はじめに
就職活動では履歴書やES、面接などの対策を多くすると思います。
しかし、SPIの試験も企業からすれば重要な判断要素であるため勉強をおろそかにすると例えESや面接が良くできても不採用となってしまいます。
「そんな勉強しなくてもある程度点数はとれるから大丈夫」と思っている方も対策ができていないと点数は伸びません。
そうならないためにも、SPI対策は早めから行いましょう。
【SPIはいつからやればいい?】SPIとは?
まず、SPIとはどのようなものなのか、就活にどのような関係があるのか分からない方のためにSPIがなぜ行われるのかをご紹介いたします。
SPI試験をする理由
企業がSPIを行う理由としては、働くうえで必要な基礎的な能力を持っているかを確かめるためです。
SPIの点数は基本的に70点以上取れておくと良いと言われますが、それは企業によって異なるため、SPIの点数結果で足切りされる企業ならばしっかりと準備して臨む必要があるでしょう。
また、個性の尊重や多様性についてのチェックにも役に立ちます。
同じ能力の人材ばかりではなく様々な能力を持った人材を採用できるため、企業はSPI試験を実施するのです。
ベンチャー企業でもSPIがある?
ベンチャー企業ではSPI試験は実施されないと考える方も少なからずいるのではないでしょうか。
ベンチャーは選考の自由度が高いため各々の企業で異なりますが、SPIがある企業も少なくはありません。
そのため、ベンチャー志望だからといって勉強をおろそかにしていると試験結果で落とされてしまう可能性があります。
【SPIはいつからやればいい?】SPIの勉強時間
もちろん、人によって必要な勉強時間は異なりますが、SPIで優秀な成績を収めるためにはだいたいどのくらい勉強をすれば良いのでしょうか。
最低限の勉強時間と、より念入りに取り組みたい人に分けての2点に焦点を当てて紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
最低限の勉強時間
SPIの勉強において、必要最低限の対策時間は約30時間とされています。
問題の基本的な形式や傾向に慣れるために必要な時間です。
性格適性検査と能力検査の2つから構成されており、能力検査の部分には計算問題や言語問題が含まれています。
これらの問題に対して効率的に回答できるようになるためには、繰り返し練習を行い、問題のパターンを把握することが重要です。
30時間ならば、1日に1時間程度の学習を1ヶ月続ければ十分達成できるため、忙しい学生の方でも十分に取り組みやすい目安でしょう。
最低限の勉強時間を確認し、確保してSPIの基本的な部分をしっかりと押さえた上で取り組むようにしましょう。
念入りにやりたい人は
念入りに取り組みたい方は、最低限の30時間に加えてさらに30時間、合計60時間の勉強時間をおすすめします。
特に人気のある企業や有名企業でSPIの合格ボーダーラインが高く設定されているため、他の就活生と差をつけるためには、より深い理解と高いスコアが求められます。
念入りの対策を行って、問題の難易度が高い場合や予想外の問題が出題された場合にも対応できる柔軟性を身につけておきましょう。
また、問題集や模擬試験をフル活用して実践的な練習を積み、本番の試験に対する不安や緊張を軽減することも重要です。
集中力を保ちながら高得点を狙うためにも、場数を踏んで慣れておくことが大切です。
【SPIはいつからやればいい?】項目別勉強時間
もちろん人によって取り組むべき時間は異なる場合もありますが、一般的なそれぞれの項目のおすすめの勉強時間について紹介します。
時間に余裕がない場合はそれぞれを短縮しなければならないこともありますが、余裕があるならば以下の通りに取り組むことを推奨します。
問題集を一通り解く
SPI対策を始める際は、まずは問題集を一通り解くことから始めましょう。
約30時間の勉強時間を目安に設定して、計画的に進めることが大切です。
問題集を一通り解いてしまえば、SPIの出題傾向や各問題の難易度を把握することができ、自分がどの分野は既に得意か、どの分野が苦手なのかについても把握できます。
特に初めてSPIに取り組む人は、まず「解くこと」に集中することが大切です。
問題を解いていくうちに理解が深まると同時に、SPI特有の時間制限に慣れていくこともできます。
また、答え合わせの復習も欠かさずに行いましょう。
わからなかった問題や、特に時間がかかった問題に対しては、原因を明確にして次に似たような問題が出た際にはスムーズに解けるようにしておくことが大切です。
苦手な分野の対策をする
問題集を一通り解いた後は、自分が苦手とする分野に特化した対策を行うことを推奨します。
約20時間程度かけて、間違えやすい箇所や理解が浅い分野に集中的に取り組みましょう。
SPIは係数、言語、そして非言語の3つの分野に分かれていますが、どの分野でもバランス良く得点することが求められます。
しかし、多くの人には何かしら苦手な分野があるはずです。
例えば係数分野では数的推理や図表問題が苦手な人が多いですが、これらは公式やパターンを理解していれば解ける場合が多く、繰り返し練習することで確実に力がつきます。
苦手な分野の対策をする際は問題集だけで足りないことも多いため、インターネット上の無料練習問題や参考書も活用し、多角的にアプローチしましょう。
特に例題が数個しか問題集に記載されていない場合は「問題ごと暗記してしまっているだけで、根本からは理解できておらず、実際に本番で出題されると解けない」ということもあるため、注意が必要です。
模擬試験を解きながら実践経験を積む
模擬試験を解きながら実践経験を積むことも非常に大切です。
約7時間を目安に模擬試験を繰り返し解き、そのたびに時間配分や問題形式に慣れていきましょう。
SPIは制限時間内に多くの問題を解く必要があるため、時間配分の感覚を掴むことが大切です。
模擬試験を通じて、自分がどの程度のスピードで回答できるのかを実際に体感し、効率的に回答するための戦略を練りましょう。
また、模擬試験後には、必ず間違えた問題や時間がかかりすぎた問題の復習を行い、再度解く際に同じミスをしないように心がけることも大切です。
模擬試験を何度も解いて実践経験を積むことで、本番も緊張せずに臨めるようになります。
苦手分野の確認をする
模擬試験や問題集を一通り解いた後は、最後にもう一度苦手分野の確認をしましょう。
約3時間程度を使って、再度自分が苦手とする分野の問題に取り組み、最終的に克服できているかをチェックしなければなりません。
理解ができていない部分や、まだ弱い部分をカバーしましょう。
問題を解くスピードや正確さが求められるSPIでは、苦手な分野を放置したままテストに臨むと、全体の得点が下がる原因にもなってしまいます。
模擬試験を解いていく中で「まだ苦手である」と感じた分野を中心に再度確認し、理解が足りていない分野については、その場でしっかりと復習することが重要です。
短時間での確認となるため、効率良く問題に取り組むための集中力も求められます。
【SPIはいつからやればいい?】SPIを実施する目的
多くの企業はSPIを実施しますが、果たしてSPIはなぜ実施されるのでしょうか。
企業がどのような意図を持ってSPIを実施するのかを理解することで、SPIの重要性を理解した上で取り組めるようになります。
ぜひ以下の3点を参考にしてみてください。
活躍できる人材であるかを見るため
企業がSPIを実施する目的として、活躍できる人物を見極めようとしていることが挙げられます。
SPIは応募者の性格や特徴だけでなく、学力についても詳細に把握できるため、企業は応募者が企業文化や業務に適用して長期間にわたって活躍できるかどうかを判断しようとしています。
性格適性検査や能力検査を通じて、応募者が持つ潜在的な能力や性格特性を明らかにし、将来的な成長ポテンシャルを見極めようとしているのです。
適切な人材を採用することで、入社後の育成プロセスもスムーズに進みやすくなり、早期離職のリスクを低減することも期待されます。
採用活動の効率をあげるため
採用活動の効率をあげるためというのも、SPIを実施するもう1つの重要な目的です。
SPIは履歴書や面接だけでは判断しづらい応募者の性格的適性を客観的に評価する手段です。
これにより、企業は応募者の中から的確な候補者を効率的に絞り込めます。
特に応募者数が非常に多い場合、SPIが非常に有効です。
多くの応募者を短期間で評価し、合格者と不合格者の基準を明確に設定できるため、採用プロセス全体のスピードと精度が向上します。
結果として、企業は効率的かつ公正な採用活動を展開でき、適切な人材を迅速に確保できるのです。
入社後の配属先を決定したい
入社後の配属先を検討するにあたっての材料としても、SPIは非常に有効です。
企業は入社後の配属先を決定する際の重要な判断材料を早い段階で獲得したいと考えています。
SPIを利用すれば応募者の根底にある資質や能力を明らかにし、それに基づいて適切な配属先を見極めることができます。
適性を判断することで、各候補者がどの部門でどの職種を務め、どのような業務を任せれば最も活躍できるかを予測できるため、配属ミスを防げるのです。
適切な配属がなされることで、新入社員は自分の能力を最大限に発揮しやすくなり、企業全体のパフォーマンス向上に寄与できるだけでなく、長く働いてくれる可能性も高まります。
したがって、SPIは入社後の成功と長期的なキャリア発展を支えるために重要なツールなのです。
【SPIはいつからやればいい?】SPI試験の種類
SPIにはいくつか種類があります。
それぞれの特徴や注意点などについても簡単に押さえておきましょう。
WEBテスティング
WEBテスティングとは、受験者が自宅や学校でパソコンを用いてSPIを受験する方法のことです。
また企業の指定する期間において自分の好きな時間や場所で受験することが可能であり、自由度が最も高い受験方法であると言えるでしょう。
注意点として、インターネット回線が途中で途切れてしまった場合、失格となる可能性もあるため、回線が安定しているところで取り組むようにしましょう。
テストセンター
テストセンターはその名の通り、指定された会場に行き、パソコンで受験する方式のことを指します。
受験票や身分証明書が必ず必要であるため、携帯することを忘れないようにしましょう。
また、最後に受験したSPIの結果を別の企業にも活用できることがあるため、テストセンター形式のSPIを導入している企業を複数受験する場合は覚えておきましょう。
インハウスCBT
インハウスCBTは、企業の指定した会場に行き、企業が用意したパソコンで受験する方法のことです。
しかし、この形式を取っている企業はそこまで多くないため、時間をかけて対策をする必要はそこまでありません。
「そういうテスト方式もある」という程度の認識で良いでしょう。
ペーパーテスティング
ペーパーテスティングは文字通り、企業が用意した会場で行うマークシート形式のSPI受験の方法です。
この方式は他の選考の日程と並行して行う企業が多いです。
したがってSPIの対策だけでなく、面接など他の選考の対策も忘れずに取り組みましょう。
SPIで高得点を取れても面接の対策をしていなければ選考には通過できません。
【SPIはいつからやればいい?】SPI以外の適性検査
適性検査はSPIだけではありません。
他にはどのようなものが主要であるのかについて理解を深めておきましょう。
玉手箱
SPI以外の適性検査の代表例として玉手箱が挙げられます。
基本的には自宅などで受けられるWEB形式のテストのことです。
SPIと大きく異なる点は論理的思考力を問う問題が多いことです。
また、SPIよりも制限時間が短いことが多いため、正確かつスピーディーに回答することが求められます。
知識を磨くだけでなく、問題形式に慣れておくことも対策として重要です。
TG-WEB
TG-WEBは高校や大学で習うものではなく、馴染みのない問題も出題されるため、比較的難易度が高い試験です。
WEB方式、テストセンター方式、オンラインAI監視型WEBテスト方式の3種類があります。
また、従来型と新型にも分かれており、従来型は問題数が少なく解答の目安時間が長いのが特徴で、比較的難しい問題が出題されます。
一方で、新型は回答の目安時間が短く、従来型よりは比較的簡単な問題が出されることが多いです。
GAB
GABは長文を読んだり、グラフや図表を読み取り、それを計算したりするなど、論理的思考力が問われる問題が多いテストです。
この形式も問題数に対しての制限時間が非常に短いため、スピーディーに回答することが求められます。
今まではコンサルティング業界で多く導入されていましたが、最近では総合商社や金融業界などの日系企業も導入していることが多いです。
GPS
GPSはベネッセが提供する適性検査です。
思考力を試す問題が多く、受験者の思考力を計測することを目的としています。
批判的思考力や創造的思考力、共同的思考力を計測します。
対策本などもほとんど出ていないため、対策が非常に難しいテストです。
完全な対策はなかなかできませんが、全く対策せずに挑むとなかなか結果を収められないため、出題内容を把握することをおすすめします。
比較検討や図表から細かい読み取りを要する問題、自分の学生生活でどのような行動をとったかなどについて聞かれることが多いため、スムーズに回答できるようにしておきましょう。
【SPIはいつからやればいい?】spiの対策はいつから始めればいい?
SPIの対策はいつから始めれば良いのでしょうか。
極論、大学に入学してすぐに始めても問題はありませんが、他に取り組むべきことも複数あり、SPIばかりに時間をかけているわけにはいきません。
そこで本選考と早期選考を受ける人に分けて、いつから対策を始めれば良いのかについて紹介します。
本選考
本選考は基本的に就活解禁が3月1日からであるため、その3ヶ月前の12月頃から始めると良いでしょう。
また、ES対策や面接対策などの方が重点的になりやすいため、3年生の夏頃からコツコツ始めるのもおすすめです。
最近はアプリなども導入されているため、非常に早い段階から隙間時間に取り組んでみるのも選択肢の1つでしょう。
早期選考
近年は就活の早期化が進行し、サマーインターンや秋冬インターンから内々定が出ることが主流となっています。
したがって早期内定を目指している方は、3年生の3月頃には少なくとも始めるようにしましょう。
また、本選考と早期選考に分けていつから始めれば良いかについて話しましたが、早く対策を始めることによるデメリットは基本的に存在しないため、何年生であろうが時間に余裕があるならば、積極的に早く始めるようにしましょう。
【SPIはいつからやればいい?】SPI対策のおすすめの方法
SPIは適性を判断するための検査ですが、それを測るために大きく分けて2つの検査を行います
それが「能力検査」と「性格検査」です。
能力検査
能力検査は主にビジネスに必要な知的能力を測る検査です。
これは単に学力を計測するのではなく、働くうえで必要な能力を測るため、学力的な難しさとは少し違います。
答えを解答するにあたってどのように考えれば良いかを合理的に考え、処理する能力が求められます。
能力検査は「言語分野」と「非言語分野」の2種類の問題から構成されています。
言語分野
「言語分野」は言葉の意味や話の要点を理解できているかどうかを測る検査となっています。
出題される問題は、長文読解や語句の用法、文の並び替えなどです。
自分の思い込みで回答してしまうと、間違っているということがよくあるため、しっかりとした対策が必要となります。
非言語分野
「非言語分野」は計算問題があるため、合理的に効率的に進めることが求められる検査となっています。
「言語分野」よりも正答率が比較的低く、問題が難しいです。
そのため、どれだけ早急に問題を理解し、効率的に問題を解くかが重要となっています。
出題される問題は、推論、損益算、仕事算などです。
これらの問題はビジネスにおいてのお金の計算やプロセスの考え方などで必要となります。
性格検査
性格検査はその人の普段の性格を知るための検査となっています。
また、自分に合った職場や業務内容を数値として知る事が出来るため、検査結果に応じて企業が自社に合っているかを判断するのと同時に本当にこの企業で自分は働けるのかを自分自身でも知る事ができる検査となっています。
そのため、志望度の高い企業であっても自分を良く見せるために嘘をついて回答すると、就職後に悩んでしまうことがあるかもしれません。
この検査では普段の自分と向き合い、正直に答える方が企業の為にも自分の為にもなります。
注意点としては、「どちらかといえばあてはまる」「どちらでもない」「どちらかといえばあてはまらない」といった中途半端な答えが多いと、自分の優れているところをアピールすることができません。
そのため、日頃行っていることで自信があるという回答があったら「あてはまる」、全く違ったら「あてはまらない」と素直に答えることで自分という人間はどういった思考を持っているかをアピールすることができます。
参考書
SPIの能力検査は参考書を繰り返し解くことが最も行われている勉強法です。
SPIの能力検査は難しいですが、基本的に同じ様な問題が毎年出題されているため、傾向と対策は参考書を解くことで行うことができます。
特に非言語分野は問題を解くコツが分かると非常に効率よく解くことができるため、参考書での勉強は必須であると考えます。
最初は時間を測らず1問ずつゆっくりと理解しながら勉強し、ある程度コツがつかめるようになったら時間を測って繰り返し問題を解くことで良い得点をだすことができるでしょう。
アプリ
近年、無料でSPIの勉強ができるアプリが多く存在しています。
スマートフォンで通学の時間や夜寝る前などの隙間時間に簡単に勉強できることがアプリの利点となっています。
就活生はどうしてもインターンシップや企業説明会などで移動時間が取られてしまうため、その間に勉強をすることで時間を有効活用することができます。
SPIで検索をすると多くのアプリが表示されるため自分の勉強法にあったアプリを見つけることで勉強のモチベーションが上がり、自信をもってSPI試験に臨むことができると考えます。
【SPIはいつからやればいい?】SPIで高得点をとるコツ
続いて、SPIで高得点を取るコツについても紹介します。
ここまで紹介してきた対策方法に取り組んだ上で、まだ時間に余裕がある方は、ぜひ以下の3つの対策に取り組んでみてください。
苦手分野を重点的に対策をする
SPIで高い得点を取るためには、まず自分の苦手分野を特定し、その分野を重点的に対策することが求められます。
得意な分野に多くの時間を費やすよりも、苦手分野の克服に注力する方が効率良く全体の得点を伸ばせます。
例えば、係数分野が苦手ならば、数的理解や図表問題に絞って集中的に復習することで、回答スピードや正確さを向上させましょう。
苦手分野を克服するためには問題集やオンラインの模擬試験アプリなどを活用して、繰り返し類題を解くことが大切です。
また、間違えた問題は必ず解けるようにしておくことで、理解を深め、次回、類題に遭遇した際にもスムーズに回答できるようになります。
時間を意識した対策をする
SPIでは時間制限が厳しめに設定されているため、問題を効率的に解くスキルが求められます。
SPIはほとんどの受験者が時間が足りないと感じるものであり、時間内に全ての問題を解くことは難しいことも少なくありません。
そのため、日頃から時間を意識した対策を行うことが重要です。
模擬試験を行う時だけでなく、問題集に取り組む際にもタイマーなどを活用し、どれだけの時間がかかるかを測りながら練習することで、スピード感を養うことができます。
例えば、係数分野の問題では1問にかける時間を10秒程度に抑える訓練を行い、言語問題では速読力を鍛えるなど、回答スピードを上げることが大切です。
また、慣れてきたら、模擬試験の制限時間を数分短く設定して取り組んでみるのも良いでしょう。
本番より短い時間で解けるようになっておけば、たとえ本番で緊張してしまい、手が止まってしまったとしても、十分に挽回できるようになります。
周りの人と競い合う
SPI対策を行う際、周りの人と競い合うこともおすすめの対策の1つです。
大学の友人などと競争することで「負けたくない」というモチベーションが生まれ、勉強の意欲がさらに高まることでしょう。
また、競い合うだけでなく、お互いに得意な分野と苦手な分野が異なる場合は、教え合うことでさらに理解を深められるだけでなく、苦手分野を克服することもできます。
例えば、あなたが国語が得意で、数学が苦手ならば、読解の問題を教えてあげる代わりに係数の問題を教えてもらうのが良いでしょう。
周りの人と競い合うことで、自分だけでなく、相手のモチベーションを高めることもできるため、退屈に感じることも多い就活にゲーム感覚で取り組めるようになり、少し刺激的になるかもしれません。
就活エージェントに相談する
SPIの対策方法について細かく紹介しましたが、なかなかそれでも対策がスムーズに進まないという人も多いでしょう。
そこでおすすめなのは、就活エージェントに相談することです。
ジョブコミットは、志望動機や自己PRの作成方法のサポートや面接対策などを行ってくれるだけでなく、SPIの勉強のサポートも行ってくれます。
どうすればより効率的に進められるか、忙しい就活の合間を縫って勉強するコツなどについても紹介してくれるため、ぜひ利用してみてください。
以下のリンクから完全無料で利用できます。
まとめ
SPI試験はただ学力を測るための試験ではありません。
企業に合った人材や新たな考え方を持つ人材を見分けるための検査です。
企業が求めている人材を見つけると同時に、自分の能力や適性が分かる検査にもなっているため自分の実力が最大限発揮されるように、対策はしておいた方が良いと考えます。
そのためには、就活が本格化する秋、冬までには対策が完了しており、いつSPIテストが行われても大丈夫なようにしておきましょう。
夏の長期休暇期間に1日1時間でも勉強をしておくことが最も効率的な就活スケジュールであると考えます。