【例文あり】自己PRでチャレンジ精神をアピールしたい!アピールする際の注意点や書き方を紹介!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・チャレンジ精神をアピールする自己PRの注意点
・自己PRのおすすめ構成

この記事をおすすめしたい人

・チャレンジ精神をアピールする自己PRの注意点を知りたい人
・自分の自己PRに不安がある人

目次目次を全て表示する

はじめに

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就活を始めた学生の中には、自己分析や自己PRの作成に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

この記事では自分の長所としてチャレンジ精神をアピールしたい方のために、その書き方や注意点などを紹介します。

熱心に部活動を頑張った・資格取得に挑戦した、留学経験など何かにチャレンジした経験もあるでしょう。

これらを面接官にしっかりと効果的に伝えるための、参考にしてみてください。

【自己PRでチャレンジ精神をアピールするには】そもそも自己PRでチャレンジ精神をアピールするのはアリ?

結論として「自己PRでチャレンジ精神をアピールするのはアリ」だと言えます。

なぜなら、社会構造の打破と変化に対応するためには、柔軟性があり、新しいことへのチャレンジを苦にしない人材が必要であるからにほかなりません。

成熟化した日本社会の構造的な問題として、新たな産業やビジネスモデルが生まれにくくなっている背景もあり、さらにはコロナや少子化など、企業は社会の環境の変化に対応しなければならないのは明白です。

ただし、チャレンジ精神はほかの多くの学生もPRしているポイントであるため「チャレンジ精神がある」ということだけでは不十分です。

いかに自分らしい考えをもっているかという、独自の視点で差別化をはかる必要があるでしょう。

チャレンジ精神はベンチャー企業でも重視される

チャレンジ精神は特にベンチャー企業で重視される傾向があります。

ベンチャー企業はこれまでのビジネスモデルを踏襲したようなスタイルではなく、新たな需要をゼロから生み出したり、これまでに存在していたビジネスモデルの概念を大きく変えたりすることで需要のすそ野を広げ、急成長することが多いのも特徴です。

ベンチャー企業自体が新たな事業にチャレンジしていくことを必定としている風潮があります。

また、そういった気概や考え方がベンチャー企業の本質であるともいえるため、必然的に新たなことに挑戦することをいとわない、チャレンジ精神をもった人は評価されやすいでしょう。

現状維持志向があったり、指示待ちの意識があったりするような人はベンチャー企業には向かないかもしれません。

【自己PRでチャレンジ精神をアピールするには】企業が評価する「チャレンジ精神」とは

私たちが思うチャレンジ精神と企業の求めるチャレンジ精神が、必ずしも一致しているとは限りません。

チャレンジ精神をアピールし、就活を成功させるためには、企業に評価されやすいエピソードの選び方や書き方をすることが必要です。

企業の求めるチャレンジ精神がある人というのは、困難な状況でも目標達成のために諦めず取り組める力がある人のことです。

仕事上で目標達成が難しい状況は当然あるでしょう。 そんな状況でもリスクを想定し、果敢に問題解決に取り組むような人材を企業は求めているのです。

そのためには、向上心をもって諦めずに努力し続けられる人間だとアピールすることが大切です。

個人のチャレンジが会社全体に影響を及ぼす可能性も多いでしょう。

目標達成が難しいと判断したときは周りに助けを求められる力も重要視されます。

【自己PRでチャレンジ精神をアピールするには】ほかの学生と差別化をはかるコツ

多くの学生がチャレンジ精神をアピールする中、差別化をはかるコツについてお伝えします。

いわゆるチャレンジ精神とは、積極的・前向き・ポジティブといった言葉に置き換えられる概念ではありますが、以下を明確にすることで自分らしさをアピールでき、オリジナルな視点でのチャレンジ精神を言語化できます。

ポイントは次の3つです。

・チャレンジ精神の定義付けをする
・チャレンジ精神に具体性をもたせる
・言い換えを身につける

それぞれに、ついてくわしく説明していきます。

チャレンジ精神の定義付けをする

まずはチャレンジ精神の定義付けをしてみましょう。

一口にチャレンジ精神と言っても、聞く人によって捉え方はさまざまです。

文字通りに解釈すると「何事にも積極的に取り組んでいこう、挑戦していこう、という心持ちや態度のこと」になります。

しかし、ある人にとっては困難に直面しても、負けずに立ち向かう力を指す場合もあり、別の人にとっては新しいことに臆せずどんどん挑戦することを意味している場合もあるのです。

企業が知りたいのは、チャレンジ精神を通じた応募者の人間性です。

次に述べる具体例を付加する前に、チャレンジ精神について深掘りしておき、自分がアピールしたいチャレンジ精神とは何かを明確にすることから始めてみましょう。

チャレンジ精神に具体性をもたせる

チャレンジ精神の定義付けができたら次は具体性です。

チャレンジ精神が評価されるのは、たとえば困難な課題にぶつかったとき、つらいと感じて立ち止まってしまうのではなく、どうやったら解決できるか前向きに考えられる思考があるかどうかです。

1つ例文を紹介します。

「私は大学の部活でなかなか成果があがらず、失敗の続いていた時期がありました。

先輩のアドバイスを参考にする、ときには後輩に意見を求めるなど、多面的に自分を評価してもらい、納得のいく成果が出るまでチャレンジを続けてスランプを脱した経験があります」

このように、ただ単にチャレンジ精神があると述べるのではなく、どのようなチャレンジをしたのか、自身の経験も含めて具体性をもたせるのがポイントです。

言い換えを身につける

3つ目のポイントは、言い換えを身につけることです。

チャレンジ精神はニュアンスの違いで、自分が思ったように伝わらないケースもあります。

自分が伝えたい強みを、最適な言葉と表現でアピールすることがとても大切です。

たとえば、積極的・行動力がある・好奇心旺盛・何事にも興味をもつ・忍耐力があり、最後まであきらめずにやり遂げることができる・自己目標を掲げて物事を進めるのが得意、といった表現はすべてチャレンジ精神につながります。

これらは業界を問わず評価される題材でもあり、希望する職種によっても使い分けられるため、シーンに応じて自分にあった特性をうまく活用していきましょう。

つまり、チャレンジ精神は考え方によって、さまざまな言葉に変化するものなのです。

チャレンジ精神を別の言葉で言い換えた際の例

チャレンジ精神という言葉の繰り返しばかりでは、企業が求めるチャレンジ精神を持っていると伝わりません。

ほかの言葉を利用し、さらに具体的に伝える必要があります。

チャレンジ精神の言い換え例
・向上意欲がある
・諦めずに努力し続けられる
・最後までやり抜く力がある
・現状には満足せずいつでも改善に取り組める
・行動力がある
・好奇心旺盛である
・勤勉である

自分の選んだエピソードや企業の社風、就きたい業務の内容に合わせてこれらのフレーズや言葉をうまく活用しましょう。

【自己PRでチャレンジ精神をアピールするには】チャレンジ精神をアピールする際の注意点3つ

チャレンジ精神をアピールするためには、企業が求める資質をもっているとしっかりと伝える工夫が必要です。

なぜなら書き方を間違ってしまうと、リスク管理できていない・計画性がないと思われてしまう可能性もあるからです。

ここではチャレンジ精神をしっかりとアピールするために、気をつけておきたい3つの注意点をご紹介します。

具体的かつ論理的に文章を構成して、企業の求める人材であることをしっかりとアピールできるようにしましょう。

チャレンジする際の目標や動機をしっかりと盛り込む

チャレンジ精神をアピールするのに、ただ挑戦したというだけでは自慢話になってしまいます。

どのような目標があり、どういった動機でそのチャレンジをしたのかを、しっかりと書き込むとよいでしょう。

そうすることでより深みが出て、説得力のある自己PRになります。

また数多くのチャレンジした内容を並べるだけでは、マイナスのイメージを与えてしまいます。

なぜなら計画性がない、飽き性であるという印象を与えてしまう可能性が高いからです。

いくつものチャレンジをアピールするよりは、1つのエピソードに焦点をあてましょう。

そのうえで目標や動機その過程で起こったことや、学んだことなどを詳しく盛り込むほうがよいでしょう。

リスクを考慮して行動したと示す

会社の一員としてチャレンジする際には、大きなリスクをともなう場合があります。

しかし、学生のころに大きなリスクをおってチャレンジしたという経験は、そう多くありません。

チャレンジにあたってどのようなリスクが起こり得るのかを、しっかり考慮したことを示す必要があるのです。

そうすることで再現性のある自己PR文になるだけでなく、ほかの学生と差別化をはかれるでしょう。

具体的にどのようなリスクを想定したのか、そしてその対策にどんな行動をしたのか述べます。

さらにフィードバックを盛り込めれば、一気に説得力のあるPRになること間違いありません。

困難さが明確に伝わるようにする

チャレンジ精神をアピールするには、困難だったことがしっかり相手に伝わるようなエピソードを選ぶことが大切です。

誰もが簡単に成し遂げられることであれば、ただやっただけとみなされてしまうからです。

たとえばインパクトの強い、起業・全国大会優勝などの経験があれば、困難さがより伝わることでしょう。

そうはいって、誰もがインパクトの強いエピソードをもっているわけではありません。

そんな場合にこそ、その困難さをより具体的・客観的に伝えることが大切です。

またそのチャレンジが必要に迫られたものだと、チャレンジ精神をもっているとは評価されない可能性があります。

困難なことであるものの、目標があって自主的に取り組んだ経験を取り上げるようにしましょう。

自慢話にならないようにする

自己PRは確かにあなたのスキルを積極的にアピールする場所ではあるものの、自慢話にならないようにすることが非常に重要です。

あなたが優秀な成績を収めることができたという話をするのは悪いことではないのですが、周りへの感謝が足りない、自分自分のことばかり褒めているような文章を作成すると、周りに配慮することができない人物であると思われてしまう可能性があります。

また、エピソードが壮大であれば壮大であるほど良いというわけでもないので、無理に自分を誇張してアピールするために話を作りすぎないようにしましょう。

大切なのはあなたがどのような成績を収めたかではなく、その経験を通じてどのようなスキルを身につけ、どのように今後活かしていくかです。

話を盛りすぎない

就活において話を盛りすぎてしまうのは絶対にNGなので、気をつけるようにしましょう。

確かにどうしても就職したいと強く志望している企業を受ける時ほど、良い印象を与えるために話を持ってしまったり嘘をついてしまったりしがちです。

しかし、あまりにも話を盛ると採用担当者にバレてしまう可能性が高いですし、面接の場合に突っ込まれて対応できないということもあります。

何より、それで就職できたとしても、就職した後に嘘がバレてしまった場合には内定取り消しなどになる場合もあり、大きなリスクが存在するので、話を大きく展開しすぎないようにしましょう。

計画性がないと思われないようにする

チャレンジ精神がある人物は、往々にして計画性がないと思われるので、計画性があるということも合わせてアピールできると良いでしょう。

何事にもチャレンジできる人物は魅力的ではあるのですが、後先考えずに成功の可能性が全くないにも関わらずチャレンジする人物は、いくらベンチャー企業であろうとも求めていません。

あらかじめ成功の確率はどのくらいか、成功した場合、どんなメリットが得られるのかについて考えた上でチャレンジするということも述べるようにしましょう。

これにより、チャレンジ精神があるものの、リスクヘッジもしっかりとできる能力のある人物であると考えられ、ベンチャー企業からの評価が高まる可能性が高まります。

協調性がないと思われないようにする

チャレンジ精神をアピールするがあまり、協調性がないと勘違いされてしまう可能性があるため、注意しましょう。

チャレンジ精神について話すには、自分が新しいアイディアを試みたり、困難な状況に立ち向かう勇気があることを示したりなど様々な方法があります。

しかし、自分1人で取り組み、周りの意見を参考にしない人物であると思われてしまう可能性もあります。

よって、チャレンジを通じて、チームや組織全体の成果にどのように貢献したのかなどについて詳しく話しましょう。

例えば、新しいプロジェクトを進める上で他のチームメンバーとどのように協力し、互いに刺激を与え合ったかについて話すことで、チャレンジ精神と協調性の両方を持ち合わせている人物であるとアピール可能です。

継続力がないと思われないようにする

チャレンジ精神が豊富な人は、場合によっては「飽きっぽい」と勘違いされてしまうため、継続力がないと思われないようにしましょう。

例えば、1つのプロジェクトや業務に対して長期的に取り組み、成果を出してきたことについて話せれば良いです。

大学時代やアルバイトなどで取り組んだことがどのように変化をもたらし、最終的にどのような成果を達成できたかについて話すことで、チャレンジ精神があり、継続力も有している人物であるという印象を与えられます。

特に課題に直面した時の対処法や困難を乗り越えた経験について話すことで、継続力がない、「すぐ諦める人物である」という印象を払拭できます。

【自己PRでチャレンジ精神をアピールするには】おすすめの書き方

続いて、実際の自己PRの構成の方法についても紹介していきます。

これは自己PRにおいてチャレンジ精神をアピールする場面以外にも活用できる書き方です。

よって、この構成は企業によって自己PRの内容を変える際にも活用できます。

ぜひとも覚えておいて欲しいポイントです。

結論
エピソード
結果
学んだこと
入社後の貢献

結論

まずは一言、「自分の強みはチャレンジ精神である」と結論を述べてしまうことが重要です。

これにより、企業の採用担当者はあなたの強みがチャレンジ精神であり、それについて文章を展開していくということをイメージできることでしょう。

企業の採用担当者は毎年就活のシーズンになると自己PRだけでなく、志望動機やガクチカなど複数の文章を読むことになり、全てを隅から隅まで読むことは難しいです。

よって、冗長な文章ではなく、先に結論を述べて念頭において文章を読んでもらうことで、よりあなたの内容が伝わりやすくなることでしょう。

エピソード

自己PRについて結論を述べたら、続いてその自己PRを説明するエピソードについて詳しく述べていくことが重要です。

これにより、なぜあなたがチャレンジ精神を持っていると言えるのか、そのチャレンジ精神を具体的に発揮したエピソードはどのようなものがあるのかを理解してもらいやすくなります。

いくら自分で「チャレンジ精神がある」と言っていても、それが客観的なものでなければ意味がなくなってしまうので、可能な限り客観的で分かりやすいエピソードを述べるようにしていきましょう。

結果

チャレンジ精神を発揮したエピソードが、最終的にどのような結果をもたらしたのかについても説明していく必要があります。

これにより、あなたが結果を出せる人物かどうかが伝わりやすくなります。

ただし、必ずしも最高の結果を収めている必要はありません。

どのような結果が生じたのか「説明をしない」ということがマイナスになってしまうので、必ずしも成功しているということが必要ではなき、エピソードがどのような結末を迎えたのか、ぼかさないようにしましょう。

エピソードの結論を述べられていないと、文章のあまりうまくない人物であると思われてしまう可能性もありますし、「後ろめたいことがあるのでは?」と思われてしまうかもしれません。

学んだこと

自分のチャレンジ精神を発揮したエピソードにおいて、どのような内容で、どのような結果が生じたのかについて話すことができたら、最終的にどのようなことを学んだのかについても詳しく述べていきましょう。

何事においても経験を通して学ぶことができる人物の方が企業は採用したいと思うでしょうし、何よりどのようなスキルを持っているか知りたいと考えています。

この部分を詳しく述べられるか述べられないかで、あなたがどれほど企業の採用担当者に良い印象を持ってもらえるかが変わってきます。

よって、しっかりとわかりやすく伝えることが重要です。

入社後の貢献

自己PRの締めの部分では、入社後にどのように貢献できるのかについても詳しく述べることが重要です。

自分がどのように活躍するつもりなのかをわかりやすく説明していきましょう。

これにより、あなたを採用した場合にどのくらいのメリットがあるのかについてもわかりやすくなります。

何より、入社後の展望を持つということは、入社への意欲も高いということなので、モチベーションも伝わりやすくなります。

「自分は内定を蹴らない、強く貴社を志望している人物である」と伝わるような文章を作成しましょう。

【自己PRでチャレンジ精神をアピールするには】例文を紹介

ここでは実際にチャレンジ精神をアピールするための例文をご紹介します。

特にエピソードの部分は面接官からの質問が多く、詳細を聞かれることが多いところでもあります。

どんな質問が想定されるか、またどのように答えるかをシミュレーションしておくとよいでしょう。

これらの例文はあくまでも参考程度にとどめ、自分自身の経験をしっかりと盛り込むようにしてください。

旅行×チャレンジ精神

私の強みはチャレンジ精神があり、好奇心が強いことです。
大学2年生の夏休みに、はじめての海外旅行で2週間インドに滞在しました。

学生のうちに生まれ育った環境とはまったく違う環境で、新しい経験をしてみたいと思ったからです。
旅行会社を通さず、1人で宿や移動手段の手配をするのは非常に困難でした。
またインドは、Wi-Fi環境もままならず、治安も決してよいとはいえない環境だと聞いていました。

そこで、現地在住の日本人にアポイントを取ったり、実際に旅行経験のある方に会ってアドバイスをもらったりと、入念な準備をして旅行を実現しました。
結果的には日本と大きく異なる環境で、自分がもっている価値観をあらためて見直す貴重な体験ができたのです。

入念な準備をして大胆なチャレンジができる人材として、貴社のマーケティング部で売り上げに貢献していきたいと考えております。

旅行をしたという経験だけでなく、具体的にどういった困難があったのか、さらにその困難を想定してどんな準備をしたのか盛り込んでいます。

リスク管理ができ計画性をもってチャレンジができる人材として、高い評価を得られることでしょう。

部活×チャレンジ精神

私の強みはチャレンジ精神があり、目標達成に向けて粘り強く取り組めることです。
私が所属している大学の音楽部の部員はたった5人でした。
規定人数に満たないためコンクールへ出場できないだけでなく、廃部の危機が迫っていました。

私は伝統のある音楽部を私たちの代で終わらせたくない、よりたくさんの人と音楽の楽しさを分かち合いたいと思い、新しい部員を集めてコンクールへの出場を目標に掲げたのです。
音楽部をさまざまな人に知ってもらうため、学生食堂や学内の広場でミニコンサートを企画しました。
さらに軽音部やオーケストラ部など、音楽系の部活に働きかけて合同音楽祭を開催し、交流を深めました。

その結果、部活の掛け持ちを希望する新入部員も増え、最終的には12人まで部員を増やせたうえに、コンクールに出場できたのです。
このように私は課題に対して、積極的に粘り強く取り組めます。
この強みを活かして貴社の営業部でも目標達成に向け、さまざまな可能性を探り、積極的に業務へ取り組みたいです。

どうしてそのチャレンジをしたいと思ったのか、さらに課題を乗り越えるために実行したことが具体的に示されています。

またチャレンジしたことと、入社後の活かし方がしっかりとリンクしている例文です。

留学×チャレンジ精神

私の長所はチャレンジ精神です。
この長所を分かりやすくお伝えできるエピソードとして、カナダへの留学経験が挙げられます。
私は座学での英語は得意ではあったものの、英会話が苦手であり、実践的な経験が必要と考えました。
そこであえて、日本人留学生が少ない地域に留学することに決め、普段から一切日本語を使わない生活をしました。
これにより、英語力が身についただけでなく、異文化理解や初対面の人とのコミュニケーション能力も大きく高まりました。
貴社に入社した際には、このチャレンジ精神、そして英語力と異文化理解を活かし、国内外の取引先とも積極的に交流します。
取引先との関係値を深め、貴社が業界内で確固たる地位を確立する一助となれればと考えています。

サークル×チャレンジ精神

私の長所はチャレンジ精神です。
この長所を分かりやすくお伝えできるエピソードには、サークルを立ち上げたことが挙げられます。
私の大学には大人しい学生が多く、グループワークなどにおいて自分の意見を発することが非常に苦手な人が多い印象でした。
そこで、ディスカッションサークルを立ち上げ、自分の意見を言語化し、分かりやすく伝える練習を積むことで、多くの学生に早い段階から就職活動の対策をしてほしいと思ったのです。
私が卒業する際には50人以上もの学生が参加し、多くのメンバーから人として成長できた、就活に活用できたと感謝の言葉をもらいました。
この経験を通じて身につけたチャレンジ精神や物事を分かりやすく説明する能力を活かし、プロジェクトを進めるにあたっても積極的に、そして分かりやすく意見し、貴社の発展に貢献したいと考えています。

英語学習×チャレンジ精神

私の強みはチャレンジ精神があり、成長意欲が高いことです。
大学生2年生のときに、私は英検1級取得という目標を掲げました。

なぜなら将来的に、国際色豊かな企業で働きたいという希望があったからです。
英語の塾へ通うのは金銭的に難しい状況だったので、参考書や過去問を利用してひたすら勉強していたものの、モチベーションの維持が難しく不合格でした。
しかしここで諦めたくないと思い、より効率的な勉強方法を取り入れることにしました。

定額で利用できる格安のオンラインレッスンを利用したり、学習管理アプリを取り入れたりしたのです。
外国人旅行者に向けた英語ガイドのボランティアにも参加しました。
そのボランティア活動にやりがいを感じ、モチベーション維持にも成功したのです。
最終的には1級に合格でき、英語力を格段にアップさせられました。

このように私は一度失敗しても、目標を達成するまで粘り強く取り組めます。
この強みと身につけた英語力を活かして、目標達成に向けて勉強を続け、貴社の国際営業部で利益に貢献できる人材になりたいです。

この例文では一度失敗してしまったものの、そこで諦めたりすることなく粘り強く目標達成に向けてチャレンジしたことが伝わります。

また1回目の失敗を活かして学習方法を変更するなど、工夫ができる人材だとアピールできるでしょう。

部活×チャレンジ精神

私の強みは、最後まで諦めずに目標に挑み続けるチャレンジ精神であると自負しております。なぜなら、ピアノを辞めた際に、後悔したので二度とこのような思いをしたくないと考えたからです。私は大学3年間、ラグビー部に所属していました。予選で敗退することが多く決して強豪とは言えないチームでしたが、入部したときから「ベスト8進出」という目標を掲げて練習に励みました。そして、先輩やコーチと「なぜ勝てないのか」について話し合ったところ、皆のモチベーションが異なること、基礎練習が少ないことが原因であることが判明したのです。これを機に、学年ごとの課題に応じた基礎練習を見直し、体力の向上を図りました。すぐに結果を出すことは叶いませんでしたが、昨年度は念願のベスト8に入賞できました。このように、高い目標に向かうチャレンジ精神と、問題の解決に向けて動く行動力を活かし、貴社の営業職としてより広いユーザー層にサービスを広げていきたいと思います。

インターン×チャレンジ精神

私の強みは、高い目標に向かい努力するチャレンジ精神です。大学2~3年生の間に社会で通用するスキルを身につけたいと思い、週に2回、ベンチャー企業のインターンに参加していました。始めは右も左もわからず、先輩方の真似をすることで精一杯でしたが、半年ほど経つと業務に対する自分なりのビジョンを抱くようになり、新規のWebサービス事業の立案をしました。最初は却下されましたが、何度も練り直してアピールした結果、大学3年次の夏に私の案が採用されたのです。私は、この経験から目標を諦めず挑み続けることの大切さを学びました。貴社に入社後は、この志の高さとタフな精神力を活かし、さまざまな企画を立案して貴社の売上アップに貢献したいと考えています。

ゼミ×チャレンジ精神

困難に立ち向かうチャレンジ精神を持っていることが私の強みです。私は、所属している金融システム論のゼミでこの強みを発揮しています。新規参入銀行の研究を完成させるために、街頭で300人に聞き込みを行う必要がありました。SNSツールを使用してアンケートを取る人もいましたが、私は街頭調査の方がより正確な情報を把握できると思い、2週間の短い期間の中で400人の人にアンケートを取ることに成功しました。悪天候でも諦めず目標達成のために全力を尽くしたこの行動力は、入社後も活かせると自負しております。このチャレンジシップと不屈の精神を活かし、さまざまな目標を達成して貴社のサービスの拡大に貢献いたします。

アルバイト×チャレンジ精神

私の強みは、チャレンジ精神を持って物事に取り組めることです。私は大学1年生のときからホテルのレストランのホールで働いており、昨年よりリーダーとしてアルバイトの総括を任されました。売上が伸び悩んでいる原因を考えた際に、外国人が多い立地であるのにもかかわらず、英語を話せるスタッフがいないことが問題であると考え、誰でも均等な接客ができる環境を作ることを目標として掲げました。そこで、自らの語学力を活かした接客マニュアルを作成し、オープン前にマニュアルを用いた英語の接客練習を行うなど、ホールの環境構築に力を入れることにしたのです。半年ほど続けた結果、英語を交えての注文や会計は誰でもできるようになりました。このように、目標に向けて周りを巻き込みチャレンジする行動力を活かし、貴社でも新しいサービスや価値の創造に貢献していきたいと考えております。

ボランティア×チャレンジ精神

私の強みは、どんな困難にも負けないチャレンジ精神です。昨年の豪雨による水害があった地域に、復興支援ボランティアの一員として支援を行っていました。しかし、役所に支援物質が届き混乱を招くなどのトラブルがあったので、実際に必要な支援とのズレのないように支援することを目標にしたのです。そこで、Twitterのアカウントを作成し現地の人の声を聞きました。そしてそのアカウントで協力者を募ったところ、アカウントのフォロワーは5000人を超え、結果トラック3台を借りて水・食料・サニタリー用品を届けることに成功したのです。この経験から、たとえ何もない状態であったとしても、志の高さと行動力で目標は実現できることを学びました。このチャレンジ精神を貴社で活かし、さらなる飛躍に貢献したいと考えております。

趣味×チャレンジ精神

私の強みは、趣味のランニングで培ったチャレンジ精神です。ランニングは未経験でしたが、学生時代に何か1つ大きなことを成し遂げたいと考え、ホノルル完走を目標に大学3年次にランニングを始めることにしました。最初のころは1キロ走るだけで息切れしていましたが、毎朝6時に起きて走ることを習慣にしたところ、徐々に走れる距離が伸びていきました。また、資金集めのためにアルバイトを始めたこともあり、スケジュールの調整に苦労することもありましたが、努力が実って昨年度の12月のホノルルマラソンで42.195kmを完走することができたのです。この経験から、未経験であってもチャレンジ精神を持って努力すれば目標は叶えられるということを学びました。この向上心と粘り強さ、さらにランニングで身につけた体力と忍耐力を活かし、貴社に入社後はどのような仕事にも前向きに取り組んでいきたいと考えております。

【自己PRでチャレンジ精神をアピールするには】NG例文を解説

続いて、自己PRでチャレンジ精神をアピールする際のNG例文について紹介します。

あなたが書いた自己PRには、下で紹介するようなマイナスポイントが含まれていないか、確認してから企業に提出しましょう。

詳細なスキルが記されていない

注意

私の長所はチャレンジ精神です。

特に大学生時代部活に取り組むにあたり、積極的にチャレンジした経験は私の大きなカテとなっています。

初めて取り組むポジションを割り振られた際も積極的に取り組み、常に楽しんでいました。

このような経験を生かし貴社に入社した際にも積極的にチャレンジし、プロジェクトの進行や貴社の発展に大きく貢献したいと考えています。

長所がチャレンジ精神であることを一言目に述べているのはプラスポイントです。

しかし、あまりにも曖昧な説明しかされていないため、どのようにチャレンジ精神を活用できたのか、就職した後はどのように活かすのかについて担当者が想像できません。

もう少しスキルをどのように活用したのか分かりやすく話しましょう。

企業で再現性のないチャレンジ精神をアピールしている

注意

私の長所はチャレンジ精神です。

特に大学生時代、何度もYouTubeに動画投稿を繰り返し、工夫しながら再生数を伸ばす工夫をしたことが印象に残っています。

なぜ再生数が少ないのかを繰り返し分析し、人気のYouTuberを参考にしながら動画投稿を繰り返すことで大きく成長できました。

再生数こそあまり伸びませんでしたが、このようなチャレンジ精神を持って工夫できる能力は入社後も生かせると考えています。

まず最初のマイナスポイントとして、どのように企業でチャレンジ精神を活用するのか、再現性が全く伝わってきません。

そして、自己PRにおいては絶対というわけではないものの、結果が出ているエピソードを話した方が良い印象を与えられます。

学生時代に時間をかけて取り組んだにもかかわらず結果が出ていないエピソードを話すということは、それ以外アピールする点がないという印象を与えている可能性もあります。

エピソードの背景情報が不足している

注意

私の強みはチャレンジ精神です。

この強みをわかりやすくお伝えするエピソードとして、英語検定1級にチャレンジしたことが挙げられます。

英語検定1級はご存知の通り非常に難しく、合格率は10%前後と難関ですが、私は何度もチャレンジしました。

最終的に5度目の挑戦で合格でき、英語力の証明ができるようになりました。

この経験を活かし、貴社においても積極的にチャレンジし、様々な業務に対応できるように成長することで、オールラウンドに活躍したいと考えています。

まず、この人が元々どの程度の英語力があったのかについて説明がないため、どのくらいの規模のチャレンジであったのかについてよく理解できない点がマイナスです。

面接官はあなたのことを全く知らない人物であるため、誰が読んでも理解できるほど詳しく説明しなければ、エピソードの意味がありません。

【自己PRでチャレンジ精神をアピールするには】エージェントに相談する

チャレンジ精神を活かした自己PRの作成のコツや例文を紹介してきましたが、「いざ書こうとするとなかなか筆が進まない」「これで良いのか自信が持てない」と悩む方もいるでしょう。

そのようなときは、就活エージェントに相談してみましょう。

専属のアドバイザーが、面接を突破するために自己PR作成の手助けをしてくれるだけでなく、ESの添削も行ってくれるのが特徴です。

さらに、内定まで何度も面接対策を行ってくれるなどのきめ細かいサービスを提供している点も魅力です。

最終的なゴールである内定まで全力で励ましてくれるパートナーとなってくれますので、就活に不安を抱えている方はぜひ利用してみてください。

おすすめのエージェントはこちらです。

まとめ

今回は就活で欠かせない自己PRの「チャレンジ精神」に焦点をあててご紹介しました。

企業の社風や業種にどのように活かせるのか、しっかりとメリットをアピールすることが重要です。

大学生活を振り返ってみて、それらをアピールできるエピソードがないか考えてみましょう。

そしてそのエピソードを軸として、具体的に計画性をもって目標に向けて取り組んだことをアピールしましょう。

この記事を参考にぜひとも、就活を成功に導く説得力のある自己PR作りに取り組んでみてください。

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