ベンチャーマインドとは何?ベンチャーマインドの身につけ方や転職での活かし方を解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・ベンチャーマインドとは
・ベンチャーマインドの例
・ベンチャーマインドを身に着ける方法

この記事をおすすめしたい人

・ベンチャー企業に興味がある人
・ベンチャーマインドに関して知りたい人
・第一志望の企業から内定をもらいたい人

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トーク画像

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ベンチャーマインドとは

ベンチャーマインドについてあまり知らない人もいるかもしれません。

ベンチャーマインドとは、基本的にベンチャー企業で働くのに向いている人に対して言われることです。

つまり、ベンチャー企業に向いている人は、ベンチャーマインドを持っていると言われやすいです。

これらの企業はメリットも多いですが、デメリットもないわけではありません。

激務であるというのもその一つなので、こういった激務に物怖じしないマインドも一つの条件と言えるかもしれません。

ベンチャーマインドの例

ベンチャーマインドの例

・主体性がある
・とりあえずやってみる精神
・常に試行錯誤する
・新しいものに注目し、アイデアを生み出す力
・仕事を選り好みしない
・変化を楽しむ
・成果にこだわる
・あきらめない姿勢
・ポジティブ

ここではベンチャーマインドというものを具体的に紹介します。

具体的にどういったものがベンチャーマインドなのかを、一つひとつ解説していきますので、自分に適正があるかどうかを確認してみるのも良いでしょう。

中には、これがなければお話にならないというものもありますので、ぜひ確認してみてください。

逆に、ここで紹介したようなものの多くを満たしているような場合にはベンチャー企業が向いていると言えるかもしれません。

主体性がある

これはベンチャー企業で働くうえで重要なものの一つです。

主体性がなければ、ベンチャー企業に就職することができても、途中でリタイアしてしまうでしょう。

また、ベンチャー企業では、入社試験の段階でどのくらい主体性を発揮できる人間かをしっかりと確認しています。

何をすれば良いのかを常に考えられる人間で、どうすれば良いのかの疑問を持っていることも重要でしょう。

それらを体現するためには、これはどうなっていくのかという考え方も重要になってきますし、そもそも会社をこうしたという明確なビジョンを持っていなければなりません。

さらに、自分に対する理想を突き詰められるという人も向いています

最初からこういった考えを持っている人もいますが、普段からこのような考えをするようにしていれば、後からこうしたベンチャーマインドになることも可能です。

もし、自分に主体性が足りないというのならば、普段から主体性のある物事の考え方を実施しましょう。

とりあえずやってみる精神

世の中の成功者に多い考え方です。

それがとりあえずやってみる精神で、世の中の成功者の大半はこのタイプでしょう。

そして、とりあえずやってみる精神は、実力不足を補える精神でもあります。

実力が足りなくても、いち早く物事に飛びつく嗅覚を持っているので、結果的にアドバンテージができるのです。

さらに、人よりも早く良さそうなものに飛びついて試行錯誤できるので、成長するのも早くなります。

このように、とりあえずやってみる精神を以前より持っているというのならば、ベンチャー企業はおすすめです。

そもそも、とりあえずやってみるという考え方だからこそ、これから伸びるであろうベンチャーに飛び込むことができるのではないでしょうか。

ある意味で、ベンチャーを志した段階でこの精神を持っているかもしれません。

常に試行錯誤する

常に試行錯誤するというのは向上意欲の表れです。

ベンチャー企業にとって向上意欲は重要になっていて、社員全体の向上意欲によって、ベンチャー企業は持っているといっても過言ではないのです。

現状に満足することなく、成功を収めたら、もっと良い方法があるのではないかと、常に試行錯誤していくような人を指しています。

逆の考え方をすれば、なかなか満足できない人とも言えるでしょう。

自分の成功に満足することができないからこそ、さらなる満足を求めて、どんどん新しいことや難しいことにチャレンジするのです。

成功したときから、常に先のことを考えてしまうという人は、大きな長所になる可能性もあるのでおすすめです。

新しいものに注目し、アイディアを生み出す力

これはプログラマーに多い考え方なのですが、新しいものに注目して、アイディアを生み出す力です。

プログラマーは、プログラムを使ってないなら作れば良いという考え方の人が多くなります。

そして、それが完成したときに大きな喜びを得るのです。

ベンチャー企業というのは、基本的に新しいものを生み出していくことがほとんどなので、そうした精神を持っているというのは大きなプラスになっていくでしょう。

この精神を持っていると、ベンチャー企業そのものを楽しめる可能性があり、結局のところ長続きするのです。

日頃から、常にあれがこうなったら良いのに、これをこうするのは何をすれば良いのか、などの空想にふけっているような人は、ベンチャー企業がおすすめの可能性が高いです。

仕事を選り好みしない

ベンチャー企業では、よくわからないことが、思わぬ成果につながることもあります。

そして、成果につながった後に、あれには意味があったと気付かされます。

そこで重要になってくるのが、仕事を選り好みしないという点でしょう。

また、ベンチャー企業では、こなす仕事の量が膨大になりますので、一つひとつの仕事を選り好みしていたのでは体がもたないでしょう。

ただし、この仕事を選り好みしないというのは、どの企業においても重要なマインドではないでしょうか。

仕事を選んでいては、なかなか仕事を覚えませんし、成長することも難しいでしょう。

企業で働くうえでの基本的な部分として把握しておくと良いでしょう。

変化を楽しむ

ベンチャー企業では事業の成長や成長市場の変化に応じて業務内容や組織体制が頻繁に変わることが特徴です。

そのため、決められた仕事を安定的にこなしたいと考える人よりも、変化そのものを楽しめる人が向いている傾向にあります。

創業初期の企業では、入社当初に想定していた業務以外の仕事を任されることも少なくありません。

このような環境で働くためには「変化は成長の機会である」と前向きに捉え、楽しめる姿勢が重要です。

成果にこだわる

ベンチャー企業は一般的に成果主義の文化を持つことが多く、結果を出すことが強く求められる環境です。

大企業ではプロセスが重視されることが多いですが、ベンチャー企業では「どれだけ会社の成長に貢献したか」が評価の中心となります。

そのため、日々の業務の中で「どうすればより良い成果を生み出せるか」を常に考えながら行動する姿勢が重要です。

また、成長フェーズによって目標や課題が変わりやすく、業務の進め方も柔軟に調整されることが多いです。

その中で成果を出すためには指示を待つだけではなく、自分で考え、試行錯誤しながら改善を重ねることが求められます。

あきらめない姿勢

ベンチャー企業では新しい市場を開拓したり、これまでにないサービスを提供したりすることが多いため、前例のない課題に直面することも少なくありません。

そこで、困難な状況でも簡単にあきらめず、解決策を模索し続ける姿勢が求められます。

大手企業のように確立されたノウハウやマニュアルが整っていないことも多く、自分自身で試行錯誤しながら進めることが必要になる場面が多いです。

営業職であれば、新規顧客を獲得するために試行錯誤を繰り返す必要があるかもしれませんし、マーケティング職であれば、広告施策が思うような結果を出せなくても、データを分析しながら改善を続けることが大切です。

すぐにあきらめるのではなく、成功するまで挑戦し続ける精神こそ、ベンチャー企業に求められるものと言えます。

ポジティブ

ベンチャー企業では自社の成長を信じて前向きに仕事に取り組む姿勢が求められます。

大企業と異なり、事業の成長がまだ不確実な段階で働くことになるため、ネガティブ思考だとモチベーションを維持できなくなってしまうでしょう。

そこで、未来に対してポジティブな期待を持ち、挑戦を楽しめる人ほどベンチャーの環境に適応しやすいと言えます。

また、ベンチャー企業はスピード感が求められるため、日々の業務の中で予期せぬトラブルや計画の変更が発生することは珍しくありません。

このような状況で悲観的になるのではなく「どうすれば解決できるか」「この変化をチャンスに変えられないか」と前向きに考えられる人こそ、ベンチャー企業で評価されやすいでしょう。

ベンチャーマインドを身につけるには

ベンチャーマインドの例

・自己発信することを心がける
・整っていない環境に身を置く
・仕事を断らない
・新しいことに挑戦をする
・スピード感を意識する
・結果にこだわる

ここではベンチャーマインドを身につける方法を紹介します。

ここまでベンチャーマインドについて語ってきましたが、中には自分にはこういったマインドはないと絶望している人もいるかもしれません。

しかし、悲観することはなく、こういったマインドの中には、後から身につけられるものもあるのです。

そういった方法を紹介しますので、ぜひ悲観せずに確認してみてください。

自己発信することを心がける

ベンチャーマインドを身につけるためには、自己発信することを心がけてみてはいかがでしょうか。

自己発信するということは、主体的に動くということなので、主体性が身についていくでしょう。

そして、自己発信するということは、結果が伴いますし、発信するために考えるということもできます。

こういったことを繰り返すことによって、さまざまな能力を活性化させることができるのです。

整っていない環境に身を置く

ベンチャー企業というのは、ある意味では無から何かを生み出す仕事かもしれません。

そのため、それを身につけるために、整っていない環境に身を置くのも良いかもしれません。

たとえば、スマホやパソコンが必須の時代です。

しかし、少しの時間だけこれらから離れてみるのもおもしろいでしょう。

普段スマホやパソコンでできていたものができずに、いろいろと考えさせられます。

さらに、普段から頼っている人がいるのならば、その人を頼らずになるべく自分で頑張ってみるというのもおすすめです。

こういったことを繰り返すことにより、何もない状況からもなんとか事業を形にする力が身についてくるのです。

仕事を断らない

これはベンチャーマインドとは直接関係ないのですが、仕事を断らないことで身につくものもあります。

それが、自分の仕事量のキャパシティを知ることができます。

これはベンチャー企業で働くうえでとても重要なことになっていて、ベンチャーでは激務をこなすことになりますので、自分のキャパシティを知らなければ、痛い目に遭うでしょう。

仕事を請け負いすぎて潰れてしまうということも考えられるのです。

自分の仕事のキャパシティを知っていると、どんな仕事をする場合であっても役立つことが多いです。

新しいことに挑戦をする

ベンチャーマインドを身につけるためには「新しいことへの挑戦を習慣化する」ことが大切です。

ベンチャー企業では未知の分野に飛び込み、自ら道を切り開いていく力が必要です。

常に同じ業務を繰り返しているだけでは新たな発見や学びを得られず、成長の機会を逃してしまいます。

そこで、普段の業務においても「これまでと違う方法を試してみよう」「新しい知識を積極的に取り入れよう」といった意識を持つことが重要です。

普段の仕事のやり方に疑問を持った場合は「より効率的に進める方法はないか」「新しいツールを活用できないか」といった視点で考えてみると、解決策が見つかることもあります。

また、社内で新しいプロジェクトが立ち上がった際に積極的に手を挙げて関わることで、未経験の業務に挑戦する機会も得られるでしょう。

スピード感を意識する

ベンチャー企業では市場の変化に素早く対応し、競争優位性を確保するためにスピード感を持って仕事を進めることが求められます。

そのため、日々の業務においても「どうすればより早く、効率的に成果を出せるか」を意識することが重要です。

大企業では意思決定に時間がかかることもありますが、ベンチャー企業では短期間で決断し、すぐに行動に移すことが成功の鍵となります。

スピード感を身につけるためにはまず優先順位を明確にして「すぐに取り組むべきこと」と「後回しにできること」を判断する能力が必要です。

また、細部まで完全に仕上げることにこだわるのではなく、最低限の形を作って動かし、改善を重ねながら精度を高めるアプローチも、ベンチャー企業において重要視されます。

結果にこだわる

ベンチャーマインドを身につける上で、ただ忙しく働くのではなく、結果を出すことに意識を向けることも重要です。

ベンチャー企業は成果主義の傾向が強く、努力や過程よりも最終的にどれだけのインパクトを生み出したかが評価の基準となります。

そこで、日々の業務を漫然とこなすのではなく「その仕事の目的は何か」「どのような成果を出すべきか」を考えながら行動することが求められます。

結果にこだわるためには目標を明確に設定し、それに向かって逆算して行動することが必要です。

営業職であれば「今月は成約を〇件獲得する」、マーケティング職であれば「広告経由の新規顧客獲得数を7%向上させる」など、具体的な数値目標を設定し、達成を目指すことが大切です。

ベンチャーマインドのメリット

ベンチャーマインドの例

・キャリアの選択肢が広がる
・やりがいを感じることができる
・柔軟性が高くなる

ここまでベンチャーマインドについて詳しく紹介してきましたが、ベンチャー的なマインドを持つことでどのようなメリットが得られるのかについても紹介します。

以下の3点を読んで魅力を感じる場合は、あなたはベンチャーマインドに切り替えた方が良い可能性が高いです。

もし共感できた場合は、少しずつこの記事で紹介した方法を使って、ベンチャーマインドに切り替えていけるよう、取り組んでみてください。

キャリアの選択肢が広がる

ベンチャーマインドを持つことで、キャリアの選択肢が大きく広がります。

ベンチャー企業では日々新しい課題を解決するために様々な業務に挑戦する機会が多くあります。

営業職であってもマーケティング戦略の立案に携わったり、エンジニアでも事業戦略を考える機会があったりします。

このように、1つの職種に縛られずに幅広い経験を積めるため、企業間や異業種への転職といった新たなキャリアの可能性を生み出すこともできるでしょう。

また、変化を恐れず環境に適応できるため、大手企業への転職や海外での挑戦といった選択肢も増えます。

1つのスキルだけに依存するのではなく、多様な能力を身につけることは、キャリアの選択肢を広げることにもつながるでしょう。

やりがいを感じることができる

ベンチャーマインドを持つことで、仕事に対して主体的に関わることができ、大きなやりがいを感じられるようになる点も魅力の1つです。

ベンチャー企業では自分のアイデアや行動が会社の成長に直結する場面が多く、仕事の成果が目に見えやすい環境になります。

そのため「自分が会社を成長させている」という実感を持ちやすく、モチベーションを維持しやすいというメリットがあります。

また、ベンチャーマインドを持って仕事に取り組むことで、指示待ちの姿勢ではなく「どうすればもっと良くなるか」と常に考えながら動く習慣が身につきます。

このような姿勢で仕事をしていると、成功体験を多く積むことができ、それがさらなる成長につながることでしょう。

柔軟性が高くなる

ベンチャーマインドを持つことで、予測不能な状況にも対応できる柔軟性が身につくのも大きなメリットの1つです。

特にベンチャー企業では新しいことに挑戦する機会が非常に多く、計画通りに物事が進まないことも珍しくありません。

そんな場面でも「どうすれば問題を解決できるか」「別のアプローチはないか」と考えながら試行錯誤することで、柔軟な思考力が鍛えられます。

また、変化の激しい環境にいることで、どのような状況でも冷静に対応できる力が養われるのもメリットの1つです。

思うように成果が出ない場合、柔軟に戦略を変更しながら改善を続けることが必要です。

こうした経験を積み重ねることで、困難な状況に直面しても動じることなく、適切な判断を下せるようになるでしょう。

スピード感を身に着けられる

変化の速い現代のビジネス環境において、スピードは最も重要な競争力の一つです。

ベンチャーマインドを持つ人材や組織は、「走りながら考える」ことを得意とします。

完璧な計画を立てることに時間を費やすよりも、まずは最小限の実行可能な形でアイデアを試し、市場や顧客からのフィードバックを得て改善を繰り返すサイクルを重視します。

これにより、市場のニーズに迅速に対応し、ビジネスチャンスを逃さず掴むことができます。

また、階層的な意思決定プロセスを簡略化し、現場に権限を委譲する文化もスピードを加速させます。

この迅速な意思決定と実行力は、競合他社に先んじて市場でのポジションを確立するための強力な武器となります。

新たな価値提供を提供できる

ベンチャーマインドの根幹には、現状維持を良しとせず、常に新しい価値を模索する「挑戦心」があります。

既存の常識や成功体験にとらわれず、「もっと良くするにはどうすればいいか」「なぜこれはこうなっているのか」と問い続ける姿勢が、革新的なアイデアの源泉となります。

失敗を恐れずに仮説検証を繰り返すことで、これまで市場になかった製品やサービス、あるいは斬新なビジネスモデルを生み出す可能性が高まります。

このプロセスは、組織に競争優位性をもたらすだけでなく、社会が抱える課題を解決し、新たな価値を提供することにも繋がります。

変化の激しい時代において、こうしたイノベーション創出の力は、組織が持続的に成長するための不可欠なエンジンと言えるでしょう。

転職活動でベンチャーマインドを活かそう!

ベンチャーマインドは、変化の激しい現代において、企業の規模や業種に関わらず求められる重要な素養です。

転職活動においてこのマインドを効果的にアピールすることで、主体性や成長意欲の高い人材として評価され、キャリアの可能性を大きく広げることができます。

ここでは、具体的な活かし方を5つのステップで解説します。

挑戦の物語を言語化する

自身のキャリアを「会社から与えられた業務の記録」ではなく、「自らが主体的に課題解決に取り組んだ物語」として捉え直すことが重要です。

ベンチャーマインドの核である「当事者意識」に基づき、これまでの業務で、なぜその課題に取り組んだのか、目標達成のために何を考えどう行動したのか、そして結果としてどのような価値を生み出したのか、という点を具体的に言語化しましょう。

特に、指示された範囲を超えて自ら課題を発見し、周囲を巻き込んで挑戦した経験は強力なアピールになります。

成功体験だけでなく、失敗から学び、次のアクションに繋げた経験も、変化対応力とレジリエンスを示す貴重なエピソードとして整理してください。

成長を軸とした企業選びをする

企業を選ぶ際、安定性や知名度だけでなく、「成長市場にいるか」「変革期にあるか」といったベンチャーマインド的な視点を加えましょう。

企業のプレスリリースや中期経営計画、IR情報などを読み解き、その企業が今どのような課題に直面し、どこへ向かおうとしているのかを分析します。

その上で、「自分のスキルや経験を活かせば、この企業のこの課題をこのように解決できるのではないか」という貢献仮説を立てます。

このプロセスは、入社意欲の高さを具体的に示すことに繋がり、面接での深い対話を可能にします。

自らの成長機会と企業の成長フェーズが重なる場所を探すという視点は、主体的なキャリア選択の第一歩です。

貢献価値を明確にする

職務経歴書は、単なる業務内容の羅列であってはいけません。

ベンチャーマインドをアピールするには、「私が貴社で活躍できる理由」を明確に伝える提案書として作成します。

各経歴において、「どのような課題があったか」「それに対して、自分がどのような役割を担い、主体的に行動したか」「その結果、売上向上、コスト削減、業務効率化といった、どのような成果に繋がったか」を、数値を交えながら具体的に記述します。

これにより、あなたの実行力と課題解決能力が客観的に伝わります。

応募先企業の課題と関連性の高い実績を冒頭に持ってくるなどの工夫も、当事者意識の高さを示す上で効果的です。

活躍イメージを提示する

面接は、過去の実績を語るだけの場ではありません。

ベンチャーマインドを持つ人材として、入社後に何を成し遂げたいかという意志、未来志向のビジョンを語ることが重要です。

事前に立てた貢献仮説に基づき、「貴社の〇〇という事業課題に対し、私の△△という経験を活かして、このように貢献したいと考えています」と具体的に提案しましょう。

また、逆質問の時間を最大限に活用し、企業の戦略や組織の課題について踏み込んだ質問をすることで、高い関心と当事者意識を示すことができます。

この未来志向の対話を通じて、面接官に「この人と一緒に働きたい」「入社後に活躍してくれそうだ」という具体的なイメージを抱かせることがゴールです。

選考プロセスを学びの機会ととらえる

転職活動は、不確実で思い通りに進まないことも多い、まさにベンチャー的なプロジェクトです。

このプロセス自体を、ベンチャーマインドを実践する場と捉えましょう。

例えば、面接でうまく答えられなかった質問があれば、なぜ答えられなかったのかを振り返り、次の面接に向けて準備を改善します。

不採用の通知を受けたとしても、それを単なる失敗と捉えず、自己分析や企業研究を見直すための貴重なフィードバックとして活用します。

このような、失敗から学び、迅速に次のアクションに繋げるレジリエンスとスピード感あふれる姿勢は、転職活動の成功確率を高めるだけでなく、入社後も必ず活きる力となります。

まとめ

ベンチャーマインドについて理解できたのではないでしょうか。

せっかくベンチャーに入っても、十分にマインドが養われていなければ、まったくものにならないこともあります。

しかし、このようなマインドを培っていけば、激務をしっかりとこなしていけるはずです。

後天的にベンチャーマインドを身につける方法もありますので、今回紹介したような方法にチャレンジして、マインドを身につけると良いでしょう。

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