就活がめんどくさくて始められないあなたへ!脱却方法や効率的な就活の進め方を紹介!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・就活を効率的に進めるためのコツ
・就活を前向きに捉えるためのマインドセット
・就活を効率的に進める方法を知りたい人

この記事をおすすめしたい人

・就活を始めるのが面倒くさい人
・楽に就活を進めたい人
・広告業界向けのESに自信がない人

目次目次を全て表示する

はじめに

就活がめんどくさいと感じてしまう方は少なくありません。

むしろ「就活がそろそろ始まる、楽しみだ」という人の方が少ないでしょう。

しかし、面倒だからといって何もしなければ、後で後悔することになることは間違いありません。

そこで今回は就活がめんどくさいと思う理由やそれを解決するためのコツなどについて紹介するため、参考にしてください。

【就活めんどくさい】就活がめんどくさいと感じる5つの主な理由

<5つの主な理由> 

・何から始めて良いか分からない

・自己分析を行うのがめんどくさい

・エントリーシートを書くのが大変

・説明会に行くのがめんどくさい

・選考や面接を受けても落ちる可能性がある

まず、就活がめんどくさいと感じる5つの主な理由について紹介します。

自分が就活を面倒だと感じている理由が完全に言語化できている方は飛ばしても構いませんが「なんとなく面倒だな」と思っている方は、なぜ面倒だと感じるのか理解することで解決できるかもしれません。

何から始めて良いか分からない

就活では自己分析、企業研究、エントリーシートの作成、面接対策など、取り組むべきことが多岐にわたります。

したがって、どこから手をつければよいのかわからず、結果的に何も進められないまま時間が経ってしまう人が少なくありません。

特に、就活を初めて経験する学生にとっては全体の流れが見えにくく、優先順位をつけることが難しく感じられるでしょう。

また、SNSや就活サイトを見て「他の学生はもっと準備を進めているのではないか」「あの人、もう内定をもらったの?」と焦りを感じると、余計に手が止まってしまうこともあります。

このような状況に陥らないためには、まずは就活の全体像を把握し、何をいつまでに終えるべきかスケジュールを立てることが重要です。

自己分析に1週間、業界研究に2週間、エントリーシート作成に3週間といった具体的な期限を設けることで、やるべきことが明確になり、行動しやすくなります。

自己分析を行うのがめんどくさい

自己分析は自分の価値観や強みを理解し、適した業界や企業を選ぶために欠かせないステップです。

しかし、自分の過去の経験を振り返り、強みや弱みを洗い出す作業は時間と労力がかかるため、めんどくさいと感じる人が多いです。

また「どのように分析すればよいかわからない」「やっても意味があるのか」と疑問を抱くこともあり、後回しにしがちです。

しかし、自己分析をしないまま就活を進めると、志望動機が曖昧になり、面接での説得力が欠ける可能性があります。

簡単な方法としては過去の経験を書き出し「なぜそれに取り組んだのか」「どのような成果を得たのか」と順番に整理すると、スムーズに進められます。

また、自己分析ツールを活用すれば、自分の強みや適性を客観的に把握できるため、手軽に進められるでしょう。

エントリーシートを書くのが大変

エントリーシートの作成は就活生にとって特に負担を感じる作業の1つです。

企業ごとにフォーマットが異なり、それぞれに合わせた内容を書く必要があるため、多くの時間と労力を要します。

特に志望動機や自己PR、ガクチカなどは企業ごとに求める人物像が異なるため、使い回すことは難しく、内容を調整しなければなりません。

また「何を書けば良いかわからない」「書き方に正解がない」と感じると、書き始めるまでに時間がかかることもあります。

この問題を解決するにはまず自分の経験を整理し、いくつかのエピソードをストックしておくことが有効です。

その上で、企業の求める人物像に合わせてアピールポイントを調整すれば、作業の負担を軽減できます。

また、ESのフォーマットや文章の流れを統一しておくと、効率的に作成できます。

説明会に行くのがめんどくさい

企業説明会は就活の情報収集に欠かせませんが、会場までの移動時間や準備の手間が負担に感じられることがあります。

特に、大量に説明会の予定を入れてしまうと、スケジュール管理が大変で、全部放り出したくなってしまうものです。

さらに、説明会で得られる情報が企業の公式サイトやパンフレットと大差なかった場合、わざわざ足を運ぶ意義を見出しにくくなります。

このような場合は、適宜、オンライン説明会を活用するのも良いでしょう。

選考や面接を受けても落ちる可能性がある

就活では、どんなに準備をしても不採用になることがあります。

この「努力が無駄になるかもしれない」という不安が、就活への行動を鈍らせる原因になります。

特に、第一志望の企業に落ちてしまった場合、モチベーションを大きく損なうものです。

しかし、不採用は必ずしも「実力不足」を意味するものではありません。

企業ごとに求める人物像や選考基準が異なるため「合わなかっただけ」というケースも多くあります。

落ちた経験を振り返り、次の選考に向けて改善点を見つけることで、成長の機会に変えることが重要です。

また、複数の企業に応募し、選考が並行して進むようにスケジュールを組むことで、1つの結果に左右されにくくなります。

何社かは落ちることを前提に、長期的な視点で就活を進めることで、冷静に行動できるようになります。

【就活めんどくさい】就活を効率的に進めるための7つのコツ

<7つのコツ> 

・就活エージェントに頼る

・逆求人サービスを利用する

・自己分析の診断ツールを使う

・動画で説明会に参加する

・合同説明会で一度に説明を受ける

・エントリーシートをデータで提出できる企業を選ぶ

・選考面接をスキップする方法を検討する

就活が面倒ならば、効率的に進めて、さっさと終わらせてしまうのも選択肢の1つです。

1日で完全に対策を行い、内定をさっさと獲得する魔法のようなテクニックはありませんが、以下の7つのコツを押さえておけば、何もしないよりは確実に就活が効率的に進みます。

納得できるものだけでも構いませんから、ぜひ就活のコツとして取り入れてみてください。

就活エージェントに頼る

就活エージェントを利用するという選択肢を取るならば、正直、以下の6つのコツは忘れてしまっても構いません。

エージェントが的確にサポートしてくれますし、必要な対策は直接教えてくれるからです。

「どうしてもエージェントだけは利用したくない」という方だけは、残りの項目も読んでください。

なぜここまで就活エージェントをおすすめするかというと世間一般で考えても非常に珍しい「プロが無料で、徹底的にサポートしてくれるサービス」だからです。

ダイエットならば、ライザップに何十万円も払わなければなりませんし、資格試験を目指すならば、たとえオンライン講座でも十万円〜数十万円かかります。

しかし、就活エージェントはプロが「無料」で教えてくれるサービスです。

自己分析や企業選び、面接対策などを徹底的にサポートしてくれるため、就活を効率的に進められます。

利用しない手はないでしょう。

もし合わなかったとしても、別のサービスを利用すれば良いだけです。

弊社も「ジョブコミット」というサービスを提供しており、自己分析のサポートも行いますし、企業選びも一緒に行います。

ESの添削もできますし、面接練習も、何度でも付き合います。

完全無料で利用できるため、気になる方はぜひ以下のリンクから登録してみてください。

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逆求人サービスを利用する

就活では多くの企業の選考を受けるためにエントリーシートを作成し、面接をこなす必要があります。

しかし、企業ごとに異なる対策を求められるため、エントリー数が増えるほど負担も大きくなります。

この負担を減らしながら、自分に合った企業と出会う方法の1つが逆求人サービスの活用です。

逆求人サービスとは就活生が自身のプロフィールやスキルを登録し、それを見た企業側がスカウトを送る仕組みです。

このサービスを利用すれば、自分が気づかなかった企業からのオファーを受けられる可能性があり、視野を広げられます。

また、スカウトを受けた企業の傾向を分析することで、自分の適性が分かる点もメリットです。

営業職を多く募集する企業からスカウトが来る場合、自分の強みが対人スキルにあると考えられます。

このように、企業側の反応を参考にしながら志望業界を絞り込むことも可能です。

自己分析の診断ツールを使う

就活をスムーズに進めるためには、まず自己分析をしっかり行うことが重要です。

自分の強みや適性を理解し、それを企業選びやエントリーシートの作成、面接での受け答えに活かす必要があります。

しかし、自己分析は時間がかかるうえ、何をどのように分析すれば良いのか分からず、手が止まる人も多いです。

そのような場合は、自己分析の診断ツールを活用することで、短時間で効率良く自分の特徴を把握できます。

MBTI診断やストレングスファインダーなどのツールを使うと、自分の性格や思考の傾向が客観的に分かります。

また、過去の経験を整理するタイプの診断ツールでは「どのような場面で力を発揮したのか」「何を大切にしているのか」を掘り下げられ、ガクチカや志望動機の作成に役立ちます。

以下の記事ではおすすめの自己分析ツールを紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

動画で説明会に参加する

企業説明会は業界や企業の理解を深めるために非常に重要ですが、対面形式の説明会は移動時間がかかるため、参加できる企業数に限りがあります。

これを解決する方法として、オンラインの動画説明会を活用することがおすすめです。

多くの企業ではオンライン説明会を実施しており、ライブ配信や録画視聴が可能な場合もあります。

オンライン説明会を活用すれば、移動の手間を省きながら効率的に情報収集ができますし、

特に録画視聴ができる場合、自分のスケジュールに合わせて視聴できるため、忙しい時期でも無理なく情報収集を進められます。

また、録画視聴の場合は、わざわざスーツに着替えなくて良いのもありがたいポイントです。

合同説明会で一度に説明を受ける

企業ごとに個別の説明会に参加すると、スケジュール調整が難しく、時間も多く消費されます。

この負担を軽減する方法の1つが、合同説明会の活用です。

合同説明会では複数の企業が一堂に集まり、それぞれの説明を短時間で聞くことができるため、効率的に業界研究や企業研究を進められます。

特に、業界別の合同説明会では同じ業界の企業を比較しながら話を聞くことができるため、業界全体の傾向や企業ごとの特色をつかみやすいです。

商社業界の合同説明会では総合商社と専門商社の違いを理解し、それぞれの強みや求める人材像を比較するのに役立ちます。

また、合同説明会には企業の人事担当者が直接参加することが多いため、その場で質問をしたり、興味を持った企業の担当者と直接話したりもできます。

エントリーシートをデータで提出できる企業を選ぶ

エントリーシートの提出は多くの就活生にとって大きな負担です。

企業ごとに異なるフォーマットが求められ、書類をイチから作成する手間がかかるため、エントリー数が増えるほど、作業時間も増加します。

特に、紙のESを郵送する場合、印刷や封筒の準備、郵送手続きなどに時間がかかり、締切が迫るとさらに負担が増します。

この負担を減らすために、データでの提出が可能な企業を優先するのも効率的な方法の1つです。

オンラインで提出できる企業を選べば、郵送の手間を省けるうえ、修正や再利用も簡単にできます。

また、データ提出の場合は締切ギリギリまで内容を見直せるため、より完成度の高いESを提出することが可能です。

データで提出できるESは企業ごとに少し内容を調整するだけで使い回しやすいというメリットもあります。

志望動機の一部を変えるだけで複数の企業に対応できるため、短期間で多くのエントリーを進められるでしょう。

選考面接をスキップする方法を検討する

通常の選考プロセスでは書類選考、適性検査、面接など、いくつものステップを踏む必要があります。

これにより、1社ごとの選考に時間がかかり、複数の企業を並行して受けると大きな負担となります。

しかし、インターンシップや大学の推薦制度を活用することで、選考の一部をスキップできる場合があります。

長期インターンに参加した場合、その実績が評価され、本選考の面接が一部免除されることがありますし、通常の応募者よりも企業理解が深いとみなされ、早期内定につながるケースもあります。

また、大学の推薦枠を活用すると、書類選考や筆記試験が免除されることがあり、短期間で選考が進む場合もあります。

推薦制度は学内のキャリアセンターや教授の推薦が必要になることが多いため、興味がある場合は早めに情報を集めておくことが大切です。

【就活めんどくさい】就活を前向きに捉えるためのマインドセット

先ほど就活を効率的に進めるための対策について紹介しましたが、かと言って、すべてを実施しても、1週間〜2週間で就活が終わるわけではありません。

で、あるならば「楽しむ」とまでは言わないものの、少しでも前向きに捉えて進めることが成功、そして心の平穏につながるはずです。

そこで、ここからは就活を前向きに捉えるためのマインドセットについて紹介するため、ぜひ参考にしてください。

就活を行う目的を定める

就活が面倒に感じる大きな理由の1つに「なぜ就活をするのか」が明確でないことが挙げられます。

漠然と「みんながやっているから」「内定を取らなければならないから」と考えていると、義務のように感じられ、モチベーションを維持するのが難しくなります。

したがって、まずは「なぜ自分が就活をするのか」「どのようなキャリアを築きたいのか」を明確にすることが大切です。

「将来的に自分の好きなことを仕事にしたい」「安定した収入を得て自立した生活を送りたい」「社会に貢献できる仕事をしたい」など、自分なりの目的を設定すると、就活への向き合い方が変わります。

目的が明確になれば、就活のプロセスも義務ではなく、自分の将来を形作るための手段として前向きに取り組めるようになるでしょう。

就活の全貌を把握する

就活が面倒に感じる要因の1つとして「何をどう進めればよいのか分からない」という問題があります。

スケジュールや、やるべきことを把握できていないと、漠然とした不安が生まれ、手をつけるのが億劫になりがちです。

したがって、まずは就活の全体像を把握し、どのような流れで進んでいくのかを理解することが大切です。

就活は一般的に、自己分析、業界・企業研究、エントリーシート作成、面接対策、インターン参加、本選考の大きく5つのフェーズに分けられます。

これらのステップを理解し、どの時期に何をすべきかを明確にすれば、無駄な焦りを感じることなく計画的に進められます。

後ほど、就活の一般的なスケジュールについて紹介するため、参考にしてください。

タスクや企業に優先度をつける

就活では企業研究やエントリーシートの作成、面接対策など、やるべきことが多岐にわたります。

したがって、すべてを一度にこなそうとすると負担が大きくなり「何から手をつければよいのか分からない」という状態に陥りがちです。

こうした状況を避けるためには、タスクや応募企業に優先順位をつけることが重要です。

志望度の高い企業から優先的に準備を進めることで、時間を効率良く使えます。

「第一志望の企業にはしっかりと時間をかける」「興味はあるが志望度が低い企業には最低限の準備をする」といった形で取捨選択をすると、無駄なエネルギーを使わずに済みます。

また、タスクに優先順位をつける際には時間のかかるものと短時間で終わるものをバランスよく配置することも大切です。

「午前中は頭が働いているから、リソースを使う自己分析に集中し、午後は比較的流れ作業で行える企業研究をしよう」「週末にエントリーシートをまとめて作成する」といった形でスケジュールを組めば、負担を軽減できます。

ゲーム感覚で就活をしてみる

就活を前向きに進めるためにはストレスを減らし、楽しむ工夫をすることが重要です。

その方法の1つとして、就活を「ゲームのように捉える」という考え方があります。

選考を試練ではなく、自分の成長や挑戦の場と考えることで、ポジティブな気持ちで取り組みやすくなります。

面接を「自分のプレゼンの場」として捉え、相手にどう伝えれば納得してもらえるかを考えると、戦略的な思考が生まれるでしょう。

また、エントリーシートの作成も「自分を売り込むマーケティング」と考えれば、文章を工夫する楽しさが見つかるかもしれません。

このように、就活をゲームや挑戦の場として捉え直すことで、義務感やプレッシャーを減らし、楽しみながら進めることが可能です。

就活以外のやりたいことに一旦チャレンジしてみる

就活が面倒に感じるときは無理に頑張ろうとせず、一度就活から離れてリフレッシュすることも大切です。

長期間、同じ作業を続けていると疲れが溜まり、集中力が落ちてしまいます。

そうした状況を防ぐために、就活以外のことに時間を使い、気分転換を図るのも有効です。

趣味に没頭する時間を作ったり、友人と旅行に出かけたりすることで、気分がリフレッシュされます。

また、運動を取り入れると、体を動かすことでストレスが軽減され、気持ちが前向きになりやすくなります。

さらに、あえて就活とは関係のないアルバイトやボランティアに参加することで、新しい経験や視点を得られることもあります。

こうした活動は結果的に自己分析の材料になったり、面接で話せるエピソードとして役立ったりすることもあるため、無駄にはなりません。

焦る必要はなく、自分のペースを大切にしながら就活を進めることが重要です。

【就活めんどくさい】就活の年間スケジュール

就活がめんどくさいと思う理由は、年間スケジュールを把握できていないことにあるかもしれません。

「どのくらい時間がかかるか」「どのくらい大変か」「今は何をすべきか」がわからないから、面倒なのかもしれないのです。

ぜひ、全体を把握し「今、何をしなければならないのか」を理解した上で、必要なことだけでも、取り組んでいきましょう。

就活はやることが多いですし、長期化にわたるものですが、それぞれを分解すれば「何ヶ月間も、毎日、10時間以上やらなければならない」というものではありません。

自己分析を行う(3月~4月)

自分の強みや価値観、興味のある分野を明確

業界・企業研究を開始する(4月~6月)

興味のある業界や企業の情報を収集

インターンシップに参加する(6月~8月)

サマーインターンシップは、業界や企業の実際の業務を体験し、理解を深める良い機会

就活ガイダンスや相談会に参加する(6月~8月)

履歴書の作成方法や企業説明会の情報など、就活に必要な基礎知識を得る

OB・OG訪問を行う(9月~11月)

志望業界で働く先輩から直接話を聞くことで、業界のリアルな情報や企業の雰囲気を知る

エントリーシート(ES)の準備を始める(12月~2月)

志望動機や自己PRを明確に伝えるために、何度も見直しを行い、ブラッシュアップ

本選考に備える(3月~)

企業のエントリー受付が開始

自己分析を行う(3月~4月)

就活を始める最初のステップとして、自己分析を行うことが重要です。

自分の強みや価値観、興味のある分野を明確にすることで、適切な業界や企業を選びやすくなります。

自己分析を怠ると「どの企業を受けるべきか分からない」「志望動機が思いつかない」といった問題が生じやすくなり、結果的に就活の進行が遅れてしまいます。

自己分析を進める際にはまず自分の過去の経験を振り返り「どのような場面でやりがいを感じたか」「どのような環境で力を発揮できたか」を整理すると良いでしょう。

部活やサークル、アルバイト、学業などの経験を振り返りながら、自分の特性や価値観を明確にしていくことを推奨します。

業界・企業研究を開始する(4月~6月)

自己分析を終えたら、次に業界や企業の研究を進めます。

興味のある業界や企業の情報を収集し、どのような仕事があるのか、どのようなスキルが求められるのかを把握することが重要です。

業界研究を行う際にはまず広い視点で情報を集め、その後、関心のある業界を絞り込んでいく方法が有効です。

メーカー、IT、金融、商社、広告など、様々な業界の特徴を知り、自分の価値観や適性に合う業界を探します。

その上で、特に関心のある業界について詳しく調べ、主要企業の特徴や事業内容を理解していきしょう。

この段階で十分に情報を集めておくと、志望企業の選定やエントリーシートの作成、面接対策の際に役立ちます。

インターンシップに参加する(6月~8月)

サマーインターンシップは企業の業務を実際に体験できる貴重な機会です。

実際に仕事を経験することで、自分に合った職種や業界を見極めやすくなり、志望企業選びの判断材料を増やすことができます。

また、インターンでの経験はエントリーシートや面接でのアピール材料にもなるため、積極的に参加することをおすすめします。

インターンシップには短期と長期の2種類があります。

短期インターン(1日~1週間程度)は企業の雰囲気を知ることが目的で、複数の業界や企業を比較しやすいのが特徴です。

一方、長期インターン(1ヶ月以上)は実務をより深く体験でき、実際の業務スキルを身につけるチャンスがあります。

インターンへの応募は早めに準備を始めることが大切です。

6月頃からエントリー受付が始まるため、5月までに自己分析や企業研究を済ませ、応募書類を作成しておくとスムーズに進められます。

就活ガイダンスや相談会に参加する(6月~8月)

多くの大学ではキャリアセンターを通じて就活ガイダンスや個別相談会を実施しています。

この期間に参加することで、就活の全体像を把握し、エントリーシートの書き方や面接対策など、基礎的な知識を学ぶことができます。

就活ガイダンスではスケジュールの確認や企業研究の進め方、選考対策のポイントが詳しく説明されるため、参加するだけで就活の進め方が明確になります。

また、個別相談会ではエントリーシートの添削や模擬面接を受けられるため、自分の弱点を把握し、改善することが可能です。

キャリアセンターの職員やOB・OGのアドバイスを受けることで、自己PRや志望動機のブラッシュアップにもつながります。

この時期に就活の基礎を固めておくことで、秋以降の本格的な選考準備がスムーズに進むでしょう。

OB・OG訪問を行う(9月~11月)

OB・OG訪問は、志望業界や企業で実際に働いている先輩から話を聞く貴重な機会です。

会社の公式サイトや説明会では得られないリアルな情報を知ることができ、企業研究を深めるうえで非常に役立ちます。

OB・OG訪問を行う際は事前にしっかりと準備をすることが大切です。

単に「企業の雰囲気を知りたい」という漠然とした質問ではなく「どのような人が活躍しているか」「入社前後でギャップはあったか」といった具体的な質問を用意しておくことで、有意義な時間を過ごせます。

また、訪問の際には相手に失礼のないようにマナーを守ることが重要です。

アポイントの取り方や当日の服装、話し方にも気を配り、社会人としての礼儀を意識しましょう。

エントリーシート(ES)の準備を始める(12月~2月)

本選考が本格化する前にエントリーシートの準備を進めておくことが重要です。

この段階では自己分析や企業研究の成果をもとに、具体的な志望動機や自己PRをまとめていきましょう。

エントリーシートを作成する際は「結論→具体的なエピソード→学び・今後の展望」の流れを意識すると、分かりやすく説得力のある文章になります。

また、同じ内容を複数の企業に使い回すのではなく、各社の求める人材像や企業文化に合わせてカスタマイズすることが大切です。

書類選考の通過率を上げるためには何度も見直しを行い、誤字脱字をなくすことはもちろん、第三者にチェックしてもらうのも有効です。

キャリアセンターや就活エージェントの添削サービスを活用すると、より良い文章にブラッシュアップできます。

本選考に備える(3月~)

3月以降は多くの企業が本選考のエントリー受付を開始する時期です。

これまでの準備を活かしながら、エントリーシートの提出や面接対策を本格的に進めることが重要になります。

まず、エントリーシートの提出期限をしっかり把握し、計画的に進めましょう。

3月から4月にかけては複数の企業の締切が重なることが多いため、スケジュール管理が求められます。

前もって志望企業ごとの締切リストを作成し、優先順位をつけて対応すると効率的に進められます。

また、面接対策もこの時期から本格化させる必要があります。

企業によって面接の形式や質問内容は異なりますが、自己PRや志望動機、学生時代に力を入れたことなど、頻出の質問に対する回答はしっかり準備しておきましょう。

おわりに

今回は就活がめんどくさいと感じている方向けに、その理由を言語化しつつ、少しでも就活を効率的に進めるためにはどうすれば良いか、少しでも前向きに就活を進めるためにはどうすれば良いのかなどについて紹介しました。

人材会社が言うことではないかもしれませんが、就活は誰もが楽しめるものではありません。

しかし、コツやマインドセットを理解した上で明確な目的意識を持って取り組めば、少しは面倒でなくなり、楽しくなるものです。

ぜひ、本記事を読んで、少しでも納得できることがあれば、取り組んでみてください。

多少は就活に対して「面倒だな」という気持ちが減るはずです。

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