ベンチャー企業のサマーインターンの特徴や選考時のポイント、おすすめ企業まで徹底解説!

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はじめに

若い社員が多く活気のあるベンチャー企業は、新卒の採用でインターンシップを重視する傾向が強いです。

多くの企業では、大学の夏休み期間を活用してサマーインターンというイベントを実施します。

非常に多くのメリットがあるので、志望がはっきりしていればぜひ参加しておきたいところです。

この記事ではベンチャー企業のサマーインターンはどんな特徴があり、選考をパスするためにはどうしたら良いかをまとめました。

記事の後半ではおすすめ企業も紹介しているので、ぜひ参考になさってください。

サマーインターンとは

サマーインターンは、夏に実施される企業イベントです。

1日限定で開催する企業もありますが、数週間にわたって実施する企業もあります。

プログラムの中身もかなり幅があり、各企業さまざまな工夫を凝らしています。

主な目的は、有望な学生に企業への理解を深めてもらいたい・社会人の生活や仕事を経験してもらいたいといったものです。

企業の人気度にもよりますが、サマーインターンが本選考よりも倍率が高い場合もあります。

インターン期間中は指導にあたる担当社員がつかねばならず、仕事を経験してもらうタイプのプログラムだと大量に学生を受け入れることができません。

社会人の仕事を実際に体験できビジネススキル向上にもつながるので、もし参加できれば非常に貴重な経験になるでしょう。

ベンチャー企業でのサマーインターンの特徴

次に、ベンチャー企業が実施するサマーインターンの特徴を紹介します。

ベンチャー企業はサマーインターンを特に重視していて、良い学生と出会う貴重な機会と考えている担当者が多いです。

学生側にとっても企業について知ることができる大きなチャンスなので、参加が決まったら全力でプログラムに集中できるようスケジュールを空けておきましょう。

夏休みとはいえ、多くの方はアルバイトや部活・サークルなどの予定が入っているはずです。

インターン期間中はできるだけ他の予定を入れず、出社できない日がないようにしてください。

もし夏休みに補習などが入ってしまうと最悪です。

必要な単位を確実に取っておき、後顧の憂いなくインターンに参加できるよう努めましょう。

さまざまなバックグラウンドを持った人たちと関われる

ベンチャー企業の特徴として、中途採用で入社した方が一般的な大手企業よりも多いことが挙げられます。

人がいない状況から起業する際に、どうしても即戦力が求められるためです。

人事制度が年功序列になっておらず、実力主義であることも中途採用が多い理由になっています。

もともと一つの企業で定年まで勤めることを前提としていない方が多く集まっているので、ベンチャー企業は人の出入りが非常に活発です。

そのため、サマーインターンではさまざまなバックグラウンドの方に話を聞く機会が得られるでしょう。

若くして才能が認められリーダー的ポジションに就いている方・まったく異業種から転職して新たな挑戦をしている方などです。

若いうちから自分のキャリアプランを考えるのに、大いに参考にできるでしょう。

企業独自のビジネスモデルを理解できる

成功しているベンチャー企業は、独自のビジネスモデルや商品・サービスを展開しています。

ユニークな武器を持っているからこそ、既存の大手と勝負しても太刀打ちできているとも言い換えられるでしょう。

その企業が短期間でどんなノウハウを作り上げたのか、グループワークをこなしたり社員と話したりする中で考えてみてください。

その企業のビジネスモデルやコンセプトを理解できれば、その企業が自分に合うか・働いてみたいと思えるかも見えてくるはずです。

サマーインターンの経験をもとに、将来自分がどんな企業で働きたいか・どんな働き方をしたいか考えるのは就職活動で必要な自己分析に直結します。

ベンチャー企業で働く方の気持ちを知ることは、将来起業したい方にも役立つでしょう。

ベンチャー企業のサマーインターンに参加するべき人の特徴

続いて、ベンチャー企業のサマーインターンに参加するべき方の特徴を3つ紹介します。

これらの特徴に当てはまる方は、ぜひ応募を検討なさってください。

インターンシップは、サマーインターン以外にもさまざまな種類のものがあります。

サマーインターンが自分に合わないと感じた方も、自分の目的に合うものが見つかるでしょう。

企業分析がしたい方は短期インターンシップがおすすめですし、就活を有利に進めたい方・ビジネス現場を経験したい方は長期の就業型がおすすめです。

ベンチャー志望の人

ベンチャー企業は、かなり人を選ぶ企業と言えます。

就職活動で一番良くないのは、採用された企業が合わないことです。

社風と合わない・人間関係がうまくいかない・思っていた仕事内容と違うといった理由は、早期退職する多くの若手社員が口にします。

早期退職してもやり直しがきくとはいえ、新卒で入った会社はある程度スキルを磨けるまで留まるのが理想的です。

そのためベンチャー企業を志望している方は、入社後に実はベンチャーと自分が合わなかったという事態にならないようインターンに参加しておきましょう。

ベンチャー企業だけを就職先に考えている方ほど、ベンチャー独特の社風を一度肌で感じておくべきです。

もしインターンで合わないと感じた場合、まだまだ志望先変更は間に合います。

自分の実力を試したい人

ベンチャー企業で働く際はチームワークも大事ですが、個々の力量で仕事をしなければいけない場面も多いです。

能力のあるビジネスマンが少数精鋭で仕事を進める局面も多く、少人数チームでは1人で複数の役割をこなさなければいけない可能性もあります。

一人ひとりのやる気・能力が問われる厳しい環境と言えますが、自分の成長につながる刺激的な職場とも考えられるでしょう。

そのため、自分の実力がどこまで通用するか試してみたい・自分の力で道を切り開きたいと考える方はぜひベンチャーのサマーインターンにチャレンジしてみましょう。

周囲の学生と切磋琢磨できる環境が自分に合うと感じたなら、改めてベンチャー企業志望で就職準備を進めてはいかがでしょうか。

サマーインターン参加企業数を増やしたい人

大手企業のサマーインターンは、知名度・人気から相当倍率が高くなりがちです。

一方、ベンチャー企業は比較的選考が緩く大勢の学生を受け入れてくれることがあります。

しかも、ベンチャーは就業型など学生が主体的に関われるプログラムを用意していることも多く、有意義な経験ができる可能性が高いです。

そのため、とりあえずサマーインターンに複数参加していろいろな経験をしたい方はベンチャー企業にも応募してみましょう。

もちろん、その他企業と並行して応募するのもOKです。

ただし、あまりに多くの企業に応募し、あちこちの企業に参加辞退の連絡をするのは良くありません。

複数のインターンシップに参加したい場合も、興味を持てる業界・企業だけに絞りましょう。

サマーインターンに参加するメリット

続いて、サマーインターンに参加するメリットを2つ紹介します。

以下の見出しで説明するメリットを魅力的に感じる方は、ぜひ応募してみましょう。

もちろん、単に企業の情報収集をしたい・就活の準備を早めに進めておきたいといった方にもメリットがあります。

年が近いビジネスマンの話を聞けるだけでも、学生にとっては大きな収穫です。

参加してみて就職への意識が高まる方も多いので、夏休みに時間があればぜひ1社だけでも参加を検討してください。

本選考優遇が用意されている

すべての企業に当てはまるわけではありませんが、サマーインターンに参加した学生に本選考優遇が用意されている場合もあります。

参加して優秀な成績を残した方は、優遇枠で選考を受けられる仕組みです。

具体的には、一次選考やグループディスカッション・書類選考を免除してもらえることがあります。

ただし、多くのサマーインターンでは無条件で優遇を受けられるわけではありません。

グループワークの中で良い働きをしたと認められる・社員と一緒に仕事をして能力を認められるなど、しっかり結果を出す必要があります。

優遇措置があるインターンシップに参加するのは意識の高い方中心なので、厳しい競争になることを覚悟してください。

参加前に、しっかりプログラムの内容に合わせて準備を進める必要があります。

社員訪問も同時にできる

本選考を受ける際に、社員訪問・OB訪問をしていた経験がプラスに働く可能性は非常に高いです。

しかし、自分の大学出身の先輩がいないといった理由から、社員訪問のハードルが高いと感じる方もたくさんいらっしゃいます。

その点サマーインターンに参加すると、プログラムの内容次第で社員と直接話をする機会が得られます。

インターンで企業研究やビジネススキルアップをしながら社員訪問も同時にできるのは、非常に有意義な機会と言えるでしょう。

もちろん、社員訪問で何を話すか・何を質問するかが大切です。

就職活動の面接で、社員の方からこんな話を聞いてより一層御社で働きたくなった・自分もその中で成長したいと思ったと説得力ある話を展開できるようにしましょう。

サマーインターンに参加するデメリット

サマーインターンは参加するメリットが非常に多いですが、逆にデメリットもあります。

どうしても時間が取られるので、そこから良い経験ができなければかなり損です。

応募先を慎重に選び、自分にとって確実に糧となるインターンに参加できるようにしてください。

また、忙しい合間を縫って無理にインターンに参加するのもあまりおすすめしません。

プログラムに集中できないと、企業に良いアピールができない可能性が高く自分の成長にもつながらないためです。

選考突破倍率が高い

サマーインターンは、本選考よりも倍率が高いと言われるほど参加難易度が高いです。

人気ベンチャー企業の場合、かなり優秀な学生でなければ内定を得られないでしょう。

そのため、サマーインターンだけ応募していると最悪全滅してしまいかねません。

一般企業の短期インターンなどにも申し込んでおき、サマーインターンには参加できなくても企業分析などを進められるよう保険をかけるのがおすすめです。

本気でサマーインターンに参加したいなら、かなり前もって準備をする必要があります。

自己分析や面接の練習、エントリーシートの添削などをしておきましょう。

早いうちから就活エージェントサイトに登録し、エージェントの方からアドバイスを受けるのもおすすめです。

学業との両立

企業も学生の学業を妨げるほど、インターンで拘束しようとは思っていません。

基本的には、夏休みを中心に日程を組んでくれます。

しかし、すべての大学・学生の要望に応えられるよう柔軟に日程を組むのは難しく、どうしても授業や試験期間とかぶってしまう可能性があるのは仕方ありません。

インターンの長い企業だと、10月の平日まで日程が組まれていることもあります。

しかし、10月からはすでに後期授業が始まっている方もいらっしゃるはずで、学業との両立はなかなか大変です。

応募前にインターンの日程・授業の日程をしっかり確認し、無理なく出席できるものだけ応募しましょう。

学業を理由に1日だけインターンを休むなら企業側にも理解してもらえますが、何度も休むようだとマイナス評価につながるおそれがあります。

ベンチャー企業のサマーインターン選考時に意識するべきポイント

ベンチャー企業のサマーインターンは倍率が高いので、まずは選考を突破するための全力を注ぎましょう。

以下の見出しで、選考時に意識すべきポイントを3つ紹介しています。

これらのことを意識し、難関企業の選考を突破してください。

紹介する3つのポイントは、就職活動本番でも意識すべきことです。

サマーインターンの選考は、就職活動の練習も兼ねていると考えましょう。

たとえサマーインターンで失敗したとしても、その経験を本選考につなげられれば問題ありません。

その企業が求める人材について理解しておく

インターンは企業にとって、決して負担の軽い取り組みではありません。

直接利益につながらない仕事に何日も担当社員を充てるわけですから、それなりに成果を得たい・良い学生と出会いたいと考えています。

インターンを実施する企業側は、ぜひこんな人に参加してもらいたいという理想像を持っているものです。

その企業が求める理想像とマッチしている学生ほど内定を得やすいので、事前に企業研究をしっかりしておきましょう。

企業が求める人材の情報は、ホームページやインターンの応募要項などから確認できます。

事前に説明会が開かれていれば、ぜひそちらにも出席して話を聞いてください。

倍率が高く厳しい選考ほど、企業とのマッチ度は非常に大切なポイントになります。

主体性をアピール

ベンチャー企業は、社員一人ひとりに主体性・積極性を求める傾向があります。

社員に少人数チームで仕事をしてもらったり、新規事業立ち上げに参加してもらったりすることが多いのが理由です。

面接では自分が主体性を持って取り組んだことをエピソードにまとめ、簡潔に述べられるようにしておきましょう。

もちろん、サマーインターン本番でも主体性のあるところを随所で見せなければいけません。

積極的に発言する・「この仕事を任せられる人は」などと言われた時に積極的に立候補することを心がけましょう。

ただ与えられた仕事をこなすだけでは、なかなか評価されないのがベンチャー企業の厳しさです。

学生のうちからその環境に身を置くことは、大きな成長につながります。

その企業のサマーインターンを志望している理由を述べる

サマーインターンの面接では、本番の就職活動さながら志望動機を述べるよう求められる企業がほとんどと考えてください。

そこで、ベンチャー企業だからという理由ではほとんど通用しません。

応募先の企業の特徴を踏まえ、ベンチャー企業の中でも差別化して志望理由を述べる必要があります。

もちろん、その中で自分をどのように成長させたいかも示さなければなりません。

企業研究をしっかりしていなければ、とても面接官が満足する答えを提示することはできないでしょう。

これは就職活動本番でも同様で、面接の後半(役員面接・最終面接)になるほど「なぜ数ある企業の中で自社なのか」が問われます。

就職面接のリハーサルができると考え、真剣にインターンの選考に臨んでください。

おすすめベンチャー企業のインターンを紹介!

最後に、おすすめベンチャー企業のサマーインターンを簡単に紹介します。

もちろん、今後もまったく同じ募集がなされるとは限りません。

ベンチャー企業は特に、良いと感じればすぐに制度や仕組みを変える柔軟性を持っています。

興味のある企業については、必ず応募前に要項をよく読むようにしましょう。

企業によっては、複数の職種や異なる内容(日程の長さなど)でインターンを募集していることがあります。

自分の志望やスケジュールに合うものを選んでください。

LINE

今ではスマートフォンを持つ方ならほとんどの方が使っているLINEでお馴染みの、LINE株式会社もサマーインターンで人気が高いベンチャー企業です。

現在はLINE決済や音楽などのプラットフォーム提供でも実績を残しており、今後も人気企業であり続けることは間違いないでしょう。

LINE株式会社では、エンジニア・デザイナー・企画職・セールス職と職種ごとにインターンのプログラムを用意しています。

6週間とかなり長期間の就業型インターンから、気軽に申し込める2日間のインターンまで幅広いです。

1ヶ月以上オフィスに出社して仕事を経験させてもらえれば、かなり貴重な経験となるでしょう。

学生のうちにビジネスの経験をしておきたい方は、就業型にチャレンジするのがおすすめです。

DeNA

インターネット関連事業やAIなどの事業展開を行っている、株式会社ディー・エヌ・エーもインターンを募集しています。

こちらも職種ごとにインターンが区別されており、エンジニア・新規事業立案・ゲームクリエイター・デザイナーなど幅広い職種から選べるのが魅力的です。

特に新規事業立案のインターンでは、執行役員・事業責任者といったかなり上の立場の方と関わる機会を持てます。

ベンチャー企業で責任者を任される方は経営者に近い視点で普段から仕事をしており、非常に参考になる話を聞けるでしょう。

もちろん、株式会社ディー・エヌ・エーも有名企業なので競争率が高いのは覚悟してください。

応募前からしっかり準備をし、説得力ある力強い志望動機も考えておきましょう。

レバレジーズ

IT事業や人材アウトソーシング事業などを手がけるレバレジーズ株式会社も、非常に珍しいインターンの取り組みをしているベンチャー企業です。

この企業では、2日間にわたり新規事業立案をしてもらうプログラムが組まれています。

ポイントは「なぜその事業をレバレジーズが行うべきなのか」で、ただ単にレバレジーズの資本・ノウハウを活かせるだけの事業ではなかなか良い評価をもらえないと考えてください。

レバレジーズ株式会社が実施するインターンのすごいところは、優勝したチームを海外ツアーに招待している点です。

特典がすごいので、参加する学生も全員本気で取り組みます。

ベンチャーらしい競争の激しさを体感できるインターンに挑戦したい方は、応募を検討してはいかがでしょうか。

おわりに

ベンチャー企業のサマーインターンはさまざまな刺激に満ちており、ベンチャー志望の方はぜひ参加をおすすめします。

自分に合ったインターンシップを探したい方は、ベンチャー就活ナビのサイトが便利です。

専属エージェントが登録者の適性・希望にマッチする長期インターンを紹介してくれます。

なかなか選考に通らず、悩んでいる方の相談に応じてくれるのも魅力です。

数ある企業がインターンを募集していてどのインターンに応募するか迷っている方は、ぜひエージェントの話を聞いてみてください。

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