【自己PRの組み立て方】ベンチャー企業に好印象なポイントとは?例文付きで徹底解説!

【自己PRの組み立て方】ベンチャー企業に好印象なポイントとは?例文付きで徹底解説!

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録
柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・ベンチャー企業に好印象なポイント
・自己PRの構成のポイント

この記事をおすすめしたい人

・ベンチャー企業に好印象を残したい人
・自己PRの構成のポイントを知りたい人

pixta_15479731_M

自己PRは、文章の書き方や構成次第で評価に違いが出てきます。

せっかく中身の濃い内容であっても、文章の組み立て方が悪ければ良が伝わりにくいです。

時間をかけて自己PRを書くのであれば、どうせなら好印象につながるものに仕上げたいものです。

ここでは自己PRが高評価になるための書き方ポイントや文章構成について解説します。

より良い自己PRを作成して、面接をクリアしましょう。

自己PRが思うように書けないと悩む人は、参考にしてみてください。

【ベンチャー志望の自己PRの組み立て方とは】企業が見ているポイントを紹介

まずは自己PRを審査する企業側のチェックポイントについて知っておきましょう。

自己PRでは大きく就活生と自社とのマッチング度合い、そして就活生の強みや特性が見られています。 そして、ベンチャーの場合、変化への柔軟性もよく見られる重要な項目です。

そのため、自己PRを書く時にはこれらを意識して、会社に志望する企業に合う内容にすることが大切です。

いろいろな強みがある中で、その企業が求めていない事柄をアピールしても意味がありません。

そのためにも、自己分析と企業研究が不可欠です。

自己分析や企業分析が済んでいなかったり、浅かったりすると、後々の自己PR作成や面接などですぐに見抜かれてしまうので、しっかりやっておきましょう。

学生の性格や人柄が自社とマッチしているか

会社にはそれぞれ違った社風があります。

従業員の割合が男女どちらが多いかによっても、雰囲気は変わってきます。

体育会系の会社もあれば伝統を重んじる古風な会社など、実にさまざまです。

採用するにあたっては、そうした社風に合う人材を見つける必要があります。

採用にもコストがかかっているわけですし、入社してすぐに辞められてしまうと企業としては困ります。

自己PRは、社風にマッチした人間性であるかどうかを見るためのものでもあるのです。

自己PRによって、その人の体験してきた事柄や考え方などが見えてきます。

体育会系の社風であれば、大人しいタイプよりも熱血で運動部出身者のほうが向いています。

また女性が多い会社なのに、人見知りする男性を採用してもなかなか難しいでしょう。

もちろん、自己PRだけでその人のすべてを知ることはできませんが、見極める一つの手段として企業は自己PRに重きを置いているといえます。

企業が求める強みや特性を持った人物か

優秀な就活生は大勢います。

しかしながら、優れた能力を持つA君を必ずしもすべての会社がほしがるかというと、そういうわけでもないでしょう。

A君の才能が活かせる会社とあまり仕事に関係ない会社があるからです。

自己PRでは、その人の特技や強みがわかります。

それを知って企業は、自社で活躍できる強みであるかを判断します。

たとえば、営業職でもチーム営業の場合は、協調性や団結力も必要です。

営業はできそうでも単独行動が得意なタイプでは、チーム営業には向いていません。

それらをしっかりと採用時点で見極めなくては、入社してから企業も学生も双方が後悔することになります。

行動力や集中力、リーダーシップ力やコミュニケーション力などいろいろなスキルがある中で、その会社が「これがほしい」と求めるものを持っているかどうかを自己PRで確認していきます。

それゆえに、就活生は受ける会社がどのような人材を求めているのかを把握しておくことが大事なのです。

【ベンチャー志望の自己PRの組み立て方とは】企業が求める能力

ベンチャー企業は、規則が固まっている大企業と違って「優秀」などの他にも大事な要件が求められます。

採用するにあたってどのような人材なら弊社に貢献してくれるかを見ているため、自己prで企業が必要としている力を伝えると効果が上がると考えられます。

次に紹介する3つはほとんどのベンチャー企業において大事な要件といえるので1つずつご紹介していきます。

1.  柔軟な対応力

成長を続けるベンチャー企業では、常に環境や状況が変化し続けます。

中には、会社でやったことのない新たな業務を任せられるようになります。

そのため、どのような変化にも対応できるような柔軟性が一番求められるでしょう。

逆に言うと、一般的な企業だと部署ごとに分けら規則が確立している仕事も、ベンチャー企業だとその日の状況に応じて、情報をもとに変更点に対応していくので、柔軟性がないと厳しいといえます。

企業は、「柔軟性がある」=「弊社の成長に繋がる」と考えているので柔軟性を武器にすると採用の可能性が広がります。

柔軟性をアピールするために、変化を恐れずに楽しむことができるポジティブな姿勢を見せていくことが大切です。

2. 粘り強い忍耐力

ベンチャー企業は成功するまで10年ほどかかる場合もあります。

会社としては成功することが最大の目標なので、結果が出ないと意味がないです。

これはつまり、個々で何か成果を残さないと企業側からの信頼感を失ってしまうのです。

さらに、仕事で結果を出さなければいけないということは、とても大きなプレッシャーやストレスになってきます。

社会人になると責任感を持たなければならないので、「きつい」という理由だけで放棄してしまうのは許されません。

そのため、”強いプレッシャーに負けない”、”失敗を恐れない”、結果を出すために粘り強く努力を続ける忍耐力は良い評価を受けるでしょう。

3. 考えを持って動く主体性

常に新しいビジネスモデルを構築し、それに通じて業務も変わっていくベンチャー企業では、上司が指示することが難しいため、自分から考えを提案でき行動に移せる人材は重宝されます。

「何をどうすればよいのか」と疑問を持ち、日常的に質問ができる人は相手からの印象もよく、ベンチャー企業に向いているといえるでしょう。

自己PRで主体性をアピールしたい時は、過去の自発的に動いた経験も交え、伝えることでより良く伝わるでしょう。

【ベンチャー志望の自己PRの組み立て方とは】構成のポイントについて解説

企業が自己PRでチェックするポイントがわかったところで、次に大切なのが文章構成です。

面接官がストレスなく読めて、わかりやすく説得力があるのが良い文章といえます。

そのためにぜひ活用したいのが、PREP法です。

結論(Point)から述べる方法で、理由(Reason)、事例エピソード(Example)、結論まとめ(Point)を省略してPREP法と呼びます。

具体的には強み→発揮されたエピソードの概要→課題→行動→結果→どう活かすか、の順に組み立てていきます。

ここからは、ベンチャー企業の採用担当者に好印象を与えられる自己PRの組み立て方を解説していきます。

多くのベンチャー企業は大手企業と比べると革新的な考えをもっているので、社員一人ひとりの能力や個性を重んじる傾向があります。

そして、これから勢いに乗って企業を成長させていくために、スピーディーかつ効率的に、自ら行動できる人材を求めているのです。

これらの背景をふまえて、まずは自己PRの構成を考える際に必ず押さえておきたい、3つのポイントをご紹介します。

簡潔に興味を惹けるように示す

エントリーシートの中でも自己PR欄が占めるスペースは大きいので、なんとかしてスペースを埋めようと苦心している就活生は多いでしょう。

しかし、自己PRを作るときに、長い前置きや文字数稼ぎと思われてしまう内容を書くのは、かえって逆効果です。

付け足しすぎて、結局何が言いたいのかわからない文章になってしまっては本末転倒であり、特にベンチャー企業では「簡潔にわかりやすく説明する力」が重視されます。

自己PRはあくまで簡潔に、なおかつ読み手の興味を惹けるように書かなければなりません。

企業が求めている人材であること、社風に合っていることを示すと興味を惹くことができるので、企業研究をしっかり行って、自己PRに書く内容を厳選しましょう。

具体的経験を用いる

ベンチャー企業の採用面接は、たくさんの志望者が集まる大手企業などと比べると、参加者一人ひとりに長い時間を割いて実施される傾向があります。

そのため、必然的に面接の内容が濃くなり、こちらが示したことを深掘りされる機会が増えるため、深掘りされても揺らがないように準備をしておかなければなりません。

おすすめの方法は具体的な経験を用いて自己PRを作ることです。

実際の経験をもとにすると説得力が増し、深掘りされてもスムーズに答えられます。

また、文章量が自然と増えるため、自己PR欄の広いスペースを埋めるためにも有効です。

ただし、経験談を長く書きすぎて結論部分が短いと「前置きが長い」という印象を与えてしまうため、書く順番や配分には注意しましょう。

主体性をあらわす

ベンチャー企業の就職活動で重要なのは「熱意をもって主体的に行動できること」をいかにアピールできるかです。

企業を成長させるためには、効率良く能動的に仕事をできる人材が不可欠です。

また、ベンチャー企業は少ない人数で業務を遂行していることが多いので、社員の主体性がより重視されます。

そのため、自己PRに受け身の姿勢が読み取れる内容を書くのは避けてください。

具体的な経験をもとにして自己PRを書くときも、受け身の経験ではなく自らが率先して行動したときの経験を用いるなど、主体性が出る内容を選びましょう。

また、最初は受け身から始まった経験談であったとしても、途中から自分がどう主体的に動いたか、そこから何を学び身につけたのかを明確に示せると良いです。

再現性を意識する

自己PRを読んだ時に、その就活生が入社して自社にてイキイキと活躍している姿を面接官がイメージできたなら、成功したといえます。

社風にも合っており強みもまさに自社が求めているものだと思ってもらえる自己PRを目指しましょう。

そのために重要になってくるのが、再現性です。

ただ、淡々と体験談を述べただけの文章内容では、再現性があるとはいえません。

現場で活かすための強みですから、実際にどう活かしたいのかがよく伝わる自己PRづくりが大切です。

再現性を持たせるためには、将来のビジョンを定かにしておく必要があります。

これは志望動機にも活きてくるので、会社選びの際にその会社で何がしたいのかを明確にしておきましょう。

【ベンチャー志望の自己PR組み立て方とは】NGな自己PR例

「私は人と話すことが好きで、コミュニケーション能力が高いと思います。

友達や家族からも話しやすいと言われます。

大学時代には旅行で、色々な国や地域に行って文化や食べ物を楽しんだり、地元の人々と交流しました。

私は大学時代に培ったコミュニケーション能力や知識、経験を仕事に活かせると思います。

私は仕事に対して真面目で責任感があります。

何事にも一生懸命取り組みます。

御社で働いたら、自分の能力を発揮して、御社の目標に貢献したいと思っています。」

この自己PRはNGな自己PRの一例です。

以下でどの点がNGなのかについて解説していきます。

NGな点について

自己PRは結論ファーストで、そのあとに具体的なエピソードや経験、最後にそれをどのようにして企業に貢献させることができるのかを描く必要があります。

しかし、この自己PRでは強みがありきたりなもので他の就活生と差別化できていません。

また、エピソードは抽象的で、どんな問題をどう解決したか明確にできていません。

さらに、志望する職種や業界に合わせて強みやエピソードを選ぶことも重要です。

例えば、営業や、コンサルティング業につくにはコミュニケーション能力やチームワークなどをアピールすることは重要ですが、もともともっていることが前提でみている企業もあるので、もう少し踏み入った自分の強みを見つけましょう。

【ベンチャー志望の自己PRの組み立て方とは】効果的に強みを伝えられる構成について解説

ベンチャー企業の採用担当者に興味をもってもらうためには、自分の強みがしっかりと伝わるような自己PRを作らなければなりません。

言い方をかえると、どんなにベンチャー企業好みの資質やスキルを持っていても、それを効果的に伝えることができなければ、採用担当者の目には留まらないのです。

ここからは、自分の強みを効果的に伝えるために押さえておきたい2つのポイントと、具体的な文章の組み立て方についても解説していきます。

ぜひ、自己PRを作るときの参考にしてください。

エピソード自体に重きを置かない

自己PRに具体的な経験を用いると、内容に説得力が増し、面接で深掘りされたときにも困りません。

しかし、エピソード自体の説明に重きを置きすぎた自己PRはNGです。

エピソードは自己PRの土台になる重要な要素の1つではありますが、実際のところ採用担当者はエピソード自体には、それほど興味はありません。

採用担当者が知りたいのは、あくまでエピソードを通して読み取れる、あなたの能力や人間性の部分です。

そのエピソードの中で自分がどう考えどう動いたのか、どんな能力を活かしたのか、何を学び身につけたのか、どんな成果が得られたのかを示すことが重要です。

エピソードを語ることに力を入れすぎて、肝心の自分の強みが伝わらない自己PRにならないよう注意しましょう。

抽象的な表現は避ける

自己PRに抽象的な表現を用いてしまうと、言いたいことがうまく伝わりません。

たとえば「私は組織の中で主体的に行動し、リーダーシップを発揮できます」と書いたとしましょう。

しかし、それだけではリーダーシップを発揮している姿がイメージしにくく、ほかの就活生とも差別化できません。

抽象的にしないため、具体的な経験談を用いることや、なぜそう言えるのかの説明が不可欠です。

自分の強みを発揮して得られた成果や実績を書くと、さらに説得力が増すでしょう。

ほかに自己PRで使ってしまいがちな抽象的表現としては「協調性がある」「○○が得意」などがあげられます。

あなたを知らない採用担当者になった気持ちで、具体的にイメージしやすい自己PRを作りましょう。

強みを最初に言う

結論から述べることで、相手に言いたいことが伝わりやすくインパクトを与えることが可能です。

自己PRの場合、結論となるのは「強み」です。

ですので、文章のはじめに、「私は○○が強みです」とはっきりと強みを持ちだして言い切るようにします。

ダラダラと長い前置きは不要です。

できるだけ簡潔にまとめることで、何が強みなのか相手もよくわかるはずです。

また、強みは1つだけに絞るほうが良いでしょう。

いくつかアピールしたい長所があるとしても、いろいろ話すことで内容が薄くなってしまいます。

その企業が最も求めているだろう強みを挙げるようにします。

発揮されたエピソードの説明

PREP法では、エピソードや事例を用いることが大切とされています。

なぜかというと、エピソードを添えることで強みに信憑性を持たせることができるからです。

面接で採用されようと、口ではカッコ良いことはいくらでも言えます。

 口先だけではないとわかってもらうためには、リアリティが必要です。

実際に体験したエピソードを話せば、強みが真実であることが伝わるはずです。

「その強みは、○○という体験を通じて発揮されました」というようなことを書きます。

サークル活動でもアルバイトでも良いですが、できるだけ具体的かつ簡潔に記すようにしましょう。

「テニス部で有利に活用できた」ではなく、「テニス部で全国大会で2位になる結果へとつながった」というような書き方が理想です。

学んだ課題について

エピソードを話すにあたって、「課題」を組み込むことで読み手を惹きつけることができます。

課題とは言うなれば、問題提起することです。

つまり、「そこには○○の問題(課題)がありました」といった書き方になります。

「○○の点が私にとっての難題でした」「困ったことに、○○が生じてしまったのです」など、課題はどうしてもネガティブな内容になりがちです。

挫折やミス、失敗とも言い換えることができます。

ネガティブであるけれども、それを持ち前の強みを用いて、乗り越えていくわけです。

エピソードでは、それらを書いてこそ「強み」の使い方をアピールすることができます。

それゆえに、課題はネガティブ内容であってもしっかりと書くことが大切です。

数字用いることで、よりいっそう状況が鮮明に伝わるでしょう。

行動や内容について

次に書いていくのが、「問題(課題)を解決するために、○○を行いました」という「行動」です。

課題の乗り越え方は、面接官が最も知りたいところです。

仕事をしていく中でも、壁にぶつかることはよくあります。

目の前の壁を乗り越えてこそ成長できますし、そこで逃げて退職してしまっては企業としても困ります。

課題解決するために強みをどう活用したのか、これをしっかりと説明しましょう。

よりロジカルで説得力のある文章にするためには、「なぜそのような行動をしたのか」理由を書くと良いです。

常に「なぜ?」と自分に問いかけながら文章作成すると、自然と理論的な自己PRが完成します。

結果や達成したこと

「課題に対して○○した結果、このようになりました」と達成したことや成果を書いてエピソードを締めます。

行動したことに対して妥当性のある内容を書くことがポイントです。

とはいえ、必ずしも成果が出たとは限らないでしょう。

もしかすると残念な結果に終わったかもしれません。

その場合はそれを正直に書いて問題ありません。

ただし、そこから何を学んだのか、反省点を次にどのように活かしたいのか、残念な結果であったけれども気持ちは前向きでそれを糧に進んでいく姿勢を見せることが大切です。

結果が良いか悪いかは、ここでは関係ないのです。

それよりも、そこから何を得たのか、それが重要になってきます。

良いように結果を盛りすぎても、それは意味がなく逆に大げさで信憑性に欠けてしまうので気を付けましょう。

次にどう活かすか

PREP法では、最後に再度「Point」を述べてまとめて終わります。

その際に、その結論をどう活かすのかを書くことを忘れないようにしましょう。

つまり、「入社後にその強みをどう発揮していきたいか」ということです。

強みを活かして「プロジェクトで活躍したい」、「ゆくゆくは店長を目指したい」など、具体的に書くようにします。

強みは現場で活かすことができてこそ、意味あるものになります。

面接で良いように思ってもらうだけの強みではなく、実際に活用することが大事です。

入社後の目標やビジョンにつなげることで、企業研究をしていることもアピールできます。

自社についてきちんと調べて理解している姿から、面接官はその会社で働きたい意欲を感じ取ることでしょう。

【ベンチャー志望の自己PR組み立て方とは】就活エージェントを利用しよう

就活エージェントは、自己分析や自己PRを作るのに役立つサービスです。

就活エージェントは、あなたの経験や強み、志望動機などをヒアリングして、あなたに合った企業や職種を紹介してくれます。

また、自己PRの書き方や面接対策などもアドバイスしてくれます。

自分では気づかない魅力や改善点を客観的に教えてくれるので、自信を持って就活に臨むことができます。

就活エージェントは無料で利用できるので、自己分析や自己PRに悩んでいる人はぜひ利用してみましょう。

【ベンチャー志望の自己PRの組み立て方とは】強み別例文5選

ここでは説明してきた組み立て方を使い、強み別に5つほど例文をご紹介していきます。

自己PRの組み立て方を学んだだけでは、どのようにしていいかわからないものです。

例文を参考にすれば、作成の仕方が分かるので、さらに上手に作ることができるでしょう。

例文1. 課題解決力

「私の強みは、カフェのアルバイト経験から培った課題発見力です。
 
はじめは、お客様が不満そうにされることが多く、向いてないのではと落ち込むこともありました。

しかし、お客様に笑顔になってもらうためには、何が必要なのかを探すことが大切だと気付いたのです。

まず、お客様に気さくにお声掛けをするようにしました。例えば、寒そうにしているお客様がいたら、寒くないかお聞きして、寒くない席へとご案内します。

その結果、仕事ぶりが評価され、1年後にはアルバイトリーダーになることができました。

カフェのアルバイト経験で培った課題発見力から、お客様のお悩みに気付き、助けになれるよう営業リーダー目指して頑張りたいです。」

カフェでのアルバイトで育んだ課題発見力をアピールして、営業職に活かす再現性を伝えています。

強みからはっきりと断言して、エピソードも具体的でわかりやすい良い例文といえます。

女性らしい気配り力や気さくな雰囲気も、評価されることでしょう。

例文2. リーダーシップ

「私の強みは、大学時代のサッカー部で培ったリーダーシップです。

はじめは、メンバーとコミュニケーションがうまくいかず、試合で負けることも多かったため、キャプテンとして悩むことがありました。

しかし、勝利のためにはメンバーの個性や能力の理解が大切だと気付いたのです。

まず、練習後に食事に行ったり、相談に乗るなどメンバーとの関係構築に尽力しました。
そして、チームの作戦会議を継続し、役割や目標を共有しました。その結果、結束力が強まり大会で優勝、私自身もチーム最多の10得点を挙げることができました。

入社後はチームワークを構築して新たな技術の開発に貢献できるようなプロジェクトリーダーを目指して邁進していきます」

大学時代の部活動で育んだリーダーシップをアピールして、再現性ができることを具体的に説明できています。

強みからはっきり断言して、エピソードも具体的でわかりやすい良い例文と言えます。

例文3. 行動力

「私の強みは、北海道研究のゼミから培った行動力です。

はじめは、満足した情報が得られずに論文が進みませんでした。

しかし、研究を満足いくものにするためには、実際に現地に行くことが大切だと気付き実践したのです。すぐに現地での調査事項を計画し、北海道へ向かいました。実際に訪れたことで、情報だけでは難しかった空気や景色、問題点などを身体で感じることができました。

こうした行動により、情報量が膨らみ満足いく研究論文を作り上げることができました。
また、大学からも表彰をいただくことができました。

入社後は培った行動力を活かし、新たなビジネスの発展を実現するため、営業リーダーを目指し精進していきます」

ゼミで育んだ行動力をアピールして、活かす再現性ができることを具体的に説明できています。

強みからはっきり断言して、エピソードも具体的でわかりやすい良い例文と言えます。

例文4. 忍耐力

「私の強みは大学まで陸上部で培った忍耐力です。

高校2年生の時、大きな怪我を負ってしまったため、練習できない期間が続き辞めようと何度も思いました。

しかし、目標を達成するためには、怪我をしててもできることがあるのではないかと気付き実行したのです。まず、ブランクなく復帰するためのリハビリトレーニングと体に負担をかけない技術研究に集中して取り組みました。

こうした継続により、完治するまでの半年間で得たものは大きく、目標の全国出場を達成することができました。
また、県記録更新という成績を残すことができました。

貴社に入社した際は、営業リーダーを目指し、あらゆる環境で努力し続け、頑張りたいと思っております。」

高校からの部活動で培った忍耐力をアピールして、入社後に活かす再現性ができることを具体的に説明できています。

強みからはっきりと断言して、エピソードも具体的でわかりやすい良い例文といえます。

例文5. 主体性

「私の強みは衣料店のアルバイトで得た主体性です。

はじめは、うまく接客ができず、売上目標を達成できないという課題がありました。

しかし、満足して商品を買ってもらうには、積極的な声掛けが大事だと気付いたのです。

まず、ただの声掛けではなく、商品の詳しい説明や、気持ちの良い言葉がけをしました。
例えば、お客様に商品の魅力を説明し、どのような効果をもたらしてくれるのかが伝わるよう工夫をしました。

その結果、売上達成率を20%伸ばすことができ、お客様からの嬉しいお言葉をいただけるようになりました。

入社後は、主体的に関係を構築し、顧客の満足度の向上のため、プロジェクトマネージャーを目指し頑張りたいと思っております」

接客業でのアルバイトで育んだ主体性をアピールして、営業職に活かす再現性を伝えています。

強みからはっきりと断言して、エピソードも具体的でわかりやすい良い例文といえます。

ぜひこれらの自己PR例文を参考に自己PRを作ってみましょう。

まとめ

自己PR制作で悩んでいた人も、これを読めば意外とスムーズに文章が作れたのではないでしょうか。

また面接まで行けず書類審査で落ちてしまう人は、今一度この記事を参考に自己PR制作から見直してみると良いでしょう。

自己PRはどの企業にも欠かせないものであり、書き方や文章構成をマスターしておけば役に立つこと間違いありません。

自己分析と企業研究をしたうえで、面接官を唸らせる素敵な自己PR作成をしたいものです。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます