【GD対策】苦手克服で選考通過!グループディスカッションが苦手な人の原因とその解決策を紹介

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はじめに

グループディスカッションが好きで仕方ないという方は、それほど多くいません。

実は密かに苦手と感じている方も多いのではないでしょうか。

さらに知っている人とおこなうわけではなく、初対面の人たちと溶け込んでいきながらディスカッションしなければならないため大変です。

こちらでは、グループディスカッションが苦手だと感じている方の原因や、克服するための対策方法などを解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。

役職と立ち回り方をおさらい

グループディスカッションでは一般的に役職が定められています。

まず議題を確認した後、それぞれ役職を決めてからディスカッションを開始します。

基本的な役割にはファシリテーター、書記、タイムキーパー、発表者があります。

それぞれどのような役割なのかを確認し、自分にどの役割が合っているか認識しておくことで、グループディスカッションに対する苦手意識を減らすことができるので一緒に確認しておきましょう。

ファシリテーター

ファシリテーターは司会者であり、話を進める役割です。

ディスカッションの流れを認識し、発表までメンバーを導いていくと言えます。

主に評価される点としては、どういう流れで議論を進めるかを理解しているか、自分以外のメンバーを理解し、全員の意見を引き出しているか、メンバーが出した意見をまとめる力があるかなどが挙げられます。

自分だけが目立とうとするのではなく、チームとして良い話し合いを作り上げられるかが重要であると言えます。

書記

書記はディスカッションの中で出た意見を記録していくことがメインの役割です。

チーム全体の現状を最も見るべき立ち位置で、話し合いが滞った時や、議題から逸れてしまったときに整理することも役割の一つです。

評価される点としては、発表に向けてわかりやすく、かつ漏れなく記録できているか、理解に困る内容に対して意見を述べられているかなどが挙げられます。

タイムキーパー

タイムキーパーはディスカッション全体の時間管理を行う役割です。

議論が盛り上がることは良いことですが、時間には限りがあります。

そこで、決められた時間内に発表するために形にすることが求められます。

グルディスは「ブレインストーミングに○分」「まとめに○分」というように時間で区切り、効率良く進めていく必要があり、タイムキーパーはあらかじめ決めた時間をもとにチーム全体に声をかけていきます。

評価される点としては、時間配分を正しくできているか、チームが限られた時間の中で話し合いを終わらせられるよう声掛けができているか、といった点が挙げられます。

発表者

多くのグループディスカッションは話し合いの後、チームごとに話し合った内容をまとめ、プレゼンを行います。

よって、発表者は、話し合いをする中でどのように発表すべきか、どのように要約すべきかを考える必要があります。

議題に対する答えと、結論を出すに至った経緯を話すために、どのような情報が必要かを考え、情報が足りていない場合はメンバーに対して発言を求めることが重要です。

評価される点としては、プレゼン能力、必要な情報を選び、まとめる能力などが挙げられます。

特に役職が無い場合

人数が多い場合、特に役割が無い場合もあります。

しかし、役割が無いからと言って、なにもしなくて良いわけではありません。

むしろ役割が無い場合は、アイデアを出すことに集中し、多くの意見を出すと良いでしょう。

役割が無い分、ディスカッションに集中できるため、話し合いに積極的に参加しましょう。

役割が無いと評価に影響することは無く、意見を積極的に出し、話し合いをより活発化させることで好印象を与えることができます。

【グループディスカッションの苦手を克服しよう】苦手になった理由を分析しよう

グループディスカッションを苦手だと感じる理由は、人それぞれ微妙に違う場合も多いです。

そもそも皆で議論をするのは得意だがなぜか合格がもらえない、もともと大人数がそろうと緊張してしまい、自分の意見が言えずに頭が真っ白になってしまうなど、原因はさまざまです。

まずは、なぜ自分はグループディスカッションが苦手と感じるようになってしまったのか、言語化して対策をしてみましょう。

苦手だからといって、対策をおこたってしまっては内定を得られません。

【グループディスカッションの苦手を克服しよう】苦手になってしまった原因別の解決策

原因は人それぞれに違いはあります。

しかし、いくつかのよくある例が存在するのです。

ここからどのような例があるのか、詳しく解説していきましょう。

そのなかに、自分も当てはまっている原因があるかもしれません。

原因だけではなく、解決策も一緒に紹介しています。

日ごろの心がけが、解決策として大変有効な場合もあります。

1日でも早く苦手意識を少しでも克服して、志望する企業から内定をもらえるよう、ぜひ参考にしてみてください。

初対面の人と話すのが苦手

もともと初対面の人と話すことが得意なほうではなく、緊張してしまい言葉が出てこなくなってしまう人もいるでしょう。

性格的にも人見知りの場合、慣れてくれば問題なくても、知らない人とコミュニケーションを取って話さなければいけないのはつらく感じてしまいます。

グループディスカッションも、何度か話して仲が深まった状態での話し合いではありません。

すべてが知らない人とのディスカッションになるため、反射的に心が苦痛になってしまうでしょう。

解決策:場数を踏んで初対面の人と話すことに慣れる

苦手なことは、慣れるとそうでもなくなって、得意になる場合も多いです。

初対面の人と話すのが苦手だと感じているのだとしたら、反対にさまざまな人と話す機会を増やすようにしましょう。

就活イベントやキャリアセンターの練習会に参加をして、初対面の人と話すことに慣れておくだけでも変わってきます。

その日どのくらい発言するのかを決めて、目標を達成できるようにするといいでしょう。

人見知りだからこそ、何かしら関係のある人とだけコミュニケーションを取り、関わらなければならないとき以外は、無理をしないでコミュニケーションを取らずにこれまで生活してきた方も多いのではないでしょうか。

心を入れ替えて、苦手だからこそ積極的に初対面の人と話してみましょう。

気を遣って会話に入れない

皆の様子を気にしながら空気を読めるタイプの人が陥ってしまうのは、気をつかって会話に入れないという苦手意識です。

慣れてきたら少しずつ話にも入れますし、言い換えると皆の雰囲気を見ながら協調性をもってディスカッションできる人でもあります。

しかし、気をつかいすぎて役職や発言を譲ってしまうと、人事の印象に残らない空気のような存在になってしまいます。

人事の印象に残らなければ、内定も遠のいてしまうかもしれません。

解決策:この場限りだと割り切って遠慮を捨てる

皆のムードを壊さずにおだやかに済ませたいという気持ちから、ついつい気づかいが出てしまいます。

しかし、就活では割り切る心も必要なのです。

相手に図々しい人だと思われてしまっても、この場限りです。

思いっきり、ディスカッションに挑んでも問題はありません。

就活では遠慮せずに、自分をアピールするための図々しさも場合によっては重要です。

基本的にやさしさをもった人であれば、多少強引に入ってきてもそのような図々しい人に他人からは見えません。

もちろん人事もそのやさしさや気づかいについても、評価をしてくれるでしょう。

就活生全員が内定を勝ち取れるわけではありません。

限られた枠を争っているという意識を忘れずにもっておきましょう。

アイデアが浮かばず何を話していいかわからない

よいアイデアが浮かばず、皆の前で発言しディスカッションを盛り上げなければとわかっていながら、できなければ苦手意識をもってしまいます。

与えられたテーマに対するアイデアが浮かばなければ、そのことで逆にあせってしまいます。

そして、さらに頭のなかが真っ白になってしまうといった悪循環に陥ってしまうでしょう。

ディスカッションでは発言をしなければ、人事の印象に残りにくいため、アイデアを考え出す努力が必要なのです。

解決策:日ごろから自分の意見を考える習慣をつける

日ごろから好きなことだけでなく、さまざまなことへ視野を広げて興味をもつようにしましょう。

特にグループディスカッションのテーマとして出題されること多いのは、時事ネタになります。

あまり関心をもってニュースを見ていなければ、自分の意見というものがなくなってしまいます。

ニュースを見たとき事問題に触れ、自分の意見をもつことを習慣化するだけで、実際のグループディスカッションでもその場で自分の意見を考えられるようになってくるでしょう。

ほかには業界に関するニュースもテーマとして出題されやすいのです。

新聞やニュースなどで志望する業界について調べ、そのことに対して自分はどう思うのか、常日ごろから考えるよう習慣づけてみてください。

何がダメで落ちたかわからない

本来、そこまでグループディスカッションの苦手意識をもっていなかったものの、実際に選考にいくと落ちてしまう方がいます。

当日の様子を自分なりに振り返るも、大きくダメな点などが見つからず、何がいけないのかわからないままになってしまうのです。

そして、またつぎの企業も受けて落ちるという負のループに陥ってしまいます。

落ちてしまう自分を見て、グループディスカッションは自分に合わないと苦手意識をもってしまうのです。

解決策:フィードバックつきのイベント・選考会に参加する

やみくもに企業の面接などを受けるのではなく、まずはフィードバックつきのイベントや選考会に参加するのがおすすめです。

そこで自分のグループディスカッションの様子を見てもらいましょう。

自分ではよかれと思って目立つためにも積極的に発言していたものが、実はほかの人から見ると、しゃべり過ぎで空気を読んでいないと感じられていたのかもしれません。

また、話をまとめられていないため、わかりにくいという印象を与えていた可能性もあるのです。

自分では気がつかないくせを、第三者が客観的に教えてくれるため大変有効な手段です。

悪いくせを克服して、好印象を残せるようになれば、グループディスカッションでも成功するようになっていくでしょう。

【グループディスカッションの苦手を克服しよう】苦手な人向けの乗り切り方

グループディスカッションは、話し方次第で上手に乗り切ることができます。

また、苦手を克服しようと取り組んでいるうちに、得意になってくることもあります。

ここからは発言で人事にも好印象を与えられ、自分も発言しやすくなる方法についても紹介しますので、ぜひ活用してみてください。

どうしても苦手意識が残ってしまうのであれば、思い切って、グループディスカッションのない企業の選考を受けてみるというのもいいでしょう。

相づちで発言回数アップ

立派な発言ができそうにないと感じたとき、そのまま黙ってほかの人の話を聞いているだけではもったいないです。

メンバーが発言したときには、相づちを上手に打つだけでも、あたかも積極的に発言しているような印象になります。

無反応よりも何を考えているのかわかりやすいです。

そして、発言したメンバーも自分の意見に対して相づちを打ってくれるのはうれしいものです。

「私も●●という発言には賛成で、さらに○○も取り入れたらよくなると思います」など、ほかのメンバーの意見にプラスアルファをつけ足して話すのもいいでしょう。

発言となると、素晴らしく立派なことを言わないとはずかしいと感じてしまうかもしれません。

しかし、0-1のアイデア出しでなくても、発言を増やすことができれば人事の印象にも残りやすくなります。

さらに相手の意見を尊重しながら話をまとめていたり、プラスアルファのつけ足しをしていたりする姿は、協調性や場の空気を読むコミュニケーション能力が高くも見えます。

グループディスカッション選考がない企業を受ける

これまではグループディスカッションがあることを前提での対策方法を考えてきました。

頭のなかでは克服しなければいけないとわかっているものの、不安を感じている方もいるでしょう。

もしどうしてもグループディスカッションは合わないと感じたら、最終手段として、グループディスカッションがない企業を選ぶのも1つの方法です。

大手企業や有名企業になると、ある程度受けに来る人数も多いため、グループディスカッションを採用しています。

しかしなかには実施しない企業もあります。

中小企業になってくると、面接のみのケースも多々あるのです。

自分のやりたい仕事と企業を照らし合わせたとき、受けられる企業に制限は出てしまいます。

ほかにも就活で対策しなければいけないことはあります。

グループディスカッションに気を取られなくていいのは、効率よく感じるかもしれません。

話すことが苦手な人におすすめの役職

グループディスカッションは発言することが前提ではありますが。初対面の人とうまく話すことを苦手としている人も多いはずです。

そのような方であってもディスカッションにうまく馴染むことができ、積極的に参加することができる役職、「書記」と「タイムキーパー」を紹介します。

前提として「どの役割が受かりやすい」というものはありません。

むしろ、どれほどうまくファシリテーターを勤めたとしても、グループ全体のプレゼンがいまいちであれば、全員落とされるケースも多くあります。

自分に合った役職をし、チーム全体で良い雰囲気、話し合いを作り上げることが受かる最大のポイントとなります。

書記

先ほども紹介したように、書記は議論の内容を記録しておく係です。

多くのグループディスカッションは、最後に話し合って決めた内容に沿って5分ほどでプレゼンをするため、その要素として適宜記録を取っておくことが求められます。

書記はただ黙々と記録するだけでなく、意見が滞ったタイミングなどで、出ている意見を整理してみたり、話し合いの終盤でまとめをしたりなど、発言する機会が設けられており、また、自分自身の意見ではなくそのほかの意見をもとに発言内容を構成することができます。

よって、自分発信の意見に自信が持てない人であっても、ある程度話す内容が定められているため、議論に参加しやすいと言えます。

タイムキーパー

先ほど紹介したように、タイムキーパーはディスカッション全体の時間管理を行う役割です。

フェーズごとに、時間が迫ったタイミングで残り時間を言うなど、時間管理をしているからこそ指示を出すチャンスがあります。

例えば、話し合いの時間が迫ったときに「そろそろ時間が迫っていますが、今のところ○○という考えを主軸にする方向性が良いかなと思います。どうですか?」といった発言をすることができます。

時間を見ながら、いまどうするべきかを最も把握できるポジションであるため、ファシリテーターと共にチーム全体を引っ張っていくことができます。

グルディスでよく出題される例題を紹介

グルディスにおいてよく出されるテーマを4つの分類に分けて説明していきます。

これをもとにどのような内容で話を進めるのか、どのような意見を発言できそうか考えることによって、本番で似たようなテーマが設けられたときに積極的に話し合いに参加することができます。

今回紹介するテーマをもとに、友人とディスカッション練習をすることもおすすめです。

働くことについてのテーマ

就職活動のグループディスカッションでは、「働くこと」に関するテーマは頻出問題です。

これはそれぞれの働くことに対するモチベーションや価値観を見ることができ、また誰でも発言しやすい平等なテーマを作りやすいことが関係しています。

例題には下記のようなものが当てはまります。

  • 「働く」とは何か?その意味は?
  • 社会人に求められるスキルは?
  • やる気を保ち続けるにはどうするべきか?
  • どんなリーダーに仕事を任せたい?
  • リモートワークは良いか、悪いか?

課題解決型のテーマ

課題解決型のテーマも頻出です。

正解は無い分、結論を出さなければならないため、話し合いを効率よく行うことが求められます。

例題には下記のようなものが当てはまります。

  • ○○の売上向上策を考えなさい
  • 交通渋滞を解決する手段は?
  • デジタルデバイドの解決方法は?
  • 環境問題への向き合い方はどうすべきか?

発想力を試すテーマ

アイデア力を試されるテーマもあります。

もちろん、斬新でユニークなアイデアを出すことが求められますが、自分の意見だけが評価されるのではなく「グループでどれだけ面白いアイデアを出せるか」が重要なので、協調性も大切にしましょう。

例題には下記のようなものが当てはまります。

  • 幸せを作るにはどうするべき?
  • あなたが面接をするならどんな基準を設ける?
  • ○○業界で新たなビジネスをするなら、どんなサービスを作る?

時事問題を取り扱うテーマ

社会問題やニュースを元としたテーマも多く出題されます。

社会に対する考え方などを確認し、企業と近い価値観を持っているかを確認している場合が多いです。

例題には下記のようなものが当てはまります。

  • AIの開発が進む社会の良さと悪さは何か?
  • 日本の英語教育はどうするべきか?
  • 少子高齢化社会の改善策は?
  • 晩婚化は問題か?
  • 幼いころから子供にスマホを持たせるべきか?

まとめ

グループのなかで自分能力を発揮し、しっかりと人事にも見てもらわなければいけないと思うとプレッシャーを感じてしまうものです。

苦手と感じている人は多いので、自分はなぜ嫌だと感じるのかを把握しそこから対策を考えておきましょう。

グループディスカッションを苦手と感じる方には、経験不足な方も多くいます。

学校やアルバイト先、プライベートで司会者や書記を決めてディスカッションする機会などほとんどありません。

経験したことがないから未知でもあり、なんとなく怖いだから苦手というのもあります。

苦手を克服するためには、緊張せず得意にしてしまう程練習するのもおすすめです。

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