はじめに
今回は将来性のあるベンチャーの見極め方を紹介します。
伸びない企業と伸びる企業を比較することによって、優良ベンチャーを見極められる可能性が高まります。
また、伸びる業界についても紹介しますので、ベンチャーへの入社を考えているのならば、ぜひ確認しておきたいところでしょう。
ベンチャー企業の場合は、良いところに入れれば良い生活を送れるますが、悪いところに入ってしまうと、貴重な時間を失ってしまいかねません。
【ベンチャーの将来性とは】将来性のあるベンチャーの特徴
詳細性のあるベンチャーの特徴として共通しているのは、最先端の技術を扱っているという点です。
最先端の技術を扱ったから、すべてのベンチャーが成功するわけではありませんが、最先端の技術をうまく使いこなすことができれば、将来の大企業になれる可能性があります。
また、人々の生活を豊かにするような技術についても将来性のあるベンチャーの特徴です。
ベンチャーのメリットやデメリットを踏まえたうえで、さらにこうした将来性のある企業を見極めて、志望する企業を選びたいところではないでしょうか。
市場が伸びている
たとえば、新技術を扱っているベンチャーは、市場が伸びている、もしくは今後市場が伸びていく可能性が高いです。
逆に、今後衰退していくことが目に見えている産業で戦っている企業の場合は、いくら実力のある企業であっても厳しいでしょう。
業界全体を踏まえたうえで、この業界はどのように進んでいくのかを見極めることによって、将来性があるかどうかがわかってきます。
伸びていく市場で戦っている企業は、ライバルも多くなってきますので、その分だけ会社全体で成長する可能性があります。
逆にライバルが少ない業界の場合は、そういった切磋琢磨ができないので、どんどん企業の技術力も退化していく可能性があるのです。
少し先を読んで、今伸びている企業だけではなく、今後爆発的に伸びる分野の企業を探してみるのも良いでしょう。
競合の強さ
勢いのある業界を選ぶということは重要になってきますが、その市場で勝てる見込みがあるかも重要です。
こういった勢いのある業界は、需要も大きいのですが、その分だけ多くの企業が参入してくるのです。
そこでそのほかの企業に勝てるようなものがなければ、競争に敗れて、落ちていってしまうでしょう。
こういった業界は新陳代謝が激しいので、勝者もいれば、それ以上の敗者もいます。
ただ単に、伸び盛りの業界を選ぶというだけでは、その市場で勝てるものを持っているかを見極められない可能性があるので、注意しましょう。
この部分に新技術というのは当てはまる可能性があって、新技術にいち早く飛びついた企業は、競合他社に技術力で差をつけられる可能性があるのです。
ミッション・ビジョン
ミッションやビジョンも重要になってくるでしょう。
そもそも、将来性のある分野で、勝ち残っていくためには、明確なビジョンが必要です。
また、上層部だけがビジョンを持っているのではなく、そのビジョンを社員が共有していることが重要になっていきます。
上層部と社員のビジョンが共有されることによって、企業は大きなパワーを発揮することが多いです。
また、ビジョンに向かって進んでいくためには適度なミッションが必要になってきます。
都度、ミッションを達成していくことによって、社員のやりがい、モチベーションの維持につながっていくのです。
社員のモチベーションが維持されると、相乗効果で、ほかの社員のモチベーションも高まる傾向があります。
自分の努力はもちろん、周囲の熱量というのも、良い仕事をするためには重要になってくるので、そのためには、ミッションやビジョンが重要になってくるのです。
【ベンチャーの将来性とは】将来性がない企業の特徴
ここでは、将来性のない企業の特徴を紹介します。
ベンチャー企業とブラック企業は紙一重ともいえて、ブラック企業に見受けられる特徴を把握しておくことによって、将来性のない企業を見極められる可能性があるでしょう。
ほかにも伸びない業界で勝負していたり、採用人数が適切ではなかったり、無理をしている部分が各所に見受けられますので、それを見極めることが重要になってきます。
採用人数が適切か
将来性のある企業かを見極めるためには、採用人数を確認してみると良いでしょう。
確かに、採用は企業が事業拡大をするために大切な投資になっています。
人員を確保したほうが、将来につながる可能性がありますが、多すぎても人件費に圧迫されてしまうのでいけません。
そのため、採用人数の超過をしているということは、企業が無理をしているということです。
さらに、場合によっては何も考えずに超過してしまうこともありますので、こういったところでも企業体質を見極められる可能性があるのです。
逆に、採用人数が極端に少なすぎる場合にも注意です。
こういった企業は成長力がない可能性があり、伸び盛りの業界において、定期的に社員を補充しないというのは、かなり厳しいと言えるかもしれません。
伸びない業界で勝負している
これは大前提と言える部分で、伸びない業界で勝負している企業に将来はないと言えるでしょう。
この場合は、どんなに企業が頑張っても、伸びようがない場合もありますので、これは避けるべきでしょう。
伸びない業界というのは、ずっと現状維持なわけではなく、先細りしていく可能性のほうが圧倒的に高いので、企業が現在の状態を維持するは大変なのです。
逆に、伸びる業界で頑張っているベンチャー企業に入れば、とりあえずの将来性は確保されたと言えるでしょう。
もちろん、企業によって差はありますが、伸びない業界で勝負しているというのは、避けるべき大前提の一つです。
特に企業ばかり見て、就職先を探しているような人は、この部分でミスをしてしまう可能性があるので注意しましょう。
【ベンチャーの将来性とは】これから伸びていく分野・企業は?
ここではベンチャー企業の将来性を考えてみます。
これから伸びていく分野や企業を紹介していきますので、ぜひ確認してみてください。
最近は、情報がたくさんありますので、今後伸びる業界を調べるのはそれほど難しくはありません。
一通りそういった業界を確認してみると、やはり人々が現在求めていることを満たしてくれるような企業が伸び盛りであることがわかります。
IT業界
IT業界でいえば、スマホやパソコンは相変わらず伸びています。
これらのデバイスがなければ、生活することができないほど人々の生活に浸透していますので、ここら辺の業界は安定していると言えるでしょう。
また、それらを利用して、買い物をするデジタルマーケティングも伸びています。
特に、ここ数年は世情などもあり、デジタルマーケティングが驚異的な数字を叩き出してるので、今後も期待することができるでしょう。
伸び盛りの企業を一つ挙げるとすれば、メディアリンクなどがあります。
メディアリンクは、企業のリモートワークをサポートしてくれるような製品を扱っていますので、今まさに最も必要とされている部類の企業だと言えるでしょう。
医療品業界
医療品業界でいえば、ヘルスケアの分野は注目を集めています。
また、コロナの影響で、それらの研究も関心が高まっています。
最近は、人々の目が医療に向いていますので、その機を逃さずに、顧客を獲得できた企業が今後生き残っていきそうです。
人々の関心の高まりに、すかさず情報を提供しているのがGENOVAです。
この企業は、医療と人をつなげるような情報サイトを提供しており、まさに人々の気持ちを先読みしたサービスだと言えるのではないでしょうか。
EC業界
EC業界は、すごもり需要によって爆発的に伸びた分野です。
購入だけではなく、商品を販売することができるサービスも伸びています。
企業でいえば、ペアキャピタルやエレビスタなどが挙げられそうです。
ただし、間違いなく特需と言えますので、今後本物とそうでない企業が明確になるタイミングがくるでしょう。
その意味でもしっかりと将来性のある企業を見極めて選択肢に入れることが重要になってきます。
電子・半導体
電子・半導体は、完全に売り手市場だと言えるでしょう。
現在のところ、供給に対して、需要が圧倒的に上回っている状況です。
特に電気自動車やパソコン、スマホといった分野で必要とされています。
企業でいえば、kanataやウィナスなどが該当するでしょう。
【ベンチャーの将来性とは】ベストベンチャー100とは?
これからベンチャーに就職することを夢見ているのならば、ベストベンチャー100は見逃せません。
ベストベンチャー100というのは、これから成長が期待されるベンチャー企業を厳選して紹介しているものです。
また、法人向けの有料会員制サービスになっています。
厳しい審査が行われて、エントリーした企業はビジョンや成長理由、さらに売上高、営業利益などさまざまな面から審査されることになります。
利益は十分でもビジョンが欠けていてはいけませんし、ビジョンがしっかりとしていても、利益が十分でなければ審査には通らないのです。
こうしたところから日々、情報を収集することによって、自分にとって将来のある企業はどんなところなのかが見えてくるのではないでしょうか。
【ベンチャーの将来性とは】まとめ
将来性のあるベンチャーの見極め方がわかったのではないでしょうか。
また、伸びない企業も特徴もしっかりと把握しておきたいところです。
それを踏まえたうえで、伸びる企業、そして、そこにはどんな企業があるのかを把握しておくと、今後のためになるはずです。
ベンチャー企業は頑張り次第で収入が大きくなるだけではなく、自身のチャレンジ欲求を満たすことができる、やりがいのある仕事をたくさん提供してくれると言えるでしょう。