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ES・エントリーシートで「最近気になったニュース」を聞かれたら?
ESのニュース欄では、①ニュースを特定する → ②概要を短く説明する → ③なぜ気になったかを書く → ④自分の考えを述べるの順でまとめると伝わりやすくなります。
最も大切なのは、ニュースの説明よりも「なぜ自分が注目したのか」「そのニュースから何を考えたのか」を自分の言葉で示すことです。
企業によっては、エントリーシートで「最近気になったニュース」「最近興味を持ったニュース」「最近関心を持ったニュース」などを聞くことがあります。
質問の表現は違っても、ニュースの要約だけで終わらず、自分との接点と考察まで伝えることが基本です。
普段ニュースをあまり読まない人でも、先に選び方と書き方の型を決めておけば、ESに使える話題を探しやすくなります。
志望業界に直結するニュースでなくても、自分の学び・経験・価値観と自然に結びつけられるなら回答候補になります。
- ESの「気になるニュース」で企業が見ていること
- エントリーシートのニュース欄に向く話題の選び方
- ニュース欄を4ステップで書く方法とテンプレート
- 200字・300字・400字の文字数別の配分
- ジャンル別の例文10選とNG例
- 面接で深掘りされたときの答え方
エントリーシートのニュース欄の書き方|4ステップ
GSCでも「エントリーシート ニュース欄 書き方」の検索意図が強いため、まずニュース欄をそのまま作れる形で整理します。
ESでは、ニュース → 概要 → 気になった理由 → 自分の意見の4ステップを基本にすると、ニュース紹介だけで終わりにくくなります。
- ニュース:何のニュースが気になったのか
- 概要:どのような出来事なのかを短く説明
- 理由:なぜ自分がそのニュースに注目したのか
- 意見:ニュースから何を考えたのか
私が最近気になったニュースは【ニュースの内容】です。
これは【ニュースの概要を1〜2文】というものです。
【自分の経験・学び・関心】と関係しているため、特に注目しました。
私はこのニュースから【自分の意見・課題意識・今後注目したいこと】と考えています。
STEP1.最初の一文で「どのニュースか」を具体的に示す
冒頭では「経済のニュースです」のように広く書かず、何についてのニュースなのかが分かる言葉を入れます。
読み手が最初の一文でテーマを把握できると、その後の理由や考察を理解しやすくなります。
記事タイトルを完全に書き写す必要はありませんが、出来事やテーマが特定できる程度には具体化しましょう。
結論を先に置き、背景説明から始めないことが、限られたESの文字数を有効に使うポイントです。
テーマ名を簡潔に置くことで、その後の文章もぶれにくくなります。
STEP2.ニュースの概要は1〜2文で短く説明する
次に、そのニュースを知らない採用担当者でも内容を理解できるよう、最低限の事実を説明します。
誰が、何を、どのように変えたのかなど、後の考察に必要な情報へ絞りましょう。
ニュースを詳しく知っていることを見せようとして、背景や数字を大量に書く必要はありません。
ESの大半をニュースの要約に使わず、「なぜ気になったか」と「自分の考え」の文字数を残すことが重要です。
数字を入れる場合も、自分の考察に必要なものだけを選ぶと読みやすくなります。
STEP3.なぜ気になったのかを自分の経験・学びと結びつける
ここは「気になるニュース」の回答で特に差が出やすい部分です。
「社会的に重要だと思ったから」だけでは、多くの学生に当てはまる理由になってしまいます。
ゼミ、研究、アルバイト、部活、留学、日常生活、志望業界への関心など、自分がそのニュースへ反応した背景を一つ入れましょう。
ニュースと自分の原体験がつながると、「なぜあなたがそのニュースを選んだのか」が伝わりやすくなります。
この部分が具体的であるほど、他の学生と同じニュースでも回答に違いが出ます。
STEP4.自分の意見・考察・今後注目したい点を書く
最後は「興味深いと思いました」「大変だと思いました」で終わらせず、自分が考えたことを一段深く書きます。
メリットと課題の両方を見る、別の立場から考える、今後起こりそうな変化を考えるなどの方法があります。
答えが決まっていないテーマなら、無理に断定する必要はありません。
「今後は〇〇の点に注目したい」と締めても、考える視点が明確なら十分に自分の意見として成立します。
根拠となる事実と自分の意見を分けて書くと、文章の信頼性も高まります。
200字・300字・400字では「理由・意見」に多くの文字数を使う
| 文字数 | ニュース・概要 | 気になった理由 | 意見・考察 |
|---|---|---|---|
| 200字 | 約40〜50字 | 約70〜80字 | 約70〜80字 |
| 300字 | 約50〜70字 | 約100〜120字 | 約100字 |
| 400字 | 約60〜80字 | 約140〜160字 | 約140〜160字 |
配分はあくまで目安ですが、ニュースの説明が半分以上を占めると、自分の考えを伝える余地が減ります。
文字数が短いほど「概要を削り、自分との接点と考察を残す」ことを意識しましょう。
指定文字数に合わせて、まず概要から削るのが調整しやすい方法です。
【例文10選】ES・エントリーシートの「最近気になったニュース」回答例
以下はニュース回答の構成を理解するための例文です。
ニュースは鮮度が変わるため、そのまま提出せず、実際に自分が読んだ最新の報道と事実へ置き換えてください。
例文では「ニュース → 理由 → 自分の考え」が見える構成を重視しています。
例文1|生成AIの企業活用・働き方
ポイント:流行しているからではなく、自分がAIを使った経験を関心理由につなげています。
例文2|賃金・物価と消費行動
ポイント:経済ニュースをアルバイトでの実感と結びつけ、生活者と企業の両方から考えています。
例文3|物流の人手不足と効率化
ポイント:物流問題を自分の経験から「自分ごと」にし、解決の方向性まで考えています。
例文4|サイバーセキュリティ
ポイント:専攻・授業との接点を示し、技術だけでなく利用者側の行動にも視点を広げています。
例文5|防災・地域の備え
ポイント:社会的なテーマでも、自分の生活経験を入口にすることで関心理由を具体化できます。
例文6|教育のデジタル化
ポイント:ニュースの賛否ではなく、「導入後にどう活用するか」という自分の着眼点を示しています。
例文7|再生可能エネルギー・脱炭素
ポイント:一面的な賛成・反対ではなく、複数の条件からニュースを考察する例です。
例文8|観光・インバウンドと地域課題
ポイント:ニュースのメリットと課題の両面を示し、自分の体験から意見へつなげています。
例文9|少子高齢化と地域サービス
ポイント:家族との接点を理由にしつつ、感情だけでなくサービスの持続性まで考えています。
例文10|コンテンツ制作とAI
ポイント:テクノロジーとエンタメを組み合わせ、効率化と権利保護の両面から考えています。
「最近興味を持ったニュース」「最近関心を持った事柄」と聞かれた場合
「気になるニュース」と「最近興味を持ったニュース」は基本の答え方は同じですが、設問の言葉によって強調する部分を少し変えると回答しやすくなります。
「興味を持った」なら関心のきっかけを厚くし、「関心を持った事柄」ならニュース以外も対象になるか設問全体を確認しましょう。
「最近興味を持ったニュース」は、興味を持った理由を少し厚くする
「気になるニュース」と基本の書き方は同じですが、「興味を持った」と聞かれているため、理由の部分をより具体的にします。
ニュースの内容より、「以前から何に関心があったのか」「どんな経験からその話題へ目が向いたのか」を丁寧に書くと回答しやすくなります。
一時的に話題だから選んだのではなく、自分の関心の流れが見えると説得力が出ます。
テーマの大きさより、関心を持った背景を自分の言葉で説明できることを優先してください。
「最近関心を持った事柄」は、ニュース以外も回答対象か設問を確認する
「ニュース」ではなく「事柄」と書かれている場合は、技術、サービス、業界動向、社会の変化などまで含められるケースがあります。
ただし、設問の前後で時事問題への関心を確認している場合は、客観的な報道がある出来事を軸にしたほうが安全です。
「最近関心を持ったこと」が自由テーマなのか、時事ニュースを求めているのかを読み分けましょう。
設問の言葉を広く解釈しすぎず、企業が何を知りたい質問なのかを先に確認することが大切です。
ESと面接で同じニュースを使う場合は「その後」を確認する
ESに書いたニュースを面接でも使うこと自体は問題ありません。
ただし、提出から面接までに新しい報道、数値、制度変更などが出ている場合があります。
面接で「その後どうなりましたか」と聞かれたときに、提出時の情報だけで止まっていると準備不足に見える可能性があります。
面接前日にニュースを読み直し、最新状況と自分の考えに変化がないか確認するところまでを回答準備に含めましょう。
考えが変わった場合は、変化した理由まで説明できれば問題ありません。
ESの「気になるニュース」は何を選ぶ?4つの基準
ニュース選びでは、知名度の高さよりも「自分がなぜ気になったのか」と「自分の意見を持てるか」を優先するのが基本です。
自分の経験・志望業界との接点、ニュースの新しさ、意見の持ちやすさの4点で候補を絞りましょう。
1.自分の経験・学びとつながるニュースを選ぶ
最も回答を作りやすいのは、自分が実際に経験したことや学んでいることと接点があるニュースです。
物流倉庫でアルバイトをしているなら物流の人手不足や効率化、情報系の研究をしているなら生成AIやサイバーセキュリティなどが候補になります。
自分との接点があると、「なぜこのニュースなのか」を具体的に説明できます。
珍しいニュースを選ぶより、自分だからこそ関心を持った理由を話せるニュースを優先しましょう。
関心理由が自然であるほど、面接でも一貫して説明しやすくなります。
2.志望業界との接点があるニュースを選ぶ
志望業界に関するニュースは、業界研究とニュース回答を同時に準備できる点がメリットです。
メーカーなら新技術やサプライチェーン、金融なら金利や決済、ITならAI・クラウド・セキュリティなどから探せます。
ただし、「志望業界だから選びました」だけでは関心理由として弱くなります。
業界に関係する話題を選ぶ場合も、そのニュースのどこに注目し、自分は何を考えたのかまで準備してください。
企業研究で見つけた課題と結びつける場合も、まず自分の関心理由を軸にしてください。
3.「最近」と説明でき、提出時点で最新情報を確認できるニュースを選ぶ
「最近」に何か月以内という共通の決まりがあるわけではありません。
ただし、数年前に終わった出来事より、現在も続報があるテーマや直近で新しい動きがあったニュースのほうが設問意図に合いやすくなります。
数か月前に始まったテーマでも、その後の変化を追っているなら候補になります。
日付だけで判断せず、「なぜ今このニュースが気になっているのか」を説明できるかで選びましょう。
提出直前に続報が出ていないかを確認する習慣も、ニュース回答では欠かせません。
4.自分の意見を持てるニュースを選ぶ
知名度が高くても、自分が概要を説明するだけで終わるニュースはESでは使いにくい場合があります。
「どの部分に注目したか」「メリットと課題をどう考えるか」「今後どこを見たいか」といった自分の視点を出せるテーマを選びましょう。
必ずしも専門家のような結論を出す必要はありません。
分からない点を認識しながら、自分なりの根拠を持って考えられるニュースであれば十分に回答を作れます。
・30秒程度でニュースの内容を説明できる
・「なぜ気になった?」に自分の経験や関心を使って答えられる
・自分なりの意見、疑問、今後の見方を話せる
・提出前に信頼できる情報源で最新状況を確認できる
企業がESで「気になるニュース」を聞く3つの理由
企業が知りたいのは、ニュースをどれだけ暗記しているかではなく、どの情報へ関心を持ち、どのように理解し、自分の考えへつなげているかです。
情報収集の姿勢・関心の方向・考えを整理して伝える力の3点が見られやすいと考えて回答を組み立てましょう。
社会や業界の変化へ関心を持っているかを確認するため
企業は、学生が毎日のニュースをどれだけ暗記しているかだけを見ているわけではありません。
仕事では、技術・市場・顧客・制度など周囲の環境が変化するため、社会や業界の動きへ関心を持つ姿勢が求められます。
そのため「どのニュースを選んだか」から、普段どこへアンテナを張っているかが伝わります。
ニュースの知名度より、自分から情報を取りに行き、内容を理解しようとしている姿勢を示せることが重要です。
継続的に情報を追っていることも、回答の説得力につながります。
どのようなテーマに興味を持つ人なのかを知るため
同じ日に多くのニュースが報じられていても、どの話題へ関心を持つかは人によって異なります。
新技術を選ぶ人もいれば、地域課題、教育、働き方、環境問題などへ注目する人もいます。
企業は選んだテーマと「なぜ気になったのか」という理由から、学生の興味・価値観・問題意識を知ろうとします。
だからこそ、「話題になっているから選んだ」だけではなく、自分との接点を説明することが大切です。
選んだテーマ自体が、自分らしさを伝える材料にもなります。
事実を整理し、自分の考えを分かりやすく伝えられるかを見るため
「気になるニュース」は、事実と自分の意見を分けて話せるかも見られやすい質問です。
ニュースの内容を長く説明するだけでは、自分がどう考える人なのかは伝わりません。
一方で、自分の感想だけを書き、前提となるニュースの説明がなければ読み手は内容を理解しにくくなります。
事実を短く整理したうえで、自分が注目した理由と考察を続けることで、情報整理力と思考力の両方を示しやすくなります。
読み手が追いやすい順序で整理することも、伝える力の一部です。
「気になるニュース」のES|Before・Afterで書き方を比較
同じニュースでも、要約と感想だけで終わる文章と、自分の経験・理由・考察まで入った文章では伝わり方が大きく変わります。
ニュース自体を変えるより、「なぜ自分が選んだか」「何を考えたか」を加えることが改善の基本です。
Before|ニュースの要約と感想だけで終わる例
まずは、ニュースの説明と「大変だと思った」という感想が中心になっている例です。
テーマ自体は悪くありませんが、なぜ自分が選んだのかという理由と、自分ならではの視点がほとんど見えません。
「ニュースの説明+感想」だけでは、採用担当者が知りたい本人の考え方まで伝わりにくい点が弱点です。
After|関心理由と自分の考えを加えた例
改善する際は、ニュースを別の話題へ変える必要はありません。
自分が関心を持った原体験と、ニュースを読んで考えたことを加えるだけでも回答の具体性は上がります。
「なぜ自分が選んだか」と「何を考えたか」を増やすことが、ニュース回答を改善する基本です。
ESの「気になるニュース」で避けたいNG例4つ
ニュースの選び方が悪くなくても、書き方によってはニュース紹介や単なる感想で終わってしまいます。
概要を書きすぎる、感想だけで終える、志望動機へ無理につなげる、刺激の強い話題を理由なく選ぶといった失敗を避けましょう。
NG1.ニュースの説明だけで文字数を使い切る
ニュースの背景や数字を詳しく書いても、自分の考えがなければニュース記事の要約になってしまいます。
採用担当者が知りたいのは、そのニュースを読んだ学生が何に注目し、どのように考えたかです。
200〜400字程度のESでは、概要は読み手が理解できる最低限へ絞りましょう。
「概要より理由と考察に文字数を使う」と覚えておくと、ニュース紹介だけで終わるのを防げます。
要約を削っても意味が伝わるかを読み直し、残った文字数を自分の考察へ回しましょう。
NG2.「すごい」「大変だと思った」など感想だけで終わる
「AIの進歩はすごいと思った」「物価上昇は大変だと感じた」だけでは、考察としては浅く見えやすくなります。
なぜそう感じたのか、誰にどのような影響があるのか、自分なら何に注目するのかを一つ足しましょう。
賛成・反対を強く断定する必要はありません。
感想の次に「なぜ?」「どんな影響?」「今後どうなる?」のどれかを考えるだけでも、自分の視点を作りやすくなります。
感情そのものではなく、その感情が生まれた理由まで言葉にすると考察へつながります。
NG3.志望企業へ無理につなげてニュース回答が志望動機になる
志望業界と関連するニュースを選ぶのは有効ですが、毎回「だから貴社で働きたい」と締める必要はありません。
ニュースと企業の事業内容が自然につながる場合だけ、最後に一文加えれば十分です。
無理に企業へ寄せると、本当にニュースへ関心を持ったのか分かりにくくなることがあります。
まずは「自分がなぜ気になったか」「何を考えたか」を完成させ、企業との接点は必要な場合だけ加える順番にしましょう。
企業との接点を書く場合も、ニュース回答の主役はあくまで自分の関心と考察です。
NG4.思想信条やゴシップを、刺激の強さだけで選ぶ
政治や宗教に関するニュースを扱うこと自体が一律に禁止されているわけではありません。
ただし、採用選考では宗教・支持政党・思想など本人の適性や能力と関係のない事項を把握することへの配慮が求められます。
扱う場合は特定の人物や立場への支持・批判ではなく、政策や社会への影響など客観的な論点を中心にしましょう。
芸能人の私生活やスキャンダルも、自分の思考力や社会への関心を示しにくい場合は避けるのが無難です。
面接で「最近気になるニュース」を深掘りされたときの対策
ESに書いたニュースは、面接で「なぜ選んだのか」「反対の立場ではどう考えるか」などと深掘りされる可能性があります。
ES提出後も続報を確認し、30〜60秒の回答と追加質問用の背景知識を分けて準備しておきましょう。
「なぜそのニュース?」には、自分の経験や問題意識から答える
面接では、ニュースの内容より「なぜその話題を選んだのか」を詳しく聞かれることがあります。
「有名だから」「業界に関係するから」だけではなく、授業、アルバイト、研究、生活の中で感じたことなどを一つ準備しておきましょう。
ESで書いた関心理由と面接で話す理由が大きく変わると、一貫性が弱くなります。
ESに書き切れなかった原体験を1つ用意しておくと、深掘りされた際に自分らしい回答を広げやすくなります。
短いESでは省いた背景を、面接用に一段深く整理しておくと安心です。
「反対の立場ではどう考える?」に備えて別の視点も持っておく
面接官から、自分と反対の見方やデメリットを聞かれる場合があります。
たとえば生成AIなら効率化だけでなく情報管理や権利、観光なら経済効果だけでなく混雑や住民負担なども考えておきます。
質問に合わせて意見を変える必要はありませんが、別の立場も理解したうえで自分の考えを話せると説得力が高まります。
「メリット・課題・別の立場」の3方向を整理しておくと、想定外の質問にも対応しやすくなります。
自分と違う立場を理解することは、意見を弱めるのではなく考察を深めます。
30〜60秒で答え、追加質問に備えて詳しい情報を持つ
面接の最初の回答で、記事の背景を数分かけて説明する必要はありません。
「ニュース→概要→理由→意見」を30〜60秒程度で話し、その後の質問で詳しく説明できるようにしておきましょう。
ニュースの元記事や関連報道は一度読み直し、事実と自分の意見を分けておくことも重要です。
短い回答と、深掘り用の知識を別々に準備すると、簡潔さと理解度の両方を示しやすくなります。
最初から全て説明せず、質問に応じて情報を足す意識を持ちましょう。
ESに使う「気になるニュース」が見つからないときの探し方
ニュースを上から眺めて探すより、自分の経験・専攻・志望業界から先にキーワードを決めると候補を絞りやすくなります。
自分との接点がある2〜3テーマを数日追い、複数の情報源で事実を確認してから回答へ使うのがおすすめです。
志望業界・自分の経験・日常生活の3方向からキーワードを決める
ニュースサイトを開いて上から眺めるだけでは、話題が多すぎて決められないことがあります。
まず「志望業界」「自分の経験や専攻」「日常で感じた変化」の3方向からキーワードを1〜2個ずつ決めましょう。
例えばIT志望で塾講師経験があるなら「生成AI」「教育DX」「個人情報」などに絞れます。
先に自分との接点を決めてからニュースを探すと、後で関心理由を書きやすくなります。
検索する言葉が決まれば、毎日の情報収集にかかる時間も短くできます。
同じテーマの記事を複数読み、事実と論点を分けて整理する
一つの記事だけで回答を完成させると、その記事の言い回しや意見をそのまま使ってしまいやすくなります。
同じテーマについて複数の報道や企業の公式発表を確認し、「共通する事実」と「論点や見方」を分けましょう。
そのうえで、自分が最も気になった点を一つ選びます。
情報源の意見をコピーするのではなく、確認した事実をもとに自分の考えを作ることがESの回答では大切です。
元情報や企業の公式発表も確認すると、事実関係をより正確に把握できます。
ニュースを1本だけでなく2〜3テーマ追っておく
提出直前に初めてニュースを一つ選ぶと、理由や考察が浅くなりやすくなります。
志望業界、社会課題、テクノロジーなどから2〜3テーマを決め、数日から数週間だけでも続報を追ってみましょう。
変化を追うと「最初はこう考えたが、追加情報を見て考えが変わった」という深い回答も作れます。
ニュースを点ではなく流れで見る習慣があると、面接で「その後は?」と聞かれても答えやすくなります。
第一候補が古くなった場合も、別テーマへ切り替えやすくなる点もメリットです。
ESの「気になるニュース」に関するよくある質問
最後に、ニュースの新しさ、志望企業との関係、要約の長さ、例文の使い方など、ESで迷いやすいポイントを整理します。
企業からテーマや情報源を指定されている場合は、その指示を最優先にしてください。
Q. 志望企業と関係ないニュースでもいいですか?
企業から「当社の業界に関するニュース」と指定されていなければ、必ずしも志望企業へ直接関係する話題である必要はありません。
自分の経験や学びと結びつき、なぜ気になったのかを具体的に説明できるニュースなら十分に候補になります。
ただし、志望業界と関連するテーマを選べる場合は業界研究との一貫性を示しやすくなります。
「企業に関係するか」だけでなく、「自分の関心理由と意見を説明できるか」を基準に選びましょう。
業界との関連性と、自分らしい理由のどちらもあるテーマならより使いやすくなります。
Q. 最近のニュースは何か月以内を選べばいいですか?
「最近」に何か月以内という共通のルールはありません。
提出直前の出来事だけを選ぶ必要もありませんが、何年も前に終わった話題より、現在も動きがあるテーマのほうが説明しやすいでしょう。
数か月前の出来事でも、新しい動きや続報を追っていれば十分に候補になります。
時期より「なぜ今注目しているのか」と最新状況を説明できることを優先してください。
提出時点で古さを感じる場合は、同じテーマの最新報道を確認し、現在の動きまで含めて答えましょう。
Q. ニュースを普段見ていない場合はどうすればいいですか?
いきなり毎日すべてのニュースを見る必要はありません。
まず志望業界、自分の専攻、アルバイト、生活で気になるテーマから2〜3個のキーワードを決めましょう。
そのキーワードに関するニュースだけを数日追い、分からない用語を調べるだけでも回答の材料は増えます。
広く浅く見るより、自分と接点があるテーマを少数追うほうが、ESで使える自分の考えを作りやすくなります。
最初は毎日10分程度でもよいので、同じテーマを続けて見ることから始めてください。
Q. ニュースの要約はどれくらい書けばいいですか?
読み手がニュースの前提を理解できる程度で十分です。
200〜400字程度の設問なら、概要だけで半分以上使うのは避けましょう。
誰が何をしたか、自分の考察に必要な変化は何かを1〜2文で説明し、その後は関心理由と意見へ移ります。
採用担当者が知りたいのはニュースそのものより、そのニュースを通じて見えるあなたの考え方です。
目安としては1〜2文に収め、専門用語が必要な場合だけ短い説明を加えましょう。
要約を読んだだけでニュースの前提が分かれば、それ以上の説明は削れる可能性があります。
Q. 例文をそのまま使ってもいいですか?
そのまま使うのはおすすめできません。
ニュースは日々更新され、同じテーマでも関心を持った理由や経験は人によって異なります。
例文のテーマや事実をコピーすると、面接で深掘りされた際に自分の言葉で説明できなくなる可能性があります。
例文は「ニュース→概要→理由→意見」という構成だけを参考にし、自分が実際に読んだニュースと考えへ置き換えるようにしましょう。
自分が実際に読んでいないニュースを使うと、面接での追加質問にも対応しにくくなります。
Q. 面接用のニュースは何個準備すればいいですか?
まずは自分が内容を理解し、理由と意見まで話せるニュースを1〜2件準備すると対応しやすくなります。
数を増やすより、一つのテーマについて関連する情報や反対の見方まで確認するほうが深掘りに強くなります。
同じニュースをESと面接で使う場合は、面接直前に続報を確認してください。
「1分で説明できる回答」と「追加質問へ答えるための背景知識」の両方を準備しておくのがおすすめです。
志望業界に近いものと、自分の関心が強いものを1件ずつ持つ方法もおすすめです。
まとめ|ESのニュース欄は「なぜ気になったか」と自分の考えを中心に書こう
ES・エントリーシートの「気になるニュース」は、ニュースの知識量だけを見せる設問ではありません。
ニュース → 概要 → 気になった理由 → 自分の意見の4ステップで整理すると、ニュース紹介だけで終わりにくくなります。
特に、自分の経験・学び・価値観との接点を入れ、「なぜ自分がそのニュースを選んだのか」を伝えることが重要です。
志望業界のニュースを選ぶ場合も、業界に関係していること自体ではなく、どこに注目し、何を考えたのかまで書きましょう。
例文は構成の参考として使い、提出前には必ずニュースの最新情報と事実関係を確認してください。