【就活難易度】サイボウズの採用大学や学歴フィルター、インターン情報を徹底解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・サイボウズの採用大学
・サイボウズの就職難易度
・サイボウズの選考対策

この記事をおすすめしたい人

・サイボウズに興味を持っている人
・就活に関して不安を抱えている人
・エントリーシートを添削してほしい人

目次目次を全て表示する

サイボウズとは?

サイボウズは1997年創業のソフトウェア会社で、「チームワークあふれる社会を創る」を企業理念に掲げています。

主力製品は、情報共有や業務効率化を支援するグループウェアです。

特に、ノーコード・ローコード開発プラットフォーム「kintone」は、自社で簡単に業務システムを構築できるツールとして、中小企業から大企業まで幅広い導入実績を持ち、同社の成長を牽引しています。

その他、「サイボウズ Office」や「Garoon」といったグループウェア、「メールワイズ」などの製品も提供しています。

国内だけでなく、グローバル展開も積極的に推進しており、海外拠点も設けています。

多様な働き方を尊重する独自の人事制度でも知られ、社員が個性を活かしながら最大限のパフォーマンスを発揮できる環境づくりに力を入れている企業です。

事業内容

・グループウェア事業
・kintone事業
・その他のクラウドサービス事業

サイボウズでは、複数の事業が展開されています。

ここでは、その事業に関して詳しく解説します。

グループウェア事業

サイボウズの核となる事業は、企業や組織内の情報共有とコミュニケーションを円滑にするグループウェアの開発・提供です。

主力製品である「サイボウズ Office」は、スケジュール管理、掲示板、ファイル共有、ワークフローなど、チームに必要な基本的な機能を網羅しており、特に中小企業を中心に高い導入実績を誇ります。

一方、「Garoon」は、大規模組織向けに設計されたエンタープライズ版グループウェアで、複雑な組織体制や高度なセキュリティ要件に対応しています。

これらの製品は、オンプレミス型とクラウド型の両方で提供されており、顧客のニーズに応じた柔軟な選択が可能です。

サイボウズのグループウェアは、社員間の情報共有の遅延や、会議の非効率性といった企業の課題を解決し、チーム全体の生産性向上に貢献しています。

kintone事業

サイボウズの成長を牽引するもう一つの柱が、ノーコード・ローコード開発プラットフォーム「kintone」です。

kintoneは、プログラミングの専門知識がなくても、マウス操作だけで業務に必要なアプリケーションを自由に作成・変更できるクラウドサービスです。

営業案件管理、顧客管理、問い合わせ管理、プロジェクト管理など、企業が抱える多様な業務課題に対応するシステムを、各部署の担当者自身が手軽に構築できます。

これにより、システムの導入や改修にかかる時間とコストを大幅に削減し、ビジネスの変化に迅速に対応できる体制を支援します。

API連携による外部サービスとの連携も可能で、企業のDXを強力に推進するツールとして、業種・業態を問わず幅広い企業に導入されています。

その他のクラウドサービス事業

サイボウズは、グループウェアとkintone以外にも、チームの生産性を高める様々なクラウドサービスを提供しています。

例えば、複数人でメールを共有・管理できる「メールワイズ」は、顧客対応の効率化や情報共有の漏れを防ぐことを目的としたサービスです。

また、ウェブサイトやオンラインサービスのアクセス解析をサポートするサービスなども手掛けています。

これらのサービスは、企業の多様な業務課題に対応するために開発されており、それぞれが独立した製品である一方で、サイボウズの他の製品と連携することで、より包括的なソリューションとして機能します。

常にユーザーの声を反映し、利便性と機能性を追求することで、企業のデジタル化を多方面からサポートしています。

今後の展望

サイボウズは今後も「チームワークあふれる社会を創る」という企業理念のもと、クラウドサービスとグローバル展開を軸とした成長を目指しています。

特に、主力製品である「kintone」は、企業のDX推進に不可欠なツールとして、さらなる機能強化と導入企業数の拡大に注力するでしょう。

ノーコード・ローコード市場の拡大とともに、kintoneの適用範囲を広げ、多様な業種・規模の企業ニーズに対応していく方針です。

また、日本国内だけでなく、米国やアジアなど海外市場での事業拡大も加速させています。

多様な働き方を支援するユニークな人事制度や企業文化も維持しつつ、世界のチームワークを支える企業として、持続的な成長と社会貢献を目指していくと考えられます。

平均年収・初任給

サイボウズの平均年収は、公開情報によると約663万円と、日本の平均年収を大きく上回る水準です。

これは、同社がIT業界の中でも高水準の給与体系を持つこと、そして社員の成果を適切に評価する文化があることを示しています。

新卒の初任給は、職種によって異なりますが、例えばビジネス職で月給32万円、エンジニア職では月給36万円からとなっています。

これは、学歴による区別がなく、職種ごとの専門性や市場価値を反映した設定です。

固定残業代が含まれるものの、全体的に高い水準であり、若手からしっかりと稼げる環境と言えるでしょう。

福利厚生

サイボウズの福利厚生は、社員の多様な働き方とライフステージを強力にサポートするユニークな制度が充実しています。

最も特徴的なのは、社員が自身の状況に合わせて働き方を選択できる「選択型人事制度」です。

具体的には、育児・介護による時短勤務、リモートワークや副業を可能にする「ウルトラワーク」や「複業(パラレルワーク)」などがあります。

これにより、ワークライフバランスを重視した柔軟な働き方が実現可能です。

また、社員の成長を支援する「自己学習支援制度」として、業務に必要な書籍購入費や語学学習費の補助、資格取得支援なども充実しています。

その他、プロアクティブ休暇やケア休暇といった独自の休暇制度もあり、社員が心身ともに健康で、安心して長く働けるよう配慮されています。

サイボウズの就職難易度

サイボウズの就職難易度は「やや高め」と言えます。

就職会議のデータによると、サイボウズの選考難易度は5点満点中4.2点と評価されており、IT・通信業界の平均を上回っています。

具体的な数字としては、新卒の採用倍率は約14.2倍~14.8倍とされており、決して低い倍率ではありません。

2024年度の新卒採用人数は35名と公表されており、この人数に対して多くの学生が応募するため、競争率は高くなります。

しかし、サイボウズは学歴フィルターがないことを明言しており、幅広い大学から採用実績があります。

選考では、学歴よりも、個人の「主体性」や「成長意欲」、そして「チームワークを重視する企業文化への共感」が重要視されます。

エントリーシートの通過率は比較的高い(79%)ものの、一次面接の通過率は28%と大きく低下するため、面接対策が非常に重要です。

サイボウズの採用大学ランキング

・慶應義塾大学: 34名程度
・早稲田大学: 28名程度
・東京大学: 24名程度
・明治大学: 20名程度
・青山学院大学: 20名程度
・中央大学: 18名程度
・同志社大学: 18名程度
・立命館大学: 16名程度
・法政大学: 14名程度
・京都大学: 13名程度
・大阪大学: 人数非公開
・東京工業大学: 人数非公開
・東北大学: 人数非公開
・九州大学: 人数非公開
・名古屋大学: 人数非公開
・立教大学: 人数非公開
・学習院大学: 人数非公開
・関西大学: 人数非公開
・関西学院大学: 人数非公開
・お茶の水女子大学: 人数非公開

以上が、サイボウズの採用大学ランキングになります。

年度によって採用大学や採用実績が異なるという点にも注意をしましょう。

採用実績がある大学一覧

愛媛大学、大阪大学、大阪公立大学、お茶の水女子大学、岡山大学、学習院大学、関西大学、関西学院大学、九州大学、九州工業大学、京都大学、京都産業大学、慶應義塾大学、高知大学、高知工科大学、神戸大学、国際基督教大学(ICU)、駒澤大学、埼玉大学、滋賀大学、静岡大学、信州大学、上智大学、創価大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、電気通信大学、東京大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京農工大学、東京農業大学、東京理科大学、東北大学、徳島大学、同志社大学、東洋大学、名古屋大学、名古屋工業大学、新潟大学、新潟県立大学、日本大学、一橋大学、広島大学、法政大学、北海道大学、松山大学、明治大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学、その他海外大学など

学歴フィルターはあるの?

サイボウズの採用において、学歴フィルターは存在しないと公言されています。

同社は、特定の大学群に偏らず、全国各地の多様な大学から積極的に人材を採用しており、これは公表されている採用実績大学のリストからも明らかです。

サイボウズが重視するのは、学歴や出身校ではなく、応募者個人の「チームワークへの貢献意欲」「課題解決能力」「自律性」といったポテンシャルです。

選考では、これまでの経験から何を学び、どのように行動したかという具体的なエピソードや、サイボウズの企業理念「チームワークあふれる社会を創る」への共感度、入社後に何を成し遂げたいかといった将来のビジョンが重視されます。

そのため、自身の強みやサイボウズで働くことへの熱意を具体的にアピールできれば、学歴に関わらず内定を獲得するチャンスは十分にあります。

サイボウズの選考の特徴

・通年採用の実施
・ポテンシャル重視の選考
・面接回数が多く、相互理解を重視
・インターンシップからの早期選考

サイボウズの選考には、どのような特徴があるのでしょうか。

ここでは、サイボウズの選考の特徴を詳しく解説します。

通年採用の実施

サイボウズは、新卒採用において「通年採用」を積極的に実施しています。

これは、従来の一般的な新卒一括採用とは異なり、時期を限定せずに年間を通して応募を受け付け、選考を行う形式です。

この制度により、学生は自身の学業やその他の活動との両立を図りながら、最適なタイミングで選考に臨むことが可能です。

また、企業側にとっても、真に優秀な人材を時期にとらわれず採用できるメリットがあります。

選考開始時期が遅れた学生や、海外留学から帰国した学生など、多様な背景を持つ人材にとって、サイボウズの門戸は常に開かれていると言えるでしょう。

ポテンシャル重視の選考

サイボウズの選考では、学歴や専攻よりも、個人のポテンシャルや熱意が非常に重視されます。

これは、同社が「チームワークあふれる社会を創る」という理念のもと、自律的に考え、行動し、チームに貢献できる人材を求めているためです。

面接では、過去の経験から何を学び、どのように課題を解決してきたかという具体的なエピソードが深掘りされます。

また、サイボウズの企業文化への共感や、入社後にどのような成長を望むか、どのような貢献をしたいかといった将来へのビジョンや意欲も重要な評価ポイントとなります。

マニュアル通りの回答ではなく、自身の言葉で考えを語り、サイボウズで働くことへの情熱を伝えることが内定への鍵となります。

面接回数が多く、相互理解を重視

サイボウズの選考プロセスは、面接回数が比較的多いことが特徴です。

これは、応募者と企業側の双方にとって、深い相互理解を目的としているからです。

複数回の面接を通じて、応募者の人柄、価値観、潜在能力を多角的に評価するとともに、応募者側も企業文化、事業内容、働く社員の雰囲気をしっかりと理解する機会が提供されます。

面接官も現場社員から役員クラスまで多岐にわたり、様々な視点から評価が行われます。

これにより、入社後のミスマッチを防ぎ、長期的に活躍できる人材を見極めることに繋がっています。

質問に対する受け答えだけでなく、逆質問の時間を活用して積極的に情報収集することも重要です。

インターンシップからの早期選考

サイボウズは、インターンシップからの早期選考ルートを積極的に設けています。

特に、夏や冬に開催される長期・短期のインターンシップに参加することは、選考を有利に進める上で非常に有効な手段です。

インターンシップでは、実際の業務内容や企業文化を深く理解できるだけでなく、社員との交流を通じて自身の適性を確認する機会が得られます。

企業側も、インターンシップ期間中の学生のパフォーマンスやチームワーク、意欲などを直接評価できるため、優秀な学生には早期に内定を出す傾向があります。

本選考に先駆けてアピールできる貴重な機会であり、参加は強く推奨されます。

サイボウズの選考フロー

・エントリーシート・Webテスト
・複数回にわたる個人面接
・内定

サイボウズの選考フローは、応募者のポテンシャルと相互理解を深めることを重視した多段階プロセスです。

オンラインでのエントリーシート提出から始まり、Webテスト、複数回の個人面接を経て内定へと至ります。

通年採用を実施しているため、選考のタイミングは多様ですが、基本となる流れは共通しています。

各段階で、学生の思考力、コミュニケーション能力、サイボウズの企業文化へのフィット感を多角的に評価されます。

特に面接では、具体的なエピソードを交えながら、自身の強みや成長意欲を効果的に伝えることが重要です。

エントリーシート・Webテスト

選考の最初のステップは、エントリーシート(ES)の提出とWebテストの受検です。

ESでは、志望動機や自己PR、学生時代に力を入れたことなどが問われます。

サイボウズは学歴フィルターがないため、ESの内容でどれだけ自身の魅力やサイボウズで活かせる資質を伝えられるかが重要です。

Webテストは、主に能力検査や性格検査で構成され、基本的な思考力や企業との適性を判断するために用いられます。

ESとWebテストの両方で一定の基準を満たすことで、次のステップへと進むことができます。

複数回にわたる個人面接

ESとWebテストを通過すると、複数回にわたる個人面接が行われます。

一般的には、一次面接、二次面接、最終面接という流れで進み、面接官は現場社員から役員クラスまで様々です。

各面接では、ESの内容を深掘りする質問や、入社後のキャリアビジョン、サイボウズで働くことへの意欲などが問われます。

特に重視されるのは、主体性、成長意欲、そしてチームワークへの貢献意欲です。

これまでの経験から何を学び、サイボウズでどのように貢献したいのかを具体的に語ることが求められます。

逆質問の機会も設けられるため、企業理解を深める質問を準備し、自身の熱意を伝える良い機会と捉えましょう。

内定

最終面接を通過すると、晴れて内定となります。

サイボウズは、選考を通じて学生との相互理解を深めることを重視しているため、内定後も社員との交流機会や、キャリアに関する相談の場が設けられることがあります。

これにより、入社後のミスマッチを防ぎ、学生が安心して入社を決められるようサポートしています。

内定獲得はゴールではなく、新たなキャリアのスタートラインです。

サイボウズで何を成し遂げたいのか、入社後も具体的な目標を持ち続けることが期待されます。

新卒でサイボウズに採用されるためのポイント

・なぜその業界なのかを明確にする
・なぜサイボウズなのかを明確にする
・成長意欲をアピールする
・チャレンジ精神をアピールする
・志望動機を練り直す
・インターンシップに参加する
・OB・OG訪問をする
・コミュニケーションスキルを示す
・自分の実績を分かりやすく話す
・就活エージェントに相談する

サイボウズに採用されるためのポイントは、どのような点にあるのでしょうか。

ここでは、サイボウズに採用されるためのポイントを解説します。

なぜその業界なのかを明確にする

サイボウズの選考では、なぜIT・ソフトウェア業界、特にグループウェアやSaaSの分野を志望するのかを明確にすることが重要です。

単に「ITが好きだから」といった抽象的な理由ではなく、その業界が社会にどのような価値を提供しているのか、自身がその中でどのような課題解決に貢献したいのかを具体的に伝えましょう。

例えば、情報共有の非効率さに課題意識を持っていたり、チームワークの重要性を実感した経験があったりなど、自身の原体験と業界への関心を結びつけることで、より説得力が増します。

業界への深い理解と、そこに対する自身の貢献意欲を示すことが求められます。

なぜサイボウズなのかを明確にする

数あるIT企業の中で、なぜサイボウズを選んだのかを明確にすることも、内定への重要なポイントです。

「なぜその業界なのか」と同様に、サイボウズ独自の強みや企業理念、事業内容に深く共感していることを具体的に示す必要があります。

例えば、「チームワークあふれる社会を創る」という理念への共鳴、kintoneのノーコード開発が社会に与えるインパクトへの期待、あるいは多様な働き方を尊重する企業文化への魅力を伝えるなど、サイボウズでなければならない理由を明確にしましょう。

企業のウェブサイトや採用ページを熟読し、企業研究を徹底することで、説得力のある志望動機を構築できます。

成長意欲をアピールする

サイボウズは、社員の自律的な成長を重視する企業文化を持つため、自身の成長意欲を積極的にアピールすることが求められます。

過去の経験において、どのように困難を乗り越え、何を学び、どのように成長してきたのかを具体的に伝えることが重要です。

単に「成長したい」と述べるだけでなく、入社後にどのようなスキルを身につけ、どのように貢献していきたいのか、具体的なキャリアビジョンを示すことで、あなたの意欲を裏付けることができます。

常に学び続け、変化に対応していく柔軟性や向上心があることを、エピソードを交えてアピールしましょう。

チャレンジ精神をアピールする

サイボウズは、新しい技術や働き方、そして社会課題に積極的に挑戦する企業であり、社員にも高いチャレンジ精神が求められます。

選考では、過去に困難な状況に直面した際に、どのように考え、どのように行動し、その結果どうなったのか、といった具体的な「挑戦」のエピソードを準備しましょう。

失敗を恐れずに新しいことに挑戦した経験や、現状維持ではなく常に改善を求めて行動した経験は、サイボウズが求める人材像と強く合致します。

失敗から何を学び、次にどう活かしたかまで語ることで、単なる挑戦だけでなく、成長へと繋がる資質を示すことができます。

志望動機を練り直す

選考の各段階で問われる志望動機は、サイボウズの内定を獲得するために非常に重要な要素です。

先述の「なぜその業界なのか」「なぜサイボウズなのか」を深く掘り下げ、一貫性があり、かつオリジナリティのある志望動機を練り直しましょう。

漠然とした表現ではなく、具体的なエピソードや自身の価値観と企業理念を結びつけることで、説得力が増します。

面接官は、あなたの言葉からどれだけ本気度や熱意が伝わるかを見ています。

何度も推敲を重ね、誰が聞いても納得できる、あなた自身の言葉で語れる志望動機を完成させましょう。

インターンシップに参加する

サイボウズへの入社を強く希望するなら、インターンシップへの参加は非常に有効な手段です。

インターンシップは、企業文化や実際の業務内容を肌で感じる貴重な機会であり、自身の適性を見極める場でもあります。

企業側も、インターンシップを通じて学生のポテンシャルや意欲を直接評価するため、本選考に先駆けてアピールできる絶好のチャンスです。

特に、サイボウズはインターンシップからの早期選考ルートも設けているため、参加することで内定に大きく近づくことができます。

積極的に情報収集し、開催されるインターンシップには積極的に応募しましょう。

OB・OG訪問をする

サイボウズへの理解を深め、選考を有利に進めるためには、OB・OG訪問も非常に有効です。

実際にサイボウズで働く社員から、企業文化、仕事内容、やりがい、苦労話など、ウェブサイトや説明会だけでは得られない生の声を聞くことができます。

OB・OG訪問を通じて得た情報は、志望動機を具体的にするだけでなく、面接時の逆質問の質を高めることにも繋がります。

また、訪問先の社員とのネットワークを築くことで、今後の就職活動において貴重なアドバイスを得られる可能性もあります。

積極的にアポイントを取り、質問リストを準備して臨みましょう。

コミュニケーションスキルを示す

サイボウズに採用されるためには、単に話すだけでなく、傾聴力や共感力を含む総合的なコミュニケーションスキルを示すことが重要です。

同社はチームワークを非常に重視しており、「多様な個性を活かす」という理念のもと、異なる意見を持つメンバーと建設的に議論し、協力しながらプロジェクトを進められる人材を求めています。

面接では、具体的なエピソードを交えながら、あなたがチーム内でどのように意見を調整し、困難な状況を乗り越えてきたかを伝えましょう。

例えば、チームメイトの意見を尊重しつつ、自分の意見を論理的に伝え、合意形成に至った経験や、相手の意図を正確に理解しようと努めた具体例を話すことで、あなたのコミュニケーション能力の高さを効果的にアピールできます。

自分の実績を分かりやすく話す

サイボウズでは、あなたがこれまでにどのような役割を担い、どのような課題を解決し、どのような成果を出したのかを具体的に理解したいと考えています。

そのため、自分の実績を話す際は、単なる結果だけでなく、そこに至るまでの思考プロセスや行動をSTARメソッド(状況・課題・行動・結果)を用いて分かりやすく説明しましょう。

例えば、あるプロジェクトで直面した問題に対し、あなたがどのように仮説を立て、どのような工夫をして行動し、最終的にどのような数値的・定性的な成果が得られたのかを具体的に示すことが求められます。

専門用語を避け、誰が聞いても理解できるような言葉で説明することで、あなたの論理的思考力とプレゼンテーション能力の高さをアピールし、採用担当者に良い印象を与えることができるでしょう。

就活エージェントに相談する

就職活動の専門家である就活エージェントに相談することも、サイボウズの内定獲得に向けた強力なサポートとなります。

就活エージェントは、企業の採用ニーズや選考プロセスに関する詳細な情報を持っているだけでなく、ESの添削、面接対策、グループディスカッションの練習など、選考対策全般において具体的なアドバイスを提供してくれます。

特に、サイボウズのような人気企業の選考は競争率が高いため、プロの視点からの客観的なフィードバックは非常に役立ちます。

自分一人で抱え込まず、積極的にエージェントを活用することで、効率的かつ効果的に選考対策を進めることができるでしょう。

サイボウズに転職する際のポイント

・前職での経験の活かし方を伝える
・面接対策を徹底的に行う
・サイボウズのサービスについて徹底的に調べる
・業界研究を行う

サイボウズに転職する際のポイントを紹介します。

サイボウズに転職をしようとしている方は必見です。

前職での経験の活かし方を伝える

前職で培った経験やスキルを、サイボウズの事業や職務内容にどう貢献できるのかを具体的に示すことが極めて重要です。

単に過去の実績を羅列するのではなく、その経験がサイボウズの理念や目指す方向性、特に「チームワーク溢れる社会を創る」という企業理念とどのように結びつくのかを明確に伝える必要があります。

たとえば、あなたがチームでの協働を通じて困難な課題を解決した経験があれば、それは同社のチームワークを重視する文化と親和性が高いことを示せます。

また、特定の技術的な専門性や、企画・営業での成果を、サイボウズの提供するクラウドサービスや多様な働き方を支える事業でどのように発展させ、新たな価値を生み出せるのかを論理的に説明することが求められます。

これによって、単なるスキルマッチングを超えた、入社後の活躍イメージを採用側に持たせることが可能となります。

面接対策を徹底的に行う

サイボウズの選考において、面接はカルチャーフィットと共感の度合いを測る重要な場であり、徹底的な対策が不可欠です。

同社は公明正大な文化を大切にしており、面接では、飾らない正直な姿勢で対話を重ねることが求められます。

具体的には、過去の成功体験だけでなく、失敗談やそこから何を学び、どのように成長したのかというプロセスを率直に話せるエピソードを用意することが有効です。

また、サイボウズの企業理念や独自の文化(例:100人いれば100通りの働き方)に対して、なぜ深く共感し、その環境でなければならないのかという熱意と論理的な理由を具体的に述べられるように準備しましょう。

職務経歴書に記載した内容の深掘り質問にも対応できるよう、自己分析を徹底し、自身の価値観とサイボウズの価値観の重なりを明確にすることが面接突破の鍵となります。

サイボウズのサービスについて徹底的に調べる

サイボウズの主要サービスであるkintone、サイボウズ Office、Garoonなどについて、単に機能を知るだけでなく、それぞれのターゲット顧客、解決している課題、そして市場における強みを深く理解することが求められます。

特に、主力であるkintoneについては、どのような企業やチームが、どのように活用して業務改善やチームワーク向上を実現しているのかという具体的な導入事例に至るまで調査しましょう。

その上で、あなたが転職後に携わるポジションが、これらのサービスの発展や顧客への価値提供にどのように貢献できるのかを具体的に述べることが重要です。

サービスに対する深い理解は、単なる知識の披露ではなく、「なぜサイボウズでなければならないのか」という志望動機の説得力を高め、入社意欲の高さと事業への貢献意欲を示す強力な材料となります。

業界研究を行う

IT業界、特にサイボウズが属するグループウェアやクラウドサービスの市場について、広く深く研究することは必須です。

競合となる国内・海外の主要なSaaS企業やオンプレミス製品を提供する企業を特定し、サイボウズのサービスがそれらの競合他社と比較してどのような優位性や差別化要因を持っているのかを分析しましょう。

市場全体のトレンドや今後の成長予測を理解することで、サイボウズが業界内でどのようなポジションにあり、今後どのような戦略的課題に直面する可能性があるのかを見通すことができます。

こうした業界に対する深い洞察は、面接においてあなたが高い視座を持ち、自律的に思考できる人材であることを証明します。

これにより、単なる一社員としてではなく、事業の未来を共に考え、推進できるパートナーとしての期待値を高めることができるでしょう。

サイボウズに向いている人

・挑戦し続けられる人
・チームでの成果にコミットできる人
・自律的に行動できる人
・変化を恐れず素直に成長できる人

サイボウズに向いている人は、どのような特徴を持った人なのでしょうか。

ここでは、サイボウズに向いている人の特徴を徹底的に解説します。

挑戦し続けられる人

サイボウズは、「チームワークあふれる社会を創る」という壮大なビジョンの実現に向け、現状に満足せず、常に新しい技術や働き方、ビジネスモデルへと挑戦し続ける姿勢を重視しています。

そのため、失敗を恐れず、高い目標を掲げて粘り強く試行錯誤を繰り返せる人が求められます。

同社では、個人の「やりたい」という気持ちを尊重する文化があり、手を挙げれば新しいプロジェクトや困難な課題に挑戦できる機会が豊富にあります。

しかし、それは同時に、与えられた仕事をこなすだけでなく、自ら課題を見つけ、解決策を生み出す情熱と実行力が必要であることを意味します。

結果が出なくても、そのプロセスから学びを得て、次の挑戦に活かせる、成長意欲の高い人がサイボウズの環境で能力を最大限に発揮できるでしょう。

チームでの成果にコミットできる人

サイボウズの事業の根幹は、チームワークを支援する製品と、その製品を開発・提供するチームそのものにあります。

個人が突出した成果を上げることも大切ですが、それ以上にチーム全体の成功を最優先できる人材が非常に重要視されます。

同社は「公明正大」という価値観のもと、立場や役割に関係なく、建設的な議論を通じてより良いアウトプットを目指す文化があります。

したがって、自分の意見を明確に持ちつつも、他者の意見に耳を傾け、協調性をもって行動できることが求められます。

チームメンバーの多様な働き方や価値観を認め、サポートし合いながら、最終的に掲げた目標達成に向けて責任感を持って貢献し続けられる人が、サイボウズの環境で真価を発揮できます。

自律的に行動できる人

サイボウズでは、働く場所や時間に縛られない「100人いれば100通りの働き方」を推進しており、社員一人ひとりに高い裁量と自由が与えられています。

この自由を最大限に活かすためには、上司やマニュアルからの指示を待つのではなく、自ら考え、判断し、行動できる自律性が不可欠です。

自分が担当する業務の目的とゴールを深く理解し、その達成に向けて最適なアプローチを主体的に選択できる能力が求められます。

単に業務をこなすだけでなく、組織全体の目標と自分の役割を結びつけ、オーナーシップを持って仕事を進める姿勢が必要です。

セルフマネジメント能力が高く、与えられた環境を最大限に利用して成果を創出できる人が、サイボウズの柔軟な環境で高いパフォーマンスを発揮できます。

変化を恐れず素直に成長できる人

IT業界、特にクラウドサービス市場は、技術や競争環境が常に急速に変化しています。

サイボウズも例外ではなく、市場の変化に対応するためには、社員自身も変化を恐れず、常に新しい知識やスキルを習得し、成長し続ける必要があります。

この環境で活躍できるのは、自分の至らない点を素直に認め、フィードバックを前向きに受け入れて行動を変えられる人です。

過去の成功体験に固執せず、新しい考え方や手法に対して柔軟に対応し、自分自身をアップデートし続けられる学習意欲が重要です。

また、サイボウズの企業文化や多様なメンバーの意見を受け入れ、適応していける謙虚さと柔軟性も、長期的に貢献し続ける上で欠かせない要素となります。

サイボウズの採用に関するよくある質問

・インターンシップへの参加は必須ですか?
・文系でもIT職に就けますか?
・中途採用も行っていますか?
・転勤はありますか?

サイボウズの選考に進む際、多くの不安や疑問を抱えていることと思います。

そのためここでは、よく聞かれる質問に対する回答を詳しく紹介します。

インターンシップへの参加は必須ですか?

インターンシップへの参加は必須ではありませんが、強く推奨されています。

サイボウズは、インターンシップを通じて企業文化や実際の業務内容を深く理解してもらうことを重視しており、参加者には早期選考の機会を提供することもあります。

インターンシップは、実際の社員と交流し、働く雰囲気を感じる貴重な機会となるため、入社後のミスマッチを防ぐ上でも有効です。

また、企業側もインターンシップ中のパフォーマンスや意欲を評価するため、本選考に先駆けて自身をアピールできる絶好のチャンスとなります。

参加が難しい場合でも、他の選考プロセスで十分に自身の強みを伝えることができれば問題ありません。

文系でもIT職に就けますか?

サイボウズでは、文系出身者でもIT職に就くことが可能です。

同社は、ITエンジニアやWebデザイナーなどの技術職においても、情報系の専門知識があるかどうかに加えて、論理的思考力、問題解決能力、そして学習意欲を重視しています。

入社後に必要なスキルは、研修制度を通じて習得できる環境が整っています。

実際に、文系出身でIT職として活躍している社員も多数存在します。

重要なのは、IT分野への強い興味と、未経験の分野でも積極的に学び、成長していこうとする意欲です。

ポテンシャルを高く評価されるため、文系だからと諦める必要はありません。

中途採用も行っていますか?

サイボウズでは中途採用も積極的に行っています。

事業領域の拡大に伴い、営業、開発、マーケティング、バックオフィスなど、多岐にわたる職種で経験者採用を強化しています。

中途採用においても、これまでの職務経験やスキルだけでなく、サイボウズの企業文化へのフィット感や、今後の成長意欲が重視されます。

即戦力としての活躍が期待される一方で、新しい環境でさらにキャリアを築きたいという向上心を持つ人材を求めています。

個別の求人情報は、サイボウズの採用サイトや転職エージェントを通じて確認できます。

転勤はありますか?

サイボウズでは、職種や事業内容によっては転勤の可能性があります。

特に、顧客対応や事業開発の役割においては、国内の各拠点や、海外拠点(米国、上海、オーストラリアなど)への異動を打診される場合があります。

しかし、サイボウズは社員の働き方を非常に尊重する企業文化があるため、本人の希望やライフスタイルを最大限考慮した上で決定されることが一般的です。

一方的な転勤命令が頻繁に出るわけではありません。

選考の段階で、転勤に関する自身の考えや希望を明確に伝えておくことが重要です。

顔採用はある?

サイボウズは顔採用を行っていません。

同社は「多様な個性を活かす」という理念を掲げており、採用において重視されるのは、個人のルックスではなく、あなたのスキル、経験、そしてサイボウズの文化へのフィット感です。

具体的には、チームワークを重視し、異なる意見を持つ仲間と協力しながら課題解決に取り組めるか、自ら考え行動できるか、そしてサイボウズが提供するプロダクトやサービスを通じて社会に貢献したいという熱意があるかなどが評価の対象となります。

見た目ではなく、あなたの内面や潜在能力、そしてサイボウズで何を成し遂げたいかという強い意志をしっかりとアピールすることが、採用への近道となるでしょう。

まとめ

ここまで、サイボウズの採用に関する情報や選考の突破方法を解説してきました。

サイボウズの選考では、ありのままの自分を伝えることで、格段に内定に近づきます。

そのため、作った自分で選考に臨むのではなく、ありのままで臨むようにしましょう。

そうすれば必ず内定に近づきます。

頑張ってください!

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