【新卒からベンチャー?】新卒でベンチャーに就職するのはありなのか

【新卒からベンチャー?】新卒でベンチャーに就職するのはありなのか

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録



はじめに

成長著しく、テレビ番組などでも取材される機会も多くなっているベンチャー企業に注目が集まっています。

ベンチャー企業というと自由度が高くて裁量が大きく、企業とともに成長していける、やりがいのある企業とイメージされます。

一方、ベンチャー企業では即戦力が求められるケースも多く、不安定要素も多いので新卒で就職するのは難しいと考える方も多いことでしょう。

新卒でベンチャーに就職するのはありなのか、新卒でベンチャー企業を選ぶときに考えたほうが良いことをご紹介します。

【新卒からベンチャー??】新卒でベンチャー企業に就職することが流行っている背景

これまで、ベンチャー企業への就職といえば、即戦力となる経験者の転職や、有能な人材のヘッドハンティングなどが主流でした。

ですが最近、新卒でベンチャーに就職を希望する人が増えている気がしませんか。

その背景として、ネットの影響で新たなビジネスを行うベンチャー企業が増えてきたことが挙げられます。

また、学生の側でも、少子高齢化による社会への不安や、経済のグローバル化などで大手企業でも倒産するリスクなどを心配し、必ずしも大手志向ではなくなってきている背景があります。

ネットの影響で新たなビジネスが増えてきた

多くの分野でITが導入され始め、今まで社会になかった企業が一気に登場しています。

ベンチャー企業自体が増えており、新卒でベンチャーを志願する人も目立つようになってきたのが、新卒でベンチャー企業に就職することが流行っている背景の一つです。

日本は少子高齢化で、業界や業種、企業の規模を問わず、人出不足の傾向があります。

どの企業でも有能な人材を確保する競争を繰り広げています。

これまで、ベンチャーというと即戦力となる経験者採用が中心でしたが、それでは成長をしていくための人材が確保できないため、新卒採用にも動くベンチャー企業が増えてきました。

新卒でも主体的に動ける、能力のある人材を採用することで、成長の原動力を確保したいというのが狙いです。

社会への不安から大企業思考への批判

日本の大手企業は、少子高齢化や大国との競争格差拡大から危険だという意見がしばしば聞こえてくるようになりました。

そのため、大手企業の対義語として使われやすいベンチャーに注目が集まっているのも事実です。

大手企業の場合、職場環境などの情報も得られやすくなることや働きすぎによる過労死や自殺といった報道も目にすることがあります。

大人数の同期の中に埋もれて揉まれるより、個々人の能力をより発揮して成長できるベンチャー企業でもっと自由に仕事をしたいと考える方も増えてきました。

また、近年は大手企業も倒産することや経営が悪化して大規模リストラなどが行われる時代です。

大手だから安定という道理が通らなくなり、新卒でベンチャー企業に目を向ける人も増えているのです。

【新卒からベンチャー??】知っておくべき危険性

ベンチャーは勢いがあるからとか、大手だって不安だからと、それだけの理由でベンチャー企業を選んではいけません。

新卒でベンチャーを目指す人が増えているからといって、ベンチャー特有の危険性が薄まったわけではないからです。

ベンチャー企業には、知っておくべき危険性があります。

中でも理解しておきたい「倒産のリスクもある」、「裁量権は最初からあるものではない」、「安定はしていない」という危険性について詳しく見ていきましょう。

倒産のリスクもある

ベンチャー企業は成長著しい企業だからといって、必ずしも生き残れるわけではありません。

いつかはメガベンチャーみたいになるに違いないと思い込むのは危険です。

テレビ番組などで取り上げられるのは、成長軌道に乗った極一握りのベンチャー企業にすぎません。

実際のところ、起業から5年以内に倒産するケースも多く、生存率は決して高くないのです。

これまでは、ベンチャー企業で新卒を募集するのは、中途採用などで即戦力を補いながら成長を遂げ、ある程度安定軌道に乗ってきて、さらに事業を拡大したいケースがほとんどでした。

ですが、近年は人出不足の解消や、経営がひっ迫している中でも安月給で雇えるからと新卒を募集するケースもあるので、入社してすぐに倒産のリスクもある危険性を認識しておきましょう。

詳しくは「ベンチャー 生存率」もご覧ください。

裁量権は最初からあるものではない

ベンチャー企業を目指す方の中には、縛られるのが嫌い、自分の好きに仕事をしたい、いつかは起業したいなど、自立心が旺盛で、自分でアイディアを出す方や工夫しながら、どんどん仕事をしていきたい方も多いのではないでしょうか。

ベンチャー企業は裁量権があると言われており、若いうちから仕事を任される、やりがいがある環境と語られることが多いです。

ですが、それは新卒すべてではありません。

ベンチャー企業は限られた人材の中で業務を回しているゆえに、確実に仕事を任せられる人に任せ、無駄なトラブルを回避したいと考えています。

入社して実力を見られ、実力がないと判断されれば、仕事が回ってこないことや、やりたくない仕事だらけになることもある点は知っておきましょう。

安定はしていない

ベンチャー企業は給与体系や福利厚生、労働時間などが大手のように環境整備がなされていません。

どんなに頑張って成果を出したとしても、昇給は社長次第である場合やボーナスが出るかは業績に左右されます。

ベンチャー企業として成長を遂げ、失敗したくないからこそ、昇給やボーナスの支給は厳しくコントロールする経営者も少なくありません。

また、少人数で成長のために業務を遂行していますから、業務量は多いのが現状です。

深夜までの残業や、休日返上、持ち帰り仕事をしている方もいるのが現実です。

ワークライフバランスを取るのが難しいので、自由度が高く、働きやすい会社と誤解することのないようにしましょう。

【新卒からベンチャー??】それでもベンチャーを選ぶ価値

危険性があるなら、やっぱりやめた、大手が安心と考える方もいれば、ベンチャーに後ろ髪引かれる方、家族から反対されてもベンチャー企業に就職したいという方もいるかもしれません。

ベンチャーには危険性はありますが、ベンチャーにはベンチャーの良さがあります。

その代表的な魅力が「圧倒的に成長ができる環境」、「自分の好きなことをやりたい」、「自分の性格と社風があっている」点です。

危険性を認識しながらも、ベンチャーを選ぶ価値について見ていきましょう。

圧倒的に成長ができる環境

大手企業などは新卒を大量採用し、集団研修が行われるため、業務ノウハウが思うように身につかず、落ちこぼれていく方も少なくありません。

希望の配属先にも就けず、事務的なルーティンワークを続けていくだけといった方もいます。

安定した環境でお給料はしっかり貰えても、やりがいが持てない、成長できないと悩む方が多いのも実情です。

これに対して、ベンチャー企業なら、圧倒的に成長ができる環境があります。

社長が同じ部屋にいて、取引先とやりとりする様子をすべて垣間見られたり、社長が直属の上司として指示をしたり、取引先に同行させてくれることもあります。

経営陣との距離が近く、裁量を幅広く持てる可能性が高いベンチャー企業は自身のスキルアップには最適な環境かもしれません。

自分の好きなことをやりたい

ベンチャー企業は新たな技術や商品、サービスを開発して市場を開拓し、成長を遂げようとする企業です。

もっとも、1つの商品やサービスがヒットしたからといって、それだけで生き残っていけるわけではありません。

ヒット商品や人々に受け入れられる技術が生み出されれば、それを真似する追随企業との競争にさらされます。

人々のニーズが多様化する時代にあって、次々に新たなものが生み出されるため、次のアイディアを生み出して市場に投入していかなくては生き残れません。

そのため、新たなアイディアを生み出し、実現していける人が求められています。

年収や肩書きに左右されるなく、自分のアイディアを商品やサービスとして社会に広めていけるチャンスがあります。

自分自身が本当に行いたいことがベンチャー企業であるのであれば、好きなことができるのが魅力です。

自分の性格と社風があっている

ベンチャー企業には特有の雰囲気やカルチャーがあることも多いです。

その雰囲気と自分の雰囲気が合っている場合は、たとえ、業務がハードだったとしても、楽しく働ける可能性も高まるでしょう。

もっとも、自分の性格と社風があっているかを見極めるためには、何度も会社を訪問して、職場の様子を実際に見たり、経営陣をはじめ、社員と面談を重ねるなどによって、情報収集をしたり、相性を確認することが大切です。

ベンチャー企業の場合、大手企業や歴史の長い中小企業に比べて、圧倒的に得られる情報が少ないです。

ネットにあふれているような元社員の口コミといった情報も、ほとんど検索できません。

自らの足と目と耳で確認し、心や頭もフル回転して、自分とのマッチ度を確かめていく必要があります。

【新卒からベンチャー??】まとめ

ベンチャー企業への就職は近年トレンド化されています。

しかし、ベンチャー就職もいいことだけではありません。

倒産のリスク、経営や職場環境が不安定、最初から裁量が与えられるものではなく、かつ教育制度も充実していません。

一方で、自分の好きなことで成長できる環境は魅力です。

リスクを把握しながら、自分が思い描く将来像を実現していけるか、自分の性格と社風がマッチしているかなど、しっかりと考えた就職活動を行っていきましょう。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます