【大学3年生向け】何もしてなくて焦るは卒業!今日からできる、自信に変える5つのステップ

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること
  • 多くの大学3年生が就活で感じる焦りの正体
  • 誰でも今日から始められる、就活の具体的なはじめの一歩
  • 就活のプレッシャーを軽くするための心構えとよくある誤解
この記事をおすすめしたい人
  • 周りが就活を始め、何から手をつければ良いか分からず不安を感じている人
  • ガクチカで話せるような特別な経験がなく、自信を失いかけている人
  • SNSで他の就活生の情報を見るたびに、自分と比較して落ち込んでしまう人

目次目次を全て表示する

【大学3年生向け】なぜ焦る?大学3年生が就活でやばいと感じる5つの理由

大学3年生になり、サークルや学業にも慣れてきた頃、急に現実味を帯びてくる就職活動という言葉。

周囲がにわかにざわつき始め、SNSでも就活に関する情報が目に入るようになり、そろそろ何か始めないとまずいかもしれない、と漠然とした焦りを感じていませんか。

その焦りの正体は、一体何なのでしょうか。

多くの人が同じように感じる不安の理由を紐解いていくと、意外なほど共通点が見えてきます。

まずは、なぜあなたが今やばいと感じているのか、その原因を一緒に探っていきましょう。

この焦りの正体を客観的に理解することが、次の一歩を踏み出すための大切な準備運動になります。

気づけば周りの友達がインターンや説明会に行き始めているから

夏休みが明けた頃から、友達との会話でサマーインターンの感想や、説明会への参加状況といった話題が急に増え始めます。

自分はまだ何も始めていないのに、周りは着々と準備を進めているように見えて、まるで自分だけが取り残されてしまったかのような感覚に陥るのです。

特に仲の良い友人や、優秀だと感じている人が動き出しているのを見ると、その焦りは一層強くなります。

自分も早く何か行動しなければならないというプレッシャーを感じ、何から手をつければ良いかも分からないまま、ただ時間だけが過ぎていくような感覚に悩まされてしまうでしょう。

ガクチカや自己PRで話せる特別な経験がないと感じるから

エントリーシートや面接で必ず聞かれる、学生時代に力を入れたこと、通称ガクチカ。

いざ考えてみると、サークル活動やアルバイト経験くらいしか思い浮かばず、全国大会に出場したとか、学生団体を立ち上げたといった華やかな経験がないことに気づきます。

自己PRで語れるような、胸を張れる実績がないと感じてしまうのです。

他の就活生は、何かすごい経験をしているに違いないと思い込み、自分の大学生活が平凡で、アピールできる強みなんて何もないのではないかと不安になります。

この、自分は何者でもないという感覚が、就活への自信を失わせる大きな原因の一つです。

やりたいことが分からず、何から手をつければいいか見当もつかないから

自己分析をしましょう、業界研究をしましょうと言われても、そもそも自分が将来何をしたいのか、どんな仕事に興味があるのかが全く分からない。

そんな状態では、膨大な数の企業の中からどこを受ければ良いのか、見当もつきません。

やりたいことが明確でないために、自己分析を進めようとしても手が止まってしまい、企業説明会に参加する目的も見出せない。

進むべき方向が分からないまま、ただ就活という大きな渦の中に放り込まれたような無力感と焦りを感じてしまうのです。

このスタート地点でのつまずきが、就活全体のハードルを高く感じさせてしまいます。

SNSで見る意識の高い就活生と自分を比べて落ち込んでしまうから

SNSを開けば、有名企業のインターン参加報告や、選考での高評価をうかがわせる投稿といった、いわゆる意識の高い就活生の活動が溢れています。

彼らの充実した活動報告を見るたびに、まだ何もできていない自分と比較してしまい、どんどん自信を失っていきます。

キラキラして見える彼らの姿は、あくまでもその人の活動の一部分を切り取ったものだと頭では分かっていても、どうしても劣等感を抱いてしまうものです。

情報収集のために始めたはずのSNSが、いつの間にか自分を追い込み、就活へのモチベーションを削ぐ原因になってしまうことは少なくありません。

就活は大変という漠然としたイメージに圧倒されているから

何十社もエントリーシートを書き、厳しい面接を何度も乗り越えなければ内定はもらえない。

そんな、就活にまつわる大変そうなイメージが先行し、行動を起こす前から気持ちが圧倒されてしまうことがあります。

OB・OG訪問やSPI対策、グループディスカッションなど、やるべきことの多さにうんざりしてしまうのです。

この、就活は大変で辛いものだという漠然とした先入観が、一歩を踏み出す勇気を奪い、見て見ぬふりをしているうちに時間だけが過ぎていくという悪循環を生み出します。

具体的な困難に直面しているわけではないのに、イメージだけで心が疲弊してしまう状態です。

【大学3年生向け】焦りを自信に変える「はじめの一歩」5選

就活に対する焦りの原因が見えてきたら、次はそれを自信に変えるための具体的なアクションを起こしてみましょう。

しかし、いきなり難しいことから始める必要は全くありません。

むしろ、就活のスタートで大切なのは、完璧を目指すことではなく、自分にもできそうだと思える小さな一歩を踏み出すことです。

ここで紹介するのは、誰でも今日から、あるいは今すぐ始められる5つのステップ。

この小さな成功体験の積み重ねが、やがて大きな自信へと繋がっていきます。

難しく考えず、まずはゲームのクエストを一つクリアするような感覚で、気軽に試してみてください。

STEP1:すごい自分は探さない。

大学生活で楽しかったことを書き出してみる

自己分析と聞くと、自分の長所や短所、成し遂げたことなど、何か特別な自分を見つけ出さなければならないと思いがちです。

しかし、最初からそんなに気負う必要はありません。

まずはノートやスマホのメモ帳に、大学生活で純粋に楽しかったこと、夢中になれたこと、時間が経つのを忘れたと感じた瞬間を、箇条書きで良いので書き出してみてください。

サークルの仲間と笑い合った時間、難しいレポートを完成させた達成感、アルバイトでお客様に感謝された喜びなど、どんな些細なことでも構いません。

その楽しさの裏には、あなたの価値観や強みが隠れています。

STEP2:難しい自己分析は後回し!スマホの無料診断ツールで強みを知る

分厚い本を読んだり、自己分析シートを埋めたりするのは、まだ少しハードルが高いと感じるかもしれません。

そんな時は、スマートフォンで手軽にできる無料の自己診断ツールを使ってみましょう。

いくつかの質問に直感で答えるだけで、自分では気づかなかった強みや性格を客観的な言葉で示してくれます。

診断結果が全てではありませんが、自分にはこういう一面もあるのかと知るきっかけになりますし、後の自己PRを考える際のヒントにもなります。

ゲーム感覚で楽しみながら、自分という人間を少しだけ客観的に眺めてみることから始めてみましょう。

STEP3:まずは身の回りにある好きな商品やサービスを5つ挙げる

業界研究や企業研究も、難しく考える必要はありません。

まずはあなたの身の回りにある、好きな商品やサービスを5つ、理由と一緒に書き出してみてください。

いつも使っているスマートフォンのアプリ、お気に入りのカフェ、好きなアパレルブランドといったもの、何でもOKです。

そして、なぜ自分はこれが好きなのだろう?と少しだけ深掘りしてみましょう。

デザインが良いから、使いやすいから、店員さんの雰囲気が好きだから。

その好きという直感的な感情が、あなたの興味や関心の方向性を示しており、それが業界や企業を知るための最初の入り口になります。

STEP4:一番話しやすいサークルやゼミの先輩に就活どうでしたか?とLINEしてみる

一人で就活の情報を集めていると、不安は募るばかりです。

そんな時は、少し先に就活を経験した身近な先輩の力を借りましょう。

サークルやゼミで一番話しやすいと感じる先輩に、今度、就活のことについて少し話を聞いてみたい、と気軽にLINEを送ってみてください。

インターネット上の誰かの情報よりも、顔の見える先輩からのリアルな体験談は、何倍も参考になります。

成功談だけでなく、失敗談や悩んだ経験を聞けることも多く、自分だけが悩んでいるわけではないと知るだけでも、心が少し軽くなるはずです。

STEP5:スーツは着なくてOK!私服参加できるオンラインの業界研究イベントに1回だけ参加してみる

説明会はスーツで参加するもの、というイメージが参加へのハードルを上げていることもあります。

しかし最近では、私服で気軽に参加できるオンラインの業界研究イベントやセミナーが数多く開催されています。

まずは一度だけ参加してみる、という低い目標を設定し、カメラオフでも参加可能なイベントを探してみましょう。

自宅からリラックスした状態で、社会人がどんな話をするのか、他の学生はどんな雰囲気なのかを肌で感じるだけでも大きな一歩です。

就活の場に慣れるという意味でも、この経験はあなたの背中をそっと押してくれるでしょう。

【大学3年生向け】意外と知らない?就活のよくある誤解

就職活動を進める中で、多くの学生が知らず知らずのうちに囚われてしまう思い込みがあります。

こうした誤解が、必要以上にあなたを不安にさせ、行動をためらわせる原因になっているかもしれません。

しかし、実際の就活は、皆さんが思っているよりもずっと柔軟で、多様な価値観が受け入れられる場です。

ここでは、特に多くの就活生が抱きがちな3つの大きな誤解を解きほぐしていきます。

正しい知識を持つことで、もっと肩の力を抜き、自分らしいスタイルで就活と向き合うことができるようになるはずです。

誤解①:特別な経験がないと内定はもらえない?

学生団体の代表や長期インターンでの輝かしい実績など、特別な経験がなければ内定はもらえない、というのは大きな誤解です。

企業の人事担当者が見ているのは、経験の大きさや派手さではありません。

むしろ、あなたがその経験の中で何を考え、どのように課題に向き合い、どんな学びを得たのかという過程を重視しています。

アルバイト先で後輩の指導に工夫した経験や、ゼミの研究で地道にデータ分析を続けた経験も、あなたの強みや人柄を伝える立派なエピソードになります。

日常の中の小さな挑戦にこそ、あなたらしさが表れるのです。

誤解②:自己分析は完璧にしないと面接で話せない?

自己分析は、自分の過去を振り返り、価値観や強みを言語化する大切な作業ですが、決して完璧を目指す必要はありません。

そもそも、社会人でも自分のことを100%理解している人などいません。

自己分析に終わりはなく、就活を通じて、そして社会人になってからも続いていくものです。

面接は、完成された自分をプレゼンテーションする場ではなく、面接官との対話を通じて相互理解を深める場です。

最初は拙くても、自分の言葉で正直に考えを伝えようとする姿勢が評価されます。

完璧な回答を探すより、対話を楽しむくらいの気持ちで臨みましょう。

誤解③:インターンシップに参加しないと不利になる?

夏休みや冬休みのインターンシップに参加していないと、選考で不利になるのではないかと心配する声もよく聞かれますが、必ずしもそうとは限りません。

もちろん、インターンシップは業界や企業への理解を深める絶好の機会ですが、それが全てではありません。

学業に専念したり、部活動に打ち込んだり、あるいは留学やアルバイトに時間を費やしたりと、学生時代に力を注ぐべきことは人それぞれです。

大切なのは、インターンシップへの参加有無ではなく、あなたが学生時代に何に情熱を注ぎ、そこから何を学んだかを自分の言葉で語れることです。

【大学年生向け】就活の焦りと上手に付き合うための3つの心構え

就職活動は、時に数ヶ月から一年以上にも及ぶ長期戦です。

その道のりでは、思うように進まないことや、周りと比べて落ち込んでしまう瞬間も必ず訪れます。

だからこそ、短期的な結果に一喜憂するのではなく、焦りや不安といった感情と上手に付き合いながら、自分のペースを守り抜くための心構えが非常に重要になります。

最後に、長い就活期間を自分らしく、健やかに走り抜くための3つのマインドセットを紹介します。

この心構えが、きっとあなたのお守りになるはずです。

他人ではなく過去の自分と比べる

SNSで目にする友人たちの華々しい活動報告や、選考が進んでいるという噂話。

就活中は、どうしても他人と自分を比べてしまいがちです。

しかし、見えるのは他人の活動のほんの一部分に過ぎません。

比べるべき相手は、他人ではなく昨日の自分です。

昨日まで知らなかった企業を一つ知ることができた、自己PRが一行でも書けた、それだけであなたは確実に前に進んでいます。

他人というコントロールできないものさしで自分を測るのをやめ、自分自身の小さな成長を日々認めてあげる習慣をつけましょう。

小さなできたことを毎日記録する

就活中は、うまくいかないことやできなかったことにばかり目がいきがちです。

そんな時こそ、意識的にできたことに目を向けてみましょう。

手帳やスマートフォンのメモに、その日できたことをどんなに小さなことでも良いので記録するのです。

企業説明会に申し込んだり、SPIの問題を5問解いたり、先輩にLINEを送れたり。

こうした小さな成功体験を可視化して積み重ねていくと、自己肯定感が少しずつ高まっていきます。

この記録が、自信を失いそうになった時にあなたを支えてくれる、心強い味方になるでしょう。

情報を入れすぎない。

就活デトックスデーを作る

常にアンテナを張り、就活サイトやSNSをチェックし続けることは、時に心身を疲弊させます。

情報過多は、かえって思考を混乱させ、不安を増幅させる原因にもなりかねません。

そこで意識的に、就活に関する情報を一切遮断する就活デトックスデーを週に一度でも設けてみてください。

その日は、趣味に没頭する、友人と気兼ねなく遊ぶ、ただのんびり過ごすなど、心からリフレッシュできる時間を大切にしましょう。

一度就活から距離を置くことで、頭の中が整理され、新たな気持ちでまた向き合うエネルギーが湧いてきます。

【大学3年生向け】まとめ

大学3年生の就職活動は、多くの人が未知の世界への不安や周りとの比較から焦りを感じるものです。

しかし、その焦りの正体を知り、今日からできる本当に小さな一歩を踏み出すことで、その感情は少しずつ自信へと変わっていきます。

特別な経験を探すのではなく、まずは自分の楽しいという気持ちに耳を傾けること。

完璧な自己分析を目指すのではなく、ゲーム感覚で自分を知るきっかけを掴むこと。

そして何より、他人ではなく過去の自分と比べ、日々の小さな成長を認めてあげることが大切です。

就活は、あなたという人間を否定するものではなく、あなたが社会とどう関わっていきたいかを見つめるための貴重な機会です。

焦らず、あなたのペースで、あなたらしい道を見つけていってください。

応援しています。

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