【例文10選】エントリーシートで差をつける!最近気になったニュースの選び方・書き方・業界別例文まで徹底解説

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ニュースを読んでないとエントリーシートをかけない?

ニュースを読んでいなくてもエントリーシートは作成可能ですが、「あなたが最近気になったニュースはなんですか」、「あなたが最近関心を持ったニュースはなんですか」など企業によっては時事問題に関する質問が出ることがあります。

答えられない場合、企業研究や社会への関心が低いと判断される可能性があります。

ニュースを読むことは社会の動きや企業の動向把握に役立ち、面接での受け答えにも活かせるため、日頃からニュースに触れておくことを推奨します。

この記事では普段から新聞やニュースを見ない学生でもエントリーシートでニュースの内容がかけるようになるポイントや構成などについて記してあります。

ぜひ参考にしてみてください。

おすすめニュースアプリ・サイト・番組5選

ニュースを読む習慣がない方や、どのニュースサイトを見れば良いか迷っている方に向けて、おすすめのアプリ・サイトを5つご紹介します。

これらの情報源は、信頼性が高く、幅広いジャンルのニュースをカバーしているため、効率的に情報収集が可能です。

日々のニュースチェックにぜひ活用し、社会の動向や企業の最新情報を把握する一助としてください。

日本経済新聞

日本経済新聞は、その名の通り経済ニュース報道に圧倒的な強みを持つ、日本を代表する専門紙です。
国内外の景気動向、金融政策、株式市場の動きといったマクロな情報から、注目企業の経営戦略、M&A、技術開発、財務状況といったミクロな情報まで、ビジネスに関する多岐にわたるニュースを深く、詳細に報じています
単なる事実報道に留まらず、背景にある要因の解説や専門家による分析記事も充実しており、記事を読むことでビジネスの潮流や個別企業の戦略・課題を立体的に理解することができます。
そのため、就職活動における企業研究や業界研究を進める上で非常に有用な情報源となるほか、ビジネスパーソンが日々の経済動向を把握し、自身の業務に必要な経済の基礎知識を身につけるためにも欠かせない存在と言えるでしょう。

ワールドビジネスサテライト

「ワールドビジネスサテライト(WBS)」は、テレビ東京系列で放送されている長寿経済ニュース番組です。
その日の国内外の経済ニュースや市場の動きをまとめて伝えるだけでなく、注目企業の戦略、新製品やサービス、最新技術の動向などを独自の視点で深掘りし、紹介しています。
最大の特徴は、専門的になりがちな経済の話題を、図やグラフ、アナウンサーや専門家の丁寧な解説を通じて、非常に分かりやすく伝えている点です。
これにより、視聴者は最新の経済情報を効率的にキャッチアップできるだけでなく、一見複雑に見える時事問題が経済とどう結びついているのかを理解する助けとなります。
一日の終わりに経済の動きを把握したいビジネスパーソンはもちろん、世の中のトレンドや経済に関心を持つ幅広い層にとって、信頼できる情報源として長年親しまれています。

東洋経済オンライン

東洋経済オンラインは、東洋経済新報社が運営する日本最大級のビジネス・経済ニュースサイトです。
その最大の特徴は、経済・ビジネス分野に深く特化している点にあります
金融、製造、IT、エネルギー、小売り、サービス業など、国内外の非常に幅広い業界の最新動向や企業ニュースを網羅的にカバーしています。
各企業の詳細な経営戦略、業績分析、業界全体の構造変化、新しい技術やサービスの潮流といった、ビジネスの「今」を知るための記事が日々豊富に配信されているため、就職活動や転職活動における企業研究・業界研究のツールとして非常に有用です。
また、ビジネスパーソンが自身の業務やキャリアに関連する最新トレンドを把握し、知見を深めるための情報源としても広く活用されています。
独自の視点による深掘り分析記事も多く、質の高い情報収集が可能です。

NewsPicks

NewsPicks(ニューズピックス)は、経済ニュースを中心に扱うソーシャル経済メディアです。
国内外のメディアから配信されるニュース記事に対し、ユーザーが自身のコメント(Pick)を付けて共有できる仕組みを持っています。
最大の特徴は、各分野の第一線で活躍する専門家や経営者、文化人といった「プロピッカー」と呼ばれる人々が、ニュースに対して質の高い解説や意見を提供している点です。
これにより、一つの出来事に対しても多様な角度からの見方や専門的な知見に触れることができ、多角的な視点を養うことが可能です
様々な専門家のコメントを読み解くことを通じて、ニュースの背景や本質を深く理解するための分析力や、ビジネスシーンで求められる多面的な思考力を効果的に鍛えることができます。

ダイヤモンド・オンライン

ダイヤモンド・オンラインは、有力なビジネス・経済雑誌である『週刊ダイヤモンド』を発行するダイヤモンド社が運営するビジネス情報サイトです。
ウェブサイトでは、『週刊ダイヤモンド』の特集記事の一部やダイジェストに加え、オンライン独自の深掘り記事や速報ニュース、専門家による連載などが多数掲載されています。
内容は、企業の経営戦略、マーケティング、財務、テクノロジー動向といったマクロなテーマから、個人のキャリアアップに繋がるビジネススキル、仕事術、リーダーシップ論まで多岐にわたります。
具体的な企業事例や第一線で活躍するプロフェッショナルへのインタビューも豊富です。
これらの質の高い情報をインプットすることで、読者は経営者や管理職に必要な「経営視点」を養い、変化の激しいビジネス環境で求められる「問題解決能力」を高めるヒントを得ることができます。
ビジネスリーダーを目指す人や、自身のスキルを高めたいビジネスパーソンにとって価値ある情報源です。

ニュース選びのポイント

これらの経済・ビジネス情報ツールを使う上で、効果的にニュースを選ぶためのポイントは以下の通りです。

まず「何を知りたいのか」という目的意識を持つことが重要です。

企業研究、業界動向の把握、特定のスキル習得など、目的に応じて読むべき記事は変わります。

次に、情報源の信頼性を意識し、事実なのか、執筆者の意見・分析なのかを区別して読みましょう。

各メディアの強みを理解し、使い分けるのも有効です。

ここではニュースをどのように選ぶべきかについて紹介します

志望業界合わせたニュースを選ぶ

就職活動で「最近気になるニュース」「最近気になったニュース」を問われた際、志望業界に直接関連する話題を選ぶ戦略は、一見すると非常に効果的です。

業界への強い関心と、すでにある程度の知識を持っていることを具体的に示せば、入社意欲をアピールする上で有利に働く可能性があります。

しかし、この選択には注意が必要です。

面接官は、まさにその業界のプロフェッショナルです。

あなたが選んだニュースについて、その背景、業界内での意味合い、今後の影響などを深く理解している可能性が高いでしょう。

そのため、生半可な知識や表面的な理解で話してしまうと、「内容が浅い」「本質を理解していない」とすぐに見抜かれてしまいます。

さらに、そのニュースに関する深掘り質問、例えば「あなたはどう考えるか」「当社にどう影響するか」といった問いに的確に答えられなければ、思考力の不足や準備不足と見なされ、かえってマイナスイメージに繋がるリスクも大きいのです。

選ぶからには、徹底した調査と自分なりの深い考察が不可欠と言えます。

なるべく最近のニュースを

エントリーシートや面接で「最近気になるニュース」「最近気になったニュース」について回答する際、どの時期のニュースを選ぶかは意外と重要なポイントです。

例えば、半年以上前、あるいは数年前といった、あまりにも過去の出来事を話題にしてしまうと、面接官に「最近のニュースは見ていないのだろうか?」「普段から社会の動向に関心がないのでは?」といった疑念を抱かせてしまう可能性があります。

企業側はこの質問を通して、あなたが「今」起きていることに関心を持ち、継続的に情報収集を行っているかどうかを見たいと考えている側面もあります。

特別な意図がない限りは、過去のニュースを掘り起こすよりも、少なくとも直近1~2ヶ月以内に報じられた比較的新しい出来事の中から選ぶのが望ましいでしょう。

自身の興味あるニュースを選ぶ

エントリーシート(ES)の「最近気になるニュース」欄で自身の興味・価値観を効果的に伝えるには、なぜそのニュースに惹かれたのかを具体的に深掘りすることが鍵です。

単なる出来事の要約ではなく、ニュースが持つ社会的な意味合いや、それが自身のどんな興味や価値観とリンクするのかを明確にしましょう。

重要なのは、ニュースを「自分ごと」として捉え、そこから得た気づきや学び、そしてそれが今後の行動や志望企業への貢献にどう繋がるかまで言及することです。

これにより、単なる情報感度だけでなく、深い思考力や独自の視点をアピールできます。

困ったら「経済関連のニュース」を

特定の業界に絞らず、幅広い分野の企業へ応募している就活生の場合、「最近気になるニュース」として何を選ぶかは悩ましい点です。

そのような方には、特定の産業に偏らない、マクロ経済に関連するニュース(例:国内外の景気動向、金融政策、物価や為替の変動、労働市場の動きなど)を選ぶことをお勧めします。

経済全体の動きは、あらゆる業界の企業活動に影響を与える普遍的なテーマであるため、どの企業の面接でもある程度の関連性を見出しやすく、話を展開しやすいという利点があります。

特定の業界知識を深く問われるリスクも比較的小さく、無難で幅広く対応できる選択肢と言えるでしょう。

企業が就活で「最近気になるニュース」「最近気になったニュース」を聞く理由

企業が「気になるニュース」を質問するのは、応募者が社会や経済の動きにどれだけアンテナを張っているか、どのような物事に興味を持つのか、そしてニュースをどう捉え、考えるかを知りたいからです。

評価されるのは、単にニュースを知っていること自体ではありません。

むしろ、なぜそのニュースに関心を持ったのかという理由、内容を自分なりに理解し説明する力、そしてそこから何を考え、考察したかという点です。

これらを通して、応募者の情報収集力、論理的思考力、価値観、そして人となりなどを多角的に見ています。

社会・業界への関心を見るため

企業が「気になるニュース」を質問する大きな理由の一つは、応募者が自社の属する業界や、より広く社会全体の動きに対して、どれだけ関心を持っているかを知りたいからです。

現代のビジネス環境は常に変化しています。

日頃からニュースを意識的にチェックし、世の中のトレンドや業界の最新動向を理解しようと努めている学生は、変化に敏感で、自ら情報を掴みにいける「アンテナの高い人材」として高く評価されます。

そのような人材は、入社後も主体的に学び、環境変化に対応しながら活躍してくれると期待されるためです。

特に、応募している企業の業界に関連するニュースを選び、それについて自分なりの意見を述べることができれば、それは単なる情報収集能力だけでなく、その業界への深い関心と「この分野で働きたい」という熱意を示す、説得力のあるアピールにも直結します。

志望者の興味・価値観を知るため

企業が「最近気になるニュース」を質問する背景には、応募者がどのような人物であり、何を大切にしているのか、その内面(興味・価値観)を深く知りたいという意図があります。

普段、膨大な情報の中からどのニュースに注目し、心を動かされるかは、その人の関心のありかや価値観を色濃く反映します。

例えば、最新テクノロジーの進展に関心があるのか、環境問題や社会課題の解決に強い思いがあるのか、あるいは経済の動向やビジネスの仕組みそのものに興味があるのか。

面接官は、応募者が選んだニュースのテーマや、「なぜそのニュースが気になったのか」という理由を聞くことを通して、履歴書や職務経歴書だけでは読み取れない、その人ならではの思考の特性、問題意識、重視する価値観といった「人となり」を理解しようとしています。

情報を収集しようとする意識を見るため

情報感度」とは、自分の周囲で起こっている物事や世の中の動きに対する興味・関心の度合いと、それらに関する情報を自ら積極的に取得しようとする意識の高さを示す言葉です。

これは、言い換えれば「情報収集力」そのもの、あるいはその根幹をなす姿勢とも言えます。

現代社会は変化のスピードが非常に速く、ビジネス環境も常に変動しています。

新しい技術の登場、市場トレンドの変化、顧客ニーズの多様化、法規制の改正など、どのような業種や職種であっても、こうした外部環境の変化を的確に捉え、必要な情報を迅速かつ正確に収集する能力は不可欠です。

的確な情報収集は、精度の高い意思決定、効果的な問題解決、新たな企画の立案、日々の業務改善など、あらゆるビジネス活動の質を高めるための基盤となります。

エントリーシートに「最近気になるニュース」を書くときの構成

エントリーシートで「気になるニュース」について書く際は、分かりやすく論理的な構成を心がけることが重要です。

そのための有効なフレームワークとして、PREP法(Point→Reason→Example→Point)をお勧めします。

まず「結論(Point)」として、どのニュースに関心を持ったかを明確に提示します。

次にその「理由(Reason)」やニュースの概要(Example=具体例)を述べ、最後に自身の意見や考察、学びなどを「結論(Point)」として再度強調、あるいは関連付ける形で締めくくると、採用担当者に意図が伝わりやすく、説得力のある文章になります。

結論:どのニュースに関心を持ったか

エントリーシートで「気になるニュース」について記述する際、文章構成の第一歩として最も重要なのは、「あなたがどのニュースについて話そうとしているのか」を冒頭で明確に示すことです。

これはPREP法における最初の「Point(結論)」にあたります。

読み手である採用担当者は、数多くのエントリーシートに目を通しています。

そのため、「私が最近関心を持ったのは経済のニュースです」といった曖昧な書き出しではなく、「私が最近最も関心を持ったニュースは、〇月〇日に報道された〇〇(具体的なヘッドラインや、特定の政策・企業の動きなど、固有名詞を出すのが望ましい)です」のように、どのニュースなのかを具体的に特定して書き出すことが不可欠です。

概要: そのニュースはどのような内容か

最初にどのニュースかを示したら、次は「そのニュースが具体的にどのような内容なのか」を簡潔に要約して説明します。

これはPREP法における「Reason(理由)」や「Example(具体例)」の部分にあたり、あなたの意見を述べる前の前提共有となります。

ここで非常に重要なのは、採用担当者がそのニュースを詳しく知らない可能性を常に考慮することです。

業界の専門用語を多用したり、背景知識がないと理解できないような説明は避けましょう。

誰が(何が)、いつ、どこで、何をした(どうなった)」という基本的な事実を中心に、誰が読んでも「なるほど、そういう内容のニュースなのだな」と客観的に理解できるように、分かりやすい言葉で記述する必要があります。

理由: なぜそのニュースに関心を持ったのか

概要説明に続き、この設問への回答の中で最も重要となるのが、この「理由」の部分です。

なぜ他の多くのニュースではなく、あなたが「そのニュース」を選び、特に関心を持ったのか。

その具体的な理由を説明することで、あなたの価値観、興味の方向性、問題意識といった「あなたらしさ」が初めて採用担当者に伝わります。

「社会的に意義深いと思ったから」のような漠然とした理由では、他の応募者との違いを示せません。

「大学での〇〇(自身の具体的な経験や学び)と関連が深いと感じた」「このニュースが示す変化は、将来私が△△(目指すキャリアや分野)で実現したいことと密接に関わると考えた」「〇〇という社会課題の解決に向けた一歩だと感じ、共感した」など、あなた自身の経験、学習、将来の目標、あるいは社会に対する考えと、ニュースを結びつけて具体的に語ることが極めて重要です。

意見・考察: そのニュースから何を考えたか、どう感じたか

関心を持った理由を明確にした上で、次に展開するのは「そのニュースを受けて、あなた自身が何を考え、どう分析し、あるいは何を学んだか」という独自の意見や考察です。

この段階では、単に「興味深いと思った」「驚いた」といった表面的な感想(感想文)で終わらせないことが肝心です

採用担当者は、あなたがニュースという情報をインプットとして、どのように咀嚼し、自分なりの意味付けや評価を行えるか、その思考プロセスを見ています。

一歩踏み込んだ分析、問題提起、得られた教訓、今後の展望などを具体的に示すことが求められるため、ここで示される思考の深さや独自性があなたの知的な好奇心や分析力問題解決能力をアピールする重要な要素となります。

【推奨】企業・業界との関連性や学び、今後の展望 

これまでの内容(ニュース概要、関心理由、意見・考察)で完結しても構いませんが、もし可能であれば、非常に効果的なのが、ニュースから得た学びやあなた自身の考察を、応募している企業や業界、あるいは自身の将来のキャリアプランに具体的に結びつけることです。

これは、あなたの思考が単なる評論で終わらず、現実のビジネスや自身の将来と地続きであることを示すステップです。

例えば、「このニュースが示す〇〇という社会の変化は、貴社が注力されている△△事業においても無視できない課題であり、□□のような対策が必要だと考えます」のように、企業の具体的な事業や取り組みに言及したり、「私がこのニュースから学んだ〇〇という視点は、将来貴社で△△職として貢献する上で必ず活かせると確信しています」のように、入社後の活躍イメージに繋げたりします。

ジャンル別ニュースのエントリーシート(ES)例文6選

ここからは、これまで解説してきた「気になるニュース」の書き方や構成を踏まえ、より具体的にイメージできるよう、ニュースのジャンル別に分類したエントリーシート(ES)の例文を6つご紹介します。

2025年4月現在の経済・ビジネス、テクノロジー、社会問題、国際情勢など、異なるテーマを取り上げた際に、どのように「関心理由」「自身の考察」「企業への関連付け(可能な場合)」などを盛り込み、論理的で説得力のあるアピールに繋げているか。

それぞれの例文について、構成要素の満たし方や工夫のポイントを分かりやすく解説していきます。

ぜひ、ご自身のES作成の参考にしてください。

気になるニュースのES回答例:経済

私が最近最も関心を持った経済ニュースは、2025年春闘における賃上げ率の高さとその影響です。
3月中旬に主要企業の回答が集中し、平均で昨年度を上回る〇%(※具体的な数値を想定)の高い伸び率となり、特に〇〇業界などで顕著なベースアップが見られたと報じられました。
このニュースに関心を持った理由は、物価高が続く中で、賃上げが個人消費を刺激し、日本経済がデフレから完全に脱却できるかの試金石になると考えるからです。
一方で、この賃上げの動きが、原材料費高騰に苦しむ中小企業へどこまで波及するのか、また来年以降も持続可能なのかという点に課題も感じています。
この状況から、企業には生産性向上を伴った持続的な賃上げ原資の確保が、そして社会全体としては価格転嫁への理解促進が一層求められると考えました。
貴社のような人材を大切にする企業においても、従業員の生活向上と企業の成長を両立させる戦略の重要性が増していると感じています。
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気になるニュースのES回答例:国際

私が最近関心を持った国際ニュースは、主要国間での生成AIの国際的なルール形成に向けた議論が加速していることです。
特に、〇〇(例:G7、OECDなど)において、AIの安全性、信頼性、著作権保護などに関する共通ガイドライン策定に向けた具体的な協議が活発に行われていると報じられました。
このニュースに関心を持った理由は、生成AIがビジネスや社会に革命的な変化をもたらす可能性と同時に、偽情報拡散や著作権侵害といったリスクも内包しており、その健全な発展のためには国際的な協調が不可欠だと考えるからです。
技術の進歩にルール整備が追いついていない現状に課題を感じています。
この動きから、国境を越えて影響を及ぼす先端技術については、各国が協力して倫理的・法的な枠組みを早期に構築することの重要性を学びました。
特にグローバルに事業を展開されている貴社のような企業にとっては、こうした国際的なルール動向を注視し、技術活用とコンプライアンスの両立を図る戦略が、今後の成長において極めて重要になると考えます。
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気になるニュースのES回答例:教育

私が最近関心を持った教育関連のニュースは、「GIGAスクール構想」で整備された1人1台端末の、次期更新に向けた課題が顕在化しているという報道です。
特に、自治体による財政負担の差や、端末の活用度における地域・学校間格差、教員のICTスキル向上の必要性などが指摘されています。
このニュースに関心を持った理由は、デジタル端末は今後の教育で不可欠なツールでありながら、その効果的な活用と持続可能な運用体制の構築が追いついていない現状に、教育の質の格差拡大への懸念を感じるからです。
せっかく整備されたインフラを最大限活かしきれていない点に問題意識を持ちました。
この状況から、単にハードウェアを更新するだけでなく、教員研修の充実、自治体間の連携強化、そして効果的なデジタル教材の開発・共有といったソフト面の支援策を、国が主導して強化する必要性を強く感じます。
未来の社会で活躍する人材を育成するためには、誰もが質の高いデジタル教育を受けられる環境の整備が不可欠だと考えます。
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気になるニュースのES回答例:政治

私が最近関心を持った政治ニュースは、通常国会で審議されている「〇〇法改正案」(例:経済安全保障強化、こども政策関連など、具体的な法案名を想定)の内容とその議論です。
特に、△△(法案の具体的な目的や内容の一部)に関して、与野党間で□□(議論のポイントや対立点)といった活発な議論が交わされている点に注目しました。
このニュースに関心を持った理由は、この法改正が、私たちの生活や将来の社会、あるいは日本の国際的な立場に〇〇(具体的な影響)を与える可能性がある重要なテーマだと考えるからです。
法律が作られる過程で、多様な意見がどのように反映され、最終的にどのような形で社会のルールが決定されるのか、そのプロセス自体に関心があります。
審議を通じて、立場の異なる意見にも耳を傾け、多角的に物事を捉えることの重要性を改めて認識しました。
また、どのような法律であっても、その実効性を高めるためには、国民への丁寧な説明と理解促進、そして施行後の効果検証が不可欠だと考えます。
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気になるニュースのES回答例:テクノロジー

私が最近最も関心を持ったテクノロジーニュースは、次世代通信規格「Beyond 5G」(あるいは「6G」)の標準化に向けた国際的な技術開発競争と協力の動きが本格化していることです。
特に、〇〇(国名や企業名)が△△(具体的な技術要素、例:超高速・低遅延化、AI統合、宇宙通信連携など)に関する新たな技術実証に成功したという報道に注目しました。
このニュースに関心を持った理由は、通信技術の進化が、自動運転、遠隔医療、スマートシティといった未来社会の基盤そのものであり、その技術標準をどの国や企業連合が主導するかが、今後の産業競争力や経済安全保障に極めて大きな影響を与えると考えたからです。
この状況から、単に技術的な優位性を競うだけでなく、国際的な標準化プロセスにおいて、オープンかつ協調的な姿勢で臨むことの重要性を学びました。
また、日本がこの分野でリーダーシップを発揮するためには、産学官が連携した長期的な研究開発投資と、それを支える人材育成が不可欠だと考えます。
貴社のような技術革新をリードする企業が、この次世代通信基盤の上でどのような新しい価値を創造されるのか、非常に期待しています。
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気になるニュースのES回答例:エンタメ

私が最近関心を持ったエンタメニュースは、動画配信サービス大手〇〇(企業名)が、オリジナル作品へのAI技術(例:脚本生成支援、多言語翻訳・吹替の自動化など)の試験導入を本格化させたという報道です。
クリエイティブな領域でのAI活用について、効率化への期待と、人間の創造性への影響について様々な議論が起きています。
このニュースに関心を持った理由は、テクノロジーがコンテンツ制作のプロセスそのものを変え、将来的にはエンターテインメントの楽しみ方や産業構造にも大きな変化をもたらす可能性があると感じたからです。
特に、AIが多言語対応を容易にすることで、日本の優れたコンテンツがよりスムーズに海外展開される機会が増える点に注目しています。
一方で、AIはあくまでツールであり、人の心を動かす物語や独創的なアイデアを生み出す人間の感性や創造性の価値は、今後より一層重要になると考えます。
AIとの協働によって、クリエイターがより本質的な創作活動に集中できる環境をどう作るかが、今後のエンタメ業界の課題であり、そこに新たなビジネスチャンスもあると感じています。
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業界別「気になるニュース」例文

次に業界別に気になるニュースの例文をご紹介します。是非参考にしてください。

1. メーカー業界(例:自動車メーカー)

最近、欧州における電動車(EV)の販売義務化と、それに伴うバッテリー技術競争の激化に関するニュースに注目しています。
特に、全固体電池の実用化に向けた〇〇(企業名)の取り組みには強い関心を抱きました。
私は大学で材料工学を専攻し、環境負荷低減と高性能化の両立に使命感を持っています。
このニュースは、自動車産業が直面する大きな転換点と、貴社が次世代技術でリードしようとする姿勢を示しており、私が培った知識と、持続可能な社会に貢献したいという価値観が合致すると感じました。
貴社の一員として、EVの普及を通じて社会に貢献したいという思いを強くしました。
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【ニュースの選び方】 技術革新、環境規制、新素材開発、海外市場の動向、サプライチェーンの変化、M&Aなど、製品開発や生産、事業戦略に直結するニュース。

2. 商社業界(例:総合商社)

最近、〇〇(国名)における大規模なインフラ開発プロジェクトと、それに複数国の企業が参画する国際協調のニュースに強い印象を受けました。
このプロジェクトは、資源調達から建設、運営まで多岐にわたり、各国の思惑が交錯する中で実現されたことに、複雑な国際情勢を調整し、新たな価値を創造する商社の役割の重要性を再認識しました。
私は大学時代、異文化交流サークルで多様な価値観を持つ人々と協働する経験を通じて、”つなぐ”ことの面白さを実感しました。
貴社が持つグローバルネットワークと事業推進力で、この種のスケールの大きなビジネスに携わり、世界の発展に貢献したいと考えています。
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【ニュースの選び方】 資源価格の変動、地政学リスク、新興国の経済成長、M&A、DX推進、ESG投資の動向など、グローバルなサプライチェーンや事業投資に関わるニュース。

3. サービス業界(例:ITサービス・コンサルティング)

最近、中小企業のDX推進を支援する国の新たな補助金制度の発表と、それによって地方経済の活性化が期待されるニュースに注目しました。
特に、デジタル化の遅れが指摘される中小企業が、IT技術を活用することで生産性向上や新たな顧客体験を創出する可能性に感銘を受けました。
私は大学で情報科学を学び、人々の生活を豊かにするテクノロジーの力に魅力を感じています。
このニュースは、私が持つITスキルと、社会の課題をITで解決したいという価値観が直結すると感じました。
貴社で、顧客のビジネス変革を支援し、社会全体のDX推進に貢献したいと強く思います。
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【ニュースの選び方】 DX推進、AI・データ活用、サイバーセキュリティ、消費者行動の変化、働き方改革、スタートアップの動向など、顧客体験やビジネスモデル変革に関わるニュース。

4. 公務員(例:地方公務員)

先日、〇〇市が推進する「地域包括ケアシステム」の成功事例に関するニュースを拝見し、感銘を受けました。
多世代が安心して暮らせる地域社会の実現に向け、医療・介護・住まい・生活支援が一体的に提供される仕組みは、まさに私が目指す「市民一人ひとりに寄り添う行政」の姿だと感じました。
私は大学で社会福祉を専攻し、地域住民の生活課題解決に強い関心があります。
このニュースは、住民目線で課題を抽出し、多機関と連携しながら解決策を実行する公務員の役割の重要性を示しています。
〇〇市の一員として、市民の声を直接聞き、より良い地域づくりに貢献したいと強く志望いたします。
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【ニュースの選び方】 地域経済活性化、少子高齢化対策、防災・減災、子育て支援、観光振興、環境問題、住民サービス向上など、地域住民の生活に密接に関わるニュース。

ESの質を劇的に向上させる「Before/After」添削事例

「気になるニュース」について書いたものの、「ただの感想文になってしまった」「ありきたりな内容で、他の学生に埋もれてしまいそう…」そんな不安はありませんか?

このセクションでは、そんな惜しいES(Before)が、採用担当者の目に留まり「会ってみたい」と思わせるES(After)へとどう劇的に変化するのかを、具体的な添削事例で徹底解説します。

具体例ポイント

【設定】

  • 志望業界: 物流業界
  • 気になるニュース: 物流の「2024年問題」
  • 文字数: 400字程度

Before

私が最近気になったニュースは、物流の「2024年問題」です。
これは、働き方改革関連法によってトラックドライバーの時間外労働に上限が設けられ、輸送能力が不足すると懸念されている問題です。
インターネット通販をよく利用するので、私たちの生活に欠かせない物流が滞ってしまうかもしれないと知り、大変なことだと思いました。
日本の物流を支えるためには、この問題への対応が急務だと感じています。
社会のインフラを担う貴社においても、この課題は重要だと思います。
私も社会を支える仕事に貢献したいです。(238文字)

【惜しいポイント】

  • ニュースの概要説明と「大変だと思った」という感想に終始している。
  • なぜこのニュースに関心を持ったのか、自分自身の視点が欠けている。
  • 企業が「何をどう解決しようとしているか」への言及がなく、志望動機との関連が薄い。
  • 「貢献したい」という意欲はあっても、具体的にどう貢献したいのかが見えない。

After

私が最も関心を持っているニュースは、物流の「2024年問題」がもたらす業界全体の構造変革の可能性です。
輸送力低下という危機的な側面だけでなく、この問題を機にデジタル技術を活用した業務効率化や、持続可能なサプライチェーンの再構築が加速すると考えています。
以前、ECサイトの倉庫でアルバイトをした際、配送の最終工程を担うドライバーの方々の負担の大きさを目の当たりにし、労働集約的な構造に課題を感じた経験から、このニュースを自分ごととして捉えています。
貴社が特に注力されているAIを活用した配送ルート最適化や共同輸送の推進は、この課題に対する本質的な解決策だと確信しています。
私も大学で学んだ統計学の知識を活かし、データに基づいた新たな物流ソリューションの企画に挑戦することで、日本の物流の未来を支え、人々の生活をより豊かにすることに貢献したいです。(385文字)

【改善のポイント】

  • Point 1. 独自の視点を提示: 単なる問題の紹介ではなく、「構造変革の可能性」というポジティブな視点で切り出し、他者と差別化。
  • Point 2. 具体的な原体験: アルバイト経験と結びつけることで、関心の高さと当事者意識を具体的に示した。
  • Point 3. 企業研究との接続: 企業の具体的な取り組み(AI活用、共同輸送)に言及し、深い企業理解と強い志望度をアピール。
  • Point 4. 入社後の貢献イメージ: 自身の学び(統計学)を活かして何がしたいか」を明確に述べ、入社後の活躍を期待させた。

就活の面接で「最近気になるニュース」を聞かれた時のNGポイント

せっかく「気になるニュース」について書いても、書き方によってはかえって評価を下げてしまうこともあります。

ここでは、そうした事態を避けるために、エントリーシート(ES)でよく見られるNG(不適切)な書き方のポイントをいくつか紹介します。

例えば、内容が浅すぎる、単なる感想になっている、構成が分かりにくい、選んだニュースが不適切(古すぎる・個人的すぎる等)といった点が挙げられます。

ご自身の書いた内容がこれらのNG例に当てはまっていないか、提出する前にもう一度、客観的な視点でよく確認しましょう。

宗教や思想のニュース

エントリーシートで取り上げるニュースとして、特定の宗教や思想信条、支持政党といった、個人の内面に深く関わるテーマは避けるのが原則です。

これは、採用選考における公平性の観点から重要です。

厚生労働省が定める「公正な採用選考の基本」においても、企業が応募者の適性や能力とは関係のない事項(思想信条や宗教、支持政党など)を把握しようとすることは、就職差別に繋がる恐れがあると明確に示されています。

たとえあなた自身に深い考えがあってそのニュースを選んだとしても、企業側があなたの特定の信条を知ることで、それが意識的・無意識的にかかわらず選考プロセスに影響を与え、結果として「適性・能力以外の部分」で採用が見送られてしまうリスクがあります。

誤解や偏見を避けるためにも、個人的な信条に直結する話題は選択しない方が賢明です。

芸能人のゴシップ

就活生の中には、芸能人のニュース、特に熱愛報道や不祥事といったゴシップに関心がある方もいるかもしれません。

しかし、エントリーシートや面接で「気になるニュース」としてこれらの話題を選ぶことは、原則として避けるべきです。

その理由は、多くの場合、個人的な興味の範囲を出ず、ビジネスで求められる社会への関心、分析力、自身の価値観などをアピールすることに繋がりにくいためです。

場合によっては、「TPOをわきまえない」「仕事への関心が薄い」といったマイナスな印象を与えかねません。

特に、他者のプライベートやスキャンダルに言及することは、公の場である選考においては不適切とされます。

もし、どうしても芸能関連の話題を取り上げたいのであれば、その人物の仕事における功績、社会的な活動、革新的な取り組みなどに焦点を当て、なぜそれが重要だと考えるのか、そこから何を学んだのかを深く考察する必要があります。

さらに、「その学びを自身の〇〇(強みや目標)にどう活かせるか」まで具体的に結びつけられる場合に限り、検討の余地があるでしょう。

気になるニュースで企業に印象を残そう

今回は、エントリーシート(ES)で頻出の「気になるニュース」という設問について、企業が質問する意図から、具体的な書き方の構成、ニュース選びのポイント、さらには避けるべきNG例まで、幅広く解説してきました。

この質問は、単にあなたの情報収集能力を測るだけでなく、社会への関心度、価値観、物事を多角的に捉える思考力、そしてあなた自身の「人となり」を伝えるための重要な機会です。

成功の鍵は、適切なニュースを選び(時期・内容・企業との関連性)、PREP法などを参考に論理的な構成で、「なぜ関心を持ったか」という自分ならではの理由を明確にし、表面的な感想に留まらない独自の意見・考察を述べること。

そして可能であれば、企業への貢献意欲や自身の将来像に繋げることです。

本記事で紹介したポイントや例文、NG例を参考に、ぜひあなた自身の視点が光る、説得力のある回答を作成してください。

しっかりと準備し、自信を持って臨めば、この設問を通じてあなたの魅力を効果的にアピールし、選考を有利に進めることができるはずです。

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