サマーインターンのWebテスト対策は?テストの種類やそれぞれの対策について解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

サマーインターン / Webテストとは
Webテストの目的
主要Webテストの種類と対策
Webテスト対策のコツ

この記事をおすすめしたい人

サマーインターンを控えている就活生
Webテストを初めて受ける人
Webテストをどう対策すればいいかわからない人
効率的に就活を進めたい人

はじめに

サマーインターンは長期にわたるものも多く、多様な経験を積めるものであるため、ぜひ目指す企業のものに参加したいところです。

しかし、選考にエントリーシートや面接だけでなく、Webテストを実施するところも多いため、入念な対策が必要です。

「Webテストなんて高校までの範囲が多いんだし、大丈夫だろう」とたかをくくっていると、足元を救われる可能性もあるため、どのような問題が出るのか、どのような対策をしなければならないのかについて詳しく紹介します。

【サマーインターンのWebテスト対策】サマーインターンとは

まず、サマーインターンとは何なのかについて理解を深めましょう。

サマーインターンは文字通り「夏に開催される、企業の就業体験プログラム」のことです。

企業や業界、社風の理解を深めることができるだけでなく、近年は本選考の優遇を受けられる企業も増えているため、参加することには大きなメリットがあります。

内定を目指す企業のサマーインターンには確実に参加したいところです。

サマーインターン全体の概要については以下の記事でさらに詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

【サマーインターンのWebテスト対策】Webテストとは

続いて、サマーインターンについて理解できたら、Webテストとは何なのかについて理解しなければなりません。

簡単に言うと「インターネット上で受験する選考試験」のことです。

自宅や企業が指定した場所で受験でき、企業は多くの応募者を効率的に評価するために用いています。

後ほど紹介しますが、能力テストや性格テスト、プログラミングテストなど様々な種類があるため、それぞれの企業に合わせたテスト対策が求められます。

以下の記事ではWebテストについてさらに詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

【サマーインターンのWebテスト対策】Webテストの目的

企業側はWebテストをどのような理由で設けているのでしょうか。

「エントリーシートや面接で十分なのでは?」「なぜWebテストを実施するのか?」と納得できていない方も、以下の目的を読めば、腑に落ちるかもしれません。

Webテストの対策は往々にして面倒なものですが、必要なものであるということが理解できれば、億劫に感じにくくなるはずです。

応募者の足切り

Webテストはサマーインターンの選考において応募者を絞り込むための手段として用いられることが多いです。

大手企業や人気のインターンでは応募者が非常に多く、全ての応募者を面接に進めることは難しいです。

そこでWebテストを活用して、一定の基準に達していない応募者をふるいにかけようとしています。

企業は効率的に応募者を選別し、より適性の高い学生を次の選考ステップへと進めようとしているのです。

つまり、エントリーシートの内容に関わらず、Webテストの結果だけで不合格になってしまうこともあります。

特にサマーインターンは本選考と比べても倍率が高くなることもあり、Webテストの難易度が高い企業も多いため、しっかりと対策を行う必要があります。

能力や性格のスクリーニング

ふるいにかけるという目的だけでなく、能力や性格をある程度スクリーニングすることもWebテストの目的に含まれます。

Webテストには能力テストと性格テストが含まれることが多く、企業はこれらを通じて応募者の能力や性格の特性を把握しようとしているのです。

能力テストでは言語能力、数的処理能力、論理的思考能力などが測定され、応募者の基礎的なスキルが評価されます。

一方、性格テストでは応募者の価値観や行動特性を測定し、企業の求める人物像に合致しているかを確認します。

例えば、リーダーシップを求める企業では積極性や決断力に関する問題が出題されることが多いです。

評価基準は企業ごとに異なるため、一貫性のある回答を心がけながら、嘘をつかずに自分の考えに正直に回答することが重要です。

【サマーインターンのWebテスト対策】Webテストの種類と特徴

続いて、Webテストの種類と特徴について紹介します。

多くのサマーインターンのWebテストでは、以下のいずれかが出題されることが多いです。

どのような内容なのか、どのような対策をしなければならないのかについて解説するため、ぜひ参考にしてみてください。

能力テスト

能力テストは言語能力、数的処理能力、論理的思考力などを測定するためのテストで、サマーインターンの選考で広く用いられています。

SPI、玉手箱、GAB、TG-WEBなどがあり、聞いたことがある方も多いでしょう。

SPIは特に多くの企業で採用されており、言語・非言語・性格診断の3つで構成されます。

玉手箱は時間制限が厳しいのが特徴で、短時間で正確に回答するスピードが求められます。

TG-WEBは外資系企業やコンサル業界で採用されており、論理的思考力や分析力が問われる問題が多く出題されます。

TG-WEBは企業ごとにカスタマイズされることが多いため、事前に受験する企業の出題傾向を調べておいてください。

特に、先ほど紹介した「足切り」としての役割を果たすことが多いのが、この能力テストです。

性格テスト

性格テストは就活生の性格や価値観を測定し、企業の社風に合った人物かどうかを判断するために実施されることが多いです。

リーダーシップの有無、協調性、忍耐力、判断力など、仕事における適性が評価されます。

数学や文章問題のように正解・不正解は存在しないため、一貫性のある回答を心がけるようにしましょう。

受験者が極端に矛盾した回答をしていないかなどをチェックし、自己認識がしっかりできているか、嘘をついていないかなどを確認しています。

企業の求める人物像に寄せようとしすぎて回答が矛盾してしまうと、むしろマイナスな印象を与えてしまうため、正直に答えることを推奨します。

プログラミングテスト

プログラミングテストはIT企業やエンジニア職の選考で実施されることが多く、プログラミング能力やアルゴリズムの理解度を測定します。

言語としてはPythonやJava、C++、JavaScriptなどが用いられることが多く、実際にコードを記述する問題が出題されます。

問題の難易度は企業や職種によって異なり、基本的なプログラミングスキルを問うものから、データ構造やアルゴリズムの理解が必要な高度なものまで幅広くあります。

事前に過去問や企業の出題傾向を調べ、プログラミングスキルを向上させておきましょう。

企業独自のテスト

上記の試験だけでなく、独自に作成したテストを実施する企業もあります。

これらのテストはその企業の理念や求める人物像を反映した内容になっていることが多く、通常の能力テストとは異なる問題が出題されることがあります。

ある企業では業界特有の知識を問う問題が出題されたり、他の企業では想像力や創造力を評価するために自由記述形式の問題が課されたりと、企業によって内容は千差万別です。

過去の問題や傾向を事前に把握することは難しいため、企業の公式サイトや採用情報を参考にしながら、どのような能力が求められているのかを理解しておくと良いでしょう。

【サマーインターンのWebテスト対策】サマーインターンWebテスト対策スケジュール

続いて、サマーインターンのWebテストの対策において、どのようなスケジュールで取り組めば良いのかについて紹介します。

いつから対策を始めるべきか、時期ごとの対策ポイントについてそれぞれ説明するので、ぜひ参考にしてください。

いつから対策を始めるべきか

テスト対策は遅くとも募集開始の1カ月前には始めることを推奨します。

企業によっては4月頃から募集が始まるため、3月までに対策をスタートするのが望ましいです。

Webテストの種類は多く、SPIや玉手箱など企業によって異なります。

まずは受験する可能性のあるテストの種類を把握することが重要です。

また、能力テストは短期間で大幅にスコアを伸ばすことが難しいため、早めに取り組んでコツコツと続けましょう。

特に数的処理や論理的思考の問題は慣れが求められるため、毎日1問でも良いので問題を解き、解法パターンを身につけておいてください。

時期ごとの対策ポイント

Webテスト対策は大きく分けて「基礎固め」「弱点克服」「模擬試験」の3つのフェーズに分けて進めることをおすすめします。

最初の1〜2週間はそれぞれのWebテストの種類と特徴を理解し、基礎固めを行う期間です。

SPIや玉手箱、TG-WEBなど、志望企業が採用している可能性の高いテストの形式を確認し、それぞれの問題の特徴をつかんでください。

次の1〜2週間は自分の弱点克服に重点を置いて対策を進めましょう。

数的処理が苦手ならば計算問題を重点的に練習し、言語問題が苦手ならば読解力を鍛えるために文章題を多く解くなど、ピンポイントで対策を進めてください。

最後の1週間は模擬試験を活用して実力チェックを行う期間です。

本番を想定し、時間制限を設けて問題を解き、間違えた問題や時間がかかった問題はしっかり復習するようにしましょう。

【サマーインターンのWebテスト対策】主要Webテストの種類と対策

続いて、主要なWebテストの特徴や出題範囲、具体的な対策方法について紹介します。

まだ自分がどのテストを受けることになるか判明していない方は全体を確認し、受験するテストが決まっている方は、自分が受けるテストの部分だけ読んでも構いません。

SPI

まず、Webテストの中で最も有名で、広く用いられているSPIについて紹介します。

また、SPIについては以下の記事でさらに詳しく解説しているため、受験する可能性が高い方はぜひ参考にしてください。

特徴と出題範囲

SPIは言語能力と非言語能力を測定し、応募者の基本的なスキルを評価することが特徴です。

長文読解、語彙の知識、適切な表現の選択などが出題され、文章を正確に理解する力が問われるのが言語能力の問題です。

また、非言語能力の問題では数的処理、推論、確率、損益計算などが出題され、論理的思考や計算スピードが試されます。

基本的な問題から応用的な問題まで幅広く、暗記するのではなく、問題のパターンを理解し、素早く正確に解く力を身につけることが重要です。

また、適性検査、つまり性格診断も含まれており、あなたの価値観や行動特性を測定します。

明確な正解はなく、一貫性のある回答をすることが重要です。

具体的な対策方法(例:参考書、問題集、アプリの活用)

SPIの対策には公式問題集や参考書を活用することがおすすめです。

市販されているSPI対策本には頻出問題の解説や解き方のコツが詳しく掲載されているため、基礎から応用までしっかりと対策しましょう。

また、Webサイトやスマートフォンアプリもあるため、問題演習を繰り返すのもおすすめです。

特に数的処理の問題はスピードと正確性が求められるため、日常的に短時間でも計算問題に取り組み、回答のスピードを向上させることを心がけましょう。

練習問題と解説

問題

ある商品を定価の2割引で売ったところ、利益は原価の20%だった。この商品の原価に対する定価は何%か。

解答

150%

解説

原価を100円と仮定し、定価をx円とすると販売価格は0.8x円。利益(0.8x−100)=20よりx=150円。

玉手箱

玉手箱はSPIに次いで出題される可能性が高いWebテストの1つです。

後ほど詳しく紹介しますが、スピーディーに答える必要があるため、時間は常に意識しておいてください。

また、以下の記事では玉手箱についてさらに詳しく紹介しています。

特徴と出題範囲

玉手箱は問題解決力や思考力を評価するためのWebテストで、外資系企業や総合商社、金融業界などの選考でよく出題されます。

言語・計数・論理の各分野にわたり、図形や記号を用いた問題が多く、独特の形式を持っていることが特徴です、

言語分野では長文読解や同義語・反意語を問う問題が出題され、文章の構造を正確に把握する能力が求められます。

計数分野では四則演算、割合計算、表やグラフを読み取る問題が多く、短時間で正確に計算する能力が試されます。

論理分野では図形のパターンを見抜く問題や推論問題が多いです。

また、問題ごとに制限時間が設けられており、スピードが要求されるため、事前の対策が非常に重要であると言えます。

具体的な対策方法

玉手箱の対策として、過去問や模擬試験を活用することが最もおすすめです。

独特の出題形式が多いため、事前に問題の形式を理解し、慣れておくことが求められます。

計数問題では表やグラフを素早く読み取り、効率的に回答することが必要です。

言語問題では読解スピードを上げるために、過去問や新聞記事を活用して速読の練習をしておくのもおすすめです。

論理問題では図形の法則性を見抜く力が試されるため、パターン認識や推論を鍛える問題集を活用すると良いでしょう。

可能な限り、時間内に多くの問題を正確に解くことが求められるため、回答のスピードを意識しながら問題を解く練習を行ってください。

練習問題と解説

問題

下記の表はあるアパレルブランドの5つの店舗の2月の売上目標と実績をまとめたものです。

店舗

売上目標(万円)

売上実績(万円)

スタッフ数(人)

A店

900

820

18

B店

750

680

17

C店

870

790

26

D店

810

720

20

E店

770

21

問題
E店の売上実績はいくらと推測できるか。

1.635万円

2.660万円

3.700万円

4.725万円

5.755万円

解答

3.700万円

解説

売上目標に対する実績の割合を求め、それをもとにE店の売上実績を推測して、各店舗の 実績÷目標 を計算すると以下のようになります。

A店:820÷900=91.1%

B店:680÷750=90.7%

C店:790÷870=90.8%

D店:720÷810=88.9%

E店の目標は770万円なので、他の店舗と同様に約90%の達成率と仮定すると、

770×0.91=700

よって、700万円(選択肢3) が適切と考えられます。

GAB

GABは言語能力や数的処理能力を問われる問題で、SPIと比べてもやや難しい傾向にあります。

受験する可能性が高い方は、入念に対策しておいてください。

以下の記事ではGABについてさらに詳しく紹介しています。

特徴と出題範囲

GABは言語能力や数的処理能力、論理的思考能力を測定するテストで、特に外資系企業や総合商社、コンサルファームなどで使用されることが多いです。

SPIと比較して問題数が多く、難易度も高い傾向にあるため、基礎力だけでなく応用力も必要とされます。

長文読解が中心となる言語能力の問題では文章全体の構成や筆者の主張を正確に把握する力が求められ、数的処理能力の問題では表を用いた計算問題も多く出題され、計算力だけでなく、読み取る能力も問われます。

論理的思考力を測定する問題では条件整理や推論を必要とする問題が多いです。

試験時間が短く、1問あたりの回答時間が限られているため、スピーディーな処理能力が必要であると言えるでしょう。

具体的な対策方法

GABの対策としては、公式問題集や参考書を活用するのがおすすめです。

問題のレベルが非常に高いため、基礎力を身につけるだけでなく、応用問題にも対応できるようにしておいてください。

長文読解に慣れるために新聞やビジネス書などを活用し、速読力と要点把握のスキルを磨くことが有効です。

もし時間があれば、新聞記事を読んで要約するのもおすすめです。

数的処理問題では練習を重ねて計算ミスを防ぐために、自分の解き方を確立しておくことを推奨します。

また、論理的思考力を問う問題は条件整理や推論を鍛えるために、論理パズルや推理問題に取り組むことも対策の1つです。

こちらも制限時間が厳しいため、模擬試験を活用して、実際の試験形式に慣れておくことが求められます。

練習問題と解説

文章

近年、社会人に必要とされる能力が変化しているとよく言われます。

従来は与えられた仕事を正確かつ迅速にこなすことが重視されていましたが、今では新しいアイデアの創出や環境への順応、他者との協力など、多彩な力が求められるようになってきました。

なかでも、問題に直面したときに自ら問いを立て、情報を収集・分析し、結論を導く力が今後ますます重要視されるでしょう。

これは知識の多寡のみならず、自分が置かれた状況をどう捉え、どのように行動につなげるかという総合的な判断力を高めることにも関わっています。

すべてを個人で完結するのではなく、周囲の知見を集めることで多角的な視点を得ることができ、そこから生まれる議論やアイデアは新たな価値を生む可能性を秘めているのです。

回答例

筆者は仕事を与えられた内容だけでなく、問題に直面した際に自分で問いを立てて情報を収集・分析し、解決策を導く思考力や行動力がこれからの社会では特に重要になると主張している。

また、そのためには周囲の知見を積極的に取り入れて多角的な視点を得ることが必要であり、それが新たな価値創出につながるとも述べている。

TG-WEB

TG-WEBは問題文が長く、読解力を問われることが多いテストです。

しっかりとした対策が求められるWebテストの1つであると言えるでしょう。

以下の記事ではTG-WEBについてさらに詳しく紹介しています。

特徴と出題範囲

TG-WEBは言語能力、数的処理能力、論理的思考力を測定するWebテストで、特に総合商社、コンサルファーム、大手メーカーなどで使用されます。

問題文が長く、読解力が求められる点が特徴です。

言語分野では長文読解問題が中心となり、文章の構成や論理展開を素早く把握する能力が重要です。

数的処理の問題では複雑な計算や表・グラフをもとにした問題が出題され、計算力だけでなく、情報を素早く処理する力も必要になります。

また、論理的思考を測る問題では推論や条件整理、パターン認識を問う問題が出題されるため、論理的思考力が求められます。

こちらも試験時間が比較的短いため、時間配分を意識しながら解くことが重要です。

具体的な対策方法

具体的な対策方法としては、過去問や模擬試験を活用することを推奨します。

TG-WEBは他のWebテストと比べても出題形式が独特であるため、問題のパターンを事前に把握しておかなければなりません。

長文読解の問題では文章全体の構成を素早く理解し、要点を的確に捉える訓練が必要です。

また、数的処理の問題では表やグラフのデータを素早く分析し、効率的に計算できるようにしておく必要があります。

いずれにおいても時間制限が厳しいため、本番を意識した模擬試験を活用し、時間内に解き切る練習を重ねておいてください。

練習問題と解説

問題

以下のA~Eの正しい順序を(1)〜(5)の選択肢から選択してください。

A:お皿やコップを準備しました。

B:今日は友人を家に招いて食事をすることにしました。

C:これで食卓の準備が整いました。

D:料理はスパゲッティとサラダを作りました。

E:次にテーブルクロスを敷きました。

B→A→E→C→D

B→A→D→E→C

A→E→C→D→B

B→E→C→A→D

A→B→C→D→E

解答

2. B→A→D→E→C

解説

B(友人を家に招くことを決める) → 最初に食事会をすることを決定

A(お皿やコップを準備) → 食卓の準備を開始

D(料理を作る) → 料理の準備

E(テーブルクロスを敷く) → 食卓を整える

C(準備完了) → すべての準備が整った

【サマーインターンのWebテスト対策】Webテスト対策のコツ

続いて、Webテスト対策の全般的なコツについて紹介します。

このコツは「特定のテストに対して有効」というよりは、すべてのテスト対策において重要なポイントです。

受けるテストが明確になっている方はもちろん、まだ明確でない方も知っておいて損はありません。

ぜひ確認しておいてください。

時間配分の重要性と練習方法

Webテストは制限時間内にできるだけ多くの問題を解く必要があるため、時間配分が非常に重要です。

スピードが遅いと最後までたどり着けず、回答できない問題が増えてしまい、得点が伸びにくくなります。

そこで、模擬試験を活用して時間を測りながら解く練習をしておくことを推奨します。

SPIや玉手箱のWebテストは出題形式によって1問あたりにかけられる時間が決まっていることが多いため、最適な時間配分を意識しながら問題に取り組むことが必要です。

また、問題の難易度にはばらつきがあるため、時間がかかりそうな問題は、後回しにできるタイプのテストに限りますが、一旦、飛ばしてしまうのも1つの選択肢です。

電卓やメモの準備

許可されている場合は、電卓やメモをぜひ準備しておいてください。

数的処理の問題では計算のスピードと正確性が求められるため、事前に電卓を準備するかどうかが点数を大きく左右します。

また、筆記用具とメモ用紙を用意し、複雑な計算や条件整理が必要な問題で書き出して考えると、ミスを減らしながらスムーズに回答を進めることができます。

ただし、メモや電卓の使用は禁止されている場合もあるため、事前に受験ルールを確認し、適切な準備をしておくことが大切です。

通信環境の確認

Webテストはオンラインで受験するため、安定した通信環境を確保することが不可欠です。

途中で接続が切れてしまうと、再受験が認められず、そのまま不合格になってしまうことも少なくありません。

そこで、テストを受験する前に、自宅のWi-Fi環境や通信速度を確認し、安定したネットワークで受験できるようにしておくことが大切です。

もし自宅の通信環境を改善できない場合はネットカフェや大学の自習室など、回線が安定している場所を選んで受験するのも選択肢の1つです。

また、使用するパソコンの動作チェックも忘れないようにしましょう。

テスト中に突然フリーズしたり、アップデートが始まったりすると、画面が固まる可能性があります。

不要なアプリやブラウザのタブを閉じ、OSなどは最新の状態にアップデートしておきましょう。

性格テストの回答のポイント

Webテストには性格テストが含まれることが多く、応募者の価値観や行動特性を測定する目的で実施されます。

つまり、あなたの性格を確認するために問われているのですが、ここで良い印象を与えようとして、無理に自分の考えと違うことを答えてはいけません。

企業研究を入念に行えば行うほど、良い印象を与えようと工夫して答えてしまう人が多いですが、質問が多い場合、それぞれの回答に矛盾が生じることもあります。

また、エントリーシートに書いていることと異なると、不誠実な人であると判断される可能性も高いです。

性格テストは「正解・不正解」が存在する問題ではないため、正直に、自分の心に従って回答することを推奨します。

【サマーインターンのWebテスト対策】就活エージェントに相談しよう

ここまで、サマーインターンのWebテスト対策について詳しく紹介してきました。

しかし、エントリーシートの作成や自己分析、面接対策などと並行して進めなければならないため、時間が足りないと感じる人も多いでしょう。

そのような方におすすめなのは、就活エージェントを利用することです。

ESの添削や面接の練習相手になってくれるだけでなく、具体的かつ効率的な対策方法についても教えてもらえます。

あなたがインターンを受ける企業に精通している担当者ならば、どのWebテストが実施されるかを教えてくれる場合もあります。

弊社が提供している「ジョブコミット」も、多くの企業と関わりがあり、Webテストに関する有益な情報をお伝えできることが多いため、気になる方は以下のリンクから登録してください。

もちろん、無料で利用できます。

まとめ

今回はサマーインターンのWebテストについて、どのような問題が出題されるのか、どのような対策をすべきかを詳しく紹介しました。

いくらエントリーシートや面接の出来が良くても、Webテストで足切りされてしまっては、せっかくのインターンに参加できなくなってしまいます。

ぜひ本記事を参考に、入念な対策を行い、問題なくWebテストを通過できるようになっておいてください

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