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・ベンチャー企業に求められる人物像
・ベンチャーの面接でのNG
・ベンチャーの面接での逆質問
・ベンチャー企業に求められる人物像を知りたい人
・ベンチャーの面接でのNGを知りたい人
・ベンチャーの面接での逆質問を知りたい人
新しいことに取り組みスタッフみんなで会社を作り上げていく雰囲気のベンチャー企業は、求められる人材にも特徴があります。
設立から何年も経つ大手企業とはまた違ったスキルが求められる場合もあるでしょう。
ベンチャーに興味を持つ就活生にとって、面接でどういったことを聞かれるのかは気になるところです。
そこでこの記事では、ベンチャー企業の面接について詳しく見ていきます。
求められる人物像について把握し、頻度の高い質問を紹介します。
ベンチャーを目指したい人は、自分に本当にベンチャー企業が向いているのかどうか今一度考えてみましょう。
そして入社の意欲が固まったなら、無事に面接をクリアできるように今からできる対策をしていきたいものです。
目次[目次を全て表示する]
【ベンチャーの面接】ベンチャー企業に求められる人物像とは?
具体的に、ベンチャー企業が求めている人材やスキルについて見ていきましょう。
ベンチャーはゼロからスタートの職場でもあり、それゆえに新しい環境に馴染んで変化さえも楽しむ姿勢が必要です。
固定観念の強い人や決められたマニュアル通りに歩みたい人は、向いていないかもしれません。
チャレンジ意欲や能動的な言動が求められる仕事と言えます。
以下に詳しく、ベンチャーの適性について説明します。
成長意欲が高く、チャレンジ精神の強い人
すでに会社のルールや仕事内容などが安定してる大手企業とは異なり、ベンチャーはこれから発展していく会社です。
みんなで試行錯誤しながらいろいろなことを試して、より良い職場を作り新しいものを生み出していくのです。
言うなれば、未知の世界に飛び込んでいくことになります。
そこで活躍して会社に貢献できるのは、勇敢にチャレンジしていける人です。
成功するかどうかわからないことへのトライを楽しめるかどうかも重要です。
自分で目標を持ち、それに向かって成長していきたい人材はベンチャーに向いています。
向上心の強い人は、面接でその部分をしっかりとアピールしましょう。
新しいプロジェクトなどに挑戦したい意欲も評価されるはずです。
自分で考えて動ける人
ベンチャーでは社長自ら、現場で皆と一緒に働くことも多いです。
研修制度もないところがほとんどですし、指導者自体がいません。
自分自身で考えて行動することが大切です。
入社して間もない人の意見もどんどん取り入れてもらえますし、積極的で能動的な姿勢が必要とされる環境です。
ベンチャーは誰かに教えてもらうのではなく、自分で自分を育成していかなくてはなりません。
非常に成長できますが、そのためには自発的であることが欠かせないのです。
受け身な人や言われたことを完璧にする人よりも、自ら発信していける人、自分で仕事を見つけられる人がベンチャー向きです。
面接では主体性があることを伝えると良いでしょう。
【ベンチャーの面接】よく聞かれる質問
企業によって多少違いはあるものの、ベンチャーの面接で頻度が高い質問について紹介します。
志望動機や自己アピールはどの企業でも必ずというほどに聞かれる質問です。
具体的にベンチャーの場合はどういった聞かれ方をするのか、またその質問をする企業側の意図や答えるときのポイントも知っておきたいところです。
自分がどう成長していきたいかも、ベンチャー企業では重要視される質問と言えるでしょう。
志望動機編
内容が深く意欲的な志望動機は面接クリアに欠かせません。
特にベンチャーでは、なぜ大手の有名企業ではなくベンチャーを選んだのかという点について、しっかりと理論的に回答できるようにしておくことが大切です。
1.志望動機を教えてください
なぜベンチャーを選び、さらにその業界でその会社を受けたのかロジカルに話しましょう。
2.当社を志望した理由を教えてください。
たくさんのベンチャー企業がある中でも、その会社を選んだ理由を明確にしておくことが必要です。
3.入社したらどんな仕事をしたいですか?
その会社について企業研究をしているかを確かめる質問でもあります。
きちんと調べて、自分なりのビジョンや目標を持っておきましょう。
自己PR編
当然のことながら、企業側は就活生の人間性やスキルを知りたいと考えています。
そして自社とのマッチングを判断したいのです。
1.あなたの強みを教えてください。
ここで大切なのは、ベンチャーで必要とされるスキルや強みを述べることです。
大手企業で求められる強みと、ベンチャーで求められるものはまた違います。
向上心や行動力、勇気あるチャレンジ精神などをしっかりアピールしましょう。
具体的なエピソードも加えることで、よりリアリティのある内容になります。
2.入社したらあなたの強みはどう活かされますか?
自己PRをするときは、ただ強みを伝えるだけでは物足りない内容になってしまいます。
結局のところそのスキルが仕事に活きなければ意味がありません。
その会社で入社後にどんな風に自分の強みを活かしたいのか、希望や夢を話しましょう。
自分のビジョンを持っている人材は、高評価につながります。
ガクチカ編
ベンチャー企業の特徴として、会社が設立して間もなく安定していない点が挙げられます。
ゆえに企業側としては、不安定な環境でもイキイキと働ける人材であるかどうか、ストレス耐性やタフさなども見極めたいのです。
ガクチカを聞くことで、その人の困難の乗り越え方やメンタル力が見えてきます。
1.学生時代に頑張ったことを教えてください。
部活やアルバイトなどでどんな風に頑張ったかを聞くことで、その人材の能力や人間性を見ようとしています。
2.挫折経験を教えてください。
挫折経験について聞かれたら、困難の内容だけでなくどのように乗り越えて何を学んだのかも話すようにしましょう。
挫折した内容のみでは、ネガティブなガクチカになってしまいがちです。
3.その挫折経験をどう乗り越えましたか?
挫折した後に、どのように行動したのかが重要です。
それを聞くことで面接官は、その人材の精神力や成長力、ストレス耐性を判断します。
成長について
目まぐるしいスピードで変化していくベンチャー企業は仕事量も多く、自身が成長するには最適な環境です。
その中でどう成長していきたいのか、何を目指すのかを聞くことで、面接官は就活生のやる気や成長意欲を確かめています。
1.入社後、どんな成長をしていきたいですか?
企業についてきちんと調べていなければ答えられない質問です。
またこの質問をすることで、ただベンチャーに憧れているだけなのか本当に覚悟を持って何かをしたいのかを見極めることができます。
回答の際は、具体的な目標を示すことで志望の強さをアピールできるでしょう。
2.将来どうなっていきたいですか?
ベンチャーは見えない未来のある会社とも言えます。
みんなで会社を作っていくためには、一人ひとりの将来に賭ける夢も必要です。
夢や目標があれば、それに向かって頑張れるからです。
またその会社でなければできないことを話せば、入社したい意欲も伝わります。
【ベンチャーの面接】ベンチャーの面接で言ってはいけないこと!!
ベンチャー企業は人手不足に悩んでいるところもあるので、比較的採用されやすいかもしれません。
とはいえマイナス評価につながる発言をしてしまうと、ベンチャーに向いていないとみなされて落ちてしまう可能性も出てきます。
ベンチャーの面接で言うべきではないことやマイナスイメージにつながる就活生のスタンスについて、知っておきましょう。
自分ができなかったことを周りのせいにする発言
他責思考の強い就活生は、ベンチャーでは働けないと評価が下がってしまうので要注意です。
他責思考とは、何かあったときになんでも人のせいにしてしまう傾向のことです。
言い訳をするクセがある人は、気を付けなければなりません。
ベンチャー企業は仕事内容も日々変わっていくことも多いです。
成功に向けて手探り状態であり、だからこそおもしろみもあります。
しかしながら、自分の実力不足を他人のせいにするようでは、環境の変化にもついていけないでしょう。
失敗も糧にして、反省点を良き体験や今後の課題と前向きに捉えてやっていく必要があります。
みんなで会社を創造していくベンチャーでは、人に責任を押し付ける性格では雰囲気を壊してしまいますし自分自身も楽しめません。
周りに流されやすい旨の発言
ベンチャーでは一人ひとりの責任も大きく、まるで個々が社長のような雰囲気で仕事に携わることが必要です。
みんなの意見が貴重ですし、良きアイディアはどんどん発信して会社作りに役立てなければなりません。
そんな中で、いつも周りに流されてしまうようでは会社発展に貢献しにくいです。
「私はこう思うのですが、どうでしょうか?」というように、自分の考えをきちんと持っていてそれを伝えることが重要です。
面接においても、周りに影響されやすく自分がないというようなタイプはベンチャー向きではないと判断されます。
人に流されやすいといった発言をしないように気を付けたいものです。
【ベンチャーの面接】逆質問を有効活用して自分をアピールしよう!
面接では、だいたい最後になりますが逆質問の時間が設けられることがあります。
逆質問とは、就活生のほうから面接官に何かしらの質問をすることです。
もちろん何も聞きたいことがない人もいるでしょう。
しかしながらここで「何もありません」と言ってしまうと、積極性や意欲のない人だと思われてしまいがちです。
逆質問を聞かれた際には、できる限り何か質問したいものです。
前もって質問する内容を考えておくのがコツと言えます。
ベンチャー企業は大手の企業とは違い、まだまだ知られていない部分も多いです。
業界やベンチャーそのものに対する質問をどんどんぶつけてみましょう。
積極的な姿勢は自己アピールにもつながり、高く評価されるはずです。