ESTJ(幹部)に向いている仕事15選!強みから分かる適職を紹介

ESTJ(幹部)に向いている仕事15選!強みから分かる適職を紹介

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・ESTJ(幹部)とは
・ESTJ(幹部)の就活における長所/短所
・ESTJ(幹部)に向いている仕事

この記事をおすすめしたい人

・ESTJ(幹部)である人
・ESTJ(幹部)に向いている仕事の特徴を知りたい人
・ESTJ(幹部)が避けるべき仕事の特徴を知りたい人

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はじめに

MBTI診断においてESTJと診断された方のために、向いている仕事の見つけ方や特徴、強み、弱み、具体的に何の仕事が向いているのかなどについて紹介します。

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ESTJ(幹部)とは

ESTJはMBTI診断における16種類の性格タイプの1つで「外向型(E)」「感覚型(S)」「思考型(T)」「判断型(J)」の特性を持つタイプです。

組織や集団の中で秩序を重んじて効率よく物事を進めることを得意とするため、幹部型とも呼ばれています。

現実的な視点を持って計画を立てて行動する力に長けており、ルールや枠組みの中で高い成果を発揮する傾向にあります。

また、責任感が強く、自らリーダーシップを取ってグループをまとめようとする性質もその特徴の1つです。

周囲への影響力が大きく、他人を導いたり判断を下したりする場面でその力を発揮できることが多いです。

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MBTI診断でESTJ(幹部)と診断された人の特徴

続いて、MBTI診断でESTJと診断された人の特徴について紹介します。

ESTJと診断された方の多くは以下の4つのような特徴を持っている可能性が高いです。

自己分析を深めるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

MBTI診断でESTJ(幹部)と診断された人の特徴
  • 効率を重視する
  • 責任感が強い
  • 現実主義
  • 社交的

効率を重視する

ESTJは仕事でも日常生活でも効率を優先的に考える傾向にあります。

無駄を嫌い、目的に応じて最短距離で到達するための方法を常に探しているタイプです。

スケジュール管理やタスクの優先順位付けを得意としており、物事を順序よく、着実にこなしていく力があります。

また、時間に対する意識も強く、自分だけでなく他者に対しても時間の使い方に厳しいです。

計画性を持って行動することで成果を出すスタイルを好むため、場当たり的な対応や不明瞭な指示にストレスを感じやすい一面もあります。

一方、プロジェクトの進行役や管理役を担う場面では抜群の安定感を発揮できるでしょう。

責任感が強い

ESTJは自分が引き受けた役割や仕事に対して「最後までやり抜く」という強い責任感を持っています。

途中で投げ出したり他人に任せきりにしたりすることは良しとせず、どのような困難な状況でも自分の力で乗り越えようとする姿勢を崩しません。

その誠実な姿勢は周囲からの信頼を集める要因となり、リーダー的な役割を任されることが非常に多いです。

また、部下や後輩の面倒を見ることにも真剣に取り組み、指導力を発揮することも多いです。

失敗を恐れず課題に正面から向き合いながら行動できるため、プレッシャーがかかる場面でも安定したパフォーマンスを発揮します。

現実主義

ESTJは物事を感情や直感で判断するのではなく、実際の事実やデータに基づいて冷静に判断する現実主義者です。

理想や抽象的な理論に振り回されることなく「今、何ができるか」「どうすれば問題を解決できるか」といった視点で物事を見つめ、実行可能な手段を選ぶことを重視します。

このような思考スタイルは職場やプロジェクトの現場において特に力を発揮し、無駄のない進行や的確な意思決定を可能にします。

また、感情に流されにくく、常に物事を冷静に捉える傾向にあるため、トラブル時にも落ち着いた対応ができ、周囲に安定感を与えることも可能です。

論理的に話を展開する力もあるため、説得力のある意見を述べることができ、信頼されることが多いと言えます。

社交的

ESTJは外向的な性格を持ち、人と関わることを積極的に楽しむタイプです。

場の雰囲気を読むのが得意で、状況に応じて適切なコミュニケーションを取ることもできるため、集団の中で自然と中心的な存在になることが多いです。

加えて、自分の意見を明確に伝える力もあり、議論の場ではリーダーシップを発揮しながら場をまとめる役割を担うこともできます。

また、責任感が強いため、チームメンバーとの信頼関係を築くことにも積極的で、周囲を巻き込みながら目標に向かって進める能力に長けています。

人間関係においては誠実で裏表がなく、相手に対して真っ直ぐな姿勢で接するため、多くの人から信頼を得やすいです。

ESTJ(幹部)の就活でアピールできる長所/強み

続いて、ESTJと診断された方が就活でアピールできる可能性が高い長所や強みについて紹介します。

以下の5つの項目はESTJと診断された方ならば、自信を持っているのではないでしょうか。

いずれの長所や強みも、多くの企業が高く評価してくれる可能性の高いものであるため、特に自信があるものを自己PRの主題としてみてください。

ESTJ(幹部)の就活でアピールできる長所/強み
  • 論理的思考が得意
  • 計画性がある
  • 計画実行能力が高い
  • リーダーシップがある
  • コミュニケーション能力が高い

論理的思考が得意

ESTJは物事を感情ではなく、事実と論理をもとに判断する傾向にあり、筋道を立てて考える力に優れています。

複雑な状況でも冷静に分析し、要素を理解・整理した上で、最適な選択肢を見つけ出すことが可能です。

このような論理的思考力は問題解決や意思決定が求められる業務においては非常に重宝されます。

特にデータ分析や業務改善、マーケティング戦略の立案など、冷静で客観的な視点が求められる場面で大きな強みとなるでしょう。

また、筋の通った説明を心がけるため、面接やプレゼンテーションの場でも説得力のある発言ができ、相手に安心感を与えることもできます。

計画性がある

ESTJは目標に向かって着実に進めるための計画を立てることも得意です。

「何を」「いつまでに」「どのように進めるべきか」など、つまり5W1Hを具体的に整備して順序立てて行動することができるため、プロジェクトを安定的に進める力があります。

この計画力の高さは納期や成果が求められる仕事においては特に重要であり、企業からも信頼できるポイントです。

また、トラブルや想定外の事態にも備えて複数の選択肢を準備する傾向があり、業務の効率化やリスク管理に貢献できる点も特徴の1つです。

自分1人の業務だけでなく、チーム全体の動きを俯瞰しながらスケジュールやリソースを調整できる柔軟性も併せ持っているため、管理職候補としての資質も評価されやすいです。

計画実行能力が高い

ESTJの大きな特徴の1つとして、計画を実行に移す力に優れていることが挙げられます。

頭の中でシナリオを組み立てるだけで終わらず、実際に行動に移して確実に結果を出すため、粘り強く取り組む傾向にあります。

多くの人が「やるべき」とわかっていながらも実行に移せないことであっても、ESTJは計画通りにタスクをこなし、着実に遂行できます。

この実行力は目に見える成果を求めるビジネスの現場で非常に重宝されるものです。

企業が採用活動で重視するのは計画立案能力だけでなく、それを現実に落とし込める力です。

リーダーシップがある

ESTJは集団の中でリーダーシップを発揮できるタイプです。

目標を定めた上で全体を見渡し、メンバーそれぞれに適切な役割を与えながらチームを動かすことに長けています。

また、責任感が強く、自ら先頭に立って行動するため、周囲からの信頼も厚いです。

リーダーとしての役割を与えられた際にはタスク管理や進捗管理を徹底して、全員が成果を出せるよう、支援する姿勢も忘れません。

したがって、グループディスカッションやチームでの課題解決においても存在感を発揮しやすく、企業からは現場で求められる人材として注目されやすいです。

コミュニケーション能力が高い

ESTJは物事を明確に伝える力と、状況に応じた対応力を兼ね備えており、高いレベルのコミュニケーション能力を有しています。

自分の意見をしっかりと言葉にできるだけでなく、相手の意見にも耳を傾けながら、必要に応じて調整や説明を行う柔軟さも併せ持っています。

対話力はチームでの連携や部署間の調整、顧客とのセッションなど、あらゆる場面で求められるスキルです。

また、ESTJは礼儀や常識を大切にするため、ビジネスマナーにおいても安心感を与えられます。

就活においても、面接官とのやり取りやグループワークの中でこうしたスキルが発揮されるため、好印象を与えるでしょう。

ESTJ(幹部)の就活における短所/弱み

続いて、ESTJタイプの方に当てはまる可能性が高い就活における短所や弱みについて紹介します。

以下の3つは誰かに指摘されたことがある、もしくは自分で課題だなと思ったことがあるのではないでしょうか。

以下のような短所は弱みを改善せずとも働ける仕事を選ぶか、今のうちから少しでも改善できるように取り組み始めることを推奨します。

ESTJ(幹部)の就活における短所/弱み
  • 感情面に配慮するのが苦手
  • 柔軟性が低い
  • 頑固すぎるときがある

感情面に配慮するのが苦手

ESTJはコミュニケーション能力こそ高いものの、感情面に配慮することが苦手な人も少なくありません。

論理的な思考を重視する傾向が強いため、物事を冷静に判断することはできますが、相手の感情に十分配慮することができない人もいるのです。

特にチームでの活動や面接などで、結果や合理性を重視すれば、あまり相手の気持ちに対する気遣いや共感が足りないと受け取られてしまうこともあります。

就活では企業側との人対人のコミュニケーションが重視されるため、熱意や協調性、柔らかさも大切にされます。

普段のように論理的に話しているだけのつもりでも、冷たく映ってしまうことがあるため注意が必要です。

柔軟性が低い

ESTJは計画性に優れており、物事を順序立てて進めることが非常に得意ですが、計画から外れた出来事に対して柔軟に対応するのが難しい人もいます。

一度立てたスケジュールや進行方法に強いこだわりがあるため、急な変更やイレギュラーな状況に直面した際に戸惑いや苛立ちを感じてしまうことがあるのです。

就活では選考の進行が想定と異なる場合や、複数の企業で予定が重なってしまうケースがあるため、柔軟な対応が求められます。

面接の質問が予想外だった時も柔軟に対応する姿勢が重要であるため、型にとらわれすぎないように気をつけましょう。

頑固すぎるときがある

これは普段の生活で指摘されることがあるかもしれませんが、ESTJの方は強い信念を持ち、目標達成に向けて一貫した姿勢を貫けるものの、頑固すぎることがあります。

特に自分が正しいと確信している際には周囲の異なる意見に耳を貸さず、議論がかみ合わなくなることも少なくありません。

リーダーシップを取る上では強みとなる一方で、チームでの協働や対話が重視される現代の職場においては短所として受け取られてしまうこともあります。

就活においても、自分の考えを一方的に押し通すように見えてしまうとマイナス評価につながる恐れがあるため、注意が必要です。

ESTJ(幹部)が仕事をするときに気を付けるポイント

続いて、ESTJの方が仕事をする時に気をつけなければならないポイントについて紹介します。

以下の3点を意識して取り組むか取り組まないかで、仕事やアルバイト、インターンの成績は大きく異なってきます。

就活生の今の段階から意識しておくことで、将来就職してからも意識し続けることができ、より高い成果を残せるでしょう。

ESTJ(幹部)が仕事をするときに気を付けるポイント
  • 他者の気持ちを考える
  • 変化に適応できるようにする
  • 周囲の意見も尊重する

他者の気持ちを考える

ESTJは論理的で実務能力が高く、仕事において成果を重視する傾向が強いです。

したがって、業務効率や正確さばかりに目を向けてしまい、周囲の感情に対する配慮が足りないことがあります。

職場には多様な価値観や感情を持った人が集まっているため、それぞれが異なる背景や状況を抱えて働いています。

目の前の課題を確実にこなすのはもちろん大切ですが「この人はどう感じているのか」「どう声をかければ前向きに動けるか」といった視点を持つことが、チーム全体の信頼関係を築く上で欠かせません。

また、感情への理解を深めることで、コミュニケーションがよりスムーズになり、職場の雰囲気や協力体制の向上にもつながることでしょう。

変化に適応できるようにする

ESTJは計画的に物事を進めることを好み、予測可能な状況に安心感を覚える傾向にあります。

したがって、急な変更や新しい方針に対して戸惑いを感じやすいでしょう。

しかし、現代のビジネス環境は変化のスピードが目まぐるしく早く、業界構造や職場の体制、ツールやシステムなども常に進化しています。

こうした環境で活躍するためには、あらかじめ決めた計画にこだわるのではなく、状況に応じて変化を受け入れ、柔軟に対応する姿勢が大切です。

最初は戸惑いがあったとしても「変化の中にこそ成長のチャンスがある」という意識を持つことで、むしろ自分の強みを広げることもできます。

周囲の意見も尊重する

ESTJは自分の考えに自信を持ち、リーダーシップを発揮し、物事を推し進めることが得意です。

しかし一方で、自分の意見・やり方にこだわりすぎるあまり、他人の考えを十分に聞かずに結論を出してしまう場面も少なくありません。

職場では多様な立場や経験を持つ人が関わっているため、複数の視点から物事を見ることがチーム全体の成長や成果につながります。

自分の意見が正しいと思っていたとしても、まずは他者の意見に耳を傾けて、どのような背景でその考えに至ったのかを考えることが大切です。

ESTJ(幹部)に向いている仕事の特徴

続いて、ESTJに向いている仕事の特徴について紹介します。

後ほど、どのような職業が向いているかについて具体的に紹介しますが、まずは特徴を覚えておいてください。

特徴を理解しておくことで、後ほど具体的な職業について読む際に「この仕事も向いているかもしれない」「この仕事はやめておいた方が良いな」などと思い浮かべながら確認できます。

ESTJ(幹部)に向いている仕事の特徴
  • 業務や目標が明確な仕事
  • リーダーシップを発揮できる仕事
  • 論理的思考が求められる仕事

①業務や目標が明確な仕事

ESTJは曖昧な物事や感情的な判断が入り混じる状況よりも、事実とデータに基づいた明確な環境を好む傾向にあります。

仕事においても、何をいつまでにどのように達成するのかといった指針が明確に示されている業務に対して、パフォーマンスを発揮しやすいです。

手順がはっきりしていて、自分の役割が明確であるほど、ESTJの実行力や計画力が活きやすく、無駄のない働き方が実現できます。

また、目標が数値などで定量的に示されている場合、自分の成果を可視化しやすく、モチベーションの維持にもつながるでしょう。

②リーダーシップを発揮できる仕事

ESTJは強い責任感と統率力を兼ね備えており、集団の中でリーダーシップを発揮することにやりがいを感じるタイプです。

特に明確な目標に向かってチーム全体をまとめながら進めるような役割では得意とする計画力や管理能力を発揮できます。

手順を大切にしつつ、状況を俯瞰して的確な指示を出せるため、プロジェクトマネジメントやチームリーダーとして活躍する場面も多いです。

また、自ら率先して行動するスタイルを持っているため、メンバーの信頼を得やすく、安定した成果を出しやすいタイプであると言えるでしょう。

③論理的思考が求められる仕事

ESTJは感情よりも論理や事実を優先し、冷静に状況判断する力を持っています。

したがって、状況を客観的に分析して合理的な判断を下すことが求められる職種に向いていると言えるでしょう。

問題の原因を特定し、複数の選択肢から最適な解決策を導き出すような場面ではESTJの思考スタイルが最適です。

根拠のある説明や行動を大切にするため、企業にとっても安心して判断を任せられる存在となるでしょう。

また、議論の場でも筋道の通った意見を提示できるため、周囲を納得させる力もあります。

ESTJ(幹部)に向いてる職業/適職一覧

ESTJに向いている職業や適職について一覧にしたので、ぜひ参考にしてみてください。

それぞれの職業ごとに詳しく解説はしますが、興味のないものまで全て読む必要はありません。

まずは一覧を見て、気になる職業があれば詳しく読んでみるという使い方をすると効率的でしょう。

ESTJ(幹部)に向いてる職業/適職一覧
  • 公務員
  • 事務
  • 税理士
  • 銀行員
  • 経営者
  • 営業マネージャー
  • 経営企画
  • プロジェクトマネージャー
  • ホテル支配人
  • コンサルタント
  • システムエンジニア
  • 弁護士
  • マーケター
  • 投資家

〈ESTJに向いてる仕事(幹部)〉業務が明確な仕事

先ほど紹介したように、ESTJタイプの方は業務の内容が明確な方が働きやすいとされています。

そこで、以下のような仕事が選択肢に上がることでしょう。

気になるものがあれば、ぜひ熟読してみてください。

公務員

公務員の仕事は法律や規制に基づいて行動することが必須であるため、秩序や制度を重んじるESTJに非常に相性の良い職業であると言えます。

業務は多岐にわたりますが、どのような分野でも明確なルールに従いながら責任を持って職務を遂行する姿勢が求められるため、責任感が強く実直な性格のESTJに最適です。

また、行政の運営や地域社会の支援など社会貢献の要素がある点も、目的意識の高いESTJにとってやりがいにつながるでしょう。

安定した雇用環境も大きな魅力であり、長期的な視野でキャリアを築いていきたいと考える方にとっては働きやすい環境であると言えます。

会計士

会計士は会計基準に則って正確に財務情報を扱う専門職であり、細かい数値管理や緻密なチェックが求められるため、正確性と責任感に基づいた優れたESTJに向いています。

業務ではクライアントの財務諸表を監査し、法令や基準に準拠しているかを確認するため、物事を客観的に捉える姿勢や厳密な判断が欠かせません。

計画的に業務を進める力や期限を守る意識の高さも求められる場面が多く、計画性に長けたESTJには最適なフィールドです。

また、企業や顧客との信頼関係を構築する上で誠実なコミュニケーションが求められることもあり、対人スキルに磨きをかけることもできます。

事務

事務職は日々の業務を正確かつ効率的に処理することが求められる職種であり、ESTJの几帳面さや実務能力がそのまま強みとなります。

書類作成やデータ入力、スケジュール管理、来客対応など幅広い業務がありますが、どれも段取りよく進める力や細部への注力が重要です。

ESTJは計画通りに仕事を進めることに長けており、整理整頓やルールに基づいた作業を好むため、事務職の仕事との親和性も高いと言えます。

また、チームで業務を分担することが多いため、他者との連携や報連相を丁寧に行えるESTJの性格は組織の中でも一目置かれることでしょう。

税理士

一朝一夕に目指せる仕事ではありませんが、税理士もおすすめの選択肢の1つです。

税理士は税務の専門知識をもとに企業や個人の税金に関する業務をサポートする職業です。

法令に基づいて正確な書類と高度な専門性が求められるため、責任感が強く学習意欲も高いESTJに最適な職業と言えます。

税務書類の作成や節税アドバイスなど、ミスの許されない業務においてもESTJの慎重さと論理的な判断力が発揮されます。

顧客との継続的な信頼関係を築く必要があるため、誠実で丁寧な対応ができる点も大きな武器です。

また、繁忙期に向けて計画的に準備を進めたり、制度改正に対応した知識のアップデートを怠らない姿勢が求められる点で、努力を継続できるESTJの性格とマッチします。

銀行員

銀行員は顧客の資産や信用を扱う責任の重い職業であり、正確性と誠実さを重視するESTJにとって非常に適した職種です。

日々の業務では窓口対応、融資相談、資産運用アドバイスなどを通じて、金融の専門知識をもとに顧客に信頼される対応が必要です。

ESTJは規則を守りながら丁寧に業務を進めることを得意としているため、金融業界のようにコンプライアンスが重視される環境でも安定した成果を出すことができます。

また、社内でのチームワークや報告・連絡・相談といった基本的なビジネスマナーにも強く、組織の中で信頼を得やすいです。

〈ESTJに向いてる仕事(幹部)〉リーダーシップを発揮できる

先ほど紹介したようにESTJタイプの方はリーダーシップを持ち合わせていることが多く、仕事でも発揮できる可能性が高いです。

そこで、以下のような人と関わり、そしてメンバーをまとめる仕事を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

気になるものがあれば、ぜひ参考にしてみてください。

経営者

経営者は企業の方向性を定めて組織全体を牽引する立場であり、ESTJが持つリーダーシップや決断力が存分に活かされる職業です。

企業が掲げるビジョンを具体的な戦略に落とし込み、各部署の動きを統率しながら目標達成へ導く役割は、秩序や結果を重んじるESTJにとってやりがいのある仕事です。

また、困難な判断を迫られる場面でも感情に左右されず論理的に判断できるため、経営判断における冷静さやブレのなさも強みとなり得ます。

業績や数字に対する強い関心も経営目線を持つ上で欠かせない要素があり、計画性と実行力を兼ね備えたESTJにとって、適性の高い仕事です。

営業マネージャー

営業マネージャーはチームの目標達成に向けてメンバーを指導、育成しながら売上拡大を図る重要なポジションです。

ESTJは明確な目標に対して計画を立てて着実に行動できる性格を持っており、その能力は営業チームを束ねる役割においても非常に有利に働きます。

また、成果にこだわる姿勢や数字に対する意識も高いため、売上目標を明確に共有して組織全体のパフォーマンスを底上げする力もあります。

さらに、論理的な説明と誠実な対応ができるため、社内外との信頼関係の構築にも優れており、チーム内のコミュニケーションを円滑にする潤滑油としての役割も果たせるでしょう。

経営企画

経営企画の仕事は企業の未来を見据えた戦略立案や課題解決の提案など、長期的かつ論理的な視点が求められます。

ESTJは論理的思考力に優れており、物事を体系的に整理することが得意であるため、市場動向や自社の課題を客観的に分析し、説得力のある戦略を組み立てることが可能です。

また、経営陣や各部門との意見交換を行う場面でも、計画的に明確なコミュニケーションをとることができます。

組織全体で合意形成をスムーズに進めることも可能です。

責任ある役割を任される場面でも、地に足のついた判断を下せるESTJの安定感は大きな強みとなるでしょう。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーはプロジェクトの計画立案から実行、進捗管理、完了に至るまでの全工程を管理する役割です。

ESTJの計画性と実行力、さらには目標達成に対する強い責任感はこの仕事において非常に頼もしい特性であると言えるでしょう。

プロジェクトには期限や予算といった制約がつきものですが、ESTJは予想した状況下でも冷静にスケジュールを組み立てて、関係者と協力しながら進行管理を行うことができます。

また、複数の人をまとめるリーダーシップも発揮できるため、チームのモチベーション維持や役割分担の最適化にも貢献できることでしょう。

ホテル支配人

ホテルの支配人は宿泊施設の運営を統括して、スタッフのマネジメントやサービス品質の向上を図る役職であり、ESTJの組織力と管理能力が大いに発揮される仕事です。

日々の業務では予算管理、スタッフの配置、接客対応、施設の管理など多岐にわたる業務があり、それらを効率的かつ計画的に進める必要があります。

ESTJは業務の流れを整理して最適なオペレーションを構築する力に優れているため、ホテルの安定的な運営に貢献できるでしょう。

また、スタッフへの指導や教育にも積極的に関わり、現場をまとめ上げるリーダーとして頼れる存在となれる可能性が高いです。

さらに、お客様対応においても丁寧で誠実な接客を徹底できるため、ホスピタリティ系の業界ではいずれも活躍しやすいでしょう。

〈ESTJに向いてる仕事(幹部)〉論理的思考力が活かせる

ESTJタイプの方は論理的思考力を持ち合わせているため、以下のような仕事でも活躍できる可能性が高いです。

弁護士は法学部の方でない限り、今から目指すのは難しいかもしれませんが、その他の職業は就活中の今でも選択肢に入れられるものの1つです。

コンサルタント

コンサルタントは企業が抱える課題を発見、分析して、最適な解決策を提案する役割を担います。

業務の中では論理的な思考力と的確な状況分析を求められるため、事実やデータに基づいて冷静に判断するESTJに非常に向いています。

また、クライアントの要望に対して具体的な提案を行うためには明確な構造を持つ説明力や現実的に実行可能な計画を組み立てる能力も必要です。

ESTJはこれらも得意であり、複雑な問題対象には冷静かつ的確に対応できるため、信頼される存在として長きにわたって活躍できることでしょう。

システムエンジニア

システムエンジニアはITシステムの設計、開発、運用に携わる職業であり、論理的な思考力と正確な作業が必要です。

ESTJは構造化された情報を整理し、効率的に処理する能力に長けているため、プログラムの構成や仕様書作成、トラブルシューティングなど、システムエンジニアの業務と非常に相性が良いと言えます。

プロジェクト進行時にはスケジュール管理やタスクの分担も求められますが、計画通りに物事を進める力を持つESTJはこの点でも強みを発揮できます。

また、チームで開発を行う際にもリーダーシップを発揮し、周囲を統率しながら進めることが可能です。

論理的なトラブル対応や長期的な視野に基づいた業務提案を行うことで、組織にとって欠かせない存在となるでしょう。

弁護士

簡単に目指せる職業ではありませんが、興味があるならば年収が非常に高くエリートの道を歩めるため、弁護士を目指すのも選択肢の1つです。

弁護士は法的知識を駆使しながら問題を解決する高度な専門職であり、ESTJの持つ論理性と責任感が強く求められます。

案件ごとに異なる法律や法令を調査し、事実関係を正確に整理しながらクライアントにとって最善の解決選択肢を導き出すことが重要です。

ESTJは複雑な情報を体系的に分析する力があり、冷静に物事を判断できるため、法的議論の場でも動的論点を明確にして、説得力のある主張を組み立てることが可能です。

また、手続きを正確に説明し、企業を守る責任感には経営的な視点も必要となるため、経営思考も弁護士として求められる要素の1つです。

マーケター

マーケターは市場調査や顧客データの分析を通じて、商品やサービスの販売戦略を立てる仕事です。

情報を客観的に評価して、戦略的に判断を下す能力が求められます。

ESTJは論理的思考と分析力に優れており、数値やデータを根拠に物事を考えるスタイルを持っているため、マーケティング戦略の立案や施策の効果測定においても力を発揮できます。

また、目標に向けて計画を立て、段階的に実行する姿勢も強みであり、チームでのプロジェクト推進にも向いています。

ブランディングやプロモーションにおいても感覚ではなくロジックを元に最適な選択肢を選べるため、戦略の実行精度が高いのも特徴です。

投資家

投資家は経済動向や企業業績を分析し、将来のリターンを見込んで資産を運用する職業です。

論理的に物事を考えて、リスクを冷静に判断する力が求められるため、ESTJの性格と非常に相性が良い分野であると言えます。

市場や業界の変化に目を配り、ファクトベースで投資先を選定する際において、特にESTJの分析力が武器になります。

短期的な感情に流されずに、長期的な視点で物事を判断できる点は投資活動において非常に重要です。

資産配分の計画や情報収集の継続といった地道な作業を丁寧に積み重ねられる性格も、安定して成果を築く上で欠かせないものです。

ESTJ(幹部)に向いてる業界

続いて、ESTJタイプの方に向いている業界について紹介します。

以下の3つの業界は職種を問わず、ESTJタイプの方がやりがいを持って働くことができ、そして活躍できる可能性が高いものです。

興味があるものがあれば、ぜひどのような業務を行うのか、なぜ自分に向いている可能性が高いのか確認してみてください。

ESTJ(幹部)に向いてる業界
  • 金融業界
  • 公共機関
  • コンサルティング業界

①金融業界

金融業界は銀行、証券、保険などの分野において、厳格なルールで正確性が求められます。

日々の業務においては契約や顧客資産の管理、リスクの見極めなどがあり、細部まで丁寧に仕事を進める能力が必要です。

ESTJは秩序や手順を重視して責任感を持って物事に取り組むという性格があるため、このような環境とも非常に相性が良いです。

また、計画的に仕事を進める姿勢はミスを防ぐための注意深さも評価される要素となります。

さらに、顧客対応やチームマネジメントにおいても明確なコミュニケーションとリーダーシップを発揮できるため、信頼を集めやすく、組織内での昇進にもつながりやすいでしょう。

②公共機関

公共機関や官公庁も、法律や規則に基づいて業務を行うことが基本であり、安定した環境の中で誠実に働けるESTJにとって非常に魅力的な業界です。

明確な手続きとルールのもとで組織の一員として責任ある仕事を着実にこなす姿勢が求められ、計画的で誠実なESTJに最適です。

また、社会のために貢献するという目的意識を持って行動できる点も、正義感や責任感が強いESTJにとって大きなモチベーションになります。

③コンサルティング業界

コンサルティング業界はクライアントの課題を把握して、論理的な分析をもとに実行可能な解決策を提案する仕事が多いです。

この業界では思考の明晰さや情報の整理力、冷静な判断力が求められますが、これらは全てESTJが得意とする分野です。

また、コンサルタントとして信頼を得るためには高低を問わず明確なコミュニケーション能力が不可欠ですが、ESTJは論理的で的確な説明を行えるため、クライアントからの信頼も得やすい傾向にあります。

ESTJ(幹部)が避けるべき仕事の特徴

ESTJが避けるべき仕事の特徴について紹介します。

以下の3つの特徴が当てはまる仕事の場合、ESTJタイプの方は本来の力を発揮できないだけでなく、働く上でストレスがたまるかもしれません。

1つくらいなら当てはまっても問題ないかもしれませんが、3つ当てはまるような仕事や業界が思いついた場合は、就活の選択肢から外しておきましょう。

ESTJ(幹部)が避けるべき仕事の特徴
  • 曖昧で変化の多い仕事
  • 感情労働が多い仕事
  • クリエイティビティが求められる仕事

①曖昧で変化の多い仕事

ESTJは物事を計画的に進めることを得意としており、安定した環境の中で、ルールに従って着実に成果を出すことに安心感を覚えるタイプです。

指示が曖昧だったり、その場の判断で行動しなければならなかったりする仕事ではストレスを感じやすいです。

業務内容が頻繁に変わる、ルールがその都度変更されるような環境では混乱や苛立ちを覚えやすく、自身の力を発揮できないでしょう。

柔軟さやアドリブが求められる場面に対応するためには慣れや経験が必要ですが、就職直後はそのような環境に強い不安を抱きやすい傾向があるため、できれば避けた方が良いです。

②感情労働が多い仕事

ESTJは物事を論理的に捉える思考スタイルを持っており、感情よりも事実や成果を重視する傾向にあります。

したがって、感情に深く寄り添うことが求められる職業、介護、看護、カウンセリングなどのように他者の気持ちに共感しながら丁寧な対応を続けるような仕事でエネルギーを消耗しやすいです。

もちろん、誠実に人と向き合う姿勢を持ち合わせてはいますが、相手の感情の変化に対して柔軟に対応し、繊細な気配りを継続することに苦手意識がある人が多いでしょう。

また、感情労働の現場では自分の気持ちをコントロールしながら相手に寄り添うことが必要となるため、論理中心の対応では不十分とされる場面も少なくありません。

③クリエイティビティが求められる仕事

ESTJは既存のルールや確立された枠組みの中で、計画的かつ効率的に成果を上げることに長けています。

構造化された業務や手順のある仕事に安心感を持っており、そこに工夫や改善を加えることには前向きです。

しかし、0から自由な発想で何かを生み出すといった業務には苦手意識を持つ人が少なくありません。

デザイナー、アーティスト、脚本家のように感性を主軸に置く仕事では、求められる柔軟性や感覚的な判断がESTJの思考スタイルと合いにくい可能性があります。

また、明確な正解が存在しない状況に対し、どうアプローチしていくかを試行錯誤し続ける作業は構造や論理を重視するESTJにとって、大きなストレスとなるでしょう。

具体的なESTJ(幹部)が避けるべき職業

では具体的にESTJタイプの方はどのような職業はやめておいた方が良いのでしょうか。

それぞれ理由とともに紹介するため、参考にしてみてください。

ただし、昔から目指している、もしくは今でもまだ興味を持っている職業があれば、無理に選択肢から外す必要はありません。

「なぜ向いていない可能性があるのか」を確認した上で、それでもまだモチベーションが落ちないならば、必要な対策を行い、エントリーすること自体は全く問題ありません。

具体的なESTJ(幹部)が避けるべき職業
  • スタートアップ企業の社員
  • カウンセラー
  • Webデザイナー

スタートアップ企業の社員

スタートアップ企業では業務内容が日々変化するものであり、安定したルールや仕組みがまだ整っていないことが多いです。

ESTJは明確な手順や目標に従って効率的に働くことを得意とするため、こうした流動的な環境に身を置くことに大きなストレスを感じる可能性があります。

経営方針や業務フローが頻繁に変更される状況では自分の行動に確信が持てず、モチベーションを維持しづらいでしょう。

また、組織が未成熟であることで役割や責任の範囲が不明瞭になりがちで、責任感の強いESTJにとっては、居心地が悪い可能性があります。

カウンセラー

カウンセラーはクライアントの感情に寄り添い、丁寧に話を聞きながら共感し、心理的なサポートを行う専門職です。

論理性を重視するESTJの方は、相手の感情に深く向き合いながら繊細に対応するこの仕事は精神的な負担を感じやすいことでしょう。

ESTJは誠実で責任感が強いため、しっかりと対応しようとする姿勢を持ち合わせています。

しかし、感情的なやり取りや正解のない会話が続くと疲れてしまうことでしょう。

また、感情的な業界には需要を大事にするスタンスが求められる職種であるため、論理的なアプローチが通用しにくく、やりにくいと感じる可能性が高いです。

Webデザイナー

Webデザイナーの仕事は創造性と柔軟性が求められる職業です。

トレンドの移り変わりが激しく、クライアントの要望や利用者の感性に応じてデザインを変化させる必要もあります。

ESTJは構造化された環境の中で計画的に仕事を進めることには長けていますが、柔軟な発想や直感を頼りにする仕事には苦手意識を抱いている人が多いです。

特に、明確な正解が存在しないデザイン業務は曖昧さや主観的な判断を必要とする場面が多く、効率や論理を重視するESTJの方は納得できない場面も多いでしょう。

ESTJ-AとESTJ-Tの違い

ESTJタイプには厳密に言うとESTJ-AとESTJ-Tというタイプが存在します。

あなたがMBTI診断を受けた時、どちらと診断されたのか、確認してみてください。

それぞれいくつか特徴が異なるため、理解して、自己分析をより深めましょう。

①自己主張型か慎重型か

ESTJ-Aは自己主張型で自分の考えを明確に伝えることが得意であり、決断力があるのが特徴です。

自信を持って行動でき、他人の意見に左右されにくく、自分の意思で物事を進める力があります。

一方、ESTJ-Tは慎重型で、物事を進める前に周囲の状況や意見を丁寧に確認する傾向にあります。

失敗を避けるために準備を重ね、周囲との調和を大切にしながら行動するタイプです。

ESTJ-Aが「即断即決で、リーダーシップを発揮するタイプ」であるのに対し、ESTJ-Tは「一歩引いた立場で全体を俯瞰して、状況に応じて柔軟に判断を下す傾向がある」と言えるでしょう。

②ポジティブかネガティブか

ESTJ-Aは基本的にポジティブな思考を持っており、自信に満ちた行動をとる傾向にあります。

自分の判断や決定にも確信を持っており、多少の困難があっても前向きに捉えて乗り越えようとする意識が強いです。

プレッシャーにも強く、周囲からは頼れる存在として認識されやすいでしょう。

それに対して、ESTJ-Tはネガティブになりやすく、物事に対して慎重になりすぎる傾向があります。

自分の判断や行動に対して疑念を抱きやすく、自己評価も変動しやすいのが特徴です。

したがって、成果が出なかった際には強い自己嫌悪に陥ることもありますが、その分準備や確認を怠らず、慎重に物事を進める姿勢は信頼につながります。

それぞれの特徴

それぞれの特徴についても確認してみましょう。

ESTJ-Aは自信に満ちた振る舞いと行動力が特徴で、目標に対して積極的に働きかけるタイプです。

自分の意見をはっきり主張でき、リーダーシップを求められる場面ではおのずと中心的な存在になるでしょう。

アグレッシブに物事を進める姿勢は企業やチームにおいても非常に重宝される存在になれます。

一方、ESTJ-Tは冷静で真面目な印象を持たれやすく、他人の感情や反応をよく観察して行動するため、周囲に配慮のある対応が可能です。

共感力があるため、人間関係でもトラブルが少なく、誰からも信頼されやすい傾向にあると言えます。

ESTJ(幹部)に向いてる仕事を見つける方法

ではESTJタイプの方が向いている仕事を見つけるためにはどうすれば良いのかについても紹介します。

以下の3点を踏まえた上で就活をすれば、ESTJの方が自分に向いてる仕事を見つけやすくなることでしょう。

ESTJ(幹部)に向いてる仕事を見つける方法
  • 実際の業務内容を確認する
  • 職場環境や社風を見る
  • 自分のキャリアパスと照らし合わせる

ぜひメモしておいて、以下のポイントを覚えて一つひとつ確認しながら就活を進めてください。

実際の業務内容を確認する

ESTJが仕事選びで重視すべきポイントの1つとして、業務内容が明確であるかどうかが挙げられます。

求人情報や企業説明会では理想的なイメージばかりが強調されがちで、実際の仕事内容がイメージと異なるケースも少なくありません。

そこで、計画的に物事を進めることを得意としているESTJの方は、役割がはっきりしている環境を探してみるようにしましょう。

「自分が担当する業務がどのような内容で行われるのか」「日々の仕事にどの程度の裁量があるのか」など、できる限り具体的な情報を事前に収集することが大切です。

職場環境や社風を見る

ESTJにとって働きやすい職場とは、秩序があり、チーム全体が目標に向けて計画的に動いている環境のことです。

したがって、職場の雰囲気や社員の働き方、上司と部下の関係性などを事前に知っておかなければなりません。

企業のオフィスを実際に訪問したり、説明会で社員と話す機会を持ったりすれば、社風を感じることができます。

また、口コミサイトなどで現場のリアルな声を確認するのも有効な手段です。

頻繁にルールが変わる企業や、個人裁量に任せる文化が強い企業などはESTJが持つ計画性や秩序を重んじる性格が活かしづらくなってしまいます。

自分のキャリアパスと照らし合わせる

ESTJは目標を設定して、計画的に努力を積み重ねることにやりがいを感じるタイプです。

したがって、企業がどのようなキャリアパスやキャリアステップを用意しているか、自分が将来的にどのような役割を担えるのかといった点を確認することが求められます。

昇進のタイミングや評価制度、職種転換の有無などが明確に示されている企業こそ、ESTJにとって安心感のある企業であると言えるでしょう。

また、自分自身が将来どのようなポジションに就きたいのか、そのために必要なスキルや経験は何かを把握し、企業の制度と照らし合わせて選択すれば、長く同じ職場で働けるはずです。

ESTJ(幹部)の就活成功のためのポイント

以下のポイントを意識した上で就活に取り組めば、ESTJタイプの方が就活に成功する可能性が高まります。

自分に必要な対策は何なのかを理解した上で取り組むことは非常に大切です。

また、以下の5つの項目はいずれも、どのような方でも意識しておきたいポイントとも言えます。

したがって「MBTI診断を何回か受けたが、ESTJではないこともあった」という方も参考にしてください。

ESTJ(幹部)の就活成功のためのポイント
  • 自己分析を徹底する
  • 計画的に準備する
  • ネットワーキングの活用
  • 面接の準備と実践
  • 適職を見極める

自己分析を徹底する

ESTJが就活を成功させるためには、まず自己分析を設定することが大切です。

入念に自己分析をして自分の性格や価値観を深く理解することで、企業選びや志望動機の軸がぶれにくくなり、説得力のある受け答えが可能になります。

ESTJは計画的かつ論理的に物事を考える傾向があるため、自己分析も体系的に進めることができ、自分の思考や行動の特徴も明確になるでしょう。

過去の経験を時系列で整理し、何がやりがいを感じたか、どのような環境で成果を出せたかなどについて振り返ると、自分に適した仕事の方向性が見えてきます。

計画的に準備する

ESTJはもともと計画性が高く、物事を効率よく進めることを得意としています。

この特性を活かして、就活でもスケジュールを立てて準備を進めることが成功の鍵です。

エントリーシートの締め切りや面接の日程など、就活はタスクの量も多く、情報の管理が重要です。

そこで、カレンダーやタスク管理ツールを使って進捗も見える化し、各フェーズにおいて何をすべきかを明確にしておきましょう。

また、ESTJは一度決めたことに対し忠実に取り組む傾向が強いため、就活の全体像を把握した上で優先順位をつけて行動できると、ストレスフリーな準備が可能になります。

ネットワーキングの活用

ESTJは実務的なコミュニケーションや、チームでの連携を得意とするタイプです。

この長所を活かして、就活中も積極的に一つひとつのつながりを築くことが成功につながります。

OB訪問や業界セミナーなどに積極的に参加して、実際に働く人からリアルな情報を得て企業の実態や働き方を知ることを心がけましょう。

ネットワーキングを通して得た情報は、志望動機の精度を高めるだけでなく、自分に合った企業を見極める材料にもなります。

また、ESTJは頼られると応えたくなる性格でもあるため、相手に誠実に接すれば印象に残りやすく、中長期的な関係構築にもつながるでしょう。

「自ら情報を取りに行く」という姿勢を持つことで、企業側にも主体性や積極性をアピールできるという副次的なメリットもあります。

面接の準備と実践

ESTJが面接で強みを発揮するためには、徹底した準備と実践的な練習が欠かせません。

論理的に話す能力はもともと備わっているため、それを面接という場でスムーズに発揮できるよう、事前に言語化し、フィードバックを受けることが求められます。

想定されうる質問に対する回答を準備するだけでなく、企業ごとの特徴に合わせた伝え方の工夫や逆質問の内容も整えておくと、印象が大きく変わります。

また、ESTJは正確性を重視するあまり、言葉選びに慎重になりすぎることもあるため、あえて少し柔らかい表現を取り入れることで、硬すぎる印象を和らげることにもつながるでしょう。

適職を見極める

ESTJは目標に向かって一歩ずつ努力を積み重ねることに大きなやりがいを感じるタイプです。

したがって、短期的な目標や条件、イメージに流されず、自分に合った職場や職種をしっかりと見極めることが、就活を成功に導くために欠かせません。

「業務内容や職場環境が自分の価値観と一致しているか」「企業の成長フェーズや将来性が自分のキャリアプランと合致しているか」など、多角的な視点で確認することが求められます。

また、ESTJは責任感が強いため「一度入社したら、簡単には辞めたくない」という気持ちを持っている人が多いです。

そんな性格だからこそ、自分に本当に合った職場を選ぶために、企業研究や自己分析はより丁寧に行うようにしましょう。

ESTJ(幹部)と相性の良い人は?

仕事をうまく進める上、そして人生をより楽しんで生きるためには、自分と相性の良い人と関わることが大切です。

そこで、ここからは仕事面で相性が良いタイプ3つと、プライベート面で相性が良いタイプ2つを紹介します。

もちろん、全ての人が全てこのタイプに当てはまる人と相性が良いわけではありませんが、話題のネタにはなるでしょうし、息抜き程度に読んでみてください。

仕事面①INTJ(建築家)

INTJは独自の戦略的な視点を持ち、物事を長期的に見据えて計画を立てることに長けています。

一方、ESTJは計画を実行に移し、目に見える成果を生み出すことに力を発揮するタイプです。

この2タイプが組むことで、ビジョンと実行が絶妙に補完し合う関係が生まれることでしょう。

INTJの柔軟で創造的な発想はESTJに新たな視点を与えてくれますし、ESTJの行動力と管理能力はINTJの構想を実現へと導き出します。

また、両者とも目標志向が強く、無駄を嫌う効率重視の思考を持っているため、業務の進行において価値観のずれが少ないこともメリットです。

仕事面②ISTJ(管理者)

ISTJは現実的で誠実、そして責任感の強い性格を持ち、組織の中で着実に物事を進めることを得意としています。

ESTJと似た価値観や行動スタイルを共有しており、時間厳守やルールの順守といった点でも非常に共感し合える関係です。

両者とも明確な目標に向かって段取りよく行動し、組織内での秩序や効率を重んじるため、業務上の意思疎通がスムーズで無駄のない連携が期待できます。

ESTJがリーダーとしてプロジェクトを兼任し、それをISTJが堅実に支えるという構図はお互いの強みを活かす理想的な関係です。

仕事面③ENTJ(指揮官)

ENTJは目的に向かって突き進むリーダー気質を持ち、戦略を練りながら組織全体を統率する力に長けたタイプです。

ESTJもまた、現場でのマネジメント能力や計画実行力に優れており、ENTJとESTJがタッグを組めば、戦略と実務の両面で高い成果を出せることが期待できます。

両者ともにリーダーシップを持つため、役割分担が明確な協力関係が築けることでしょう。

競争心が強く成果に対する意識も高いため、互いを刺激し合いながら成長できる関係です。

ただ、主導権を巡って衝突する場面もあるかもしれないため、明確な目標の共有や責任の線引きを丁寧に行っておくと、より円滑に物事を進められるでしょう。

プライベート面①ISFJ(擁護者)

ISFJは思いやりがあり、周囲の人の気持ちに敏感で、支えることに喜びを感じる性質を持っています。

ESTJはどちらかというと論理的で合理的な考え方をするため、ISFJの優しさや穏やかな対応に安心感を感じることが多く、感情面でのバランスが取れた関係を築きやすいです。

ISFJは相手の頑張りをよく見ており、陰ながら支えることが得意であるため、目標に向かって努力を惜しまないESTJにとっては心強い存在となってくれるでしょう。

また、ISFJの安定した性格はESTJの主導権を自然に引き立たせてくれるため、お互いに無理のない関係も築きやすいです。

プライベート面②ESFJ(領事)

ESFJは社交的で協調性が高く、周囲の人と円滑な関係を築くことに長けています。

ESTJもまたコミュニケーション能力に優れており、行動力があるため、自然なテンポで付き合うことができるでしょう。

両者とも現実的な価値観を持ち、家庭や仕事に対し安定を求める点でも一致しているため、長期的に良好な関係を築きやすいです。

また、互いに責任感が強く、相手を思いやる姿勢を持っているため、対等で支え合う関係性を持てるでしょう。

感情表現のスタイルや周囲との距離感が異なっていても、一緒に居ることで居心地の良さや安心感を得られるはずです。

ESTJ(幹部)と相性の悪い人は?

続いて、ESTJと相性の悪いタイプについても紹介します。

以下のような項目が当てはまる人とはあなたは関わりにくい可能性が高いです。

友人関係などを選ぶ際は以下の3点を意識した上で考えると良いでしょう。

①計画性がない人

ESTJは目標を明確に設定して、そこに向けて計画的に行動することを得意とする性格です。

効率や段取りを重視し、スケジュール通りに物事が進むことに安心感を覚えるタイプであるため、計画性に欠けている人との相性は、決して良くありません。

特にその場の気分や直感で行動するタイプの人とは仕事やプライベートの両方で衝突してしまうでしょう。

「なんとかなる」精神で物事を後回しにする姿勢に、ESTJは強い不安や苛立ちを感じてしまいます。

また、事前に準備や調整を行わない人に対しては責任感が欠如していると感じて、イライラしてしまうことでしょう。

②感情的過ぎる人

ESTJは物事を判断する際に論理や事実を重視して、冷静かつ客観的に物事に向き合う姿勢を大切にするタイプです。

したがって、感情を全面に出す人や感情の波が激しい人とは価値観のギャップが生じやすく、うまく噛み合わないことでしょう。

特に、論理的な話し合いが感情的な反応で中断されてしまうような場面では、ESTJは戸惑いや苛立ちを覚えることが多いです。

また、感情に流されて判断がブレやすい人に対しては信頼を築くことが難しいと感じるでしょう。

③責任感のない人

ESTJにとって責任感は非常に重要な価値観であり、物事を最後までやり遂げる姿勢や約束を守る意識は、日常生活でもビジネスでも欠かせない要素です。

したがって、ルールを守らない人や、与えられた役割を軽んじるような行動に対して、強い違和感や苛立ちを感じることが多いでしょう。

特にチームでの作業やプロジェクトにおいて、仲間が責任を放棄したり、失敗を他人のせいにしたりするような態度を取ると、その人との関係を維持しようとは思えなくなってしまいます。

また、時間を守らない、報連相ができないといった行動も、ESTJとの信頼関係を損なう行為として受け取られやすいです。

ESTJ(幹部)に関するよくある質問

続いて、ESTJタイプに関するよくある質問について紹介します。

以下の3つはESTJタイプと診断された方が気になっていることが多い項目でしょう。

特に「ESTJは性格が悪い」「ESTJは自己中だ」と言われ「ひとくくりにして言わないでくれ」とうんざりしている人もいるはずです。

そこで、本当に性格が悪いのか、なぜ自己中と言われるのかについて確認してみましょう。

ESTJ(幹部)に関するよくある質問
  • ESTJのあるあるは?
  • ESTJは性格が悪い?
  • ESTJが自己中と言われるのはなぜ?

ESTJのあるあるは?

ESTJは非常に現実的で組織的な性格をしており、日常生活でも仕事においてもその特性が色濃く現れています。

スケジュール管理やタスク整理に長けており「やることリスト」を作るのが習慣になっている人も少なくありません。

また、時間厳守を徹底する傾向があり、遅刻や締め切りの遅れに対して強いストレスを感じやすいです。

秩序とルールを大切にする性格から、職場やプライベートでも整理整頓が得意で、物事を計画的に進めるスタイルを好みます。

加えて、曖昧な物言いや曖昧なルールには違和感を覚えやすく「白黒はっきりさせたい」という強い意識を持つ点も特徴です。

ESTJは性格が悪い?

ESTJは「性格が悪い」と言われることがあり、あなたも言われたことがあるのではないでしょうか。

結論として、その理由は率直さや正直さが誤解を招く場合があるからです。

ESTJは曖昧な表現を避けて、物事を効率的に進めるために、はっきりと意見を述べる傾向があります。

これは本人にとっては誠実な行動であり、相手のためのフィードバックであったとしても、冷たく厳しすぎると感じられることがあるのです。

「性格が悪い」と言われることが多い場合は、少しコミュニケーションの取り方に工夫を持ってみると良いかもしれません。

ESTJが自己中と言われるのはなぜ?

ESTJが「自己中」と言われてしまう理由の1つは、目標達成や計画遂行を最優先する行動が周囲には自己中心的に映ることがあるからです。

ESTJは常に効率性や成果を重視し、曖昧な意見や感情だけに基づいた判断よりも、論理的に正しいと思われる選択を優先します。

したがって、周囲の気持ちや都合を軽視しているように見えてしまうことがあるのです。

また、自分の計画やスケジュールに忠実であるため、それに沿って他者にも動いてほしいという期待が強くなりすぎて、押し付けがましいと感じられる場合もあります。

あまりにも周囲に「自己主張が強い」と言われる場合は、もう少しだけ、理解されやすい行動を意識すると良いでしょう。

まとめ

今回はMBTI診断でESTJと診断された方がどのような仕事に向いているか、特徴や選び方などについて紹介しつつ、具体的な職種も紹介しました。

ESTJと診断された方は論理的思考力があり、計画性やリーダーシップも持ち合わせています。

これらの特徴を活かせば、将来素晴らしいキャリアを歩める可能性も高いので、自分の強みと弱みを把握した上で、正しい企業選びを行い、就活を成功させてください。

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