ベンチャーコンサルの魅力とは?ベンチャーならではの特徴や大手との違いを紹介!

ベンチャーコンサルの魅力とは?ベンチャーならではの特徴や大手との違いを紹介!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・ベンチャーのコンサル企業について
・ベンチャーコンサルで働くメリット
・コンサル企業の特徴

この記事をおすすめしたい人

・ベンチャーについて知りたい人
・コンサルに興味がある人
・選考対策をしたい人

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はじめに

就活生にも人気が高まっているコンサルタント職ですが、専門性も高く、新卒で入社するのは難しい、活躍できるまでに時間がかかると言われることもあります。

大手コンサルティング会社の場合、外資系をはじめ、日本大手でも国内外で活躍できるなど魅力的な環境が整っています。

一方、近年、注目が高まっているのがベンチャーのコンサル企業です。

就活生も着目したいベンチャーならではの特徴と大手との違いをご紹介します。

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コンサル業界とは

コンサル業界といってもさまざまなカテゴリーがあり、代表的なものとして総合、戦略、ITコンサルなどがあります。

総合系コンサルティングは企業・事業戦略立案からIT戦略立案・システム化構想策定をはじめ、あらゆるコンサルティングを幅広く手がける会社です。

代表的な大手コンサル会社として、世界140ヶ国に16万人以上のコンサルタントを擁するデロイトトーマツコンサルティング、世界50ヶ国以上におよそ世界で約50万6,000人を擁するアクセンチュアが有名でしょう。

戦略系コンサルティングとは、大企業や外資系企業を中心に経営戦略の立案を中心としたコンサルティングを行う会社です。

世界65ヶ国、130拠点に30,000人以上を擁するマッキンゼー・アンド・カンパニーや世界に50ヶ国以上90以上のオフィスと約22,000人を擁するボストン コンサルティング グループなどがあります。

ITコンサルティングはIT戦略からSI・BPOまで手がける会社で、世界85拠点で4,400人以上を擁するガートナージャパンや2,281名のコンサルタントを擁する日本のフューチャーアーキテクトなどが代表的です。

コンサル業界におけるベンチャー企業とは

コンサル業界におけるベンチャーとはどんな会社なのかというと、業務内容については上記で述べた大手のコンサル会社とほとんど変わりません。

異なるのは「支援の規模」です。

創業間もないベンチャーも多く、コンサルタント数は事業規模の拡大や成長に合わせて増強している段階であり、世界に何万人ものコンサルタントがいる大手とは規模が異なります。

その分、少数精鋭のコンサルタントできめ細やかな対応が可能です。

大手の場合、コンサルタントがチームを組んで対応するケースも多いですが、人数が少ないながらも、分業制やチーム対応で小回りの利くコンサルティングを実施しています。

小さな企業のコンサルもしやすく、スピーディーな支援もしやすいのが、ベンチャーコンサルと大手との違いです。

ベンチャーコンサル特徴

コンサルベンチャーの特徴を、就職する立場から見た場合、大手とどのような違いがあるでしょうか。

提供するサービスではなく、コンサルタントとしてみた場合、大きく3つの特徴があります。

人数が少ないため活躍の場が幅広いこと、顧客と直接対話することができること、コンサル以外の事業をしている会社もあり、コンサルタント業務以外にチャレンジできる可能性もあることです。

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

活躍の場が幅広い

ベンチャーコンサルに就職するメリットとも言えるのが、コンサルタントの人数が大手企業に比べて少ないため、活躍の場が幅広いことが挙げられます。

大手の場合、コンサルタントとして認められ顧客の前に出るまでにも、研修や修行が必要になります。

研修期間を経て、チームのいちメンバーとして打ち合わせへの参加や資料作りをしたり、先輩コンサルタントに同行して話を聞いたりなど経験を経て、ようやく小さな案件から担当させてもらえるような形です。

これに対してベンチャーコンサルは、少人数精鋭部隊であり、事業拡大や成長に伴い即戦力を求めています。

1人前と認められるまでのスピードも速く、入ってくる案件にどんどんチャレンジさせてもらえるなど、活躍の場が幅広いのが特徴です。

顧客と直接対話することができる

大手の場合、新卒で入社して、ようやくコンサルタントとして仕事ができるようになっても、最初は補助的なポジションであったり、先輩コンサルタントの隣で経営者から話を聞いたり、チームミーティングに参加するなどから順次経験を深めていくことになります。

ベンチャーコンサルの場合は、早い段階から経営者と直接会話ができるポジションに置かれます。

先輩コンサルタントと一緒でも、経営者1人とコンサルの2人で直接対話する機会も与えられ、経験を深めるスピードが速いのがメリットです。

中小企業の経営者がクライアントのケースも多く、慣れてくれば、直接担当させてもらえます。

経営者の方と直接会話をして戦略を進めていくため、より上位の視点で仕事をすることができるのが魅力です。

コンサルだけでなく事業をしている会社もある

経営コンサルティングやITコンサルティングという事業に加えて、採用アウトソーシングや営業支援サービス、Webマーケティングなどさまざまな事業を行っているベンチャーコンサル企業も少なくありません。

成長していく過程で事業を拡大することや多角化する可能性もあり、コンサルタント職として就職しながら、新規事業に携われるチャンスもあります。

コンサルタント経験を活かしながら、コンサルティング以外の形で他社を支援することが可能です。

コンサルティング職を希望するのだから、それ以外のことはしたくないなら別ですが、幅広い経験を積むことや多彩なスキルやノウハウを身につける機会も得たい方には、多様性のあるベンチャーコンサルはおすすめです。

若年層が多い

ベンチャー企業は設立からあまり時間が経過していない若い企業が多いので、社長をはじめとする社員全体の年齢が大手企業に比べると若い傾向にあります。

そのため、新卒で就職した場合でも上司とジェネレーションギャップが感じにくく、スムーズにコミュニケーションが取りやすいでしょう。

年功序列ではなく実力主義を採用しているケースも多いので、入社してからすぐに気兼ねなく実力を発揮して高収入や重要な業務の担当になるといった目標を実現できるかもしれません。

一方で、若年層が多いことは社会人としての経験が浅い人材が多いこと、ノウハウの蓄積が少ないことも意味しています。

そのため、状況によってはメリットだけでなくデメリットになる可能性がある点は注意しておかなければいけません。

ベンチャーコンサルで働くメリット

コンサルベンチャーはこれまでご紹介したとおり、活躍の場が広かったり顧客と直接対話できたりなどの特徴があります。

そんなコンサルベンチャーでは、入社して働くうえでもさまざまなメリットが存在します。

大手のコンサル会社と違うからこそできる経験や成長があるため、コンサル業界に興味のある方はぜひ一度メリットをチェックしてみてください。

今回は、コンサルベンチャーで仕事をするうえでの主なメリットを3点ほどご紹介します。

一人の裁量範囲が大きい

コンサルベンチャーのメリットとして挙げられるのは、コンサルタントの人数が比較的少ないからこそ、一人当たりの裁量範囲が大きい傾向にある点です。

裁量が大きいほど、自分自身が自由に判断し、行動できる範囲が広くなります。

コンサルベンチャーは少数精鋭で、仕事において一人が扱う裁量の範囲が大きくなりますが、その分やりがいを感じやすいでしょう。

若手のうちから裁量を広く持ちながら働ける点は、一般的な大手の企業ではなかなか経験できるものではありません。

早くから広く経験を積み成長をしていきたいと考える方には、コンサルベンチャーはぴったりの環境であるといえます。

裁量範囲が大きい環境で、自分を試してみたい方は、コンサルベンチャーでのキャリアを検討してみましょう。

スキルアップがしやすい

コンサルベンチャーは、自身の成長に繋がりやすいメリットもあります。

先述したとおり人数が比較的少なく、少数精鋭で業務に取り組むケースが多いコンサルベンチャーでは、一人当たりの裁量範囲が大きい点が特徴です。

新人のうちから広い裁量範囲で仕事に取り組めると、それだけ経験できることの幅が広がります。

そうすると、業務自体の習得が早かったり、マネジメントスキルなどさまざまなスキルが身に付きやすかったりと、自身の成長に繋がるチャンスが多くなるでしょう。

また、業務が細分化されていないケースも多く、企画や立ち上げ段階からプロジェクトに携わる機会も多くなります。

一からすべてのことに携わることができると、実践的な経験を積みながらあらゆるスキル向上が期待できる点もポイントです。

経営層の人と距離が近い

コンサルベンチャーでは、経営層との距離の近さもメリットの一つです。

大手企業で働く場合、経営層の人たちと会って話せる機会はなかなかありません。

とくに新人のうちは、「新人研修では会ったけれど、実際に業務をおこなうなかで会うことはない」ケースも多くあります。

一方、コンサルベンチャーの場合、新人も含めて経営層とのコミュニケーションが積極的に取れる環境にある傾向です。

経営者層との距離が近いと、経営者の考えに触れる機会も多く直接的なアドバイスを受けることができます。

実務経験やさまざまなスキルを身に付けた経営層の人たちからのアドバイスは、貴重なものです。

そういったアドバイスを自身の業務に活かして活躍できる点も、コンサルベンチャーならではの魅力といえます。

ベンチャーコンサルで働くデメリット

コンサルベンチャーには経験や成長面でのメリットがある一方、注意しておきたいデメリットもあります。

活躍の場が幅広く、成長のチャンスも多いからこそ、それを負担に思ってしまう方もいるかもしれません。

コンサルベンチャーへの就職に興味のある方は、デメリットも押さえて自分の希望する働き方にマッチするかを確認しておくと安心です。

今回はコンサルベンチャーで働くうえでのデメリットを、業務量と業績の2つの軸でご紹介します。

業務量が多い

コンサルベンチャーで働くうえで、業務量の多さはデメリットとなる可能性があるため注意が必要です。

コンサルベンチャーは大手企業とは異なり、コンサルタントの人数が比較的少なく、少数精鋭で業務に取り組むケースが多くあります。

また、業務が細分化されていなければ、何もない状態から企画立案をするプロジェクトに携わる機会も多くなるでしょう。

そうすると、必然的に一人当たりの業務量が増え、慌ただしく業務をこなさなければならないケースもあります。

コンサルベンチャーは一人当たりの裁量範囲が大きい点などがメリットになる一方で、業務量が多くなる可能性には注意しましょう。

「少しずつ業務を覚えていきたい」「なるべく定時で退社したい」と考える方には、厳しい環境になるかもしれません。

業績が安定していない可能性がある

コンサルベンチャーでは業績の不安定さがデメリットになる可能性があります。

コンサル会社は、クライアントがあって成り立つ業務です。

クライアントを獲得するためには、優秀なコンサルタントがいたり質の高いサービスを提供したりしているかだけでなく、社会的な信用が求められるケースがあります。

「まったく知らないコンサル会社に頼むよりは、名の知れた会社に頼むほうが安心」と考えるクライアントもいるでしょう。

コンサルベンチャーは、大手のコンサル会社と比べると知名度や社会的信頼が低く、クライアントを確保しにくいなど課題を抱えている可能性もあります。

そういった課題から業績の安定が難しいケースもあるため、「安定した企業で働きたい」と考える方には厳しい環境であるかもしれません。

ベンチャーコンサルに向いている人

次は、どのような人がベンチャーコンサルに向いているのかを確認していきましょう。

ベンチャーコンサルの適性を考える際は、ベンチャー企業としての側面と、コンサル企業としての側面を複合的に考えることが大切です。

今回は、業務に直接役立つスキルではなく就職先の企業に求める要素や、希望する働き方といった部分に着目し、ベンチャーコンサルに向いている人の特徴を4つピックアップしました。

これらの特徴に当てはまる方は、ベンチャーコンサルを就職先の候補に加えてみても良いかもしれません。

成長意欲が高い人

ベンチャー企業は若く規模が小さいケースが多いので、少ない人員で構成されたコンパクトなチームで業務をこなすことが求められます。

そしてベンチャーコンサルは、その少ない人数で中小企業を成長させる重大なミッションを背負って働かなくてはいけません。

詳細は後述しますが、新人であろうと多くの責任を持つ業務を任されることになるので、コンサル対象の企業を成長させるためにはまず自分自身の成長が必要です。

成長意欲が高い方は業務のなかでさまざまなことを学び、それを自身の成長、業績の向上、収入の増加といったポジティブな結果につなげられます。

就職先の企業を自身が成長する場と考え、積極的に学ぶ意欲がある方にとって、ベンチャーコンサルは理想的な環境といえるでしょう。

裁量権を持って働きたい人

企業として若く人員も少ないベンチャーコンサルでは、個々の社員に大きな裁量権が与えられます。

大手企業に就職した場合と異なり、入社したばかりの新入社員がプロジェクトの重要な部分を任される可能性もあるかもしれません。

意思決定を委ねられ、自身の裁量がプロジェクトの成否を左右するような立場に置かれる場合もあります。

そのため、若いうちから裁量権を持って働きたいと考えている方にとってベンチャーコンサルはおすすめの業種です。

また、コンサルという業種の特徴としてほかの企業の経営者層と関わる機会も多く得られます。

経営者層の考え方や人柄を知ることは自身が経営者となる際にも大いに役立つので、将来起業することを考えている方もベンチャーコンサルへの就職を検討してみると良いかもしれません。

自社の成長に大いに貢献したい人

規模の小さいベンチャー企業では、その立場にかかわらず個々の社員が企業全体に与える影響が大企業に比べて大きくなります。

先ほどの裁量権の話題とも共通しますが、新入社員が企業の今後を左右するような重要なプロジェクトの判断を任されるケースも少なくありません。

また、大企業に比べると一般の社員と経営者層の距離が近いので、自身の意見や要望が今後の経営戦略に取り入れられる場合があります。

成長途中の若い企業に早い段階で就職した場合は、将来的にコアメンバーの1人としてより積極的に経営に関われる可能性もあるでしょう。

こういった点は不安定さと引き換えに得られる、ベンチャー企業独自のメリットともいえます。

そのため、実感を持って自社の成長・発展に貢献したい方はベンチャーコンサルへの就職がおすすめです。

インパクトを持って働きたい人

少数精鋭が基本のベンチャーコンサルでは、少人数のチームどころか自分1人だけでプロジェクトを進めることになる可能性があります。

そういった状況では、当然ながら自身の判断や行動の結果が直接プロジェクトの成否に関わってきます。

規模の大きな企業では、ほかのメンバーとの連携や外的要素の影響が大きいので、自分の働きがどの程度結果に影響したのか、どのように改善するべきなのかを判断するのが難しいケースも少なくありません。

そのため、自分の働きがそのまま結果に反映されるインパクトの強い環境で働きたい方、その結果を元に積極的に成長したい方には、ベンチャーコンサルがおすすめです。

一方、これは大きな責任を背負って働かなくてはいけないことでもあります。

しっかり自己分析をおこない、自身に適性があるかどうかを考えておきましょう。

ベンチャーコンサルに向いていない人

次は、ベンチャーコンサルに向いていない人の特徴を解説します。

自分が向いていない人の特徴に当てはまった際は、慎重に企業選びをするようにしましょう。

安定性を求める人

企業の安定性や雇用の継続性、予測可能なキャリアパスを最優先に考える方は、ベンチャーコンサルティングの世界で働くことにミスマッチを感じる可能性があります。

ベンチャーコンサルティングが主に対峙するのは、事業の将来性や資金繰りにおいて不確実性を抱えるスタートアップやベンチャー企業です。

クライアントの状況は目まぐるしく変化し、プロジェクトの内容や期間もそれに伴い変動することが少なくありません。

また、コンサルティングファーム自体も、大手総合ファームと比較すると規模が小さく、組織としての安定性や確立された基盤という点では異なる場合があります。

クライアントと共に常に変化と不確実性に向き合い、時にはその波に乗りこなしていく柔軟性が求められるため、安定した環境で腰を据えて働きたいという志向が強い方には、精神的な負担が大きいかもしれません。

受動的な人

コンサルティング業務全般において主体性は不可欠ですが、特にベンチャーコンサルティングにおいては、指示待ちの姿勢では価値を発揮することが困難です。

クライアントであるスタートアップは、リソースが限られている中で、コンサルタントに対して課題解決の推進力や具体的な成果を強く期待します。

多くの場合、課題自体が曖昧であったり、前例のない取り組みであったりするため、コンサルタントが自ら論点を設定し、情報を収集・分析し、クライアントをリードしながらプロジェクトを前進させる必要があります。

上司やクライアントからの詳細な指示を待っていては、スピード感が求められるベンチャーの世界では通用しません。

自ら課題を発見し、仮説を構築し、周囲を巻き込んで実行に移していく。

そうした能動的なアクションが取れない方は、成果を出すのが難しく、厳しい評価に繋がる可能性が高いでしょう。

教育制度が整った会社で働きたい人

手厚く体系化された研修プログラムや、段階的なキャリアパスに沿った育成制度を重視する方は、ベンチャーコンサルティングファームの環境に物足りなさを感じるかもしれません。

大手コンサルティングファームのような、長期間にわたる新人研修や階層別のトレーニングプログラムが整備されているケースは、ベンチャー特化型のファームでは比較的少ない傾向にあります。

多くの場合、OJT(オンザジョブトレーニング)が中心となり、実際のプロジェクトに早期から関与しながら、実践を通じてスキルを習得していくことになります。

もちろん、経験豊富なコンサルタントからの指導やフィードバックはありますが、自ら学び取る意欲や、不足している知識・スキルを能動的にキャッチアップしていく姿勢が強く求められます。

受け身で手厚い教育を受けたいと考える方にとっては、自律性が求められる学習環境が厳しいと感じられる可能性があります。

知名度が高い会社で働きたい人

企業のブランド力や世間的な知名度を、働く上で非常に重要な要素と考える方は、ベンチャーコンサルティングファームへの就職で期待とのギャップが生じるかもしれません。

戦略系大手ファームや総合系大手ファームと比較すると、ベンチャー支援に特化したコンサルティングファームは、特定の業界内での評価は高くても、一般社会における知名度は限定的であることが少なくありません。

もちろん、大手ファーム内にベンチャー支援部門が存在する場合もありますが、独立系のブティックファームも多く存在します。

「誰もが知っている有名企業で働いている」というステータスに強いこだわりを持つ場合、その欲求を満たすのは難しいかもしれません。

仕事の内容やクライアントへの貢献、自己成長といった実質的な価値よりも、所属企業のネームバリューを優先したいという方には、不向きな選択となる可能性があります。

ベンチャーコンサルの企業例

次は、ベンチャーコンサルの企業例をご紹介します。

一括りにベンチャーコンサルといっても、当然ながらその規模や業務内容はさまざまです。

そのため、就職先としてベンチャーコンサルを志望すると決めたあとは、それぞれの企業についてしっかり情報を集めなくてはいけません。

今回はベンチャーコンサル企業を6つピックアップし、理念や会社の規模、事業内容などを解説します。

以下にご紹介するのはあくまで一例ですが、ぜひ自身に合った企業を選ぶ際の参考にしてください。

株式会社ペアキャピタル

株式会社ペアキャピタルの企業理念は、「社会との調和のあるサポート・常に成長を続け企業成長のサポート・革新的創造でサポートすること」です。

の企業理念は「価値ある会社を日本からなくさないために、誠実さと情熱を持って、お客様に寄り添う。」です。

M&Aにより社会全体が幸せになり、経営者の想いに寄り添い、会社の未来をともに創るサービスの提供を目指しています。

会社規模は2020年10月創設と設立間もなく、3年以内に上場を目指し、20~30名の中途採用を目指して規模を拡大しています。

事業内容は社員1名の小さな企業から上場企業まで、さまざまな規模のM&Aを成約してきた実績を持ち、チーム分業制を採っているのが特徴です。

アドバイザーとテクニカルサポートがタッグを組むことで、交渉と事務作業を同時進行させ、時間がかかるM&Aのスピード成約を得意としています。

株式会社経営サポートプラスアルファホールディングス

株式会社経営サポートプラスアルファホールディングスの企業理念は、「社会との調和のあるサポート・常に成長を続け企業成長のサポート・革新的創造でサポートすること」です。

会社規模はグループ全体で資本金51,700,000円、従業員数は30名と少数精鋭部隊となっています。

事業内容は経営・財務コンサルティングのプロフェッショナル集団して、高業績企業づくりを支援することです。

中小企業やベンチャー企業の複雑で多様化する経営課題に対し、財務戦略のコンサルティングを行い、成長をサポートしています。

300社以上と財務顧問契約を結んでおり、税務・金融および企業財務の専門知識を有するコンサルティング会社として、経営革新等支援機関の認定を受けているのです。

株式会社ファンベスト

株式会社ファンベストの企業理念は「妄想に投資できる会社にしたい」で、日本一の事業開発カンパニーを目指すことをビジョンに掲げています。

会社規模は資本金1,000万円、従業員数260名です。

事業内容は事業戦略コンサルティングをはじめ、営業アウトソーシング・インフルエンサーマーケティング・採用アウトソーシング・Webマーケティング・メディア運営と幅広い事業を展開しています。

事業戦略コンサルティングにおいては、ゼロベースから新規事業立ち上げからサポートしており、立ち上げ時に不足する各リソースの実行部隊設計や革新的な企画の作成、商材の加速的な拡大を一貫してサポートすることで収益化を支援しています。

株式会社シグマシス

株式会社シグマシスは、2008年に設立されたコンサルベンチャー企業です。

社風としては社員を「人材」ではなく「人財」として捉え、持続的に成長しながら自分らしくいきいきと価値創造に取り組める環境の実現を目指しています。

株式会社シグマシスのおもな業務は、グループ会社の管理と営業支援です。

また、企業が取り組むべき3つの変革として、マネジメント・トランスフォーメーション(MX)、デジタル・トランスフォーメーション(DX)、サービス・トランスフォーメーション(SX)を推進しています。

日系のコンサル企業で多く採用されている稼働時間制の報酬体系ではなく、成果報酬型の給与体系を採用しており、クライアントの課題を解決しようとする積極的な姿勢が高い評価を受けています。

株式会社パワーソリューションズ

株式会社パワーソリューションズは、資産運用に特化したコンサルベンチャー企業であり、2002年に設立されました。

資産運用に関わる業務改善や効率化、最適化を実現するためにIT技術を駆使しており、顧客が抱えるあと一歩のIT課題を「ラストワンマイル領域」と定義し、そこを埋めることに注力しています。

具体的な業務としては、業務コンサルティング、システムインテグレーションやアウトソーシング、RPA関連サービス、SaaSソリューションの導入や運営サポートなどが挙げられます。

社長自身が「やったぶんの評価が欲しい」と考えて立ち上げた企業なので、わかりやすい評価体系が特徴です。

そのため、多くのコンサルタントが自身の才能を存分に発揮して成果を上げています。

株式会社ユニヴィスコンサルティング

株式会社ユニヴィスコンサルティングは、2014年に設立され現在も成長を続けているベンチャーコンサルティングファームであり、ユニヴィスグループの基幹企業のひとつです。

企業理念としては、すべてのクライアントと一丸となった目標達成、経営者と同じ目線で問題を解決できる人材の育成・輩出、多用なステークホルダーのビジョン実現への貢献を掲げています。

会計分野に大きな強みを持っており、経営支援・会計コンサルティング、M&A仲介・アドバイザリー、税務申告、税務コンサルティングなどがおもな業務です。

グループ内には公認会計士や税理士、弁護士といった専門家も所属しているので、コンサルタント視点からのアドバイスだけでなく、会計・法務の面からも手厚いサービスが提供されています。

ベストベンチャー100に選ばれたベンチャーコンサル

続いて、ベストベンチャー100に選ばれた優良なベンチャー企業について紹介します。

ベストベンチャー100とは、これから成長が期待されるベンチャー企業100社に限定したサイトで、法人向けの有料会員制サービスです。

エントリーした企業に対して厳正な審査を行い、選出された企業をベストベンチャー100として紹介しているため、非常に信頼性が高いです。

審査の流れとしては、エントリー企業がビジョン、成長理由、売上高、営業利益などの審査項目を記入し、一定条件を満たした企業を審査委員が直接面談により審査します。

その結果、認定企業が決定するという流れです。

つまり、非常に信頼性が高く、就活生からするとやりがいを持って働ける上に、ブラックではない可能性が高いため、参考になるランキングです。

その中でもランキング上位に選ばれたおすすめの企業を8つ紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

株式会社DeCoA

株式会社DeCoAは、強く速い戦略と伴走型支援で短期間で成果を出すコンサルティングを行っています。

徹底した分析に基づき、多くの仮説と戦略設計を導き出し、最短で解決するためのプロジェクトを設計し、KPI達成までを伴走している点が特徴です。

事業成長のための確かな戦略と伴走型支援を行っており、目標達成率は約7割に達しています。

また、2026年中に累計1000社のコンサルティングを行い、目標達成率70%以上を維持できるサービス品質を高めることを目標としています。

株式会社ユアルート

株式会社ユアルートはブルーカラー産業を変革するプロフェッショナル集団として日々価値を提供している企業です。

コンサルティングやシステム提供はもちろんのこと、自らレガシー産業を運営しながら、その構造を根本から変革することを目指しているのが特徴の1つです。

ラストワンマイルに特化した経営を行い、貨物・配送事業を手掛け、年間約300万個の荷物を受託し配送しています。

また、優秀なIT人材やコンサルティング人材の知見をフルに活かし、従来のサービス運営を多角的に見直していることも見逃せません。

従来は低賃金・過酷というイメージが強かったブルーカラー市場を根本から変え、優秀なIT人材やコンサルティング人材を巻き込み、流動化を促進していくことを目標としています。

株式会社ハエモリ企画

株式会社ハエモリ企画は顧客の新規事業成功に導くPMF専門のコンサルティングファームとして、顧客に貢献している企業の1つです。

PMFをテーマにして戦略から実行までワンストップで実現できる会社は貴重であるため、多くのクライアントから高く評価を得ています。

根本的なターゲティングや訴求を1から見直すなど、各プレイヤーが1つ上の視座で顧客のプロジェクトにコミットすることが特徴です。

それゆえに、大企業からスタートアップまで、複数の領域を横断的に依頼されています。

今後は、ノウハウを学習したハエモリ企画AIの提供準備を進め、真にPMFが必要な中小企業やシード期のスタートアップなどに安価でPMFのためのコンサルティングを提供し、日本の新規事業成功率を上げていくことを目指しています。

ファンネルアド株式会社

ファンネルアド株式会社はヘルスケア業界を中心とした新規事業開発を行っているのが特徴です。

新規事業を複数同時並行で開発可能な体制を整えているため、現在、年間5個以上の新規事業を開発しているという、日本国内でも有数の企業の1つです。

また、マーケティングシステムデザインなど、全て内製化しているのも特徴の1つと言えます。

事業開発をするのはもちろん、短期でグロースさせることを得意としており、各事業開始3年以内で数十億円規模の短期グロースが可能な体制が構築できていることは、他の企業ではなかなか実現できないことの1つです。

一定規模に達した事業を子会社化し、社員が経営に参画することもできるため、事業開発・グロース・経営のすべてを幅広く経験できる環境と言えます。

株式会社Creer

株式会社Creerは多様なM&Aを通じて価値提供する伴走型M&A支援企業です。

企業のM&Aパートナーとして、戦略の立案から送信、ディールクロージングまで一貫して支援する事業を展開しています。

特徴としては、M&A仲介手数料をもらっていない点と、資本・資本提携だけでなく、業務提携や事業連携などの幅広いつながりを提供できる点が挙げられます。

M&A仲介手数料を取らないことによって、より自由度が高く、支援領域の広いサービスを提供できているのです。

今まで必要とされながらも、形にされることはなかった新しいM&Aのあり方を提供している企業の1つです。

FunTre株式会社

FunTre株式会社はマーケティングBPOサービスやマーケティングDX支援を提供している企業です。

また、デジタル人材育成事業や地域活性化事業なども行っています。

マーケティングDX支援では中小企業の自社のマーケティング部門のように業務の代行を行うことができ、社内にマーケティング担当者がいない企業に多くの価値を提供しています。

また、デジタル人材育成事業では、デジタル人材やマーケティング人材を育成し、企業の担当者向けの人材育成研修を実施しているのも特徴です。

他にも各都道府県から事業委託を受け、地域の中小企業への研修や専門家派遣などを行っているなど、幅広い事業を展開しているのが特徴であると言えるでしょう。

株式会社Anfini

株式会社Anfiniは大手コンサルティングファーム出身者によって設立された総合コンサルティングファームです。

コンサルティング、エデュケーション、プラットフォームの3事業を基軸として、従来の枠組みを超えた新たな価値の創造に取り組んでいるのが特徴の1つです。

また、これまで即戦力となる人材を中心に採用を進めてきましたが「今後は新卒採用に軸足を切り替え、ポテンシャルあふれる若手メンバーとともに事業成長を目指す」と代表が語っています。

そのため、新卒の方にも大きなチャンスが広がっている企業と言えるでしょう。

株式会社ELternal

株式会社ELternalは観光開発コンサルティング事業や地域創生コンサルティング事業、神社仏閣(寺院・神社)コンサルティング事業などを行っています。

観光開発コンサルティング事業では国や観光庁などと連携を取り、京都・奈良といった日本の著名な観光地での観光客誘致や新たなコンテンツ開発を行い「日本を訪れたい国No.1にする」という目標の実現を目指しています。

地域創生コンサルティング事業では市区町村や地方企業と連携を取り、地方に眠る観光資源の磨き上げを行い、地域創生に貢献しているのが特徴です。

また、神社仏閣(寺院・神社)コンサルティング事業では世界遺産や国宝クラスの寺院・神社の伝統と最新のテクノロジーを融合させ、新たな価値を創造し、さらなるブランディングをサポートしています。

ベンチャーコンサルから内定をもらうためには

ベンチャーコンサルから内定をもらうためには、どのような対策をしていけばいいのでしょうか。

ここでは、6つのポイントに絞って、内定をもらうための事前準備を方法を解説します。

自己分析

ベンチャー企業は、与えられた役割をこなすだけでなく、自ら考え、行動し、事業を推進する人材を求めています。

そのため、自己分析では、単に過去の経験を羅列するのではなく、具体的なエピソードを掘り下げ、「なぜその行動を取ったのか」「どのような課題をどのように乗り越えたのか」「そこから何を学び、どのように成長したのか」といった点を明確にすることが重要です。

自身の強みやスキルだけでなく、価値観や仕事への情熱を言語化することで、企業とのマッチング精度を高めることができます。

例えば、「過去のアルバイト経験から、チームで目標を達成することに喜びを感じる」「課題解決のために、様々な情報を収集し、分析することが得意」といった具体的なエピソードを交え、自己PRに繋げることが重要です。

他己分析

自己分析だけでは、自分の強みや弱みを客観的に把握することは困難です。

そこで、友人、家族、先輩、キャリアセンターなど、様々な人からフィードバックをもらうことで、自分では気づかなかった一面や、客観的な評価を知ることができます。

特に、ベンチャー企業の選考では、自己PRの根拠や、周囲との関わり方などが重視される傾向があります。

他者からの評価を参考に、自分の強みを客観的に捉え、具体的なエピソードと合わせて伝えることで、説得力を高めることができます。

企業研究

ベンチャー企業は、企業規模が小さく、事業内容や企業文化が大きく異なる場合があります。

そのため、企業のウェブサイトや採用情報だけでなく、ニュース記事、社員インタビュー、企業のブログ、SNSなど、多岐にわたる情報源から企業研究を行うことが重要です。

企業の事業内容だけでなく、企業のビジョン、ミッション、バリュー、経営者の考え方、社員の働き方など、企業のカルチャーを深く理解することで、自分とのマッチング度合いを判断することができます。

また、企業の成長性や将来性を把握することで、入社後にどのようなキャリアを築けるかをイメージし、入社意欲を高めることができます。

インターンシップへ参加する

インターンシップは、実際の業務を通じて、企業の雰囲気や働き方を体験できる貴重な機会です。

ベンチャー企業のインターンシップでは、社員に近い距離で働くことができ、裁量の大きい業務を任されることもあります。

インターンシップを通して、自分のスキルや経験が企業にどのように活かせるのか、企業のカルチャーが自分に合っているのかなどを確認することができます。

また、インターンシップで優秀な成果を出すことで、早期選考や内定に繋がる可能性もあります。

OB・OG訪問をする

OB・OG訪問は、企業のウェブサイトや説明会では得られない、リアルな情報を得るための有効な手段です。

OB・OGから、企業の強みや弱み、働きがい、キャリアパス、入社後のギャップなどを聞くことで、より深く企業理解を深めることができます。

OB・OG訪問を通して、企業のカルチャーや働き方を具体的にイメージすることで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。

また、選考に関するアドバイスや情報をもらうことで、選考対策に役立てることもできます。

説明会に参加する

企業説明会は、企業の担当者から直接話を聞くことができる貴重な機会です。

ベンチャー企業の説明会は、少人数制で行われることが多く、担当者と密なコミュニケーションを取ることができます。

説明会では、企業の事業内容やカルチャーについて質問するだけでなく、自分の強みや経験、企業への熱意を伝えることで、担当者の印象に残ることができます。

説明会で得た情報を参考に、自己PRや志望動機を作成することで、選考を有利に進めることができます。

ベンチャーコンサルに転職する際のポイント

ベンチャーコンサルに転職する際のポイントとして、どのようなポイントがあるのでしょうか。

転職活動をする際は、ポイントを抑えて効率的に進めていきましょう。

自分にあった転職先を選ぶ

ベンチャーコンサルティングと一口に言っても、ファームによってその特徴は大きく異なります。

転職を成功させるためには、まず自分自身の志向やキャリアプランに合致したファームを慎重に見極めることが極めて重要です。

例えば、戦略策定に深く関与したいのか、それともクライアント先に常駐してハンズオンでの実行支援まで手掛けたいのか。

アーリーステージのスタートアップ支援に特化しているのか、ミドル・レイターステージまで幅広くカバーしているのか。

特定の産業領域に強みを持っているのか、オールインダストリーなのか。

外資系大手ファームのベンチャー部門なのか、独立系のブティックファームなのか。

それぞれのファームのウェブサイトや公開情報、社員の経歴などを丁寧に調査し、可能であればカジュアル面談などを通じて、社風やプロジェクトの進め方、求められる人物像などを具体的に理解することが不可欠です。

自身の経験やスキル、そして将来の目標と照らし合わせ、最も活躍でき、かつ成長できる環境を選ぶ視点が成功の鍵となります。

転職エージェントを利用する

ベンチャーコンサルティング領域への転職においては、専門性の高い転職エージェントの活用が非常に有効な手段となり得ます。

この領域は、大手総合ファームと比較して求人情報が限定的であったり、求められるスキルセットが特殊であったりすることが少なくありません。

コンサルティング業界やスタートアップ・ベンチャーキャピタル業界に精通したエージェントは、一般には公開されていない非公開求人の情報を持っている可能性が高いだけでなく、各ファームの文化や選考プロセス、求める人物像に関する深い知見を有しています。

自身の経歴や志向を正確に伝えることで、最適な求人の紹介を受けられるだけでなく、職務経歴書の添削や面接対策、さらには年収交渉に至るまで、転職活動全体を通じた具体的なアドバイスやサポートが期待できます。

特に現在の渋谷周辺のように、関連企業やエージェントが集積している地域では、最新の情報に基づいた的確な支援を受けやすいでしょう。

自分のアピールポイントを明確にする

ベンチャーコンサルティングファームへの転職を成功させるには、自身の経験やスキルが、その特殊な環境でどのように活かせるのかを明確に言語化し、効果的にアピールすることが不可欠です。

単に過去の職務経歴を羅列するのではなく、そこで培った課題解決能力、論理的思考力、分析力、プロジェクトマネジメント能力などを、具体的なエピソードと共に示す必要があります。

加えて、ベンチャー企業が直面するような、変化が激しく、リソースが限られ、不確実性の高い状況下で発揮できる「主体性」「柔軟性」「学習意欲」「ストレス耐性」「アントレプレナーシップ」といったソフトスキルも重要なアピールポイントとなります。

なぜ既存のコンサルティングや事業会社ではなく、あえてベンチャーコンサルティングの道を選ぶのか、その動機や熱意を自身の言葉で語ることも重要です。

これまでの経験を棚卸しし、ベンチャーコンサルタントとして貢献できる独自の価値は何かを突き詰め、説得力を持って伝える準備が求められます。

選考対策が難しいと感じたら

ベンチャーコンサルの就職活動を成功させ内定を得るためには、エントリーシートや面接の対策に十分な時間をかけなくてはいけません。

しかし就職活動はするべきことが多いので、なかなか時間が確保できないと考えている方もいるでしょう。

そういった方におすすめなのが、就活エージェントの活用です。

就活エージェントのジョブコミットでは、無料で面接対策と企業紹介が受けられます。

ベンチャーコンサルの就職活動を効率的に進めたい方は、ぜひジョブコミットの利用を検討してみてください。

まとめ

ベンチャーのコンサル企業は業務内容としては、大手と大きく変わることはありません。

総合、戦略、ITコンサルや財務コンサル、M&Aコンサルなど、総合的なコンサルティングから専門的なコンサルティングがあります。

大手との違いは支援の規模です。

大手が世界に多くの拠点を持ち、コンサルタント数も数千人規模でいるのに対し、ベンチャーコンサルは少数精鋭できめ細やか、かつ、スピーディーな対応で小さな企業にも対応できるのが強みです。

大手と異なり、人数が少ないため活躍の場が幅広いこと、顧客と直接対話することができること、コンサル以外の事業をしている会社もあり、コンサルタント業務以外にチャレンジできる可能性もあります。

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