【例文8選】800字のガクチカの書き方は?文字数調整のコツや注意点を解説!

【例文8選】800字のガクチカの書き方は?文字数調整のコツや注意点を解説!

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この記事を読んでわかること
  • 800字のガクチカを出す企業のねらい
  • 企業はガクチカで何を見ているか
  • 文字数調整のコツ
  • 800字のガクチカを書く際の注意点
この記事をおすすめしたい人
  • 初めてガクチカを作る人
  • ガクチカ作成中の人
  • 800字のガクチカを作る予定の人
  • 例文を見て概要を把握したい人

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ガクチカ作成ツール

はじめに

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ガクチカとは、就職活動で聞かれる「学生時代に頑張ったこと」の略称です。

面接や履歴書では、志望動機と並んで必ずといっていいほど聞かれる定番の質問であり、面接官がもっとも重要視する項目でもあります。

アルバイトや部活・留学・ゼミ・研究室の活動などをあげる学生が多く見受けられます。

ガクチカの字数制限は400字のケースをもっとも多く見受けられますが、800字というケースも年々増えてきました。

800字という規模でうまくまとめ、採用担当者に好印象を残すコツについてお伝えします。

【26卒必見】ガクチカ作成ツールでESを効率的に作成しよう

ベンチャー就活ナビガクチカAI作成ツール

ガクチカを1から作り上げるのは、なかなか難しいですよね。

そこでおすすめするのが、ベンチャー就活ナビが提供する、無料AIガクチカ作成ツールです。

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質問に答えていくだけで、簡単にガクチカを作成することができます。

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【800字のガクチカ】800字のガクチカを出す企業のねらいとは

企業はなぜ、ガクチカに800字という多い文字数を設定するのでしょうか。

一般的な字数である400字より大幅に多い文字数を設定することで、取り組みの中にあらわれる学生の人間性を、よりしっかり見ようとしているのです。

まず、字数が多いことでエピソードの細かい描写が多くなります。

そこからより具体的に、応募者の人となりがわかるようになります。

そして、自らの体験を長きにわたる中で、応募者の人物像と自社の求める人物像が適合しているかも明確になるのです。

さらに、業務への適性があるかどうかも、物事の取り組み方や考え方からくみ取れるでしょう。

また、800字という文字数の中で不要な表現もなく、言いたいことをまとめられるかの文章構成力も採用判断の材料になっているのです。

【800字のガクチカ】企業はガクチカで何を見ているか

企業がガクチカを求めるのは、応募者の人物像や価値観、スキルを知るためです。

自己PRと似ていますが、ガクチカでは特に経験のプロセスや考え方に焦点が当てられます。

そのため、単に成果を伝えるだけでなく、どのような動機で行動し、どのように工夫したのかを明確にすることが重要です。

また、入社後の活躍をイメージしやすいような内容であることも求められます。

このように、企業がガクチカを通して何を見ているのかを理解し、適切なアピールにつなげましょう。

応募者の人柄

企業がガクチカで最も注目するのは、応募者の人柄です。

どのような考え方や価値観を持ち、どんな行動をとる人なのかを知ることで、企業文化との相性を判断します。

例えば、チームワークを重視する企業であれば、周囲との協力やリーダーシップのエピソードが評価されやすいです。

逆に、自主性を重んじる企業では、自分で考え行動した経験が重要視されるでしょう。

自分の強みを理解し、企業に合った人柄を伝えられるよう意識しましょう。

企業とのマッチ度

企業は、応募者が自社の価値観と合致するかを確認します。

ガクチカのエピソードを通して、会社の環境や業務に適応できるか、強みが活かせるかを見極めています。

例えば、変化の激しい業界では、挑戦を恐れず成長を求める姿勢が評価されることが多いです。

また、細やかな作業が求められる仕事では、粘り強く取り組んだ経験が評価につながります。

自分の経験を振り返り、企業の求める人物像と一致する点を強調しましょう。

モチベーションの源泉

ガクチカには、自発的に取り組んだ経験を選ぶため、応募者のモチベーションの源泉が明確に表れます。

企業は、どのような状況でやる気が出るのか、どんな環境で力を発揮できるのかを知ろうとしています。

例えば、「困難な状況でこそ燃える」「誰かの役に立つことに喜びを感じる」など、人それぞれ異なります。

企業の業務や方針と一致しているほど、評価は高まります。

モチベーションがどこから生まれるのかを具体的に示すことで、企業に響くガクチカを作成しましょう。

問題解決能力

企業は、ガクチカを通じて問題解決能力を測ります。

どんな課題に直面し、どのように考え、どんな行動をとったのかが評価のポイントです。

ただ成功体験を語るのではなく、どんな壁があったのか、どのように乗り越えたのかを具体的に記述することが重要です。

また、工夫した点や学んだことを加えると、より説得力のある内容になります。

仕事ではさまざまな問題が発生するため、柔軟な対応力を示せると好印象につながります。

分かりやすく伝える力

ガクチカは、自分の魅力を企業に伝える場です。

そのため、論理的かつ簡潔にまとめる力が求められます。

読み手に伝わりやすい構成になっているか、余計な情報を入れすぎていないかを確認しましょう。

また、数字や具体例を用いると、エピソードがより鮮明に伝わります。

ビジネスシーンでは、相手に分かりやすく説明する力が不可欠です。

そのため、ガクチカの作成を通じて、伝える力を意識することが大切です。

【800字のガクチカ】800字のガクチカの文章構成

800字の文章は原稿用紙二枚分となり、比較的長めの文章だと言えます。

長い文章を書く際に大切なのは文章構成を意識することです。

情報量が多い分、伝えたいことが多くなりがちで、いまいち何を最も伝えたいのか、文章の核が見えづらくなってしまいがちです。

伝わりやすい文章を作るためにも、文章構成をおさらいしましょう。

1.結論

まずは結論から始めます。

「学生時代に力を入れたことは?」という質問に対する答えであるため、何に取り組んだのかを頭で伝えましょう。

結論ファーストで伝えることによって何が主題なのか、何を伝えたいのかを一番初めに相手に伝えることができるため、そのあとに続ける説明も分かりやすくなります。

2.理由・動機

結論として何に取り組んだのかを述べた後は、その取り組みにどうして取り組んだのかを述べましょう。

どのような背景があって取り組むことになったのか、また動機としてどんな心情があったのかなど具体的な表現で書くことが良いです。

この部分がはっきり述べられていないと、「なんとなく取り組んだ」という印象を持たれてしまい、評価は下がります。

好印象につなげるためにも、取り組みに対する理由・動機を明確に表現しましょう。

3.困難・目標

次にその取り組みの中でぶつかった困難や立てていた目標を述べましょう。

どのような困難にあたったのかやどのような目標を掲げていたのか、数字などを用いて相手がイメージできるように表現しましょう。

ガクチカは基本的に、困難や目標が明確にある取り組みを選びます。

それは企業がガクチカを通して知りたいことに対応するためであり、ただ努力したという内容のみを伝えることは避けましょう。

4.3に対する取り組み

困難や目標を述べたうえで、それに対してどのようなアクションを起こしたのかを伝えます。

この部分は企業がガクチカを聞くうえで注目している内容の一つです。

実際に困難や目標に対してどのような姿勢を見せるかは、入社後の活躍のイメージができるかどうかへの評価につながります。

当時の自分を思い返しながら、どのようなアクションを起こしたのかをわかりやすく伝えましょう。

5.結果

4で述べたアクションの結果を述べます。

困難を乗り越えたのか、目標を達成できたのか、仮にできていなかったとしてもどのような変化をもたらしたのかを伝えましょう。

結果を伝える際には、規模間をイメージしやすいように数字を用いることをお勧めします。

3~5の項目はつながりを持っているので、話が飛ばないように意識することも大切です。

6.経験を通した学び・今後への活かし方

最後にガクチカとして挙げた取り組みから、学んだことや今後へどのように活かそうと考えているのかを述べましょう。

まとめとして得たこと・今後への活かしを述べることで、まとまりがよくなり印象も上がりやすくなります。

今後への活かし方を述べる際には、志望している企業でできることを述べるようにしましょう。

【800字のガクチカ】800字のガクチカを書く際のコツ

企業はガクチカから学生の人間性を読み取り、それに具体性をもたせるために、標準より多い800字の文字数を設定しているとわかりました。

ガクチカを書くうえで注意すべき点はいくつかあります。

そこでもっとも大切なのは、企業の求める人物像や社風とのミスマッチがないかどうかです。

どんなに優れた人材でも、自社に合っていなければ能力を発揮できず、早期離職につながるリスクがあります。

数ある企業の中でも、ベンチャー企業の採用試験で高評価が得られるガクチカを書くためのコツをお伝えします。

多めに書いてあとから削る

800字ちょうどを目指して書くのではなく、800字を超える文字数のエピソードを書き、あとから削っていきましょう。

800字のように字数の多いガクチカになると、字数を満たすのに精いっぱいで、内容が薄くなりがちです。

無理やり引き延ばした文章というのは、プロが見れば一目瞭然であり、それだけで印象が悪くなります。

それを防ぐには、2割くらい多めに書いて、あとから削っていくやり方がおすすめです。

たとえば、文字数にとらわれず、構成に必要なエピソードや要素を詰め込み、順序立てて書き出します。

エピソードができあがったところで、採用担当者の立場になり、状況や背景を読み取るうえで不要な要素は何かを考えましょう。

必要のない形容詞や修飾語を中心に省いていき、文章の無駄を削ぎ落としていきます。

字数の増やし方

多めに書くといっても、1,000字近い文字数でガクチカを書き出すのは、多くの学生にとって至難の業でしょう。

字数を増やすべきポイントは、価値観や人柄が伝わる場所をふくらませることです。

企業はガクチカから、物事に取り組む際のプロセスを聞き取ろうとしているので、そこを重点的に説明するのです。

たとえば取り組みの動機や施策を行う際の工夫、なぜその施策を選んだかなど、応募者が物事に取り組む際の姿勢がよりわかるように深掘りすると、聞き手の印象に残るエピソードとなります。

また、深掘りしたエピソードに「そのときに自分の無力さを痛感し、努力が必要と感じました」など感情を付け加えると、より人となりがわかる厚みのあるガクチカとなります。

字数の削り方

字数を削るポイントは、言葉の使い方や表現方法を工夫することです。

たとえば語尾が「です・ます」で統一されているのであれば、すべて「だ・である」に置き換えるだけでも、字数を削減できます。

また「さっそく」を「早速」、「気をつけました」を「留意した」、「することができる」を「~られる」など、平仮名の表現を漢字に置き換えたり、幼稚な表現は言い換えたりします。

そうすると、字数が減るだけでなく、文章がより洗練された印象になるでしょう。

また、「グループ」を「班」、「コミュニケーション」を「交流」など、カタカナ語を漢字に置き換えるのも有効な手段です。

そして最後に客観的な視線で文章全体の流れを見て、なくても主旨が伝わる、不要な文章があれば、思い切って文章ごと削るのも1つの方法です。

【ガクチカ面接対策】面接で好印象を得るために対策をしよう!

選考の面接において、「ガクチカ」は頻出質問であり、

ここで好印象を得られるかどうかが通過率を動かすキーポイントと言えます。

ESのガクチカをただ読むのではなく、面接用にガクチカを作りましょう!

またこのツールでは深掘り質問への対策もできるため、

面接力を大きく向上させることができます。

ツールで作成した面接用のガクチカ

私が学生時代に力を入れたのは飲食店でのアルバイトです。

働く店舗は売上の伸び悩みを問題としていたという理由で自分にできる売上向上施策をするという目標を掲げ、取り組みました。

飲食店でのアルバイトに取り組む中で、中々売上が向上せず、プレシャーのみが積み重なってしまうという困難にぶつかりました。

それに対して、先輩や上司に積極的に相談をするという行動を取ることでアドバイスをもとに施策を考え、売上を1.5倍に伸ばすという結果につながりました。

この経験を通して周囲とコミュニケーションを取ることと積極的に動くことの大切さということを学び、貴社に入社後は経験で得たことを活かして活躍していきたいと考えています。

【800字のガクチカ】800字のガクチカを書く際の注意点

800字のガクチカを書く際のコツについて、文字数を稼ぐ・削る・両方の視点から説明しました。

しかし、字数をコントロールさえすれば、好印象を残すガクチカが作れるわけではありません。

一生懸命に作成したエピソードも、肝心なポイントをつかめていなければ常識がない、相手の立場で物事を考えられない人間だと判断されてしまいます。

ベンチャー企業の採用活動に臨む際、注意すべきポイントを3つピックアップしましたのでご覧ください。

結論ファーストを心がける

先ほど文章構成の部分でも述べましたが、「結論ファースト」は必ず意識するべきポイントとなります。

特に800字のガクチカとなると情報量が増え、内容が伝わりにくい文章になりやすいです。

そのため最も伝えたい結論をはじめに持ってくることで、そのあとの内容も理解しやすくなり、論理的な文章構成でガクチカを作成することができます。

字数はぎりぎりまで埋める

字数は、ぎりぎりまで埋めてください。

大幅にも字数があまっていると、やっつけ仕事のような印象を与え、熱意が欠けているように受け取られかねません。

最低でも指定文字数の8割、できたら9割以上が理想的です。

企業によっては、8割でも「志望理由を感じない」とマイナス評価を下されるケースもあるため、可能な限り9割以上を目指しましょう。

800字の字数制限だと、720字以上が最適な文字数といえます。

もちろん「やる気を見せよう、文章が多い分にはいいだろう」と指定文字数をオーバーするのも厳禁です。

指定されたルールを守れず自己アピールに躍起になる人は、社会人としての常識に欠けるため、評価のラインにも並べません。

少なすぎず多すぎずのバランスを意識しましょう。

一文を長くしない

一文が長くならないように注意しましょう。

字数を稼ごうとすると、一文が長くなりがちになります。

しかし、人が一度に記憶できる単語数は7~9個といわれているため、文章が長くなると、相手が内容を理解できなくなってしまいます。

ついつい読点が多くなってしまうので、一文が簡潔な文章を意識しましょう。

読み手がわかりやすい文章にするためには、構成に沿って書くことが大切です。

先ほども述べた(1)結論→(2)動機→(3)目標や課題→ (4) 取り組み→(5)結果→(6)学びの順に書くと良いでしょう。

先に結論を述べ、これから話す内容を明確にすることで、読み手の関心をひきつけ「結局何が言いたいのだかわからない」文章になることを回避します。

特に800字という字数制限の場合は、その後の (2) ~ (4) の取り組みに至った動機や背景、そして取り組みの部分に字数を割いて書くと、行動や結果だけでなく思考の過程も明確になります。

そうすれば、採用担当者に仕事に向き合う姿勢や、求める人物像にマッチしていることをアピールできます。

実際に面接官に質問で深掘りされるのも、動機や目標、取り組みの部分であることが非常に多いのです。

自分を知らない人間に自分を売り込むためのガクチカです。

与えられた字数を有効活用できるように、構成に沿って、自分の人となりを最大限にアピールしてください。

【800字のガクチカ】800字のガクチカを面接で話す際の注意

ESだけでなく、面接でもガクチカは頻出質問としてよく聞かれる項目です。

3分ほどで話すとなると800字以上のガクチカになります。

面接においても意識することはまず「結論ファースト」です。

口頭で話すからこそ、伝えたい情報は一番最初に持ってくることで伝わりやすくなります。

また長い文章は抑揚を意識しましょう。

一定のテンポで長く話してしまうと、好印象にはつながりにくく、表現の工夫を取り入れることで面接の通過率が向上します。

【800字のガクチカ】ガクチカによく使われるテーマと例文

ガクチカを書く際に、どのエピソードを選ぶか迷うことが多いかもしれません。

企業にアピールしやすいテーマを知っておくことで、効果的なエピソードを選びやすくなります。

特に、リーダーシップや協調性、問題解決力を示せる経験は評価されやすいです。

ここでは、ガクチカに使われることが多いテーマと、それを活用した例文を紹介します。

自分の経験と照らし合わせながら、どのテーマが最適かを考えてみましょう。

部活動

部活動は、チームワークやリーダーシップをアピールできるテーマの一つです。

特に、キャプテンや副キャプテンの経験があれば、組織をまとめる力を伝えることができます。

また、補欠からレギュラーになった経験や、チームの課題を解決するために努力したエピソードも説得力があります。

ガクチカでは、自分が果たした役割を明確にし、どのような工夫や努力をしたのかを具体的に説明することが重要です。

単なる結果報告ではなく、過程を重視して書くことで、行動力や問題解決能力を効果的に伝えることができます。

チームにどのような貢献をしたのかを意識しながら、エピソードを整理してみましょう。

例文: 部活動

例文

私は学生時代、野球部のキャプテンとして弱小であった部を、1部昇格に導くことに尽力いたしました。

大学3年生のときに指名され、キャプテンを務めることになったのです。

しかし、私がキャプテンになってからは、思うようにいかないことばかりでした。

既存のメンバーをうまくまとめることも、新入生の指導も思うようにできず、そのまま挑んだ最初の試合では格下であったチームに負けてしまったのです。

そのとき私は悔しさと、信頼してキャプテンの引導を渡してくれた先輩や、チームのメンバーに申し訳ないという気持ちでいっぱいになりました。

負けた原因は何か、どうするべきかを書き出すうちに、メンバー間のコミュニケーションが足りていないことに気がついたのです。

そして、パンデミックでコミュニケーションが取りづらいため、オンラインでミーティングを開く機会を設けました。

先輩がいると率直な意見を言いづらいと判断し、1年生から学年ごとに機会を分けてオンラインミーティングを開催したところ、キャプテンの視点では見えない不満や意見を受け取れました。

そして、同級生からは、自分のキャプテンとして不足しているのは積極性だと指摘され、今までの自信のない態度を改めるきっかけとなったのです。

そのあと、全体でのミーティングを開催し、学年ごとの意見をまとめ、問題点を提示しそれに対しての意見交換を行いました。

そして、その意見を監督に伝えメンバーの意見を取り入れたトレーニング体制に組み替えたのです。

その結果、先輩後輩間の風通しが良くなり、不満が解消されたせいか皆のモチベーションも上がり、自主練習をするメンバーも増えました。

そして、この春には誰もが無理だと思っていた1部に昇格できたのです。

私はこの経験から、リーダーには物事や問題解決に意欲的に取り組む積極性と、メンバー一人ひとりと向き合い、マネジメントするコミュニケーション力が大切であることを学びました。

アルバイト経験

アルバイト経験は、社会性や責任感を伝えるのに適したテーマです。

企業は、応募者がどのように仕事に取り組み、どんな成果を出したのかを評価します。

特に、新人指導を担当した経験や、売上向上に貢献したエピソードは、主体性やリーダーシップを示すのに効果的です。

ガクチカを書く際は、単なる業務の説明ではなく、課題に直面した際にどのように対応したのかを詳しく伝えることが重要です。

例えば、「接客スキルを向上させるために工夫した点」「業務効率を改善するための取り組み」などを具体的に記述しましょう。

また、売上や顧客満足度の向上など、数値で示せる成果があると、より説得力が増します。

例文: アルバイト

例文

私は大学3年間、ファミリーレストランでホールスタッフとして働きました。

この仕事を選んだ理由は、接客スキルを磨き、社会人としての基礎力を身につけるためです。

当初は、注文ミスやお客様対応でうまくいかないことが多く、自信をなくすこともありました。

しかし、このままでは成長できないと考え、改善策を模索することにしました。

まず、接客時のコミュニケーションを円滑にするために、積極的にお客様の目を見て話すことを意識しました。

また、先輩の接客を観察し、丁寧な言葉遣いやスムーズな対応を学びました。

その結果、常連のお客様に「君の接客は安心できる」と声をかけていただくことが増えました。

しかし、ランチタイムの混雑時には、注文ミスや料理提供の遅延が発生する課題がありました。

私はこの状況を改善するため、注文オペレーションの見直しを提案しました。

具体的には、注文票の記入ルールを統一し、キッチンとの連携をスムーズにする工夫をしました。

この取り組みにより、提供時間が約20%短縮され、クレームも減少しました。

また、新人スタッフの指導にも携わりました。

特に、接客の基本動作やミスを防ぐコツを共有することで、新人の定着率が向上しました。

後輩から「〇〇さんの教え方が分かりやすい」と言われたことは、大きな達成感につながりました。

さらに、業務の効率化を図るために、シフト管理の見直しも行いました。

混雑時間帯に必要なスタッフ数を予測し、適切なシフト調整を提案しました。

この改善により、ピーク時の負担が分散され、スタッフの働きやすさも向上しました。

また、スタッフ同士の連携も強化され、よりスムーズに業務を進めることができるようになりました。

この経験を通じて、課題を発見し、改善策を考え、実行に移す力を養いました。

また、チームワークの重要性を実感し、周囲と協力しながら成果を上げることの大切さを学びました。

アルバイトを通じて身につけた問題解決力やチームマネジメントの経験を活かし、貴社に貢献していきたいと考えています。

ゼミ・研究活動

ゼミや研究活動は、論理的思考力や課題解決能力をアピールするのに適したテーマです。

企業は、応募者がどのようなプロセスで課題に向き合い、どのような成果を出したのかを知りたがっています。

特に、困難な研究課題に直面し、試行錯誤を重ねながら解決に導いたエピソードは評価されやすいです。

ガクチカを書く際は、研究テーマだけでなく、どのような工夫をしたのか、どのような学びがあったのかを詳しく伝えることが大切です。

また、学会発表や論文執筆などの実績があれば、それをアピールすることで、努力の成果を明確に示すことができます。

論理的な構成を意識しながら、企業に伝わりやすい文章を心掛けましょう。

例文: ゼミ

例文

私は経営学ゼミに所属し、企業のマーケティング戦略について研究しました。

特に、地方の小売店がどのようにブランド価値を高めるかをテーマにしました。

ゼミでは、企業へのヒアリングや市場調査を行い、実践的なマーケティング戦略の立案を行いました。

研究を進める中で、私はデータ分析を担当しました。

消費者の購買傾向を把握するため、商店街でアンケートを実施しましたが、当初は十分な回答数が得られませんでした。

そこで、SNSを活用した調査方法を提案し、より多くの消費者の意見を集めることにしました。

この施策により、回答数が従来の1.5倍に増え、より精度の高いデータを得ることができました。

さらに、収集したデータを基に、企業へのマーケティング施策の提案を作成しました。

具体的には、SNS広告を活用したプロモーションや、地域イベントとの連携を推奨しました。

この提案が企業に採用され、実際に販売促進活動の一環として導入されました。

プレゼンテーションでは、データを視覚的に分かりやすく整理し、相手に伝わるよう工夫しました。

その際、ただデータを羅列するのではなく、消費者の購買行動の変化をストーリーとして伝えるよう意識しました。

この工夫が奏功し、企業側から「分かりやすい説明だった」と高評価をいただくことができました。

さらに、研究の過程ではチームでの協力が欠かせませんでした。

メンバーと意見を交換しながら進めることで、多角的な視点を取り入れることができました。

ときには意見の対立もありましたが、論理的に説明し合うことで、より良いアイデアに結びつけることができました。

ゼミ活動を通じて、データを基に仮説を立て、実践的な提案につなげる力を養いました。

また、企業と関わる中で、ビジネスの現場で求められるスキルを学ぶことができました。

この経験を活かし、貴社においてもデータ分析や課題解決に貢献したいと考えています。

例文: 研究活動

例文

私は大学で情報工学を専攻し、AI技術を活用した画像認識システムの研究を行いました。

この研究の目的は、人工知能を用いて画像データを自動解析し、識別精度を向上させることでした。

研究を始めた当初、プログラムの精度が思うように向上せず、試行錯誤の連続でした。

特に、誤認識率が高く、実用レベルには程遠い状態でした。

そこで、アルゴリズムの改良に取り組み、新しい学習モデルを導入することにしました。

また、データセットの拡充にも力を入れ、精度向上のために工夫を重ねました。

研究を進める中で、学会での発表機会を得ました。

発表に向けて、専門的な内容を分かりやすく伝えるために、プレゼン資料の作成に注力しました。

その結果、聴講者から「分かりやすい説明だった」と評価され、貴重なフィードバックを得ることができました。

さらに、共同研究として他の研究室とのプロジェクトにも参加しました。

異なる専門分野の研究者と意見交換することで、自分の研究に新たな視点を取り入れることができました。

この経験を通じて、柔軟な発想と協調性の重要性を実感しました。

また、研究を進める中で、問題解決能力と計画力の大切さを実感しました。

実験の進捗が思うように進まないこともありましたが、そのたびにデータを分析し、改善策を考えました。

特に、結果が出ないときは、一度研究の方向性を見直し、別のアプローチを試みる柔軟性を身につけました。

さらに、研究成果を論文化する過程では、限られた文字数の中で伝えたい情報を明確に整理する力が求められました。

論理的な構成を意識しながら、研究の背景・目的・方法・結果を簡潔にまとめるスキルを磨くことができました。

この研究を通じて、問題解決能力や論理的思考力を養うことができました。

また、新しい技術に挑戦し続ける姿勢の重要性を実感しました。

今後もこの経験を活かし、貴社の技術開発に貢献していきたいと考えています。

留学

留学は、国際的な視点や適応力をアピールするのに適したテーマです。

企業は、応募者が異文化の中でどのように適応し、どのような経験を積んだのかを評価します。

特に、語学力の向上だけでなく、現地の人々と積極的に交流し、新しい価値観を学んだエピソードがあると効果的です。

ガクチカを書く際は、「どんな目的で留学したのか」「どのような困難に直面し、どう乗り越えたのか」を明確にすることが重要です。

また、授業やプロジェクトに積極的に参加した経験があれば、それを強調することで主体性を伝えられます。

単なる留学経験の紹介に終わらないよう、具体的なエピソードを交えて説得力のある内容に仕上げましょう。

例文: 留学

例文

私は大学2年次に、オーストラリアへ1年間の交換留学を経験しました。

この留学の目的は、語学力の向上だけでなく、異文化理解を深めることでした。

日本では得られない経験を積み、多様な価値観に触れることで、自分の視野を広げたいと考えていました。

現地では、英語の授業を受けるだけでなく、積極的に現地の学生と交流することを心掛けました。

特に、ディスカッション形式の授業では、最初は自分の意見を述べることに戸惑いがありました。

しかし、授業外でも友人と会話の練習を重ね、少しずつ自信をつけていきました。

その結果、最終的にはグループ発表のリーダーを任され、チームをまとめながら発表を成功させることができました。

また、留学中にボランティア活動にも参加しました。

現地の子どもたちに日本語や日本文化を教えるプログラムに携わり、言語を超えたコミュニケーションの難しさと重要性を学びました。

最初は、文化の違いからうまく伝わらないこともありましたが、ジェスチャーや具体例を交えて説明することで、理解を深めてもらうことができました。

この経験を通じて、伝える力や相手の立場を考える力を養うことができました。

さらに、留学中に異文化適応の難しさも実感しました。

現地の習慣や価値観の違いに戸惑うこともありましたが、自ら積極的に行動し、相手の考えを理解しようと努めました。

その結果、多様なバックグラウンドを持つ友人と深く関わることができ、異文化に対する適応力と柔軟性を身につけることができました。

また、海外で生活する中で、主体的に動くことの大切さを学びました。

困ったことがあった際には、自分で情報を調べ、現地の人に助言を求めながら解決していきました。

この経験は、問題が発生した際に冷静に対処し、柔軟に対応する力を育む機会となりました。

貴社でも、新しい環境での適応力を活かし、多様な価値観を尊重しながら仕事に取り組んでいきたいと考えています。

ボランティア活動

ボランティア活動は、社会貢献意識や協調性をアピールできるテーマの一つです。

企業は、応募者がどのような目的で活動に参加し、どのような成果を得たのかを知りたがっています。

特に、長期間にわたって継続的に関わった活動は、責任感や粘り強さを示すのに適しています。

ガクチカを書く際は、「なぜその活動に参加しようと思ったのか」「どのような役割を担い、何を学んだのか」を明確にすることが重要です。

また、チームで協力してプロジェクトを進めた経験があれば、それを強調することで、協調性や主体性を伝えることができます。

単なる体験談に終わらせず、自分の成長につながったポイントを具体的に述べることを意識しましょう。

例文: ボランティア活動

例文

私は大学で、地域の福祉施設でのボランティア活動に継続的に取り組みました。

活動の目的は、高齢者の方々との交流を通じて、社会貢献を実感しながら、コミュニケーション能力を向上させることでした。

このボランティアを始めたきっかけは、大学の掲示板で募集を見かけたことです。

最初は簡単な会話やレクリエーションの補助を担当しましたが、徐々に高齢者の方々と深く関わるようになりました。

特に、日常生活での悩みや昔の思い出を語る時間は、とても貴重な経験となりました。

活動を続ける中で、施設内でのイベントの企画を担当する機会がありました。

私は、季節ごとの行事を取り入れたプログラムを考案し、他のボランティアメンバーと協力して実施しました。

特に、地域の小学生と高齢者が交流できるイベントを企画し、世代を超えたつながりを生むことができました。

このイベントは参加者からも好評で、「楽しい時間を過ごせた」という声をいただき、大きな達成感を感じました。

また、ボランティア活動を通じて、相手の立場を考えながら行動することの大切さを学びました。

話を聞くことの重要性を実感し、相手の気持ちに寄り添う姿勢を意識するようになりました。

その結果、より円滑なコミュニケーションができるようになり、関係構築のスキルが向上しました。

さらに、施設の運営に関する課題にも気づくようになりました。

高齢者が参加しやすいよう、イベントの開催時間や内容を調整する工夫が必要だと考え、施設の方と相談しながら改善を行いました。

このように、主体的に課題を見つけ、解決に向けて行動する力も養われました。

また、異なる世代や価値観を持つ人々と関わる中で、相手の考えを尊重し、共感しながら関係を築くことの大切さを実感しました。

貴社においても、チームワークを大切にしながら、周囲と協力して成果を出せるよう努力していきたいと考えています。

資格取得

資格取得は、計画性や目標達成能力をアピールするのに適したテーマです。

企業は、応募者がどのように目標を設定し、それを達成するためにどのような努力をしたのかを評価します。

特に、独学で難関資格を取得した経験があれば、自己管理能力や継続力を示す強力な材料となります。

ガクチカを書く際は、「なぜその資格を取得しようと思ったのか」「どのような学習方法を工夫したのか」を具体的に述べることが重要です。

また、資格が業務に関連している場合は、「将来どのように活かしたいか」を加えると、企業にとって魅力的なアピールになります。

単なる資格取得の報告ではなく、その過程で得た学びや成長を伝えましょう。

例文: 資格取得

例文

私は大学在学中に、TOEIC900点を取得することを目標に掲げ、計画的に学習を進めました。

この資格を目指した理由は、将来のキャリアにおいて英語力が不可欠だと考えたからです。

当初はリスニングが苦手で、スコアが思うように伸びませんでした。

そこで、シャドーイングやディクテーションを取り入れ、耳を鍛えることに重点を置きました。

また、英字新聞や海外ニュースを毎日読むことで、語彙力の強化にも努めました。

さらに、独学だけでなく、英会話スクールにも通い、実践的な英語力を鍛えました。

最初は会話がスムーズにできず、相手の言っていることを理解するのに時間がかかりました。

しかし、積極的に話す機会を増やすことで、自信を持って英語を使えるようになりました。

最終的に、3回目の受験で900点を達成することができました。

この過程を通じて、目標を設定し、計画的に努力を継続することの重要性を学びました。

さらに、資格取得後も継続して学習を続け、実践的な英会話力の向上に努めています。

日常会話だけでなく、ビジネスシーンでの英語の使い方も学び、将来的には業務で活かせるレベルを目指しています。

加えて、英語を使ったプレゼンテーションの練習にも取り組み、伝える力の向上を図っています。

また、英語力を高めることが目的でしたが、勉強を進める中で、学習の計画を立て、継続して実行する力も養われました。

特に、学習スケジュールを細かく設定し、短期・中期の目標を立てることで、モチベーションを維持する工夫をしました。

この経験を通じて、タスク管理能力や計画性の重要性を強く実感しました。

さらに、資格取得は単なる知識の証明ではなく、努力と継続力を示すものだと考えています。

この学習経験を通じて、目標を達成するために必要な継続力や計画力を培うことができました。

貴社においても、計画的に物事を進め、目標に向かって粘り強く努力する姿勢を活かし、成果を上げられるよう貢献していきたいと考えています。

インターンシップ

インターンシップは、実務経験やチャレンジ精神をアピールするのに適したテーマです。

企業は、応募者がどのように仕事に取り組み、どのような成果を出したのかを重視します。

特に、業務改善の提案が採用された経験や、プロジェクトで成果を出したエピソードは、高評価につながります。

ガクチカを書く際は、「どのような業務を担当したのか」「どのような困難があり、どう対応したのか」を明確にすることが重要です。

また、初めての環境で学びながら適応した経験を強調することで、柔軟性や成長意欲を伝えることができます。

単なる経験談に終わらせず、具体的な成果を交えて説得力のある内容に仕上げましょう。

例文: インターンシップ

例文

私は大学3年次に、IT企業で2週間のインターンシップに参加しました。

このインターンに応募した理由は、実際の業務を経験し、ビジネスの現場で求められるスキルを学ぶためです。

特に、データ分析やマーケティングの実務を通じて、論理的思考力や課題解決能力を高めたいと考えていました。

インターン中は、マーケット分析を担当し、競合他社の動向を調査してレポートを作成する業務を任されました。

最初はどのようなデータを収集すればよいのか分からず、試行錯誤を繰り返しました。

しかし、先輩社員のアドバイスを受けながら、情報を整理し、的確な分析を行う方法を学びました。

その結果、レポートの精度が向上し、チームの意思決定に役立つ資料を作成できました。

また、最終日には、新規事業提案を行うプレゼンテーションがありました。

私たちのチームは、企業の強みを活かした新規サービスを考案し、マーケティング戦略を提案しました。

短期間での準備だったため、情報収集や資料作成を効率的に進める必要がありました。

私は競合分析を担当し、提案内容の説得力を高めるためにデータを活用しました。

プレゼンでは、論理的に説明し、伝わる発表を心掛けました。

この経験を通じて、チームでの協働の重要性を実感しました。

異なるバックグラウンドを持つメンバーと意見を交わしながら、一つの提案を形にするプロセスは刺激的でした。

また、限られた時間の中で成果を出すために、タスクを整理し、優先順位を考えながら進める力も鍛えられました。

さらに、ビジネスの現場では、論理的に考える力とともに、柔軟な発想が求められることを学びました。

計画通りに進まない場面でも、適切に判断し、行動することの重要性を実感しました。

また、企業の成長には、継続的なデータ分析と改善が不可欠であると理解しました。

このインターンシップを通じて、課題を発見し、チームで協力しながら解決策を提案する力を身につけました。

貴社においても、この経験を活かし、主体的に考え行動し、成果を生み出せるよう努めたいと考えています。

【800字のガクチカ】800字のガクチカが書けない場合は?

800字でガクチカを作成したいけれど自信が持てない、そんな就活生は多いと思います。

そんなときは一度就活のプロに相談してみてはいかがですか?

ガクチカだけでなく、自己PRや志望動機の見直しを一緒にすることで、自信を持った就活を進めることができます。

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まとめ

800字のガクチカを作るのは、簡単ではありません。

しかし、見方を変えれば、企業に自分をアピールするためのチャンスが多く与えられているとも考えられます。

そして、これらは成長段階にあり新しいことにチャレンジしていくベンチャー企業では上昇志向があり、粘り強く何かをやり抜く能力のある人材が求められる傾向にあります。

物事に取り組むプロセスをアピールするガクチカは、それらをアピールするのに最適な場所です。

800字という文字数を消費するのではなく、目いっぱい活用して、内定へ大きく一歩リードできるガクチカを作りましょう。

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