はじめに
長期インターンに参加するとなると、参加するインターン先企業を選ぶのにも悩みますが、職種や仕事内容についても迷うという人が多いでしょう。
職種や仕事内容といえば、社会人に置き換えると仕事を選ぶ非常に重要な判断軸です。
しかし、どれだけ意欲が高くともまだ学生であるうちは、こうした仕事内容についてどう考えれば良いかわからなくなってしまうでしょう。
そこで今回は、長期インターンに多い職種とそれぞれの仕事内容について解説します。
・長期インターンを始めたいけど、何から始めれば良いのかわからない
・長期インターンには参加したいけれど、やりたい仕事が見つからない
上記に該当する方はぜひ、インターン先を選ぶ際の参考にしてください。
【長期インターンの職種】長期インターンの職種
学生が、長期インターンでチャレンジできる職種をご紹介いたします。
長期インターンでチャレンジできる職種には、大きく分けて以下の7つがあります。
・営業職
・マーケティング職
・ライター職
・デザイナー職
・企画職
・エンジニア職
・事務職
いずれの職種も、実際に社会人になってから携わる可能性のある職種です。
それぞれの職種が企業内でどのような役割を担うのか、具体的な働き方について見ていきましょう。
ご自身の職業適性を探るのにもぴったりなので、ぜひ参考にしてください。
営業職
学生が長期インターンで経験できる仕事、1つ目は営業職です。
営業職では、以下のような業務を通じて実際の業務にあたったり社員の補佐を務めたりします。
・営業先とのアポイント獲得に調整
・新規営業
・既存顧客のフォローなど
こうした業務のほとんどは、実際の社員が行うものを補完的に手伝うか、途中まで学生が担当したのち、最終的なクロージングを社員に投げる形で仕事を進めます。
また、実際に客先に出向く場面もあるため、名刺の渡し方や客先での振る舞いなど一連のビジネスマナーが身につきます。
したがって、社会人の基礎力を身につけられるでしょう。
長期インターンでの営業の仕事をよりくわしく知りたいという方は、こちらの記事をぜひ参考にしてください。
マーケティング職
学生が長期インターンで担当できる職種の2つ目は、マーケティング職です。
マーケティングといえば「多くの企業で花形といわれる部署」というイメージを抱いている人も多いかもしれません。
実際の業務では、以下のような仕事にあたります。
・競合の調査
・ソーシャルメディアの分析・運用などを通して自社サービスの改善を行っていく
こうした業務はあくまでもマーケティング職が担う業務のほんの一端にすぎません。
また、仕事を通じて、論理的な思考能力やデータ分析能力が身につくでしょう。
主観的な判断軸から、客観的な観察眼も育つため、別の職種にも活かせるスキルが学べます。
長期インターンでのマーケティングの仕事をよりくわしく知りたいという方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
ライター職
学生が長期インターンで担当できる職種、3つ目はライター職です。
ライター職に就くと、主に以下のような業務を担当します。
・編集
・校正
・翻訳
・メディア立ち上げの企画など
ライターとはその名の通り、文章を書く仕事であり、一見すると誰にでもできそうな仕事だと感じる人もいるでしょう。
しかし、実際は文章を書くためのスキルをいかんなく発揮しながら仕事にあたります。
社会人にもなると企画書やメールの文章作成など、とにかく文章を書く機会が増えます。
ライター職に興味がなくとも、社会に出てから非常に役立つスキルが身につくでしょう。
長期インターンにおける、ライターの仕事をよりくわしく知りたいという方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
→「長期インターン ライター」(未作成)への誘導
デザイナー職
少々専門的な勉強をしてきた学生なら、長期インターンでデザイナー職に従事することも可能です。
デザイナー職では、以下のような業務を担当します。
・HTML/CSS/Javescriptでのコーディング
具体的かつ実践的なスキルを用いて、業務にあたることとなるでしょう。
デザインの勉強を独学してきてきた、またはデザイン系の学科に入っているという学生にとって、非常に学びの多い長期インターンとなります。
自分で作品を作ることにもなるので、企業の目に留まりやすいというメリットもあります。
長期インターンにおける、デザイナー職の仕事をよりくわしく知りたいという方は、こちらの記事をぜひ参考にしてください。
→「長期インターン デザイナー」(未作成)への誘導
企画職
学生が長期インターンで担当できる職種の5つ目は、企画職です。
この手の業務は、より仕事の本質に触れられるよう配慮された長期インターン先で経験できます。
具体的には以下のような業務に携わります。
・既存ビジネスの改善案の企画
・イベントの企画など
特に、学生が主催するイベントは主催者目線も学べるうえに、イベントの趣旨としても非常におもしろいものとなります。
自由で枠にとらわれないアイデアが歓迎されるでしょう。
また、企画職には事業全体を見渡すような、俯瞰的な視点が欠かせません。
役職に就かずとも、偏りのない目線が身につきます。
長期インターンにおける、企画職の仕事をよりくわしく知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください。
エンジニア職
学生が長期インターンで担当できる職種の6つ目は、エンジニア職です。
長期インターンにおけるエンジニアとは、デザイン職と同様に、実際の業務をサポートします。
具体的には以下のような業務を担当します。
・すでにリリースしたサービスや機能の改善・改修
・新規サービス計画の立案
・設計・実装
プログラミングを必要とする開発の業務には、細かくテストが実施されます。
何重にもチェックが受けられるため、学生であってもしっかりとした業務内容を任せてもらえるでしょう。
長期インターンにおける、エンジニア職の仕事をよりくわしく知りたいという方は、こちらの記事も参考にしてください。
事務職
学生が長期インターンで担当できる職種の7つ目は、事務職です。
事務職とは、どのような企業にも必ず据えられる職種の1つと言っても過言ではありません。
すべての業務が円滑に進むよう、縁の下で企業全体をサポートしています。
事務職では、具体的に以下のような業務を担当することとなるでしょう。
・受付
・経理
・総務
・人事
・広報
・カスタマーサポートなど
特に、長期インターンから幹部候補を育成していきたいと考える企業なら、人事や広報といった職種を経験できるチャンスです。
どの企業に就職したとしても活かせるスキルや学びがあるでしょう。
長期インターンにおける、事務職の仕事をよりくわしく知りたいという方は、こちらの記事をぜひ参考にしてください。
→「長期インターン 事務職」(未作成)への誘導
【長期インターンの職種】職種の選び方
それでは、長期インターンで経験できる職種を知ったあとは、職種の選び方について見ていきましょう。
長期インターンでは、以下のような判断軸で仕事を選べると良いでしょう。
・自分のひりたいことを見つける
・アルバイトではできないことをやろう
やはり、なんといっても長期インターン最大の魅力は経験が積める点です。
普段の自分ではチャレンジしないようなことにこそ、勇気をもって一歩踏み出してみましょう。
また、アルバイトでは経験させてもらえないような業務もねらい目です。
自分のやりたいことを見つける
長期インターンを通じて何かを得たいなら、今一度「自分のやりたいことを明確にする」というマインドをもってください。
長期インターンへ参加するにも、何千人もの応募者からふるいにかける企業もあります。
どこか良いところで長期インターンをしたいと思えば思うほど、長期インターンをやることがゴールになってしまいがちです。
しかし、長期インターンをすること自体は通過点であり、ステップアップの一助でしかありません。
決して長期インターンに参加することだけを目的に行動しないでください。
ポイントは、長期インターンを通じてどのように成長したいか考えることです。
社会人としての将来像を見据えながら、自分に合った企業を選びましょう。
アルバイトではできないことをやろう
長期インターンでは、通常のアルバイトでは経験できないような業務を担当できる可能性があるでしょう。
特に、先ほどの職種紹介でも触れたように、社会人とほぼ同じような業務を担当するケースもあります。
つまり、長期インターンでは長期インターンでしかできない経験を積むことに注力すべきなのです。
職種はもちろん、担当する業務内容についても事前にしっかりと確認しておきましょう。
どれだけ有名な企業のインターンに参加できたとしても、単純な雑用を任されるようでは意味がないからです。
社会人になったらどのように働きたいか、どのように活躍したいかを見据えて長期インターン先を選びましょう。
特に、飲食店のようにアルバイトでも簡単に出入りできるような現場はおすすめできません。
【長期インターンの職種】長期インターンをやる前に相談しよう!
長期インターンについて、自ら考え実際の行動に移すことは非常に素晴らしいでしょう。
しかし、就活や長期インターンについては、より効率良く相性の良い企業との出会いをサポートしてくれる、さまざまなサービスがあるのも事実です。
自分でコツコツと時間をかけて、長期インターン先を見つけるのも良いですが、こうしたサービスはぜひ一度確認してみてください。
第三者からの指摘やアドバイスを受けることで、思いもしない自分の適性や特性を認識できるかもしれません。
そこで、就活生におすすめしたいのが就活市場インターンです。
専任のアドバイザーが、長期インターン先決めから応募、その後のフローまでを徹底してサポートしてくれます。
サービスをうまく活用して、効率良くインターン先を決めましょう。
まとめ
長期インターン先を決める際に重要となる、職種の決め方についてご紹介いたしました。
長期インターンでは、長い時間をかけて学生の指導ができるため、さまざまな職種が用意されています。
学生側も企業側も、余裕をもって業務にあたれるため、ぜひとも吟味したうえで働く先を決めるべきでしょう。
ポイントは、長期インターンを通じて何を得たいか、どのような経験を積みたいかです。
アルバイトではきっと任せてもらえないような仕事が経験できる企業を選びましょう。
インターン先はあくまでインターン先であり、必ずしも就職先とはならないため、知名度などにとらわれるべきではありません。
社会人になっても活かせる、ためになるスキルを身につけられるよう意識してください。