【例文22選】ゲーム業界の志望動機の書き方を徹底解説!ゲーム好きを仕事にしよう

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目次目次を全て表示する

【ゲーム業界の志望動機】ゲーム業界とは

ゲーム業界とは
  • ゲーム業界の現状
  • ゲーム業界の将来性

まず、ゲーム業界の定義についてあらためて確認しましょう。

ゲーム業界は、大きく以下の4つに分類できます。

ゲームハードベンダー…家庭用ゲーム機、またはVR端末を用いた商業用ゲーム機の開発と販売を行います。

代表的な企業は、任天堂、SONYなどです。

ゲームパブリッシャー…自社タイトルでゲームソフトやスマホ用のゲームアプリなどの企画・販売をします。

代表的な企業として、スクエアエニックスなどが挙げられます。

ゲームディベロッパー…企業から注文を受け、ゲームソフトの開発のみを担当するクリエイターです。

プラットフォーマー…他の企業が開発したゲームをストアで提供します。

代表的な企業は、Apple、ディー・エヌ・エーなどです。

ゲーム業界の現状

新型コロナウイルスの蔓延の影響を受けて多くの業界が打撃を受けましたが、ゲーム業界では追い風になりました。

ステイホームの時間が増えた結果、今までゲームに関心がなかった人にも訴求が可能となり、ゲームのオンライン上のコミュニケーションが人気を集めました。

その結果、2020年度には国内市場規模が過去最高の2兆円を突破したのです。

YouTubeのゲーム実況の爆発的な人気も、ゲーム業界の邁進を後押ししていると言えるでしょう。

また、Googleがリリースしたクラウドゲームサービス「Stadia」をはじめとして、Amazonの「Luna」、Microsoftのクラウドゲームサービス「Xbox Cloud Gaming」が代表的です。

この3社に続き、FacebookもFacebookアプリとブラウザでプレイできるクラウドストリーミングゲームを公開しています。

ゲーム業界の将来性

巣ごもり需要で盛り上がりを見せるゲーム業界ですが、この成長は一時的なものではなく、今後も続いていくと予想されています。

とくに近年では、社会現象となった「ウマ娘」が記憶に新しいように、アプリゲームが盛り上がりを見せています。

スマートフォンの機能向上により高いグラフィックの再現が可能になったこと、また移動時間や隙間時間にできる手軽さが人気の理由です。

今後もアプリゲームを中心に、ますます市場規模は拡大していくでしょう。

しかし、今後業界全体として、少子化によるマーケット縮小の対策をしなければならないときが来る可能性が高いです。

市場規模を拡大していくには大人を取り込むだけでなく、若年層の多い海外マーケットにアプローチする必要があります。

【ゲーム業界の志望動機】様々な種類のビジネスモデル

ゲーム業界は、技術の進歩と共にその収益構造を多様化させてきました。

単にソフトを売るだけでなく、プラットフォーム運営から継続的なサービス提供まで、様々なビジネスモデルが存在します。

自分がどのビジネスに魅力を感じ、どのように貢献したいかを明確にしましょう。

様々な種類のビジネスモデル
  • ゲーム機
  • ゲームソフト
  • アーケードゲーム
  • オンラインゲーム

ゲーム機

ゲーム機、すなわちコンソールハードウェア事業は、単に機器を製造・販売するだけではありません。

プラットフォームホルダーとして、自社のハードウェアを基盤とした巨大なエコシステムを形成・運営するビジネスです。

ハード自体は利益率を抑えて普及を優先し、ソフトウェアのライセンス料や、オンラインサービス(月額課金制のサブスクリプションなど)で収益を上げるのが主流です。

ハードの性能追求、独自の操作性、魅力的な独占タイトル戦略など、企業ごとに哲学が色濃く反映されます。

ハードとソフトが一体となった総合的なエンターテインメント体験の「場」を創出し、そのプラットフォーム戦略を世界に広めていくことに魅力を感じるならば、強い志望動機となるでしょう。

ゲームソフト

ゲームソフト開発は、パッケージ販売やダウンロード販売を通じて、一つの「作品」としてユーザーに価値を提供するビジネスです。

「買い切り型」とも呼ばれ、基本的には初期の購入金額が主な収益源となります。

近年では、発売後もダウンロードコンテンツ(DLC)や拡張パックを販売することで、長期的に収益を上げ、ファンとの関係性を維持するモデルも一般化しています。

コンソール向けの超大作(AAAタイトル)から、小規模なインディーゲームまで形態は様々ですが、共通するのは「面白いゲーム体験」そのものを商品としている点です。

特定のIP(知的財産)を深く掘り下げたい、あるいは完成度の高い物語や革新的なゲームシステムを追求し、ユーザーの記憶に残る作品を生み出したいという情熱が、この分野を志望する中核となります。

アーケードゲーム

アーケードゲームは、ゲームセンターなどの施設に専用筐体を設置し、プレイヤーが投じる利用料金(インカム)によって収益を得るビジネスモデルです。

1プレイ100円といった形で、遊んだ分だけ料金が発生します。

家庭用ゲームとは異なり、その場でしか味わえない大画面や専用コントローラー、体感型の大型筐体といった、非日常的な「体験」そのものが商品価値となります。

また、対戦や協力プレイを通じて、プレイヤー同士が集う「コミュニティの場」を提供する役割も担っています。

人々が物理的に集う空間を演出し、その場限りの熱狂や一体感を生み出すことにやりがいを感じる人にとって、魅力的な分野です。

オンラインゲーム

オンラインゲームは、月額課金制や基本プレイ無料(F2P)のアイテム課金制など、継続的なサービス提供によって収益を上げるビジネスモデルです。

「サービス運営型」や「GaaS (Games as a Service)」とも呼ばれ、ゲームを「売る」のではなく「運営」する点が最大の特徴です。

特にスマートフォンゲームではF2Pが主流であり、ユーザーの動向データを日々分析しながら、イベントや新機能を追加し、いかに長期的に遊び続けてもらうか(LTVの最大化)が求められます。

ゲーム自体の面白さに加え、コミュニティの醸成や運営の手腕がビジネスの成否を分けます。

絶えず変化するユーザーのニーズに応え、ゲームを「育てる」ことにやりがいを感じる人に向いています。

【ゲーム業界の志望動機】ゲーム業界の主要な職種

一口に「ゲームを作る」と言っても、そこには多種多様な専門職が関わっています。

企画を立てる人、プログラムを組む人、絵を描く人、音を作る人、そしてそれらを支える人。

ゲームという総合エンターテインメントは、これらの職種が連携することで初めて完成します。

自分がどの役割で輝きたいのかを探ってみましょう。

ゲーム業界の主要な職種
  • 制作企画系
  • エンジニア
  • デザイン系
  • サウンド系
  • 営業・バックオフィス系

制作企画系

制作企画系は、ゲームの「面白さの核」を設計し、プロジェクト全体を牽引する職種です。

ゲームプランナーが「どのようなゲームを作るか」という根幹の企画立案や、詳細な仕様書の作成、ゲームバランスの調整、マップやシナリオの設計などを担当します。

ディレクターは、プランナーやエンジニア、デザイナーなど各セクションをまとめ上げ、ゲームのクオリティに対する最終的な責任を持ちます。

プロデューサーは、プロジェクトの予算やスケジュール、人員管理、宣伝戦略など、主にビジネス面での成功に責任を持つ役割です。

自らのアイデアで人々を熱中させたい、あるいはチームを率いて一つの作品を完成させたいという強い意志が、この職種を目指す上での原動力となります

エンジニア

エンジニアは、ゲームという複雑なデジタルコンテンツを、プログラミング技術を用いて実際に動作するものとして構築する専門職です。

ゲームエンジン(UnityやUnreal Engineなど)や自社開発の基盤技術を駆使し、企画系が作成した仕様書に基づき、キャラクターの動き、ゲームルール、グラフィックス描画、AI、ネットワーク通信など、あらゆる要素を実装します。

ゲームの面白さを技術力で下支えし、プレイヤーがストレスなく遊べる快適な動作環境を実現する重要な役割です。

最先端の技術を追求したい、アイデアを形にするための論理的な構築作業が好きだ、あるいは困難な技術的課題の解決にやりがいを感じるという点が、エンジニアとしての志望動機につながるでしょう。

デザイン系

デザイン系は、ゲームの世界観や体験を「視覚」の面から構築する職種です。

キャラクターや背景のコンセプトアートを描く2Dアーティスト、それを立体的に造形する3Dモデラー、キャラクターや物体に命を吹き込むアニメーター、炎や魔法などの視覚効果を生み出すVFXアーティストなどが含まれます。

また、プレイヤーが快適にゲームを遊ぶためのメニュー画面や情報表示を設計するUI(ユーザーインターフェース)デザイナーも、デザイン系の重要な役割です。

ゲームの「顔」とも言えるビジュアルは、プレイヤーの没入感や感動に直結します。

自らの描いた絵やデザインで世界観を表現したい、キャラクターを通じて感情を伝えたいという、視覚表現への強い情熱が求められます。

サウンド系

サウンド系は、ゲーム体験を「音」の側面から支え、感動を増幅させる職種です。

世界観を彩り、プレイヤーの感情を揺さぶるBGM(背景音楽)を作曲するコンポーザー、キャラクターの足音や武器の音、メニューの決定音といった効果音(SE)を制作するサウンドデザイナーが中心となります。

単に音を作るだけでなく、制作された音をゲーム内で最適に鳴らすための実装作業も重要な業務です。

ゲームにおいて音は、状況を直感的に伝えたり、リアリティや爽快感を高めたりする上で不可欠な要素です。

音楽で物語を盛り上げたい、効果音でゲームの手触りを追求したいなど、音を通じてゲームの没入感を高めることへの強い関心が、この分野での志望動機となるでしょう。

営業・バックオフィス系

営業・バックオフィス系は、ゲーム開発そのものではなく、会社組織の運営や製品の流通・販売を支える職種です。

営業は、開発されたゲームソフトを国内外の販売店やプラットフォームホルダーに提案し、商談をまとめる役割を担います。

マーケティングや広報(PR)は、広告戦略やイベント、SNS運用などを通じてゲームの魅力を世に広め、販売促進を図ります。

さらに、人事、経理、法務、総務といったバックオフィス部門は、社員が働きやすい環境を整えたり、会社の経営を健全に保ったりするために不可欠です。

直接的にゲームを作るわけではありませんが、「面白いゲームをより多くの人に届ける」という情熱や、エンターテインメントビジネスを専門家として支える自負が、志望動機となります。

【ゲーム業界の志望動機】採用の条件はある?

ゲーム業界への就職では「なぜこの会社でゲームを作りたいのか」という熱意が最も重要です。

その上で、コミュニケーション能力や論理的思考力、学習意欲が求められます。

職種によっては専門スキルも必要ですが、ポテンシャルを重視する企業も少なくありません。

未経験でもいい?未経験で狙える職種も紹介

ゲーム業界は、固定観念にとらわれない新しい才能を常に求めており、必ずしも実務経験だけが採用の絶対条件ではありません。

特にポテンシャル採用では、ゲームへの深い愛情や学習意欲、独創的なアイデアなどが評価されます。

なぜなら、未経験者ならではの新鮮な視点やユーザーとしての純粋な熱意が、これまでにない面白いゲームを生み出す原動力になり得るからです。

また、入社後に研修やOJTを通じて専門知識を習得できる環境を用意している企業も多く、「面白いゲームを作りたい」という強い情熱と、新しいことを積極的に学ぶ姿勢が何よりも大切です。

学歴や職歴以上に、これまでの経験で培ったスキルや、ポートフォリオの質が重視される傾向にあります。

未経験からチャレンジしやすい職種としては、ゲームの品質を守るデバッガーや、ゲームの面白さの根幹を設計するプランナーなどが挙げられます。

ゲームデバッカー

ゲームデバッカーは、開発中のゲームを実際にプレイし、不具合や改善点を見つけ出して報告する仕事です。

特別な専門知識やスキルは必須ではなく、ゲームが好きで細かい点に気づける注意力と根気強さがあれば、未経験からでも挑戦しやすい職種です。

仕様書に基づいて様々な操作を試し、問題点を正確かつ分かりやすく開発チームに伝える能力が求められます。

地道な作業も多いですが、ゲームの品質向上に直接貢献できるやりがいのある仕事であり、ゲーム開発の流れを肌で感じられるため、将来的に他の職種を目指す上での第一歩ともなります。

ゲームテスター

1つ前でも明記されていたデバッカーと混同されがちですが、企業によっては明確に役割を区別している場合があります。

デバッカーが「明らかな不具合(バグ)の発見」を主目的とするのに対し、テスターは「商品の品質や遊び心地(ユーザー体験)の検証」まで踏み込むことが多いです。

例えば、「バグではないが、この敵が強すぎてストレスが溜まる」「メニュー画面の操作が直感的ではない」といった、ユーザー視点でのフィードバックが求められます。

単にバグを見つけるだけでなく、「商品はこれでリリースして本当に面白いか?」という品質保証(QA)の視点が必要となるため、より深くゲームの仕様を理解する力が養われます。

ゲームプランナー

ゲームプランナーは、新しいゲームの企画を立案し、ゲームシステムやストーリー、キャラクター設定などの仕様を作成する、ゲーム開発の根幹を担う職種です。

「どんなゲームが面白いか」「どうすればユーザーに楽しんでもらえるか」を徹底的に考え、アイデアを形にする発想力と論理的な思考力が求められます。

また、プログラマーやデザイナーなど、多くのスタッフと連携するため、高いコミュニケーション能力も不可欠です。

未経験者の場合は、斬新なアイデアや企画書、深いゲーム分析、ユーザー視点での鋭い提案などが評価され、学歴や経験以上にポテンシャルが重視されることがあります。

文系でもいい?文系で狙える職種も紹介

ゲーム開発は、プログラミングやデザインといった技術力だけでなく、プレイヤーを魅了する豊かな物語、引き込まれる世界観、そしてユーザーの心を動かすアイデアが不可欠です。

そのため、文系出身者が持つ論理的な思考力、文章構成力、幅広い教養やコミュニケーション能力は、ゲームの質や面白さを高める上で非常に重要な要素となります。

ゲームは総合エンターテイメントであり、多様な知識や感性を持つ人材が集まることで、より深みのある、多くの人に愛される作品が生まれる可能性が広がります。

文系ならではの視点や分析力が、新しい企画の創出や効果的なマーケティング戦略、魅力的なシナリオ作成に繋がることも少なくありません。

ゲームに対する深い理解と情熱を持ち、必要な知識やスキルを積極的に習得する意欲があれば、文系出身者にも多くのチャンスがあります。

シナリオライター

ゲームシナリオライターは、ゲームの世界観設定、ストーリーのプロット作成、キャラクターの性格や背景設定、ゲーム内で展開されるイベントやクエストの作成、キャラクター同士の会話やナレーションといった、ゲームの物語に関わるあらゆる文章を執筆する専門職です。

プレイヤーをゲームの世界に引き込み、感動や興奮を与える魅力的な物語を創り上げるためには、高い文章力、構成力、表現力はもちろんのこと、豊かな発想力や人間心理への洞察力も求められます。

文学、歴史、神話など幅広い知識が創作の源泉となるため、文系出身者がその知識や読書経験を活かしやすい職種と言えるでしょう。

マーケティング

ゲームマーケティングは、開発されたゲームの魅力を分析し、ターゲットユーザーに的確に情報を届け、より多くの人々に遊んでもらうための戦略を立案・実行する仕事です。

市場調査や競合分析を通じて市場のニーズを把握し、効果的なプロモーション企画(広告、イベント、SNSキャンペーンなど)を考案・実施します。

また、発売後のユーザー動向を分析し、改善策を提案することもあります。

データ分析能力、企画力、情報発信力、コミュニケーション能力などが求められ、社会学や心理学、商学といった文系の知識や思考法、論理的な文章構成能力などを活かせる場面も多い職種です。

【ゲーム業界の志望動機】おすすめのゲーム会社を紹介

ここからは就職を目指すにあたっておすすめのゲーム会社をそれぞれ大手ゲーム会社、中小企業ゲーム会社に分けて、なんと9社も紹介していきます。

これさえ読んでおけばゲーム会社について知らないことはない、というほど詳しく紹介してていくので、ぜひ参考にしてください。

大手ゲーム会社

まずは大手のゲーム会社です。

皆さんゲーム業界を志望する方ならば一度は聞いたことがある社名も多いでしょうが、一緒に確認していきましょう。

・ソニーグループ株式会社
・任天堂株式会社
・株式会社バンダイナムコHD
・株式会社スクウェア・エニックス・HD
・株式会社ネクソン

ソニーグループ株式会社

ソニーグループ株式会社はゲームだけでなくネットワークのサービスや音楽、さらには映画など様々な事業を手掛けている企業です。

PlayStationシリーズはもちろんのこと、グランツーリスモやアンチャーテッドシリーズなど非常に人気のシリーズを展開しているのが特徴です。

任天堂株式会社

日本が誇るゲーム会社といえば任天堂株式会社でしょう。

マリオシリーズを始めとした世界で評価されるゲームシリーズの多くは任天堂が生産しています。

ニンテンドースイッチが非常に好調ではありますが、これまでもWiiやニンテンドーDSなど主要となるハードを生み出してきている企業です。

就職できれば、ゲーム業界において非常に大きな経験を積めることでしょう。

株式会社バンダイナムコHD

株式会社バンダイナムコHDはネットワークのコンテンツはもちろんのこと、家庭用のゲームや玩具なども開発しています。

「バンダイナムコのおもちゃで小さい頃遊んだことがある」という方も多いのではないでしょうか。

ゲームではテイルズオブシリーズや鉄拳シリーズなど非常に人気タイトルが多いのも特徴です。

最近ではエルデンリングシリーズも非常に人気です。

ハード自体こそ発売していないものの、数あるゲーム会社の中でも非常に人気のある企業の1つです。

株式会社スクウェア・エニックス・HD

ゲームが好きな方ならば名前を聞いたことがない人はいないことでしょう。

スクウェア・エニックス・HDは言わずと知れたファイナルファンタジーやドラゴンクエストシリーズが代表作です。

上記の2タイトルがあまりにも有名なので、他の作品が思い浮かばない人も多いでしょうが下記の有名タイトルもスクウェア・エニックス・HDの作品です。

・「スターオーシャン」シリーズ

・「ライフ イズ ストレンジ」シリーズ

・「NieR:Automata」シリーズ

その他にもアニメやマンガなどさまざまなジャンルのサービスを提供している、日本が誇る大企業です。

中小ゲーム会社

ここからは中小ゲーム会社について詳しく紹介していきます。

名前を聞いたことがない企業もあるかもしれませんが、ゲーム業界では比較的有名な部類に入るので、参考にしてください。

・ドリコム
・enish
・マーベラス
・マイネット
・日本ファルコム

ドリコム

ドリコムは基本的にアプリをはじめとしたゲーム事業を展開しています。

みんなのゴルフシリーズをスマホに落とし込み、誰でも遊べるようなタイトルにした「みんゴル」シリーズやダービースタリオンなどが有名な作品となっています。

メディア事業や出版映像事業も展開しているので、様々な業務に取り組んでみたいという方に向いている企業と言えるでしょう。

主要タイトル

・新日本プロレスSTORONGSPIRITS

・みんゴル

・ONEPIECEトレジャークルーズ

enish

enishゲームアプリの企画開発運営を行うスタンダードな上場企業です。

主な製品は下記のようなものが挙げられ、特に「ゆるキャン」は皆さん一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

主要タイトル

・ぼくのレストランⅡ

・ガルショ☆

・ごとぱず

・ゆるキャン

・ディライズラストメモリーズ

マーベラス

マーベラスはデジタルコンテンツ事業はもちろんのこと、アミューズメント事業や音楽映像事業、ライブエンターテイメント事業なども行っている、豊富な事業展開が有名な企業の1つです。

ゲーム会社としてそこまで大きな企業ではありませんが、下記のタイトルは皆さん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

主要タイトル

・剣と魔法のログレス

・シノビマスター

・FREDERICA

・東方シンセカイ

マイネット

マイネットはゲーム事業はもちろんのこと、ファンタジースポーツビジネス事業なども行っており、今後さらに発展が期待されている企業の1つです。

下記のタイトルからもわかる通り、非常に人気のある作品を取り扱っているので、企業自体はそこまで知名度はないものの、今後作品を通してより大きな企業になっていくことが予想されています。

主要タイトル

・モバプロレジェンド2

・ひぐらしのなく頃に命

・龍が如くONLINE

・レジェンドオブモンスターズ

日本ファルコム

日本ファルコムはゲームソフトの制作や開発だけでなく、ミュージックタイトルやビデオタイトルの制作、オリジナルゲームソフトの企画はもちろんのこと、ゲームソフトおよび関連商品の販売や各種ライセンス提供なども行っています。

特に下記のタイトルは皆さん一度は見たことがあるのではないでしょうか。

主要タイトル

・ドラゴンスレイヤーシリーズ

・イースシリーズ

・英雄伝説シリーズ

【ゲーム業界の志望動機】自分に合ったゲーム会社を見つけるポイント3選

続いて、自分に合ったゲーム会社を見つけるためにはどのような対策をしなければならないのかについて紹介します。

以下の方法で就活を進めれば、やりがいを持って働ける、あなたに合った最適なゲーム会社が見つかるはずです。

自分に合ったゲーム会社を見つけるポイント3選
  • 自己分析で興味の理由を深掘る
  • それぞれのゲーム会社の特色や社風を調べる
  • 自分の特性と会社の特性を見極める

自己分析で興味の理由を深掘る

志望動機では「自分がどの部分に特に魅力を感じているか」を深掘りして考えることが重要です。

自分が目指している分野に惹かれる理由を言語化しましょう。

この質問に答えることで、自分がどの分野で働きたいのか、そしてその理由を明確にすることができます。

また「ゲーム業界」と言ってもNintendo SwitchやPS5のような据え置きゲーム、スマホアプリで楽しめるゲームなど、それぞれ扱うゲームが異なり、異なる強みを持っています。

他のゲーム会社と比較して、特にどの企業が自分の価値観やスキルに合っているのかを見極めることも大切です。

このように、質問を投げかけ、回答し、その回答についてまた質問し、と自分で深掘りすることで、自分に合った企業が見つかるはずです。

それぞれのゲーム会社の特色や社風を調べる

ゲーム業界で自分に合った企業を見つけるためには、各ゲーム会社の特色や社風を理解することが欠かせません。

そのため、まずは各企業が得意とする分野や企業の特色を調べましょう。

企業のサイトを見て、その企業がどのようなゲームを制作し、どのような技術を取り入れているのかを把握することが第一歩となります。

また、企業が大切にしている価値観や社風が、自分の仕事に対する考え方や性格に合っているかを確認することも大事です。

さらに、業界のイベントに参加したり、企業のゲームを実際にプレイしたりすることも有効です。

実際にその企業がどのような制作を行っているのかを体験することで、企業の魅力や仕事の進め方をより具体的に理解できます。

他の同業他社と比較して、どの企業が自分の目指す方向性に最も合致しているのかを見極めましょう。

自分の特性と会社の特性を見極める

次に重要なのは、自分の特性と企業の特性がどのように一致しているのかを見極めることです。

自分の強みや価値観を企業の特徴に照らし合わせて、自分に合っている企業を見つけることが大切です。

ある企業が「革新的な技術を用いて新しいゲームの形を作る」という方針を持っており、あなたも新しい技術やアイデアに興味があるのであれば、その点で自分の特性と企業の方向性が一致しています。

また、企業の社風や働き方が自分に合っているかどうかも重要です。

チームワークを重視する企業を例に挙げるならば、自分にチームで成果を上げてきた経験があるか、あるならば、どのように活かせるのかを考えてみましょう。

【ゲーム業界の志望動機】書く前にすべき事前準備

ゲーム業界を目指すためには、業界や職種についての理解を深めることが不可欠です。

ゲームと一口に言っても、アイデアを形にする企画、デザインを作り出すグラフィック制作、ゲーム内の動きをプログラミングする開発、さらには市場での販売・プロモーションなど、多岐にわたる職種があります。

事前にそれぞれの役割を把握し、自分がゲーム業界でどのように貢献したいのかを明確にすることで、具体的で説得力のある志望動機を作るための基礎が整います

書く前にすべき事前準備
  • ①ゲーム業界の職種を知ろう
  • ②ゲーム業界の構造理解
  • ③ゲーム業界で求められてることをイメージ
  • ④ゲーム業界に向いている人の特徴を知ろう
  • ⑤自分のゲーム業界への興味を深堀り

①ゲーム業界の職種を知ろう

ゲーム業界では、企画・開発・デザイン・営業・マーケティングなど、ゲーム制作から販売までに多くの専門職が関わっています。

たとえば、ゲームの世界観やストーリーを創り上げる「企画職」は、プレイヤーが夢中になる要素を考える発想力や構成力が求められます。

一方、プログラマーは、実際に動くゲームを作り上げるための技術を駆使し、デザイナーと連携して開発を進めます。

また、完成したゲームが広く支持されるよう、「マーケティング職」や「プロモーション担当者」は、販売戦略を立て市場へのアプローチを担当します。

これらの仕事内容を理解することで、自分の目指す職種へのイメージを持つことができ、さらに自分のスキルや目標に合った具体的なキャリアプランを描くことが可能になります。

制作・企画系

ゲーム業界における企画職はゲーム開発の最初の段階を担います。

情報収集から始まり、ゲームのコンセプトやストーリー、キャラクター設定などを立案します。

さらに制作時期や予算の決定も、企画の重要な役割の1つです。

企画担当者は市場のトレンドやユーザーのニーズを把握した上で、それに基づいて魅力的なゲームアイデアを導き出します。

例えば、新しいゲームのジャンルやプレイスタイルを考え出し、それがユーザーにどのように受け入れられるかを予測することが重要です。

こうした企画の内容は後の開発プロセスにおいて重要な指針となります。

具体的な目標を設定し、プロジェクトの全体像を描くことで開発チームが一丸となって進めるための基盤を作るのが企画の役割です。

ゲームプランナー

ゲームプランナーは、新しいゲームの開発を行う際に企画書や仕様書などを作成し、ゲームの骨組みを考える職種です。

たとえば、キャラクターやゲームのルール、アイテムや画面のレイアウトからシナリオまでプロットを作成し、仕様書に落とし込みます。

そして、この仕様書をもとにクリエイターがゲームを作成していくので、脚本家のような役割と言えるでしょう。

平均年収は約450万円で、クリエイティブ力や論理的思考力が求められる職種です。

ゲームディレクター

ゲームプランナーが脚本家であるのなら、ゲームディレクターは現場監督と言えるでしょう。

ゲームの制作スケジュールやトラブル対応、クリエイターのスケジュールやスタッフの管理など、チームをまとめながら現場を統括する仕事です。

さらに、完成後の運用や数値分析などもある程度任せられる、非常に責任感のある立場と言えます。

平均年収は約600万円で、周りの人間を統率するリーダーシップやプロモーション、マーケティングスキルや数値分析力など高いスキルが求められます。

ゲームプロデューサー

ゲームプロデューサーは、プロジェクト全体の企画や進行、予算の統括と採算性についても責任を負う、ゲームの顔となる総責任者です。

全体のゲームの方向性を決めるだけではなく、雑誌掲載やイベントへの出展、スポンサーの開拓、広報やマスコミの対応など多方面で前線に立つ職種です。

また予算や運営の管理を行うのも、プロデューサーの大切な業務と言えます。

平均年収は約700〜1000万円で、業界の知識や経験、問題解決力が求められる職種です。

シナリオライター

シナリオライターは、ゲームのストーリーや設定を考え、ゲーム進行の土台となる台本を制作します。

その際に、まずゲームの世界観やキャラクターの設定を決定し、ストーリーの起承転結を考えます。

そのうえでプロットやシナリオを描き、台詞や効果音などの詳細を決めていくという流れです。

プレイヤーをいかにゲームの世界に惹きこめるか否かは、シナリオライターの手腕にかかっていると言っても過言ではありません。

平均年収は200〜500万円で、発想力や想像力が求められる職種です。

エンジニア

ゲーム業界におけるエンジニアはプログラムの作成やメンテナンス、不具合の対応など技術的な側面を多岐にわたって担当する仕事です。

エンジニアは企画で立案されたゲームの仕様をもとに実際のゲームを動作させるプログラムを作成します。

ゲームエンジンの選定やシステムの設計、ネットワーク通信の実装など多岐にわたる技術的な課題に取り組みます。

また、開発中やリリース後に発生する不具合に対して迅速に対応し、安定したゲーム運営をサポートするのも役割の1つです。

新しい技術の導入やパフォーマンスの最適化もエンジニアの重要な役割です。

プレイヤーに快適なゲーム体験を提供するための基盤を作り上げることが求められます。

ゲームデバッカー

ゲームデバッカーは、完成したゲームの最終確認をする職種です。

デバッグとは、バグを発見するという意味を指します。

ゲーム制作するうえで、プログラミング上のバグは避けて通れません。

リリースする前にテストプレイを繰り返して、バグがないかを確認します。

バグがあった場合は、発生源を特定してバグを報告、修正されたかのチェックも行います。

ゲームの品質を高める縁の下の力持ちと言えるでしょう。

平均年収は約250万円で、特別なスキルは必要ありません。

ゲームプラグラマー

ゲームプランナーが作成した仕様書に沿って、プログラミングを行っていくのがゲームプログラマーです。

具体的にはゲームの基本的なシステムを構築し、キャラクターの動作や効果音などの細かいところまで、言語を用いて設計していきます。

ゲームを動かせるように命を吹き込む、非常に重要な仕事と言えるでしょう。

平均年収は、約400〜500万円です。

ゲームのソフト、ハード双方への深い知識と、プログラミング言語や技術が不可欠の専門的な職種です。

デザイン系

デザイナーはゲームの視覚的な要素を担当する職種です。

キャラクターのデザインや背景の作成、文字やエフェクトのデザインなど、視覚的な側面全般を手掛けるのがデザイナーという仕事です。

デザイナーは企画段階で決定されたゲームのコンセプトやテーマを視覚的に表現し、プレイヤーがゲームに引き込まれるようなビジュアルを作り上げることが求められます。

キャラクターの動きや表情、ゲーム内のアイテムやインターフェースのデザインなど、細部にまでこだわりを持って制作しなければなりません。

また、3Dモデリングやアニメーションのスキルも求められることが多く、デザインの幅広い知識と技術が求められます。

デザイナーのクリエイティビティはゲームの魅力を大きく左右する重要な要素の1つです。

ゲームデザイナー

ゲームの基礎設計から世界観やストーリーの設定に加えて、ゲームシステムの構築や演出の方針を決定するなど、ゲーム開発の上流のさまざまな工程で活躍するのがゲームデザイナーです。

それだけではなく、ゲーム内に登場するキャラクターやゲームの背景を構築するなど、クリエイティブな作業も担当します。

さらに、バグのチェックなどのトラブル対応も行います。

平均年収は、約450万円です。

多職種と連携するコミュニケーションスキルと、ある程度の編集ソフトを使いこなすスキルが必要になります。

サウンド系

サウンド制作の職種はゲーム内の音声や効果音、BGMの作成を担当します。

声優のキャスティングや録音、効果音の作成、音楽の作曲など多岐にわたる業務を担当する仕事です。

サウンド制作はゲームの世界観やキャラクターの個性を音で表現し、プレイヤーの没入感を高める役割を担います。

例えば戦闘シーンの迫力を増す効果音や、感動的な場面を作り上げる音楽など、シーンに合わせた音作りが重要です。

サウンドエンジニアリングの知識や録音技術、作曲スキルなど多様な専門技術が必要です。

ゲームの雰囲気を音で演出し、プレイヤーの感情に訴えるサウンドデザインが求められます。

サウンドクリエイター

サウンドクリエイターは、ゲームのテーマ曲やBGM、効果音など聴覚に訴えるすべてを請け負う職種です。

自由に曲を作る作曲家とは異なり、ゲームのストーリーや映像に合わせて世界観を壊さずに、ユーザーを惹きこむような楽曲作りをするセンスと技術が求められます。

平均年収は、約400万円です。

基本的な音楽理論や楽器に関する知識だけではなく、作品の世界を汲み取る感性、プログラミング言語をも用いて音楽をデータ化するスキルなど、幅広い技術が必要とされる職種です。

営業・バックオフィス系

ゲーム業界における営業職は、主にゲームの販売活動を担当します。

新作ゲームや既存のゲームタイトルを販売店や流通業者に紹介して取り扱ってもらうための交渉などを行います。

具体的には、店舗のバイヤーなどと打ち合わせを行い、商品の魅力を伝えるプレゼンテーションを実施するのが仕事です。

ゲームの特徴やプレイスタイル、ターゲット層、販売予測など詳細に説明し、取り扱い数量や販促活動の協力を依頼します。

また、販売状況を常に把握し、必要に応じた追加発注を促すのも営業の役割です。

営業は顧客との信頼関係を築くことが重要なことは、ゲーム業界においても変わりません。

定期的な訪問やコミュニケーションを通じて販売店や流通業者のニーズを把握し、それに応じた提案を行うことで継続的な取引を維持することが求められます。

ゲームプロモーション

営業職の中に「ゲームプロモーション」という役割が存在します。

ゲームの認知度を高め、興味を引くためのマーケティング活動を担当する仕事です。

ターゲットとなるユーザー層を分析し、効果的なプロモーション戦略を立案、実施します。

テレビCM、SNSの動画広告、実際にプレイできるプレイアブル広告など様々な広告手法を用いてゲームの魅力を伝えます。

クリエイティブな広告コンテンツの制作が重要であり、ゲームのストーリーやキャラクターを活かした魅力的な映像の制作など、ユーザーの興味を惹く内容を求められるのがゲームプロモーションの特徴の1つです。

また、プロモーション活動では各メディアや広告代理店との連携も欠かせません。

メディアプランニングや予算管理を行い、効果的な広告出稿を実現します。

新しいプロモーション手法やトレンドにも敏感であり、最新のマーケティング手法を積極的に取り入れることが求められます。

多角的なアプローチでゲームの魅力を伝え、ユーザーの関心を引き付けることがゲームプロモーションの目的です。

②ゲーム業界の構造理解

ゲーム業界の構造を理解することは、業界への理解を深めるうえで非常に重要です。

ゲームはさまざまなジャンルに分かれており、RPGやシューティング、シミュレーションなど、それぞれに特化した開発会社が存在します。

また、ビジネスモデルや収益構造も企業によって異なり、自分が目指す企業がどのようなビジネスモデルで成り立っているのかを把握することが大切です。

企業がどのようなパートナーと連携し、どのようにして収益を確保しているかを知ることで、その企業が持つ強みや課題を理解する手助けとなります。

ビジネスモデルに基づいた収益方法は企業の戦略やターゲット層に影響するため、構造を知ることで志望動機や業界での目標も明確になるでしょう。

1.パッケージ販売モデル

パッケージ販売モデルは、物理的な媒体(ディスクやカートリッジ)やデジタルダウンロード形式でゲームを一度購入してもらうビジネスモデルです。

購入時に費用を一括で支払うため、ゲームがユーザーの手元に届いた時点で企業の収益が確定するのが特徴です。

このモデルでは、販売までのマーケティングやプロモーションが成功の鍵を握り、発売日までの戦略が重要です。

最近ではデジタルダウンロードの利用が増えており、ユーザーにとっても利便性が高まっています。

2.サブスクリプションモデル

サブスクリプションモデルは、定額料金で多くのゲームを無制限に楽しめるサービスです。

このモデルは、毎月一定の収益が期待でき、継続してユーザーに楽しんでもらうことが重視されます。

代表的なサービスとしては、ゲームパスやプレイステーションプラスなどが挙げられ、ユーザーは月額や年額の料金を支払うことで、多数のタイトルにアクセス可能となるものです。

サブスクリプションモデルは、ユーザーにとってコストパフォーマンスが高く、開発者側もプレイヤーの反応をデータとして得やすい点が魅力です。

3.フリーミアムモデル

フリーミアムモデルは、基本プレイ無料で提供し、ゲーム内のアイテム販売や有料コンテンツで収益を得る形式です。

スマートフォンゲームなどでよく用いられるビジネスモデルで、ユーザーは無料で気軽にゲームを始められるため、短期間で多くのユーザーを集めやすいのが特徴です。

このモデルでは、いかにユーザーに有料アイテムを購入してもらうかが収益の鍵となり、課金要素の設定が非常に重要です。

③ゲーム業界で求められてることをイメージ

ゲーム業界は、常に変化する消費者の興味やトレンドに左右されるため、業界の動向やユーザーのニーズに対応する柔軟さが求められます。

そのため、志望動機を考える際には、現状の市場で求められているニーズや課題を分析し、自分がどのように貢献できるかを逆算することが重要です。

近年は、eスポーツの台頭やVR技術の進化、ユーザー体験の高度化などが注目され、技術力やクリエイティブな発想が求められる場面が増えています。

例えば、あるゲームが短期間でヒットする背景には、シンプルな操作性や分かりやすいルール、魅力的なグラフィックなど多くの工夫が詰め込まれています。

これらの要素を把握し、志望企業に自分がどのような形で貢献できるかを具体的にイメージしておくことで、説得力のある志望動機を作成することができます。

eスポーツの台頭と影響

eスポーツは、ビデオゲームを用いた対戦をスポーツ競技として捉える文化です。

かつては一部の熱狂的なファンのものとされていましたが、近年では大規模な国際大会が開催され、プロ選手やプロチームが誕生し、巨額の賞金やスポンサーが動く巨大なエンターテインメント産業へと変貌を遂げました。

この台頭は、ゲームを単に「プレイする」ものから、「観戦して楽しむ」ものへと価値を拡張させました。

これにより、ゲームタイトルの長期的な人気維持やコミュニティの活性化に寄与するだけでなく、ゲームの社会的地位の向上にも大きく貢献しています。

eスポーツの発展は、ゲーム業界のビジネスモデルやマーケティング戦略にも新たな可能性をもたらし続けています。

モバイルゲーム市場の現状と将来性

スマートフォンやタブレットの爆発的な普及に伴い、モバイルゲーム市場は全世界のゲーム市場において最大のシェアを占めるまでに成長しました。

その多くは基本プレイ無料(F2P)モデルを採用し、アイテム課金によって収益を上げています。

手軽にいつでもどこでも遊べるという特性から、従来のゲームファン層以外にも広くリーチしている点が強みです。

現状は成熟市場と言われ競争が激化していますが、アジアや南米などの新興国市場では今後も成長が見込まれます。

また、5G通信の普及による大容量・低遅延環境の実現や、クラウドゲーミングとの連携により、モバイル端末でも家庭用ゲーム機に匹敵するような高品質なゲーム体験が可能になると期待されており、その将来性は依然として高いと言えます。

新技術(VR/AR、AIなど)とゲーム開発

ゲーム開発は常に最先端技術と共に進化しています。

VR(仮想現実)やAR(拡張現実)は、プレイヤーにこれまでにない「没入感」を提供します。

VRゴーグルを装着して完全にゲーム世界に入り込む体験や、ARによって現実世界にゲームキャラクターが出現する体験は、遊び方の根本を変える可能性を秘めています。

一方、AI(人工知能)の進化は、ゲーム開発の効率化と品質向上の両面に貢献しています。

より人間らしく賢いAIを搭載した敵キャラクターや仲間(NPC)の実現、広大な世界を自動生成する「手続き型生成」の高度化、さらにはデバッグやバランス調整の自動化など、その活用範囲は拡大の一途を辿っています。

これらの新技術は、ゲームの表現力を豊かにし、開発プロセスそのものを変革し続けています。

④ゲーム業界に向いている人の特徴を知ろう

ゲーム業界では、多岐にわたるスキルと柔軟な発想が求められ、特に特性に合った人が活躍しやすい傾向にあります。

ゲーム業界に向いている人の特徴を理解することで、自分にどのような資質が必要なのか、またどの点を自己アピールに活かせるのかが見えてきます。

例えば、ゲームへの情熱を持ち続けることができる人や、ゲームを多角的に分析できる視点を持つ人は、業界内で強みを発揮しやすいとされています。

以下では、ゲーム業界に特に向いていると言われる特徴について詳しく見ていきましょう。

チームワーク力がある

ゲーム制作には多くの職種が関わり、それぞれのプロフェッショナルが一体となって進める必要があります。

プランナー、デザイナー、プログラマー、サウンドクリエイター、マーケティング担当など、異なるスキルを持つ人々が連携するため、円滑なチームワークが求められます。

一見すると分業制に見える業界ですが、実際には多くの場面で共同作業が不可欠です。

例えば、あるプロジェクトでプランナーがゲームの世界観やルールを提案した際、デザイナーと共にアイデアをすり合わせ、さらにプログラマーが実際の動きとして落とし込む作業が続きます。

このように各職種が連携して作り上げるため、相手の意見を尊重しつつ、自分の意見を的確に伝えるコミュニケーション能力も含めたチームワーク力が求められます。

細部までこだわることができる

ゲームは細部へのこだわりが、プレイヤーに対する完成度の印象を大きく左右します。

細部への徹底した配慮が、プレイヤーの没入感やゲームの面白さを左右することが多いため、妥協を許さない姿勢が重要です。

たとえば、キャラクターの動きや背景の細かい部分、音の響きなど、ユーザーが直接的には気づかないような細かな要素も、全体の品質向上に影響を与えます。

また、細かいバグや不具合を見逃さないための注意力も必要です。

このように、小さな部分にも手を抜かず高い品質を追求し続けることができる人は、ゲーム業界で活躍しやすいといえるでしょう。

細部へのこだわりを持つことが、長く愛されるゲームを生み出す大きな要素となります。

情報収集能力がある

ゲーム業界は、ユーザーのニーズやトレンドが頻繁に変化するため、常に新しい情報を追い続ける情報収集力が求められます。

流行や他のゲームから新たなアイディアを取り入れることで、プレイヤーの関心を引き続け、時代に合ったゲームを提供し続けることが可能になります。

たとえば、新しいデザインの傾向や人気のシステムを把握し、自社のゲームにどのように応用するかを考えることで、魅力的なゲーム体験を提供できるでしょう。

また、SNSやレビューサイトなどからユーザーの声をキャッチし、リニューアルや新作の開発に活かすことも大切です。

市場やトレンドに敏感で、必要な情報を的確に集められる能力は、ゲーム業界で働くうえで大きな武器になります。

忍耐力がある

ゲーム制作には厳しい納期や多くの修正がつきものです。

特にプロジェクトの後半にはスケジュールがタイトになり、プレッシャーがかかる場面も多くなります。

品質向上のために何度も見直しが必要であり、場合によっては全ての仕様を一から再設計することもあります。

このような過酷な状況でも最後まで投げ出さず、目標に向かって粘り強く取り組める忍耐力が必要です。

例えば、リリース前のデバッグ作業では、地道に不具合を修正する作業が続きますが、プレイヤーの満足度に直結する重要な工程です。

このように、困難に直面しても乗り越えようとする粘り強さは、ゲーム業界で求められる重要な資質です。

⑤自分のゲーム業界への興味を深堀り

ゲーム業界を志望する理由を明確にするためには、「なぜこの業界を志望したのか」を深掘りすることが大切です。

単に「ゲームが好きだから」という理由だけで終わらせず、具体的なエピソードや考えを交えて深く掘り下げることで、面接官により説得力のある志望動機を伝えることができます。

たとえば、学生時代に友人と共にゲームをプレイする中で、ゲームが持つエンターテインメント性やチームワークを生み出す力に魅了された経験や、ゲームの開発過程に興味を抱いたきっかけがあったかもしれません。

また、特定のゲームタイトルやジャンルに影響を受けたことで、「自分も同じような感動を与える作品を作りたい」という志を持つようになった場合、その具体的なゲームタイトルやシーンを交えると効果的です。

【ゲーム業界の志望動機】志望動機作成のポイント

ゲーム業界の職種や現状、課題を理解したところで、さっそく志望動機の書き方について説明していきます。

ゲーム業界は特殊であるために、採用担当者に訴えるような志望動機を書くのが難しいと考えている方も多いかもしれません。

また、語れるような経験がない、文章を書くのに自信がないという方もいるでしょう。

しかし、実は書くべきポイントさえ押さえれば、誰でも志望動機は作成できるのです。

必ず押さえてほしいポイントを以下の3つにまとめました。

・なぜゲーム業界なのか
・ゲーム業界の中でなぜこの企業なのか
・求められる人物像を把握する
・入社後自分に何ができるのか

なぜゲーム業界なのか

なぜゲーム業界を志望したのかを伝えることは、とても重要です。

「クリエイティブな仕事がしたい」「やりがいがほしい」などの抽象的な理由だと、ゲーム業界である必要性を訴えることができません。

採用担当者は新入社員に、技術や経験値よりも熱意やポテンシャルを期待する傾向があります。

なぜゲーム業界でなくてはならないのか、ゲーム業界で何がしたいのか、そこを掘り下げてしっかりと伝えることで、業界への志望度の高さを伝えられるでしょう。

ゲーム業界への志望理由を考える際には、業界研究や職業研究をしっかりするように心がけてください。

「ゲームが好き」という気持ちだけではなく、自分の描く業界でのビジョンを語れるようにしておきましょう。

ゲーム業界の中でなぜこの企業なのか

ゲーム業界への熱意を伝えるだけでは「うちではなくてもいいのでは?」と思われかねません。

その企業ではなくてはならない理由についても、しっかりと語ることが大切です。

企業研究と言うと、HPの採用情報や沿革を見れば良いと思っている方も多いでしょう。

そのようにして得た付け焼刃の知識は、毎年何百人もの学生を見ている採用担当者には見破られてしまいます。

まず、業界内での企業の立ち位置や世界市場での評価を理解し、企業の強みや弱み、今後の課題を自分なりに研究しましょう。

それだけではなく、経営陣のインタビューや著書に目を通して今後のビジョンを理解する、またOB/OG訪問を行い会社の内部の情報に触れるなど、自ら踏み込んで情報を手にしましょう。

求められる人物像を把握する

志望動機を作成する際は、志望企業が求めている人物像を把握すると良いでしょう。

求める人物像を把握して求められている要素を組み込むことで、効果的に志望度や人柄をアピールできる志望動機が作れます。

企業研究をしっかりと行い、志望先の企業理念や社風などの特徴を把握します。

その際、ゲーム業界の複数社を調べ比較することで、志望企業のポジションを理解します。

これにより、企業の企業文化に合っている人柄と抱えている課題の理解ができます。

この課題に対する取り組みを企業文化に合った方法でアプローチできるのが、求められている人物像です。

ホームページや就活情報サイト、インターンシップの経験などを利用し情報収集しましょう。

入社後自分に何ができるのか

業界や企業への熱意をまとめられたら、入社後の自分のキャリアプランを考えましょう。

先ほども少し触れましたが、採用試験とは、企業にとって自分が有益な人材であると売り込むことです。

そのためには熱意を語るだけではなく、入社後に自分が企業に対して何ができるのかを、能力のアピールと共に伝えることが大切なのです。

まず自己分析をして、自分の強みを見つけましょう。

そしてそれに伴う具体的なエピソードを端的に伝えることで、説得力を持たせます。

さらにその強みを活かして、入社後どのような業務でどのように貢献していきたいかを伝えて志望動機を締めくくると、きれいにまとまります。

入社後の活躍を企業にイメージさせることで、採用担当者に好印象を残せるでしょう。

【ゲーム業界の志望動機】有利に働くスキルや資格を紹介

ゲーム業界への就職では、熱意と共に専門スキルや関連資格が有利に働くことがあります。

共通してコミュニケーション能力や論理的思考力、学習意欲は重要視されます。

各職種で求められる特有のスキルを磨き、自身の強みとして熱意と共にアピールしましょう。

ゲームプログラマーに必要なスキル

ゲームプログラマーには、C++やC#といったプログラミング言語の習熟が不可欠です。

特に、UnityやUnreal Engineといったゲームエンジンの知識と使用経験は、多くの企業で求められる重要なスキルセットとなります。

3Dグラフィックスや物理演算、AI(人工知能)など、担当分野に応じた専門知識や数学・物理学の基礎知識も、より高度なプログラムを実装する上で役立ちます。

また、作成したプログラムの不具合を見つけ修正するデバッグ能力、複雑な処理を正確に組み立てる論理的思考力、そして予期せぬ問題に対応する問題解決能力も欠かせません。

チームで開発を進めるため、他のメンバーと円滑に意思疎通を図るコミュニケーション能力や協調性も重視されます。

資格としては、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験、C言語プログラミング能力認定試験などが基礎的なIT知識やプログラミングスキルを客観的に示すのに役立ちます。

常に新しい技術やツールが登場する業界なので、自主的に学び続ける探究心も重要です。

ゲームデザイナーに必要なスキル

ゲームデザイナーには、ゲームの世界観やコンセプトを視覚的に表現するスキルが求められます。

具体的には、PhotoshopやIllustratorを用いた2Dグラフィックデザイン、MayaやBlenderなどを使用した3Dモデリング、キャラクターデザイン、背景デザイン、UI/UXデザイン(ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンス)など、担当分野に応じた専門的なデザインツールを扱う能力が必須です。

基礎となるデッサン力、色彩感覚、構図の知識といった美術的センスも非常に重要です。

さらに、作成したデザインがゲーム内でどのように機能し、プレイヤーにどのような体験を提供するかを理解し、それを効果的に伝える表現力も求められます。

アニメーションやエフェクト制作のスキルもあれば、活躍の幅が広がります。

チーム内のプログラマーやプランナーと連携して制作を進めるため、コミュニケーション能力や、自身のデザイン意図を的確に伝えるプレゼンテーション能力も重要です。

ポートフォリオ(作品集)で自身のスキルやセンスを具体的に示すことが最も大切ですが、CGクリエイター検定や色彩検定などの資格もスキルの証明として有効です。

ゲームプランナーに必要なスキル

ゲームプランナーには、面白いゲームを生み出すための独創的なアイデアを発想する企画力と、そのアイデアを具体的な形にするための論理的な思考力、そして開発チームが理解しやすい仕様書や企画書を作成するドキュメント作成能力が求められます。

市場のトレンドやユーザーのニーズを的確に把握するための情報収集能力や分析力も重要です。

ゲームシステム、レベルデザイン、ストーリー、キャラクター設定、マネタイズ戦略など、ゲームを構成する多様な要素について幅広い知識が必要とされます。

また、プロジェクト全体の進捗管理や品質管理に関わることもあり、開発チームをまとめ、円滑にプロジェクトを推進するためのコミュニケーション能力やリーダーシップ、プレゼンテーション能力も不可欠です。

特定の資格が必須とされることは少ないですが、過去に作成した企画書や仕様書、ゲーム分析レポート、あるいは個人で制作したゲームなどがポートフォリオとして評価されます。

Word、Excel、PowerPointといったオフィス系ソフトの操作スキルも、資料作成において日常的に使用するため習熟しておくと良いでしょう。

「なぜ面白いのか」を追求し続ける探究心と、ゲームに対する深い愛情が何よりも大切です。

【ゲーム業界の志望動機】注意点

志望動機を作成するにあたって覚えておきたい注意点についても紹介します。

以下のような特徴が該当してしまうと、あなたの魅力が十分に伝わらない可能性があるため、覚えておいてください。

注意点
  • 抽象的な志望動機になっていないのか
  • どの企業でも通用しているものになっていないか
  • 「ゲームが好き」で終わっていないか

抽象的な志望動機になっていないのか

志望動機が抽象的すぎると、企業側に自分の貢献意欲が伝わりにくく、他の就活生との差別化が難しくなります。

志望動機を伝える際には「ゲームが好きだから」や「ゲーム業界で働きたい」といった一般的な表現では十分ではありません。

教師を目指す人が「子供が好きだから」、接客業を目指す人が「人と話すことが好きだから」と言うくらい、陳腐です。

企業は「またこの志望動機か」としか思わないでしょう。

企業は「好きなことだけをして働きたいと」いう学生ではなく、会社に貢献できる、具体的なスキルや意欲を持っている人を求めています。

そのため、志望動機を述べる際には、自分がどのように企業に貢献できるのか、そしてなぜその企業を選んだのかを明確に伝えることが求められます。

「貴社の制作するストーリードリブンのゲームに感銘を受け、その開発に携わりたい」など、具体的な理由を述べ、企業側に自分がどのように貢献できるかを示しましょう。

どの企業でも通用しているものになっていないか

志望動機がどの企業でも通用するものになってしまうと、企業側はあなたがどれだけ本気であるかわかりません。

企業は内定辞退を避けるためにも、自社に対して強い志望を持つ人を採用したいと考えています。

志望動機が他の企業にも通用するような内容だと「薄っぺらいな」「どこでも良いのだろうな」と思われてしまいます。

「ゲーム業界で働きたい」というだけでは、その企業に対する熱意が感じられません。

そこで、企業特有の魅力や特徴をしっかりと把握し、それに基づいた理論を展開しましょう。

理念や特徴、代表的なゲームやその魅力など、企業研究をしないと知ることができないような情報を盛り込み、企業側に「数あるゲーム業界の企業の中でも、御社だからこそ、働きたいのです」という強い意志を伝えましょう。

「ゲームが好き」で終わっていないか

ゲーム業界を目指す際に、「ゲームが好き」という理由だけで志望動機を終わらせるのは注意が必要です。

なぜなら、ゲーム業界を志望する多くの人が同様に「ゲームが好き」であるため、単に好きだという理由だけでは面接官に強い印象を残せません。

大切なのは、「なぜそのゲームが好きなのか」「その好きなゲームにどのように仕事として関わっていきたいのか」を具体的に掘り下げることです。

たとえば、あるゲームのストーリー性やキャラクターの描写、インタラクティブな要素に感銘を受けた経験があれば、そのゲームが自分にとって特別である理由を伝えることで、より印象に残る志望動機を作ることができます。

【ゲーム業界の志望動機】志望動機のおすすめ構成

志望動機には、企業や業界を目指す理由と熱意、さらに入社後のビジョンを盛り込むことで、企業に効果的に自分をアピールすることが可能です。

しかし、ただ思いを書き連ねるだけでは、受け取り手に思いが伝わらない可能性もあります。

志望動機におすすめの文章構成について、以下で説明していきます。

・結論ファーストで書く
・具体的な経験を書く
・企業で再現性を伝える

結論ファーストで書く

志望動機は、結論から書きはじめましょう。

「なぜ志望するのか」という問いに対する答えをまず書くことで、文章の核となる伝えたい部分を簡潔かつ明確にアピールできます。

またそれだけではなく、先に結論を述べることで「どうしてそう思うようになったのだろう」と聞き手の関心をその後の話の展開に惹きつける効果もあるのです。

「学生時代このような経験をして…」など具体例からつらつらと話しはじめると本題が伝わりづらくなり「この人は結局何を言いたいのだろう」と聞き手が興味を失う可能性もあります。

これは志望動機に限らず、面接の質疑応答やビジネスの場全般でも言えることなので、文章作成や質疑応答の際は「結論ファースト」を常に心がけておきましょう。

具体的な経験を書く

結論を書いたら、その結論を裏付ける具体的な経験を書くことがポイントです。

企業を志望するに至った経験を語ることで、先に結論の根拠を説明しているのです。

この経験部分が薄いと、結論をでっち上げたような印象を与え、説得力に欠ける内容になってしまうでしょう。

しかし、力を入れて経験部分が長くなってしまうのも問題です。

ダラダラと経験を語ると自分語りをしていると思われかねないので、あくまで志望動機の中の一節という枠組みを超えない程度に、端的に述べることをおすすめします。

具体的な経験は、人柄を伝えるという役割も果たします。

短く濃い内容を心がけて、なぜ志望するに至ったのかを自分のアピールも兼ねて上手くまとめるようにしましょう。

企業で再現性を伝える

結論と具体的な経験の後は、入社後にどのように自分の強みを活かしていけるのかを書いていきましょう。

入社したいと本気で考えているのであれば、内定をゴールとして考えているのではなく、入社後のキャリアビジョンが明確にあるはずだと採用担当者は考えています。

そのため「入社後にやりたいこと」や「働くうえでの目標」を自分の強みと絡めて述べることでより魅力的な内容になり、企業に熱意をアピールできるのです。

またそうすることで、企業により具体的に働いて活躍する姿をイメージさせられるというメリットもあります。

ただ、目標やビジョンは「社長になる」などの大それたものではなく、実現可能な範囲で述べるようにしておきましょう。

【ゲーム業界の志望動機】企業別例文紹介

ここからは、企業別の志望動機例文を紹介していきます。

先ほど紹介した「おすすめのゲーム会社」の志望動機がすべて見ることができるため、ゲーム業界を目指している方は必見です。

志望動機例文を参考にして、自分らしい志望動機を作成してみましょう。

ソニーグループ株式会社

幼い頃からPlayStationに親しみ、その革新的な技術と没入感あふれるゲーム体験に魅了されてきました。貴社は、ゲーム事業に加え、音楽、映画、エレクトロニクスなど多岐にわたる事業を展開しており、その総合力こそが他社にはない強みだと感じています。私は、貴社の一員として、エンターテインメントの可能性を追求し、世界中の人々に感動を与える体験を届けたいと考えています。特に、PlayStationブランドの更なる発展に貢献し、次世代のゲーム体験を創造することで、ソニーグループの成長に貢献したいと考えています。

任天堂株式会社

スーパーマリオやゼルダの伝説など、貴社が生み出すキャラクターやゲームは、世代を超えて多くの人々に愛されています。私も幼い頃から任天堂のゲームに親しみ、その独創的なゲーム性と温かい世界観に魅了されてきました。貴社は、常に新しい遊びを提案し、人々を笑顔にする企業だと感じています。私は、貴社の一員として、ゲームの力で世界中の人々を笑顔にしたいと考えています。特に、Nintendo Switchのような革新的なハードウェアの開発に携わり、新しいゲーム体験を創造することで、貴社の成長に貢献したいと考えています。

株式会社バンダイナムコホールディングス

貴社は、パックマンや鉄拳など、世界的に有名なゲームシリーズを抱える企業です。私は、貴社が、ゲームだけでなく、アニメや玩具など幅広いエンターテインメント事業を展開している点に魅力を感じています。異なる事業との連携を通じて、より豊かなエンターテインメント体験を創造できる可能性に期待しています。私は、貴社の一員として、世界中の人々に夢と感動を与えるエンターテインメントを届けたいと考えています。特に、IP(知的財産)を活用した新しいゲームの開発に携わり、貴社の成長に貢献したいと考えています。

株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス

ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなど、貴社が開発するRPGは、日本のゲーム業界を代表する存在です。私もこれらのゲームに熱中し、その壮大なストーリーと魅力的なキャラクターに魅了されてきました。貴社は、常に新しい技術や表現方法を追求し、ゲームの可能性を広げている企業だと感じています。私は、貴社の一員として、世界中の人々に感動を与えるゲームを届けたいと考えています。特に、最先端技術を活用した新しいゲームの開発に携わり、貴社の成長に貢献したいと考えています。

ドリコム

貴社は、ソーシャルゲームの開発・運営に力を入れている企業です。私は、スマートフォンを通じて、多くの人が手軽にゲームを楽しめるソーシャルゲームに大きな可能性を感じています。貴社は、ユーザーのニーズを的確に捉え、魅力的なゲームを提供している企業だと感じています。私は、貴社の一員として、ユーザーに長く愛されるソーシャルゲームを開発・運営したいと考えています。特に、新しいゲームジャンルの開拓や、既存ゲームのアップデートを通じて、貴社の成長に貢献したいと考えています。

enish

貴社は、モバイルゲームの開発・運営に注力している企業です。私は、モバイルゲーム市場の成長性に注目しており、貴社が提供する個性的なゲームに魅力を感じています。貴社は、ユーザーとのコミュニケーションを大切にし、ゲームを共に成長させていく姿勢を持っていると感じています。私は、貴社の一員として、ユーザーと共にゲームを盛り上げ、長く愛されるゲームを創りたいと考えています。特に、コミュニティ機能を充実させ、ユーザー同士の交流を促進することで、貴社の成長に貢献したいと考えています。

マーベラス

貴社は、家庭用ゲームやオンラインゲームの開発・販売を行っている企業です。私は、貴社が、様々なジャンルのゲームを開発し、幅広いユーザーに楽しんでもらえるゲームを提供している点に魅力を感じています。貴社は、常に新しい挑戦を続け、ゲーム業界を盛り上げている企業だと感じています。私は、貴社の一員として、世界中の人々を魅了するゲームを創りたいと考えています。特に、新しいIP(知的財産)を生み出し、グローバルに展開することで、貴社の成長に貢献したいと考えています。

マイネット

貴社は、スマートフォンゲームの運営・受託開発を行っている企業です。私は、スマートフォンゲーム市場において、運営の重要性がますます高まっていると感じています。貴社は、ゲームの長期運営に豊富なノウハウを持ち、ユーザーに長く楽しんでもらえるゲームを提供している企業だと感じています。私は、貴社の一員として、ゲームの運営を通じて、ユーザーに最高のゲーム体験を提供したいと考えています。特に、データ分析やユーザーサポートを通じて、ゲームの改善に貢献し、貴社の成長に貢献したいと考えています。

日本ファルコム

貴社は、「イース」シリーズや「軌跡」シリーズなど、アクションRPGで高い評価を得ているゲーム会社です。私もこれらのゲームをプレイし、その奥深いストーリーと爽快なアクションに魅了されてきました。貴社は、ゲーム音楽にも力を入れており、その楽曲は多くのファンに愛されています。私は、貴社の一員として、プレイヤーを感動させるゲームを創りたいと考えています。特に、アクションRPGの更なる進化に貢献し、貴社の成長に貢献したいと考えています。

【ゲーム業界の志望動機】未経験でも狙える職種の例文

ゲーム業界は非常に人気が高く狭き門と思われがちですが、職種によっては未経験からキャリアをスタートさせることが十分に可能です。

特に重要視されるのは、単なる「ゲーム好き」という熱意だけでなく、これまでの経験で培った実務能力やコミュニケーション能力を、どのようにゲーム制作に転用できるかという視点です。

ここでは、未経験からの採用実績が多い3つの職種について、採用担当者の目に留まりやすい志望動機の例文をご紹介します。

ゲームデバッカー

私が貴社を志望いたしましたのは、高品質なゲームを通じて多くのユーザーに感動と楽しさを提供されている点に深く共感し、その一翼を担いたいと強く感じたためです。特に、貴社が開発された『〇〇(具体的なゲームタイトルやジャンルなど)』は、細部まで作り込まれた世界観と快適なプレイフィールが素晴らしく、私も一人のプレイヤーとして夢中になりました。以前より様々なゲームをプレイする中で、ゲームの面白さを最大限に引き出すためには、徹底したデバッグによる品質の確保が不可欠であると認識しております。私自身、細かい点に気づきやすく、問題の原因を粘り強く探求することにやりがいを感じる性格です。この注意力と根気強さ、そして何よりもゲームに対する深い愛情を活かし、プレイヤーがストレスなく心からゲームの世界に没頭できるよう、品質向上の面から貴社に貢献したいと考えております。未経験ではございますが、一日も早く業務知識を習得し、貴社のゲームを最高の状態でお客様にお届けする一助となれるよう、真摯に業務に取り組む所存です。

ゲームテスター

ユーザーが一切のストレスなく作品の世界観に没入できる環境を守りたいと考え、テスターを志望いたしました。私は幼少期よりジャンルを問わず多くのゲームに触れてきましたが、単に楽しむだけでなく、操作性や挙動の仕組みに常に興味を持ってプレイしてきました。未経験ではありますが、与えられたテスト項目を正確に遂行する忍耐力に加え、前職の接客業で培った「相手にわかりやすく伝える力」は、開発者様への不具合報告や再現手順の説明において貢献できると確信しています。最終的なユーザーの視点に最も近い立場として、品質管理のプロフェッショナルを目指し、正確かつ迅速な検証業務を通じて貴社の開発に貢献したいです。

ゲームプランナー

幼い頃からゲームが持つ無限の可能性に魅了され、いつか自分自身の手で人々の心を動かすような新しいゲーム体験を創り出したいという夢を抱いてまいりました。数あるゲーム会社の中でも、特に貴社が生み出す独創的なゲームデザインと、常に新しい技術や表現に挑戦し続ける姿勢に強い感銘を受け、この度志望させていただきました。私は、日常生活や様々なエンターテイメントから着想を得て、新しいゲームのアイデアを考えることが得意です。また、なぜそのゲームが面白いのか、どうすればもっと面白くなるのかを論理的に分析し、言語化することにも力を入れてきました。大学での〇〇(例:グループワーク、プレゼンテーション、論文執筆など)の経験を通じて培ったコミュニケーション能力や、周囲を巻き込みながら目標を達成する力も、多くのスタッフと連携して一つの作品を作り上げるゲームプランナーの業務に活かせると考えております。未経験からの挑戦ではございますが、持ち前の探究心と柔軟な発想力、そして何よりも『面白いゲームを作りたい』という情熱をもって、貴社で新しい価値を生み出し、多くのユーザーに驚きと感動を提供できるようなゲーム作りに貢献していきたいです。

【ゲーム業界の志望動機】職種別例文紹介

続いて、ゲーム業界の志望動機の例文を、業種別に紹介します。

企画職、エンジニア、デザイナー、サウンド制作、営業の5つに分けて紹介するため、あなたが目指している業種をメインに参考にしてみてください。

また、時間に余裕があれば他の業種の例文も確認することを推奨します。

どのような構成で書かれているか、どのようにエピソードを展開しているかなど、参考になる部分が多いはずです。

企画

貴社を志望する理由は、ゲームを通じてユーザーに感動を与える体験を創り出すことができる環境に魅力を感じるからです。大学時代、ゼミでのチームプロジェクトを通じて、ゲームの企画から開発、リリースまでを手掛けた経験があります。その中で、ユーザーの期待を上回るゲーム体験を提供するためには、綿密なリサーチと独自の発想が必要であることを痛感しました。貴社がこれまで世に送り出してきた作品には、深いストーリー性とキャラクターの魅力があり、私もその一員として、同じように世界中のユーザーに驚きと感動を提供したいと思っています。入社後は企画力を最大限に活かし、ユーザーのニーズを超える新しいゲーム体験を創造し、貴社の作品が持つ独自性をさらに高めることに貢献する所存です。

エンジニア

貴社を志望する理由は、最先端の技術と自由な開発環境の中で、スキルを最大限に活かせると感じたからです。私は学生時代、AIを活用したゲームの開発に取り組み、プログラムの効率化やバグ修正などの技術的課題をクリアしながら、ゲームの完成度を高めることに大きなやりがいを感じました。その過程で、技術的な探究心と問題解決能力が身につき、向上心も強まりました。貴社の高い技術力と自由な開発姿勢に強く魅力を感じ、ここでなら自分の技術を磨き続けながら貢献できると確信しています。入社後は、革新的な技術を駆使し、より多くのユーザーに愛されるゲームの開発に貢献していきたいと考えています。

デザイナー

貴社を志望する理由は、独創的なデザインでゲームの世界観を作り上げることに強い魅力を感じたからです。私は学生時代にデザイン専攻で培ったスキルを活かし、インディーズゲームのグラフィックを手掛けた経験があります。プロジェクトでは、キャラクターや背景のデザインを通じてゲームの魅力を最大限に引き出すことに注力し、プレイヤーからの高い評価を得ることができました。貴社のデザインへのこだわりと新しいビジュアル表現に挑戦する姿勢に共感し、ここで自分の創造力をさらに発揮したいと考えています。入社後は、貴社の作品を通じて、ユーザーがゲームの世界に没頭できるようなビジュアルを提供し、ブランド価値向上に貢献する所存です。

以下の記事で、志望動機作成のポイントを詳しく解説しているため、営業職志望の方は参考にしてみましょう。

サウンド制作

貴社を志望する理由は、サウンドを通じてゲームの感動をより深く伝えることができる環境に魅力を感じたからです。私は大学で音楽制作や効果音の設計を学び、アプリゲームのサウンドトラック制作に携わった経験もあります。シーンごとに適した音楽を選ぶことで、ゲームの魅力をさらに際立たせられると感じました。貴社の作品が持つ音楽の力強さと細やかな音作りへのこだわりに共感し、ここでなら自分のスキルを活かして、より感動的なゲーム体験を作り上げられると確信しています。ユーザーの記憶に残るようなサウンドを提供し、ゲームの魅力を最大限に引き出すことで貴社に貢献したいと考えています。

営業

貴社を志望する理由は、営業職として貴社の魅力的なゲームタイトルを多くの人々に広めたいと考えたからです。私は大学時代にマーケティングを学び、ゼミ活動では企業の販売戦略を分析し、ターゲットに合わせたプロモーションプランを立案し、半年で売上を13%向上させた経験があります。この経験を通して、商品の特性を深く理解し、その価値を最大限に伝えることの重要性を学びました。貴社は斬新なゲームデザインや独自の世界観で多くのファンを魅了しており、私もその魅力を営業活動を通じて広めていきたいと強く感じています。入社後は貴社のゲームがより多くのユーザーに愛されるよう、顧客ニーズに即した提案と信頼関係の構築に注力し、売上拡大に貢献していきたいと考えています。

以下の記事で、志望動機作成のポイントを詳しく解説しているため、営業職志望の方は参考にしてみましょう。

【ゲーム業界の志望動機】志望動機作成のNG例

志望動機では、企業業績に貢献できるかや企業の求める人物像や働き方に合った人柄かが大切です。

そのためには、製品が好きだっただけのような抽象的な動機では企業にささらないです。

注意点を以下にまとめました。

人を喜ばせたい
ただそのゲームが好きという理由
嘘をつく
抽象的な志望動機になっている

人を喜ばせたい

「自分の作ったもので人々を喜ばせたい」や「人を笑顔にしたい」という志望理由は、ゲーム業界に限らず、多くの業界で共通して使われる動機です。

エンターテインメント業界や広告業界、さらには飲食業やサービス業など、顧客の満足度を追求する仕事は数多くあります。

こうした理由を述べること自体は悪くありませんが、他の志望者と差別化を図ることができないため、採用担当者に響きにくくなります。

また、この理由だけでは、ゲーム業界での具体的な業務に対する理解や貢献意欲が見えにくく、志望度が浅い印象を与えてしまう可能性が高いです。

特に「人を喜ばせたい」という願望は、クリエイティブな職種においては当然の目的であり、特に強調する必要もありません。

志望理由を強化するためには「なぜゲームというメディアを通じて人を喜ばせたいのか」や「どのようなゲーム体験を提供したいのか」といった具体的なビジョンを示すことが重要です。

ただそのゲームが好きという理由

企業側から見ると、ただの「好き」では業界理解や仕事への熱意が伝わりません。

教員を目指す人が「子供が好きだから」と言うのと同じくらい、ありふれた、魅力のない志望動機です。

ゲーム業界は多様な専門家が関わり合い、複雑なプロジェクトを進行させる場です。

プログラマー、デザイナー、プランナー、マーケティング担当者など、さまざまな職種が協力し合ってゲームを作り上げています。

単に「好きだから」という理由では、こうした多様な職種やプロジェクトに対する理解がどの程度あるのか伝わりません。

そのため「好きを仕事にしたい」という志望理由を述べる際には、自分がその業界でどのような役割を果たしたいのか、どの職種に強い関心を持っているのか、具体的なスキルや経験がどのように役立つのかを明確にすることが重要です。

例えば「自分が作ったゲームがどのような市場に影響を与えたい」などと語ることで、ただの「好き」から一歩踏み込んだ志望理由に変えることができます。

嘘をつく

ゲーム業界の企業では「やったことのあるゲームについて全て書きなさい」などの特異な項目があったりします。

その際、嘘をついてやったことないゲームを書いたとしても、そのリストを深掘り質問されると答えられないリスクが伴います。

例えば、発売日やストーリーの詳細を把握していないなど、矛盾が生じて嘘をついているのはすぐに明らかになってしまいます。

そのため、質問には正直に書くことが最善と言えるでしょう。

また、志望動機のエピソードでも自身を印象つけるために多少話を盛りたくなる気持ちがあるかもしれません。

しかし、明らかな誇張は嘘と同じように面接などの深掘り質問で矛盾が出るので、背伸びせずに正しく伝えましょう。

抽象的な志望動機になっている

志望動機を作成する際は、具体性がとても重要です。

抽象的な表現では、企業はあなたが何を伝えたいのか分かりません。

過去に直面した課題とどのように対処したかのエピソード、入社後に挑戦したいプロジェクト、企業への具体的な貢献方法などを具体的に述べると良いでしょう。

具体的にすることであなたが企業のことや製品・サービス、業界の動向などについて深い理解を持っていることが伝わり、志望度の高さをアピールできます。

さらに、企業が直面している課題に対してどのような解決策を提案できるかと、それを実現するために生かせるスキルや経験を述べます。

そうすれば、あなたの熱意と企業に貢献できるポテンシャルのアピールができます。

どの企業でも当てはまる内容

ゲーム業界には多種多様な企業があり、それぞれの企業が異なる分野や特色を持ってゲームを作っています。

そのため、志望動機を作成する際には、自分が志望する企業に合わせた具体的な理由を示すことが重要です。

もしも「ゲームが好き」「ゲーム開発に携わりたい」といった漠然とした内容だけで志望動機をまとめてしまうと、どの企業でも通用するような内容に聞こえ、志望度が低いと捉えられる可能性があります。

たとえば、志望企業が特定のジャンルや独自のスタイルを強みにしている場合、そのゲームジャンルや開発スタイルに共感していることを具体的に伝えることで、企業への理解度と志望度の高さを示すことができます。

【ゲーム業界の志望動機】志望動機が思いつかない時にした方がいいこと

志望動機が思いつかない時は、自分自身のことが深く理解できていない場合や志望企業を深く理解できていない場合が原因のときが多いです。

その解決のためには、自己分析と業界・企業研究をおすすめします。

自己分析を進めよう!

志望動機が思いつかないときは、自己分析を進めると良いでしょう。

まずは自分のことを知らなければ、志望動機を書くことはできません。

自己分析は、企業選びや面接、ESなど、就活のあらゆるシーンで重要になり、就活の軸が見えてきて判断の基準が明確になります。

自分史やモチベーショングラフなど様々な方法があるので、複数を試してみると良いでしょう。

自己分析の方法はこちらの記事も参考にしてみてください。

業界・企業研究を進めよう!

業界・企業研究をするのも良いでしょう。

志望する企業や業界のことを知らなければ、もちろん具体的に書くことができず内容が薄い志望動機になってしまいます。

業界・企業研究をして志望企業の事業内容や強み、魅力などを調べて業界内で比較もしてみましょう。

ホームページや就活セミナー、就活情報サイト、OB/OG訪問などを活用すると情報を集めることができます。

業界・企業研究の方法はこちらの記事も参考にしてみてください。

就活エージェントを利用しよう!

志望動機の作成のノウハウについて説明しました。

志望動機は書いて添削するという作業を繰り返すことで、より精度が高く、内容の濃い洗練されたものになっていきます。

しかし、プロに一度見てもらいたいという方は、就活エージェントを利用するのもおすすめの方法です。

ジョブコミットは、あなたに合った企業探しから面接やエントリーシートの対策、内定後の研修まで、専属のアドバイザーの手厚いサポートが評判の転職エージェントです。

カウンセリングや登録は無料ですので、ぜひこちらをご覧ください。

まとめ

ゲーム業界は、学生人気が高く、就活難易度が高い業界です。

そして、内定を勝ち取った後も大手企業や中小企業問わず、業務量が多いとも言われています。

さらに、海外企業は完全に実力主義という厳しい側面もあります。

しかし、自分の携わったゲームが世にローンチされ、多くの人を楽しませているのを実感できるというやりがいは、この業界でしか得られないものでしょう。

自分に足りないと思うところがあれば就活本番まで補う努力をし、エンターテイメントの作り手の一歩を踏み出してください。

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