理解を深めておきましょう。

「ホスピタリティ」とカタカナで表記してしまうと、どのような意味を持っているのかがわかりにくいかもしれません。

そこで、この言葉にどのような意味があり、分解するとどのような要素に分けられるのかについて確認しましょう。

状況把握力

企業が求めるホスピタリティの要素として「状況把握力」が挙げられます。

状況把握力相手の言葉だけでなく、表情や態度、周囲の状況を総合的に観察し、相手のニーズを的確に察知する能力のことです。

状況把握に優れた人材は顧客や社内の変化に素早く対応し、適切な行動を取ることができるため、企業にとって非常に重要です。

接客業では顧客が何か困っている様子の時に、声をかけるタイミングや言葉選びが重要と言えます。

顧客が何を探しているのか、急いでいるのか、話しかけてほしくないのかなどを見極め、それに応じて接客できる人はサービスの質を向上させ、顧客満足度を高めることができます。

また、社内の業務においても、チームの状況を的確に把握し、忙しいメンバーをサポートするなど、円滑な業務遂行につなげることもできます。

このように、状況把握力は様々な場面で活かせるため、積極的にアピールすることを推奨します。

共感力

ホスピタリティは「共感力」と言い換えることもできます。

共感力とは皆さんご存知の通り、相手の気持ちに寄り添い、喜びや悲しみを自分のことのように感じられる能力です。

共感力が備わっている人は相手の心情を理解し、それに応じた対応ができるため、企業の顧客満足度や社内の人間関係の向上に貢献できる可能性が高いです。

特に、接客業や営業職など、顧客と関わることが多い仕事では相手の感情を理解して進んで対応することが重要視されます。

初めて来店した顧客が緊張している様子であるならば、親しみやすい声掛けをすることが大切ですし、クレームに対応する時は「ただ謝罪して終わり」ではなく、相手の気持ちに寄り添った言葉をかけることで、不満を和らげることも可能です。

もちろん、社内においても共感力は重要です。

チームメンバーが悩んでいる時は共感を示しながら相談に乗れば、信頼関係を築けるだけでなく、相手の悩みを解決できますし、職場の雰囲気も良くなります。

共感力に自信のある方は積極的にアピールしましょう。

コミュニケーション能力

ホスピタリティを語る上で「コミュニケーション能力」という要素も省くことはできません。

相手に分かりやすく丁寧に説明することで、安心感や信頼感を与えることができるため、企業はこの能力を非常に重要視しています。

顧客対応はもちろん、社内の業務遂行においても、適切なコミュニケーションが取れるかどうかは非常に重要です。

接客業では商品やサービスの説明をする際に、専門用語を使わず、顧客にとって分かりやすい言葉で伝えることが求められます。

営業職なら、顧客のニーズを引き出し、それに応じた対応をすることが大切です。

もちろん、社内においても、チーム内で情報を共有する際や業務の引き継ぎなど、正確かつ簡潔なコミュニケーションが求められる場面は多くあります。

【自己PRでホスピタリティをアピール】ホスピタリティのアピールが企業に与える印象

では、ホスピタリティをアピールすると企業はあなたに対してどのような印象を受けるのでしょうか。

面接官の感覚やあなたの表現方法によって多少印象は異なるかもしれませんが、多くの場合、ホスピタリティをアピールする就活生に対して相手側は以下のような印象を受けます。

ぜひ、それぞれ参考にしてみてください。

相手の立場に立って考えられる

ホスピタリティを持つ人材は「相手の立場に立って物事を考えられる」と判断してもらえます。

ただ相手を思いやるというだけでなく、相手の状況や立場を正しく理解し、それに基づいて適切な行動を取れると判断してもらえるでしょう。

顧客対応において、相手が急いでいるのか、それともじっくり相談したいのかなどを察知し、それに合わせて接客ができる人は、顧客満足度を向上させられます。

企業はこのような人材を採用することで、顧客対応の質を向上させ、ブランド価値を高めることも期待しています。

また、人間関係においても、相手の状況を理解しながら行動できる人材は職場の雰囲気を良くできるだけでなく、メンバーの悩みを解決することもできるでしょう。

相手の立場に立って物事を考え、サポートした経験があるならば、積極的にアピールすることを推奨します。

相手の気持ちに共感できる

ホスピタリティがある人は相手の気持ちを理解し、共感する力が高いとされています。

話を聞いて頷くだけでなく、相手の感情を正確に読み取って寄り添うことができるのが、ホスピタリティのある人の強みです。

顧客対応においては信頼関係を築きやすくなり、リピーターの増加や企業の評判向上に貢献できます。

また、社内のコミュニケーションにおいても、共感力は大いに活用できるものです。

プロジェクトに関する会議などでは意見が対立することも少なくありません。

選択肢がA・B・Cと豊富にある場合や、やる気がある人が多ければ多いほど、言い合いになることもあるでしょう。

しかし、そのような場合にも、一人ひとりの気持ちに共感し、尊重しながら議論を進められる人がいれば、議論は落ち着き、全員の合意形成を図ることもできます。

相手の気持ちに共感し、感謝された経験や、場を落ち着かせた経験があるならば、積極的にアピールしましょう。

相手のニーズを的確に把握できる

ホスピタリティのある人は相手のニーズを的確に把握し、それに応じた行動を取ることも期待されます。

企業は顧客の潜在的なニーズをとらえ、それに対応できる人材を求めています。

顧客対応の場面だけでなく、売上の向上や新規サービス開発、マーケティングなどにも直結する重要なスキルです。

接客業では顧客が言わんとしているニーズを見抜く必要がありますし、営業やマーケティングの分野では顧客のニーズを正しく理解し、それに合わせた商品やサービスを提供することが求められます。

そして、社内の人々との関わりにおいても、チームメンバーや上司がどのようなサポートを求めているのか、何を言わんとしているのかを理解し、それに応じた行動を取れる人こそ、組織の円滑な運営に貢献できます。

これまで相手のニーズを適切に把握し、適切な対応を取った経験がある方は、ぜひ自己PRのエピソードとして話してみましょう。

柔軟に対応できる

ホスピタリティがある人は状況に応じて柔軟に対応できるという強みも持っていることが多いです。

特に、ビジネスの現場では想定外のトラブルが発生することは日常茶飯事であり、常に冷静に対応できる人材がいれば、グループがばたつくこともありません。

接客業で急に混雑した時、顧客からクレームが発生した時などの場面でも、柔軟に対応する力が求められます。

また、社内業務においても、クライアントから納期を早めるよう依頼があった時など、予想外の状況は往々にして発生します。

そのような状況においても、優先順位を整理しながら効率的に対応できる人材は企業にとって非常に頼りになるでしょう。

このような人材が1人いるだけで、安心感があります。

これまでの学生生活において、ホスピタリティを発揮して柔軟に対応した経験があるならば、ぜひ積極的にアピールしましょう。

【自己PRでホスピタリティをアピール】自己PRとは

一旦、ここで閑話休題ということで、自己PRが何なのかについて、再度定義を確認しておきましょう。

自己PRとは「自分を採用すべき理由」「自分が入社した際に貢献できること」を提示して、採用の判断を後押しするための材料です。

自己紹介やガクチカ、長所とは異なるため、明確に定義を理解しておきましょう。

特に、長所と間違えてしまう人が多いですが、両者は似ているものの、異なります。

自己PRは「スキルや強み」を話すのに対して、長所はどちらかというと「性格的な良さ」について言及することが多い、と覚えておけば、分かりやすいです。

【自己PRでホスピタリティをアピール】自己PRを通じて企業が知りたいこと

ほとんどの企業が就活生に対して「自己PRをしてください」と言ってきますが、果たしてその自己PRを通じて企業は何を知りたいと思っているのでしょうか。

日本には様々な業界があり、その中に様々な企業が存在します。

しかし、以下の3つはどのような企業でも自己PRを通じて知りたいと思っている可能性が高い要素です。

ぜひ、以下の3つの要素が自然とにじみ出るような質の高い自己PRを提示し、内定をたぐり寄せましょう。

人柄

企業が自己PRを聞く最大の目的の1つは応募者の人柄を判断することです。

面接は限られた時間の中で応募者を評価しなければなりませんし、ESも限られた文字数の中で同様に応募者を評価しなければなりません。

そこで、自己PRの内容を通じてその人の価値観や考え方を知ろうとしているのです。

どのような姿勢で物事に取り組んでいるのか、周囲とどのように関わっているのかといった様子を自己PRを通じて把握し、どのような人物なのかを判断しようとしています。

企業はただ優秀な人を求めているのではなく「自社の環境で」活躍できる人を採用したいと考えています。

優秀だったとしても、活躍できなければ意味がないからです。

そこで、自分の人柄がおのずと伝わるような、分かりやすい文章を作成することに力を入れましょう。

自社とのマッチ性

企業は応募者の人柄や価値観が自社の文化や職場の環境に合うかどうかも確認したいと思っています。

どれだけ優秀で素晴らしい経歴だったとしても、企業の雰囲気と合わなければ、長期的に活躍することはできません。

早期離職してしまえば、企業にとっても就活生本人にとっても、残念な結果に終わってしまいます。

そこで、自己PRを通じて自社の求める人物像と一致しているか、どのくらいマッチしているかを確認しようとしています。

入念に企業分析を行い、どのような人物像が求められているのか、そしてそれは自分と近しいものかを確認した上で、自信を持ってアピールできるようになっておきましょう。

どのように歪曲して考えても「明らかに、自分とこの企業は合っていない」と思う場合は、思い切って別の企業を受けるのも選択肢の1つです。

スキルや適性

企業は自己PRを通じて応募者がどのようなスキルや特性を持っているかについても確認している場合が多いです。

長期インターンの経験などがある場合は別ですが、新卒採用はほとんどの方が職務経験を持たないため、過去の経験からこの人はどのような強みを持ち、それをどのように活かせるのかを推測しようとしています。

自己PRについて尋ねることで、どのような能力を有しており、将来貢献してくれる可能性がどのくらいあるのかを確認されているのです。

自分がその企業が求めているスキルを持っている、適正の高い人物であることを強調しましょう。

【自己PRでホスピタリティをアピール】自己PRの構成

続いて、おすすめの自己PRの構成について紹介します。

この構成は汎用性が非常に高く、どのような能力をアピールする際にも活用できるものです。

構成を完璧に把握してしまえば、あとは自分の自己分析の結果に基づいて、それぞれ当てはめていくだけです。

「300文字〜400文字の文章を書かなければならない」と思うと気が遠くなるかもしれませんが、構成に自分を当てはめるだけと考えると、意外とサクッと作成できるものです。

強み

志望動機やガクチカと同様、結論から始めることが大切です。

就活においては基本的に全ての質問に対して結論ファーストで回答すると覚えておけば良いでしょう。

面接官に「この人が伝えたいことは何か」が一瞬で伝わり、話の流れが理解しやすくなる構成だからです。

ホスピタリティを強みとする場合は「私の強みはホスピタリティです」と一言で述べるか、少し文字数に余裕があるならば「ホスピタリティがあり、相手の気持ちを考えながら行動し、状況に応じた最適な対応ができることが強みです」などと述べても良いでしょう。

結論を明確に示すことで、話の軸がぶれることなく、スムーズに文章を展開できます。

発揮したエピソードの概要

強みについて述べるだけでは不十分であり、それを証明しなければ良い印象を与えることはできません。

具体的な状況や背景を簡潔に述べて、どのような場面でホスピタリティを発揮したのかについて、わかりやすく説明しましょう。

「私はゼミのリーダーとして、メンバーが快適に活動できる環境作りを意識していました」などと、一文で要点を伝えることが大切です。

エピソードの概要自体は簡潔で良いですが、応募する企業の業務と関連がある内容を選ぶようにすると、相手がより理解しやすくなります。

複数のエピソードがあるならば、できるだけ企業の業務と近しいものを選ぶことを心がけてください。

課題・状況

エピソードの中でホスピタリティを発揮した際の課題や状況を明確にすることで、面接官がより興味を持ってくれます。

自分が直面した課題は何だったのか、どのような状況だったのかを伝えることで、その後の行動や成果が際立ちます。

「友人が悩んでいる様子で、大学にもあまり来ず非常に心配していた」などと、具体的な状況を説明すると、面接官がその状況を思い浮かべやすくなります。

行動

課題や状況を示した後は、それに対してどのような行動をとったのかを具体的に説明しましょう。

「対応しました」と述べて終わるのではなく「どのように考えて、どのような工夫をしたのか」について詳しく述べると、他の就活生と差別化を図ることができます。

「弟が受験に悩んでいたのでドライブに連れて行った」「友人が自分から悩み相談をしてくれるまで、あえて自分からは悩んでいることには触れないでおいた」など、具体的な行動を説明すると、より説得力が増すでしょう。

成果

行動を取った結果、どのような成果が得られたのかについて話すと、話の説得力がさらに増します。

成果を伝える際には具体的な数字や周囲からの評価・反応などを交えると、より印象に残る自己PRになります。

「話し合いの方法を改善した結果、メンバーが積極的に発言するようになり、すぐに方向性が決まった」など、誰が読んでも理解できるような成果を述べることが重要です。

ガクチカでは「取り組んだ工夫や学び取ったこと」が重要ですが、自己PRでは「自分が活躍できる人物であること」を強調しなければなりません。

そのため、自分の行動の成果がどのようなものであったのかについては必ず明示するようにしましょう。

仕事でどう活かすか

企業は「活躍してくれる人材」を採用したいと考えているため「仕事でどのようにホスピタリティを活かすのか」を示すことが重要です。

「この経験を通じて磨きをかけたホスピタリティを活かし、将来的にはマネージャーとしてメンバーに寄り添いながら、ストレスフリーな職場を築きたい」でも良いですし「共感力を活かして、多くの顧客の悩みを読み取り、適切な提案ができる営業職として貢献したい」でも良いでしょう。

大切なのは「再現性」と「企業が求めている能力であるか」です。

しっかりと企業研究を行った上で「あなたの話している内容に再現性があるか」「それを企業が求めているか」を確認し、2点とも満たしている場合は自信を持ってアピールしましょう。

【自己PRでホスピタリティをアピール】ホスピタリティを自己PRにする際の注意点

自己PRでホスピタリティをアピールすれば自動的に内定が得られるわけではありません。

むしろ、以下の注意点を意識しなければマイナスな印象を与えてしまう可能性も十分にあるでしょう。

そこで、ここからはホスピタリティを自己PRにする際の注意点を詳しく紹介するため、ぜひ確認してみてください。

「おせっかい」ではないか確認する

注意

あなたのホスピタリティのアピールが「ただのおせっかい」ではないか確認することは非常に重要です。

あなたの親切心からの行動は相手にとって本当に有益だったのかについて考えてみましょう。

極論ですが「大学に全然来ない友人のために、代返してあげた」「お客様が何を注文するか悩んでいたので、おすすめの商品を10個、時間をかけて詳しく紹介してあげた」などのアピールは、どう考えてもおせっかいです。

あなたの話そうとしているエピソードが、人によっては「余計なお世話である」と思われるようなものでないか、確認してみてください。

「相手の状況を理解し、適切な対応を取る力」が企業の求めているホスピタリティであるため「そこにニーズはあったのか?」については、必ず考える必要があります。

企業の求める人物像と一致しているか確認する

注意

自己PRは自分の強みを伝えることが大切ですが、その強みが企業の求める人物像とあまり合致していなければ、意味のあるアピールにはなりません。

どれだけ優れたホスピタリティを持っていたとしても、それが企業の求める価値観や事業内容に適していなければ、評価されにくいものです。

顧客対応を重視する接客業やサービス業では相手の立場に立って行動できるホスピタリティは大きな武器です。

しかし、スピードと正確性を重視するプログラマーなどの仕事においては細かな気配りよりも効率的な対応の方がよほど重要と言えます。

そのような企業や職種を受ける際にも、一貫して「自分はホスピタリティが強みです」とアピールしてしまうと「少し、求める人物像と違うな」と思われ、内定が遠ざかってしまう可能性があります。

専門用語は避ける

注意

自己PRでは採用担当者に分かるように伝えることが大切です。

話す題材はサークルでも部活でも、アルバイトでもインターンでも何でも良いですが、専門用語を乱用する人物に対して良い印象を受ける採用担当者は存在しません。

ホスピタリティがあるならば、むしろ専門用語を使わず、誰にでも分かりやすい表現を心がけるはずです。

しかし、それでも専門用語を使ってしまうということは「自分にホスピタリティがあると思っているだけで、実際には相手の立場になって物事を考えることすらできない」と思われてしまいます。

こうなると、専門用語を乱用すること自体に対するマイナスな印象はもちろん「自己PRの説得力が無い」とも思われてしまい、アピールが台無しになってしまいます。

どのような能力をアピールする際も、その分野に精通していないと分からないような単語は避けた方が良いですし、特に、ホスピタリティをアピールする際は絶対に避けましょう。

嘘や誇張を避ける

注意

ホスピタリティとは相手の立場に立って物事を考えることですし「優しさ」と言い換えることもできます。

そうであるにも関わらず、嘘や誇張まみれの自己PRを提示してしまっては矛盾が生じてしまいます。

「自分はホスピタリティがあり、優しい人物だ」とアピールしているにも関わらず「嘘をついているじゃないか」と思われれば、最悪な印象になってしまうでしょう。

もちろん、ホスピタリティをアピールする時以外にも、嘘や誇張は絶対に避けるべきです。

ほとんどの企業の採用担当者は何人もの就活生を相手にしてきているため、就活生が嘘をつくときにどのような様子であるか、どのような文章を書くかについては理解できています。

また、たとえその場では嘘を通せたとしても、入社後に嘘が発覚してしまえば、内定取り消しになる可能性もあります。

そうでなかったとしても、肩身が狭くなることは間違いありません。

等身大の自分をアピールし、誠実に自己PRをしましょう。

【自己PRでホスピタリティをアピール】ホスピタリティの自己PR例文

ここまで紹介してきた内容を踏まえた上で、多くの就活生の方が経験したであろう場面を厳選して作成した自己PRの例文を紹介します。

いずれの例文においても「ホスピタリティ」をアピールしているため、あなたがアピールしたいと思っている経験に近いものを主題としている例文を中心に、参考にしてみてください。

アルバイトでのエピソード

私の強みは相手の立場に立って行動できるホスピタリティです。
カフェでアルバイトをしていた際、お客様一人ひとりのニーズに応じた対応をすることを意識していました。
ある日、常連のお客様が来店された際、いつもと異なりメニューをじっと見つめて悩んでいらっしゃる様子でした。
そこで、悩んでいるであろうドリンクについて詳しく説明した結果、新しいメニューをご注文いただき「おすすめしてくれてありがとう、気に入った」とフィードバックもいただきました。
この経験を通じて、お客様に寄り添って対応することで強固な信頼関係を築けると実感しました。
入社後はこの経験を活かし、顧客のニーズを的確に把握し、それに応じた商品を提案することで、多くの契約を勝ち取れる営業を目指します。

部活でのエピソード

私の強みは周囲の状況を把握し、一人ひとりに最適なサポートを提供するホスピタリティです。
私は大学のバスケットボール部で副キャプテンを務めていましたが、ある日レギュラーメンバーが調子を崩し、ミスが増えていました。
そこで声をかけたところ「ミスをしてチームに迷惑をかけるのが怖い」と本音を話してくれました。
それ以降、彼と一緒に居残り練習をして苦手を解消できるよう取り組んだ結果、彼が試合で大活躍してくれ、格上に勝利を収めることができました。
この経験を通じて、相手の気持ちに寄り添い、最適なサポートをすることの大切さを学びました。
入社して数年後には適切なサポートを提供できるマネージャーに成長し、皆さんが気持ちよく働けることに寄与できればと思っています。

ゼミ活動でのエピソード

私の強みは相手の立場を理解しながら円滑なコミュニケーションをとるホスピタリティです。
私はゼミでグループ研究のリーダーを務めているのですが、メンバーが30人以上ということもあり、意見が分かれ、話し合いが難航することも少なくありません。
しかし、全員の話を聞き、ホワイトボードに要点を箇条書きにした結果、全員が納得できる形で話し合いを終わらせることができています。
この経験から、ホスピタリティとはただイエスマンになることではなく、全員が納得した上で進められる環境を作ることだと学びました。
入社後はまず1人前のプログラマーとして成長することを目指し、その後は全員が納得してプロジェクトを進められるようなリーダーとして貢献できればと考えています。

友人間でのエピソード

私の強みは相手の気持ちを考え、安心できる環境を作り出すホスピタリティです。
大学生活を過ごす中で、悩みを抱えている人が相談しやすい雰囲気づくりを心がけてきました。
先日、親しい友人が元気がない様子だったため、声をかけた結果「就活がうまくいっていない」と打ち明けてくれました。
私はただ熱心に彼の話をしっかりと聞き、共感を示しただけですが、彼は「気持ちが楽になった」と大いに感謝してくれました。
この経験を通じて、人は共感してもらえることでどれだけ救われるかを学び、自分に傾聴力があることに気づきました。
入社後はいち早く昇進を目指し、同僚や部下が悩んでいる際にはいつでも相談できる頼れる存在として、貴社に長きにわたって貢献できればと考えています。

ボランティア活動のエピソード

私の強みは相手の立場を理解し、柔軟にサポートするホスピタリティです。
ボランティアサークルで高齢者施設に伺った際、塞ぎ込みがちの方が多く、当初はなかなか会話をしてくれませんでした。
そこで、利用者の方が自分から話してくれるまでそっと寄り添い、待ったところ、自分から世間話をしてくれ、最後には「こんなに人と話したのは久しぶりだ、楽しかった」と感謝の言葉もいただきました。
この経験を通じて、ホスピタリティとはただ話しかけることではなく、相手に応じて求められている対応を柔軟に行うことであると学びました。
入社後はこの学びを活かし、メンバーに応じて適切な関わり方を保ち、困った時に声をかける第一候補の人物として、皆様のお役に立てればと考えています。

【自己PRでホスピタリティをアピール】就活エージェントを利用しよう

ここまで、自己PRについて聞かれた際にホスピタリティをアピールするためのポイントやコツ、例文などを紹介しました。

しかし、いざこの記事を参考にしながら自己PRを書こうとしても、意外と難しいことがわかります。

そこでおすすめなのが、プロに無料で相談できる就活エージェントのサービスを利用することです。

様々なサービスがありますが、弊社が提供しているジョブコミットは自己PRや志望動機、ガクチカなどの添削を企業側の目線で徹底的に行っています。

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まとめ

今回は自己PRを課された際にホスピタリティをアピールするためのポイントやコツ、注意点などについて詳しく紹介しました。

ホスピタリティをアピールする就活生は一定数いますが、この記事で紹介した内容を踏まえた上で高い自己PRを作成すれば、十分に差別化は可能です。

ぜひ、企業の採用担当者の目に留まる質の高い自己PRを提出し、内定を目指してください。

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