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- スタートアップとは
- スタートアップで働くデメリット
- スタートアップで働くメリット
- スタートアップに興味がある人
- 就活の軸が定まっていない人
- スタートアップの魅力を知りたい人
はじめに
近年、スタートアップ企業という言葉をよく耳にします。
現在の企業が一般的な中小企業である方は、上場企業や大企業への再就職を考えている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな中で、スタートアップ企業への就職を視野に入れている方もいるのではないでしょうか。
今回はスタートアップ企業への就職を考えている方にメリットやデメリットなどを詳しくご紹介します。
スタートアップ企業への向き不向きまで詳しくご説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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スタートアップとは?
そもそも、スタートアップ企業とはどのような企業なのでしょうか。
一般的には、まだ世の中にない新しい製品やサービス・新規事業を取り扱っている企業のことを指します。
急成長を遂げる可能性を秘めており、投資家などさまざまな方面から援助を受けやすいことが特徴です。
また、スタートアップ企業のほとんどが、創設して2、3年ほどの若い企業になります。
もともとはアメリカのシリコンバレーで使われていた用語で、かつてのGoogle、Apple、Amazonなどの企業を指す言葉として使われていました。
グローバル化が進むにつれて、日本にも次第に広まっていったとされています。
スタートアップ企業はクライアントや市場での課題を定めて事業展開するため、堅実なビジネスモデルを掲げています。
ベンチャー企業との違い
ベンチャー企業とスタートアップ企業にはどのような違いがあるのでしょうか。
この両者は混同しがちなので、しっかりとポイントを抑えるようにしましょう。
ここでは、ビジネスモデルの革新性、資金の調達方法、収益化までにかかる時間、という3つの項目に分けて解説します。
ビジネスモデルの革新性
スタートアップは、既存の市場を破壊したり、新たな市場を創造したりすることを目指し、革新的なアイデアや技術に基づいたビジネスモデルを追求します。
まだ市場に存在しない、またはほとんど存在しない、全く新しい製品やサービスを開発しようとする傾向があり、ビジネスモデルは非常に斬新で、高い成長の可能性を秘めていますが、同時に高いリスクも伴います。
一方、ベンチャー企業も革新性を追求しますが、スタートアップほど破壊的なイノベーションを目指すわけではありません。
既存の市場や技術を基盤とし、独自のアイデアや技術を加えて、新しい製品やサービスを開発することが多く、ビジネスモデルは、スタートアップに比べてリスクが低いものの、成長の可能性も比較的安定しています。
つまり、スタートアップは「ゼロからイチを生み出す」ことに重点を置くのに対し、ベンチャー企業は「既存のものを改良し、新たな価値を生み出す」ことに重点を置くと言えるでしょう。
資金の調達方法
スタートアップは、急速な成長を目指すため、多額の資金を必要とします。
資金調達は、ベンチャーキャピタルからの出資や、エンジェル投資家からの投資に頼ることが多いです。
リスクが高い分、成功した場合には大きなリターンが期待できるため、投資家も積極的に資金を提供します。
一方、ベンチャー企業も資金調達を行いますが、スタートアップほど大規模な資金調達は必要としないことが多いです。
資金調達は、銀行からの融資や、自己資金によるものが中心となります。
外部からの資金調達を行う場合もありますがスタートアップと比べると小規模になることが多いです。
これは、スタートアップがまだ確立されていないビジネスモデルで勝負するのに対し、ベンチャー企業は既存のビジネスモデルを基盤としているため、より安定した資金調達が可能であるためです。
収益化までにかかる時間
スタートアップは、新しい市場を開拓するため、収益化までに時間がかかる傾向があります。
研究開発や市場調査に多額の投資が必要となるため、初期段階では赤字が続くことが一般的です。
しかし、市場に受け入れられれば爆発的に成長します。
一方、ベンチャー企業は、既存の市場を基盤としているため、スタートアップに比べて収益化までの時間が短い傾向があります。
既存のビジネスモデルを参考にすることで収益を上げやすいです。
しかし爆発的な成長は比較的少ない傾向にあります。
これは、スタートアップが新しい市場を創造し、その市場を確立する必要があるため、時間とコストがかかるのに対し、ベンチャー企業は既存の市場で競争するため、比較的早く収益を上げることができるためです。
中小企業との違い
中小企業とスタートアップは、企業の規模や事業の性質において明確な違いがあります。
中小企業は、地域経済や特定の産業に根ざし、安定的な事業運営を重視する傾向があります。
一方、スタートアップは、革新的なアイデアや技術を基に、短期間での急成長と市場の変革を目指します。
ビジネスモデルにおいて、中小企業は既存の市場で確立されたビジネスモデルに基づいて事業を展開することが一般的です。
地域密着型のサービス提供や、特定の顧客層への製品販売などが典型的な例です。
対照的に、スタートアップは、これまでにない新しいビジネスモデルやサービスを開発し、市場に革新をもたらすことを目指します。
テクノロジーを活用した新しいプラットフォームや、独自のアルゴリズムに基づくサービスなどがその例です。
資金調達の方法も大きく異なります。
中小企業は、主に自己資金や銀行融資に依存し、安定的な資金調達を重視します。
一方、スタートアップは、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家からの出資を受け、急速な事業拡大を目指します。
これは、スタートアップが成長過程で多額の資金を必要とするためです。
スタートアップで働くデメリットとは?
スタートアップ企業に興味を持っていても、詳しく知らないために踏み出せない方は多いと思います。
特に、スタートアップ企業で働くことによってデメリットがあるのではないかと不安に思う方が多いでしょう。
転職前よりも環境が悪くなったり、自分に合わなかったりする心配も大きいと思います。
先にスタートアップ企業のデメリットを知っておくことで、自身とのマッチング度合いを現実的に確かめることができるでしょう。
次は、スタートアップ企業のデメリットについてご紹介します。
事業自体が不安定である
1つ目は、事業自体が不安定な点です。
スタートアップ企業は、新しいサービスや商品の開発に挑戦しています。
急成長する可能性がある反面、失敗する可能性も考えなくてはいけません。
大手企業や投資家からの援助を受けられなければ、資金面が不安定になります。
いつでも継続して支援してもらえるとは限らないので、コスト削減のために基本給が下がることもあるかもしれません。
また、スタートアップ企業の事業は常に、失敗するリスクと隣り合わせです。
最悪の場合、事業撤退や会社の破産などもあり得ます。
さらに、事業自体が新しいことに挑戦し続けるので、やることが次々変わっていきます。
やりたいことがあって入ったのに、仕事が大幅に変わってしまう可能性もあるので注意が必要です。
ハードワークである可能性が高い
2つ目は、ハードワークである可能性が高いことです。
スタートアップ企業は新しいことに挑戦するため、さまざまな業務をこなす必要があります。
一方で、社員数は少なく少数精鋭なのが、スタートアップ企業の特徴です。
そのため、1人に与えられる仕事量が比較的多い傾向にあります。
スタートアップ企業での業務は、基本的にハードワークになる可能性が高いと思って良いでしょう。
また、同じ理由から、入社して間もなく役職を与えられたり、多くの仕事を同時にこなしたりすることもあり得ます。
さらに、時期によって業務が大幅に変化することもあるのです。
そのため、スタートアップ企業では、ベテランになっても新しく覚える仕事があるのが普通です。
中小企業に比べて、個人に与えられる仕事量は比較的多いので注意しましょう。
福利厚生や研修制度などが不整備
3つ目は、福利厚生や研修制度が整っていない企業が多いことです。
スタートアップ企業は、優先的に事業へ投資をする必要があります。
そのため、福利厚生や研修制度などの労働環境が整っていない場合が多いのです。
コスト削減のために人件費を削られることも珍しくありません。
さらに、スタートアップ企業は社員が少人数な傾向にあります。
新人教育に割く人員が足りず、新人教育が十分にできないことが多いのです。
そのため、新入社員は現場で実際に覚えることが多くなります。
以上のことから、スタートアップ企業は、一般的な中小企業と比べると福利厚生や研修制度が不整備な傾向にあります。
福利厚生や教育制度に重点を置いている方は、注意が必要になるでしょう。
責任が大きくなる
4つ目は、個人の責任が大きくなることです。
スタートアップ企業は、はじめからスキルや経験のある優秀な人材を採用する傾向にあります。
基本的に、少数精鋭の体制で業務を行っています。
そのため、1人の裁量が大きくなりやすいのです。
一方で、個人に求められる責任が大きくなるのが、スタートアップ企業のデメリットと言えるでしょう。
また、若手社員がすぐ役職に就くことも珍しくありません。
入社して間もなく責任を負うことが負担だと感じる人は多いと思います。
このように、スタートアップ企業では一般的な中小企業と比較して、早い段階から個人の責任が大きくなります。
現在の職場と比較して責任が重くなるのが不安という方は、注意が必要です。
一から作ることが多い
5つ目は、一から作ることが多いということです。
スタートアップ企業は新しいサービスや商品の開発を行うため、すべての企画を一から考える必要があります。
加えてさまざまな方面において業務をこなす必要があるので、個人のタスクが比較的多いのです。
また、スタートアップ企業は創設間もない場合が多いので、職場環境を作っていく必要もあります。
職場環境においても業務においても仕組みを一から作ることが多く、既存の体制に頼れないのがデメリットと言えるでしょう。
業務によってはまったく新しいことをするので、マニュアルのようなものが用意されていないことも多いです。
そのため、一から作り出すよりもマニュアルをこなすほうが得意という方は注意が必要です。
年収が低い可能性がある
スタートアップ企業では大手企業と比較して給与水準が低いケースが多くあります。
特に、創業初期の段階では企業の事業の利益が安定していないため、従業員の給与を高く設定することができないのです。
大手企業であれば、業績が安定しており、福利厚生も充実しているため、基本給与やボーナスが一定の水準で確保されている場合がほとんどです。
しかし、スタートアップでは事業の成長に資金を投入しなければならないため、社員への報酬がどうしても少なくなってしまいます。
また、昇給の仕組みがあまり整備されていないことも多く、安定的な昇給が見込めない場合もあります。
スタートアップで働くメリットとは?
では反対に、スタートアップ企業で働くメリットにはどのようなものが挙げられるのでしょうか。
スタートアップ企業でのデメリットを挙げましたが、もちろんスタートアップ企業で働くことで得られるメリットもあります。
次は、スタートアップ企業で働くメリットをご紹介します。
新しい価値を届けられるやりがいさ
1つ目は、新しい価値を市場に届けることができる点へのやりがいです。
スタートアップ企業での業務は、まだ世の中にないアイデアを打ち出す必要があります。
まったく新しい価値を創造し、発信できるといったやりがいがあるのです。
一般的な中小企業や大企業では既存のサービスを提供し続けたり、同じジャンルの商品を作り続けたりするのが基本です。
そのため、一から何かを作り出せる点は、スタートアップ企業にしかないやりがいと言えるでしょう。
また、スタートアップ企業は人数が少ないため、意見やアイデアの風通しが良い傾向にあります。
企画に自分の意見が色濃く取り入れられることも十分に可能ですので、モチベーションにつながるのではないでしょうか。
創造することや探求することが好きな方には、大きな魅力と言えます。
成長機会が多くある
2つ目は、成長機会が多い点です。
先ほどもご紹介したように、スタートアップ企業は業務内容の幅が広い傾向にあります。
そのため、さまざまな方面にチャレンジする機会が多く設けられているのです。
またスタートアップ企業では、社員と同時に会社自体を成長させていくとことが必須です。
企業が事業展開を進めると同時に、社員はさまざまな業界へ理解を深めることもできます。
その中でたくさんの人と話す機会もありますので、人脈やトークスキルも自然と身につけることができるのです。
仕事のスキルと人間性の両方を成長させることができるでしょう。
今までの仕事でマニュアルだけをこなすことに不満を覚えていた方やもっと自分でやってみたいと感じていた方にはうってつけなメリットではないでしょうか。
裁量権が大きく働ける
3つ目は、個人に与えられる裁量権が大きい点です。
スタートアップ企業は良くも悪くも体制が不整備な傾向があります。
業務においても、一つのことに固執することなく幅広く取り組める場合が多いのです。
また、スタートアップ企業は基本的に少人数なので、1人が担当する業務量が多いことも珍しくありません。
そのため、責任者になりやすく、一人ひとりの裁量権が大きい傾向にあるのです。
また、少人数体制ということは、上司や役員との距離が近いことにもつながります。
さまざまな立場の社員と直接話す機会が多いことで、意見やアイデアが通りやすい環境になるのです。
一般的な中小企業や大企業に比べると、自分の意見が業務に反映される可能性が高いと言えます。
ユニークな福利厚生がある
スタートアップ企業は、限られたリソースの中で優秀な人材を惹きつけ、維持するために、画一的な福利厚生ではなく、従業員の多様なニーズに応えるユニークな制度を導入する傾向があります。
例えば、時間や場所に縛られない柔軟な働き方を支援するリモートワーク制度やフレックスタイム制は、ワークライフバランスを重視する現代の従業員にとって大きな魅力です。
また、ペット同伴可のオフィスや、社内に設置されたカフェやジムなど、従業員の健康やリフレッシュを促進する環境も、スタートアップならではのユニークな福利厚生と言えるでしょう。
さらに、書籍購入補助やスキルアップ支援など、従業員の自己成長を支援する制度も充実していることがあります。
これらの制度は、従業員のエンゲージメントを高め、創造性や生産性を向上させるだけでなく、企業の独自性を際立たせ、企業文化の醸成にも貢献します。
また、将来的な企業の成長を見据えて、ストックオプションを付与する企業も多く、従業員のモチベーション向上や、企業への貢献意識を高める効果が期待できます。
上司の干渉が少ない
スタートアップ企業は、組織規模が小さく、フラットな組織構造を持つことが多いため、上司の干渉が少ない傾向があります。
この環境は、従業員に大きな裁量権を与え、自分のアイデアやスキルを最大限に活かして仕事に取り組むことを可能にします。
上司の指示に従うだけでなく、自分で考え、判断し、行動することで、従業員の主体性や責任感が育まれ、成長を加速させます。
また、上司との距離が近く、意見交換や相談がしやすい風通しの良い組織は、コミュニケーションを円滑にし、チームワークを高めます。
年齢や役職に関係なく、成果に基づいて評価される成果主義の文化も、スタートアップ企業の特徴です。
自分の能力を最大限に発揮し、成果を出すことで、正当な評価を得られる環境は、従業員のモチベーションを高め、高いパフォーマンスを引き出す効果があります。
スタートアップに向いている人の特徴
メリットやデメリットを知ることで、スタートアップ企業への理解や興味が深まったのではないでしょうか。
しかし、入社後に自身と企業がマッチしなかったということがあっては困ります。
ミスマッチングが起こる不安から、後一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
では、実際にスタートアップ企業に向いているのはどのような人材なのか、気になると思います。
自分の性格や傾向と比較して、マッチング度合いを確かめてみてください。
次は、スタートアップ企業に向いている人の特徴をご紹介します。
リスクを取ってでも新しいことに挑戦することに魅力を感じる人
スタートアップ企業に向いている人の特徴として挙げられる1つ目は、リスクへの不安よりも新しいことへの挑戦意欲が強い人です。
スタートアップ企業は、新しいサービスや商品の創造を繰り返すのが基本です。
しかし、毎回良い結果が残せるかはやってみないとわかりません。
また、いつ事業が波に乗るかもわからないのです。
先行きが不透明なことに加えて、失敗するリスクも低くないのがスタートアップ企業の特徴です。
そのため、リスクへの不安よりも新しいことへのチャレンジ精神が強い人でなければ、スタートアップ企業での業務はストレスになる可能性が高くなります。
反対に、新しいことに挑戦したい方や新しいものを創りたい気持ちが強い方には、スタートアップ企業は向いていると言えるでしょう。
成長意欲が高い人
2つ目は、成長意欲の高い方が挙げられます。
スタートアップ企業では、自身が成長できる機会が多くあります。
先ほどもご紹介しましたが、スタートアップ企業は社員数が少ない傾向にあり、新人教育や研修に割く人員が不足しているのです。
そのため、新人でも能動的に学んだり、すぐに実践する場があったりします。
また、スタートアップ企業は小規模で多くの事業を行っていることが非常に多いです。
加えて、新しい事業やサービスにまでどんどん進出していく企業がほとんどです。
スタートアップ企業ではそのような状況でも社員数が常に少ないため、入社してすぐに大きな役割を任せてもらえることがあります。
新人でも多種多様な業務を一任してもらえることが多く、成長意欲の強い方にはピッタリの企業と言えます。
柔軟な発想ができる人
スタートアップ企業では新しいビジネスモデルの構築や市場開拓を行うため、既存の枠にとらわれない柔軟な発想が求められます。
大手企業では決められたプロセスに沿った業務を進めることが多いですが、スタートアップでは成果を出すことが最優先となるため、既存のやり方に固執せず、常に新しい方法を模索する姿勢が重要なのです。
従来のビジネスモデルをそのまま適用するのではなく、ユーザーのニーズを深く分析し、独自の切り口でサービスを設計することなどが求められます。
また、事業の方向性が変わることは珍しくなく、その都度発想を転換しながら臨機応変に対応することも必要になるため、柔軟な発想ができる人に向いていると言えるでしょう。
常に変化する環境が好きな人
スタートアップ企業では事業が安定するまでの期間が長く、戦略や業務内容が頻繁に変更されることがあります。
資金調達の状況や市場のニーズに応じて、事業モデルの変更やターゲット層の見直しを行うことも少なくありません。
このような環境では日々の業務が固定化されることは少なく、柔軟に対応する力が求められます。
そのため「安定した業務フローの中で仕事を進めたい」と考える人よりも、変化を楽しめる人に向いているでしょう。
新しいプロジェクトが急に決まったり、これまでとは異なる役割を任されたりすることもあります。
こういった変化に対して前向きに挑戦できる人ならば、スタートアップ特有の環境でもストレスを感じにくいでしょう。
幅広い業務に携わりたい人
スタートアップ企業では業務が明確に分業されていることは少なく、1人が複数の役割を担うことも少なくありません。
企業の規模が小さく、限られた人員で事業を運営する必要があるからです。
そのため、特定の業務だけに集中したい人よりも、様々な仕事を経験したい人の方が向いています。
例えば、分析担当として採用された人が同時に営業活動や広報業務にも関わるなどは珍しい光景ではありません。
このように、職種の枠にとらわれず、幅広い業務を経験できることがスタートアップの魅力です。
負担が大きくなることもありますが、多様なスキルを身につけることができ、キャリアの選択肢も広がります。
スタートアップに向いていない人の特徴
スタートアップ企業に向いている人の特徴をご紹介しました。
特有の社風や方針があるので、スタートアップ企業で働くにあたって、向き不向きもハッキリと区別されます。
では反対に、スタートアップ企業に向いていない人とはどのような特徴のある人なのでしょうか。
仕事とプライベートの時間はしっかり分けたい人
1つ目は、仕事とプライベートの時間をしっかり分けたい人です。
スタートアップ企業は少人数で業務を行うので、基本的に1人あたりの業務量が多いです。
さらに、業務以外にも、会社の仕組みを作ることも任される可能性があります。
そのため、スタートアップ企業での業務はハードワークになる可能性が非常に高いのです。
また、一般的な中小企業や大企業に比べると、休日出勤が多い傾向にあります。
仕事に対して受動的である方にとっては、休日に仕事をするのはかなりのストレスになってしまうかもしれません。
仕事とプライベートはしっかり分けたいと考えているような人には、スタートアップ企業は向いていないと言えます。
残業も比較的多いため、退勤後の時間を大切にされる方には不向きな企業になるのです。
安定志向の性格な人
スタートアップ企業に向いていない人の特徴2つ目は、安定志向な性格の方です。
先ほどもご紹介した通り、スタートアップ企業では事業が安定しないことも珍しくありません。
それに加えて、長く続いている企業には信頼において負けてしまうことやその結果資金調達がうまくいかないこともあるのです。
また、新しい事業もどんどん展開していくので、スタートアップ企業では安定して同じ業務を続けることは珍しい傾向にあります。
このようなことから、資金面に関しても事業や業務に関しても、必ずしも安定しているとは言えないのがスタートアップ企業の特徴なのです。
一つの仕事を続けたい方や給与や将来を安定させたいという思考の人には、スタートアップ企業は向いていないと言えるでしょう。
決められた業務を遂行することが得意な人
スタートアップ企業では業務の進め方や役割分担が明確に決まっていないことが多く、常に変化に適応しながら働くことが求められます。
したがって、決められた手順に従って業務を遂行することが好きな人にとって、スタートアップの環境はストレスが多いかもしれません。
大手企業であれば、業務プロセスがしっかりと整備されており、マニュアルに沿って効率的に仕事を進められます。
しかし、スタートアップでは状況に応じて自分で考え、柔軟に対応することが必要です。
このような環境では「決まった業務だけをこなしたい」と思っている人はストレスが溜まりやすいでしょう。
特定のスキルを身に着けたい人
スタートアップ企業は様々なスキルを身につけられるというメリットがありますが、その分、特定の専門スキルを磨く機会はあまりありません。
限られた人員で事業を運営するため、1人の社員が複数の業務を担当する必要があります。
マーケティング職として採用された人が広報・営業・カスタマーサポートまで担当することも珍しくありません。
これはスタートアップが成長段階にあるため、仕方のないことではあります。
しかし「1つの専門スキルを磨き、その分野のプロフェッショナルになりたい」と考えている人にとっては、あまり良い環境とは言えないでしょう。
給与を重視する人
先ほど「給与水準が低い可能性がある」と伝えた通り、給料を重視する人にはスタートアップ企業は向いていないでしょう。
特に、設立間もない企業や資金調達が十分でない企業では固定給が大手企業と比べて低く設定されることが多く、給与の高さを最優先にしたい人にとっては厳しい環境です。
事業の成長に応じて大幅に昇給することもあるものの、それがいつ実現するかは全く保証されていません。
また、ボーナスや退職金、各種手当、福利厚生が整っていないことも多いため、長期的に安定した収入を求める人は他の企業を目指した方が良いでしょう。
注目されているスタートアップ企業3選
注目されているスタートアップ企業にはどのような企業があるのでしょうか。
ここでは、知名度も高く、今注目されている企業を紹介します。
株式会社SmartHR
SmartHRは、企業の人事・労務管理を効率化するクラウド型ソフトウェア「SmartHR」を提供しています。
煩雑で時間のかかる入退社手続きや雇用契約、年末調整、従業員情報の管理といった労務手続きをペーパーレス化し、オンラインで完結できる点が大きな特徴です。
これにより、人事労務担当者の業務負担を大幅に軽減し、コア業務への集中を支援します。
また、従業員自身がPCやスマートフォンから簡単に関与できるため、利便性も向上します。
近年では、タレントマネジメント機能も拡充し、人事データ活用による戦略的な人材配置や育成にも貢献しています。
日本の多くの企業で導入が進んでおり、人事労務分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を牽引する代表的なSaaS企業として、その成長性と市場への影響力が高く評価されています。
株式会社Luup
Luupは、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を展開する企業です。
主に都市部において、電動アシスト自転車や電動キックボードといった小型モビリティを、専用ポート(駐輪拠点)を通じて提供しています。
利用者はスマートフォンアプリを使って近くのポートを探し、車両の解錠から返却、決済までをスムーズに行えます。
ラストワンマイル(最寄り駅から目的地までの短距離移動)の解決策として注目されており、通勤・通学や日常のちょっとした移動、観光など、多様なシーンでの利用が拡大しています。
高密度にポートを設置することで利便性を高め、都市交通の新たな選択肢を提示しています。
法改正による電動キックボードの規制緩和なども追い風となり、都市部での持続可能で効率的な移動手段を提供する企業として、急速に存在感を増しています。
Preferred Networks
Preferred Networksは、深層学習(ディープラーニング)を中心とする人工知能(AI)技術の研究開発と、その実社会への応用に取り組む企業です。
特に、製造業、交通システム(自動運転)、ライフサイエンス、ロボティクス、材料探索といった分野で、最先端のAI技術を活用したソリューション開発に注力しています。
トヨタ自動車、ファナック、ENEOSなど、各業界のトップ企業との協業を通じて、複雑な現実世界の課題解決を目指しています。
自社開発の深層学習フレームワークや、大規模な計算基盤(スーパーコンピュータ)を保有し、高度な研究開発能力を持つ点が強みです。
日本発のグローバルなAI技術企業として、産業界に革新をもたらすポテンシャルが高く評価されており、その動向は常に国内外から注目を集めています。
スタートアップから内定をもらうためには
ここまで、スタートアップ企業について詳しくご紹介してきました。
メリットやデメリット、スタートアップ企業への向き不向きなど、就職を現実的に捉え直すきっかけになる情報ばかりだと思います。
しっかりと考えたうえで、やはりスタートアップ企業への入社を希望する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような方に向けて、次はスタートアップ企業で働く前に確認したいことをご紹介します。
事前準備を万全にすることで、少しでも入社への不安を減らしていきましょう。
スタートアップについて理解を深めておく
1つ目は、スタートアップ企業についての理解を深めておくことです。
漠然とスタートアップ企業に入社したいという気持ちだけでは、入社後にミスマッチングを起こす可能性があります。
以前の企業形態のほうが自分に合っていたと後悔しないためにも、スタートアップ企業とはどのような企業なのか、しっかり調べる必要があるのです。
一般的な中小企業や大企業に比べて、スタートアップ企業は独特の社風や制度を持ち合わせている可能性が高いです。
スタートアップ企業入社後は現在と比べてどのように変化があるのか、イメージしておく必要があります。
メリットやデメリットだけでなく給与形態や社風についても、自身の性格や生活スタイルに合っているか確認しましょう。
自己分析をしっかり行う
スタートアップ企業入社前に確認することの2つ目に、再度自己分析を行うことが挙げられます。
そもそも転職を考えるのは、現在の企業が自身に合っていないと感じることが理由のほとんどです。
また、自身がより成長できる環境を望んでいたり、やりたいことを見つけたり、転職にはさまざまな理由があるでしょう。
しかし、どのような理由があっても、自身にとってより良い場所に身を置きたいと考える方が多いと思います。
しっかりとした軸を持って転職活動を行うことで、より自身にマッチした企業を見つけることができるでしょう。
自己分析を再度行うことで自身の心境や価値観の変化にも気が付き、企業選びの軸をハッキリさせることができるのです。
企業について事前に分析しておく
スタートアップ企業に入る前に確認したいことの3つ目として、企業研究をしっかり行うことが挙げられます。
先ほども挙げたように、転職や就活は、自身にとってより良い環境に身を置きたい方が多いと思います。
志望している企業をあらかじめ入念に調べておくことで、求めている条件と合致しているかを見定めることができるのです。
また、福利厚生や教育制度など、企業によってさまざまな制度もあります。
志望先の企業がどのような形を採っているのか事前に調べておくことで、入社してからギャップが生まれることのないように対策しておくと良いです。
そのほかにも、平均残業時間や休暇など、基本的に調べてわかる情報は事前にしっかりとチェックしておきましょう。
企業研究を念入りに行うことが重要なポイントになります。
説明会に参加する
スタートアップ企業の説明会は、企業の担当者から直接話を聞くことができる貴重な機会です。
大企業の説明会とは異なり、より少人数で、より密なコミュニケーションが取れる場合も多く、企業の雰囲気や担当者の熱意を肌で感じることができます。
説明会に参加することで、企業の事業内容、ビジョン、企業文化、働き方など、ウェブサイトやパンフレットだけでは得られない情報を得ることができます。
特に、スタートアップ企業は、その成長フェーズや事業内容が常に変化している可能性があるため、最新の情報を得ることは非常に重要です。
説明会では、企業の担当者と直接話す機会があります。
積極的に質問をすることで、自分の熱意や企業への関心をアピールすることができます。
説明会後の質疑応答の時間や、説明会後に設けられている交流会などは、担当者と個別に話すチャンスです。
OB・OG訪問をする
OB・OG訪問は、企業のリアルな情報を得るための貴重な機会です。
スタートアップ企業は、組織規模が小さく、企業文化や働き方が多様であるため、OB・OGから直接話を聞くことで、企業の雰囲気をより深く理解することができます。
OB・OG訪問では、企業の強みや弱み、働きがい、キャリアパスなど、企業のウェブサイトや説明会では得られない情報を得ることができます。
特に、スタートアップ企業は、成長スピードが速く、変化も大きいため、OB・OGから実際の働き方やキャリアについて聞くことは非常に参考になります。
OB・OG訪問を通じて、企業の雰囲気や働き方が自分に合っているかどうかを確認することができます。
インターンシップに参加する
スタートアップ企業のインターンシップは、実際の業務を体験できる貴重な機会です。
スタートアップ企業は、即戦力となる人材を求めているため、インターンシップで優秀な成果を出すことで、内定獲得に大きく近づくことができます。
インターンシップでは、実際の業務を体験することで、企業の事業内容や働き方を深く理解することができます。
スタートアップ企業は、成長スピードが速く、変化も大きいため、インターンシップで実際の業務を体験することは非常に貴重な経験となります。
インターンシップを通じて、企業の雰囲気や働き方を体験し、自分との相性を確認することができます。
スタートアップ企業は、企業文化や働き方が多様であるため、自分に合った企業を選ぶことは非常に重要です。
インターンシップで優秀な成果を出すことで、企業から高い評価を得ることができ、内定獲得のチャンスを広げることができます。
就活エージェントに相談する
スタートアップ企業への就職を目指している方は、ぜひ就活エージェントに相談することを推奨します。
就活エージェントは豊富な企業情報を持っており、あなたにおすすめのスタートアップ企業を紹介してくれます。
特に、スタートアップ企業はやりがいがあるところが多いものの、ハードすぎる業務を課されるところも多いため、プロと一緒に企業を選ぶことを推奨します。
弊社のサービスである「ジョブコミット」ではESの添削や面接対策など、内定を獲得するために必要な対策も一緒に行うことができるため、気になる方は以下のリンクから登録してみてください。
まとめ
スタートアップ企業について、さまざまな情報をご紹介しました。
自身がより良く過ごせるのはどのような環境なのか、就職先としてスタートアップ企業は自分に合っているのか、自分を見つめ直す材料になったかと思います。
考えたうえでスタートアップ企業でない企業を選ぶのも良いですし、やはりスタートアップ企業に入社したいと感じて行動を起こすのも良いでしょう。
スタートアップ企業への入社を考えるうえで、ぜひこの記事を参考にしてみてください。