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・一人暮らしガクチカの書き方
・書く時のおすすめの文章構成
・書く際の注意点と例文紹介
・一人暮らしをガクチカとして書きたい人
・ガクチカを迷っている人
・ガクチカに不安がある人
目次[目次を全て表示する]
はじめに
就職活動において、志望動機や自己PRのほか、ガクチカとも略される学生時代に特に力を入れてきたことで頭を悩ませる方も少なくありません。
たとえば、アルバイトに励んだことや日本全国の各地を旅行したことががんばったことになるのか、あるいはそもそも力を入れてきたことが思いつかないという場合もあるかもしれません。
そこで今回は、一人暮らしをテーマに挙げ、ガクチカの具体的な書き方や注意点について詳しく解説していきます。
【一人暮らしのガクチカ】一人暮らしはガクチカになるの?
大学に進学したことを機に、一人暮らしを始めた学生も多いでしょう。
その中で、さまざまな苦労を乗り越えたエピソードを書いてみたいと思っている方も少なくありません。
しかし、そもそも力を注いだこととしてアピールできるのか、学業以外に力を入れてばかりいたと誤解されないかと考えることもあるでしょう。
人によって異なるものの、一人暮らしの経験は自分をアピールする材料のひとつとして活用することができ、採用担当者に強いインパクトを残すことが可能です。
なぜなら、ガクチカとは社会人としての経験や実績がない就活生の人柄のほか、入社してからどんな場面で役立ちそうかを判断する材料だからです。
あえて奇をてらったテーマを探すよりも、素直にありのままを書く方が、その後の面接で聞かれる質問にもスムーズに答えられるでしょう。
【一人暮らしのガクチカ】ガクチカで企業側は何を知りたいの?
ガクチカを通じて企業側は何を知りたいと考えているのでしょうか。
就活において自己PRと志望動機の次に聞かれる頻度が高いガクチカですが、企業がどのような意図を持って質問しているのかについて理解しておくことで、より質の高い回答を用意できます。
以下の2点を理解した上で、より企業の採用担当者の目に留まるガクチカを作成できるよう心がけましょう。
人柄を知りたい
企業がガクチカを聞いてくる理由の1つとして、人柄を知りたいということが挙げられます。
ガクチカの経験を通じて企業の採用担当者は、就活生がどのように考え、どのように行動する人物であるかを知ろうとしています。
例えば、就活生が目標に向かってどのように努力して、どう困難を乗り越えたか、また、どのような価値観を持っているかを把握できるのです。
これにより、企業は就活生の性格や行動パターン、思考の特性を理解し、その人が自社の職務や職場環境に適しているかどうかを判断しようとしているのです。
例えばチームプロジェクトのリーダーシップを発揮した経験があれば、その人が協力的でリーダーシップを持つ人物であると推測できます。
また、個人での研究や学術活動に力を入れた経験があれば、独立心が強く、クリエイティビティがあり、自己管理能力に優れた人物であるなどと考えられます。
このような情報は、就活生が企業の文化や価値観にフィットするかを見極めるために重要な指針となるのです。
入社後に活躍できるか知りたい
入社後に活躍できるか知りたいと考えているのも企業がガクチカについて確認してくれる理由の1つであるといえます。
企業の採用担当者は就活生がどのように困難を乗り越え、目標を達成したかを通じて、その人の能力や仕事に対する姿勢を評価します。
例えば問題解決能力、粘り強さ、適応力、そして向上心などを確認しようとしているのです。
なぜならば、ガクチカのエピソードはこれらのスキルや態度を示すための具体的な証拠となるからです。
例えば、困難なプロジェクトを成功させるためにどのような計画を立てて実行し、問題に対処したかを詳しく話せば、計画力や実行力、問題解決能力があると判断してくれます。
また、失敗から学び、それを次に活かす姿勢を示すことで、向上心や成長意欲をアピールすることも可能です。
このように、学生時代に力を入れた経験を通じて、入社後に活躍できる人物であるかどうかを判断しようとしている可能性もあるのです。
【一人暮らしのガクチカ】ガクチカを書く時のポイント
ガクチカを書く時に特に意識すべきポイントが大きく分けて3つあります。
以下のポイントを踏まえて作成すれば、より質が高く、企業の採用担当者の目に留まりやすい内容になるでしょう。
それぞれのポイントについて詳しく解説するため、ガクチカを書く際はぜひ参考にしてください。
入社を想像させる
一人暮らしの経験をガクチカで書く際は、ただ生活の工夫や努力を述べるだけでなく、入社後の姿を想像させる内容にすることが大切です。
企業側はあなたが一人暮らしを通じて得たスキルや習慣が実際の業務にどのように役立つかを見たいと考えています。
そのため、一人暮らしで培った自立心や自己管理能力をどのように職場で活かせるのかを具体的に伝えることが重要です。
例えば、時間管理や家計管理を通じて計画的に物事を進める力を身につけた場合、それが仕事のプロジェクト管理や締め切り遵守にどのように応用できるかを説明できると良いです。
また、限られた予算内でやりくりする力が業務のコスト管理に貢献できるという点も強調できるでしょう。
このように、一人暮らしで得たスキルが直接的に業務に結びつく形で説明することで、入社後にどのように活躍できるかを企業に想像させられるため、好印象を与えることが可能になります。
具体的なエピソードを伝える
一人暮らしに関するガクチカを書く際、具体的なエピソードを盛り込むことで採用担当者にあなたの努力や成長を具体的に感じてもらえます。
具体的には「初めての一人暮らしで予算を管理することに苦労したが徐々に計画的な家計管理方法を学び、安定した生活を送れるようになった」などのエピソードなどが有効です。
このように、ただ「一人暮らしを頑張った」とだけ述べるのではなく、どのような困難があったのか、そしてその困難に対してどのように工夫し、改善を重ねてきたのかを具体的に描写することがポイントです。
他にも日々の買い物や食事の計画、効率的な掃除や時間配分など、生活の中で工夫を凝らした具体的な場面を挙げれば、あなたの問題解決力や忍耐力、自己成長の姿勢がより明確に伝えられるでしょう。
具体的なエピソードを提示することで、企業側はあなたの姿をより鮮明に想像でき、共感を呼ぶ内容に仕上げられます。
学びを伝える
一人暮らしのガクチカを書く際に重要なのは、体験やエピソードを伝えるだけではなく、そこから何を学び、どのように成長したのかを明確に伝えることです。
企業はあなたが一人暮らしを通じてどのようなスキルや価値観を得たのか、またその学びが今後の職場でどう役立つのかを知りたがっています。
自己管理能力や時間管理の重要性、困難な状況でも諦めずに対処する忍耐力など、生活を通じて学んだ具体的なスキルや成長の過程を説明することが求められます。
例えば「一人暮らしで得た自己管理の習慣を活かして、仕事でもタスクを効率よく管理し、プロジェクトをスムーズに進行できる」といった具体的な応用例を示すことで、企業に対して成長意欲や適応力をアピールできます。
学びをしっかりと伝えることで、今後の成長に結びつく前向きな経験を盛り込んだガクチカに仕上げられるでしょう。
【一人暮らしのガクチカ】ガクチカで一人暮らしのアピールポイント
ここまで社会人になってもますます活かせる計画性や困難を乗り越える自己管理能力など、一人暮らしをした経験がなければ書けないようなガクチカの例をいくつか紹介してきました。
何気ない出来事だとしても、粘り強い継続力やどんな事態が起きても対処できる危機対応力など、あらゆる経験がアピール材料になることがわかってきたはずです。
これらを踏まえたうえで、いざガクチカを書くときに注意すべきことはどんなものかを確認していきましょう。
アピールポイントを明確にする
どんなことを書くにしても、ガクチカで大切なことは経験によって何を学んだかを具体的にすることです。
特別で誰もできないような経験や体験談を書けばいいというものでもなく、あくまでも自身の経験を通じてできるようになったことを書く必要があります。
また、自分が採用担当者になったつもりで考えてみれば、ただ毎日のように掃除をして食事を作ったことを書いたとしても、効果的なアピールにつながらないことは明白でしょう。
何らかの工夫により掃除の時間を短縮できたことや、それによって勉強する時間を確保できるようになったことなどを書かなければなりません。
なお、掃除だけはなく自炊の面でもアピールしたいことがあったとしても、いずれかに焦点を絞って簡潔にまとめることを意識すると良いでしょう。
理由を明確にする
一人暮らしを題材とすることは間違ってはいないものの、サークル活動・アルバイト経験・学業ではなくなぜ一人暮らしをがんばったのか明確な理由がなければ説得力がありません。
このとき、いくつかサークルを転々としてみたけれどあまり馴染めなかった、志望動機も曖昧なまま入学してしまい勉学に精が出なかったなどのネガティブな理由ではいけません。
それらもがんばったうえで、なぜ一人暮らしに力を入れたのかを伝える必要があります。
食費や光熱費を節約して海外旅行の費用を用意する、家族の負担を軽くするために支出管理をする必要があるなど、ポジティブな理由を使ってみてください。
なお、これと同様に、企業の志望理由についてもその理由を明確にしてみてください。
具体的な理由を簡潔に伝えられれば、より効果的なアピールにつながるかもしれません。
【一人暮らしのガクチカ】ガクチカで一人暮らしのアピールポイント
志望先がベンチャー企業であれば、一人暮らしの経験を深掘りして書くことはむしろプラスに働くとされています。
ベンチャー企業では夜遅くまでの勤務が珍しくなく、会社からなるべく近い場所で一人暮らしをする方も少なくありません。
そんな企業においては、学生時代からすでに一人暮らしを経験していることは大きな武器になります。
また、親元を離れて実家のありがたみを感じたことなど、面接官に共感してもらえることも多々あるでしょう。
計画性
エントリーシートを記入する際、ほぼ頻出ともいわれているのがガクチカです。
このガクチカで見られているのは、入社後に確約できる人材かどうかです。
学歴や成績だけではわからない人間性や適性を知るのが主な目的で、それらは一人暮らしの経験でも十分にアピールできるでしょう。
たとえば、限られた時間の中で仕事を合理的に進められるかどうか、目標に向かって業務を効率的に進められる計画性があるかどうかはそのひとつといわれています。
もちろんレポートや課題を期限内に提出したという経験を書いても問題ありませんが、一人暮らしを経験しているなら、支出を見直したり節約したりするなど、生活費のやりくりは大いに計画性をアピールできる材料です。
また、友達や恋人と遊ぶための交際費を節約したなど、自分なりの工夫を書いてみてください。
自己管理能力
若いうちから多くの仕事を任されるベンチャー企業では、計画性とともに自己管理能力があることは大きなアピール材料となり得ます。
目標を達成するために自分自身を律し、不安定になりやすい気持ちをコントロールする能力は、一人暮らしの経験に照らしてみるとほかのエピソードよりも書きやすいのではないでしょうか。
一人暮らしの場合、家族に起こされるのではなく自分で起きなければならないなど、自分自身で生活を管理する必要があります。
朝食を用意するほか、場合によっては節約のために弁当を作ることも少なくありません。
それらの積み重ねは、結果として健康的な生活を送ったことにつながったはずです。
お金や時間ももちろん大切ですが、激務になりがちなベンチャー企業において、自己管理能力の高さは大きなアピールにつながるでしょう。
継続力
掃除機をかけたり洗濯物を干したりするなど、掃除や洗濯は基本的に自分で行わなければなりません。
少しでも怠けてしまえば部屋は雑然と散らばっていく一方で、洗濯物が溜まるほか、風呂場にカビが繁殖するなど部屋全体が乱れてしまいます。
部屋を清潔な状態に保っていることは、家事全般を継続的に行ってきた成果ともいえます。
キッチンの片付けやトイレ掃除など、これまで習慣化したことを思い出してみてください。
また、体型を維持していることも同様で、健康的な食生活や運動を続けてきた証拠として十分にアピールできるでしょう。
野菜中心の料理を作る、週に一度は近所のジムに通うなど、無理のない範囲で続けたきた行動があればより具体性が増します。
今までの生活を振り返り、継続力をアピールできるエピソードを探してみましょう。
危機対応力
一人暮らしを始めてから急なトラブルで慌ててしまい、どう対処したらいいのか困ったという経験はなかったでしょうか。
大きな地震が起きて家具が倒れてきたり、急にトイレの水が流れなくなったりしたことがあるかもしれません。
また、夏場に冷蔵庫が壊れてどこに修理に出せばいいのかわからないなど、判断に迷ったこともあるでしょう。
これまでの経験の中から、今日までに起こった出来事を振り返り、手元のノートやメモ帳などに書き出してみてください。
病気になったときのことや不安に思ったことのほか、そのときにどんな風に対処したのかなど、これらは自身の危機対応力を示す立派な材料になります。
その中から1つ選び、がんばって乗り越えてきたエピソードとして膨らませながら書いていくと良いでしょう。
【一人暮らしのガクチカ】ガクチカを書く際の基本的構成
ガクチカ以外をテーマに選んだ場合にも共通することですが、まずは結論から先に書くことを意識しましょう。
読み手である採用担当者は、毎年多くのエントリーシートに目を通さなければならず、わかりづらい内容のものは容赦なく選考から外されてしまいます。
最初に全体の要約のような文章から書き始め、読み手の負担を減らしましょう。
また特に伝えたい結論を書いた後は、なぜそう思ったのかの理由、具体的に取った行動、実際に学んだことの順に書くと流れがスムーズです。
たとえば、金銭管理に力を入れたという結論を書いた後で、友達が増えて交際費がかさみ節約する必要が出てきたからなどと理由を続けて書いていくようにしましょう。
そして、不要な支出を見直し、貯金が増えていく中で金銭管理の重要さを学んだなど、具体的な行動と学んだことを絡めて締めてください。
結論
ガクチカを書く際、まずは結論から述べる必要があります。
就職活動では「結論ファースト」が重要であり、ガクチカでも最初に結論を明確に伝えることがポイントとなります。
例えば「私が学生時代に力を入れたことは、一人暮らしを通じて自己管理能力を高めた経験です」といった形で、どのような経験に力を入れたのかを端的に述べられると良いでしょう。
最初に結論を述べることで、採用担当者はあなたがどのような能力や経験を強調したいのかを素早く把握し、その後の詳細な説明をスムーズに理解できます。
結論を明確にすることで、採用担当者に好印象を残せるでしょう。
理由
次に述べるべきはなぜその活動に取り組んだのかという理由です。
例えば、一人暮らしをガクチカのテーマにする場合、その背景や理由を具体的に説明することが求められます。
一人暮らしを選んだ理由としては「親元を離れて自立を目指したい」または「通学の利便性を考えて決断した」など、あなた自身の決断の動機を明確に伝えることで、企業に対して説得力のあるストーリーを伝えられるでしょう。
重要なのは一人暮らしを始めたきっかけを述べるだけではなく、その選択があなたの目指す目標や価値観にどのように結びついているのかを示すことです。
例えば、その決断が自分自身の成長を目的としたものであったことを伝えることで、より深い意図を示せるでしょう。
課題
ガクチカで最も重要な要素の1つは取り組んだ活動で直面した課題を明確に伝えることです。
特に一人暮らしでは時間管理や家計管理、人間関係の調整など、様々な困難に直面しますが、具体的にどのような課題に直面し、それがどれほどのチャレンジであったかを説明することが求められます。
例えば「初めての一人暮らしでは、家事と学業の両立に苦労し、時間の使い方に大きな課題を感じました」といった形で、自分が抱えた問題を具体的に伝えましょう。
課題を明確に述べることで、採用担当者はあなたがどのような状況でどれほどの困難に直面し、それをどのように乗り越えたのかを理解しやすくなります。
行動
課題に直面した際、どのように行動したのかを詳しく述べることもガクチカにおいて重要な要素です。
具体的にどのようなアプローチを取ったのか、その行動が課題解決にどのように役立ったのかを伝えることが求められます。
例えば「時間管理の改善のために、毎週のスケジュールを立て、家事や学業の時間をバランスよく割り振るようにしました」などと具体的な行動を示せれば、あなたの問題解決能力や行動力を強調できます。
こうした行動の説明は採用担当者にあなたの主体性やリーダーシップ、柔軟な対応力があることをアピールするチャンスとなるでしょう。
結果
あなたが取った行動がどのような結果をもたらしたのかを説明することも欠かせません。
結果は必ずしも大成功である必要はありませんが、その行動がどのような形で成果に結びついたかを明確にすることが大切です。
例えば「スケジュール管理を改善した結果、学業の成績が向上し、家事にも余裕を持って取り組めるようになりました」といった具合に、具体的な結果を述べることで行動が実際にどのように成果を生んだのかをうまく伝えられます。
結果が成功ではない場合は経験を通じてどのような改善策を見つけ、次にどう活かすかを示すことで、企業側に前向きな姿勢や成長意欲をアピールできるでしょう。
学び
ガクチカにおいて最も大切なのは、そこで得た「学び」を説明することです。
例えば「自己管理能力や時間管理の重要性を学び、それを通じて効率的に行動する力が身につきました」といった形で、学んだ内容を明確に伝えられます。
さらに重要なのは、その学びを入社後にどのように活かしていくのかを具体的に述べることです。
一例としては「この経験を活かし、業務でも効率的にタスクを管理し、プロジェクトの進行を円滑に進めることができます」といった形で今後の貢献に結びつけられると、採用担当者に対してより良い印象を与えられるでしょう。
更に詳しく見てみよう
ここでは簡単にガクチカを作成する際の構成の方法について紹介しましたが、こちらの記事ではより詳しくガクチカの書き方について紹介しています。
構成をマスターしてしまえば、どのような題材について話す際も、そしてどのような企業に応募する際もスムーズにガクチカを作成できます。
就活はスピードが求められるため、ぜひ以下の記事を参考にテンプレートをマスターしてしまいましょう。
【一人暮らしでガクチカ】一人暮らしのガクチカの例文
結論から書き始めてその理由について述べ、さらにどのような行動を取って何を学んだかを伝えることがガクチカの基本的な構成です。
ただ経験を羅列するだけではアピールにはならず、応募者の人柄も学生時代に何を得たのかも伝わらなくなってしまいます。
継続力や危機対応力などアピールポイントになることを振り返りつつ、どんな文章を書けば面接官に響くかどうか、ここからはベンチャー企業向けの例文を紹介していきますので参考にしてみてください。
計画性
一人暮らしを通じて、目標や計画を立てて行動できるようになったことが大きな強みです。
自宅からの通学が困難であったため一人暮らしを始めましたが、親に経済的な負担をかけたくないとの思いから仕送りを断っていました。
このような事情から、毎月の生活費はアルバイトで賄っていましたが、いざ始めてみると学業との両立ができず、継続の難しさに直面しました。
最初のうちは教材の購入や新歓コンパなど大きな出費もあり、日々の生活に苦労したことを今でも覚えています。
そこでまず行ったことは支出の管理です。
具体的には、1日の出費は1,000円までと決めました。
自炊のために食材を買いに行くのにも、スーパーの特売日を選ぶなどの意識が自然と芽生えました。
友達からの誘いがあっても理由をつけて断り、おかげでアルバイトの日数を増やすこともなく学業に専念できたと振り返っています。
これらの経験を通じて身につけた計画性を活かし、貴社における業務に貢献したいと考えています。
自炊の経験
大学入学を機に一人暮らしをスタートさせ、毎日欠かさずに自炊をした経験により継続力が身につきました。
仕送りがなかったという理由から、日々の生活費はどうしても切り詰めなければなりませんでした。
そのためアパートに入居した次の日から、自炊を欠かしたことはほぼありません。
とはいえ、実家暮らしのときには台所に立ったことがほとんどなかった私は、簡単に作れそうなレシピをスマホで探すところから始めました。
当初は包丁を使わないでできる手抜きご飯のようなものばかりでしたが、料理レシピ動画などを参考にした結果、手際も良くなり調理時間も短縮できるようになりました。
徐々に興味は作り方のことから食材に含まれる栄養素に移り、今では栄養バランスの整ったメニューを毎日作っています。
ビタミンの種類まで頭に入れて作ってきたため大きな病気をすることもなく、自己管理の重要さも学ぶことができました。
一人暮らしで学んだ継続力や自己管理能力を、貴社に入社して発揮したいと考えています。
自己管理能力
私が学生時代に力を入れたことは一人暮らしで自己管理能力を磨くことです。
規則正しい生活を送ることで学業と健康の両立を目指し、毎日決まった時間に寝て起きることに注力しました。
特に毎朝6時に起床し、朝の頭が冴えている時間に学習を行いました。
この結果、体調が良くなるだけでなく、学習効率が飛躍的に向上しました。
TOEICのスコアが400点弱から850点まで伸びるなど、朝の集中できる時間に取り組むことの生産性の高さに、自分でも驚きました。
また、自己管理能力を身につけたことで、サークルやゼミでもリーダーを任せられるようになりました。
貴社においては、自己管理能力を活かしてタスクを計画的に進め、プロジェクトの効率化と品質向上に貢献したいと考えています。
また、数年後には自分だけでなくグループ全体を管理できるようになり、マネージャーとして貢献する所存です。
【一人暮らしでガクチカ】困ったときは就活エージェントに相談しよう
「就活は団体戦」と言われるように、1人で取り組んでいてはなかなかうまく進みません。
この記事を参考にガクチカを作成したとしても、自分でしか確認ができないため、うまくいっているか自信が持てないからです。
そこでおすすめなのは就活エージェントに相談することです。
特にジョブコミットは志望動機や自己PRだけでなく、ガクチカの添削も徹底的にプロの目線で行ってくれますし、面接対策なども徹底的に行ってくれます。
数々の就活生を目指す企業に送り込んできたエージェントが徹底的にサポートしてくれるため、ぜひ何か就活において困っていることがあれば、気軽に相談してみてください。
まとめ
ガクチカは就活生にとって避けて通れないものであるものの、いざ取り組もうとすると何を書けば良いのか悩むこともあるでしょう。
学業以外のことを書こうにも、サークル活動やボランティア、アルバイトの経験など、どれを選んで良いものか迷ってしまうかもしれません。
一人暮らしについても同様に、これがアピールになるのか不安になるかもしれませんが、まずは経験によって得られたものがないか振り返ってみましょう。
実家暮らしでは得られない、自分にしかない強みが見つかるはずです。