【ベンチャータイプ別】ベンチャーの組織ってどんなのがあるの?それぞれの特徴は?

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【ベンチャータイプ別】はじめに

ベンチャー企業は、企業の規模にかかわらず、独自のアイデアや技術をもとに、新しいビジネスを展開する企業のことです。

近年、働き方改革の影響もあり、大手企業に就職や転職をするよりもベンチャー企業や中小企業を選択する方が増えつつあります。

会社の規模としては小規模から中規模であることが多く、企業の成長とともに個人も成長できる点や早い段階で重要な仕事を任せてもらえることから、大企業では実施しにくい経験をすることができます。

【ベンチャータイプ別】ベンチャーの4つのタイプ

ベンチャー企業を就職する方は、仕事を通じて成長したい、仕事を全力で楽しみたい、自分で何かを生み出したい、好きなことに挑戦したい方が多いでしょう。

就活や転職をする時に、企業理念や事業内容などを確認し、企業を決める方も多く、ご自身の理想とあっていることが大切になります。

さらに、企業組織におけるメンバーの会社にいたい理由、新規メンバーの採用基準、メンバーの管理や運営体制などで4つのタイプ(スター型、エンジニア型、官僚型、独裁型)に分類するされます。

企業に入社した後、ご自身の働き方と企業の働き方が同じであることも企業選びにおいて重要なファクターになるでしょう。

今回はベンチャー企業の4つのタイプをご紹介します。

スター型

1つ目はスター型です。

スター型とは、何か一つことに秀でている能力がある方を採用し、最高の待遇を用意するタイプです。

必要なリソース(パソコンなど)を用意し、仕事における裁量は自由というスタイルが多いでしょう。

システム開発やウェブデザインなど、会社のイメージに沿った内容で自ら期限を切り、計画を立て、仕事を進める方が多く在籍しています。

今まで蓄積したノウハウをもとに仕事への切り口を考え、成果物で評価されるのを好む方にはおすすめです。

ただ、事業が軌道に乗りだしたら転職をする方が多く、離職率も高めです。

エンジニアの方は優遇される傾向が強いため、システムエンジニアの方はご自身の能力を発揮しやすい環境となるでしょう。

外資系の企業に多く、今まで経験や身につけた知識を存分に発揮し、次のステージに挑戦したい方には向いています。

エンジニア型

2つ目はエンジニア型です。

エンジニア型とは、プロジェクト遂行を第一に考えるタイプです。

そのため、プロジェクトを達成するためには、自分が不得意なことであっても勉強し知識を身につけ、会社の役に立ちたいという思いが強い方に向いています。

新しいことに挑戦し、壁や障害を乗り越えることが好きな方におすすめです。

会社によりさまざまなプロジェクトが存在するため、1から2年間はご自身のやりたい仕事ができますが、3年目からはまったく別の仕事をする可能性が出てくるでしょう。

その時に、ご自身が将来やりたいことや身につけたいことにつながる用に解釈し、仕事をする必要が出てきます。

ベンチャー企業は起業して間もない企業が多いので、一人の方が多方面にわたり仕事をすることが一般的でしょう。

ご自身の経験値を上げ、将来的に向けて幅広い知識や経験を積みたい方、就活生にも向いている企業になります。

官僚型

3つ目は官僚型です。

官僚型とは、仕事の内容を詳しく記載した文章を作成し、その内容に従事して仕事を遂行するタイプです。

仕事内容はマニュアル化されていることが多いため、ミスなく確実に仕事をすることが求められる分、自由度は少なくなります。

そのため、企業の方針ややり方が合わない方も一定数存在します。

パソコン(Excel、Word、PowerPoint)のスキルやタイピングなど、将来的に必要な基礎スキルを身につけることができるでしょう。

そのほかにも基礎から教えてもらえることが多く、仕事を通じてさまざまなスキルを習得可能です。

その反面、仕事に慣れてくるとルーティンワーク化することも多くなります。

新しいことにチャレンジしたいというよりは、確実にスキルを身につけたい方におすすめです。

独裁型

最後は独裁型です。

独裁型とは、リーダー(社長や部長)が周囲に明確な指示を出すタイプや独自に判断するタイプです。

社員の方は、言われた仕事内容を坦々とこなす業務になるので、考えることが苦手で単純作業が好きな方におすすめします。

ただ、不明な点やわからないことがあっても独自の判断で変更できないので、やりがいなどは低いかもしれません。

官僚型と同様に、新しいことにチャレンジしたい方にとっては向いていないかもしれません。

企業が大きくなってきた時やリーダーだけで手が回らなくなってきた時に頼られる可能性があります。

リーダーが判断するための報連相など、社会人にとって最低限のスキルは身につけられます。

ベンチャーというよりも、大手企業に近いタイプとなります。

【ベンチャータイプ別】どのタイプが良いの?

ベンチャーのタイプを4つご紹介しましたが、どのタイプでも仕事を通じて得られるものはたくさんあります。

ご自身が将来のために、就職や転職した先で何を身につけたいかによって異なります。

社会人になったばかりであれば、基礎的な技術や社会人マナーをまずは身につける必要があるため、エンジニア型、官僚型、独裁型がおすすめです。

また、ある程度社会人経験があり、習得したスキルを活かしたい方は、スター型の企業を選択し、どこまでできるかチャレンジするのが楽しいと感じる方も多いでしょう。

企業によって異なる

ベンチャー企業の多くは、成長段階、発展途上の段階にであることが多く、変化が著しく起こります。

そのため、経営が軌道に乗るまでは予想だにしないさまざまなことが起こる可能性もあります。

また、福利厚生が整っていないなど、経営者の個性により企業文化なども独自的になる傾向です。

そのため、ベンチャー企業に就職や転職を検討している方は、転職サイトなどをうまく利用し、現状の企業体制をしっかりと把握する必要があります。

企業によっては、エンジニア型と官僚型が混ざっている場合もあるため、入社する前にご自身の仕事内容と企業体制の特徴を把握できると、入社後もスムーズに業務に着手できるでしょう。

気になる点は事前に調べ、面接などで質問することで企業への意欲も伝わり、ご自身の問題も解決にもつながります。

理想の形を持つことが重要

ベンチャー企業で働くことで最も重要なことは、自分の理想の働き方を持つことです。

ベンチャー業界を目指す方の多くは、新しいことにチャレンジしたい、仕事の幅を広げたい、将来独立や起業したいといった願望を持っている方が多く、野心家です。

その願望を叶えるために、どんな経験を積みたいかを明確にすることでベンチャー業界で習得できる内容も変わってくるでしょう。

また、ベンチャーでは経営者や役員との距離も近いので、自分の提案や疑問も経営者に直接聞ける機会が多くなります。

自分で考え行動し、新しいことにチャレンジすることが好きな方にとって、ベンチャー企業での経験は将来の財産になり役立ちます。

まずは、ご自身が将来どんな社会人になり、どんな仕事をしたいかを決め、逆算的な発想で選択肢の一つとしてベンチャー企業を選ぶことがおすすめです。

【ベンチャータイプ別】まとめ

ベンチャー企業といっても、企業の状態やご自身のやりたい仕事や業務内容によっても大きく変わってきます。

メリットもあればデメリットもありますが、ご自身の将来から逆算したキャリアアップを実現するために、ベンチャー企業で新しいことにチャレンジすることも良いかもしれません。

ベンチャー企業を経験することで、必ずご自身の将来に良い経験となるはずです。

ご自身にあった企業や働き方を見つけ、さまざまな知識を身につけましょう。



 

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