【大手・メガベンチャー年収ランキング】メガベンチャーは稼げる?年収事情を大手と比較!

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はじめに

社名や商品が世の中で広く認知されているメガベンチャーは、歴史ある大手企業と比較して年収はどうだろうと気になったことはありませんか?

この記事ではそんなメガベンチャーの年収事情について解説していきます。

【メガベンチャーの年収事情】メガベンチャーとは

メガベンチャーとは、新たな技術などで起業した企業が成長して、知名度や事業規模などが大企業並みになった企業のことを指します。

従業員数が1000人以上で上場企業であることが基準となっています。

例としては楽天やリクルート、サイバーエージェントなどが挙げられます。

メガベンチャーのメリット

メガベンチャーで働くうえでのメリットは複数ありますが、ここでは3点紹介します。

若手でも裁量権を持つことが可能

1点目は、若手でも裁量権を持つことが可能なうえ、能力主義なので努力が反映されやすいことです。

そのため、若手でも高収入を得られる可能性があります。

また裁量が大きい分、自身の成長がしやすいのもメリットと言えるでしょう。

福利厚生が整っている

2点目は福利厚生が充実して、従業員が働きやすい環境が整っていることです。

例えば楽天の場合、食事補助があり、朝昼夜オフィス内のカフェテリアで無料で食事が提供されるなどの福利厚生があります。

社会人になると忙しいなどの理由で食事をおろそかにしてしまう場合もありますが、この制度があることによって、無料なうえ社内で食べられるなら食べようと思いしっかり食事を取るようになり、社員の健康を支えることにつながっているのではないでしょうか。

柔軟な働き方が可能

3点目はフレックスタイム制度やリモートワークなどの柔軟な働き方が受け入れられている企業が多いことです。

そのため、プライベートとの両立や効率的な働き方が実現しやすいと言えます。

ベンチャーという性質上、歴史が長い企業と比較して新たな物事を取り入れることに対しての抵抗が少ないことが影響していると考えられます。

メガベンチャーのデメリット

メリットに続いてメガベンチャーのデメリットを2点紹介します。

収入が安定しない場合がある

1点目は、メリットとして挙げた能力主義であることが、逆に収入を安定させない要因になる可能性があることです。

年功序列であれば長期間勤めるほど給料が上がることが予測できるため将来の見通しが立ちやすいです。

一方で、能力主義だと若手のうちから稼げたとしても、将来部下に追い抜かれて若手のころよりも稼げなくなる可能性もあるため将来の見通しが立ちづらくなります。

多忙で心身が疲弊する場合がある

2点目は、忙しくて心身が疲弊する場合があることです。

ベンチャー企業は日々変化する世の中の動きに合わせて事業を進めるため、スピーディーに大量の仕事をしなければならない場合があります。

残業が続く可能性もあるため、プライベートを充実させたいと考える人にはつらいかもしれません。

【メガベンチャーの年収事情】メガベンチャーの平均年収ランキング

次にメガベンチャーの年収ランキングを5位まで紹介します。

1位は、1105万円で現在はソフトバンクの傘下にあり、『Yahoo! JAPAN』などのサービスが有名なZホールディングス。

2位は、951万円の新卒採用サイトの『リクナビ』をはじめとして、不動産や旅行など様々な分野でサービスを展開しているリクルート。

3位は、871万円の言わずと知れた大企業ソニーの関連会社であり、主に医療従事者向けポータルサイトを運営するエムスリー。

4位は、822万円のSNSの運営やゲームアプリの開発を行うDeNA。

5位は、797万円のニュースアプリNewsPicsなどを運営するユーザーベース。

ランキングから分かること

全体的に平均年収の上位を占める企業は、成長が目覚ましいIT関連の企業が多いことがわかります。

特に社員が自分の意見をしっかりともって進めていくことを求め、それを手厚くサポートする環境が整っている企業が多いです。

1位のZホールディングスに関しては新卒一括採用を廃止していて、個人の能力を重視する「ポテンシャル採用」を導入しているため、能力主義の側面が強いです。

これが優秀な人材を集めることや社員のモチベーション上昇につながり、個々の業績と給料も上がり、会社全体としても成長する理由なのではないでしょうか。

【メガベンチャーの年収事情】大手企業の年収ランキング

続いて、大手企業の年収ランキングを5位まで紹介します。

1位は2269万円のM&A 仲介のM&Aキャピタルパートナーズ。

2位は2183万円で自動制御機器を中心としている製造業のキーエンス。

3位は1678万円の不動産業のヒューリック。

4位は1678万円の総合商社の三菱商事。

5位は1627万円で同じく総合商社の伊藤忠商事。

ランキングから分かること

メガベンチャーと比較するとかなり年収の差があり、高額であることがわかります。

業界に偏りはなく、2005年創業のM&Aキャピタルパートナーズを除いて歴史ある会社がランクインしています。

【メガベンチャーの年収事情】ボーナスはどのくらいか

大企業は月給を少なく、ボーナスで多額の賞与を与えることが多いです。

メガベンチャーのなかで年収1位のZホールディングスのボーナスは月収の2~4倍で年齢が上がるごとにボーナスの倍率が大きくなっていて、80万円から300万円ほどです。

一方、大手企業の年収1位のM&Aキャピタルホールディングスのボーナスは358万円ほどとなっています。

【メガベンチャーの年収事情】メガベンチャーは稼げる?

結論をいうと認知度や実績があっても給料面ではメガベンチャーは歴史ある大手企業に劣ってしまうというのが現状です。

ただ、ベンチャー企業は成長する市場にいる場合が多く、会社自体の今後の成長可能性も高いですし、自分のスキルを上げることで給料が増加することも十分考えられます。

また、日本のサラリーマンの平均年収467万円と比較するとメガベンチャーの年収は決して低くはないため、「稼げる」と考えることもできます。

まとめ

大手企業と比較すると年収は低くなってしまいますが、小さな無名の企業から多くの人が知る有名企業に成長したメガベンチャーは今後の成長も十分期待できます

自分の考えと大きな裁量権を持ち、会社や業界とともに自分も成長できるメガベンチャーへの就職もぜひ考えてみてください。

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