【例文あり】webマーケティングの基礎知識や志望動機の書き方を具体的に解説|ただし注意点も

【例文あり】webマーケティングの基礎知識や志望動機の書き方を具体的に解説|ただし注意点も

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はじめに

世間で求められているニーズを特定して、それに基づいたサービスや商品を効率よく提供するのがマーケティング職としての仕事です。

昨今では、スマートフォンが普及してITの技術が人々に広く浸透したこともあり、web上のマーケティング活動、いわゆるwebマーケティングの仕事も増えてきました。

今回はwebマーケティングの基礎知識や志望動機の書き方、注意点について詳しく解説します。

webマーケティング業界への就職を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

【webマーケティングの志望動機】そもそもwebマーケティングとは?

webマーケティングとは、文字どおりweb上で行われるマーケティング活動のことを指します。

自社の商品やサービスが売れるような仕組みを構築することが、マーケティングの仕事内容です。

これまでは、雑誌やチラシといった紙媒体での活動が主流でしたが、IT技術が人々の生活にも浸透してきた今、インターネットを活用したマーケティング活動が主流になっています。

より宣伝として効果的であるため、webマーケティングに注力する企業も増加しているのです。

webマーケティングの業務内容

webマーケティングの主な業務はいくつかあります。

まずは、自社のサイトに多くのユーザーを呼び込むための集客です。

検索エンジンにおけるキーワード検索で、自社サイトの順位を上位に上げるためのSEOや、web広告の作成などを行います。

次に、webサイトに訪れるユーザーの数や状況をアクセス解析によって調査します。

ユーザーがサイトに訪れてページをどのように回遊したのか、資料請求や商品購入のボタンが何回クリックされたかなど、webサイト改善のために分析を行うという流れです。

そして、webサイト以外にも、SNSやメルマガを駆使しての宣伝、固定客獲得のための業務も大切です。

このように、web上のあらゆる機能を駆使して集客や売上の改善に取り組むのが、webマーケティングの業務になります。

webマーケティングの将来性

就職するにあたって、その業界や職種の将来性が気になる方もいるでしょう。

何十年と続けられる仕事であるか、たとえなくなったとしても似通った業界や職種へすんなり転職できるかなどの懸念もあります。

しかしながら、webマーケティングの将来性はこの先も十分に明るいとされているため、多大な心配を抱く必要はありません。

その理由は、インターネットが広く世間に浸透しているからです。

パソコンはもちろん、スマートフォンを多くの方が所有している今では、ニュースも娯楽もテレビよりネットから仕入れている人が多いです。

インターネットが存在する限り、webマーケティング活動の需要も常にあり続けることになります。

この先も明るい業界のため、興味がある人は前向きにwebマーケティング業界へ挑戦してみましょう。

【webマーケティングの志望動機】webマーケティング志望動機の書き方

webマーケティングへ就職・転職する場合には、どのように志望動機を書くのがベストなのでしょうか。

志望する企業の特徴はしっかりと押さえた前提で、以下のポイントを意識して志望動機を作成してみるとよいでしょう。

PREP法で書く

まずは志望動機の書き方の大前提として、PREP法を意識しましょう。

PREP法とは、Point(要点)・Reason(理由)・Example(例)・Point(要点)の頭文字をとったもので、この順番で物事を説明すると相手にも伝わりやすいとされる構成モデルです。

就活の場に限った話ではありませんが、ビジネスで求められるのは、何事も明確で分かりやすいことになります。

志望動機の場合は、志望の理由となぜその理由にたどり着いたのか具体例を述べる必要があるため、話が混在していると相手にも大事な場面がどこなのかが伝わりづらいです。

PREP法で志望動機を記入できると、文章を見る側のストレスも減るうえ、分かりやすく文章をまとめられる人なのだとよい評価をもらえます。

なぜwebマーケティングなのか

数ある仕事のなかから、なぜwebマーケティング業界への就職を目指そうと思ったのかも、志望動機で伝える必要があります。

マーケティングの仕事がしたいのなら紙媒体をメインに活動している業界でもよし、webの仕事がしたいのならエンジニアやデザイナーの道へ進む選択肢もあります。

こうした選択肢があるなかで、なぜwebマーケティングがよいのか、この理由を明確に文章にして相手に伝えましょう。

ここでは具体的なエピソードが入っていると、相手に対してより説得力のある志望動機ができます。

自分が過去にwebマーケティングの魅力を感じたエピソードや、これを仕事にしたいと強く思ったエピソードがあれば、それを志望動機に書きましょう。

なぜその企業なのか

なぜその企業を選んだのか、これも志望動機のなかで明確な理由を書いておきましょう。

一口にwebマーケティングの会社といっても、国内だけでも多数存在しています。

「この業界を志望するにあたって企業分析を進めたうえで、他社と比べてこういった点が魅力的と感じた」など、他社との差別化を明確に示せれば、説得力もより高いものになるでしょう。

また、この企業が自分の価値観と合っていたなどの切り口で考えても、志望動機は書きやすいかもしれません。

面接時においても、なぜこの会社を選んだのかと質問されることは非常に多いです。

企業を選んだ理由が明確にある場合は、それを相手に分かりやすく伝えるようにして、入社したいという熱意を強く示すようにしましょう。

その企業で実現したいこと

入社後に、その企業で自分が何を実現したいのかを具体的に伝えましょう。

これは自分自身が働くうえでの目標を示すのもあてはまりますが、その企業が目標としている内容についても理解したうえで述べられれば、より効果的になります。

企業分析を進めていくうちに、企業が目指している目標と自分の実現したいことが同じだと感じた場合、実現したいこととしてそれを伝えられれば、企業側も自社にマッチした人材であるという認識を持ってくれます。

また、企業で何を実現させたいかを入社前の時点で明確にできていれば、それだけ入社に対する熱意が強いという証明にもなるため効果的です。

このように、志望動機はただ理由を書くだけではなく、将来的な目標も書いておくとよいでしょう。

【webマーケティングの志望動機】採用担当の評価ポイント

実際に、企業の採用担当は、志望動機に対してどのような評価を行うのでしょうか。

これを理解していれば、採用担当の印象にも強く残る志望動機を書けて効果的です。

以下のポイントを判断してくる点は、最低限押さえておきましょう。

入社意欲

志望動機から入社意欲がどれほどあるのかは、採用担当側も厳しく見てくるポイントです。

この入社意欲が低い人材に内定を与えてしまうと、入社前に内定辞退となったり、早々に転職されてしまったりといったミスマッチが発生する恐れがあります。

採用担当側も再度募集をかけて選考をやり直さなければならないため、余計なコストをかけないためにも、初めから入社意欲の高い人材を雇いたいのが本音です。

そのため、前述した志望動機の書き方を意識して、入社意欲が高いことをしっかりとアピールできれば、採用担当もリスクを恐れずに内定を与えてくれます。

企業研究を重ねて、伝えたいことがはっきりと伝わる文章を意識して、志望動機を作成して提出しましょう。

適性の有無

webマーケティングの業界や仕事内容に対して、就活生側の適性があるかを判断してきます。

適性については、志望動機に書かれている内容はもちろん、筆記試験やwebテストの結果も判断材料とされます。

筆記試験やwebテストには性格を検査する項目もあり、回答内容によってその人の仕事への取り組み方や、周りとの付き合い方などが測定される仕組みです。

このテストによって導き出された性格に対して、採用担当側が適性はないと判断して落とされてしまう結果となるのは、仕方がない部分ともいえるでしょう。

企業側も、志望者が多い場合は絞り込むための足切り材料として利用しています。

適性検査を通過したければ、そのラインを満たすように企業研究を重ねて、企業にマッチする回答を行うことが重要です。

ポテンシャルの有無

就活生が会社、そしてなによりこの業界でやっていけるかのポテンシャルを、志望動機から読み取ってきます。

webマーケティングの仕事は、未経験でも可能です。

しかし、webマーケティングとしてとるべき施策の勉強から、状況を分析してどの施策をとるのが効果的なのかを考えることまで、どれも難易度は高いです。

これは新卒であっても転職であっても、webマーケティングの経験がなければ同じことがいえます。

そのため、その人が過去にどのような経験をしていたのか、webマーケティングの業界でどれぐらい興味や熱意を持っているのか、そして業界へ入ることを目的にどのような行動をとっているのか、ポテンシャルの有無を見られます。

「この人なら活躍してくれる」と思ってもらえるような志望動機を書くことが重要になるのです。

【webマーケティングの志望動機】志望動機を考える際の注意点

志望動機を考える場合は、いくつか注意しなければならない点もあります。

応募者が複数人いる場合や優秀な人材をほしい採用担当側は、志望理由の書き方ひとつでも大きな判断基準としてきます。

下記の注意点を心がけたうえで、よい印象を持たれるものを作成しましょう。

待遇面を理由として書かないこと

志望する理由の1つに、給与やポジションなど待遇面のよさを挙げる人は確かに多いです。

しかし、これを志望動機にそのまま書いてしまうのはよくありません。

なぜなら、採用担当側からすれば、仕事内容よりも待遇を求めて転職する人、さらに条件のよいところがあればすぐに転職する人と思われかねないからです。

企業選びのなかで大切なポイントであることは確かであり、事前に待遇面を調べるのは大切ですが、志望動機には書かないようにしましょう。

「学びたい」は書かないこと

「入社したら、こうした分野のことを学びたい」のように入社後のビジョンを書く人もいますが、これもあまりよくありません。

「学びたい」は受け身の姿勢であるため、主体性を持っていないのではないかと思われて、マイナスの評価を与えてしまう可能性があります。

会社は、自社の売上に貢献するために積極的に動いてくれる人材を欲しています。

そのため、主体的に自ら学ぶつもりだという姿勢を示して、やる気を見せましょう。

書き方ひとつで、受け取られ方は大きく変わります。

分かりやすく簡潔に書くこと

志望動機に限った話でもありませんが、文章は分かりやすく、かつ簡潔に書くことが重要です。

面接と違ってエントリーシートに志望動機を記載する場合は、時間をかけてゆっくり考えられるからと、つい冗長な文章を書いてしまう人もいます。

分かりづらく、だらだらと長い文章を書いてしまうと、相手からしてもなかなかその内容が頭に入ってきません。

また、分かりづらい文章を書く人は論理的思考力がないと判断されるケースも多々あるため、マイナス評価を与えてしまう場合もあります。

分かりやすい文章を書ける人は、打ち合わせ時にも、相手の立場に立って的確なコミュニケーションをとれる人物だと好意的に評価されます。

まずは、この志望動機を分かりやすく書いてアピールしておきましょう。

十分に他社と差別化すること

会社についての魅力や、自分が入社を決めた点を志望動機に記載する場合は、十分に他社と比較したうえで説得力のあるものを書きましょう。

「その志望動機であれば、他所の会社でもいいのでは?」と採用担当に思われるものを書いてしまっては、せっかく志望動機をアピールしてもネガティブな印象を与えてしまう場合があります。

この会社だからこそよいという部分を、十分な企業研究を重ねて、他社との差別化を図ったうえで記載できればとても効果的です。

企業研究を重ねたことが分かる志望動機は、事前によく調べたうえでこの会社に興味を示してくれているんだなと、採用担当の評価もよくなります。

他社と差別化できる魅力や特徴を見つけて、それを志望動機へと落とし込みましょう。

【webマーケティングの志望動機】webマーケティング例文3選

ここまで志望動機を書く際のポイントや採用担当側が見る部分を紹介しましたが、実際にどのような志望動機を書けばよいのか悩んでしまう方もいるでしょう。

いくつか例文を用意しますので、これを参考にオリジナルの志望動機を作成してみてください。

分析能力をアピール

私が貴社を志望した理由は、自身が持つ分析能力を最大限活かせる場だと考えているからです。

学生時代の受験勉強や卒業研究では、常に情報を収集して出題される問題の傾向や研究データの分析に注力してきました。

データの分析を怠らず、データに基づいた結論を出すことで、自分の選択に納得しながら作業をできたので、何事も効率的に進められました。

webマーケティングの業界を志そうと思ったのは、こうしたデータを分析してアクションを起こす仕事が自身に向いているのではないかと感じたからです。

webマーケティングはさまざまなデータを取り扱い、それらを正確に分析したうえで、集客や売上アップの戦略を立てる分野です。

データに基づいて数値や傾向を把握して、それをもとに施策を打つことは私の得意分野といえます。

もちろん、今まで私が経験してきた分野にはない未知の領域もありますが、協力的に周囲と関わり、チームワークを発揮しながら効率的にプロジェクトを進められる自信があります。

情報収集能力をアピール

私が貴社を志望した理由は、情報収集能力を活かした戦略的なマーケティング活動に貢献できるのではないかと考えているからです。

マーケティングという分野は未経験ですが、システムエンジニアとして勤務していた以前の会社では、クライアントが抱える悩みを解決するためにどのようなシステムを作るべきか悩んでいました。

そこで、インターネットを駆使して、似たような事例を解決した例がないかを念入りに調査しました。

その結果、効果的な解決方法を見つけ、それをシステム設計へと落とし込めました。

webの世界は競争や市場の変化が激しく、情報も常に移り変わる世界です。

そのなかで私は、常に最新のマーケティングトレンドや効果的な施策について学び続け、自身が持つ情報収集能力とあわせて成果の出る戦略を練りたいと考えています。

常にクライアントの立場に立って考える貴社のスタンスは、私が持つ情報収集力とそれを活かした実行力に、非常にマッチするのではないかと感じます。

ヒアリング能力をアピール

私が貴社を志望した理由は、クライアントが求めるニーズを的確に理解できるヒアリング能力を活かし、効果的な戦略を練られると考えたからです。

以前の職場では、クライアントと直接話す機会が多く、そのなかでクライアントが抱える業務上の問題や悩みを数多く聞いてきた経験があります。

そうした経験から、クライアントが一番悩んでいる本当に重要なポイントはどこなのか、物事の本質や核心を理解したうえで解決策を示すことにより、クライアントの期待に応えられる成果を上げられました。

このヒアリングの経験をwebマーケティングの業界でも活かし、クライアントの声に常に耳を傾けたうえで、柔軟な戦略で集客や売上アップに貢献できるのではないかと考えています。

貴社はクライアントとの信頼関係を第一に考えているため、クライアントの立場に立って物事を把握できるヒアリング能力を有する私も、信頼関係を築く大きなお手伝いができるのではと自信があります。

【webマーケティングの志望動機】未経験でwebマーケターになるには

webマーケティング業界は、未経験から挑戦することも可能ではありますが、その難易度は決して低くありません。

未経験からの就職・転職を目指すには、前もって進めておくべきことや、利用すべき手段がいくつかあります。

これからwebマーケティング業界を目指す方は、下記で紹介する項目をできる限り実行してみてはいかがでしょうか。

どのように就職活動を進めていくべきかを悩んでいる方は、ぜひ活動の参考にしてみてください。

スキル・資格の習得

未経験から入る場合は、就職前にある程度のスキルや知識を身に付けておくことで、すぐに仕事へ適応できます。

また、webマーケティングに関する資格も取得しておくと、採用時には大きなアピール材料にもなるでしょう。

たとえば、アクセス解析をはじめとするデータ活用の技術が問われる「ウェブ解析士」や、マーケティングの基礎知識があることを示す「マーケティング・ビジネス実務検定」を取得していると、意欲の高い人材だと見なされて評価も高くなります。

スクール

独学での学習に限界を感じたり、休みの日にはついプライベートを優先してしまったりする人は、受講料を払ってスクールに通うのもおすすめです。

webマーケティング専門のスクールは数多くあり、現場で必要なスキルや知識を網羅的に伝授してくれます。

なかには、現役のwebマーケターによる実践的な講座を開いてくれるところも存在します。

仕事帰りや休日の時間を使ってスクールに通うことで、集中的かつ効果的にwebマーケティングのスキルを向上できるでしょう。

アカウントプランナー

webマーケティングの仕事をする前に、まずはアカウントプランナーのキャリアからスタートするのもおすすめです。

アカウントプランナーとは、クライアントの広告出稿をサポートするために、企画や提案、予算管理などを行う職種を指します。

市場のニーズに合わせて最適な広告を提案し、売上アップに貢献する点は、webマーケティングの業務内容と同じであるため、まずはこちらを目指すのも1つの手段です。

広告に関しての専門的な知識を問われるため、就職前にある程度は学習しておく必要があります。

就活エージェントを利用する

webマーケティング未経験者は、業界についても未知のケースが多いため、どのような企業を探すべきか迷う方もいるでしょう。

その場合は、就活エージェントの利用をおすすめします。

就活エージェントは、業界に精通したエージェントが担当として付いてくれて、その人のスキルに見合う企業や希望条件に適した企業をマッチングしてくれるサービスです。

エントリーシートの書き方や面接対策も実施してくれるため、悩んでいる方はまず利用してみるとよいでしょう。

興味がある方は、こちらのリンクからサービスをご確認ください。

まとめ

webマーケティング業界の基礎知識や、志望動機の書き方についてご紹介しました。

webマーケティングは、需要が高まり続けるインターネットを利用して、いかに最適な施策で集客や売上アップに貢献できるかがカギとなります。

専門的な知識が問われる職種ですが、目指す場合はまず自分の意欲の高さを志望動機で効果的にアピールしましょう。

そして、就職を決意したのであれば、スキルの習得も日々怠ってはいけません。

未経験でも入社後にすぐ戦力として貢献できるよう、独学やスクールを利用して学習に努めましょう。

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