【例文11選】ガクチカで趣味をアピールしてもいい?差をつける魅力的なポイントを解説!

【例文11選】ガクチカで趣味をアピールしてもいい?差をつける魅力的なポイントを解説!

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はじめに

面接やエントリーシートでは、学生時代に頑張ったエピソード「ガクチカ」について聞かれることが増えています。

そんなときに、学業と関係のない趣味をガクチカに書いてよいのかどうか悩む人もいるのではないでしょうか。

ここでは趣味を取り上げたガクチカのメリットや注意点について知ると共に、よい評価につながるポイントや例文も紹介します。

学生時代、没頭した趣味がある人はそこから自身の強みをうまくアピールしていきましょう。

【ガクチカに趣味はあり?】ガクチカに趣味は書いていい!

結論から述べて、ガクチカで趣味を取り上げても問題ありません。

サークル活動やアルバイト、ボランティアなどさまざまな経験があるなかで、ガクチカはそもそも経験談を聞く質問とは違います。

大切なのは、その経験を通して人間性や強みをアピールすることです。

それゆえに、趣味の経験を題材にしてもよいのです。

趣味は自分の個性を表現しやすいですし、特技なども伝わりやすいでしょう。

ぜひとも活用して、好印象が残せるガクチカを作成してみましょう。

大切なのは自分の人柄を伝えること!

なぜ企業はガクチカについて質問するのでしょうか。

それは就活生の人間性や人柄を知りたいからです。

その意図さえわかっていれば、趣味であろうとサークル活動であろうと、どんな経験からも内容の濃いガクチカが書けるはずです。

面接1つおこなうにしても時間と経費がかかります。

せっかく採用してもすぐに辞めてしまわれると、企業としても痛手です。

それゆえに、しっかりと人柄を見極めて採用するかどうかを決める必要があります。

そのためにガクチカの質問は重要です。

趣味を用いてのガクチカは自然とその人らしさがあらわれるので、人間性を判断するのに適している話題といえるでしょう。

ただし、趣味についての説明になってしまっては意味がありません。

 企業とマッチする人柄をアピールしよう!

企業によって、欲しい人材は異なります。

営業であれば傾聴力や心身のタフさなどが必要になりますし、工場職なら集中力や的確さが求められます。

たとえ優秀な就活生であっても、すべての企業が高い評価をするとは限りません。

その企業にマッチする性質や人柄、スキルがあるかどうかが重要なのです。

ガクチカでは、アピールしたい部分がたくさんある人もいるでしょう。

その際には、受ける企業にマッチする部分を伝えることが面接をクリアするためのポイントです。

そのためにも事前に企業研究をして、その会社がどういう人材を求めているのかを把握しておく必要があります。

そしてマッチングした長所について、趣味を通して話すようにしましょう。

受ける企業にあまり関係のない長所をアピールしても、高評価につながりにくいです。

【ガクチカに趣味はあり?】ガクチカを聞く理由とは?

ガクチカとは「学生時代に力を入れてきたこと」を表す言葉ですが、最近の選考の場では非常に聞かれやすい質問の一つです。

では、企業は何を目的にガクチカを聞くのでしょうか?

企業が求める内容をしっかりと捉え、理解した上で作成しなければ、アピールにつながるガクチカを作ることはできません。

ここでは、企業がガクチカの中から何を読み取ろうとしているのかを紹介します。

しっかりと理解してから、ガクチカづくりをはじめてください。

価値観や志向性を見るため

企業にはそれぞれに社風があり、働く人たちの価値観や考え方の方向性がある程度一致しています。

採用担当はさまざまな観点から人材の合否を判定しますが、ミスマッチにならない人材を選ぶことも重要な判断材料です。

せっかく多くの時間とコストをかけて採用した人材が、企業との価値観が合わずに早期退社してしまえば、大きな損失になってしまいます。

そのため、企業は自社の価値観と合う人材であるかを確認するために、ガクチカを通して価値観や志向性を確認しようとします。

なぜ、その趣味を選んでいるのかや、なぜ継続できているのかといった理由を確認することは、その人物の考え方を知るためには有効な質問です。

これらは必ず聞かれる質問でもあるため、なぜ力を入れているのかや、興味を持った理由などは明確にしておいた方が良いでしょう。

物事への取り組み方を見るため

ガクチカは自己PRとは異なり、自身の強みやスキルなどの結果をアピールする場ではありません。

どのような過程で取り組んできたのかや、問題が起きたときのトラブルへの対処法など、プロセスを重視しています。

これは就活生には、当たり前ですが職歴はないため仕事での具体的な実績がありません。

そのため企業はガクチカへの取り組み方を知ることで、仕事への取り組む姿勢や意欲をはかろうとします。

また、同様に経験からの学びをどのように生かし、次につなげていくのかを知ろうとします。

特にトラブルに対応する能力は重要です。

仕事をしていく上では、多かれ少なかれトラブルには遭遇します。

これらに対して、どのように対応していくか、仕事に取り組む姿勢をイメージしながら判断していきます。

モチベーションの源泉を知るため

モチベーションとは「動機づけ」を意味する言葉です。

仕事をする上でのモチベーションはそれぞれですが、単にお金を稼ぎたいであったり、何となく働いているだけでは、長続きしないでしょうし、いいパフォーマンスも期待できません。

企業はガクチカを通して、モチベーションの源泉であるやる気や、やりがいを知ろうとします。

ガクチカを通して伝わるモチベーションの源泉は仕事にも通じる可能性が高く、入社後の働く姿を想像しやすいためです。

そのため、ガクチカではどのような理由でそれに着目し、なぜ継続しているのかと言った理由を分かりやすく伝えることを意識してください。

何となく継続してきたのではなく、明確な理由を示すことにより、より良いアピールを実現できます。

【ガクチカ面接対策】面接で好印象を得るために対策をしよう!

選考の面接において、「ガクチカ」は頻出質問であり、

ここで好印象を得られるかどうかが通過率を動かすキーポイントと言えます。

ESのガクチカをただ読むのではなく、面接用にガクチカを作りましょう!

またこのツールでは深掘り質問への対策もできるため、

面接力を大きく向上させることができます。

ツールで作成した面接用のガクチカ

私が学生時代に力を入れたのは飲食店でのアルバイトです。
働く店舗は売上の伸び悩みを問題としていたという理由で自分にできる売上向上施策をするという目標を掲げ、取り組みました。
飲食店でのアルバイトに取り組む中で、中々売上が向上せず、プレシャーのみが積み重なってしまうという困難にぶつかりました。
それに対して、先輩や上司に積極的に相談をするという行動を取ることでアドバイスをもとに施策を考え、売上を1.5倍に伸ばすという結果につながりました。
この経験を通して周囲とコミュニケーションを取ることと積極的に動くことの大切さということを学び、貴社に入社後は経験で得たことを活かして活躍していきたいと考えています。

【ガクチカに趣味はあり?】趣味で書く際のメリット

趣味でガクチカを書くことには、どういったメリットがあるのでしょうか。

趣味よりゼミ活動やサークル活動でのガクチカのほうが、よい評価になるのではと考える人もいるかもしれません。

しかし趣味を話題にすることは、それなりによい点もあります。

メリットを知って活かすことで、より好印象なガクチカを作成できるはずです。

自分を表現しやすいことや、ほかの就活生との差別化をはかれる点など、趣味経験を活用するメリットについて解説します。

「自分」を伝えやすい

アウトドア系、インドア系と一口に趣味と言っても多種多様なものがあります。

趣味は自分の興味があることであり、得意分野にもなります。

どんな趣味をもっているのかがわかると、その人の雰囲気がどことなく伝わってくるでしょう。

自分が好きなことなので、自分を伝えやすい点がまず大きなメリットです。

そしてその趣味のなかで、パフォーマンス向上や目標を達成するためにどう頑張ったのかもよくわかります。

好きなことだからこそ、なおさら必死になるでしょう。

だからこそ、そこからその人の強みも見えてきます。

ガクチカではその就活生について、深掘りして知ることが企業の目的です。

したがって、趣味をネタにしたガクチカはもってこいなのです。

 ほかの人との差別化がしやすい

面接官は、非常にたくさんの就活生を相手にしているのです。

大勢のなかで面接官にインパクトをもってもらうことは、そう簡単ではないでしょう。

ところが趣味について取り上げたガクチカを話すと、サークル活動や学業を用いたガクチカより、珍しがられることもあるのです。

ユニークな趣味であればなおさら興味をもってもらえますし、なかには面接官が聞いたことのない世界の話もあるかもしれません。

趣味についてのガクチカは、ほかの就活生と差別化しやすいこともメリットです。

趣味からの学びも、また少し他人とは違うことが多いでしょう。

たとえありふれた趣味だとしても、それについて熱く語る目に面接官は何かしら感じるものがあるはずです。

【ガクチカに趣味はあり?】ガクチカで趣味をアピールするときのポイント

続いて、ガクチカで趣味をアピールする時のポイントについても紹介します。

以下の3つのポイントを踏まえた上でガクチカを作成すると、さらにあなたの趣味を通じて得た能力や経験をアピールしやすくなるはずです。

ぜひ、それぞれを確認した上で要点を押さえ、質の高いガクチカを作成してください。

熱心に取り組んだ趣味を選ぶ

ガクチカにおいて趣味をアピールする際、まず重要なのは熱心に取り組んだ趣味を選ぶことです。

ただ楽しんでいただけでなく、ある程度の成果や成長が見えるようなものが適しています。

企業は就活生がどのような過程で物事に取り組んだか、またその中でどのようなスキルや資質を身につけたかを重視します。

そのため、趣味を通じて自分の努力や意識的な取り組みを示せるものを選びましょう。

例えば、趣味がスポーツであれば、楽しむだけでなく技術を向上させるためにトレーニング計画を立てて努力した経験や、大会に参加して結果を出したことなど、具体的な行動がアピールポイントになります。

また、趣味を続ける中でどのような壁に直面し、それを乗り越えたかのプロセスを示すことで、忍耐力や問題解決能力をアピールできるため「ただの楽しみとしての趣味」として話すのではなく「意欲的に努力を重ねた経験」を強調することが重要です。

目標があって行動した趣味を選ぶ

ガクチカで趣味をアピールする際は、単に趣味を楽しんでいただけでなく、何らかの目標を設定して行動していたことを示すと評価されやすくなります。

目標に向かって取り組んでいた経験を話すことで、計画性や達成意欲を示せるだけでなく、多くの企業が重視する主体性や責任感をアピールできます。

例えば楽器の演奏を趣味としている場合「発表会までに技術を向上させたい」と目標を設定し、毎日練習時間を決めて継続的に練習を行った経験などを話すことで、目標達成に向けた行動力を示せるでしょう。

このように、目標に向けた具体的なプロセスや、目標を達成するために工夫した点をアピールすることで、趣味が「ただの余暇を埋めるための活動」ではなく、貴重な経験としてアピールできます。

趣味を始めた動機を説明する

ガクチカで趣味を取り上げるにあたっては、その趣味を始めた動機やきっかけも説明することが大切です。

趣味を始めた理由には個人の価値観や興味関心が反映されており、企業に対して自分の人間性や考え方をアピールする良い機会となります。

例えば、ある趣味を始めた理由が「チームで1つの目標を達成する喜びを感じたかったから」といったものであれば、協調性やリーダーシップを重視する人物であるということをアピールできます。

他にも「何か新しいことに挑戦して自分を成長させたかった」という理由であれば、チャレンジ精神や成長意欲をアピールできます。

趣味を通じて得た学びや経験が、応募先の企業でどのように活かせるかを考慮しながら動機を説明すると、より説得力のあるガクチカが作成できるのです。

趣味を始めた理由や背景が具体的であればあるほど、企業は応募者の価値観や行動原理を深く理解でき、面接での印象も良くなります。

【ガクチカに趣味はあり?】ガクチカを趣味で書く際の注意点

趣味についてのガクチカは、メリットもたくさんあります。

しかし、せっかくの自分のよさを伝えるためには、いくつか注意しなければならない点もあるのです。

よく見られるのは、ただの趣味に関する説明になってしまっているガクチカです。

面接官は何も、趣味についていろいろと知りたいわけではありません。

ただの経験談にならないようにするための注意点や、そのほか気をつけるべき点について以下で述解説しています。

しっかり頭に入れておきましょう。

失敗・成功体験があるものを書く

ただの説明話ではなく、自身の強みをしっかりアピールするコツとして、ガクチカに使う趣味選びは重要です。

いろいろ趣味がある人もいるでしょう。

また、1つの趣味においてもどの経験を話すべきか悩む人もいるでしょう。

その際には、成功談はもちろん、失敗談のあるものを選ぶのが1つの策です。

趣味を通して挫折や失敗した経験は、自分のタフさや努力、課題を乗り越える力についてアピールしやすいです。

挫折について話すのはネガティブになるのではと尻込みをしてしまうかもしれませんが、その必要はありません。

もちろん、ただ挫折を話すだけではマイナスです。

しかし、そこからどのようにはい上がったのかを話すことで、人間としての強さや物事を解決する力が評価されます。

 自分の強みが出た具体的なエピソードを書く

趣味のガクチカは、その経験について具体的に書かなければ、ただの趣味に関する説明で終わってしまいます。

そして経験エピソードはできるだけ、自分の強みがあらわれた内容を選ぶようにしましょう。

楽しかったことや盛り上がった話は、ただの楽しい趣味経験談になりがちです。

本来の目的は、面接官に自分の長所をアピールすることだと意識して、ガクチカ制作をしましょう。

たとえばアウトドアキャンプの趣味であれば、キャンプが楽しかった思い出だけを述べて終わってしまうのはいけません。

キャンプを楽しむためにどんな工夫や努力をしたのか、困ったことをどう乗り越えたのかなどを話すようにします。

そうすれば、アイデア力や計画性、課題解決力といった強みをアピールできるのです。

 社会的にマイナスイメージのあるものは避ける

趣味であれば何を取り上げてもよいわけではありません。

いろいろな趣味があるなかで、やはり就活で使うにはふさわしくないものもあります。

マイナスイメージのある趣味について書くことは控えるようにしましょう。

例をあげると、パチンコや競馬といったギャンブル系の趣味はやはりあまりよいイメージをもたれません。

競馬に勝つためにいろいろ調べて準備をした入念さや計画性をアピールしようと思っても、就活では不適切でしょう。

競馬という趣味を面接に用いた時点で、やや常識に欠けるとみなされてしまう可能性があります。

宝くじやマージャン、娯楽系の趣味も避けたほうが無難です。

一方、自分のスキルを向上させるものや、教養が身につくものであれば就活で使うのに適しているでしょう。

趣味の話に時間をかけすぎない

自分の好きなことだからといって、趣味のことばかりを長く話さないようにしましょう。

趣味のガクチカアピールは面接官の印象に残りやすいです。

しかし、単に好きなことの紹介や説明になってしまうと、本当に伝えたいことを話せなくなってしまいます。

この場では、ガクチカで趣味についてアピールするのが目的であることをしっかりと頭に入れておきましょう。

ただし、面接官が自分の趣味をイメージしづらい場合は注意が必要です。

面接官に同様の趣味がなかった場合、具体的なエピソードを入れることで、取り組んできたことへの努力や苦労が伝わりやすくなります。

面接官は趣味から何を身につけ、学んだのかを知りたいのです。

そしてそれをどう仕事で活かせるかを簡潔に伝えることを意識しましょう。

嘘はつかない

当たり前のことですが、ガクチカで嘘をついてはいけません。

自分を魅力的な人材にみせたい、インパクトのあるガクチカにしたいという気持ちは誰しもあるかと思います。

しかし、面接官は多くの就活生を見てきている、いわば人を見るプロです。

嘘のエピソードは話に矛盾が生じてしまう、または頭の中で考えながら話してしまう可能性が大いにあるでしょう。

いくら話の内容が素晴らしくても、目の動き方や話している雰囲気で、嘘のエピソードや誇張していることは必ず見破られます。

また、面接官が同様の趣味をもっていた場合、どんどん深掘りされていき、話の辻褄が合わなくなってきます。

嘘をついたり話を盛ったりせず、自分らしく働けるよう、自己分析に努めましょう。

【ガクチカに趣味はあり?】ガクチカの書き方

結論

ガクチカを書く際には、まず何と言っても結論から話すことが重要です。

取り組んだものが何であったのか簡潔に一言で説明しましょう。

「私が学生時代に力を入れたことは趣味です」とだけ伝えるのはNGです。

最初から「スポーツです」「読書です」「楽器の演奏です」など、何に取り組んだかを一言で説明することが大切です。

ガクチカはESにおいても文字数が限られており、面接でも時間が限られています。

そのため、無駄に冗長に「私が学生時代に取り組んだことは趣味です。それは〇〇という趣味であり...」などと書く必要はありません。

一言で何に取り組んだのか説明し、あなたが取り組んだ内容を念頭に置いて文章を読んでもらうことを心がけましょう。

それでは、これまでのことをふまえて、評価されるガクチカの書き方やポイントを紹介していきます。

企業がガクチカを聞く理由は、人柄や困難への向き合い方を知りたいからです。

どうすれば評価の高いガクチカを書けるかを考えてみましょう。

ガクチカの書き方の基本的な構成は、まず結論である何に取り組んだかを述べます。

そして取り組んでいく中で、起きた課題や困難をどのように工夫して、乗り越えたかをアピールしましょう。

その結果、得られたことや学んだことを述べると簡潔にまとめやすくなります。

動機

まずは、なぜそれを始めようと考えたのかについて示しましょう。

理由や動機はガクチカで必ず聞かれるポイントです。

企業側は就活生が学生時代に、意欲的にどのようなことへ取り組んできたかを知りたいと考えています。

自分の好きなことには、もともと興味のある分野や、何かのきっかけが必ずあるはずです。

そのきっかけが自分の人柄や考え方など、これまでの行動に至った背景のアピールになります。

たとえば、学生時代に読書に力を入れたという結論があるとします。

動機になるのは「読書が自分の価値観や世界観を広げてくれるから」です。

このようにどのようなことに対しても必ず理由があります。

面接官は、物事の捉え方や企業にマッチングする人材であるかをチェックしているため、動機を盛り込むことは大切です。

目標と困難

ガクチカでは努力の過程がとても重要です。

面接官は、困難を乗り越えた経験について、しばしばたずねてきます。

それは、目標を達成するためにどのような努力をしたか、困難にどう対処してきたかを知りたいからです。

また、目標はすこし手を伸ばせば届く程度のものではなく、達成までに十分な努力が必要なものに設定しましょう。

そうすることで、目標を達成するための努力や困難に対する説得力が増し、熱意やガクチカの高い評価につながります。

また、困難に直面したときにどのような気持ちで対処したのかや、どのようなことを困難と考えるのかも企業側が知りたいポイントです。

困難の種類には複数あり、自己解決ができない、または人間関係に関するケースがあります。

自分がアピールしたいスキルによって困難の種類を使い分けましょう。

取り組みと結果

目標の達成や困難に対してどのような取り組みをしたか述べていきましょう。

具体的な行動を説明することで、自分の努力や能力をアピールできます。

同じ目標や困難であっても、解決策は人それぞれです。

自分なりにどう考え、行動したかを説明できるようにしておきましょう。

もちろん、困難を乗り越えた結果、目標を達成したエピソードが求められているわけではありません。

あくまでも結果ではなく、努力の過程を企業側は知りたいのです。

そのため、惜しくも目標が達成できなかった場合でも、設定した目標から逆算してどのような手段を取ったかが重要と言えます。

そして具体的な困難への対処策と、なぜその対処策がベストであると考えたかを伝えましょう。

学び

ここでの学びとは、気づきや感想を述べることではありません。

自分の経験を社会でどう活かせるかを伝える場です。

趣味をガクチカとして話す場は、どのようなプロセスで何を学んだかがとても重要になります。

楽しかった思い出として話すのではなく、より工夫した、努力した点を話してください。

そして、目標を達成したことや困難を乗り越えられなかったことで、どのような気づきがあったかを考えましょう。

その気づきが自分のどの能力に結び付き、自分の強みになったのかを伝えます。

さまざまな努力のプロセスを経て、自分の強みに自信があることを話しましょう。

そして、企業にどのように貢献できるかを伝えることが、最大のアピールになります。

発展

発展は構成の中で「絶対に盛り込まなければならないもの」ではありませんが、文字数や時間が余っているならば、ぜひ入れたい内容です。

そのガクチカを通じて何を学んだのかについて説明した後は、その学んだことを通じてどのように企業に貢献するのかについて説明することが重要です。

企業は活躍してくれる人材を採用したいと考えています。

そのため、その経験がどのように企業の業務と結びついているかを説明することで、より良い印象を与えられます。

学びについての説明だけで十分に活躍のイメージをしてもらえる場合もありますが、自分から明確に、どのように貢献するのかについて説明することで、企業研究をしっかり行っている、モチベーションの高い人物であるというアピールが可能です。

【ガクチカに趣味はあり?】例文紹介

以下、具体的に趣味を用いたガクチカについていくつか例文を紹介します。

体育会系では筋トレ文科系では映画鑑賞をガクチカにしています。

また旅行の趣味について書いたガクチカ例も参考にしてみてください。

文章構成をはじめ、強みのアピールの仕方や具体的な書き方など、どれもよい例文です。

内容はもちろん重要ですが、面接官にわかりやすくストレスのない文章にすることも大切です。

結論から簡潔に述べることで、言いたいことが伝わりやすい文章になります。

 体育会系の趣味(筋トレ)

「私が学生時代に頑張ったことは、筋トレです。
もともと運動が好きでした。
一人暮らしで家賃を自分で払うためにアルバイトが忙しく、運動サークルに入る時間もありませんでした。
そこで、自宅で隙間時間を利用して筋トレに励むようになったのがきっかけです。
スクワットやプランク、腹筋などそれぞれ50回を365日絶対に継続すると決めて、やり遂げました。
風邪をひいたときはつらかったですが、休憩を入れれば回数はこなせるだろうと考えて、普段より時間はかかったものの、回数はやり切りました。
とにかくやると決めたら必ず達成するのが、私の強みです。
そして筋トレを継続できたことにより、自分に自信がつき、心身共にタフになれたと思います。
やると決めたら必ずやる力と心身のタフさを、貴社の営業職でも活かしたいです。」

文化系の趣味(映画鑑賞)

「私が学生時代に打ち込んだことは、映画鑑賞です。
将来は子どもと接する仕事に就きたいと考えておりましたが、やや見た目がクールで表現力も乏しいように感じておりました。
それで感受性や表現力を養う必要があると思い、映画を見るようになりました。
週末にはさまざまなジャンルの映画を鑑賞して、女優さんの表情や立ち振る舞いなども勉強になったと思います。
特に力を入れて見ていたのが、ミュージカル系の映画です。
ミュージカル映画の役者さんたちは、全身で自分を表現しています。
そうした姿は将来子どもと関係する現場で役に立つと思い、学べることが多かったです。
貴社では子どもメインのスポーツ教育関連の仕事ができると聞いております。
入社後は映画鑑賞で学んだ表現力などを活かせると考えています。」

文化系の趣味(音楽)

私は楽器演奏が趣味で学生時代はバンドを組み、ベースの演奏を行っていました。
ベースは一見すると地味で、ギターと比べても華がなく、低音が中心のために弾いていても楽しさをあまり感じることができませんでした。
しかし、継続していく中で、曲全体のリズムを支え、バンドにはなくてはならない重要な土台を支えるパートであることに気づくことができました。
それからの私はベースに対する向き合い方を変え、目立つことはなくとも、重要なポジションであることを意識し、上達出来るよう練習に励みました。
これらの経験を通し、例え目立つポジションではなくとも、土台を支える上では重要な役割があることを理解することができました。
社会に出てからも、この経験を生かし、どのようなポジションでもしっかりと支える役割を担っていきたいと思います。

レクリエーション系の趣味(釣り)

私は学生時代、釣りが趣味で力を入れて取り組んできました。
子供時代から近所の海で釣りをしていましたが、大学に入り行動範囲も広がったため、海や川とさまざまな場所に赴き釣りを楽しんできました。
釣りは待ちの作業とよく見られがちですが、私の場合は全く違います。
その場所で魚が何を食べているのかを調べ、仕掛けを自作したり、魚の特性を理解しどのような場所や時間であれば、効率良く釣れるのかを研究を重ね釣果を上げる努力をしました。
このような経験を通して、私は成果を得るためにさまざまな情報を分析し、創意工夫することを得意としています。
これからの社会人生活においても、さまざまな場面で工夫を怠らず、成果につなげる努力を継続していきたいと考えています。

レクリエーション系の趣味(ゲーム)

私が学生時代に打ち込んだことは格闘ゲームです。
幼い頃から、趣味としてゲームは楽しんできましたが、大学生になり、格闘ゲームの世界大会に出てみたいと考え本格的に取り組むことに決めました。
ひたすら時間を費やし没頭すれば、上達できるかもしれませんが、私には仕送りを減らすためのアルバイトもあり、時間管理と効率性を考えて取り組むことにしました。
限られた時間の中で、どうすれば上達出来るかを考え、かつての入賞経験者の練習方法などを参考にして効率の良い練習方法を自分なりに探し、無事に目標である世界大会に出場することができました。
このことから、私はタイムマネジメントの重要性と、実績のある方法を踏襲することで、効率よく成果を出す方法を学ぶことができました。
これらの力を、御社でも発揮し会社への貢献をしていきたいと思います。

レクリエーション系の趣味(旅行)

「私が学生時代に打ち込んだことは、旅行です。
旅費は毎回自分のアルバイト代からねん出していました。
そのため、できるだけ旅費を節約するためにテント泊がほとんどでした。
贅沢する楽しい旅行がしたかったのではありません。
ミニマムな持ち物で、知らない土地でどれだけ自分を試すことができるか挑戦したかったのです。
雨風が強いなかでのテント泊や、少ない費用で往復する過程において、計画性や課題解決力が身につきました。
私は厳しい状況ほど燃える性格です。
旅行という趣味を通じて、ストレス耐性もよりいっそう鍛えられたと思います。
これらの力を、貴社の企画営業職でも活かして売り上げに貢献できるよう、頑張りたいと思っています。」

日常系の趣味(料理)

私が学生時代に力を入れて取り組んだことは料理です。
いままで全く経験がありませんでしたが、大学入学と同時に一人暮らしをはじめたため、当初は必要性もありはじめたことでした。
実際にはじめてみると、野菜を切る方法もわからず、苦戦の連続でした。
そんな時は自分で料理本を購入したり、動画を参考にするなどで料理の手順を学んで行きました。
また、味付けに関しては母からアドバイスをもらい、実家の味を再現することにもこだわりました。
今では、食材を見ただけで、ある程度の料理が作れるまでに上達しました。
今まで当たり前に母の料理を食べていましたが、いかに大変だったかを知ることができ、今まで以上に感謝の気持ちを持つことができました。
この経験で普段は気づけなくても、支えられている感謝の気持ちを持つことが重要であることを学びました。
これから社会にでても、周りのサポートに気づき、しっかりと感謝を伝えていける人になろうと考えています。

【ガクチカに趣味はあり?】まとめ

このように、趣味を活用したガクチカは、内容や書き方次第で高評価につながることがわかりました。

自信をもって、趣味を通じて自身のよさを面接官に知ってもらいましょう。

面接は面接官とのコミュニケーションの場であるともいえます。

ユニークな趣味の話から会話のキャッチボールが広がったなら、きっと面接官の記憶にも残るはずです。

企業に合う強みを趣味に関するガクチカを通して、自信の強みや人柄について熱く話すことができれば何よりです。

最後に、他のガクチカ例文や作り方を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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