【就活生必見】将来性のある仕事30選!向いている人の特徴から将来性が危ない仕事まで解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること
  • 将来性のある仕事の特徴
  • 将来性のある仕事30選
  • 将来背のある仕事に向いている人
この記事をおすすめしたい人
  • 将来性のある仕事に興味のある人
  • 将来性のある仕事に就きたい人
  • 将来性のある仕事をより詳しく知りたい人

はじめに

就職活動を進める中で、今後のキャリアについて真剣に考えていらっしゃることでしょう。

どのような仕事を選ぶかによって、10年後、20年後の働き方や生活は大きく変わってきます。

特に現代は、AIやデジタル技術の進化、そして社会構造の大きな変化により、「安定」の定義が変わりつつあります。

だからこそ、時代の流れを正しく捉え、将来性のある仕事を見極めることが非常に重要です。

ここでは、なぜ今、将来性を重視すべきなのか、そしてどんな要素が仕事の未来を左右するのかを明確にします。

未来を見据えた賢い職業選択をするために、ぜひこの先の解説を読み進めてください。

将来性のある仕事とは

将来性のある仕事とは、単に「なくならない」というだけでなく、長期にわたって社会的ニーズが増し、市場価値が高まり続ける仕事のことを指します。

デジタル技術の発展や少子高齢化といった社会課題を踏まえると、職選びの軸を「安定」から「成長」へとシフトすることが賢明です。

具体的に、将来性を見極めるための重要な4つの視点が存在します。

これらの視点を理解することで、皆さんが目指すべきキャリアの方向性が明確になるでしょう。

このセクションでは、その4つの視点を詳細に掘り下げて解説し、皆さんの就活における判断基準を提供します。

将来性のある仕事とは

・AIに代替されない
・継続的に社会的ニーズがある
・市場規模が拡大する
・専門性が高い

AIに代替されない

将来性のある仕事の最も重要な条件の一つは、AIやロボットによる自動化が難しい領域であることです。

AIは大量のデータに基づいた定型的な作業や最適解の導出は得意ですが、創造性・発想力を要する新しい製品やサービスを生み出すプロセスは人間の専売特許です。

また、顧客の心の機微を理解し、深い信頼関係を構築する感情・共感・コミュニケーション能力が求められる対人支援の分野、例えば営業職やカウンセラー、保育士などの仕事も代替は困難です。

さらに、前例のない、または倫理的責任を伴う複雑な状況下での判断を下す仕事、具体的には医師や弁護士、高度なコンサルタントといった専門職は、AIが単独で決定を下すことは難しく、今後も人間の役割が継続的に求められ続けます。

継続的に社会的ニーズがある

人々の生活基盤を支える分野は、景気変動や一時的なトレンドに左右されることなく、継続的に社会的ニーズが見込まれるため、将来性が高いと言えます。

具体的には、衣食住に関連する分野、そして医療、エネルギー、インフラなど、人が生きていく上で絶対に欠かせない基本的なサービスを提供する仕事がこれに該当します。

特に日本の少子高齢化が進む中で、医療や介護のニーズは増す一方です。

また、災害の多い国として、既存のインフラを維持・更新していくための建設・保守関連の仕事の需要は安定しており、これらの分野は若くて新しい視点を持つ就活生にとって、長く働き続けられる安定したキャリアを築く土台となります。

市場規模が拡大する

技術革新を背景に市場規模が急拡大している分野は、将来性が非常に高いです。

新しいサービスや技術が次々と生まれ、それに伴い新たな雇用が継続的に創出されるため、キャリアアップのチャンスが豊富に存在します。

特に注目すべきは、IT関連、FinTech、EdTech、そして最近では宇宙ビジネスやVR/ARといったフロンティア分野です。

これらの分野は、未だ発展途上であり、新しい知識やスキルを積極的に学んでいける学習意欲の高い就活生にとって、大きな成長を遂げるフィールドとなります。

これらの成長分野に飛び込むことは、市場価値の高い専門性を身につけるための最良の選択肢の一つと言えます。

専門性が高い

特定の知識やスキルが必要で、誰にでも簡単に代替できない専門性が高い仕事は、景気後退期でも強い需要を保ちます。

医師や弁護士などの特定の士業は、長年の教育と実務経験に裏打ちされた高度な専門知識と資格が必要不可欠であり、その社会的役割と市場価値は揺らぎません。

同様に、現代においてはAIエンジニアやデータサイエンティストなどの高度なITスキルを要求される職種もこれに該当します。

これらの専門職は、参入障壁が高いため競合が少なく、その希少性から高い報酬を得られる傾向にあります。

就活生の皆様がこれらの分野を目指す場合は、大学や専門機関での徹底した学習、あるいは実務を通じた継続的なスキルアップがキャリア形成の鍵となります。

将来性のある仕事30選

前述の将来性を見極める4つの視点を踏まえて、具体的にどのような仕事が今後も高い需要を維持し、成長していくのかを解説します。

現代の就活生がキャリアを築く上で特に注目すべき30の職種を厳選しました。

これらの仕事は、技術革新の波に乗るものから、少子高齢化や人々の生活を支えるインフラに関わるものまで多岐にわたります。

自身の興味や得意分野と照らし合わせ、どの分野で専門性を磨いていくべきかの参考にしてください。

将来性のある仕事30選

・AIエンジニア
・データサイエンティスト
・クラウドエンジニア
・サイバーセキュリティエンジニア
・DXコンサルタント
・FinTechエンジニア
・再生可能エネルギーエンジニア
・MaaS開発者
・蓄電池開発エンジニア
・バイオ研究員
・メンタルヘルスカウンセラー
・ロボットエンジニア
・IoTエンジニア
・アグリテックエンジニア
・フードテックエンジニア
・保育士
・教師
・宇宙関連職
・介護職
・薬剤師
・建築関連職
・インフラセキュリティ専門家
・理学療法士
・コンテンツクリエイター
・カスタマーサクセス
・キャリアアドバイザー
・EdTechコンサルタント
・営業
・MR職
・Webデザイナー

AIエンジニア

AIエンジニアは、将来性のある仕事の筆頭と言えます。

AI技術は今や産業界全体のインフラとなりつつあり、製造業から医療、金融、サービス業まで、あらゆる分野でAIの導入が必須となっています。

しかし、その開発、運用、保守を専門的に行える高度な技術者が世界的に不足しているのが現状です。

複雑なアルゴリズムの設計、大量のデータの処理、そしてビジネスへの応用を実現するためには、高度なプログラミングスキルと数学的素養、そして論理的思考能力が必要です。

この分野は、技術の進化が非常に速いため、常に新しい知識を学び続ける学習意欲の高い就活生に最適であり、将来的に非常に高い市場価値と報酬を得られる可能性を秘めています。

データサイエンティスト

データサイエンティストは、企業が保有する膨大なビッグデータを分析し、そこから意味のある知見を引き出して、経営戦略の策定や新製品の開発、サービス改善に活かす役割を担います。

現代のビジネスにおいて、「データは石油に代わる資源」と言われるほどその価値が高まっており、データを活用して意思決定を行うニーズは今後ますます高まります。

統計学、数学、情報科学といった専門知識に加えて、ビジネス課題を理解し、それを解決するための仮説を立てる論理的思考能力が求められます。

この仕事は、単にデータを処理するだけでなく、ビジネスに直結する創造性と洞察力が要求されるため、AIには代替されにくい職種の一つであり、就活生にとって非常に魅力的な選択肢です。

クラウドエンジニア

クラウドエンジニアの需要は、企業のデジタルシフトと密接に関わっており、今後も爆発的に増加すると予想されます。

多くの企業が、コスト削減や柔軟性向上のために、自社でサーバーを管理するオンプレミス環境から、Amazon Web ServicesやMicrosoft Azureなどのクラウド環境への移行を加速させています。

クラウド環境の設計、構築、運用、セキュリティ管理を行うクラウドエンジニアは、この移行を支える不可欠な存在です。

物理的なインフラ管理から解放され、より高度なシステム構築に注力できるこの仕事は、新しい技術への学習意欲があり、大規模なシステム構築に貢献したい就活生に非常に向いています。

クラウド技術は今後も進化し続けるため、専門性を持ち続けることが将来性に直結します。

サイバーセキュリティエンジニア

デジタル化の進展は、私たちの生活を豊かにしましたが、同時に情報漏洩やサイバー攻撃のリスクを増大させました。

特に、重要インフラや企業の機密情報が狙われるケースが増加しており、これらから社会や企業を守るサイバーセキュリティエンジニアは、社会的な重要性が増す一方です。

システムの脆弱性を診断し、高度な防御策を設計・導入し、万が一のインシデント発生時には迅速に対応するこの仕事は、高度な専門知識と、常に新しい脅威を分析する知的好奇心が求められます。

社会の安全を守るという大きなやりがいと、高度な専門スキルに対する高い報酬が期待できるため、倫理観と技術力を兼ね備えた就活生にとって最高のキャリアの一つです。

DXコンサルタント

DXコンサルタントは、企業の業務プロセス全体をデジタル技術で根本的に変革し、競争力を高めるための戦略を立案・実行する専門家です。

生産性の向上、コスト削減、そして新しいビジネスモデルの創出は、現代のあらゆる企業にとって生き残りのための最優先課題となっており、DXはその鍵を握っています。

この仕事は、最新のAI、クラウド、データ分析などの技術知識に加え、業界知識、そしてクライアント企業の複雑な課題を解きほぐす論理的思考能力とコミュニケーション能力が求められます。

多くの業界でDX推進が急務となっているため、市場価値は非常に高く、就活生がビジネスの最前線で活躍し、企業変革のやりがいを感じられる仕事です。

FinTechエンジニア

FinTech分野は、モバイル決済、オンライン融資、資産運用など、金融サービスを劇的に変え、急速に成長している領域です。

これに伴い、この革新を支えるFinTechエンジニアは不可欠な存在となっています。

ブロックチェーン、AI、ビッグデータといった最先端の技術を活用し、より安全で便利な金融システムを開発するこの仕事は、金融の知識と高度なITスキルの両方が求められるため、高い専門性を築くことができます。

従来の金融機関だけでなく、新しいFinTechスタートアップでも需要が高まっており、金融という社会の基盤をテクノロジーで変革するという大きなやりがいと、高い報酬が期待できるため、就活生に人気のキャリアパスです。

再生可能エネルギーエンジニア

地球温暖化対策の国際的な高まりと、各国でのエネルギー自給率向上への取り組みを背景に、太陽光、風力、地熱などの再生可能エネルギーの開発・導入・メンテナンスは世界的に加速しています。

再生可能エネルギーエンジニアは、これらの技術を研究・開発し、効率的な発電システムの設計や、電力網への安定的な組み込みを実現する役割を担います。

この分野は、環境問題の解決という大きな社会的意義を持ちながら、技術的な挑戦に満ちており、物理学や電気工学などの専門知識を活かせます。

社会の持続可能性に直接貢献できるやりがい、そして国策としても重要視される分野であることから、就活生にとって非常に将来性のある選択肢です。

MaaS開発者

MaaSとは、自動運転、電動化、AI、IT技術を組み合わせ、電車、バス、タクシー、シェアサイクルなどの多様な交通手段を最適に統合し、一つのサービスとして提供する未来の交通システムです。

都市の交通渋滞や環境問題、地方の交通弱者問題を解決する鍵として、世界中で開発が加速しています。

MaaS開発者は、その中核となるアプリケーションやデータプラットフォームの開発・運用を担います。

自動運転技術やビッグデータ分析の知識、そして都市計画に関わる知的好奇心が活かせる仕事です。

社会基盤を変革し、人々の移動を根本から便利にするというやりがいがあり、市場が急拡大しているため、就活生が最先端の技術に触れる機会が豊富にあります。

蓄電池開発エンジニア

電気自動車の普及と、太陽光・風力といった再生可能エネルギーの不安定な出力を平準化するために、高性能な蓄電池技術が不可欠となっています。

蓄電池開発エンジニアは、リチウムイオン電池などに代わる次世代のバッテリー材料の研究、高性能化、長寿命化、そして安全性向上のための開発を担います。

この技術は、EV市場、エネルギー市場の両方に大きな影響を与えるため、その開発競争は熾烈であり、技術者への期待と需要は非常に高いです。

化学、材料工学、電気工学といった専門知識を持つ就活生が活躍できる分野であり、脱炭素社会の実現という地球規模の課題解決に貢献できるやりがいと、高い将来性が約束されています。

バイオ研究院

バイオ研究院は、再生医療、遺伝子治療、革新的な創薬といった分野で、人々の健康と生命の質を向上させるための研究開発を行う職種です。

特に、個人の遺伝子情報に基づいたオーダーメイド医療の発展や、iPS細胞を活用した再生医療の臨床応用など、生命科学の領域は今、大きな転換期を迎えています。

この仕事は、生命の根源に関わる現象を深く探求する知的好奇心と、医学、生物学、化学の高度な専門知識が求められます。

基礎研究だけでなく、その成果を社会実装するための技術開発にも携わるため、人々の命を救うという最大の社会的ニーズに応える、極めて将来性の高いキャリアと言えます。

メンタルヘルスカウンセラー

現代社会はストレス要因が多く、職場、学校、医療機関などあらゆる場面でメンタルヘルスのサポートニーズが高まっています。

メンタルヘルスカウンセラーは、心理的な問題や悩みを抱える人々に対し、専門的な知識とコミュニケーション能力を駆使してサポートを提供します。

この仕事の核となるのは、クライアントの感情に深く共感し、信頼関係を築き、個別の状況に合わせた対応を行う能力であり、これはAIによる代替が極めて難しい領域です。

企業の働き方改革や学校のいじめ問題対策など、社会的な要請が強まっていることから、今後も需要は安定して拡大すると予想されます。

人の心に寄り添い、社会貢献をしたい就活生にとって、大きなやりがいを感じられる仕事です。

ロボットエンジニア

ロボットエンジニアは、産業用、介護用、サービス用など多岐にわたるロボットの設計、プログラミング、制御システム開発を行います。

製造業の生産性向上や、少子高齢化による人手不足を補う介護・医療現場での活用が急務となっているため、ロボット技術の重要性は増す一方です。

特に、人間の作業を代行するだけでなく、人間と協働する協働ロボットの開発が注目されています。

機械工学、電子工学、AI、プログラミングなどの複合的な専門知識が必要であり、常に新しい技術を学び続ける学習意欲が不可欠です。

未来の社会インフラを築く技術の最前線に立ち、高い技術力を磨きたい就活生にとって、成長機会が豊富な将来性の高い職種です。

IoTエンジニア

IoTとは、あらゆる物理的なモノにセンサーやネットワークを組み込み、「つなぐ」ことで、新しい価値を生み出す技術です。

IoTエンジニアは、家電、工場設備、自動車、建物などに組み込むためのセンサーネットワークや、集めたデータをクラウドで処理・分析するシステムを構築します。

これにより、工場の効率化、スマートシティの実現、遠隔医療など、多岐にわたる応用が可能です。

AIやクラウド技術とも密接に関連しており、これらの技術を組み合わせて社会に新しい仕組みを提供することにやりがいを感じる就活生に向いています。

技術の進化が早く、応用範囲が広いため、学習意欲があれば高い将来性と市場価値を確保できるでしょう。

アグリテックエンジニア

アグリテックは、ドローン、AI、IoTといった技術を使って、農業生産の自動化、最適化、そして効率化を実現する分野です。

日本の農業は、高齢化と人手不足が深刻な問題となっており、これを解決する鍵としてアグリテックの導入が急務となっています。

アグリテックエンジニアは、農作業ロボットの開発、土壌や作物の生育状況を分析するデータサイエンスシステムの構築などを担います。

食料生産という人々の生活に不可欠な社会的ニーズに応えながら、最先端の技術革新に取り組める将来性の高い仕事です。

社会貢献と技術への知的好奇心を両立したい就活生にとって、非常に魅力的なキャリアパスと言えます。

フードテックエンジニア

フードテックは、持続可能な食料供給、環境負荷の低減、そして食の安全を確保するための新しい技術やビジネスを開発する分野です。

特に、代替肉や培養食品、パーソナライズ栄養学などが大きな注目を集めています。

フードテックエンジニアは、これらの新しい食の素材開発、製造プロセスの設計、あるいは新しい食ビジネスの企画を行います。

人口増加と気候変動が進行する中で、「食」のあり方を根本から変革するこの分野は、極めて社会的ニーズが高く、市場規模が拡大しています。

化学、バイオ、IT、そしてビジネスの創造性を融合させたい就活生にとって、地球規模の課題解決に貢献できるやりがいのある将来性の高い仕事です。

保育士

保育士は、共働き世帯の増加により、今後も継続的に高い需要が見込まれる、社会にとって不可欠な仕事です。

この職種の将来性が高い最大の理由は、その役割がAIでは代替不可能な「非認知能力」の育成に深く関わっている点です。

子どもの感情を読み取り、個々の発達段階に合わせた関わりを通じて、共感性、自己肯定感、社会性といった、成長に不可欠な能力を育みます。

機械的な作業ではなく、深い愛情とコミュニケーション能力、そして複雑な状況での判断が求められます。

人の成長を間近で見守り、社会の未来を担う子どもたちの育成に貢献するという、大きなやりがいと社会的ニーズに満ちた、安定したキャリアを築ける仕事です。

教師

変化の激しい現代社会において、教師の役割は単なる知識の伝達者から、未来を生き抜くための思考力や非認知能力を育むファシリテーターへと変貌しています。

AIやオンライン教材が知識伝達の一部を担うようになったとしても、生徒一人ひとりの学習進度やメンタルな状態を把握し、個別最適化された指導や、感情面でのサポート、信頼関係に基づいたキャリアアドバイスなど、対面での指導や人間的な関わりの役割は代替されません。

特に、複雑な社会で生きていく力を育む役割は、今後ますます重要性が高まります。

将来性は高く、教育という分野で、社会貢献のやりがいを感じたい就活生に適したキャリアです。

宇宙関連技術者

かつては国営の事業が主でしたが、今や衛星データ利用、宇宙旅行、資源開発といった分野で、民間企業による宇宙利用が本格化しており、宇宙関連技術者への需要が急増しています。

特に、地球観測衛星からのビッグデータを活用したビジネスや、小型衛星の打ち上げコスト低下による新たなサービス開発は、大きな市場規模の拡大を遂げています。

ロケットや衛星の設計、AIを活用したデータ解析、宇宙での通信技術など、高度な専門知識と知的好奇心が求められます。

人類のフロンティアである宇宙という分野で、未来を創るやりがいと、最先端の技術に触れる成長機会を求める就活生にとって、これ以上ない将来性を持つ仕事と言えるでしょう。

介護職

日本の少子高齢化は不可逆な社会現象であり、介護職への社会的ニーズは今後も劇的に増加し続けます。

医療・介護の現場での人手不足はすでに深刻であり、この分野での需要拡大は極めて安定していると言えます。

介護職の核となるのは、高齢者や要介護者の身体的・精神的なサポートであり、個々の感情や体調の変化を読み取り、共感とコミュニケーション能力を持って接する対人支援の役割は、AIやロボットが担いきれない部分です。

また、介護ロボットやIoT技術の導入が進むことで、より専門性の高いケアや、デジタルの知識を持つ人材の価値が高まります。

人々の生活を支えるやりがいと、永続的な将来性を兼ね備えた仕事です。

薬剤師

薬剤師は、医薬品の高度化、多様化、そして在宅医療やチーム医療の推進により、その専門知識の重要性が高まっています。

単に薬を調剤するだけでなく、患者一人ひとりの病状や生活習慣に合わせて、薬の正しい使い方や副作用、飲み合わせについて、専門的で信頼性の高い情報を提供することが求められます。

これは、AIが提供できる一般的な情報とは異なり、複雑な状況での判断と、患者とのコミュニケーションに基づく個別対応が必要となる領域です。

人々の健康を守る「薬のプロフェッショナル」として、その社会的ニーズは継続的に高まり、薬学という高度な専門性が担保されるため、将来性が非常に高い仕事の一つです。

建築関連職

建築関連職は、人々の衣食住を支える重要なインフラであり、その継続的な社会的ニーズは非常に高いです。

特に日本では、高度経済成長期に整備された既存インフラの老朽化対策や、頻発する災害対策のための建設・補修需要が今後も長期的に継続します。

また、省エネルギー住宅やスマートシティ実現に向けた新しい建築技術も求められています。

この分野は、技術の進化とともに、BIM/CIMといったデジタル技術を活用できる人材が強く求められており、伝統的な技術と最新のITスキルを融合させられる専門性の高い人材に将来性があります。

社会の基盤づくりに貢献できるやりがいと、安定した需要が見込めるキャリアです。

インフラセキュリティ専門家

現代社会の基盤である電力、水道、ガス、交通システム、工場などの重要インフラは、その制御システムがデジタル化を進めており、これによりサイバー攻撃のリスクに晒されています。

これらの社会基盤をサイバー攻撃から守るインフラセキュリティ専門家は、国家レベルで需要が急増している高度な専門職です。

通常のITセキュリティとは異なる、特殊な制御システムやプロトコルに関する専門知識と、万一の際に社会への影響を最小限に抑える複雑な状況での判断力が求められます。

社会の安全と安定に直結する社会的ニーズと、極めて高い専門性から、就活生にとって最も将来性とやりがいのあるキャリアの一つです。

理学療法士

理学療法士は、少子高齢化と人々の健康寿命延伸への意識の高まりにより、その社会的ニーズが増加している専門職です。

病気や怪我、加齢によって身体機能が低下した人々に対し、運動療法や物理療法を用いて、機能の回復や維持を図るリハビリテーションを専門的に支援します。

患者の身体状況や生活背景、そして感情的な状態を細かく観察し、個別に最適な治療計画を立てる能力は、AIでは代替できない専門性とコミュニケーション能力に依存します。

医療現場だけでなく、介護施設、スポーツ分野など活躍の場が広がり続けており、人々の生活の質向上に直接貢献できるやりがいのある、将来性の高い仕事です。

コンテンツクリエイター

5Gなどの高速通信技術の発展により、動画、オンラインゲーム、VR/ARコンテンツなど、エンターテイメント市場が世界的に拡大しています。

コンテンツクリエイターは、この市場を牽引する創造性と技術力を持つ専門家です。

視聴者やユーザーの感情に訴えかけ、熱狂を生み出す企画力、そしてそれを具現化するデザインやプログラミングスキルが求められます。

この仕事の核となるのは、人間の発想力と創造性であり、AIが定型的な作業を担うようになっても、最終的な企画や表現の決定権はクリエイターにあります。

自分のアイデアを形にして世界中に届けられるやりがいと、急速な市場規模の拡大が就活生に大きな将来性を提供します。

カスタマーサクセス

現代のビジネスモデルでは、一度獲得した顧客との長期的な関係構築と、LTVの最大化が重視されています。

カスタマーサクセスは、顧客が製品やサービスを最大限に活用し、「成功」できるよう能動的にサポートすることで、解約を防ぎ、顧客満足度を高める専門職です。

顧客の感情や潜在的なニーズを深く理解し、適切なタイミングでコミュニケーションを取り、複雑な状況での判断を通じて問題解決を導くこの役割は、AIには代替しにくい人間的なスキルが中心です。

サブスクリプション型ビジネスの普及に伴い、この職種の社会的ニーズと市場価値は急速に高まっており、就活生にとって非常に将来性のあるキャリアです。

キャリアアドバイザー

働き方やキャリアの多様化が進み、終身雇用制度が崩壊しつつある現代において、個人が自身の能力や価値観に基づいた最適なキャリアを選択するための専門的な支援ニーズが増大しています。

キャリアアドバイザーは、個人の潜在的な強みや市場の状況を分析し、論理的思考と共感に基づくコミュニケーションを通じて、納得のいくキャリア形成をサポートします。

これは、個々の感情や人生観に深く関わるため、AIが提供できる一般的な情報提供とは一線を画します。

社会の構造変化に伴い、今後も継続的に社会的ニーズが増すことが確実であり、人々の人生をサポートするという大きなやりがいと将来性を持つ仕事です。

EdTechコンサルタント

EdTechの分野は、新型コロナウイルスの影響もあり、学校教育や企業研修のデジタル化が急速に進んでいます。

EdTechコンサルタントは、オンライン学習システムの導入、AIを活用した個別最適化された学習コンテンツの設計など、教育効果を最大化するための戦略を立案・実行します。

教育という、社会の未来を形作る重要な分野において、最新のテクノロジーを融合させるこの仕事は、極めて社会的意義が高く、市場規模が拡大しています。

教育学、ITスキル、そして企業のDX推進に関する知見など、複合的な専門性が求められます。

教育のあり方を変革し、未来の社会に貢献したい就活生にとって、成長機会が豊富なキャリアです。

営業

営業職は、特に高額な取引や複雑な企業間取引においては、AIが最も代替しにくい仕事の一つです。

製品やサービスの機能説明はAIが担えますが、顧客企業の組織の意思決定プロセスを読み解き、担当者の感情的な要素や懸念に寄り添い、長期的な信頼関係を構築する能力は、人間にしかできません。

複雑な状況での判断、交渉術、そしてクロージングに至るまでの共感に基づくコミュニケーションが不可欠です。

企業の売上に直結する社会的ニーズが極めて高く、AI時代だからこそ、真の人間力が試される専門性の高い仕事として、就活生が挑戦する価値の高い将来性のあるキャリアです。

MR職

MR職は、医師や薬剤師などの医療関係者に対し、自社の医薬品に関する専門的で信頼性の高い情報を提供し、適正な使用を推進する役割を担います。

この仕事の将来性が高い理由は、提供する情報が、単なるカタログデータではなく、個々の診療方針や患者の病態、地域の医療体制といった複雑な状況に合わせてカスタマイズされる点にあります。

AIが一般的な情報を提供するようになっても、個別の医療現場のニーズを深く理解し、信頼関係に基づいた対話を通じて適切な情報を提供する人間的な役割は代替できません。

医学的な専門知識と高いコミュニケーション能力が求められる、社会的ニーズの高い仕事です。

Webデザイナー

企業のデジタルシフトが加速する現代において、Webサイトやアプリケーションの使いやすさは、ビジネスの成否を分ける極めて重要な要素です。

Webデザイナーは、単に見た目を美しくするだけでなく、ユーザーのニーズや感情を深く理解し、目的の達成をスムーズにするための構造やデザインを設計する専門家です。

このプロセスには、人間の発想力と創造性、そしてユーザーの心理を深く読み解く共感性が不可欠であり、AIによる代替は難しい領域です。

企業の市場規模が拡大する限り、その企業の顔となるWebの設計を担うWebデザイナーの専門性は高まり続け、就活生にとって将来性のあるキャリアです。

将来性が危ない仕事5選

技術革新の波は、すべての仕事に等しく影響を与えるわけではありません。

中には、AIやRPA技術が急速に進化し、人間の手による作業が大幅に減少するリスクが高い職種も存在します。

これらの仕事は、定型的で反復的な作業が多く、感情や創造性をあまり必要としないという特徴があります。

就活生の皆様が将来のキャリアを考える上で、これらのリスクを正しく認識することは、賢明な職業選択のために不可欠です。

ここでは、特に自動化の影響を受けやすく、将来性が危ぶまれている5つの職種について解説します。

将来性が危ない仕事5選

・一般事務
・コールセンター
・製造ライン作業者
・校正・校閲
・倉庫作業者

一般事務

一般事務の仕事は、AIやRPAの影響を最も受けやすい職種の一つです。

具体的な業務としては、書類作成、データ入力・整理、定型的なメール対応、経費精算などが挙げられますが、これらはすべて定型的でルールベースの作業であり、AIが非常に得意とする領域です。

特にRPAツールは、人間の代わりにPC上の操作を自動で行うため、事務作業の効率化を劇的に進めます。

これにより、部署全体で必要な事務職員の数が減少し、非定型的な業務やコミュニケーション能力を活かしたサポート業務へのシフトが求められるようになります。

既存のスキルに加えてITスキルを身につけることが、この分野での将来性を確保する鍵となります。

コールセンター

従来のコールセンターでの定型的な問い合わせ対応業務は、チャットボットや音声認識AIの進化により、急速に自動化が進んでいます。

よくある質問に基づく問い合わせや、簡単な情報確認などは、24時間対応可能なAIが人間に代わって処理できるようになっています。

これにより、オペレーターが対応するのは、複雑な状況での判断や、顧客の強い感情的な不満に寄り添う共感、そしてコミュニケーションによる解決が必要な、難易度の高い問い合わせが中心となっていきます。

したがって、単なるマニュアル対応を行うオペレーターの需要は減少し、より高い専門知識と対人スキルを持ったカスタマーサクセスのような専門職へのシフトが求められます。

製造ライン作業者

製造ライン作業者が行う組み立て、検査、仕分けなどの反復作業は、産業用ロボットやIoT技術の導入により、最も自動化が進んでいる領域の一つです。

特に、大量生産を行う工場では、人間に代わって高速かつ正確に作業をこなすロボットの導入が進むことで、人件費削減と生産効率の向上が図られています。

今後、求められる人材は、ロボットや自動化システムの監視・保守、あるいは異常発生時の複雑な状況での判断と対応ができる専門性の高いエンジニアへと移行します。

純粋なライン作業員としての需要は減少傾向にあり、この分野での将来性を確保するには、ITスキルやロボット工学に関する知識を身につけることが重要です。

校正・校閲

書籍、Web記事、各種文書における文法チェックや誤字脱字の検出、事実確認といった校正・校閲の作業は、AIツールが非常に高い精度で実行できるようになりました。

自然言語処理技術の進化により、文脈を理解した上での文法修正や、大量のデータベースを参照した事実確認の作業が自動化されつつあります。

もちろん、微妙なニュアンスの調整や、創造性を伴う文章の改善といった、人間の判断が必要な領域は残りますが、定型的なチェック作業の量は確実に減少します。

この分野で生き残るには、単なるチェック機能を超えた、読者の感情に訴えかける表現の提案や、コンテンツ全体の品質向上を担う編集者としての専門性を高めることが求められます。

倉庫作業者

倉庫作業者が担う、商品のピッキング、梱包、運搬といった作業は、自動搬送ロボットやドローン、高度な自動倉庫システムの導入により、急速に自動化が進んでいます。

特にEC市場の拡大に伴い、物流センターでの作業効率化が急務となっているため、ロボット投資が活発です。

この分野では、人間が行う作業の量が減少し、自動化システムの監視、メンテナンス、そしてシステムが対応できない複雑な状況での判断やトラブル対応を担う専門性の高い人材が求められるようになります。

純粋な肉体労働としての需要は減少し続けるため、就活生がこの分野を目指す場合は、IoTやロボット工学といったITスキルを身につけることが、将来性を確保するために不可欠です。

将来性のある仕事に就く魅力・やりがい

将来性のある仕事を選ぶことは、単に「食いっぱぐれない」という保険をかける以上の、大きな魅力とやりがいをもたらします。

それは、自己成長の機会、経済的な安定、そして柔軟な働き方といった、充実したキャリアを築くための重要な要素です。

自身のキャリアにおいて何を得たいのか、どのような環境で成長したいのかを明確にするために、ここでは、将来性のある仕事が提供する3つの大きな魅力について具体的に解説します。

将来性がある仕事に就く魅力・やりがい

・成長環境が豊富
・高い報酬を得られる
・多様な働き方と柔軟性

成長機会が豊富

AI、クラウド、データサイエンスといった成長産業や、再生可能エネルギーなどの技術革新の最前線にある仕事は、常に新しい技術や知識、ノウハウが生まれています。

このような環境に身を置くことで、就活生の皆様は、強制的に、しかし加速度的に自己成長を遂げることができます。

古い知識やスキルが通用しなくなるスピードが速いため、常に新しいことを学び続ける学習意欲が求められますが、その代わりに、自身の市場価値は急速に高まります。

新しい課題に挑戦し、それを解決することで得られるやりがいと、最新の専門性を身につけられる成長機会の豊富さが、将来性のある仕事の最大の魅力の一つです。

高い報酬を得られる

将来性のある分野、特にITや専門性の高い士業、コンサルティングなどでは、その技術や知識を持つ人材が世界的に不足しています。

需要に対して供給が追いついていないため、その希少性の高い専門スキルや知識に対して、企業は高い評価を支払う傾向があります。

これは、努力して身につけた高度な専門性が、直接的に高い報酬という形で報われることを意味します。

就活生の皆様が、経済的な安定と豊かな生活を将来的に目指すのであれば、この「人材の希少性」を確保できる将来性のある仕事を選ぶことは、非常に合理的なキャリア戦略となります。

高い報酬は、さらなる自己投資や学習意欲を高める動機付けにもなるでしょう。

多様な働き方と柔軟性

IT関連職、DXコンサルタント、Webデザイナーなど、将来性のある分野の多くは、業務がデジタルベースであるため、働く場所や時間に縛られない多様な働き方が普及しています。

成果主義やリモートワーク、フレックスタイム制などが一般化しており、就活生の皆様は、自身のライフスタイルや価値観に合わせて、働く場所や時間に関して柔軟な選択肢を持てる可能性が高いです。

これにより、仕事とプライベートのバランスを取りやすく、より精神的なゆとりを持ってキャリアを継続することが可能になります。

高い専門性とスキルがあれば、企業に依存せず、フリーランスや副業といった形でキャリアを広げる可能性も高まるため、将来性と柔軟性は密接に関連しています。

将来性のある仕事に向いている人の特徴

将来性のある仕事で成功し、長く活躍し続けるためには、特定のスキルや専門知識だけでなく、時代が変わっても通用するマインドセットと能力が不可欠です。

AI時代においては、AIが苦手とする人間的な能力や、新しい変化への適応力が特に重要となります。

ご自身がこれから目指す仕事で求められる資質を理解し、自己PRや面接対策に役立ててください。

ここでは、将来性のある仕事で特に成功しやすい3つの特徴を解説します。

将来性がある仕事に向いている人の特徴

・学習意欲が高い人
・論理的思考能力が高い人
・知的好奇心が高い人

学習意欲が高い人

AIやクラウド、データ分析といった将来性のある分野は、技術の進化スピードが非常に速く、常に新しい知識やツールが生まれています。

そのため、一度学んだ知識で一生働けるという考えは通用しません。

この分野で成功し続けるためには、新しい技術や知識を積極的に学び続け、自身の専門スキルを常にアップデートしていく学習意欲が不可欠です。

変化を恐れず、むしろ新しい知識を得ることに知的好奇心を感じ、それを努力として厭わない人が、この環境で最も高い成長機会を得られます。

就活生の皆様が、面接で「新しいことをどのように学んでいるか」を具体的に語れることは、将来性を示す強力なアピールポイントとなります。

論理的思考能力が高い人

将来性のある仕事の多くは、複雑なデータや状況を分析し、最適な解決策を導き出す専門性が求められます。

データサイエンティスト、DXコンサルタント、AIエンジニアなどはその典型です。

これらの仕事では、感情や感覚に頼るのではなく、データや事実に基づいて筋道を立てて考え、明確な根拠とともに意思決定を行う論理的思考能力が不可欠です。

この能力は、AIが分析した結果を、ビジネス上の複雑な状況での判断に活かす際にも必要となります。

就活生の皆様が、学生時代に遭遇した問題に対し、どのように論理的に考え、解決に導いたかを具体的に示すことが、将来性のある企業への就職において非常に有利に働きます。

知的好奇心が高い人

将来性のある仕事は、既存の枠を超えて新しい価値を創造することが求められます。

Webデザイナー、コンテンツクリエイター、そしてフードテックエンジニアなどは、その典型です。

これらの分野では、自分の専門領域だけでなく、異分野の知識やトレンドにも興味を持ち、それを組み合わせて新しいアイデアを生み出す知的好奇心と創造性が重要です。

AIが定型的なタスクを担うようになるほど、人間には、異質なものを結びつけて新しいものを発想する役割が期待されます。

常に「なぜだろう」「どうなっているのだろう」と探求し続け、新しいインプットを学習意欲を持って楽しめる就活生は、変化の激しい未来の市場で高い将来性を発揮できるでしょう。

おわりに

本記事を通じて、就活生の皆様に将来性のある仕事を見極めるための4つの視点と、具体的な30の職種をご紹介しました。

AIに代替されにくい創造性や感情を伴う仕事、継続的な社会的ニーズや市場規模が拡大している分野、そして高い専門性を築けるキャリアこそが未来を豊かにします。

重要なのは、単に「安定」を求めるのではなく、自己成長の機会、高い報酬、そして多様な働き方を手に入れるための「専門性」と「学習意欲」を軸に、自身のキャリアをデザインすることです。

ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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