ベンチャー企業の就活の流れを解説!いつから始めるべき?全体像を掴んで早期内定を獲得しよう

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はじめに

近年、就活生にも注目が高まり、就職希望者が増えているベンチャー企業ですが、大手企業や中小企業とは企業の特徴も異なり、就活でも異なる特徴があります。

ベンチャー企業から内定を得るには、どのような活動をいるから始めれば良いのでしょうか。

ベンチャー企業の就活について全体像を掴み、早期内定を獲得できるよう準備も欠かせません。

ベンチャー就活における大手企業の就活とは異なる特徴とベンチャー就活の基本、ベンチャー企業の就活の流れを解説していきます。

ベンチャーへの就職を目指す方は、この記事を参考にして早い段階から準備をスタートさせましょう。

【ベンチャー就活の流れ】就活の基本

まずは、就活において必要な要素を押さえていきましょう。

この要素はベンチャーはもちろん、大手企業、中小企業でも必要となるものです。

必要な要素を捉えて実践していくことで、ベンチャーをはじめ、大手企業、中小企業問わず、就活のターゲットにできます。

就活の基本は以下の要素です。

・インターンシップに参加する

・自己分析をする

・業界研究/企業研究をする

・企業説明会に参加する

・OB/OG訪問をする

・ES・筆記試験・面接

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

インターンシップに参加する

インターンシップは就活よりずっと早い段階で行うもので、職場体験や職場見学的な短期インターンと実際の業務をより実践的に経験できる長期インターンがあります。

早いものでは大学1年次から参加できるものもあります。

ベンチャー企業は大手企業や中小企業に比べても、インターンに力を入れている企業が少なくありません。

自己分析をする 

自己分析は自分が何をしたいのか、どんな仕事や職種が合っているのか適性を考えることやどんな企業や職場がマッチしているかを考える作業です。

ベンチャー企業に合っているか、どんなベンチャー企業が自分に適しているかを考える機会にもなります。

自分の能力や強みを棚卸し、志望する企業へのアピールポイントを考える時間にもなります。

業界研究/企業研究をする

自分にどんな業界や企業が合っているかを探すうえで、欠かせない作業です。

やりたいこと、興味あることが見つかっている方は業界を深め、自分に合った企業を探すために必要です。

まだ、どんな仕事をしたいか迷っている方は、就活する業界や企業を探すためにも、いっそうしっかりと行う必要があります。

企業説明会に参加する

企業説明会は企業に興味を持つ就活生を集めて、企業側が会社概要や事業内容、福利厚生など働く環境や求める人物像、職種、仕事の進め方やキャリアプランなどについて説明するイベントです。

企業説明会の後に質疑応答の時間が設けられることや個別相談会が実施されることも少なくありません。

特にベンチャー企業の場合は少人数の説明会となることも多く、気になっていることをしっかり確認できます。

OB/OG訪問をする

OB/OG訪問とは同じ大学で、志望する企業に入社して活躍している先輩を探して、メールや電話でコンタクトを取り、実際に会って話を聞かせてもらうことや職場見学などをさせてもらうことです。

この点、ベンチャー企業は歴史が浅い、従業員数が少ないなどで、OB、OGが見つけにくい点が難点です。

ES・筆記試験・面接

本格的な就活がスタートしたら、ESと略されるエントリーシートを作成して志望企業にエントリーを行います。

企業ごとに選考が行われ、大手企業を中心にWebテストやマークシート方式の、筆記試験が行われることも少なくありません。

書類選考に通ると、面接が実施されます。

面接は1次から2次、3次など数回にわたって実施され、最終的に勝ち残った人だけが内定を貰えます。

【ベンチャー就活の流れ】ベンチャー就活の特徴

ベンチャー企業を含めた、大手企業や中小企業でも当てはまる一般的な就活の基本と流れを見てきました。

では、ベンチャー企業特有の押さえておくべき特徴はあるでしょうか。

それは、大手企業に比べて選考が早くスタートすること、内定直結のインターンがあることです。

選考時期が早いことも、インターンがあることも、早い段階で知っておかないと出遅れてしまい、チャンスを逃してしまうので注意が必要です。

選考が早い

ベンチャー企業は大手企業に比べ、選考が始まる時期が早いです。

大手企業に落ちたら、ベンチャー企業を検討しようかと思っていた方にとっては、順序が逆転してしまうため注意しなくてはなりません。

なぜ、大手企業より選考時期が早いのでしょうか。

それは、大手企業と同じ時期や、後から行えば、就活生が大手企業に流れてしまうためです。

ベンチャー企業に興味があったとしても、安定した大手のほうがいいかな、知名度が高い大手のほうが安心と、大手企業を選んでしまう学生は少なくありません。

優秀な人材を囲い込むためには、先手を打っておく必要があります。

そのために大手企業より選考時期が早いので、ベンチャー企業を受けたいならスケジュールに注意しましょう。

内定直結のインターンがある

優秀な人材を早期に囲い込むという同じ目的で、内定直結のインターンを設けているベンチャー企業も増えています。

ベンチャー企業は選考時期が早いと言いましたが、内定直結のインターンもその一環と捉えることもできます。

早い人では大学1年の夏休みから、長期インターンとして働き始める方もいるほどです。

実際に業務をこなしながら、ベンチャー企業の雰囲気に慣れることやスキルを高めていきます。

もっとも、インターンも手取り足取り指導を受けたりといった内容ではなく、課題が出されたり、いきなり業務を任されたりすることも少なくありません。

もちろん、本人も希望すればですが、インターンとして評価が得られれば、そのまま正社員として採用されるチャンスも得られるのです。

【ベンチャー就活の流れ】ベンチャー就活の全体像

ベンチャー就活の全体像として、いつ頃から就活を始めれば良いのでしょうか。

長期インターンなど大学1年次から始める人もいるほどですが、遅くとも大学3年を迎える春には自己分析からスタートしましょう。

会社説明会なども実施されるため、情報収集も欠かせません。

いずれにしても、就活は早く始めたほうが有利ですので、ほかの学生より出遅れることや企業が提供する機会を逃さないようにしましょう。

以下で3年春からの自己分析、説明会参加、3年夏のサマーインターン、3年秋の説明会・本選考エントリー、3年冬以降の本選考面接の流れやスタート時期、特徴について解説していきます。

3年春:自己分析、説明会参加

ベンチャー企業は大手企業と異なる特徴があるだけでなく、ベンチャー企業ごとに独特の社風や仕事のやり方があることや事業内容もこれまでにない新たなビジネスであることが少なくありません。

そのため、自分にマッチした企業か、人間関係はどうか、仕事や働き方は合っているかなどを確かめるためにも、インターンに参加するのがおすすめです。

大学3年の夏休みにサマーインターンに参加するのを目的に、遅くとも3年の春には自己分析を行い、どんな企業やどんな仕事が自分にマッチしているか検討しましょう。

自分のやりたいことや働きやすい職場がイメージできたら、自分に合ったベンチャー企業がないか、情報収集を進めていき、インターン説明会などに参加しましょう。

3年夏:サマーインターン

3年夏にはサマーインターンに参加し、自己分析の結果が正しいのか、実際に企業の業務を体験することで確かめることがおすすめです。

ベンチャー企業では内定直結のインターンも多いと言いましたが、インターンに参加したからといって、必ず就職しなくてはならないわけではありません。

自分に合った企業であるか、仕事がおもしろいと感じるかなど、見極める機会に利用することができます。

サマーインターンに参加するうえでは、通常、選考がありますが、大手企業に比べると、ベンチャー企業のインターンは通りやすい傾向にあります。

もっとも、社風に合っていない、自主性がないなどベンチャー企業向きの適性がないと受からないため、選考に向けて自己分析を行った結果をしっかり発揮してアピールすることは欠かせません。

3年秋:説明会・本選考エントリー

3年秋になると、各社で会社説明会が開催されるようになります。

ベンチャー企業の場合、個別に会場を設けて開催するのではなく、合同説明会などを利用するケースもあるので、情報収集の際は注意しましょう。

合同説明会とはベンチャー企業や中小企業、地方の企業などが合同して会場を借りることや就活エージェントや地方自治体などが開催する合同説明会に各企業が参加して開かれる説明会です。

企業ごとにブースが設けられ、時間が来ると説明会が何度も実施されることや集まってきた学生の人数に応じて説明会が行われるのが一般的です。

また講演形式で、企業が順番に登壇して説明をしていくこともあります。

企業の概要や業務内容の理解を深める機会となり、個別相談会などが実施されることもありますので、参加がおすすめです。

3年冬以降:本選考面接

説明会に参加することや個別相談などを経てベンチャー企業の理解を深めたら、志望する企業を選んでエントリーをします。

エントリーは書類選考となり、選考に通ると、面接の案内が来ます。

企業によって時期は異なるものの、ベンチャー企業の場合は大手企業に先行して採用活動が始まりますので、だいだい大学3年の冬頃です。

大手企業の場合、まずは人事面接、次に部門長面接、最終的に役員面接といった流れで、順次、偉い人にバトンタッチしていくなど、何度も面接を重ねます。

最初から個別ではなく、グループ面接のケースも少なくありません。

これに対してベンチャー企業では、最初から社長面接である場合や社長と現場の先輩社員がセットで面接を行い、1回だけで判断がなされるケースもあります。

まとめ

ベンチャー企業は大手企業に就活生が流れてしまわないよう、大手企業より先行して早い段階から就活がスタートするのが特徴的です。

また、内定直結につながる長期インターンも実施されることが多いため、早い段階から情報収集をすることが必要となります。

就活をはじめ、インターンの選考に通るためにも、情報収集をする前の段階で自己分析や業界分析、企業分析も行っておく必要があります。

そのため、遅くとも大学3年になる春にはスタートしておくことが大切です。

ベンチャー企業にインターンから内定をゲットした人の中には、大学1年次からインターンをしているような人もいるので、就活は早く始めるに越したことはありません。

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