はじめに
就活の選考方法の一つにグループディスカッションがありますが、初めて参加するときはどなたでも緊張するものです。
知らない人と議論することに、苦手意識を感じる方も多いでしょう。
そこで今回は、グループディスカッションの流れや議論中にやるべきこと、注意点について解説します。
どういうものか分かっていれば、初参加でも臆することなく議論に参加できるはずです。
選考当日の流れや高く評価されるコツをつかんで、選考を突破できるようにしっかりと対策しておきましょう。
- グループディスカッションの流れ
- グループディスカッションの役割
- グループディスカッションを成功させるコツ
- グループディスカッションの流れを知りたい人
- グループディスカッションが苦手な人
- 効率的にグループディスカッションの対策をしたい人
【グループディスカッションの流れ】グループディスカッションとは?
グループディスカッションは、5人から6人の就活生でチームを作り、そこで議論をする選考です。
テーマを与えられたら、チームでディスカッションを進めるための役割分担を決めます。
そして議論を行い、出した結論を発表します。
初対面どうしで協力し合うのは簡単ではありませんが、メンバーをライバル視するより、全員で合格するつもりで臨みましょう。
議論している姿を見れば、採用担当者にはその就活生の対人能力が分かってしまいます。
中でもベンチャー企業の選考でグループディスカッションが多いのは、規模が小さく新卒社員でも議論に加わる場面が多いからです。
社会ではグループで仕事を進めることも多いことから、議論への積極性や発言の質、周囲に対する気配りができるかどうかが見られています。
【グループディスカッションの流れ】グループディスカッションの流れ
グループディスカッションを行う前に、その流れを確認しておきましょう。
グループディスカッションは、役割分担や時間配分を決めるところから始まります。
それから与えられたテーマに沿ってディスカッションを行い、結論を発表します。
資料作成を求められることもあるので、ご注意ください。
また、テーマについてはざっくりしている場合もあります。
そういった場合は、メンバー間で認識をそろえておかなければなりません。
以下で、それぞれの工程について詳しく説明します。
役割分担
グループディスカッションが始まって最初に行うのは、役割分担決めです。
役割を決めてスムーズに作業を進められるかも評価の対象であるため、各メンバーが何をするのか必ず決めてください。
主な役割としては、司会・書記・タイムキーパー・監視者などがあり、意見を出して議論を活発にするアイデアマンも重要です。
司会は目立ちますが、もし議論がうまくいかなかった場合は、かえって印象が悪くなることにご注意ください。
書記は出された意見をメモするだけでなく、それをうまくまとめなければならないところに難しさがあります。
タイムキーパーや監視者は、制限時間内に結論を出すためになくてはならない役割です。
役割分担を決める際、ご自分から立候補すれば積極性を見せられるという効果があります。
時間配分を決める
役割分担が決まったら、時間配分を決めましょう。
制限時間内に結論を出して発表できるようにするためには、議論ばかりしているわけにはいきません。
定義の時間・現状分析・課題把握の時間・施策立案の時間などざっくりでよいので、時間配分を決めてから本題に入ってください。
タイムキーパーはここで決めた時間配分にしたがって、議論をコントロールします。
話し合いの流れ自体は有意義で活発なものであっても、結論を出せなければ評価してもらえません。
また、時間を忘れるほど議論が白熱してしまう場合もあるかもしれません。
そのため、制限時間内に結論を出すには、あらかじめ時間配分を決めておくことが大切なのです。
なお、ここまであまり時間をかけずに進められると、議論の時間が削られずに済みます。
定義
時間配分が決まったところで、次はテーマに対する定義を行います。
与えられるテーマはざっくりしていることもあるため、メンバーで共通認識をもっておきましょう。
テーマを正しく認識していないメンバーがいると、議論の論点がずれてしまうかもしれないからです。
それぞれの認識がずれて議論が停滞するようなことがあれば、貴重な時間を無駄にすることになります。
定義を行う際に見ておくべきことは、5W1Hのうちクライアントは誰か(who)・何についてか(what)・何の目的で(why)などです。
たとえば、若者というキーワード一つをとっても、ティーンエイジャーをイメージしている人もいれば、20代前半をイメージしている人もいます。
メンバーで認識をそろえて、議論が適切に進むようにしましょう。
現状分析・課題把握
定義づけが終わったら、対象やクライアントが現在どのような状況にあって、何が課題となっているのかを把握します。
テーマ内の事柄が置かれている現状を確認して、何が原因になっているのかメンバーで意見を出し合ってください。
この際、洗い出す現状は定義づけで決めた内容からずれないように、注意する必要があります。
もしスマホなどを使った調べ物が許可されているのであれば、インターネットで客観的かつ正確なデータを検索するのも有効です。
そして、課題に対して原因があるテーマの場合は、現状を分析して議論すべき焦点を絞っていきましょう。
そうすることで、議論をスムーズに進められるようになります。
具体的な解決策を導き出すためには、全員が問題を把握したうえで議論を進めなければなりません。
施策立案
課題の把握ができたら、それを解決するために必要な施策を考えます。
その際は、それぞれが積極的に発言していく必要があります。
メンバー全員から意見を募り、ほかのメンバーが出した案の否定や評価はやめましょう。
アイデアを分類しグループ化して、内容が似ているアイデアをまとめる作業も必要です。
複数の施策が出た場合は、それぞれがどういったインパクトをもたらすのかを考えてください。
そして、メンバー全員が納得できるような結論を出さなければならないため、多数決での採決は避けます。
多数決は少数派の意見を切り捨てるやり方であり、グループディスカッションでは好ましくありません。
出されたアイデアには、客観的な評価基準を決めたうえで、効果・即効性・実現の可能性を評価しましょう。
発表準備
グループディスカッションの最後は、決定した施策の発表があります。
出されたアイデアをそのまま発表するのではなく、さらに議論を重ねてブラッシュアップさせていくとよいでしょう。
また、場合によっては資料作成を求められる場合もあり、そういった場合は時間内に作成しておきます。
さらに、誰が発表するのかもあらかじめ決めておいてください。
議論の時間が短いために、立案した施策に弱点があることは避けられません。
弱点をなくそうとするのではなく、それを補完するような対策を練っていきましょう。
発表者も決めて、余裕があれば発表の練習をし、効果的な伝え方や長さの調節を行ってください。
制限時間内で、過不足がないように準備することが大切です。
【グループディスカッションの流れ】グループディスカッションの役割
グループディスカッションは、さまざまな役割に分かれてコミュニケーションを取っていくことになります。
そのため、自分がどの役割につくのかによって、意識しなければいけないことも大きく変わってくるでしょう。
今回は具体的にどのような役割が存在するのか、その種類を6つに分けて紹介します。
これからグループディスカッションを経験する上で、どれも覚えておいた方が良いことなので、事前に頭に入れておいてください。
司会
司会とは、文字通りその場をまとめる司会を務める役割です。
ただし勘違いしてはいけないのは、司会がすべて仕切っても良いわけではないこと。
あくまでもその場を円滑に進めるための役割になるため、他の人の意見をうまく引き出していく技術が求められます。
また、どうしても会話がストップした際には、自ら他の人に対して話を振ることも重要になるでしょう。
誰にでもできる簡単な役割とはいえないため、全体を観察しながらきちんと最後まで進行できる自信がある人ほど、向いているといえます。
ちなみに司会になると、自分のリーダーシップ力をアピールしやすくなるのが大きなメリットです。
つまり、仕事を任せられる立派な人材であることが伝わりやすいため、うまくいけば採用に大きく近づくきっかけになるでしょう。
書記
書記は、周りの人が発言する内容をしっかりメモしてまとめる役割を果たします。
そのため、他の人よりも自分自身が積極的に発言をしていくことは、少ないといえるでしょう。
もし自分から話をすることに苦手意識があったり、できるだけ目立ちたくないと思っていたりする場合は、もっとも良いポジションだといえるかもしれません。
ただし、常に周りの発言を聞きながら、わかりやすくまとめることが求められるため、うまく文章に落とし込むことができない人には向かないでしょう。
また、いくら書記だからといって、まったく発言せずにグループディスカッションを終えることはできません。
最後に自分がまとめた内容を、きちんと周りに伝えることも大切です。
ここでうまく整理された情報を的確に伝えることができれば、きっと企業から高く評価されるでしょう。
タイムキーパー
タイムキーパーの役割を任されると、常にグループディスカッションにかける時間を管理することになります。
例えば、あらかじめどの議論に対して何分くらい使うのか?最終的なまとめに何分くらい使うのか?などを、きちんと決めていくのがタイムキーパーです。
そのため、時間管理が得意な人ほど適した役割だといえるでしょう。
それだけを聞くと、人によってはもっともラクなポジションなんじゃないかと思うかもしれません。
しかし、状況次第では最初に想定していたような時間で区切るのが難しい時も出てきます。
特に議論が白熱していると、どのようにして時間を伝えて議論をまとめれば良いのかの判断が問われるため、柔軟に自分から提案をして進行をうまく区切る必要があるのです。
監視役
グループディスカッションには、監視役と呼ばれる役割もあります。
その名の通り、監視役はグループディスカッションの内容を最後まで監視するのが、主な仕事です。
議論の論点がどこかでズレていないのかどうかを常に意識しながら、周りの発言に耳を傾ける必要があります。
一見すると司会と同じような立場に見える人もいるかもしれませんが、司会ほど前に立って進行を促すことはありません。
もし傾聴力に自信があったり、冷静に物事を判断できることに自信があったりする場合は、もっとも最適なポジションになるでしょう。
ちなみに監視役は、仕事の少ないタイムキーパーと兼任することが多いため、監視役だけを任されることは少ないと思っておいた方が良いかもしれません。
アイデアマン
グループディスカッションといえば、アイデアマンも必要な役割の1つといえます。
アイディアマンは誰よりも積極的に発言して、グループディスカッションに絡んでいくことが仕事になるため、前に出て色々なことを話したいタイプには最適な役割です。
もちろん単純に話すだけではなく、常に新しい切り口を考えながらアイデアを出していくことも、アイデアマンには求められるでしょう。
例えばグループディスカッション中に、意見が行き詰まるシーンも出てくる可能性はあるので、そんな時こそアイデアマンの出番になります。
常に議論を前に進めることを考えながら行動すれば、企業からも高く評価されることが期待できるでしょう。
発表者
発表者とは、グループディスカッションで出た意見をまとめつつ、その結果をわかりやすく発表する役割です。
一般的には1分程度で発表することが多いため、長すぎず短すぎないように、誰にでも伝わるような発表ができなければいけません。
そのため、内容のことはもちろんですが、どの順番でかつどんな流れで物事を話すべきなのかも、きちんと考えながら話していく必要があります。
ここで誰もが納得できるくらい、綺麗にまとめを伝えることができれば、きっと採用率も大きく上がるでしょう。
グループディスカッションを締めくくる上で重要なポジションとなるため、人に物事を伝える力がある人ほど適した役割だといえます。
【グループディスカッションの流れ】グループディスカションを突破するためのコツ
グループディスカッションを突破して内定に一歩近づくためには、コツがあります。
それは、採用担当者が注目しているポイントを知ることです。
積極性や冷静な視点が見られれば、高く評価してもらえるでしょう。
そのため、グループディスカッションではただ議論を行って結論を出すだけでなく、採用担当者へのアピールも必要となるのです。
効果的なアピールを以下でご紹介するので、グループディスカッションの際にはぜひ実行してみてください。
積極性をアピールする
グループディスカッションを突破するコツは、積極性をアピールするために発言量を多くすることです。
初対面の人の前で話すことで緊張したり、何かおかしなことをいってしまわないか不安になったりするかもしませんが、臆せずに発言しましょう。
失敗を恐れずに課題に向き合っている姿勢を見せられれば、好印象を与えられるはずです。
全員が参加して、施策の立案に貢献できるようなディスカッションを行えるように意識しましょう。
ただし、ほかのメンバーを敵視して反論することは避けてください。
グループディスカッションでは、自分の意見が採用されることが重要というわけではありません。
全員でグループディスカッションを突破できるようなディスカッションにする、という意識が大切です。
論点を明確にする
グループディスカッションでは、議論中に論点を明確にする役割も重要です。
複数の人と話し合っていると、何を議論するべきなのか分からなくなってしまうことがあります。
論点がずれていって、本筋とは離れたところでの議論になってしまうことも珍しくありません。
そういったときに、確認のために「今って〇〇について決める時間でしたよね?」などと聞けると、高い評価につながるでしょう。
議論が拡散しすぎて収拾がつかなくなったときも、もう一度テーマを全員で確認する機会をもつのがおすすめです。
議論が飛躍したままだと、制限時間内に意見がまとまらないという事態も起こりえます。
論点を常に明確にしておくことを意識して議論に臨み、論点がずれ始めたらすぐに修正しましょう。
マナーに気を付ける
グループディスカッションを進める上で、いかに自分の良さを出せるのかも重要ですが、大前提としてマナーに注意することも、常に意識しておかなければいけません。
例えば、よくあるのが周りの意見をあまり聞かずに、自分の話ばかりしてしまうケースです。
グループディスカッションは周りの人と円滑にコミュニケーションを取ることも大切なので、自分勝手な行動はしないようにしなければいけません。
また、グループディスカッション中に変な仕草をしてしまうことがないように注意しましょう。
例えば机に肘を着きながら話をしたり、髪の毛をつい何度も触ってしまったりすれば、それだけでもマイナス評価につながるおそれがあります。
不明点を確認しておく
グループディスカッションを始める前に、必ず不明点がないかどうかを確認してください。
なぜなら、グループディスカッション中にわからないことを聞いてしまうと、余計な時間ロスが生じてしまうからです。
グループディスカッションでは決められた時間配分で、効率的にコミュニケーションを取る必要性が出てくるため、余計なことで時間を使わないように気をつけてください。
そうすれば最後までスムーズにグループディスカッションを終えることができますし、何より不明点を途中で質問しすぎてしまうと、それだけでも良いイメージを持たれにくくなるおそれがあります。
【グループディスカッションの流れ】グループディスカション中の注意点
グループディスカッションを通過するための注意点もあります。
採用担当者に良くない印象を与えてしまうと、選考を突破できなくなってしまう恐れがあります。
とってはいけない行動についても、確認しておきましょう。
グループディスカッションで見られているのは、社会人として必要な協調性や思考力です。
落とされるのは、議論に貢献できていない就活生です。
メンバーと協力して施策を立案することに貢献できるよう、発言の内容や回数には気を遣いましょう。
人の話を聞かない
グループディスカッションを通過できない就活生の特徴として、人の話を聞かないことが挙げられます。
積極性を履き違えて、相手の話を聞かずに自分一人で発言し続けるタイプです。
また、的外れなことをいって相手の話の腰を折ったり、自分の意見を無理に押し通そうとしたりするような態度は、高く評価されません。
積極性の度がすぎると、人の話を聞かない自己中心的な人物であると思われてしまいます。
自分の意見が採用されたからといって、高評価を得られるとは限らないのです。
企業の一員として活躍するには協調性が大切であり、その協調性に欠けると判断されれば、グループディスカッションの突破は難しくなるでしょう。
人の話をしっかり聞く姿勢をもち、採用担当者への印象をよくするように心がけてください。
黙ってしまう
グループディスカッションで発言できずに黙ってしまうのも、通過できない原因の一つです。
発言量が少ないと、面接官もその人の思考力について見ることができず、評価ができません。
そうなると、評価ゼロのような認識を保たれてしまう恐れがあるのです。
テーマに関する知識が少なくて発言できないような場合も、議論に積極的に参加しましょう。
知識の有無がグループディスカッションの合否に影響することはあまりありません。
黙って人の話を聞いているだけでは議論にまったく貢献できず、社会に出て働くのに必要な対人能力が低いと見なされます。
もちろん相手の意見を聞くことも大切ですが、しっかり発言して積極的に議論に参加しましょう。
誰とでも如才なく話せることも大切なことです。
【グループディスカッションの流れ】グループディスカッションの対策方法
グループディスカッションを突破するためには、どのような対策がとれるのでしょうか。
ESや面接と同じように、グループディスカッションも事前に準備が必要です。
しかし、テーマは当日に発表されることが多く、どういった相手と組むかもその日になるまで分かりません。
このように、グループディスカッションは一見対策が難しいように感じるかもしれませんが、ご自分でできることもあります。
以下でご紹介する対策をしっかり行って、本番に備えましょう。
場数を踏む
グループディスカッションに対する有効な対策方法は、場数を踏むことです。
場数を踏むためには、複数社の採用選考を受けなければならず、即効性がないように思われるかもしれません。
しかし、初対面の人と議論していかなければならないからこそ、場数を踏んで雰囲気や流れに慣れておく方が効率的なのです。
普段の生活では初対面の人と議論するチャンスなどほとんどありませんし、採用選考の独特の張り詰めた雰囲気が漂うこともあります。
そういった緊張感に押しつぶされてしまうことのないよう、本命だけでなく複数の企業の選考に参加して、グループディスカッションを経験しましょう。
何度か経験するうちに、グループディスカッションの上手な進め方が見えてくるはずです。
ケース問題を解く
グループディスカッションに際し、ケース問題を解くことも有効な対策方法の一つです。
ケース問題を解けば、議論に必要な論理的思考力が身につきます。
また、場馴れするためには、実際に選考を受けなければなりません。
しかし、ケース問題であれば自分だけでも解けるため、一人でも練習になるのです。
自力で結論を出せるくらいの思考力をもっているメンバーが多ければ多いほど、議論は成功に近づきます。
逆に、論理的に議論を進めていけなければ結論も出ませんし、よい話し合いにはなりません。
ケース問題を解いて、論理的に物事を考える訓練をしていくことで、グループディスカッションを通過できる可能性が高まります。
できるだけ多くのケース問題を解くことで、自信にもつながるのではないでしょうか。
動画を見てみる
グループディスカッションを経験したことがない人は、まだどういうものなのかいまいちイメージできないかもしれません。
そんな時にこそ見ておいてほしいのが、グループディスカッションに関する対策動画です。
現代ではインターネットを通じて、誰でも好きな動画を簡単に探せますので、グループディスカッションに関する動画も検索してみると良いでしょう。
すでに多くの先駆者や就活のプロが、動画を通じてさまざまなアドバイスをしているため、人によっては非常に勉強になるはずです。
就活エージェントに相談する
もしグループディスカッションについて、どうしても不安な気持ちが強く、一歩踏み出せないと思っている人は、就活エージェントに頼ってみるのも良いでしょう。
就活エージェントとは、要するに就活のサポートをしてくれる専門のサービスです。
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もちろんグループディスカッションに関する相談もできますし、面接の練習も直接おこなってくれるため、本番でもその経験が役立つ可能性は高いといえるでしょう。
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おわりに
グループディスカッションは、与えられたテーマに沿って初対面の人と議論して結論を出さなければならず、苦手意識をもっている方も多いでしょう。
必要とされるのは、意見をたくさん出す積極性やグループが結論を出すために貢献しようとする協調性です。
自分だけがしゃべり続けたり、逆に人の意見を聞いているだけで何もいわなかったりすると、評価が下がってしまうので注意しましょう。
積極性だけでなく、論点がずれたときに修正することもグループディスカッション突破につながります。