体育会企業とは?体育会企業の仕事内容や向いている人の特徴を徹底解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・体育会系企業について
・体育会系企業に向いている人の特徴
・体育会系学生向けの例文

この記事をおすすめしたい人

・体育会系企業について知りたい人
・体育会系企業に向いている人の特徴を知りたい人
・自分の自己PRに不安がある人

目次目次を全て表示する

はじめに

企業の特徴や雰囲気は働くうえで非常に重要な要素のひとつであり、その企業の特徴を事前に調べておかないと入社後に働き方が合わないと感じてしまうことがあります。

そのようなミスマッチを防ぐためには、しっかりとした事前準備が欠かせません。

今回は、企業の特徴や社風としてよく挙げられる体育会企業について徹底的に解説します。

向いている人・向いていない人の特徴や、体育会企業に就職するためにやるべきことなどをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

【体育会企業とは?】体育会企業とは

一般的には、運動系の部活動やサークルを体育会系として位置づけており、そういった部活では先輩・後輩の上下関係に厳しく、理屈ではなく根性でやり切ろうとするような傾向が多く見られます。

運動部特有の精神論や体力面でのタフさなどを必要とする会社や、明確な上下関係が存在し挨拶などに厳しい会社は、体育会企業の特徴を持っている場合が多いです。

実際にスポーツをやっていた経験がある人は体育会系の上下関係や根性論などを尊重している傾向にあり、そういった環境にも慣れているため、体育会企業にはスポーツ経験者も多く在籍しているというのも納得でしょう。

また、仕事でチームワークを必要とする場面も多く、体育会企業では目標設定の共有などがあるイメージです。

ブラック企業というわけではない

体育会企業は、精神的にも肉体的にもハードな仕事を求められたり、「必ずやり抜く」という根性論でストイックさを求められたりすることもあるため、あまり良くないイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。

もちろんさまざまな企業が存在する以上、すべてがブラックではないとは言い切れません。

しかし、自分が求めていたものとのギャップを感じることや、合う・合わないと感じる社風というのは誰にでも存在します。

体育会系のノリが合わないと感じる人にとってはブラック企業のように感じる場合があるかもしれませんが、社風が合うと感じる人にとっては心地良く働ける場所でもあります。

先入観で候補から外すのではなく、まずは体育会企業を深く知り、自分に合うのか合わないのかを知ることが大切と言えるでしょう。

【体育会企業とは?】体育会企業の特徴

ここからは、どんな特徴があるのかを6つの項目に分けて詳しく解説していきます。

主に、厳しい上下関係があったり強いチャレンジ精神を求められたりするなどといった特徴が挙げられます。

事前に企業の特徴や傾向をしっかりと把握することで、自分の活かし方を理解できるようになります。

運動部に所属していた経験を持つ人や、「体育会企業に興味がある」というような人は、まずはどんな傾向にあるのかを知るところから始めることが大切です。

スポーツ経験者が多い

スポーツ経験者は、体育会企業の社風や雰囲気などが学生時代の環境に似ていると感じる傾向にあります。

先輩とのつながりを重んじる人が多く、OB・OGからの推薦を受けることもあるため、必然的に体育会企業にはスポーツ経験者が集まりやすいというのが大きな特徴と言えるでしょう。

また、スポーツチームを所有している企業も数多く、プロとして活躍している選手が所属していることもあり、場合によっては社内・社外問わず学生時代の延長でスポーツを楽しんでいる人たちも少なくありません。

体育会企業は、大学の部活のような雰囲気がそのまま社内の雰囲気になっているような企業が多いので、体育会系の空気感が好きな人は体育会企業でも力を発揮しやすいかもしれません。

上下関係が厳格

後輩が気兼ねなく意見を言いやすい文化系の部活とは異なり、体育会系の部活では上下関係が明確で、礼儀に厳しいことが多いです。

そのため、入社後も上下関係をしっかりと守り大切にする人が多い傾向にあるというのが2つ目の特徴でしょう。

先輩からの指示はできるだけ早く実行に移したり、先輩を立てながら周囲とコミュニケーションを取ったりすることが求められるため、上下関係が厳格な環境に慣れていない人にとっては窮屈に感じるかもしれません。

しかし、立場によって役割が明確になっていることも多く、無理に責任を押し付けるようなことは少ないので、上下関係が厳しい分お互いに信頼できる関係を築いていけるというのは非常に良い点と言えるでしょう。

精神論で注意されることがある

最後は自分との戦い」「気合いで負けるな」といったフレーズを耳にしたことはないでしょうか。

体育会企業では、仕事内容について論理的な指摘ではなく、精神論で指摘されることがたびたびあります。

たとえば営業職で働いていて、今月のノルマを達成できなかった場合には「絶対にノルマを達成するという気持ちが弱いから契約を取れない」というような指摘を受けることも少なくありません。

このように、何か問題が発生した際に、その人の気持ちの部分を重視して解決策に導くというのも体育会企業の特徴のひとつです。

「精神的に追い込まれながらも最後まで気合いと根性でやり抜く」という経験がある人は、精神論で注意を受ける環境にも馴染みやすいでしょう。

飲み会が多い

仲間との団結力を強めるという意味で、体育会企業では飲み会を開くことが多々あります。

新入社員の歓迎会や新年会をはじめ、まれに上司の誕生日会を行うこともあり、節目やイベントごとに飲み会を行う傾向が強いです。

飲み会では、社内では見ることができない一面や人柄が見えるため、お互いの距離が縮まりやすく、周囲との関係性もより深まることになるでしょう。

また平日だけでなく、場合によっては休日に飲み会が開かれることもあります。

しかし、強制的に参加を求められるような環境であることは少ないので、無理に参加する必要はあまりありません。

体力面に自信がある人や集まることが好きな人、純粋にお酒が好きな人にとっては馴染みやすい環境と言えるでしょう。

挨拶がしっかりしている

体育会系では上下関係に厳しい面があることから、挨拶やマナーにも重きを置いているという点も特徴のひとつとして挙げられます。

挨拶は、周囲との関係を良好に築くための第一歩として社会人でなくとも必要なマナーですが、体育会企業では特に重要視されている部分と言えるでしょう。

社員の気合いや団結力を高めるために朝礼の時間を大切にしているところも多く、なかには大きな声で挨拶を繰り返し練習するといったケースも見られます。

ほかにも、「社員全員で社訓を読み上げる」「朝礼でラジオ体操を行う」などといったことを行うこともあり、内容は企業によってさまざまです。

覇気のない小さな声で挨拶したいり、立っているときの姿勢が悪かったりすると注意される可能性があるので、挨拶の基礎はしっかりと学んでおくと良いでしょう。

強いチャレンジ精神が必要

スポーツを上達させるには、目の前のことにひたむきに向き合い失敗を繰り返しながら成長していくことが求められます。

体育会企業もその気質を持っていることが多く、「仕事に全力で向き合い失敗から学んでいけば良い」という考えから、何事にも強いチャレンジ精神を持って取り組むという姿勢が重要視されています。

たとえば、入社して間もない社員に大事な会議で発表させるほか、難易度の高い資格取得を目指すよう指示されるケースも珍しくありません。

これは、失敗することそのものよりも、失敗したことで得る学びやチャレンジする中で得る楽しさなどを知ってほしいと考えているためです。

強い精神力を持っている人は、若いうちからさまざまな経験を積むことができるでしょう。

【体育会企業とは?】体育会系企業が多い業界

では体育会系企業が多い業界といえば、どのようなものがあるのでしょうか?

人によっては、既に絞っている企業が体育会系企業に当てはまっている可能性もあります。

だからこそ、あらかじめ志望する企業の特徴を、よく理解しておくことが重要です。

そうすれば、本当に自分に向いているのかが明確にわかるでしょう。

ここで具体例を4つ紹介しますので、これから就活をする予定の人はぜひ覚えておいてください。

商社

商社での仕事は、さまざまな企業同士での取引がメインになってきます。

そのため、どれくらい営業力があるのかを、何よりも重要視されるでしょう。

もしサッカーや野球などのチームワークが求められるようなスポーツを経験している場合は、そこで得られたコミュニケーション能力が必ず役に立ちます。

また営業職の場合は社内での飲み会はもちろん、取引先との接待も多々行われるため、どのような状況においてもしっかり立ち振舞えるような人が求められるでしょう。

さまざまなシーンで人と接することに対して、積極的に楽しみながら仕事ができる人であれば、最適な選択肢になるはずです。

不動産

不動産業界も、体育会系企業の1つといっても過言ではありません。

なぜなら、問い合わせに対して受け応えするだけではなく、営業職であれば自らも積極的に営業をかけることが多々あるからです。

例えば電話で営業をすることはもちろん、直接訪問して営業をかけることもあるでしょう。

場合によってはノルマが存在するケースもあるため、営業力や行動力、さらには忍耐力も重要になるのは間違いありません。

どんなにつらい時でも立ち向かっていけるような、そんな人にこそ向いている選択肢といっても良いでしょう。

もちろん結果を出せば、その分インセンティブとして収入を増やしやすいため、大変になりやすい分しっかり稼げるのが大きなメリットだといえます。

広告

広告業界といえば、どちらかというとクリエイティブな仕事が多いイメージを持っている人も少なくないでしょう。

しかし、広告業界には映像や画像などを作るデザイナー以外にも、コピーライターや企画、そして営業もあるため、さまざまな人とのチームワークが求められます。

そのため、広告業界で仕事をする場合でも、コミュニケーション能力は必要不可欠です。

また、広告業界では一般的に夜遅くまで働くことになる傾向が強いのも、大きな特徴だといえるでしょう。

例えば昼間から出勤して、帰宅が翌朝になってしまうことも、決して少なくありません。

つまり広告業界も忍耐力が問われる職種になりやすいため、十分に体育会系企業といって良いでしょう。

証券会社

証券会社は、さまざまな有価証券の売買や引き受けをする企業を指します。

仕事では常に数字を追って働くことになるため、多くの企業では体育会系の人材を積極的に採用している状況です。

営業職は基本的にストレス耐性や体力が強く求められるので、面接を受ける際にも必ず問われる要素になるでしょう。

また、証券会社はそんな忍耐面だけではなく、同時に知力も重要になる傾向があるのが大きなポイントです。

例えば経済に関するニュースや金融情報を、常にチェックする習慣をつけておかなければいけません。

そのため、難しいことを勉強することに対して抵抗があったり、継続できなかったりする人にとっては、あまり向かない業界になるでしょう。

逆にいえば、何事に対しても興味を持って学べる姿勢でいられる人にとっては最適な業界です。

【体育会企業とは?】体育会企業に向いている人

続いて、どんな人が体育会企業に向いているのかを詳しくご紹介します。

さまざまな性格の人が存在するのと同じように、企業にもそれぞれ特徴や性質があり、人によって合う・合わないがはっきりと分かれます。

そのため、「自分には合いそうにないからだめかも…」と悩む必要はありません。

就活で大切なのは、ギャップを感じることなく入社後に働けそうだと思える企業を見つけることです。

まずはどんな特徴を持っている人が体育会企業に向いているのかを知りましょう。

スポーツ経験者

体育会企業にはスポーツ経験者が多く、部活動の名残があるような雰囲気を持つ企業も数多く存在します。

社会人になってからもスポーツを楽しんでいる人が多い企業では、部活動の延長のようなノリで周囲との交流を築いていけることもあります。

元々スポーツをしていた人は、今までの環境と入社後の環境が似ているため、自分の考え方や理想とする働き方が社風とマッチすることが多いので向いていると言えるでしょう。

また体育会企業では、営業など体力を必要とする仕事が多く体力勝負な面もあります。

スポーツ経験者であれば基礎体力の高さを活かして仕事をこなしていくことが可能なうえ、仕事の件数を増やすことでさまざまチャレンジをすることもできるでしょう。

忍耐力がある人

体育会企業では、営業の仕事だけでなく接待なども多いです。

これらは少なからず精神的なストレスも溜まるため、体力だけで補えるものではありません。

もし強いストレスを感じても、次の仕事につなげるためだと切り替えられるような忍耐力の強さも体育会企業では求められるでしょう。

忍耐力というのはそう簡単に身につけられるものではなく、大丈夫だと思っていてもモチベーションが途中でなくなってしまうと耐えるのが厳しいこともあります。

スポーツ経験者であれば、ハードな練習を毎日行うことで体力とともに忍耐力も鍛えられていることが多いかもしれません。

「多少つらいことがあっても諦めずに仕事をこなしていける」という自信がある人は向いているでしょう。

礼儀正しい人

先述したように、体育会企業は挨拶や上下関係に厳しい傾向にあるため、礼儀にも厳しくマナーを徹底的に教えられることが多いです。

「ハキハキとした挨拶をする」「先輩からの指示は素早く実行する」などの行動が身についている人は体育会企業の環境にも馴染みやすいかもしれません。

指導される際も、しっかりとした礼儀やマナーを心得ている人は、上司から良い評価を受ける可能性が高いでしょう。

そのため、礼儀正しい人はほかの人よりもアドバンテージを持っていると言えます。

「先輩のご指導のおかげです」というように先輩や上司を立てるような言葉を述べることができたり、感謝の気持ちをきちんと行動に移すことができたりする人は重宝されるでしょう。

チャレンジすることが好きな人

体育会企業の特徴として、「強いチャレンジ精神」が挙げられます。

「いろいろなことに挑戦していこう」という風潮があるため、たとえ失敗しても成功に導くために何度でもチャレンジしていけるような人は、体育会企業で自分の力をしっかりと発揮することができます。

「どうすれば成果を出せるのか」「達成するにはどうすれば良いのか」を考えて挑戦するのが好きな人であれば、体育会企業のストイックな雰囲気にもついていけるでしょう。

また、問題や課題が浮き彫りになった際にもめげずにチャレンジしていくことができるという気概は、どんな仕事においても強みになります。

「次につなげるための行動を起こすためにチャレンジを続けたい」と考えている人は、体育会企業の環境に合っていると言えるでしょう。

協調性がある人

団結力やチーム力を高めることが多い体育会企業では、協調性も非常に重要な要素となります。

スポーツでは個人・団体問わず周りと助け合い連携を取って練習に励むことが多く、その気質を持つ人が体育会企業にはたくさんいるからです。

仕事を円滑に進めるうえでも社内・社外問わず周囲とのコミュニケーションは欠かせません。

もし仕事上でトラブルが起きたとしても協調性を大切にしていれば、社員同士でサポートしながら全員で協力し成果を出すことも可能でしょう。

チームで何かを成し遂げることを得意とする気質がある場合は、入社後もチームの大切な一員になれることが多いです。

困難な問題にもみんなで立ち向かっていくことで力を発揮できる人は体育会企業に向いているでしょう。

【体育会企業とは?】体育会企業に向いていない人

次に、体育会企業に向いていないのはどんな人かを5つご紹介します。

体育会企業に合っている人にとっては働きやすい会社であっても、合わない人にとってはきついと感じることもあるでしょう。

もし向いていない特徴に当てはまると感じた人は、入社後の働き方や環境にギャップを感じて居心地が悪くなってしまったり、「仕事がつらい…」と感じてしまったりするかもしれません。

体育会企業への就職を希望している場合は、しっかりと向き不向きを確認するようにしましょう。

上下関係が苦手な人

体育会企業では、基本的に能力に関係なく上下関係が存在し、先輩や上司が力を持っている関係性が成り立っていることが多いです。

そのため、後輩は先輩よりも早く出社しなければならなかったり、礼儀に厳しい気質があることから挨拶のやり方に規定があったりします。

また、上からの指示は絶対という風潮から先輩や上司からの指示には必ず従わなければならないこともあり、厳しい上下関係が苦手な人にとっては理不尽だと感じてしまうことが多々あるでしょう。

出された指示に納得できなくても自分の意見を押し殺してプロジェクトを進めなければならないケースもあるので、そういった上下関係の厳しさについていけないと感じる方は、体育会企業を避けた方が良いかもしれません。

公私混同したくない人

仕事で厳しいノルマが課されていることがあり、目標を達成するためにはプライベートを犠牲にすることを求められるケースがあります。

もちろん体育会企業以外であっても大変な仕事というのはさまざまですが、ストイックな気質を持つ人が多い体育会企業では特に大変なことが多いです。

残業が当たり前であったり、休日でも上司や顧客からの連絡に対応しなければならなかったりするので、プライベートの時間も大切にしたいと考える人には向いていません。

また、飲み会も頻繁に開かれるため、就業後の時間を自由に使えなかったり、休日に社員同士のイベントに呼ばれたりすることもあります。

「公私混同せずに仕事として割り切りたい」と考えている人にとっては、社員同士の付き合いが苦痛になってしまうでしょう。

マイペースな人

体育会企業ではノルマに追われるような業務を任されることが多いので、事務職のように淡々と仕事を進めたい人には向いていません。

繁忙期には残業が増えて自分の時間をうまく取れなかったり時間やノルマに追われてしまったりするため、マイペースな人にとっては窮屈に感じてしまうでしょう。

また、上司の指示や古くからのルールに従うことが求められるので、効率的には思えないようなやり方を強いられる可能性も否めません。

そのような際には、自分のペースで仕事をすることに対して「根性が足りていない」などの精神論できつく注意されることもあります。

「自分がやりやすい方法で自由に仕事をしたい」と考えている人は、体育会企業の社風や雰囲気に馴染みにくいかもしれません。

理論的に仕事をしたい人

仕事の過程や成果に対する事象を細かく分析して考えるのが好きな人や、「目の前の仕事をいかに効率良く進められるかを見つけたい」と考えている人は体育会企業に合わないかもしれません。

体育会企業では精神論で現状を乗り切ろうとする傾向があるので、説明がほしいときに「気合いや根性が足りない」という言葉で注意されてしまうことがあります。

また、精神論で物事を解決しようとすると、理論的な思考に基づく仕事のノウハウなどが身につきにくいため、ステップアップしたいときの経験値を得られない可能性があります。

効率の良い進め方よりも精神論が優先される傾向にあるので、このような精神論に対して理不尽さや苦手意識を感じる人は、理論的に仕事を進められる企業の方が良いでしょう。

体育会系のノリが苦手な人

体育会企業にはスポーツ経験者が多いことから、体育会系のノリが当たり前に受け継がれている風潮があります。

仕事をするうえでの協調性やチームワークは非常に大切な要素のひとつですが、一緒にがんばることを強要されたり団結力を高めるのが暑苦しいと感じたりする人にとっては居心地が悪いと感じてしまうでしょう。

また体育会系の人は、チームワークを大切にするという気質から上下関係の厳しさに加え、仲間意識が非常に強い傾向にあります。

体育会系のノリに慣れていない人や馴染めない人は「価値観が合わない」と判断され、周囲に馴染めず孤立してしまうかもしれません。

職場での人間関係は仕事のしやすさに影響するので、体育会系のノリが苦手だと感じる場合には避けた方が無難でしょう。

【体育会企業とは?】体育会学生は有利?不利?

体育会系の学生は、就活において本当に有利なのかどうか気になっている人も、決して少なくないでしょう。

結論からいうと、有利に働くことが多いといっても過言ではありません。

そのため、自分が体育会系だからといって、何も不安にならなくても大丈夫です。

ここでは具体的に、どのような理由があって有利だといえるのかを、詳しく紹介します。

この内容を理解しておけば、自分のアピールポイントも明確にわかるようになるので、これからの就活においても役立つことになるでしょう。

礼儀や忍耐力が高い傾向にあるので好印象

まず体育会系の学生となると、今までの経験の中でさまざまなことに我慢をしたり、つらい状況においても立ち向かってきたりすることが多々あったと思います。

そのため、些細なことで落ち込んだり、やる気がなくなってしまったりすることも、少ないのではないでしょうか。

どんな企業でも、そのような忍耐強さのある人材を求めている傾向があるため、必ずその経験は活かされることになるはずです。

また、スポーツを通じて上下関係でのコミュニケーションも、毎日のように経験してきたことでしょう。

企業での仕事においても、同じシチュエーションの中で取り組んでいくことになるため、入社後も円滑に交流できることが想像できます。

だからこそ、企業から見て体育会系の学生は、好印象を抱かれる傾向があるのです。

部活との両立は工夫が必要

基本的に体育会系の学生は、その経験から企業に採用価値の高い人材だと思われる可能性が高いといえます。

ただし、普段から部活をしている人は、おそらく他のことに対して時間を割くのは大変だと感じているでしょう。

そのため、人によっては部活に大半の時間をかけて、その分他のことはあまりできていないかもしれません。

とはいえ、就活は誰しも必ずといっていいほど通る道になります。

だからこそ、就活を控えている人は、効率的に就活もできるように計画を立てて進める必要があるでしょう。

何も対策をせずにぶっつけ本番で挑んでしまうと、いくら体育会系だといっても、正しいアピールができずに失敗してしまうおそれがあります。

【体育会企業とは?】体育会企業に就職するために

それでは、実際に体育会企業に就職するためにはどのようにすれば良いかを解説していきます。

友達のことをよく知ることで良好な関係を築けるのと同じように、就活を良い方向に導くためには、まず企業のことをきちんと調べどんな特徴があるのかをしっかりと知ることが大切です。

体育会企業に限らず、就活を進めていくうえでは非常に大切なポイントですので、ここからご紹介するポイントをしっかりと押さえ、事前にできる準備は怠らないようにしましょう。

企業のホームページやSNSを見てみる

まずは志望する企業のホームページをチェックしましょう。

ホームページには、社長や社員のメッセージや企業が目指すべきもののほか、採用情報や企業の成り立ちなども書かれていることが多いです。

隅々までチェックし、「自分が希望する条件と一致しているのか」「どんな雰囲気なのか」を把握できるとESや面接での対策を考えることができます。

このとき、管理職の経歴なども見てみると、その企業がどんな働き方を理想としているのかがより鮮明になるでしょう。

最近では、SNSで企業の情報を発信しているところも増えています。

企業のホームページと併せてSNSもチェックすることでリアルタイムにさまざまな情報を得ることも可能なので、ぜひ活用してみてください。

説明会やインターンに参加する

企業のことをより深く知るために、説明会やインターンに参加してみましょう。

実際にその企業で働いている社員の方の声を聞けるというのは、会社の雰囲気を知る何よりの近道とも言えるからです。

社員に質問することも可能なので、気になることを質問して企業の理解を深めるチャンスを作りましょう。

また、インターンでは実際に企業の業務内容を経験できるようなプログラムが多く、能力次第では内定につながる可能性もあります。

社内の雰囲気はもちろん、社員の働き方などを間近で感じることができるのがインターンの強みです。

業務を進める際、社内・社外でどんな関わりが生まれるのかを知ることで、自分の強みの活かし方や貢献できる部分が見えてくるでしょう。

OB・OG訪問をする

OB・OG訪問では、業務を進めにあたっての勤務環境や福利厚生の話など、説明会やインターンでは聞けないような社内の詳しい話を聞けるメリットがあります。

より近しい立場の人からリアルな実態を知ることができるので、選考に向けてどのような対策を講じるべきかのヒントになる話も聞けるかもしれません。

失礼な質問にならないよう、あらかじめ聞きたい内容をきちんと練ってから臨むようにしましょう。

またOB・OG訪問では、同じ大学の卒業生がどのように就職してキャリアアップをしているのかを知れるチャンスでもあります。

実態を知ることでより自分の将来をイメージしやすくなるというメリットもあるので、具体的に自分の働き方を想像することができるでしょう。

自己分析をする

自己分析を繰り返し、自分の将来像や理想の働き方、強み・弱みを把握しながらどんな場所でどんなふうに自分を活かせるのかを知りましょう。

自己分析には、マインドマップ・自分史・モチベーショングラフの作成という3つの方法があります。

マインドマップとは、自分というキーワードを中心に置き、四方に枝分かれしていくようにキーワードを1つずつ書き足して深掘りしていく方法です。

自分が考えていることを具現化させて、「自分にとって何が大切なのか」「どんな考えのもと自分は行動しているのか」などを明確にすることで、今まで知らなかった自分を知ることができるでしょう。

また自分史は、今までに経験した過去の出来事をできる限り詳しく時系列で書き出し、その出来事についての詳細をまとめて自分の考え方やどのような成長を感じたのかを見つめ直す方法です。

そしてモチベーショングラフとは、これまでの経験に対するモチベーションの変化をグラフにし、自分を客観的に分析する方法です。

これらの方法を駆使し、自分の思考を明確にしましょう。

他己分析をする

自己分析だけでなく、他己分析も忘れてはいけません。

自分だけではどうしても主観的になってしまいがちですが、他人から見た自分はどういう人間なのかを知るとより客観的に知ることができ、違った一面が見えてきます。

長所や短所も自分で思っているのと他人が思っているのとでは異なる場合があり、自分では短所だと思っているような部分も他人からすれば長所だと感じていることもあります。

自分について気になる点を質問し、答えてもらった結果をもとに今一度分析をしてみましょう。

客観的な意見をもらうことで、知らない自分に出会える可能性が高まります。

他己分析を行う際は、家族や友達はもちろん、バイト先の人や大学の先輩・後輩などにも聞いてみることをおすすめします。

仲の良い家族や友達から見る自分のイメージと、先輩などから見る自分のイメージもまた異なる可能性があるからです。

さまざまな角度から自分のことを深掘りしていくことが就活を充実させるカギになるので、質問事項はしっかりと考えるようにしてください。

アピールするポイントを明確にする

企業研究で企業のことを知り、自己分析や他己分析で自分のことを知った後は、今までに得た情報から自分の強みを適切にアピールするにはどうすれば良いのかを考えましょう。

体育会企業で良い評価をもらいやすいのは、協調性・忍耐力・計画性の3つが挙げられます。

企業の特徴と一致する自分の強みを見つけ出し、自信を持って企業に伝えることが大切です。

話を盛ったり嘘をついたりはせず、自分の活かし方を明確にしてアピールするようにしてください。

協調性

体育会企業では、団結力を高めたりチームワークを大切にしたりする傾向が顕著に見られます。

そのため、周囲と良好なコミュニケーションを取ることに自信がある人や、協力して何かを成し遂げることで力を発揮しやすい人など、協調性がある人は評価されやすいでしょう。

また、体育会系のノリが受け継がれている可能性が高いので、うまくコミュニケーションを取れる人は職場の環境にも馴染みやすいと判断されます。

また、仕事を円滑に進めるためにはチームワークを大切にすることが求められます。

体育会企業では特にその傾向が強いので、面接の際は「周囲との良好な関係を築くためのコミュニケーションを取ることができる」といったように協調性をアピールすると良いでしょう。

忍耐力

すべてが問題なく進む仕事というのはほぼありません。

これは体育会企業だけでなく、そのほかの企業でも共通している要素であり、仕事をするうえで苦しさや大変さというのはほぼセットのようなものになります。

しかし、苦しいときにもポジティブに考え、苦しさをバネに変えて前に進んでいけたり成長の糧にすることができたりする人は非常に重宝されます。

特にストイックな体育会企業では、体力面・精神面の両方できついと感じる場面も少なくありません。

そのため、忍耐力は良いアピールポイントとなります。

企業によってどのような人材を求めているかは異なりますが、「諦めずに最後までやり切ることができる」「努力を怠ることなく挑戦していける」など、志望する企業に合った方法でアピールすれば良い評価につながるでしょう。

計画性

計画性もアピールするには非常に良いポイントのひとつです。

上司から指示を出された際、計画も立てずに取り組んでしまうのは好ましくありません。

きちんと業務をこなすためにはどう行動すべきかを考え、どのようにステップを踏んでいけば良いのかをきちんと計画することが大切です。

しかし、伝え方によってはマイナスイメージがついてしまう可能性もあるので注意してください。

体育会企業では、「気合いでがんばるしかない」という精神論で解決に導こうとする気質があります。

そのため、どんなふうに計画性があるのかを伝えないと、「慎重すぎる」「融通が利かない」といったイメージを持たれてしまうかもしれません。

計画性をアピールする際は「ゴールを目指して目標を立てられる」など具体的な言葉を用いるようにしましょう。

できることを増やしておく

志望する企業で活かすことができるようなスキルを持っておくと、就活の際に強い武器になります。

適切なアピールができるように、自分が志望する企業ではどんなスキルが求められるのかを事前に調べておくようにしましょう。

今までの経験から得たスキルを磨いて今後も活かせるようにしたり、役立ちそうな資格を取得したりと方法はさまざまです。

もし海外の企業と関わることが多い仕事であれば、英語の資格取得を目指すことで実力と努力を企業にアピールすることができます。

学生時代に得たスキルをアピールする場合には、スキルを磨くためにしたことのほか、経験から得たスキルでどんなことができるようになったのかなど、具体的なエピソードを添えて説得力のある説明を心がけると良いでしょう。

【体育会企業とは?】例文紹介

これから就活を控えている人は、実際に自分のことを面接でアピールする機会があります。

そのため、自分がもっともアプローチしたい部分を、うまく伝えられるようになる必要が出てくるでしょう。

だからこそ、あらかじめどんなことを話さなければいけないのかを、きちんと整理しないといけません。

そこで、ここからは体育会系の学生に向けて、よくある例文のパターンを7つ紹介します。

もし自力で考えるのが難しいと思っている人は、ぜひ参考にしておいてください。

忍耐力

私がもっとも強みとしているのは、どんな時でも忍耐力を発揮できるところです。私は小さい頃からサッカーが大好きで、よく観戦に行ったり、自分でもたくさん学校の校庭でサッカーをしていました。そして中学に入ってからはずっとサッカー部に所属していて、高校はもちろん、大学でもサッカーのサークル活動をしています。とはいえ、すごく上手だったのかというとそういうわけでもなく、長い間チームの2軍として頑張っていました。特に大学時代は周りのレベルが高く、なかなか1軍になることもできずに、2年以上過ごしてきました。でも私はどうしても1軍として活躍したかったので、自分のプレーを毎回見直すようにし、さらにコーチとも相談をしながら試行錯誤を繰り返していくうちに、次第にプレーが良くなっていき、ようやく3年目にして1軍に進出することができました。貴社に入社した際にも、この忍耐力を活かして、どんな大変な仕事も乗り越えていきたいと思っています。

ストレス耐性

私の強みは、ストレス耐性が強いところです。私は学生時代から走ることが得意で、中学以降は陸上部に入って毎日のように走っていました。学校での長距離リレーはもちろん、学校内でのマラソン大会でも、常に上位に入る結果を出せるくらいのレベルだったのですが、実際に陸上の大会に出るようになってからは、競技の記録を通じて今まで以上にストイックに自己評価をするようになってしまいました。それ自体はもちろん良いことだと思っているのですが、そのせいでいざ悪い結果が出てしまった時に、周りから酷評されてしまうというプレッシャーを抱くようになってしまい、それが常にストレスになっていたのです。しかし、そんな中でも決して陸上をやめることは考えませんでした。なぜなら、自分を応援してくれている人はたくさんいましたし、何よりそんなプレッシャーにも打ち勝たないと、本当の意味では成長しないと考えていたからです。だからこそ、最後の最後まで陸上部として努力を続けることができました。貴社に入社した際には、たとえ厳しい状況に置かれたとしても、決して挫けることなく、仕事をこなしていきたいと思っています。

課題発見力

私の強みは、課題発見力があるところです。実は昔から泳ぐことが好きで、プライベートでは海やプールによく通っていました。もちろん遊びとしてだけではなく、学生時代には水泳部の一員として、しっかり良いタイムを出すために努力していました。しかし、最初のうちはなかなか簡単にはタイムが伸びず、しばらくの間ずっとスランプに陥っていました。そしてある日、私はただひたすら練習を重ねるだけではなく、根本的に自分の泳ぎを見直すことにしたのです。まずコーチに自分が泳いでいる様子を撮ってもらい、その映像を見てどこが良くないのかをずっと観察していました。すると細かいところで、直さなければいけないポイントが見えてくるようになり、そこを意識しながら実践したところ、タイムが一気に伸びたのです。貴社に入社した際にも、ただ仕事を繰り返すだけではなく、常に課題を見つけることを意識し、より効率的にこなせられるようにしていきたいと考えています。

計画性

私の強みは、何事においても計画性があるところです。大学時代、私はトライアスロンのサークルに強い興味があって、入学してからすぐに入って毎日のようにトレーニングと練習をしてきました。とはいえ、最初はひたすら何も考えずに動いてきたので、実際にトライアスロンでタイムを計った際には、想像以上に良い記録が出せませんでした。トライアスロンは他のスポーツとは違い、水泳とランニング、そして自転車の3つの競技をすることになるため、単なるトレーニングを繰り返すだけではなく、もっと計画的に物事を考えて取り組む必要があることを、この時に理解したのです。それ以降は1つ1つの競技における目標を定めるようにし、さらにそれぞれスケジュールを組むようにして、練習を積み重ねることにしました。その結果、すべての競技において好タイムを出すことに成功し、実際のトライアスロンの大会でも良い成績を残すことに成功したのです。貴社でも仕事に取り組む際には、まずゴールを決めた上でどうすれば最後まで遂行できるのかを、きちんと計画した上で行動できればと思っています。

分析力

私の強みは、分析力があるところです。大学時代はバスケ部に所属していて、常に大会で優勝するために日々頑張ってきました。しかしながら、実際に他の強豪校と試合を繰り返していくうちに、優勝の壁が高いことを強く実感するようになり、しばらくの間はどうすれば良いのかわからないまま練習をしていました。そしてある日、私は現状をなんとか打破するために、一旦今までの練習を根本的に見直すことを決断し、ひたすらチーム全体の強みや弱みを観察することに専念したのです。その結果、今まで気づかなかったダメなポイントを発見することができ、そこから修正したことによって、チーム全体の動きもかなり改善されました。大会では優勝までいかなかったものの、ベスト3位に入れるほどの結果を残すことができたので、あの時冷静になって見直してみて本当に良かったと思っています。貴社で仕事をする際には、この分析力を活かして、さまざまな課題に立ち向かっていければと考えています。

協調性

私の強みは、どんな時も協調性を持って行動できるところです。私は大学時代にラクロス部で毎日頑張っていて、4年生になってからは主将を勤めていました。最初はチームに対して指示をするだけで終わることが多かったのですが、どうしてもチーム全体の成績がふるわず、一体何が良くないのかを毎日のように考えていました。その結果気づいたのが、メンバー1人1人に対して、うまく寄り添えていなかったことだったのです。それ以降、私は1人1人の立場になって物事を考えるようになり、丁寧にメンバー全員の意見に耳を傾けるようになりました。すると今まで以上に求心力が高まり、気づいたらチーム全体の動きも大幅に改善されたのです。貴社で仕事を頑張る際にも、常に周りの仲間のことを考えながら、その場に適した行動をとっていければと思っています。

リーダーシップ

私の強みは、チーム全体を導くリーダーシップがあることです。ずっと野球部のキャプテンとして、高校時代から活動していました。うちの部では県大会でベスト4を目標とし、日々練習に明け暮れていましたが、どうしてもライバル校に勝つことができない状況が続き、しばらくチーム全体のモチベーションも下がってしまうような状態でした。そこで私は、どうすれば現状を打破できるのかを、コーチと相談しながら毎日ずっと考えるようになり、その結果として新しい練習メニューを取り入れることにしました。するとチーム全体の基礎体力が上がるようになり、大事な局面でも細かいミスをすることなく、スムーズに得点を取れるようになったのです。おかげで最後の最後で、ギリギリ県大会でベスト4に入ることができたので、あの時に思い切った決断をして良かったなと思っています。貴社に入社した際にも、常に状況を整理しつつ、周りを引っ張って行けるような存在になりたいです。

【体育会企業とは?】対策の完成度を高めるために

これから就活をスタートする人は、まずエントリーシートを書くことになるでしょう。

もちろん、文章として書き出す際には、少しでも完成度を高めることを意識しながら書き進めなければいけません。

とはいえ、具体的にどうすれば良いのかわからない人も少なくないはずです。

そこで最後に、エントリーシートに自己PRを書く時に重要なポイントや対策方法を、ここで3つ紹介します。

声に出して読んでみる

まず自己PRをいきなり清書するのではなく、どこかに下書きをするようにしましょう。

なぜなら、エントリーシートではボールペンを使って書くことになるからです。

そして下書きをした際には、それをそのまま目視で読み直すのではなく、声に出しながら読むようにしてみてください。

実際に声に出すことにより、文章に違和感があった場合に気づきやすくなります。

また、シンプルな誤字脱字も存在する可能性があるため、そこにもすぐに気づけるのが大きなメリットです。

エントリーシートでおかしな文章を出してしまったり、誤字脱字があったりすると、それだけで採用されなくなってしまうこともあるため、入念にチェックする必要があります。

他の人に添削してもらう

一度書いた自己PRを、自分1人だけで何度も見直しながらブラッシュアップするのも良いですが、できることなら他の人にも一度見せてみるのをおすすめします。

その理由は、第三者が見て初めて気づく良いところや悪いところがあるかもしれないからです。

大事なのは自分が良いと思うかどうかではなく、あくまでも企業である他人が見てどう思うのかなので、誰かに添削してもらうのは非常に大切な要素だといえるでしょう。

ちなみに、見せる相手は誰でも良いですが、できれば就活を経験している人がおすすめです。

例えば、両親や兄妹でも良いですし、学校の先生に見せるのも良いでしょう。

そうすれば、少しでも良い自己PRを書けるようになるはずです。

まとめ

エージェントに相談する

「就活に不安がある」「もっと詳しく就活について相談したい」と考えている人は、就活エージェントを活用しましょう。

ES対策はもちろんのこと、やりたいことの見つけ方についても専属のアドバイザーが随時サポートしてくれます。

また選考に不安がある場合、模擬面接も行うことが可能なので、面接に対する不安も取り除けるでしょう。

さらに、面談を通じてどのように就活を進めていけば良いのかをアドバイザーからアドバイスしてもらえるうえに、しっかりとコミュニケーションを取りながら自分に合う企業の紹介も行ってくれます。

慣れない就活で何をすれば良いか悩んでいたり、就活を進めていく中で1人では限界があると感じたりした際には以下のサイトをご覧ください。

まとめ

体育会企業では、飲み会が多かったり上下関係が厳しかったりするという特徴があるほか、根性や気合いで乗り切る風潮が強いです。

体育会系の環境に慣れている人であれば、周囲に馴染みやすく自分の力を発揮しやすい環境であると言えますが、体育会系のノリが苦手な人にとっては働きにくいと感じてしまうでしょう。

しかし、志望する企業の社風と自分の強みが一致していれば、苦しい練習メニューに耐えてきたスポーツ経験者ならではの忍耐力や、厳格な上下関係の中で培ってきた協調性など活かせることはたくさんあります。

強いチャレンジ精神を持って仕事に臨めば確かな成長を実感することも可能ですので、興味があれば自分の理想や性格に合うと感じる企業に応募してみてください。

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