明治大学院卒業後、就活メディア運営｜自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
・エントリーシートで自己PRを書く方法がわかる
・自己PRでアピールできる力
・自己PR作成時のポイント
・自己PRの書き方がわからない人
・企業の選考を突破したい人
・エントリーシートが何かわからない人
目次［目次を全て表示する］
ESで効果的な自己PRを書こう！
就職活動において、エントリーシート（ES）の自己PRはあなたの個性と能力を企業に伝える非常に重要な項目です。
採用担当者は自己PRを通して、あなたが企業に貢献できる人材かどうかを見極めています。
この記事では、採用担当者が自己PRで何を見ているのか、そしてあなたの魅力を最大限に引き出す自己PRの書き方と効果的なアピール方法を徹底解説します。
企業はESの自己PRでどこを評価しているのか？評価ポイント3選
採用担当者は、ESの自己PRからあなたの潜在能力や企業とのマッチ度を評価します。
特に以下の3つのポイントを重視しています。
参考にしてみてください。
1. 企業の求める長所や強みがあるか
企業は自社の求める人物像に合致する強みを持った学生を求めています。
単に「自分の強み」を羅列するだけでなく、企業の事業内容や社風、募集職種で求められるスキルや特性を理解し、それに合致するあなたの強みをアピールすることが重要です。
2. 性格や人柄、価値観が企業にマッチしているのか
自己PRからは、あなたの思考パターンや行動特性、価値観といった人柄がにじみ出ます。
あなたのエピソードを通じて、企業文化やチームに溶け込める協調性や、困難に立ち向かう主体性など、入社後の活躍を具体的にイメージさせることが大切です。
3. 文章力や思考力を評価している
自己PRは、あなたの文章力や論理的思考力を測る指標でもあります。
限られた文字数の中で、あなたの強みとそれを裏付けるエピソードを分かりやすく、説得力を持って伝える能力が求められます。
誤字脱字がないか、一文が長すぎないかなど、基本的な文章作成能力も評価の対象です。
ESで高評価につながる自己PRの構成の書き方：4つのステップ
採用担当者の心に響く自己PRには、明確な構成があります。
以下の4つのステップで、論理的で伝わりやすい自己PRを作成しましょう。
自己PRの書き方 ステップ1：「結論」で強みを表現する
自己PRの冒頭では、あなたの最もアピールしたい強みを簡潔かつ具体的に述べましょう。
キャッチコピーのように印象的なフレーズを用いると、採用担当者の興味を引くことができます。
例：「私の強みは、状況を瞬時に把握し、最適な解決策を導き出す状況把握力です。」
自己PRの書き方 ステップ2：強みを身につけた背景を伝える
その強みをどのように身につけたのか、具体的なエピソードの背景を説明します。
どのような状況で、何に課題を感じ、その強みを発揮しようと思ったのかを伝えましょう。
自己PRの書き方 ステップ3：事実ベースの根拠を書く
強みを発揮した具体的な行動と、その結果として得られた成果を数字や客観的な事実を交えて具体的に記述します。
プロセスを詳しく説明することで、あなたの強みに説得力が生まれます。
例：「この状況把握力を活かし、〇〇のアルバイトではお客様のニーズを先読みし、クレーム件数を〇％削減しました。」
自己PRの書き方 ステップ4：入社後の貢献を伝える
最後に、その強みを活かして入社後にどのように貢献したいかを具体的に述べます。
企業の求める人物像と結びつけ、入社後の活躍がイメージできるようにアピールしましょう。
ESで効果的な自己PRを書く際に意識するべきポイント
単に構成通りに書くだけでなく、以下のポイントを意識することで、より採用担当者に響く自己PRになります。
これらのポイントを意識しながら自己PRを作成してみましょう。
一貫性のある自己PRをかく
記述する強みと、それを裏付けるエピソードが矛盾していないか、一貫性があるかを確認しましょう。
異なる強みやエピソードを羅列するのではなく、一つの強みに焦点を当て、深く掘り下げることが重要です。
第三者の意見を聞く、第三者に見てもらう
書き上げた自己PRは、友人やキャリアセンターの職員など、第三者に読んでもらいましょう。
客観的な視点からフィードバックをもらうことで、自分では気づかなかった改善点が見つかることがあります。
誤字脱字など最終チェックをしてもらうのもありです。
周りと差をつける！魅力的な自己PRのコツ
数多くのESの中で、採用担当者の目に留まる自己PRを作成するためには、いくつかの工夫が必要です。
上記のようなポイントだけでなくこれらのコツも盛り込み目に留まるようなエントリーシートを作成しましょう。
企業文化と自分の強みをシンクロさせる
応募する企業の企業理念、事業内容、求める人物像、社風などを事前に徹底的にリサーチしましょう。
そして、あなたの強みがその企業でどのように活かせるのか、具体的に結びつけて記述することで、企業への理解度と志望度の高さを示すことができます。
「よくある強み」をあなたの唯一無二の物語に昇華させる
「協調性」「真面目さ」など、多くの学生がアピールする強みは、それだけでは埋もれてしまいがちです。
もしこれらの強みをアピールするのであれば、具体的なエピソードで他の学生との違いを明確にする、あるいは「プラスアルファの気配りができる」「一人も取り残さない組織を作れる」といったように、より具体的な表現に落とし込むことで差別化を図れます。
記憶に残るキャッチーなフレーズを添える
自己PRの冒頭に、あなたの強みを端的に表すキャッチコピーを入れることで、採用担当者の興味を引きやすくなります。
例：「私の強みは、チームを勝利に導く推進力です。」
客観的な裏付けと成果を数値で示す
エピソードに、第三者からの評価や具体的な数字を盛り込むことで、あなたの強みに客観性と説得力が増します。
例：「リーダーとして〇人のチームをまとめ、プロジェクトを〇ヶ月で成功させ、〇〇の成果を達成しました。
よくある疑問を解消！自己PRにまつわるQ&A
このフェーズではエントリーシート（ES）で効果的な自己PRを書く方法、書き方にまつわるQ &Aを解説します。
是非参考にしていってください。
ESと履歴書の両方で自己PRを求められる場合、基本的には同じ内容で問題ありません。
ただし、履歴書の自己PR欄はESよりも文字数が少ないことが多いため、要約力が求められます。
ESで詳しく記述した内容を、履歴書では簡潔にまとめる意識が必要です。
「自己PRに書けることがない」「自分の強みがわからない」と悩む方もいるかもしれません。
そんな時は、以下の方法を試してみましょう。
- 過去の経験を振り返る: アルバイト、部活動、サークル活動、ボランティア、学業など、これまでの経験を棚卸しし、そこであなたがどのような役割を担い、どのような課題にどう向き合い、どんな成果を出したのかを具体的に思い出してみましょう。
- 友人や家族に尋ねる: 親しい人に、あなたの長所や「すごい」と思う点を尋ねてみましょう。自分では気づかなかった強みを発見できることがあります。
- 強み診断ツールを活用する: Web上には、簡単な質問に答えるだけであなたの強みを診断してくれるツールが多数存在します。客観的な視点から自分の強みを知るきっかけになります。ChatGPTなどのAIツールを活用する: 自分の経験を箇条書きで入力し、AIに自己PRの構成や表現の提案を求めることも有効です。ただし、あくまで参考として活用し、必ず自分の言葉で修正・加筆することを忘れずに。
基本的に指定の文字数をオーバーするのは避けましょう。
文字数制限は、あなたの要約力や指示に従う能力を測る意図もあります。
多少のオーバーは許容される場合もありますが、大幅なオーバーはマイナス評価につながる可能性があります。
文字数が埋まらない場合でも、空白のまま提出するのは避けましょう。
熱意がないと判断される可能性があります。
エピソードをより具体的に記述する、強みに関連する別のエピソードを追加するなどして、できる限り文字数を埋める努力をしましょう。
ESの自己PRでは、最もアピールしたい強みを一つに絞って深掘りするのが効果的です。
複数の強みを羅列するよりも、一つの強みを裏付ける具体的なエピソードと、それが企業でどう活かせるかを明確に伝える方が、採用担当者には響きやすいです。
自己PRはあなたの「強み」をアピールするもので、ガクチカ（学生時代に力を入れたこと）はあなたの「経験」を通じて得た学びや成果を伝えるものです。
もちろん、ガクチカのエピソードの中に自己PRに繋がる強みを発揮した場面があれば、関連付けて話すことも可能です。
ESで効果的な自己PRを書いて選考を突破しよう！
エントリーシートの自己PRは、あなたの個性を企業に効果的に伝えるための重要なチャンスです。
採用担当者が求めるポイントを理解し、論理的で説得力のある文章を作成することで、書類選考突破の確率は大きく上がります。
この記事で紹介した構成やポイントを参考に、あなたの魅力を最大限に引き出す自己PRを作成し、志望企業の内定を勝ち取りましょう！
この記事を読んだ人におすすめの記事
この記事を読んでエントリーシートができた人はこの記事で紹介している添削ツールで添削をしてみてください！
この記事では皆さんに必ずあるような価値観に焦点を当てたESの書き方について解説しています。是非参考にしてください！
