【例文あり】マルハニチロ(ウミオス)の志望動機！インターンや面接対策まで徹底解説！

マルハニチロは、水産・食品業界を代表する総合食品企業で、冷凍食品や缶詰、水産品を中心に幅広い食品の製造・販売を行っています。旧・マルハ（大洋漁業）とニチロが統合して誕生し、長年にわたり海とともに歩んできた歴史を持ちます。現在では、国内外の水産資源を活かしたグローバルな調達力と、加工技術・品質管理の強みを活かし、「食を通じて人々の健康と豊かさに貢献する」ことを目指しています。

「Umios株式会社」に社名変更

創業145年を迎えるマルハニチロは、2026年3月を機に社名を「Umios（ウミオス）」へと変更します。

新しい名前には、私たちの原点である海（Umi）を起点に、社会や地球と一体（One）となり、「食」を通じて地球規模の課題解決（Solutions）に挑むという決意が込められています。

新社名に込めた想い
Umiosの由来は「Umi（海）」「One（一体）」「Solutions（解決）」を組み合わせたもの。地球環境の変化や食料問題といった世界的課題に対して、海の恵みを活かした新しい価値を創造し続ける姿勢を象徴しています。

新しいロゴ「BLUE PLANET」
新しいロゴのテーマは「BLUE PLANET」。

青は海を、白は拡張していく未来の可能性を表現し、海と地球への敬意を込めたデザインになっています。

「食」で人と地球を健康に
Umiosは、誠実を旨とした姿勢を引き継ぎながら、安心・安全で健康な「食」を通じて、豊かなくらしとしあわせを広げることを使命としています。
また、「海を起点とした価値創造力」によって、人と地球を同時に健康にするソリューションカンパニーとして生まれ変わることを目指しています。

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マルハニチロが志望動機を聞く理由

マルハニチロは、水産事業・冷凍食品・惣菜など、私たちの食生活を支える幅広い商品を展開している大手食品メーカーです。

日々の暮らしに密接に関わる食に関わる会社だからこそ、働く人の価値観や姿勢をとても大切にしています。

だからこそ、志望動機は単なる形式ではなく、応募者の人柄や考え方を知るための大切な材料になります。

ここでは、マルハニチロが志望動機から見ているポイントを3つに分けてご紹介します。

会社と応募者のマッチ度

まず、企業と応募者との相性が合っているかどうかは、とても大切なポイントです。

マルハニチロには、食を通じて人々の健康や豊かさに貢献するという企業理念があります。

この考え方に共感し、共にその実現に向かって努力していける人を求めています。

志望動機では、マルハニチロのどんなところに魅力を感じたのか、自分の価値観とどう重なっているのかを伝えることが大切です。

食品ロス削減や持続可能な漁業への取り組みに関心があるなど、マルハニチロの活動と自分の想いが重なる部分をしっかり伝えることで、企業とのマッチ度をアピールできます。

入社意欲

次に見られているのは、どれだけ本気でマルハニチロに入りたいと思っているのかという入社意欲です。

食品業界は人気が高く、似たような企業も多い中で、なぜその中でもマルハニチロを選んだのかをしっかり説明することが求められます。

商品開発の姿勢に惹かれた、海外事業に興味がある、社風が自分に合っていると感じた、など自分なりの視点を持つことが大切です。

具体的なエピソードや企業研究の成果を交えて伝えると、他の応募者との差別化につながります。

成長意欲

最後に、マルハニチロは成長意欲のある人を求めています。

社会人としてはじまるキャリアの中で、自分がどう成長していきたいのか、そしてマルハニチロでどんな力を伸ばし、どんな形で貢献したいのかという将来のビジョンを持っていることが大切です。

商品開発を通じて世界中の食卓に笑顔を届けたい、海外市場に挑戦し、グローバルな視点で食の未来に関わりたいなど、自分なりの成長イメージを持っていることは、大きなアピールポイントになります。

マルハニチロは、自ら考え行動し続ける人を歓迎しているので、成長への意欲を素直に伝えることが好印象につながります。

【マルハニチロの志望動機】インターン情報

マルハニチロのインターンシップ概要と選考情報

マルハニチロでは、夏・秋・冬を中心に1day体験型やワークショップ型のインターンシップを開催しています。

主な会場は東京本社で、オンライン形式でも実施されており、5〜40人規模の少人数で社員との交流もある実践的な内容です。水産・食品事業の体験や新規事業立案ワーク、商品開発シミュレーションなどが行われ、報酬は基本的にありませんが、交通費の一部補助があります。

インターンではプレゼンやグループワークが全プログラムで実施され、参加者には本選考での優遇や早期選考の案内がある場合もあります。実際に約76％の学生が参加後に志望度が高まったと回答しており参加しておきたいです。

ここでは代表的な2つのコースを紹介します。

それぞれの内容を知ることで、マルハニチロに対する理解をより深め、自分の興味や将来像に合った志望動機を作りやすくなるでしょう。

水産商社×食品メーカー事業体験コース

このコースは、マルハニチロが持つ水産商社と食品メーカーという二つの側面を実際の業務体験を通じて学ぶことができるプログラムです。

水産物の仕入れや流通の仕組み、市場動向の分析、商品企画やブランド戦略など、川上から川下まで一貫したバリューチェーンを体感できます。

商社的なダイナミズムと、メーカーとしてのモノづくりのこだわり。

この両方に触れられることで、他の食品企業とは違ったマルハニチロならではの魅力を発見できるでしょう。

実際にこのコースに参加した学生からは、ただの食品メーカーではないスケール感が魅力的だった。

ローバル展開のイメージが具体的に湧いたといった声も多く、志望動機を書く際に自信を持ってマルハニチロを語れるようになったという感想が聞かれます。

マルハニチロ仕事体験コース

もうひとつのコースは、マルハニチロでの働き方や各部門の役割について広く理解できる仕事体験型のインターンです。

実際のビジネス課題に取り組んだり、チームで企画立案を行ったりと、より実践的な内容が特徴です。

営業、マーケティング、商品開発、品質管理など、職種ごとの役割を知ることができるため、自分がどのポジションで活躍したいか、明確な将来像を描くきっかけになります。

また、社員の方々からのフィードバックを通して、自分の強みや課題を知ることもできる貴重な経験です。

このコースに参加することで、マルハニチロの社風やチームの雰囲気を肌で感じることができるため、一緒に働きたいと思えるかどうかを見極めるうえでも非常に有効です。

そして、そこで得た実感や学びは、まさに志望動機の核となる部分を形成してくれます。

※本ページのインターン情報は参考として掲載しており、実際の内容は年度や開催時期によって異なる場合があります。最新の情報は、各企業の採用サイトやマイナビ・リクナビ等でご自身でもご確認ください。

【マルハニチロの志望動機】なぜ人気？

ここではマルハニチロが就活生に毎年高い人気を誇っているかについて二つの面から見て解説していきます。

高い年収水準

マルハニチロは、日本の食品業界において高い年収水準を誇る企業として知られています。

この背景には、同社が国内最大級の水産商社としての機能と、幅広い食品を製造するメーカーとしての機能を併せ持つ、独自のビジネスモデルがあります。

これにより、安定した収益基盤を確立しながら、グローバル市場でのダイナミックな事業展開を通じて、高い利益率を維持しています。

また、社員一人ひとりの成果を正当に評価する報酬制度が整っており、個人の頑張りが給与に直接反映されやすい環境です。

若手のうちから責任ある業務を任される機会が多く、自身の成長が会社の成長に直結していることを実感できるため、仕事へのモチベーションを高めながら、経済的な安定を追求することが可能です。

このような高い年収水準は、社員の生活を豊かにするだけでなく、優秀な人材を惹きつけ、企業の競争力をさらに高める好循環を生み出しています。

安定性と挑戦のバランス

マルハニチロの大きな魅力の一つは、企業としての「安定性」と「挑戦」が絶妙なバランスで共存している点です。

同社は140年以上の歴史を持つ老舗企業であり、その確固たるブランド力と広大なサプライチェーンは、ビジネスの安定した基盤を築いています。

これにより、社会情勢や経済の変動に左右されにくい強固な経営体制を維持しています。

一方で、伝統にあぐらをかくことなく、常に新しい挑戦を続けている点も特徴です。

例えば、海外市場の開拓、最新技術を活用した生産プロセスの革新、SDGsに貢献するサステナブルな水産物の開発など、未来を見据えた積極的な取り組みを行っています。

社員は、安定した環境の中で安心してキャリアを築きながらも、新しいプロジェクトやグローバルな舞台で自身の力を試すことができます。

この「安定」と「挑戦」の両立は、社員にとって長期的なキャリアプランを描きやすく、同時に自己成長の機会を豊富に提供する、理想的な職場環境と言えるでしょう。

【マルハニチロの志望動機】ビジネスモデル

志望動機を考える上で欠かせないのが、その企業ならではのビジネスモデルを理解することです。

ただ食品が好きだからだけでは伝わらない部分も、マルハニチロの事業の特徴や強みを把握することで、より説得力のある志望理由を組み立てることができます。

ここでは、マルハニチロのビジネスモデルの中でも特に注目したい6つのポイントを紹介します。

グローバルなバリューチェーンの構築

マルハニチロは、原材料の調達から製造、販売に至るまでのバリューチェーンをグローバルに展開しています。

世界各国で漁獲された水産資源を取り扱い、加工・物流・販売までを一貫して行える体制は、他の食品企業にはない大きな特徴です。

この国際的なスケールの中で、食の安全性や品質管理を徹底しながら、世界中の消費者に安定した供給を実現している点に魅力を感じる就活生も多くいます。

グローバルなビジネスに興味がある人にとっては、大きなやりがいを感じられるフィールドといえるでしょう。

世界最大規模の水産資源調達力

マルハニチロは、世界でもトップクラスの水産資源調達力を誇る企業です。

自社船による漁業や、海外の提携パートナーとのネットワークを活用し、世界中の海から高品質な原材料を安定的に確保しています。

この強みがあるからこそ、季節や地域によって異なる消費者ニーズにも柔軟に対応できる体制が整っており、水産事業の根幹を支える大きな競争力となっています。

海に関わる仕事、水産業に興味がある人にとって、マルハニチロのスケールは非常に魅力的です。

多様な商品カテゴリー展開

マルハニチロの強みは水産だけにとどまりません。

冷凍食品、レトルト食品、惣菜、缶詰、ペットフード、さらには医療・介護食といった特殊用途食品まで、実に幅広い商品群を展開しています。

これにより、家庭用から業務用まで、あらゆる生活シーンに食を通して貢献しています。

多彩な商品カテゴリーに関わることで、営業や開発などの職種でも幅広い経験ができ、自分のキャリアの可能性を大きく広げることができます。

持続可能性（サステナビリティ）重視

近年、サステナビリティへの取り組みは企業選びの大きな基準のひとつとなっています。

マルハニチロは、持続可能な水産資源の活用や、環境に配慮した製造工程の整備、プラスチック使用量の削減など、地球環境に配慮した事業運営を積極的に推進しています。

こうした姿勢は、単に利益を追求するだけでなく、未来の社会や地球に責任を持って行動する企業であることを示しています。

社会的な意義を感じながら働きたいと考える人にとって、大きな魅力となるポイントです。

総合食品企業としての事業多角化

マルハニチロは水産に強みを持ちながらも、現在では総合食品企業としての立ち位置を確立しています。

海外展開や新しい分野への進出にも積極的で、M&Aやアライアンスを通じて事業を拡大しています。

こうしたチャレンジ精神と成長意欲にあふれる企業文化は、自らも新しいことに挑戦していきたいと考える新卒学生にとって非常に魅力的です。

食品業界の中でも成長性を感じられる企業の一つとして注目されています。

強固な製造技術と商品開発力

マルハニチロが長年にわたり業界をリードしてきた背景には、確かな製造技術と独自の開発力があります。

冷凍技術の高度化によって家庭でも高品質な食を楽しめるようにする工夫や、消費者ニーズをとらえた新商品のスピーディな開発など、その技術力と現場力は非常に高い評価を受けています。

食を通じて価値を生み出す仕事に関心がある人や、ものづくりに携わりたいと考えている人にとって、自分のアイデアを形にできる環境がここにはあります。

【マルハニチロの志望動機】職種説明

志望動機をより具体的に伝えるためには、どの職種で、どんな形でマルハニチロに貢献したいかを明確にしておくことが大切です。

マルハニチロでは、新卒採用において主に3つの職種が用意されています。

それぞれの役割や働き方には違いがあるため、自分の志向や将来のキャリア像に合った職種を理解しておくと、志望理由にも説得力が増します。

総合職

総合職は、マルハニチロの中核を担う職種であり、将来的には管理職やマネジメント層としての活躍が期待されるポジションです。

配属先は営業・商品開発・マーケティング・生産管理・物流・経営企画など多岐にわたり、国内外問わず幅広いフィールドでキャリアを築く可能性があります。

全国転勤や海外勤務の可能性があるため、柔軟な環境適応力やチャレンジ精神が求められます。

食品業界の最前線で戦略的に仕事がしたい人、グローバルに活躍したい人、キャリアアップを目指したい人にとって、非常にやりがいのある職種です。

志望動機では、どのような分野で活躍したいか、マルハニチロのどの事業に興味があるのかを明確に伝えると、印象がより強くなります。

エリア職

エリア職は、一定の地域に勤務エリアを限定した形で働く職種です。

転居を伴う異動が基本的にはないため、地域に密着した働き方ができるのが大きな特徴です。

主な業務内容は総合職と重なる部分もありますが、地域に根差した営業活動や業務運営に特化している点が異なります。

地元で長く働きながら、社会や地域に貢献したいと考える人に向いています。

また、ライフイベントに左右されにくく、長く安定して働ける点も魅力のひとつです。

志望動機では、地域とのつながり、長期的な視点でのキャリア形成、地域のお客様への貢献などを軸に、自分がエリア職を志望する理由をしっかりと伝えることが大切です。

工場地域職

工場地域職は、マルハニチロの各製造拠点に勤務し、製造現場の運営や改善、生産技術の開発、品質管理などを担う職種です。

食品の安全・安心を守る重要なポジションであり、現場を支える縁の下の力持ちとしての役割が期待されています。

製造技術や工程管理、食品衛生などの知識を活かしたい人、ものづくりに興味がある人にとっては非常にやりがいのある環境です。

理系出身者だけでなく、現場志向のある文系出身者にも門戸が開かれているため、幅広い学生にチャンスがあります。

志望動機では、製造現場での役割に対する理解や、自分がどのように安全で高品質な食品づくりに貢献していきたいかを具体的に伝えると良い印象につながります。

【マルハニチロの志望動機】求める人材

志望動機に説得力を持たせるには、自分の価値観や特性が企業が求める人物像と一致していることを示す必要があります。

では、マルハニチロが新卒採用で重視している人物像とは、どのようなものなのでしょうか。

マルハニチロは、地球の恵みを食卓へという使命のもと、グローバルに事業を展開する総合食品企業です。

そのビジネスは広く、複雑で、そして常に変化を続けています。

だからこそ、求める人物像には一貫して変化への対応力や挑戦する姿勢といったキーワードが含まれています。

ここでは、マルハニチロが掲げる7つのキーワードに基づいて、求められる人材像を解説します。

自分にどの要素が当てはまるかを考えながら読み進めると、あなた自身の志望動機に自然と反映させることができるでしょう。

向上心がある人

マルハニチロでは、若手社員であっても積極的にチャレンジする姿勢が評価されます。

目の前の仕事をこなすだけでなく、より良くするにはどうすればいいかを常に考えられる人は、現場でも企画でも成長が早い傾向があります。

学生時代にアルバイトやゼミで、自分から改善提案をしたり、スキルアップに取り組んだ経験があれば、それはまさに向上心のある人としての強みになります。

適応力がある人

国内外に事業を展開し、職種・勤務地も多岐にわたるマルハニチロでは、さまざまな環境への柔軟な適応力が欠かせません。

入社後は部署異動や新規プロジェクトへの参画など、変化の多い環境に身を置くことになります。

新しい環境や人間関係に対してポジティブに対応できる力は、マルハニチロの中で長く活躍するための大きな武器になります。

コミュニケーション能力が高い人

食品ビジネスは、営業・開発・製造・物流など、さまざまな部署の連携によって成り立っています。

部署間だけでなく、お客様や取引先との関係性も非常に重要です。

その中で、単に話すだけでなく、相手の話をきちんと理解し、信頼関係を築く力が求められます。

就活では、面接での受け答えや、グループディスカッションでの関わり方からも、こうした力が見られています。

チームワークを大切にできる人

チームで動くことが前提のマルハニチロでは、協調性や思いやりのある行動ができるかどうかも重要な要素です。

職場では、部署内外のメンバーと協力しながらひとつの成果を目指すことが多く、一人で完結する仕事はほとんどありません。

チームでの活動や部活動、グループ研究など、過去に誰かと協力して成し遂げた経験は、志望動機や面接での強力なエピソードになります。

挑戦意欲があり、自発的に行動できる人

マルハニチロは、変化を恐れず、新しい価値を創り出すことに力を入れている会社です。

食品業界全体が成熟する中で、企業としては常に変わる努力が必要です。

だからこそ、若手でも新しい提案を恐れず、自ら行動できる人が評価されます。

受け身ではなく、目的意識を持って動けるかどうかがカギです。

グローバルな視野を持つ人

マルハニチロの事業は世界中に広がっており、水産資源の調達から海外市場の展開まで、まさにグローバルに活動しています。

語学力に自信がなくても、異文化を理解し、多様性を受け入れる姿勢を持っていることが評価につながります。

海外留学経験、外国人との共同プロジェクト、国際的な課題への興味などは、志望動機のなかでグローバル視点を伝える手段になります。

専門知識や経験を活かせる人

食品科学、栄養学、農学、工学、経営、マーケティングなど、マルハニチロの業務には多様な専門性が関係しています。

理系・文系を問わず、大学や個人の経験を通じて得た専門性が仕事に直結する場面が多くあります。

専門知識を活かしてどんな貢献ができるかを具体的に語れれば、企業とのマッチ度をより高く見せることができます。

【マルハニチロの志望動機】書く前の準備

志望動機を書こうとするとき、いきなりパソコンに向かっても言葉が出てこない、という経験をしたことがある人は少なくないはずです。

それは、企業についての理解や自分自身についての整理が不十分なまま書き始めてしまっているからで、志望動機には土台づくりが何よりも大切です。

ここでは、マルハニチロの志望動機を書く前に必ずやっておきたい4つの準備について詳しく紹介していきます。

どれも単なる就活テクニックではなく、自分と企業の接点を見つけるための思考プロセスです。

自己分析

志望動機の核になるのは、どんなに企業のことを調べたとしても、最終的には自分はなぜこの会社を選ぶのかという個人の納得感であり、それを見つけるために自己分析は欠かせません。

自分の性格や価値観、過去の経験や将来に対するイメージを丁寧に振り返ることで、自分はどんな環境で力を発揮するのか、どんな仕事にやりがいを感じるのか、どのような成長を求めているのかといった、自分自身の輪郭が見えてきます。

学生時代に打ち込んできたことの中に、食に関わる経験やチームで成果を出す過程などがあれば、それがそのままマルハニチロの事業や働き方に重なっていくかもしれませんし、仮に食とは関係ない経験でも、そこで培った姿勢や価値観を通じてなぜ食品業界に惹かれたのかを語る材料になることもあります。

自己分析は、他人と比べて優れているかどうかを測るものではなく、自分という素材を理解し、それを企業にどう届けるかを考える作業だと捉えると、より意味のある志望動機につながっていきます。

業界分析

自己理解がある程度深まってきたら、次にやるべきは自分がその業界で働くことをどう捉えているかを明確にする業界分析です。

マルハニチロが属する食品業界、とくに水産や冷凍食品といった分野は、日常的に消費者と密接に関わる一方で、原料調達や製造、物流、販売など多段階にわたるバリューチェーンで構成されており、グローバルな供給網や環境問題とも深く結びついています。

だからこそ、食品業界を志望するのであれば、ただ食が好き、人々の暮らしに貢献したいだけで終わらず、なぜいま食品業界が注目されているのか、その中で企業がどう変化しているのか、マルハニチロが他の食品メーカーとどう違うのかなど、業界の構造やトレンドを自分なりに整理することが大切です。

冷凍食品市場の成長、フードロス削減への取り組み、持続可能な水産資源の調達など、業界の大きな流れを知ることで、企業の役割に対する理解が深まり、それがそのまま志望動機の深さにつながっていきます。

企業研究

業界の中でマルハニチロを選ぶ理由を語るには、やはり企業研究が欠かせませんが、ここで大事なのは企業の情報を集めることよりも、その情報を自分の視点でどう解釈するかという姿勢です。

マルハニチロは水産商社×食品メーカーという独自の立ち位置にあり、一次産業から加工・販売までを一気通貫で担うビジネスモデルを構築しています。

さらに、グローバルなバリューチェーンを活かしながら、冷凍食品や介護食、ペットフードといった多様な商品を展開し、持続可能性や食の安全にも積極的に取り組んでいます。

このような企業の取り組みに触れたときに、自分はどこに魅力を感じるのか、なぜ他社ではなくマルハニチロなのか、どの事業・部門に特に関心があるのかといった、自分なりの視点で掘り下げていくと、表面的ではない志望理由が生まれます。

また、企業研究はIR資料、ニュース、インターン体験談、社員インタビュー、公式SNSなど多角的な情報源を使って調べるのが効果的であり、志望動機の中で自分がどれだけその企業に真剣に向き合ってきたかが伝わるかどうかに直結します。

就職活動の軸を確立

自己理解と企業理解がある程度進んだら、最後に行うべきは自分の就職活動の軸を明確にすることであり、それはなぜこの会社に行きたいかを超えて、どう働きたいか、何を大切にしたいかを言葉にする作業です。

社会貢献性の高い事業に携わりたい、長期的にキャリアを築ける環境がほしい、多様な人と連携して仕事をしたい、グローバルに通用する視点を身につけたいなど、人によって価値観はさまざまですが、それを自分なりに整理しておくことで、企業選びに一貫性が生まれ、志望動機にも軸が通るようになります。

マルハニチロを選ぶ理由が、企業の魅力だけでなく、自分の軸と重なっているからと語れるようになれば、それは志望動機として極めて強力な説得力を持ちます。

【マルハニチロの志望動機】構成

志望動機を書くときに最も大切なのは、何をどう伝えるかという構成の一貫性です。

せっかく良い内容を持っていても、順序がバラバラだったり論理が飛んでいたりすると、読み手には伝わりづらくなってしまいます。

マルハニチロのような大手企業では、多数の応募者の中から“なぜこの学生なのか”を短時間で見抜く必要があります。

だからこそ、簡潔で、論理的で、印象に残る構成が非常に重要になります。

ここでは、以下の4ステップ構成をベースに、説得力のある志望動機の作り方を具体的に解説します。

結論

最初に伝えるべきなのは、なぜマルハニチロを志望するのかという志望動機の結論そのものです。

就活生が陥りがちなのは、長い前置きから入ってしまい、最後まで読まないと結論がわからないパターンです。

しかし、企業の担当者は短時間で数十〜数百人のエントリーシートを確認するため、最初の数行でこの人は何を言いたいのかが見えなければ、印象に残りません。

理由

次に、上で述べた結論に対する論理的な理由付けを行います。

このパートでは、なぜ他社ではなくマルハニチロなのか、自分の価値観と企業のどこが重なるのかを、業界研究や企業理解をもとに書くことが求められます。

NGなのは、食品業界に興味があるから、大手企業だからという表面的な説明です。

代わりに、マルハニチロの以下のような特徴と自分の価値観を接続すると効果的です。

水産商社×食品メーカーというビジネスモデルの一貫性
グローバルに展開される調達・販売体制
食の安全やサステナビリティへの本気度
冷凍食品・介護食など幅広い事業展開

エピソード・経験

理由まで伝えられたら、次はそれを裏付ける具体的なエピソードや経験を紹介します。

このパートでは、あなたがこれまでどんな経験をし、なぜマルハニチロとマッチするのかを実感をもって伝えることが大切です。

ポイントは、単なる過去の紹介ではなく、マルハニチロとの接点・親和性を言語化することです。

結論・貢献

最後に、再び結論に戻って、今度は入社後、自分がどのように企業に貢献したいかという未来志向のメッセージを伝えましょう。

ここでは、何がしたいかとどんな力を活かしたいかをセットで語るのが効果的です。

ここでのポイントは、企業が自分に何をしてくれるかではなく、自分が企業にどう価値をもたらすかに軸足を置くことです。

企業は雇うに値する人材かを見ているため、自分の貢献意欲を最後に明確に示すことが重要です。

【マルハニチロの志望動機】書く時のポイント

志望動機は、就職活動において自分を表現する最も重要なパートの一つであり、企業との接点を見つけて言語化する力が求められます。

特にマルハニチロのような大手食品メーカーでは、多くの応募者が集まるため、採用担当者にこの人は他の応募者と違う、この人は当社で活躍できそうだと感じさせるには、構成の良さに加えて、伝え方の工夫や情報の深みが必要です。

以下では、マルハニチロの志望動機を書くときに意識すべき6つのポイントを解説します。

なぜマルハニチロを志望するかを明確に一文で述べる

志望動機の最初で最も大事なのは、なぜこの企業なのかという問いに対して、一言で自分の考えを明確に伝えることです。

エントリーシートや面接では、限られた時間や文字数の中で自分の想いを伝える必要があるため、最初の一文で読み手の印象に残るかどうかが鍵を握ります。

私は水産事業と食品事業を融合させ、持続可能な社会に貢献している貴社の事業モデルに共感し、その中で価値ある食の流通を支える仕事に携わりたいと考え、志望いたしましたというように、志望の軸を一文で言い切ると、その後の理由やエピソードも展開しやすくなります。

企業理念やビジョンへの共感

企業が志望動機を通じて見ているのは、単に業務内容に対する興味だけではなく、この学生は企業の考え方や方向性と価値観が合っているかどうかです。

マルハニチロの企業理念である海といのちの未来をつくるというメッセージや、グローバル・サステナビリティ・安心安全への取り組みに共感できるかどうかは、選考において大きな評価ポイントになります。

企業理念を志望動機に取り入れるときは、単に共感しましたと書くのではなく、その理念に惹かれた背景や自分の考えとのつながりをしっかり言葉にして伝えることが大切です。

自分の経験や強みと結びつける

どんなに企業理解が深くても、自分自身の話とつながっていなければ、それは“他人事”になってしまい、志望動機としての説得力に欠けてしまいます。

だからこそ、マルハニチロの事業内容・理念・ビジネスモデルのどの部分と自分の経験や強みが重なっているのかを、自分の言葉で語れるようになることが重要です。

リーダーシップ、チームワーク、改善提案の経験、グローバルな活動、食や環境に関する学びなど、どんなことでも構いません。

それを企業の業務や価値観にどう活かせるのかまでを考えて書くことで、この人なら活躍できそうだと感じさせる志望動機になります。

実体験や具体エピソードを盛り込む

企業は、志望動機の中で語られる“抽象的な理想”よりも、“実際に何をしてきたのか”という行動の事実に注目しています。

そのため、たとえばグローバルな視野を持って働きたいと伝えるのであれば、留学経験、海外の学生との共同研究、国際課題に取り組んだゼミ活動などの具体的なエピソードを添えると、言葉の信頼度が一気に高まります。

抽象度の高い言葉には必ず、なぜそう思ったのか、それを感じたのはどんな経験からかという裏付けとなるエピソードを加えることで、読み手にリアルな人間像が伝わる志望動機になります。

入社後の貢献意欲や将来ビジョン

企業が最も重視しているのは、入社した後、この人がどんな力を発揮してくれるかという将来への期待です。

だからこそ、志望動機の最後には、自分がマルハニチロでどう貢献したいか、将来どんな社員になりたいかという未来への視点を言葉にして締めくくることが重要です。

このとき注意したいのは、単に貢献したいです、挑戦したいですとだけ書くのではなく、どの部門・どのような課題・どのスキルを活かして貢献していくのかという具体性を持たせることです。

誤字脱字に注意し、読みやすく端的にまとめる

どれだけ中身が良くても、誤字脱字があるだけで印象は大きく損なわれてしまいます。

また、内容が詰め込みすぎて読みにくかったり、話が散らかっていたりすると、論理的に考えられない人と判断されてしまうこともあります。

読みやすさを意識するには、一文を長くしすぎない、段落ごとにテーマを明確にする、主語と述語をしっかり対応させるといった基本的な文章スキルが問われます。

エントリーシートは書類ではありますが、読むのは人間です。

読み手の立場に立って、伝わりやすい文章になっているかを何度も読み直し、最終チェックを怠らないようにしましょう。

【マルハニチロの志望動機】職種別志望動機例文

志望動機は、単にマルハニチロに入りたいという気持ちを伝えるものではなく、自分がどの職種で、どのように企業に貢献できるかを具体的に伝えることが求められます。

ここでは、総合職・エリア職・工場地域職の3つの職種別に、伝わる構成に基づいた志望動機の完成例を紹介します。

総合職の例文

私は、グローバルに展開される貴社の水産・食品事業の中で、多様な職種と連携しながら新たな価値を創出する仕事に挑戦したいと考え、総合職を志望いたしました。貴社の水産商社×食品メーカーという独自の事業構造や、一次産業から最終製品までを包括するバリューチェーンの中で、社員一人ひとりが専門領域を超えて価値を届けている姿勢に深く共感しております。また、冷凍食品や介護食といった生活の根幹に関わる事業を通じて、社会課題の解決に向けて実直に取り組んでいる点に強く惹かれました。大学時代には、ゼミで地域の食品ロス削減プロジェクトを担当し、地元スーパーとの協働で需要予測モデルの提案を行いました。立場の異なる関係者と粘り強く対話を重ね、全体の視点から最適な提案を導いた経験から、多様な利害関係者の間に立って価値をつなぐことの重要性を学びました。貴社のグローバルかつ多層的な事業フィールドの中で、持ち前の俯瞰力と調整力を活かし、部門間・国境間を越えた連携を推進できる人材として、将来的には貴社の中核事業を担う存在を目指してまいります。

エリア職の例文

私は、地域に根差した営業活動を通じて、消費者と企業をつなぐ架け橋となる仕事に取り組みたいと考え、エリア職を志望いたしました。貴社の冷凍食品や水産加工品は、私の地元でも長く親しまれており、家族や地域の人々にとって欠かせない存在です。その背景には、地域のニーズを丁寧にくみ取り、商品づくりや提案活動に反映してきた貴社の営業力があると知り、私もその一員として地元に貢献したいと強く感じるようになりました。大学時代には、地域の飲食店を対象にSNSプロモーション支援を行うインターンに参加し、店主と密にコミュニケーションをとりながら改善提案を行ってきました。相手の想いを丁寧に引き出す傾聴力や、現場のニーズに合わせて柔軟に動く力を評価していただき、次も君にお願いしたいと言っていただけたことが印象に残っています。貴社の地域営業においても、生活者や取引先との信頼関係を大切にしながら、地域に根差した提案活動を通じて“食の豊かさ”を支える存在として貢献してまいりたいと考えております。

工場地域職の例文

私は、製造現場の最前線で安全・安心な食品づくりを支え、品質と効率を両立させる業務に貢献したいと考え、工場地域職を志望いたしました。貴社は、原料調達から製造・流通まで一貫して手がける体制を強みに持ち、特に製造現場における品質管理と技術革新への取り組みが業界内でも高く評価されています。また、HACCPや食品ロス削減などにも積極的に取り組む姿勢に、社会的責任を果たす企業としての誇りを感じ、共感いたしました。私は食品科学を専攻し、研究室では微生物制御に関する実験を行う中で、正確さと安全意識を徹底しながら作業を進める重要性を学びました。また、学外では食品工場でのアルバイト経験があり、製造ラインにおける作業改善提案が採用されたこともあります。安全性と効率性の両立という点で、自らの経験が貴社の工場業務に活かせると考えております。今後は、現場での安定供給を支える技術者として、徹底した品質管理と改善提案に取り組み、消費者の信頼に応える食品づくりに貢献していきたいと考えております。

【マルハニチロの志望動機】インターンの志望動機の例文

ここでは実際にマルハニチロのインターンのESの内容の例文を紹介します！この例文を参考に自分の言葉に置き換えながら読んでみましょう

目標達成にむけて周りを巻き込んだ経験

私は、大学のサークル活動において、新規イベントの企画・実行という目標を達成するため、周囲のメンバーを巻き込み、主体的に行動した経験がある。当初はメンバーの士気が低く、意見が出ないといった課題に直面し、目標達成は困難であると考えられていた。しかし、私はこの状況を打開するため、個々のメンバーが持つスキルや強みを最大限に活かす必要性を感じた。そこで、各メンバーと個別に面談を実施し、彼らの意欲や専門性をヒアリングした上で、役割分担を再構築したのである。また、定期的な進捗共有会を設けることで、各メンバーが自身の役割を理解し、チーム全体の一体感を醸成することに注力した。その結果、チームは来場者数を前年比150%に増加させるという目標を達成することができた。この経験から、私は目標達成のためには、個々の力を引き出し、チームとしての一つの方向へ向かわせる「巻き込み力」が不可欠であると学んだのである。

困難と向き合った経験

私は、アルバイト先のカフェにおいて、未経験の新メニューの考案とオペレーション改善という困難な業務に直面した。初めは業務の進め方が分からず、何度も失敗を繰り返す日々であった。しかし、私はこの状況から逃げることなく、正面から向き合うことを決意した。まず、業務の全体像を把握するため、先輩社員の動きを注意深く観察し、作業の効率的な手順をメモにまとめた。また、疑問点が生じた際には、都度質問することを徹底し、フィードバックを積極的に求めた。さらに、業務時間外でも自主的に関連する情報を調べるなど、自ら学習する姿勢を貫いたのである。その結果、業務開始から3週間後には、先輩社員から**「もう君に任せて大丈夫だ」**という言葉をいただくまでに成長することができた。この経験は、困難な状況でも諦めずに努力を継続することで、必ず道は開けるという自信を私に与えたのである。

インターンに参加したい理由

私がマルハニチロの食品製造マネジメントコースを志望する理由は、貴社が「水産商社」と「食品メーカー」という二つの側面を併せ持つ、唯一無二のビジネスモデルに強い関心を抱いているからである。貴社のインターンシップを通じて、水産物の仕入れから加工、そして消費者の食卓に届くまでのバリューチェーン全体を、製造の観点から深く学びたいと考えている。特に、水産物の加工技術や品質管理、生産ラインの効率化といったモノづくりの根幹に触れることで、食の安全と豊かさを支える貴社のこだわりを肌で感じたい。そして、その過程で「商社」としてのダイナミックな事業展開と、「メーカー」としての徹底した品質へのこだわりが、どのように結びついているのかを実体験として理解したい。インターンシップでの学びは、将来、食を通じて社会に貢献したいという私の目標を具体化するための大きな一歩になると確信している。

【マルハニチロの志望動機】面接対策のポイント

志望動機を言葉にして伝える最後の場面が面接です。

エントリーシートや書類では伝えきれなかったあなたの熱意や人柄が、直接伝わる貴重な機会である一方、準備が甘いと志望動機の浅さや自分らしさの欠如が目立ってしまうこともあります。

マルハニチロのように、事業の幅も広く、求める人物像が多面的な企業では、単なる受け答えではなく、企業理解と自己理解をもとにした“対話”が求められます。

以下では、面接で志望動機を伝えるうえで押さえておきたい6つの実践的なポイントを紹介します。

事前準備をしっかり行う

面接の成否は、当日の受け答えだけでなく事前準備の質に大きく左右されます。

企業研究はもちろん、志望動機や自己PR、入社後のビジョンなどを、自分の言葉で何度も整理し直す作業を通じて、聞かれてもすぐに答えられる状態にしておくことが重要です。

また、マルハニチロが展開している事業（例：冷凍食品、水産、介護食など）をそれぞれ理解したうえで、自分の志望理由がどこにフィットするのかを明確にしておくと、面接での言葉にも説得力が出ます。

想定問答集を作成する

志望動機を教えてくださいはもちろん、学生時代に力を入れたこと、チームで成果を出した経験、失敗をどう乗り越えたかといった、定番の質問に対する自分なりの答えをあらかじめ準備しておきましょう。

さらに、マルハニチロ特有の質問として、

なぜ食品業界の中でもマルハニチロなのか？
マルハニチロのどの事業に興味があるか？
グローバルな仕事に興味はあるか？

などが想定されるため、企業研究の内容を志望動機と結びつけて答えられるよう、質問→答えの想定Q&A集を自作することが非常に効果的です。

食への関心を示す

マルハニチロは、水産や冷凍食品、総合食品メーカーとしての多角化事業を展開する一方で、食を通じて人々の生活に貢献することを企業の根幹に据えています。

そのため、面接の中でも食に対する興味や想いは必ずと言っていいほど見られます。

単に食が好きだからではなく、

家庭での食体験から得た価値観
食品ロスやサステナビリティに対する関心
自分が食で社会にどう貢献したいか

といった、自分なりの視点や課題意識を持って語ることが、説得力を高めるポイントです。

人柄をアピールする

面接ではスキルや知識だけでなく、一緒に働きたいと思えるかどうかが重視されます。

そのため、あなたの人柄やコミュニケーションスタイル、考え方などが自然に伝わるような話し方を意識しましょう。

話し方が丁寧であることや相手の質問意図をきちんとくみ取って答える、エピソードの内容が誠実で具体的といった部分で、あなた自身の人間性が伝わると、それが評価に直結することもあります。

リラックスして自然体を心がける

どれだけ準備していても、面接の場では緊張してうまく話せないことがあります。

しかし、企業側もそれは十分に理解しており、完璧な回答よりも、あなた自身の素直な言葉を重視していることが多いです。

特にマルハニチロの社員インタビューなどを見ても、温かい雰囲気や協調性を重んじる社風が伝わってくることから、過度に固くならず、丁寧かつ自然な表現で会話することが、好印象につながります。

面接方法・環境に慣れておく

マルハニチロの選考では、オンライン面接と対面面接の両方が実施される可能性があります。

それぞれの環境に慣れておくことで、本番でのパフォーマンスが安定しやすくなります。

オンライン面接：カメラの位置、表情の見せ方、音声チェック、目線の位置を事前に確認
対面面接：入室・退室のマナー、椅子の座り方、アイコンタクトや声のトーンの調整など

あらかじめ模擬面接や練習を通して、環境に慣れておけば、志望動機を含めた自己表現に集中することができます。

【マルハニチロの志望動機】就活エージェントに相談しよう

マルハニチロのような大手企業を本気で目指すなら、自己分析や企業研究だけではなく、第三者の視点からのアドバイスも活用して、志望動機の完成度をさらに高めることが大切です。

就活エージェントは、就活のプロとして数多くの選考や企業の傾向を熟知しており、あなたの志望動機がマルハニチロらしいか、伝わりやすい構成になっているか、他の学生と差別化できているかを客観的にチェックしてくれます。

特に、マルハニチロのように総合職・エリア職・工場地域職など複数の職種を持ち、多角的に事業を展開する企業の場合、自分の強みや経験がどの職種に最も適しているのかを相談できることは大きなメリットです。

また、面接練習やES添削も個別に対応してもらえるため、一人で悩まず、プロの意見をもとに自信を持って本番に臨む体制を整えることができます。

迷ったり、伸び悩みを感じたりしたときは、就活エージェントという選択肢を活用してみてください。

納得感のある志望動機を一緒につくり上げるパートナーが、必ずあなたの背中を押してくれるはずです。

【マルハニチロの志望動機】おわりに

マルハニチロの志望動機を深めていくプロセスは、自分の価値観や将来像、そして社会とどう関わっていきたいかを見つめ直す時間でもあります。

なぜこの企業なのか、なぜこの職種なのか、自分は何を大切にして働きたいのかという問いに丁寧に向き合うことで、言葉に厚みが生まれ、選考担当者にも強く響く志望動機となっていきます。

企業研究、自己分析、エピソードの整理、志望動機の構成、面接準備。

どれも簡単な作業ではありませんが、真剣に向き合ったその時間こそが、他の学生にはない“あなたらしさ”を生み出す力になります。

マルハニチロの食を通じて社会に貢献するという理念に、あなた自身の経験や想いが自然と重なったとき、志望動機はただの選考対策ではなく、未来への第一歩となるはずです。

焦らず、誠実に、一歩ずつ。

あなたらしい言葉で、マルハニチロへの熱意を伝えていってください。