ガクチカが本当にないときの見つけ方や作成のコツを徹底解説!【例文14選】

ガクチカが本当にないときの見つけ方や作成のコツを徹底解説!【例文14選】

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・ガクチカとは
・ガクチカの見つけ方・おすすめのテーマ
・ガクチカを書く際のポイント
・ガクチカの実際の例文

この記事をおすすめしたい人

・ガクチカについて知らない人
・そろそろ就活を始めたい人
・ガクチカになるエピソードがない人
・例文を参考にしてガクチカを書きたい人

目次目次を全て表示する

\ LINEでガクチカを作成しよう /

ガクチカ作成ツール

【ガクチカが本当にない】はじめに

ガクチカ 本当にない

ガクチカ 本当にない

ガクチカを作成しようと思っても、「ガクチカにできるエピソードが本当にない!」「何も思いつかない!」という人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、ガクチカの見つけ方や見つからない理由、おすすめのエピソードなど紹介していきます。

また、本記事はガクチカのポイントや注意点についても記載をしているのでぜひ参考にしてみてください!

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【ガクチカが本当にない】ガクチカが本当にないは嘘?

「ガクチカが本当にない…」と悩む就活生は多いですが、実際には、ガクチカが全くないということはほとんどありません。

その理由は、ガクチカとは、学生時代に何かに取り組み、その中で学んだことや工夫したこと を伝えるものだからです。

多くの学生が「自分には特別な経験がない」「何かを頑張った記憶がない」と感じてしまうのは、「ガクチカ=目立つ実績が必要なもの」 という思い込みがあるからではないでしょうか。

しかし、企業が重視しているのは、どのように取り組み、どんな工夫をし、何を学んだのかというプロセスの部分です。

たとえ小さな経験であっても、そこに工夫や努力があれば、十分ガクチカとして話すことができます。

ガクチカとは

就職活動中によく耳にする「ガクチカ」とはなんでしょうか。

就活準備の際「学生時代に最も力を入れたこと」を略して「ガクチカ」と呼びます。

「ガクチカ」をたずねられるのは、就職活動のESや面接です。

自分の強みや魅力をアピールする場において、必須回答となっている質問を指します。

多くの場合は「学生時代にもっとも力を入れたことはなんですか」「大学の在学中に熱中したことについて教えてください」といった形でたずねられるものです。

採用担当者は、この「ガクチカ」をもとに就活生の人となりや考え方を判断します。

そのため「ガクチカ」は就活において大きなアピール項目となっているのです。

自己PRとエピソードが被っても良いのか

ガクチカ同様、選考における頻出質問の一つに自己PRがあります。

今までの経験エピソードの数が少ない場合などは、この二つのエピソードが被ってしまい、同じ話を持ち出すことで企業に悪い印象を与えてしまうのではないかと不安に思う学生が多くいます。

結論から述べるとガクチカと自己PRのエピソードは同じであっても問題はありません。

しかし、それぞれアピールするポイントが異なるため、文章を構成するうえで意識するべきことが変わります。

よりこの2つの違いについて詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

【ガクチカが本当にない】企業はガクチカで何を見ている?

大きく分けると、企業は、学生時代に頑張ったことの過程の経験を通して、「人柄・人間性」と「ポテンシャル」しか見ていません。

ガクチカでは、実績・成果や考え方・価値観、実際に取った行動など様々なことを話しますが、それらすべては「人柄・人間性」と「ポテンシャル」を判断するための根拠となる話です。

そして、企業はそれら2つと自社を照らし合わせて応募者とのマッチング度や期待感を評価しているのです。

よって、学生時代に頑張ったことを何も考えずただ話すだけではいけません。

企業がガクチカを通して知りたいこれらのことを意識しながらガクチカを考え、伝えていくことが大切です。

企業が見ているポイント
  • モチベーションの源泉は何か
  • 学生時代に力を入れたことの過程
  • 社風とマッチする人材かどうか
  • ガクチカから何を学んで活かすのか

モチベーションの源泉は何か

まず企業の多くは、ガクチカを通してモチベーションの源泉を見ています。

その理由は、できる限り長く自社で働いてほしいと考えているからです。

そのためにも、その人がどんなことに対してモチベーションを維持するのかを、あらかじめ知っておきたいところは少なくありません。

例えば人から求められると頑張りたくなるタイプなのか、それとも難しいことに挑戦することに燃えるタイプなのか、あるいはゴールの先にある報酬に対して努力できるタイプなのかなど、人によってまったく違ってくるでしょう。

それぞれの企業によって扱いやすいと考える人材も違うため、きちんと調べた上でアピールすることも大切になります。

学生時代に力を入れたことの過程

採用担当者がガクチカから就活生の人となりを見るとき、重視するのは「結果」ではなく「過程」の部分です。

「どうしてそれに打ち込むことを決めたのか」、「活動中にどのような問題に直面し、それを解決するための自分なりの考え、行動特性は何か」、「どのように乗り越え、そこから何を学び得ることができたのか」といったエピソードを見ています。

これらのことから、その就活生の性格や考え方が自社の社風と合っているかや、仕事に役立つものなのかを確認しようとしているのです。

したがって、ガクチカに必要なのは輝かしい業績や結果ではなく、自分の打ち込んだことに対する、あなた自身のまとまった考えや価値観であるともいえるでしょう。

社風とマッチする人材かどうか

前述したように、経験の過程における考え方や価値観、行動特性などから応募者の人柄や人間性を企業は見極めています。

それらを自社の理想の人物像に照らし合わせ、自分が一緒に働きたいかという感覚も合わせながら総合的に企業は応募者を評価しています。

よって、ネットからの情報だけでなく、OB訪問なども通して、志望企業の社風を言語化できるレベルで知っておくことが大切です。

その上で、ガクチカを通して自分がその企業で働いている姿を採用担当者にイメージさせ、その企業にマッチした人材であることをアピールしましょう。

ガクチカから何を学んで活かすのか

企業が最も重視しているのは、ガクチカの「結果」ではなく「取り組み方」です。

たとえ大きな成功体験がなくても、何かに対して工夫をしたり、困難を乗り越えたりした経験があれば、それは十分に評価されます。

なぜなら、社会に出れば成功よりも試行錯誤しながら成長する姿勢が求められるからです。

企業は、その学びが入社後の仕事にどう活かせるかを知りたいのです。

【ガクチカが本当にない】ガクチカが見つからないわけ

「ガクチカが本当にない」という悩みはどうして生まれてしまうのでしょうか。

これまでの人生の中でガクチカと呼べるエピソードがないということは、まずあり得ません。

実際にガクチカになり得るエピソードはだれもが持っており、それをどう表現するべきなのかを知らないことで「ガクチカがない」と考えてしまうケースが多くあります。

以下ではガクチカがないという考えに陥ってしまう原因をまとめました。

内容を参考にして、もう一度自分の経験を振り返ってみましょう。

ガクチカが見つからないわけ
  • 輝かしい実績がないといけないと思っている
  • 大学時代に特に何かを頑張った実感がないと考えている
  • 長く継続した経験がない
  • 就活向けの経験がない

輝かしい実績がないといけないと思っている

企業に向けて発信することになるガクチカは、誰にも負けないようなすごい内容じゃないといけないと思い込んでいる人もいるかもしれません。

例えば、何かの大会で優勝していないといけないとか、表彰された経験がないといけないとか、そんな不安を抱いていませんか?

しかし、実際にはそこまですごい内容である必要はないので、何も心配しなくて大丈夫です。

なぜなら、企業はすごい話が聞きたいのではなく、その人がどのような人間なのかを知りたいと思っています。

そのため、自分が頑張ったと思えることであれば、たとえありがちな内容だったとしてもまったく問題はありません。

何を話すのかよりも、何をどのように伝えるのか?何をアピールしたいのか?を考えながら、ガクチカを話すようにしてください。

大学時代に特に何かを頑張った実感がないと考えている

大学時代を振り返った際に、平凡な毎日を過ごしてきたせいで何も思いつかない人もいるでしょう。

しかし、大学時代の数年間、本当に何もしてこなかったわけではないはずです。

例えば、成績を上げるために猛勉強したとか、あるいはアルバイトを頑張った人も、おそらくいるのではないでしょうか。

もちろん人によっては、自分の趣味に時間と手間を注いできたかもしれません。

たとえ娯楽であったとしても力を入れた経験であれば、その内容もガクチカとして利用することができます。

どんな内容であっても、学んだことを見出し、アピールすることができれば、立派なガクチカを作成することは可能です。

長く継続した経験がない

さまざまな経験はしてきたとはいえ、何も長く続けてこなかったという人もいるでしょう。

そのため、これといってアピールするものがないと思い込んでいませんか?

もちろん長く続けていることがあればアピールしやすいといえますが、ガクチカは必ずしも長く経験を積んでいることである必要はありません。

つまり、あくまでも自分が力を入れていたと思えるものであれば、その内容を企業にアピールすればOKです。

頑張った期間や時間が短いからといって、企業が就活生の評価を下げるようなことはありません。

就活向けの経験がない

ガクチカといえるようなものは一応あるけど、就活に使えそうな内容かといわれるとそんなことはないと思い込んでいる人もいるでしょう。

しかし前述したように、ガクチカの内容は何も問いませんので、就活に向いているものなのかどうかを考える必要はありません。

たとえ娯楽であろうと、小さな趣味であろうと、そこに力を注いだのであればそれがガクチカとしてのアピールポイントになります。

大事なのは自分が取り組んだ内容について、どう頑張ったのかを伝えることです。

そのため、そこに集中して話す内容を考えることで、どんな企業からも高く評価してもらえる可能性は高くなるでしょう。

【ガクチカが本当にない】ガクチカの本当にないとおもった時に考えること

ここからはガクチカの本当にないとおもった時に考えることを紹介していきます。

これらのポイントを抑えておくことで、ガクチカが本当にないと悩んでいる方でも何かしら当てはまるものが見つかるかもしれません。

ガクチカの本当にないとおもった時に考えること
  • 成果にこだわらず頑張ったこと
  • 自分の好きなことや得意なこと
  • 習慣になっていること

成果にこだわらず頑張ったこと

成果にこだわらず頑張ったことは、学生時代に力を入れたこととしてアピールするのに十分な材料となり得ます。

どのように頑張ったのかをしっかりと説明することができれば、十分アピールにつながると言えるでしょう。

例えば大学での授業の話やゼミの話、資格勉強やサークル、アルバイトの話など、どれでも使えるエピソードになります。

この中で自分が少しでも力を入れたものがあれば、話してみるのが良いでしょう。

もちろん無理やり話を作ることはよくありませんが、自分の中では頑張ったと思っていないことでも、周囲から見ると十分努力していたと評価できるようなものもあります。

自分を過大評価しすぎるのはよくありませんが、過小評価するのもよくありません。

自分では「自堕落な大学生活を送ってしまった」と思っているかもしれませんが、何かしらあなたが頑張ったことはあるはずです。

また、周囲の人に聞いてみるのも良いでしょう。

自分の好きなことや得意なこと

自分の好きなことや得意なことを挙げれば、ガクチカを作成する際も非常にスムーズでしょう。

自分の好きなことや得意なことをしっかりと書いていくことが大切です。

自分がどのようなことが好きで、得意なのかを考えてみましょう。

そしてそれが活きた、ポジティブなエピソードがないかも考えてみることが大切です。

きっと何かしら1つあることでしょう。

しっかり自分の好きなことや得意なことについて深掘りをすることができれば、中身のあるガクチカを作成できる可能性も高いです。

自分が何をする時に楽しいと感じるか、何が周りと比べて得意であるか、一度客観的に考えてみるのも良いでしょう。

習慣になっていること

習慣となっていることをガクチカにするのも選択肢の一つです。

例えばあなたの中で習慣となっていることは、あなたにとって当然のルーティンであるとみなされており、周りから見れば素晴らしい行動であったとしても自分では大したことがないと感じてしまうことも多いです。

例えば入学から同じアルバイトをずっと続けていた人は、それが当然と思っているかもしれません。

しかし、長く同じ場所で働けるというのは素晴らしい能力です。

その他、毎朝早起きをしたり、ストレッチをしたり、ジムに行ったり、30分読書をしたりなど、習慣になっていることはあなたにとって「当然」かもしれません。

しかし、人によっては続けるのが難しいこともあります。

長く同じことを続けるというのは、それだけ忍耐力や継続する力が必要であるということなので、一度客観的に自分のことを考えてみましょう。

【ガクチカが本当にない】ガクチカの見つけ方

人目を引くようなインパクトのある経験は、たしかに採用担当者の印象には残りやすいでしょう。

しかし、そのような経験を無理にひねり出そうとしなくとも、自分の人生を一から見つめ直し、徹底的に自分と向き合えば、自分が身近に取り組んでいることなどの思わぬところにガクチカは隠れています。

ガクチカを見つける方法としては、大きく分けてシンプルに2つしかありません。

どうしても見つからないと思う人のほとんどは、この2つが十分にできていません。

ガクチカの見つけ方
  • 徹底的な自己分析を行う
  • 他己分析を行う
  • 長所や強みを軸に考える
  • 習慣を振り返る
  • 日常的に意識していることを探す
  • 企業のHPを見てみる
  • ガクチカ作成ツールを活用する

徹底的な自己分析を行う

自己分析をして、ガクチカを決める際に重要なのは「どうしてその経験を重要視しているのか」といったあなたの考えです。

選考では、その自分自身の考え方や意見を順序立てて伝えられなければ、どんなに華々しい経験も聞く側にとっては薄っぺらいものになってしまいます。

その考えを元に、普段継続して行っていることや「これだけは頑張る」と決めていることなどを深掘りしてみると、魅力的なガクチカは隠れています。

しかし、そんな自己分析なんかとっくにやってるし、それでも見つからないんだと思う人は多いでしょう。

そこでおすすめするのが、「自分史」です。

小学生くらいから今までの自分の歴史を全て事細かに書いてみましょう。

そして、どの出来事でどう感情が変化したのかという感情の起伏をモチベーショングラフにして表しましょう。

そうすることで、今まで気づかなかったことが見えてくるはずです。

ガクチカはいつのことでも良い!

ガクチカは必ずしも大学時代の経験でないといけないということは決してありません。

小学校・中学校・高校、どの時代のことであっても、そこで培ったことや学んだことなどが現在にも通じていて、そしてその経験が仕事へ十分に活かせるようなもの、そのポテンシャルを表せるものであれば全く問題ありません。

人生においての全ての経験が今のあなたを形作っています。

そして、その経験の大小というのは人それぞれです。

もし、今のあなたを形作った最も大きな経験が小学生から続けているゲームや漫画などの趣味であるのならそれがあなたにとってのガクチカです。

より詳しい自己分析のやり方については以下の記事でも紹介しているので、参考にしてみてください。

他己分析を行う

自己分析で行き詰まったら、まずは身近な人に自分のことについて聞いてみましょう。

思いがけない気づきや発見があるものです。

また、OB訪問などで、自分の経験を聞いてもらって話していくうちにガクチカとなるエピソードが出来上がるということもよくあります。

就活は個人戦でもあるため、一人で考える時間がどうしても多くなってきてしまいます。

一人でどれだけ考えても何も思いつかず、時間だけが過ぎていくというような状態にほとんどの就活生が陥るでしょう。

そんな時は行動あるのみです。

頭で考えてダメなら、一度自分の頭をリセットして他人に頼りましょう。

これができるかどうかが就活を成功させる1つの大きな分かれ道です。

長所や強みを軸に考える

ガクチカが思いつかずにいる人は、視点を大きく変えてみるのも1つの手です。

例えば、自分にはどんな良いところがあるのかを、自己分析を踏まえた上で考えてみましょう。

なぜなら、強みを軸にして考えることにより、ガクチカといえるエピソードが思いつくこともあるからです。

どんな人にも良いところは必ずあるはずなので、ぜひそこから最高のガクチカを作ってみてください。

また、自分の長所からガクチカを作ることができれば、具体的にどこをどうアピールすれば良いのかが明確になるため、いきなりガクチカエピソードから考えるよりも一貫性のあるわかりやすいアピールがしやすくなるでしょう。

習慣を振り返る

まず自分の日常の習慣を振り返ることが有効です。

日々繰り返している行動の中には無意識のうちに努力を積み重ねている事柄が含まれているものです。

例えば、毎朝のジョギングや勉強のルーティン、アルバイトでの効率向上のための工夫など、習慣として取り組んでいることを深掘りすることで、自分が自然と力を注いでいるポイントを見つけることができます。

習慣を振り返る際には「なぜそれを続けているのか」という理由を考えることも重要です。目的や意識しているゴールが見えると、その習慣を努力の証として説明できます。

また、習慣を継続するために工夫している点や、困難を乗り越えるために行った努力を具体的に挙げることで、より説得力のあるガクチカに仕上げられるでしょう。

日常的に意識していることを探す

日常的に意識している行動や価値観を振り返ることもおすすめです。

普段から大切にしている考え方や行動の癖には、自分の強みや努力の跡が隠れています。

例えば、人との約束を守るためにスケジュールを厳格に管理している場合、それは自己管理能力や責任感をアピールするエピソードとして話せるものです。

また、通学時間を利用して学習を続けているならば、時間を有効活用する力や向上心をアピールできるでしょう。

日常的に意識していることを探すには自分が何に価値を感じて、どのように行動しているのかを明確にすることが重要です。

その行動を継続する理由や工夫点を掘り下げることで、ただの習慣ではなく努力や成果を伴った内容に変わります。

また、それらの行動がどのように周囲に影響を与えたのかも考えることで、エピソードの具体性と説得力が増すでしょう。

企業のHPを見てみる

企業のHPを見ることは有効な方法の1つです。

企業のHPにはその企業が大切にしている価値観や求める人材像が記載されているため、自分の経験やエピソードがそれにどう当てはまるのかを考えるきっかけになります。

例えば企業が「挑戦」を重視している場合、自分が新しいことに挑んだ経験を深掘りすることで、企業の期待に沿ったガクチカを作成できます。

企業のHPを見る際には概要を読むだけではなく、採用情報やインタビュー記事にも目を通すことが重要です。

実際に働く社員の声や具体的な業務内容が記載されており、それに基づいて自分の経験を結びつけることで、より説得力のあるエピソードを作り出せます。

また、企業の理念やビジョンを参考にすることで、自分がその企業で何を成し遂げたいのかを具体的に考えるきっかけにもなります。

ガクチカ作成ツールを活用する

どれだけ考えてもガクチカを自分で作るのが難しいと、悩んでしまう人もいるかもしれません。

そんな時でも、決して諦めないでください。

なぜなら、ガクチカを作るのが苦手な人のために、今ではガクチカ作成ツールと呼ばれるものが存在します。

つまり、専用ツールを活用すれば、たとえガクチカが思いつかない人でも最高のガクチカを作ることができるのです。

もちろんツールを使ったことがない人でも簡単に触れるものになっているため、何も心配する必要はないでしょう。

以下にガクチカ作成ツールについて、詳しく解説していますのでぜひチェックしてみてください。

【ガクチカが本当にない】ガクチカがない人におすすめのテーマ

ここまでガクチカが本当に見つからないと頭を抱えている人のために様々な対策方法をお勧めしてきましたが、それでも思い浮かばないという方も多いでしょう。

そこでここからはおすすめのテーマを3つ紹介するため、以下に当てはまる経験がないか、考えてみてください。

以下の3つのうちのいずれかならば、何か思いつくエピソードがあるのではないでしょうか。

ガクチカがない人におすすめのテーマ
  • 大学の学業で頑張ったこと・工夫したこと
  • 大学前に頑張ったこと・工夫したこと
  • 大学を有意義に過ごすため頑張ったこと・工夫したこと

大学の学業で頑張ったこと・工夫したこと

大学での学業における頑張りや工夫はガクチカのテーマとして非常に適しています。

努力や成果が明確に示しやすいため、採用担当者にとっても理解しやすい内容になるのです。

例えば、特定の授業や研究テーマに深く取り組み、課題を克服した経験、または成績向上のために行った工夫などを挙げることができます。

また、どのような課題があり、それに対してどのような行動を取ったのかを具体的に説明することで、説得力が高まります。

学業で頑張ったことを語る際には目標を設定し、それを達成するための具体的な手順を明確に示すことが重要です。

例えば「数学の授業で好成績を取るために自主的に勉強会を開催し、教授の研究室に質問に行った」というエピソードでは努力の具体性を伝えるとともに、協調性や自主性もアピールできます。

そして、こうした行動を通じて得られた成果や学びを具体的に述べることで、自身の成長を示せます。

大学前に頑張ったこと・工夫したこと

大学に入る前の経験もおすすめです。

受験勉強、部活動や生徒会活動などは自己の努力や工夫を具体的に示す材料となります。

ただし、大学前の経験を選ぶ際にはその経験が自身の成長や価値観の形成にどのように寄与したかを詳しく説明することが重要です。

「この人は大学では何もしていないのか?」と思われてはいけません。

その経験が現在にまで波及しており、そして今の自分をどのように形成しているか、大学ではその経験を活かしてどのような取り組みをしたかについて話しましょう。

大学を有意義に過ごすため頑張ったこと・工夫したこと

大学生活を有意義に過ごすための努力や工夫もガクチカのテーマとしておすすめです。

大学生活は自由度が高い分、自ら計画を立てて行動する必要があるため、主体性や行動力を示す良い材料となります。

例えば、時間管理の工夫や多くの課外活動と学業の両立に取り組んだエピソードなどが挙げられます。

どのように時間を有効活用し、自分の成長に繋がる活動を選んだのかを示すことで、説得力のある内容に仕上げることが可能です。

この話をする際には具体的な計画や実行した行動を詳しく述べることが重要です。

例えば「学業とアルバイト、サークル活動を両立するため、毎週スケジュールを見直し、優先順位をつけて行動した」と話せば、計画性と実行力をアピールできます。

そして、それがどのように社会人としてのスキルに繋がるのかを述べることが重要です。

企業研究を行い、その経験が仕事にどのように還元できるのかについても話しましょう。

【ガクチカが本当にない】エピソード別ポイント・例文

身近な取り組みや経験を利用できるからこそ、ガクチカの内容は多岐にわたります。

エピソードの中身によって、文章を書く際に気をつけるべきポイントも変わるでしょう。

また、それぞれのエピソードには個別の特徴やアピールできる強みの種類が存在します。

自分がアピールしたい特性と合わないエピソードを選んでしまうと、最終的にあなたの魅力が採用担当者にうまく伝わりません。

ここからは、ガクチカの書き方や選び方のポイントをエピソード別に紹介します。

そのエピソードでアピールできる要点は何かを把握してガクチカを作成し、就職活動に活かしましょう。

アルバイト

ガクチカとしてアルバイトの経験を用いる場合、アピールできる強みは「社会人としての経験」です。

金銭が発生しているため、業務にかけた熱意や責任感、プロ意識なども強調することができます。

また、そのアルバイトの職種が接客業であれば、コミュニケーション能力をアピールすることもできるでしょう。

ほかにも、塾講師の経験があるならば、生徒と向き合って仕事をしてきたエピソードが活かせれば、問題解決能力をPRすることも可能です。

このように、業種によって異なったポイントをアピールできるのがアルバイト経験の魅力といえます。

たとえばスーパーマーケットでのレジ業務経験では「始めたばかりの頃はレジ打ちに手間取ってしまったが、商品を通す順番の工夫をするなどして、お客様を待たせることなく、業務を遂行できるようになった」といった努力を強調するような文章も作成できるでしょう。

責任をもって成し遂げようとしたこと、できるようになったことを中心に文章を作成するとより効果的です。

例文①:アルバイト

学生時代、私が力を入れたのは居酒屋でのアルバイト経験です。
私は居酒屋で働きながら、料理の提供方法や接客時の掛け声を改善することに注力しました。
料理の提供は単なる仕事の一部ではなく、お客様に喜んでもらうための重要な要素であると認識していました。
この取り組みの動機は、お客様がより良い体験をすることで、居酒屋の評判を高め、リピーターを増やすことができるという信念からでした。
私の目標は、お客様にとって忘れられない食事の体験を提供することでした。
最初は、どのように接客すれば良いのか、どの掛け声が最適なのかを見つけるのが困難でした。
私は異なる接客方法を試し、お客様の反応を観察しました。
声かけの方法や料理の提供方法を変えることで、お客様の反応が明らかに良くなり、満足度が高まるのを実感しました。
この経験から、細部に注意を払い、顧客のニーズに応えることの重要性を学びました。
また、柔軟に対応し、状況に応じて行動を変えることの大切さも学びました。
居酒屋でのアルバイト経験は、私にとって単なる仕事以上のものでした。
お客様との直接的な接点を通じて得た学びを活かして、貴社の業務にも貢献していく所存です。

部活動やサークル

大学での部活動やサークル活動は、多くの学生が取り組んでいる内容です。

そのため、ガクチカとして使い、採用担当者の印象に残ろうとするなら、ほかの就活生との差別化をはからなければなりません。

しかし、その差別化には工夫が必要です。

「活動の質を向上させるために何をしたか」「活動の中で他者から良い評価を受けたり感謝をされたりしたことは何か」など、具体的なエピソードをあげて説得力を高めましょう。

このような活動について使えるエピソードの例として、「運動部として大会の成績を上げるために、他校のチームを分析して対策を練った」「文化部として活動の楽しさを広めるために、イベントの出し物について積極的に意見を出した」「サークル内で率先してトラブルを解決したため、仲間から信頼を得られた」といったものがあります。

例文②:部活動

学生時代に力を入れたのは、大学でのサッカー部での経験です。
私の主な取り組みは、練習の質と量を向上させること、およびチームメイトや対戦相手の選手分析を行うことでした。
この取り組みは、レギュラー選手としての地位を確固たるものにし、チームの勝利に貢献したいという強い願望からでした。
私の目標は、個人の技術向上とレギュラー選手としての地位を獲得することでした。
常に高いレベルの練習を維持し、戦略的に選手を分析する必要がありましたが、時間と体力を大いに要求する困難な課題でした。
練習の質と量を増やし、選手分析にも力を入れた結果、個人のスキルが顕著に向上しました。
これにより、レギュラー選手としての地位を確立することができ、チームの成功に貢献しました。
この経験から、私は目標達成のための自己管理と努力の重要性を学びました。
また、チームメイトや対戦相手を分析することで、異なる視点からの戦略的思考能力が磨かれました。
この経験を活かし、貴社の業務でも分析力と論理的思考を活かし、プロジェクトを円滑に進める一助となる所存です。

例文③:サークル

私が学生時代に力を入れたことは、国際交流サークルの代表としてイベントを企画したことです。
異なる文化を理解し、相互の交流を深めることで、互いに学び合える環境を提供したいと考え、毎月1回、留学生と交流するイベントを開催し、留学生には自国の文化をプレゼンで紹介してもらい、異文化交流できる機会を作りました。
私はイベントの企画から運営までを担当し、毎回異なるテーマで留学生に自国の文化を紹介してもらいました。
また、イベント後には参加者からのフィードバックを取り入れ、次回の改善点を検討することで、より良いイベント作りを心掛けました。
この経験から学んだのは、計画力と調整力の重要性です。
貴社に就職後も、プロジェクトの計画と実行においてチームをまとめ、目標達成に向けて貢献したいと考えています。

ゼミ活動

ゼミ活動など、学業に関するテーマは採用担当者の目を引きやすくなります。

なぜなら、学科に始まりどこのゼミに所属するか、研究テーマに何を選ぶかといった「何を学んでいくか」といった分野は、学生自身が自発的に選択する項目であるためです。

しかし、ゼミでの研究内容や活動の紹介に時間を割いてしまうと、自己PRではなくゼミのPRになってしまいかねません。

そういった研究内容や実績だけではなく、チームや組織として何を目指し、どんな取り組みを行ったかを中心に自分の行動を深掘りしてエピソードを練りましょう。

「研究や実験を成功させるためにリーダーシップを発揮した」「失敗があったときに仲間をはげますなど、最後まで協力して活動できるようにチームの協調性が高まるような働きをした」など、仕事を始めてからも期待されるような働きをアピールできると効果的です。

例文④:ゼミ活動

私が大学時代に最も力を入れたのはゼミ活動です。
大学に入学した最大の動機が、尊敬する教授のもとでマーケティングを深く学びたかったからです。
この教授の授業では理論だけでなく実践形式のマーケティング課題に何度も取り組む機会がありました。
この経験を通じて、私は実際のビジネスシーンで直面する複雑な問題を分析し、戦略的な解決策を導き出す力を養いました。
特に印象深いのは、長期インターンシップで参加したマーケティング会社のプロジェクトで、ゼミで培った知識とスキルを活かしてチームを成功に導いた経験です。
この体験を通し、高い分析力と粘り強さがどれだけ重要かを学びました。
分析力と粘り強さを活かし、貴社のプロジェクト成功にも貢献する所存です。

インターンシップ

就活にあたり、短期のインターンシップに臨む学生は増えていますが、長期のインターンシップは短期のものほど多くないのが現状です。

そのため、長期のインターンシップ経験があれば、ほかの就活生と差別化をはかれます。

この場合、選考を受ける企業でインターンシップに臨んだ経験があればベストではありますが、そうでなくとも同じ業界であれば志望動機につなげることも可能です。

たとえまったく違う業界であっても、アルバイトと同じく社会人経験の一環としてアピールできます。

「会社で実際に働いてみて学びを得たことがある」「インターンシップで業界を見たことで、よりここで働きたい気持ちが強くなった」など、どのような影響を受け、今後にどう活かしていきたいかを軸にエピソードを練ると良いでしょう。

例文⑤:インターンシップ

私が学生時代に力を入れたことはインターンシップです。
私は就職活動に臨む前に実践的な経験とスキルを身に付けたいと考え、参加しました。
インターンシップ初期では週に1回程度、成約を達成するのがやっとの状態でしたが、その都度、上司や同僚からの徹底したフィードバックを真摯に受け止め、アプローチを改善していきました。
そして、徐々に自己のパフォーマンスを向上させ、インターンシップ期間の終わりには他の参加者に比べて約2倍の成果を挙げるまでになり、最高成績を収めることができました。
この経験から最も大切なことは、単に失敗を避けるのではなく、失敗を分析し、それを次の成功へと繋げる力を身につけることです。
この能力を貴社のプロジェクトにも活かし、チームが直面するであろう挑戦を乗り越え、目標達成に貢献したいと考えています。

資格

資格取得のエピソードは、学習にかける自主性のほか、勉強を続けようとする継続力や粘り強さを評価されやすい内容です。

「合格した」という成果はもちろん、「なぜ取得しようと思ったか」「その資格を取って身についた知識や技術をどう活かすか」といった内容を明確にすると良いでしょう。

「この業界にどうしても就職したかったため、即戦力となるために業務に関わる資格を取得した」「資格を取るにあたって、合格までにどのように勉強をしたら良いかという計画性が身についた」「一度は試験に落ちたものの、学習の仕方を改善して次の機会には合格できた」など、合格までの過程に物語性を持たせやすいのも利点です。

ただし「資格の取得自体が目的で、そのあとに活用できなさそう」といった印象を与えないように注意が必要でしょう。

例文⑥:資格

学生時代に特に力を入れたのは、TOEICの勉強経験です。
TOEICで800点を目指すために、日々の勉強計画を立て、一貫して実行しました。
試験準備のための勉強方法を改善し、勉強の質を向上させました。
英語能力を向上させ、国際的なビジネスシーンで活躍するための準備として、TOEICの高得点を目指しました。
また、自己の語学力を客観的に評価し、今後のキャリアに向けての自信をつけるためでもありました。
目標はTOEICで800点を獲得することでしたが、英語の聞き取りや文法の理解に苦労しました。
特に単語の暗記や長文の理解は時間がかかり、計画通りに進まないこともありました。
そこで定期的に模擬試験を行い、弱点を特定して集中的に勉強しました。
さまざまな教材を使用して、リーディングとリスニングのスキルをバランス良く向上させました。
結果として、目標であった800点を達成することができました。
この経験を通して、目標達成のための計画立案と持続的な努力の重要性を学びました。
目標達成のための計画性と持続力を活かし、貴社でのプロジェクトが予定通り進むよう、尽力したいと考えています。

留学

留学経験でアピールされるのは、海外の人とも臆せずに会話ができるコミュニケーション能力や国外に出ていく行動力が多いです。

しかし現在、留学自体は珍しくなくなってきたため、それだけではエピソードとして弱いものになってしまいます。

ガクチカとして留学の経験を利用し、ほかの就活生との差別化をはかるためには、「留学に行こうと考えた目的や目標」「その経験から得た学び」などを軸にする必要があるでしょう。

「ホストファミリー以外の人とも積極的に交流したいと考え、期間中○人との会話を目標に実際には△人と話すことができた」「さまざまな国籍の人と交流することで、国内外の問題としてこのようなことが見えてきた」など、単なる感想に留まらないような自分の意見を織り込むことがポイントです。

例文⑦:留学

私が学生時代に特に力を入れたのは、オーストラリアでの留学経験です。
留学に行った理由は、ただ英語力を高めるだけでなく、本来の内気な性格を変え、より積極的な人物になりたいと感じたからです。
そして、私はあえて日本人の学生が一人もいない環境を選びました。
これにより、日常生活の中で英語を使う機会が格段に増え、現地の学生とスポーツや料理をはじめとする様々な活動に積極的に参加しました。
英語力だけでなく、人とのコミュニケーション能力も身につけられました。
留学前は英検3級レベルだった英語力はTOEIC920点を獲得するまでに飛躍的に向上しました。
また、内気だった私の性格も大きく変わり、帰国後の大学生活ではゼミ長を務めるなど、積極的に発言し、リーダーシップを発揮するようになりました。
この留学で得た英語力と社交性を活かし、貴社では海外の取引先との円滑なやり取りを通じて、グローバルなビジネス展開に貢献したいと考えています。
また、社内外の人と良好な関係を築き、プロジェクトやチームワークを推進する力にも自信を持っています。

ボランティア活動

ボランティア活動は多くの学生が経験するものではないため、他の候補者と差別化を図る絶好の機会です。

ボランティア活動について話す際に特に重要なのは、主体的に取り組んだ点を強調することです。

「ただなんとなく参加していた」や「就活のために参加していた」ではなく、自ら課題を見つけ、解決策を提案し、実際に行動に移した経験を具体的に伝えるようにしましょう。

また、活動を通じて得た学びや成長についても触れることで、自分の成長の過程を分かりやすく示すことが可能です。

例えば、コミュニケーション能力、問題解決能力、チームワークの大切さを学んだエピソードを織り交ぜると良いでしょう。

また、ボランティア活動が自分の将来の目標やキャリアにどのように結びつくかを述べることで、説得力をさらに増すことができます。

このように、自分の役割や取り組んだ内容を具体的に説明することで、読者に強い印象を与えることが可能となるのです。

例文⑧:ボランティア活動

私が学生時代に力を入れたことはボランティアです。
多岐にわたる経験を積みたいと考え、地域の清掃活動や児童養護施設での学習支援に取り組みました。
特に児童養護施設では、子供たちに学習の楽しさを伝えるために教材を作成し、一人ひとりの理解度に合わせた指導を行い、多くの生徒が勉強への苦手意識を解消でき、学校に行くのが楽しくなったと嬉しそうに伝えてくれました。
この経験を通じて、一人ひとりに合わせたわかりやすい説明が得意になり、研究室で後輩に指導する際も「先輩の説明はわかりやすい」との言葉をいただきました。
貴社においても、同僚の方や先輩方に説明を行う際はもちろん、取引先とのやりとりにおいてもわかりやすい説明を心がけ、多くの成約を勝ち取りたいと考えています。

趣味

趣味に関するエピソードを書く際は、具体的な活動内容やその中での学びをしっかりと伝えることが重要です。

「ただ単に趣味を楽しんでいただけ」という文章展開ではなく、どのようなスキルや知識を身につけたのかを明確に示しましょう。

例えば、趣味を通じて得た忍耐力や集中力について話す、あるいは新しい技術を習得する過程で直面した困難を乗り越えたかを具体的に話すことで、自己成長をアピールできます。

また、その趣味が他の人とどのように差別化できるのか、また将来の目標にどのように結びつくのかを示すことも効果的です。

趣味が単なる遊びではなく、自分自身を成長させる1つの要素であることを示すことで、面接官に強い印象を与えることができるでしょう。

例文⑨:趣味

私が学生時代に力を入れたことは趣味の映画鑑賞です。
当初はただ楽しんで観ているだけでしたが、次第に監督ごとの作品の傾向やテーマを分析し、それを考察するようになり、ブログを開設しました。
ブログでは映画について詳しく分析し、読者に分かりやすく伝えることを心掛けました。
これにより、多くの読者を獲得することができ、分析力と文章力を大幅に向上させることができました。
また、多くの人の心を動かす文章を書くスキルにも自信がつき、継続的にブログを更新することで、スケジュール管理や情報収集能力も養いました。
これらのスキルは、貴社のマーケティング業務において大いに役立つと考えています。
特に、顧客の心を動かす効果的なコンテンツ作成や市場分析の面で、私の経験と学びを活かして貢献したいと思います。

卒論・学業

中には卒論を制作しなくても卒業できる学部もありますが、卒論は多くの学生が経験するため、単なる完成報告に終わらせないようにする必要があります。

差別化のためには、どのようなアプローチで研究を進めたのか、またどのような課題に直面してどのように解決したのかを具体的に説明することが重要です。

例えば、仮説の設定からデータ収集、分析の方法まで細かなプロセスを丁寧に説明することで、論文執筆への熱意を示すことができます。

また、卒論を通じて得た知識やスキルが今後どのように役立つかを述べることで、その経験が単なる学業の一部ではなく、実践的な価値があることをアピールできるでしょう。

論理的思考力、分析力、問題解決能力など、具体的に成長できた点を挙げることが推奨されます。

また、美大などで芸術系の学問を学んでいた方は、卒論の執筆ではなく、卒業制作をしたことでしょう。

卒業制作の話をする際にも、どのような工夫をしたのか、どのような成長ができたのかについて話し、将来の業務にどのようにその経験が結びつくか説明できると良いです。

例文⑩:卒論

私が学生時代に力を入れたことはゼミでの卒論制作で、テーマは「AI技術と教育の未来への影響」です。
AIが教育現場に与える影響を学び、特にAIによる個別最適化学習の効果とその課題を探ることを目的としました。
研究を進める中で最も苦労したのは、AI技術が急速に進化しているため、先行研究が少なく、情報の更新が非常に早いことでした。
そのため、プログラミングを学び、データ分析を行いながら実際の教育現場での実証実験を試み、またインタビューを通じて現場の声を収集し、AIの導入がどのように学習成果に影響するかを多角的に分析しました。
これにより独自にデータを収集・分析するスキルや、未知の分野に挑戦する粘り強さを身につけられました。
入社後も、このように自ら考え行動し、新しい技術や方法を積極的に取り入れて業務に貢献する所存です。

例文⑪:学業

私が学生時代に力を入れたことは学業です。
事務職として活躍するために、簿記2級の取得を目指しました。
数学が苦手だったため当初は非常に苦労しましたが、毎日30分間、朝に問題を解き、解説を読み込むことで徐々に内容が理解できるようになり、1年かけて合格することができました。
この経験を通じて、数字の処理能力が身についただけでなく、苦手なことにも取り組み続ければ、いつか目標達成できることを学びました。
貴社に入社した際には事務職として数字を適切に管理しつつ、自分のスキルと知識を常にアップデートする所存です。
何が求められているか、何がトレンドなのかを考えながら取り組むことで、事務職をこなしつつ、他の部署の方々がアイデアに行き詰まっている際、違う角度からの提案ができる人物を目指します。

日常生活の習慣

日常の中で意識して続けてきた習慣には、自己管理能力や継続力が表れます。

たとえ小さな習慣でも、目的を持って取り組み、工夫を重ねることで成長につなげることができます。

習慣化の工夫や、その習慣を通して得た気づきを明確にすることで、説得力のあるエピソードになります。

例文⑫:日常生活の習慣

私が学生時代に力を入れたことは、毎朝6時に起きる習慣を身につけたことです。
大学生になると生活リズムが乱れがちになりますが、計画的に行動し、学業やアルバイト、自己研鑽の時間をしっかり確保したいと考え、早起きを習慣化することを決めました。
最初のうちは、夜更かしの癖が抜けず、朝起きるのが苦痛でした。しかし、「朝起きたらすぐにカーテンを開ける」「寝る前にスマホを見ない」など、環境を整える工夫を重ねることで、次第に無理なく続けられるようになりました。その結果、午前中の時間を有効活用できるようになり、授業前に予習をしたり、資格の勉強時間を確保したりする習慣が身につきました。
この経験を通じて、小さな努力を積み重ねることで大きな成果につながることを実感しました。社会人になってからも、目標達成のために継続的に取り組む姿勢を大切にし、計画的に行動していきたいと考えています。

家事・家庭での役割

家事や家庭内の役割には、責任感や継続力、問題解決能力が求められます。

一人暮らしで自炊を続けたり、家族のために家事を担当したりする経験も、主体的に取り組んだことを伝えれば十分なガクチカになります。

効率化の工夫や、家族との関わりを通して得た学びを具体的に盛り込むことがポイントです。

例文⑬:一人暮らし

私が学生時代に力を入れたことは、一人暮らしを通じて身につけた自己管理能力です。
大学進学を機に実家を離れ、初めて自分で生活を切り盛りすることになりました。
当初は家事や金銭管理に慣れておらず、生活リズムも乱れがちでしたが、効率的に生活を送るための工夫を重ねました。
まず、食費を抑えながら健康的な食生活を維持するために、週ごとに献立を考え、まとめ買いをするようにしました。これにより、無駄な出費を減らしつつ、自炊の習慣を確立できました。
また、学業とアルバイトの両立のため、毎日のスケジュールを事前に計画し、勉強時間と生活時間のバランスを取るよう努めました。
この経験を通じて、限られた時間と資源の中で計画的に行動する力 を身につけることができました。社会人になってからも、業務の優先順位を考え、効率的にタスクをこなす姿勢を活かしていきたいと考えています。

推し活(オタ活)

推し活は、単なる趣味にとどまらず、情報収集力・計画力・資金管理・行動力など、さまざまなスキルを鍛える機会になります。

就活では「好きだからやっていた」だけではなく、どんな目標を持ち、どのように工夫し、それがどのような学びにつながったのかを伝えることが重要です。

例文⑭:推し活

私が学生時代に力を入れたことは、大好きなアイドルグループのライブにできるだけ多く参加するための計画的な遠征活動です。
大学の授業やアルバイトとのバランスを考えながら、遠征費やチケット代を管理し、効率よくライブに参加できるよう工夫しました。
まず、公式サイトやSNSをこまめにチェックし、チケットの販売情報やイベントスケジュールを整理しました。また、遠征費を抑えるために、交通手段や宿泊先を事前に比較・予約し、最適なプランを作成しました。
さらに、チケットが入手困難な場合は、ファンクラブの先行予約を活用したり、他のファンと協力して情報を共有したりするなど、さまざまな方法を試しました。
この経験を通じて、計画力や情報収集力、そしてコミュニケーション力を磨くことができました。社会人になってからも、状況を的確に分析し、戦略的に行動する力を活かしていきたいと考えています。

強みから逆算!ガクチカ発見診断を使おう!

「ベンチャー就活ナビ」のガクチカ発見診断は、わずか5分で完了する簡単な診断ツールです。

自分の強みを明確にし、それを活かしたガクチカの作成をサポートしてくれます。

21の質問に答えるだけで、企業に伝わるガクチカの具体的なエピソードを見つけることができます。

「特別な経験がない」「何を話せばいいかわからない」と悩む方でも、この診断を活用すれば、自分の強みを整理し、適切なエピソードを選ぶことが可能です。ガクチカの作成に困っている方にとって、非常に頼れるツールとなるでしょう。

ガクチカ診断ツール

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【ガクチカが本当にない】ガクチカがないときのNG行動

ガクチカが見つからない時に絶対にしてはならないことを紹介します。

以下のような行動を取ってしまうと、非常にマイナスな印象を与えてしまう可能性が高いため、注意が必要です。

ガクチカが思いつかない人の対処法
  • 嘘をつく
  • ガクチカがないと言う

嘘をつく

ガクチカが思いつかないからといって、事実ではないエピソードを作り上げて話すのは絶対に避けましょう。

面接では深掘り質問がされるため、嘘や誇張した内容はすぐに見抜かれてしまいます。

「サークルの代表として組織を運営していた」と話しているものの、実際にはただのメンバーだった場合、具体的に役割や苦労した点を問われると、答えに詰まってしまいます。

面接官のほとんどはこれまで何百・何千人もの就活生を相手にしてきており、嘘をつく時に目が泳いだり、早口になったりしただけで判断ができるほど経験を積んでいます。

また、もし嘘がばれなかったとしても、あなたの実際のレベル以上に期待値が高まってしまい、入社後いきなりプロジェクトのリーダーなどを任されて困ることもあるでしょう。

嘘をついて内定を獲得することは難しいですし、できたとしてもその場しのぎになって将来の自分の首を絞めることにつながるため、等身大の自分をアピールすることが大切です。

ガクチカがないと言う

面接で「私は特に学生時代、何もしていませんでした」などと言われてしまった場合、あなたが人事ならばどう思うでしょうか。

「この人、やる気がないのでは?」と思うことでしょう。

ガクチカという「ほとんど100%聞かれるであろう質問に対して準備をしていないこと」がまず問題ですし、していなかったとしても、頑張って答えようとしていない時点で「内定が欲しくないのか?」と思うのではないでしょうか。

ガクチカのエピソードは特別なものである必要はありません。

部活でキャプテンであった必要はありませんし、サークルで100人のメンバーをまとめた必要もありませんし、アルバイトでリーダーであった必要もありません。

「どのようなことを考えながら」「何を大切にして、工夫して取り組んだのか」について話せれば、十分に良い印象を与えられます。

【ガクチカが本当にない】それでもガクチカが思いつかない人向けの対処法

これまでの経験を照らし合わせて自己分析をしても、他人に自分のことを聞いてみても、「やはり書けそうな内容がない」という人もいるでしょう。

そういった場合は、今からでも継続して打ち込めそうなことを探してみると良いです。

どんなものがガクチカとして利用できるのか、具体的な例を見ていきましょう。

ガクチカが思いつかない人の対処法
  • 周りの人に相談する
  • 高校時代のエピソードを用いる
  • 今からガクチカを作る

周りの人に相談する

ガクチカが思いつかないならば、1人で考え込むよりも親や友達に相談することをおすすめします。

自分では大したことないと思っている経験でも、第三者から見ると価値のあるエピソードかもしれません。

例えば、あなたが「人に優しくすることなんて当然」と思っているとしても、家族や友人が「自分が今まで見てきた中で、誰よりも他人に配慮できる人物だ」と言ってくれる可能性もあります。

人間は往々にして自分のことを過小評価しがちですから、ぜひ親しい人たちに「自分の良いところは何だろう?」と聞いてみてください。

ガクチカでアピールできるようなことを話してくれる可能性も十分にあります。

高校時代のエピソードを用いる

大学時代のエピソードが本当に1つもなくガクチカについて話せることが全くない場合は、高校時代のエピソードを用いるのも選択肢の1つです。

ただし、スポーツや学業などの現在の活動につながるもの、もしくは圧倒的な成績を残したもの、例えばインターハイ出場などではない限りは、基本的には大学時代の経験を探すべきとされています。

大学時代の経験を話さない人材は何も大学で努力をしなかったと思われてしまう可能性があるからです。

しかし、空欄で提出するよりは当然ながらマシであるため、本当にエピソードが存在しない場合は高校時代のエピソードを用いるのも選択肢の1つです。

今からガクチカを作る

今からガクチカを作るのも選択肢の1つです。

就活まで時間がない人はなかなか難しいかもしれませんが、うまく取り組むことで就活と並行しながらガクチカを作ることは十分に可能です。

下記の4つの方法の中から最も取り組みやすいと感じるものを試してみてください。

新しいアルバイトを始めてみる

新しいアルバイトをしてみるのも良いでしょう。

今までやってこなかったような職種、触れてこなかった世界に飛び込めるとなお良いです。

例えばこれまで飲食店のアルバイトしかしてこなかったならば、塾で働いてみても良いですし、企業の採用担当の興味を惹くような少し特殊なアルバイトをしてみるのも良いでしょう。

アルバイトを選ぶにあたってはその経験が就職後に活かせるものであるかどうかについて考えてみるのが大切です。

例えば営業職を目指す場合は商品の売り込みをするアパレルのアルバイトをするのが良いでしょう。

このように、ガクチカと目指す業界が求めるスキルが一致するようなアルバイトを始めることが大切です。

目指している企業と同じ業種を経験できるアルバイトの募集などがあれば、そこで働くのが良いでしょう。

ボランティアをしてみる

ボランティアをしてみるというのもガクチカを作る上でおすすめの選択肢の一つです。

ボランティアはしたことがない学生が多く、特に最近は取り組む人があまり多くありません。

新しい体験になりますし、そこでどのようなことを学んだのかどのような経験を積んだのか話すことができれば良い印象を与えられる可能性が高いです。

ただし、ここで紹介しているように、ガクチカが無く、「無理やり作るためにボランティアに参加している」という人も多いので、そういったニュアンスが伝わらないような動機を話すと良いです。

インターンに参加してみる

まず1つ目の選択肢はインターンに参加してみるということです。

時期にもよりますが、多少遅い時期であろうがインターンを募集している企業は多くあります。

自分の興味がある業界のインターンに参加してみるのは非常に良いことです。

自分がその業界に本当に向いているのかわかります。

実践的な経験を身につけることもできますし、何より学生時代に力を入れたこととして多くの就活生が挙げるものの筆頭としてインターンがあります。

これにより、「学生時代何もしてこなかった」という人でも問題なくガクチカを作成することができます。

その代わり、後で文章を作成する際に困らないためにも、そのインターンを有意義で、中身のあるものにするために努力することは大切です。

卒業論文に力を入れてみる

卒業論文に力を入れてみるのも、ガクチカが本当にない人にとって良い選択肢の一つです。

就活は卒論を作成しながら取り組まなければならないことも多いですし、悪くない選択肢でしょう。

卒業論文はゼミの教授やメンバーと一緒に作成するものなので、ゼミに力を入れることも間接的に卒業論文に力を入れることにつながります。

例えば研究室の雰囲気が良くないならば、あえてレクリエーションを取り入れてみる、色々なメンバーの話を聞いてみるなども良いでしょう。

何かしら問題が発生している場合、それを解決するためにどのようなことに取り組んだのか、そしてその結果、卒業論文制作にどのような良い影響が出たのかなどについて話すと、問題解決能力についてアピールすることもできます。

ガクチカが本当に見つからない時は?

自己分析や他己分析などをしても自分のガクチカをも見つけられそうにない、そんなときは一度就活のプロに相談してみてみましょう。

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まとめ

ここまで、就活におけるガクチカが見つからないとなげく人に向けて、ガクチカの見つけ方や実際に書く際のポイントについて解説してきました。

ガクチカには、目立つ成果や華々しい経歴が必須ではありません。

やろうと思えば今からでもガクチカに使える経験を積むことは可能です。

しかし、しっかり説得力をもたせたい場合は、やはりずっと取り組んできた結果を用いるのが良いでしょう。

就活直前になって焦ることがないように、自分が現在取り組んでいることや過去に取り組んでいることを振り返って、ぜひ見つめ直してみてください。

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