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・航空業界とは
・航空業界の職種
・航空業界の現状と展望
・航空業界に向いている人と向いていない人
・航空業界に興味を持っている人
・航空業界に向いているか知りたい人
「修学旅行や家族との旅行で飛行機に乗ったことがある」という方も多いのではないでしょうか。
そんなとき、普段の生活では目にしない空港ならではの仕事がたくさんあることに気がつくでしょう。
航空業界は私たちの日常と遠い場所にあるので、パッと思い浮かぶのはパイロット、客室乗務員、グランドスタッフといったところでしょうか。
しかし、航空業界はより多くの職種、そしてさまざまな仕事で成り立っている奥が深い業界なのです。
今回は、航空業界について詳しく解説します。
目次[目次を全て表示する]
【航空業界とは?】航空業界とは
まずは、航空業界とは一体どんな業界なのかを説明します。
航空業界は、航空機を用いて旅客や貨物を国内外に輸送することが主な仕事です。
飛行機やヘリコプターなど空を飛ぶ移動手段を扱っているのは、数多くある業界の中でたったひとつ航空業界だけです。
航空業界と聞いて、飛行機を動かす人・作る人・管理する人は何となくイメージがつきますが、それらの飛行機が離着陸する空港の管理を行うのも航空業界の仕事になります。
1機の飛行機を飛ばすために、かなり細かい職種の多くの人たちが関わっているのが航空業界の特徴です。
部門が細かく分かれやすいのですが、それぞれの連携が必要不可欠で、特にコミュニケーション能力や判断力などが求められます。
航空業界のビジネスモデル
航空業界はどのようにして利益を得ているのでしょうか。
航空業界における消費者はお客様、つまり航空機を利用する人や会社のことを指します。
皆さんも飛行機に乗る際には必ずチケットを購入しているはずですが、航空会社はその代金とチケットの受け渡しを行うことで利益を得ています。
航空券の価格は、購入する時期やどんな席を選択するのかによって、常に価格が変動し続けるのが特徴です。
最近では航空会社のサイトから直接チケットを購入する人も増えていますが、海外の航空会社だと日本語対応していないということもあり、多くの方は旅行代理店を仲介してチケットを購入しています。
なお、航空券のチケットを代理販売している旅行代理店は、「販売手数料を取ることによって利益を得る」という仕組みになっています。
航空会社の種類
- フルサービスキャリア(FSC)
- ミドルコストキャリア(MCC)
- ローコストキャリア(LCC)
航空会社は、いわゆるフルサービスキャリアとミドルコストキャリア、ローコストキャリアという3つのタイプに分けられます。
どちらの航空会社を使っても目的地にたどり着くことができますが、その間の移動時間をどのように過ごすのかがこの2つの大きな違いです。
近年ローコストキャリアの航空会社が増加し、航空業界の競争は以前よりも激しいものになっています。
フルサービスキャリア(FSC)
フルサービスキャリアは、機内での飲食やサービス・テレビなどを充実させることにより、移動という手段に高い付加価値を加えている航空会社のことを指します。
かつて、空を飛ぶ移動というのは非日常感があり、移動そのものが一大イベントとなっていた時代もありました。
そのようなお客様のニーズを満たすために、このメガキャリアは生まれました。
昔ながらの航空会社ではこのようなスタイルが一般的ですが、最近では移動はただの手段と割り切り、「できるだけお金をかけたくない」というニーズも存在します。
フルサービスキャリアのデメリットとしては、料金が高くなってしまうということでしょう。
ただ移動するだけではなく、移動中にサービスをするとなると、サービスを提供する人の人件費や物そのものの原価なども相まって航空券の価格は上昇してしまうのです。
ミドルコストキャリア(MCC)
ミドルコストキャリア(MCC)はフルサービスキャリア(FSC)とローコストキャリア(LCC)の中間に位置する中堅の航空会社を指します。
MCCの最大の特徴はFSCに匹敵するサービスを提供しながら、LCCに近い価格帯で運賃を提供している点です。
MCCは機内食の提供や快適な座席スペースといったFSCに近いサービスを維持しつつ、運営コストを抑える工夫をしています。
例えば、一部のオプションサービスを有料化することで基本運賃を抑えたり、効率的な運航スケジュールを組むことで経費削減を図ったりしています。
ローコストキャリア(LCC)
ローコストキャリアは、一般的には格安航空会社やLCCと呼ばれています。
飛行機に乗るという行為を「体験」ではなく「移動」と捉え、機内でのサービスや荷物関係のサービスなどをできる限り排除したものになっています。
メガキャリアでは、機内食や持ち込める荷物の個数などはスタンダードでついてくるものになりますが、ローコストキャリアでそういったサービスを受けたい場合は追加料金を支払わなければなりません。
また、座席にはテレビなどもついていませんし、飲み物を飲みたい場合も追加料金を支払って購入することになります。
また機内の席の間隔も、国際線などの長時間フライトの場合でも非常に狭い場合が多いです。
また、あまり使われていない空港を使い運送を行うことで、コストの低下を図るといった工夫も行っております。
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航空業界の代表的な企業
航空業界を目指すにあたっては、代表的な企業について理解しておくこともおすすめです。
これらの企業を受験しない場合でも、それぞれの概要について理解しておくことで、航空業界で働くにあたっての常識や、成功する企業の考え方などを学ぶことができます。
・JAL(日本航空)
・ピーチ・アビエーション
・ジェットスター・ジャパン
・エア・ドゥ
・ソラシドエア
ANA(全日本空輸)
ANA(全日本空輸)は日本を代表する航空会社であり、国内線と国際線の両方で広範な路線網を展開しています。
特に、時間が正確で、サービスの品質が高く、世界中で高い評価を受けています。
ANAは2013年からスカイトラックスで5つ星の評価を11年連続で獲得しており、その品質は世界でもトップクラスです。
さらに、ANAは国内外で多くの就航地を持ち、特にアジア、北米、ヨーロッパを中心としたネットワークが強みです。
また、ANAは顧客満足度でも常に高評価を受けており、業界内でリーダー的な存在となっています。
JAL(日本航空)
JAL(日本航空)はANAと並ぶ日本の主要な航空会社で、国内外で広範な路線網を展開しています。
JALは、サービスの品質と顧客満足度においても高く評価されており、特に時間管理と快適さにこだわりを持っています。
JALは、環境保護やESG(環境・社会・ガバナンス)戦略にも力を入れており、持続可能な航空業界の発展に貢献しています。
また、独自の整備体制や安全管理の強化を図り、信頼性の高い運航も特徴です。
JALは、日本の航空業界の中でリーダー的な役割を担っており、国際的にも強いプレゼンスを持っています。
ピーチ・アビエーション
ピーチ・アビエーションは日本初の本格的なローコストキャリア(LCC)として2012年に設立されました。
関西国際空港を拠点とし、国内線およびアジアの主要都市を結ぶ国際線を展開しています。
手頃な価格で利用できるだけでなく、親しみやすいサービスを提供することを目指しています。
機内のカジュアルな雰囲気や若々しいブランドイメージは旅行者に新しい航空体験を提供する大きな特徴です。
同社のもう1つの強みは運航の効率性とコスト削減に重点を置いている点です。
シンプルな料金体系やオプションサービスの充実により、顧客の多様なニーズに対応しています。
ジェットスター・ジャパン
ジェットスター・ジャパンはオーストラリアのジェットスター・グループの一員として2012年に設立されたローコストキャリア(LCC)です。
成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港を拠点に国内線と国際線を運航しています。
運賃の低価格化を追求しつつも、安心して利用できるサービスを提供することで多くの利用者に支持されています。
ジェットスター・ジャパンの特徴は国内外の大手航空会社との提携を通じたネットワークの広さにあります。
同社は日本航空(JAL)との共同出資による設立であり、JALグループのインフラやノウハウを活用することで、高い運航品質と信頼性を実現しているのです。
エア・ドゥ
エア・ドゥは北海道を拠点とする地域密着型の航空会社で、1996年に設立されました。
新千歳空港を中心に北海道と本州を結ぶ路線を多く展開しており、特に北海道へのアクセスを強化する役割を担っています。
同社の特徴は北海道らしさを前面に押し出したサービスとリーズナブルな運賃です。
地元の特産品を取り入れた機内サービスや北海道観光を促進するキャンペーンは多くの利用者から支持を得ています。
運航便の時間の正確さと安全性にも定評があり、特にビジネス利用者や観光客にとって信頼性の高い選択肢とされているのが特徴です。
地元との強い結びつきを背景に、北海道の魅力を全国へ発信する重要な役割を果たしている航空会社と言えるでしょう。
ソラシドエア
ソラシドエアは九州地方を中心とした地域密着型の航空会社で、2002年に設立されました。
宮崎空港を拠点に、九州各地と東京、大阪などの主要都市を結ぶ路線を展開しています。
同社の特徴は九州や沖縄の特色を活かした機内サービスにあります。
地元特産品を取り入れた機内販売や、地域限定のプロモーションを通じて利用者に「旅の楽しさ」を提供しています。
また、燃費性能の高い航空機を採用するなど、環境への配慮も進めているのも特徴です。
地域に根ざした航空会社として九州・沖縄地方の観光需要を支え、多くの利用者から信頼を得ています。
航空業界の業種
続いて、航空業界の業種についても理解を深めておきましょう。
航空業界の業種には様々なものが存在しますが、特に代表的なものは以下の2つです。
それぞれがどのような業務を行うのかについて詳しく説明します。
- 営業
- 総合職
営業
航空会社にも営業職は存在します。
一般的には、乗客となる個人への営業ではなく、旅行会社などの企業にアプローチするBtoB営業になります。
自分が交渉したことが採用されると、直接成果や給料に結果が反映されやすいので、非常にやりがいの大きい仕事です。
また、自分が営業した結果として多くの人々が飛行機を利用することになります。
そのため、「全国にいる利用者の役に立っている」と実感できるのも、航空業界の営業ならではのやりがいと言えるでしょう。
なお、飛行機の部品を作っているメーカーの場合、自社の部品を使ってもらえるよう、さまざまな空港の関係者にアプローチするのが主な仕事です。
総合職
航空会社の総合職では、実にさまざまな仕事を体験します。
入社直後は主に空港や営業所などで実務の経験を積み、ひと通りその経験が終わったら旅客管理部門・貨物事業部門・関連事業部門などの専門的な部門での管理に配属されることが多いです。
さまざまな仕事に携われるので、広い視点から物事を判断できる能力を身につけることができるでしょう。
多くの人がそれぞれの仕事をして成り立っている航空業界では、全体像をしっかり把握する必要があるので、このような経験はその後のキャリアに大きく役立ちます。
また航空業界は、一つひとつの業務こそ専門性が高いと言えますが、細かく仕事を細分化していくと一般的なビジネススキルも求められます。
航空会社での経験は、他業種・他業界でも十分活かすことができるので、転職の際も有利に働くでしょう。
【航空業界とは?】航空業界の職種と仕事内容
続いて、航空業界にはどのような職種が存在するのかをご紹介します。
先述したように、航空業界は数多くの職種・仕事で成立している特殊な業界です。
空を使って移動することができるのは、航空会社か資格を持った一部の人、国の機関くらいしかいませんので、決められたルールを守って安全に運航できているかを常に確認し続けなければなりません。
また、万が一飛行中にトラブルが発生したら大きな事故になりかねないので、慎重にチェックしたうえで運航に望まなければならないのです。
では、具体的な職種について詳しく見ていきましょう。
・グランドスタッフ
・航空関係のIT企業
・パイロット
・案内スタッフ
・運営管理
・グランドハンドリング
・整備士
・ケータリング
客室乗務員
客室乗務員は、一般的にはCAやキャビンアテンダントと呼ばれます。
機内の安全を確保しつつ、緊急の際にはお客様の誘導や指揮を行う重要な役割です。
また、機内でのお客様へのさまざまなサービスを行うのも客室乗務員の仕事です。
飛行機に乗るときに会うため、最も印象に残りやすい職種とも言えます。
昔は、客室乗務員になるには容姿や性別などの厳しい基準がありましたが、最近では男女や容姿は関係なく、人柄や才能そのもので採用されるケースが増えています。
華のある職業ですが、お客様の身の安全を守るという重要な役割も担っているので、乗務資格や訓練などが必要です。
また、どのような航空会社でも基本的に国内線限定ということは少なく、海外のお客様を多く乗せる国際線ともなれば語学力も求められます。
グランドスタッフ
グランドスタッフとは、チェックインから搭乗の手伝い、ラウンジでの接客、お客様の総合的な手助けなどを主な仕事とする職種です。
空港に到着したら、まずは航空会社のチェックインカウンターでチケットの発券や荷物の預け入れを行いますが、そのときに対応をしてくれるのがグランドスタッフです。
最初にお客様と直接コミュニケーションを取ることになるので、まさに空港の「顔」となるようなポジションと言えるでしょう。
最初の対応が良ければ良いほどお客様の期待値は上がります。
そのため、実際に搭乗するまでにいかにワクワクした体験を届けられるかが肝要になってきます。
もちろんマニュアルは存在するものの、状況に応じてマニュアル外の臨機応変な接客を求められるのもこの仕事の特徴です。
航空関係のIT企業
航空関係のIT企業では、航空関係の設備を整えるほか、企画提案などを行うことで航空業界を支えています。
裏方で地味な仕事のように感じますが、実は非常に重要な役割を担っています。
実際に現場に出てお客様とのコミュニケーションを取るなど、飛行機の運航に関することには携われませんが、専門的かつ幅広い仕事をこなす必要があります。
航空関係のシステムエンジニアは、今やITの力で管理をしているドローンや飛行機の運航のシステムを開発するという重要な役割を果たしています。
大学や専門学校などで空気学力や天体学力などといった物理を専攻していた学生なら、今まで身につけた知識が比較的役に立ちます。
そのため、「自分の専門性を活かした仕事をしたい」と考えている理系の学生にもおすすめです。
パイロット
飛行機、航空業界と言えばやはり「パイロット」です。
小さい頃、このパイロットという職に憧れを抱いていた方も多かったでしょう。
パイロットは、実際に飛行機の操縦などを担当するのがメイン業務です。
飛行機を操縦するには、高いスキルと強い精神力が必要です。
万が一操縦を誤って空中で操縦が不可能になった場合、地上での事故とは比べものにならないような大惨事が起こることが予想されます。
そういった航空関係の事故は、どんなにきちんと勉強をして、心身ともに健康であっても完全に防ぐことはできません。
そのような悲惨な惨状を生まないためにも、訓練や身体検査、試験などは非常に厳しく、その狭き門を潜ったわずかな人だけがパイロットになれるのです。
案内スタッフ
案内スタッフは、主に空港内での案内をはじめとして、チケットの販売や飛行機ではない乗り物の乗り継ぎの案内などを行います。
仕事内容は空港によって多種多様で、空港のある場所や気候・地域の特性なども反映されます。
そのため、事前にどのような業務内容があるのかをあらかじめ把握しておくことでミスマッチを防ぐことができるでしょう。
また、近年ではAIの導入やロボットの導入などが進み、以前と比べると案内スタッフの数は減少傾向にあります。
しかし機械では解決できないトラブル、人に合わせたきめ細やかな案内は人間でしか解決できないため、AIに今すぐ代替される仕事とは考えにくいです。
お客様の「困った」を解決するために、案内スタッフは日夜さまざまな業務にあたっています。
運営管理
運営管理とは、さまざまな情報を収集してパイロットに航空関係の情報を提供する仕事を指します。
たとえば、飛行機の運航で大事な「気候」に関する情報を提供します。
飛行機を利用したことのある人ならイメージがつきやすいかと思いますが、飛行機というのは天候に左右されやすい乗り物です。
日常的に電車を使っていると、雨や風で遅延するということは首都圏ではあまり聞きません。
しかし飛行機は、雪や風などの悪天候下では、安定した運航を行うことは容易ではありませんので、常に空の状態を把握する必要があります。
その時々の気候を調べて、より安全なフライトのためのサポートを行います。
天気図などから総合的に判断して、よりスムーズに目的地にたどり着けるコースを選ぶことが運営管理の仕事です。
グランドハンドリング
「グランドハンドリング」という言葉はあまり聞き慣れないものかもしれません。
しかし、空港滞在中に、離陸から着陸までをスムーズに行えているのは、このグランドハンドリングのおかげなのです。
具体的な業務として、空港内で飛行機に指示を出しの航空機の誘導を行うこと、また到着した航空券の誘導や貨物コンテナの積搭載などを行うことなどが挙げられます。
また、給油や飛行機の外装メンテナンスなども担っているため、業務内容は多岐にわたります。
空港の滑走路付近などで、飛行機に向かって手を振って見送りをしている人を見かけたことがある人も多いかと思いますが、このような方々はグランドハンドリングの可能性が高いです。
飛行機が離陸着陸するギリギリの瞬間まで、陸からサポートを行っているのです。
整備士
整備士とは、飛行機の整備や定期的な点検・状況に応じた修理やオイル交換、給油に洗浄、塗装など機体に関するさまざまな業務を担当します。
航空整備士は、誰でも簡単になれる仕事ではありません。
航空整備士として働くためには「航空整備士」の資格を取得しなければなりませんが、学科試験と実地試験の両方に合格する必要があります。
航空大学校や航空系の専門学校では、航空整備士に必要な専門知識を身につけることができますが、それ以外の大学から航空整備士を目指すのは独学での勉強が必要となり、非常に大変になります。
合格率はおおよそ20%程度と言われており、航空整備士を目指す人は、あらかじめ航空系の専門学校などを卒業しているケースがほとんどでしょう。
ケータリング
ケータリングは、主に私たちが飛行機に搭乗した際に機内で食べる機内食に携わる仕事です。
機内食を作り出来上がった料理を運ぶほか、食べ終わった機内食の食器や容器の清掃などを行うのもケータリングの仕事です。
通常のレストランと異なるのは、作る食事数の多さです。
飛行機は一度のフライトで600人近くを乗せることもあり、その全員に機内食を提供したとすると1回で600食作る必要があります。
作るだけでも大変な作業になりますが、運搬や清掃も行うので業務量は膨大になります。
なお、資格や学歴などは重視されておらず、大卒や短大卒など多くの人が採用されやすい傾向にあるので、興味がある方は一度チャレンジしてみると良いでしょう。
航空会社の給料
航空業界は人気があり、例年競争率も高くなっており、収入面においても全業界の平均年収と比べ高い業界です。
有価証券報告書2022年によると、JALの平均年収は約702万円、ANAは約495万円、Peachは約477万円です。
航空会社によりばらつきは見られますが、日本における全業界の平均年収約443万円より高水準といえます。
航空業界は新型コロナウイルスの影響が大きく、近年平均年収が下がる傾向にありました。
そのため、特に下がり幅の大きかったANAは2022年の平均年収が495万円になっています。
なお、有価証券報告書2023年3月期によると、ANAホールディングスの平均年収は691万円でした。
新型コロナウイルスの影響が一巡したことにより、今後年収水準は高まるのではないかと想定されます。
【航空業界とは?】航空業界の現状
航空業界は、人々の生活を支えるライフラインである一方、旅行などの娯楽を支える役割も担っています。
そのため、社会情勢によって揺らぎやすい業界でもあります。
記憶に新しいのは、2020年に発生した新型コロナウイルスによる売上の低迷です。
大手航空会社のANAやJALが新卒採用を2年連続見送ったことは、大きなインパクトのあるニュースでした。
自分たちでは予測できない外的要因に振り回されやすい側面もある航空業界の現状を、以下で詳しく見ていきましょう。
・多くの格安航空会社が誕生
・経済状況の影響を受けやすい
インバウンド客の増加
円安の進行や新型コロナウイルスの規制解除を背景に、日本を訪れるインバウンド客が急増しています。
特に、アジア諸国を中心とした近隣国からの旅行者が目立ち、観光業全体の回復が航空業界にとっても大きな追い風と言えるでしょう。
円安による日本国内の物価の相対的な安さは観光客にとって魅力的であり、特にショッピングや食文化を目的とした訪日需要が高まっています。
さらに、日本政府による観光促進キャンペーンや、地域観光を重視した取り組みがインバウンド需要を後押ししており、航空会社もこれに応じて路線の拡充や便数の増加を進めています。
今後も、訪日観光客の増加が見込まれ、インバウンド需要をいかに取り込むかは、航空業界にとって非常に重要です。
多くの格安航空会社が誕生
「自由化による企業の早急な競争力の向上が必要である」という欧米流の考え方が浸透し、航空業界においても次々に産業規制を緩和し、新規参入がしやすい環境が整備され続けてきました。
この結果として、AirAsiaやPeachなど、続々と新規格安航空会社が誕生しました。
冒頭でも説明したように、「格安」だからといって輸送する飛行機そのもののクオリティが落ちるわけではありません。
あくまで機内で提供されるサービスや荷物の持ち込み数が異なるだけで、格安航空を利用しても安全に目的地にたどり着くことができます。
移動に対する価値観や概念が多様化する中で、時代のニーズに即したサービスを提供できるのが格安航空の大きな強みです。
経済状況の影響を受けやすい
航空業界は経済状況の変化に非常に敏感な業界です。
新型コロナウイルスのパンデミックでは国際線の運休や需要の激減により多くの航空会社が深刻な財務状況に追い込まれました。
また、金融危機や景気の低迷は企業や個人の旅行需要に直接影響を与えるため、航空会社の収益にも大きな影響を及ぼします。
燃料価格の高騰や為替レートの変動、気候変動に伴う運航リスクなども航空業界の収益性を左右する重要な要因です。
これらの影響により、人員削減や運航縮小、さらには経営破綻のリスクが生じる場合もあります。
「いきなり首を切られる」ことはないでしょうが「経済状況の影響を受けやすい」ということは覚えておいて損はありません。
【航空業界とは?】航空業界の将来性
現在新型コロナウイルスの影響から回復傾向のある航空業界は、今後どのような未来をたどっていくのでしょうか。
航空業界を支える乗客は、通勤や出張にレジャーとさまざまな理由で飛行機を利用します。
これはつまり、それらの方向性や価値観が変化した場合は、航空業界そのものも進むべき姿を常に考え続けなければならないということになります。
環境への負担や人的資源の確保の必要性など、多角的な側面からそれらを推測してみましょう。
・DX化の進行
・カーボンニュートラルへの取り組み
燃料と人手が不足する可能性
最初にご紹介するのは「燃料と人手が不足する可能性がある」という懸念点です。
航空機は機体を飛ばす際に大量の二酸化炭素を放出してしまいますので、決して環境に配慮した乗り物とは言えません。
そんな中で廃プラスチックや植物、廃棄食品から生成される「持続可能な燃料」の使用を義務付ける動きが各国で広まっています。
しかし、日本にはこの燃料を製造するプラントが存在しないため、義務化された場合に供給が追いつかない可能性があるのです。
また、慢性的な人手不足は航空業界も変わりありません。
大勢の人たちがお互いに協力し合い、1機の飛行機を安全に飛ばしている航空業界では、どこかひとつでも欠けてしまうと、安全な運航への支障が生じることが容易に予想できます。
DX化の進行
航空業界ではDXが急速に進行しています。
空港での顔認証を活用した搭乗手続きやスマートフォンによる航空券の予約・購入、さらにアプリを通じたリアルタイムのフライト情報提供など、様々な場面で新しい技術が取り入れられています。
このようなDX化の進展により、顧客の利便性は格段に向上しており、業務の効率化にも大きく寄与しています。
しかし、人間によるサービスの質の向上も重要性を増していることは見逃せません。
顧客体験を向上させるためには技術と人間的なサービスをバランス良く組み合わせることが重要であることも、忘れてはならない大切な要素です。
カーボンニュートラルへの取り組み
燃料不足が懸念されている中、各国で導入が進んでいる脱炭素化エネルギーの普及は、航空業界の今後の展望において大事なキーワードとなっています。
そのため、すでに目標値としての具体的な数値も示されています。
それによると、排出される二酸化炭素を従来より10%削減することを目標に、各国各社がさまざまな対応を迫られているところです。
公共のバスや車などは電気エネルギーの普及が進んでおり、クリーンな移動手段として評価されつつありますが、航空機がそれらに追いつくにはもう少し時間がかかりそうです。
なお、日本の多くの航空会社に機材の提供を行っている「ボーイング」社では、2030年までに100%持続可能燃料を使用した運航を目指す計画を発表するなど、その動きは日本でも広まりつつあります。
【航空業界とは?】航空業界に向いている人
航空業界のことが徐々にわかってきたところで、航空業界に向いている人とそうでない人をそれぞれご紹介します。
注意してほしいのは、あくまで一般的にそういう傾向があるというだけで、ここに当てはまらないからといって自分が向いていないと諦めるのは早計です。
航空業界を目指すからには、以下で紹介する能力を求められやすいので、普段の生活の中で意識し、自分に足りない部分があればそれを補う努力や工夫をすることをおすすめします。
航空関係に興味がある人
努力をし続けられる人
冷静な判断ができる人
航空業界に向いている人の特徴の1つ目は、「どんなときでも冷静な判断ができる人」ということです。
航空業界はイレギュラーなことが非常に多く起こります。
お客様の対応ももちろんですが、天候ひとつでフライトの予定が変わってしまうこともありますし、緊急時にはそれこそ冷静な判断力や対応力が求められます。
どんなにお客様が感情的になったとしても、こちらも感情的になってしまってはサービスとして成立しません。
「今目の前で起こっていることの何が問題なのか」「どう対応することが必要なのか」ということを総合的に判断できなければ2次トラブルを招いてしまうことになるでしょう。
もちろんその判断をするためには、それなりの事前知識や予備知識が必要になってきます。
航空関係に興味がある人
2つ目は「航空業界に興味がある人」です。
好きなことを仕事にすることでモチベーションが高まり、仕事に対する達成感をより多く感じることができます。
好きなことや興味のある分野の場合、「もっと覚えたい!」「これはどうなっているんだろうか?」という意欲・疑問から、自分から主体的に仕事を進められるようになります。
飛行機よりも電車が好きなのに航空業界に入ってしまったら、心のどこかで「鉄道業界に入ればよかった…」と考えてしまうので、飛行機が好きな人に比べると楽しさややりがいは半減してしまうでしょう。
「好きなことを仕事にすると仕事以外に趣味がなくなるのでつらい」という考え方もありますが、一方で好きなものの知識や知見が増えるのは精神的な豊かさにつながります。
努力をし続けられる人
3つ目は「努力をし続けられる人」であるということです。
何か1つ目標を達成できたからといって、そこで努力することをやめてしまうのではなく、常に一歩先を目指しながら努力し続けるマインドは非常に重要です。
「どのようにお客様と接すればうまくいくのか」「どうすればよりお客様に満足していただけるのか」という問いに答えはありません。
まずは1つ目標を定めて、それを達成したら今度は「どうやったら前回を上回ることができるのか」と常に考え続ける必要があります。
そういった努力を続けることで、お客様へ実際に提供するサービスの質が向上していきます。
また、緊急時への対応や専門的な知識も求められることが多く、学び続ける意欲・努力も同時に必要になるので、努力家の方にはぴったりの業界と言えるでしょう。
【航空業界とは?】航空業界に向いていない人
反対に、航空業界に向いていない人とはどのような人なのでしょうか。
航空業界は映画やドラマの舞台にもなりやすいので、漠然とイメージをしやすい仕事ではありますが、いずれもフィクションであることを忘れてはいけません。
実際にはお客様の命を預かる仕事であり、シビアなことを求められる場面も多いです。
もし自分にこれから紹介するような傾向がある場合は、どれだけ航空業界に憧れていたとしても、入社後にミスマッチを起こしてしまう可能性があるので、こういった側面もしっかり把握したうえで就職活動に臨みましょう。
・華やかさを求めている
・ものを覚えるのが嫌い
協調性がない
1つ目は「協調性がない」という人です。
航空業界の仕事のほとんどはチームワークありきで成り立っている仕事が多く、1人だけで完結できる仕事はほとんど存在しません。
そのため、協調性というのは非常に重要な要素になってきます。
チーム全体で協力しなければならない場面でコミュニケーションが取れず、独断で行動をしてしまった場合、その損害の多くはお客様が被ることになります。
結果として会社全体の満足度の低下につながってしまうので、コミュニケーションを取ることに苦手意識がある方や、人と何かをすることに苦手意識がある人は航空業界は向いていないと言えるでしょう。
「黙々と1人で作業をしたい」という人は、航空業界の中にある研究職などがおすすめです。
華やかさを求めている
2つ目は「航空業界に華やかさを求めている人」です。
たしかに機内で接客をしてくれるキャビンアテンダントなどは、語学も堪能で接客能力も高いので、一見華があるように見えます。
しかし、私たちの見えていないところで力仕事をしたり、少々泥臭い清掃の仕事を行ったりすることもあります。
お客様からは華々しい存在かもしれませんが、それ以外の部分では地味な仕事をしているので、華やかな側面だけに憧れて入社するとそのギャップを理解するまでに時間がかかってしまうでしょう。
どんな仕事でもつらいことはあります。
「地味でつらい仕事はしたくない」「体力を使う仕事は極力避けたい」ということは通用しませんので、志望する際は注意しましょう。
ものを覚えるのが嫌い
最後は「ものを覚えるのが嫌い」という人です。
航空業界は、お客様の命を預かる責任のある仕事が大半を占めます。
マニュアルで決められたことがうろ覚えになっていては、いざというときにお客様の命を危険にさらしてしまう可能性があります。
これは人命を預かる立場として、決してあってはならないことです。
いつどこでどのような緊急事態が発生しても、一度インプットした情報を瞬時に引き出す力が求められますから、そこに苦手意識がある人には向いていないと言えます。
だからといって、指示されたことだけを覚えていて、それ以外のことに気を回せないということでは、日々環境が変わる中で臨機応変な対応ができなくなってしまいます。
記憶力が良く、さらに臨機応変に対応できる高いスキルが必要と言えるでしょう。
【航空業界とは?】航空業界に就職するためにすべきことは?
では、実際に航空業界に就職したい場合、具体的にどのようなことをすれば良いのでしょうか?
航空業界に働いている人が身近にいる場合は、事前にどんな準備をしたのかを聞くことができますが、そうではない場合、何をして良いかわからなくなることもあるでしょう。
ここでは、航空業界の就職を目指す学生がどんなことに取り組めば良いのかを簡単に紹介します。
できればここに書いてあることを覚えるだけではなく、自分で情報収集を行っていろいろなことに取り組んで対策を講じることをおすすめします。
航空業界の就職活動のために取り組んだことは、ほかの業種への就職活動でも活かすことができるので、やりすぎて損をすることはほぼないと言えるでしょう。
この機会に自分自身の過去を振り返り、自分の特性を掴み志望する企業にエントリーしてみてください。
- 業界・企業研究をしよう
- 自己分析をする
- OB/OG訪問をする
- インターンシップに参加しよう
- 資格を取る
業界・企業研究をしよう
航空業界に就職するためには業界全体の動向や個々の企業のビジネスモデルを徹底的に研究することが不可欠です。
業界研究では国内外の航空市場の現状、各企業の市場シェア、収益構造、そしてLCCやFSCといった事業形態の違いを理解することが求められます。
また、企業研究では各航空会社の特徴や強み、提供しているサービス、採用において重視しているスキルや人物像について詳しく調べましょう。
企業ごとの選考フローの特徴や、過去の質問例を把握しておけば、他の就活生との差別化を図り、自分が業界や企業にとって適切な人材であることをアピールできます。
業界研究や企業研究については以下の記事で詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
自己分析をする
2つ目は自己分析です。
自己分析はその名前のとおり、自分自身を分析することを指します。
「自分は何をやりたいのか」「何が好きでどんなことにモチベーションを感じるのか」ということを明確にして具体的な職種を絞り込んでいきます。
また自分の良い側面だけではなく、苦手なことや嫌いなことなどのマイナスな面も知ることが大切です。
このとき、マイナスな面を知って落ち込むのではなく、得意なことを活かせる企業や業界選びをするということが必要になってきます。
自己分析をしないで企業の選考に臨むのは非常に危険です。
何となく「面白そう」という理由だけで就職活動に臨むと、実際に入社してから自分の得意なことを活かせないどころか、苦手なことばかり任せられてしまうということになりかねません。
自己分析にはさまざまなやり方があります。
具体的には、「マインドマップを作成する」「自分史を作成する」などやり方はさまざまです。
1つだけのやり方にとらわれずに、複数の自己分析をしてみることで、多面的に自分のことを理解できるようになりましょう。
OB/OG訪問をする
OB/OG訪問を行うことで実際にその企業で働いている先輩社員から話を聞けるため、企業の具体的な業務内容や社内の雰囲気、選考で求められるスキルや経験について直接的な情報を得ることができます。
ウェブサイトや説明会だけでは得られないリアルな情報を知ることで、自分の志望理由をより明確にすることが可能です。
また、事前に質問を準備し、終わった後には対面、そしてメールで感謝の気持ちをしっかり伝えることで、先輩社員との信頼関係を築くことも重要です。
「情報収集」と「企業への好印象の提供」という2つのメリットがあるため、ぜひ行って欲しい対策であると言えます。
OB/OG訪問については以下の記事で詳しく紹介しています。
時間に余裕のある方はぜひポイントやコツ、注意点などを確認してみてください。
インターンシップに参加しよう
インターンシップへの参加は航空業界を目指す人にももちろんおすすめの対策の1つです。
実際の業務を体験することで、航空会社がどのようなスキルや姿勢を重視しているかを知ることができ、自分がその環境に適しているかを見極められます。
また、インターンシップでは実務に近いタスクに取り組む機会が多く、特にグループワークやプロジェクト型の業務では自分の能力やチームでの働き方を確認することもできるでしょう。
さらに、インターンシップにおける経験や、残した成果を話すことができれば、他の企業を受ける際、面接でアピールポイントとして活用可能です。
実際に参加することで自分の課題や、現時点でも十分に通用する部分がわかるため、就職するまでに取り組むべきこともわかるでしょう。
インターンについては以下の記事でさらに詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
資格を取る
航空業界では特に国際線を展開する企業において英語力が求められるため、可能な限り高いTOEICのスコアを取得することが重要です。
多くの航空会社ではTOEIC600点以上を目安としており、これよりも高い点数を取っておけば、高く評価される可能性があります。
また、エアライン業務における専門資格や関連する知識を取得しておけばさらに有利です。
航空法に関する基礎知識や運航管理、カスタマーサービスに関する資格の中で、気になるものがあれば取得する、もしくは勉強しておくだけでも十分に良い印象を与えることにつながるでしょう。
知識を磨くことと、将来のために継続的に努力ができる点を強調すると良い印象につながります。
適職診断ツールを用いる
ここまで航空業界について詳しく紹介しましたが、この記事を読んだだけで自分が航空業界に向いているか判断できた人ばかりではないでしょう。
そこでおすすめなのは弊社が提供している適職診断ツールを用いることです。
LINEで52個の質問に答えるだけであなたに向いている業界や強みなどをツールが客観的に評価してくれます。
主観的な要素が入り込む余地がないため、信頼性が非常に高いツールです。
完全無料で利用できるため、気になる方は以下のリンクから登録してみてください。
エージェントに相談する
最後は、「エージェントに相談をする」ということです。
エージェントとは就活のプロであり、これまでも多くの大学生を内定まで導いた実績を持っています。
就活に関して何か悩んでいることがあれば、どんな些細なことでも構いませんので、エージェントに相談してみると良いでしょう。
アドバイザーが一人ひとり手厚く親身になって熱心に話を聞いてくれますので、就活に関するさまざまな悩みを解消する糸口が見つかることでしょう。
身近な人には言えないようなことも、エージェントなら安心して話せます。
とはいえ、就職エージェントは数多存在しており、人によっては迷ってしまうこともあるでしょう。
どのエージェントに相談するか迷ったら、以下のサイトにアクセスしてみてください。
まとめ
今回は、航空業界への就職を視野に入れている学生に向けて、さまざまな情報をお届けしました。
航空業界は多くの方の協力のうえで成り立っており、業界の内情を知るには事前の情報収集が欠かせません。
また、実際に航空業界で働いている人のもとに話を聞きにいくことで、より鮮明に仕事のイメージがしやすくなるでしょう。
また、航空業界で働くことへの憧れを、実際に内定に結びつけられるよう、努力することも重要です。
英会話の勉強のほか、基本的なコミュニケーション能力を身につけるのはほぼ必須となります。
狭き門ではありますが、しっかり対策をすることで、自信を持って企業の選考に臨むことができるでしょう。
憧れを憧れで終わらせることなく、夢の実現へ向かって一歩ずつ進んでいきましょう。