サマーインターンの申し込み時期はいつ?スケジュールや探し方など徹底解説!

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>大学3年生になると、就職活動について考え始める人が多いでしょう。

そして、「インターン」という言葉をよく耳にするようになるかもしれません。

インターンとは、学生が興味のある企業や組織などで働くことのできる機会のことです。

実際に参加し、社員の話を聞いたり仕事を体験したりすることで、どのような環境で働いていくのかをイメージしやすくなります。

この記事では、主に大学3年生の夏に行われる「サマーインターン」について解説します。

【サマーインターンの申し込みはいつ?】サマーインターンとは

サマーインターンとは、大学3年生の夏休みの時期に行われるインターンのことを指します。

インターンは一般的に、大学3年生の夏から冬までに参加します。

とくに、学生の長期休暇期間である8月と2月が参加者のピークです。

サマーインターンの後には、オータムインターンとウィンターインターンがあり、また大学4年生の春頃にはスプリングインターンに参加することができます。

インターンには1年中参加できますが、自分が興味を持っている企業にいつでも参加できるというわけではありません。

どの時期に開催されるのかは企業によって異なるため、事前に調べておきましょう。

一般的には、参加者の多いサマーインターンの時期に、インターンの募集をかける企業が多い傾向にあります。

【サマーインターンの申し込みはいつ?】サマーインターンのスケジュール

サマーインターンに参加したいと思っていても、何をすればいいのかわからない方も多いでしょう。

サマーインターンの準備は、夏前に始めておくのが好ましいです。

インターンの情報は、4月中旬~5月中旬までには公開されるようになるからです。

その後、5月末~6月に募集が始まり、この時期にエントリーを済ませます。

学生のエントリーが終わると、企業は6月末~7月中旬にかけて選考を行い、7月末~9月にサマーインターンが開催されます。

以下でそれぞれの時期にやるべきことを解説していくので、参考にしてください。

4月中旬〜5月中旬:サマーインターンの情報公開

サマーインターンの情報は、大学3年生になったらすぐにチェックしなければいけません。

企業は、春から情報を公開し始めます。

したがって、この時期までには自分が参加したい企業・業態・業種を大まかに決めておくと良いでしょう。

エントリーの締め切りが早い企業もあり、早いところでは4月下旬~5月上旬までに締め切ってしまうので、注意が必要です。

また、サマーインターンには初めてインターンに参加する学生が多く、どのくらい応募するべきなのかを悩んでしまう方も多いでしょう。

近年では、大学3年生の夏休み明けには、4~6社ほどインターンに参加した学生が多い傾向にあります。

夏休みの日数は限られているため、どの企業のインターンに参加するのか事前にしっかり調べておきましょう。

5月末〜6月:サマーインターンの募集・エントリー

情報が公開された後は、エントリーの受付が始まります。

加えてこの時期には、インターンシップの情報サイトも開設されます。

近年はオンラインで開催されるインターンが増えてきており、学生も気軽に参加しやすくなりました。

選考に直結するタイプのインターンもあり、その場合エントリーシートの提出が求められたり、Webテストが行われたりします。

こういったタイプのインターンに複数参加する場合は、エントリーシートの準備が膨大になるため、計画的に対策をしておかなければいけません。

質問される項目は企業ごとに異なりますが、基本的に自己PRやガクチカの項目は設けられているので、あらかじめ考えておきましょう。

また、エントリーシートを作る際は、企業の理念や方針などを知っているとより作成しやすくなります。

6月末〜7月中旬:サマーインターンの選考

エントリーシートやWebテストなどの初期選考を通過すると、面接やグループディスカッションなどに進めます。

まず集団での一次面接、次にグループディスカッション、最後に個人での二次面接が行われるのが、基本的な選考の流れです。

また、二次面接に通過したのち、個人面接を複数回行う企業もあります。

グループディスカッションは、短期インターンの選考では多くの企業が導入している選考方法です。

グループディスカッションについて何も知らずに選考を受けると、うまく振る舞えない可能性があります。

グループディスカッションの大まかな進め方は、最初に役割を決め意見を出し合い、そこで出た意見を整理し、結論を発表するというものです。

選考の流れは企業によって異なるので、エントリーシートを通過した時点で、あらかじめ流れを確認しておきましょう。

7月末〜9月:サマーインターンの実施・参加

この時期になると、選考の結果が発表され、サマーインターンに参加できるかどうかが決まります。

選考を通過して参加することが決まったら、企業に参加の意思を伝えましょう。

もし辞退する場合でも、企業への連絡は必須です。

インターンに参加することで、学生は業務内容や職場環境などを把握しやすくなり、また企業は学生の入社意欲を見ることができます。

そのため、インターンは学生側にも企業側にもメリットがある重要なイベントだといえるでしょう。

インターンでは、仕事の体験以外に、テーマに基づいて資料を集めたり議論したりするといった、グループワークなどのプログラムも実施されています。

事前にスケジュールを調べておき、自分がどのような作業をするのかを把握してきましょう。

【サマーインターンの申し込みはいつ?】サマーインターンに申し込むメリット

ここまで、サマーインターンの基本的な流れを確認してきました。

サマーインターンはすぐに参加できるものではなく、準備には少なからず時間がかかります。

それを知ってしまうことで、参加をためらってしまう人もいるかもしれません。

ですが、インターンのために行う準備は、自然と就職活動そのものの対策につながります。

ここからは、サマーインターンに申し込むメリットを4つ挙げていきます。

メリットを見て魅力を感じたら、積極的にインターンに申し込んでみましょう。

自己分析がはかどる

>一般的に、人気企業のサマーインターンに参加するためには面接などの選考を突破しなければなりません。

しかし、この選考によって自己理解を深めることができます。

自己理解は、就職活動を進めていくうえで必須であり、自分の気質・性格・考え方などを知ることにより、自分の長所や強みが見えてくるでしょう。

自分の強みがわかれば、自己PRの内容を練りやすくなります。

エントリーシートや面接では、特殊な事情がない限りは必ず自己PRをすることになるので、インターンの準備期間で自己分析を済ませ、自己理解を深めておくと良いでしょう。

自己分析の方法には、マインドマップ・モチベーショングラフ・自分史の作成など、さまざまなものがあります。

自分に合った方法で、自己分析を進めてみましょう。

選考経験を積むことができる

多くの場合、サマーインターンに参加したい場合は企業の選考を突破する必要があります。

エントリーシート・Webテスト・面接などの選考を通じて、参加できるかどうかが決まります。

企業によって異なるものの、採用試験の選考よりも倍率が高くなることも多いです。

しかし、サマーインターンに参加できなくても、そのために準備したことは無駄になりません。

就職活動が本格化する前に、エントリーシートや面接に慣れることができるからです。

サマーインターンの面接で聞かれる内容は、主に自己PRと志望動機です。

企業は自己PRで学生の人柄をつかもうとし、志望動機からどれくらい意欲と積極性を見極めようとしています。

業界研究を進めることができる

サマーインターンに参加することで、その業界で働く社員の方から、現場の声を聞き知識をつけることができます。

就職活動において、業界についてきちんと調べておくことは、自己分析と同じくらい大切です。

まず、社会にはどのような仕事があり、自分が気になる仕事はどのような業界で実現できるのかを明らかにしましょう。

興味を持った業界を見つけることができた後は、さらに掘り下げてください。

似ている業界の情報も集めておくと、選択肢が増えるのでおすすめです。

そしてサマーインターンに参加すれば、ただ業界を調べていたときよりも、自分が将来働いている姿をイメージしやすくなります。

実際に働いてみなければわからなかったことや、自分と相性の良い環境なども確かめられるでしょう。

早期選考を獲得できる

自己分析や業界研究以外にも、インターンに参加することで得られるメリットがあり、それは「早期選考案内の獲得」です。

企業の中には、サマーインターンに参加した者のみを対象とした早期選考の案内を出すところもあるので、あらかじめチェックしておきましょう。

インターンで良いパフォーマンスを発揮することができれば、早期選考に招待されたり、一次選考を受けずにいきなり採用面接に進めたりします。

早期選考を受けたい人は、サマーインターンに参加する際には採用担当者から高評価を得られるよう、積極的に行動を起こしましょう。

受け身で参加すると、アピールにはなりません。

近年では就活生の多くがサマーインターンに参加しているので、ほかと差をつけるためにも積極的に臨むと良いでしょう。

【サマーインターンの申し込みはいつ?】サマーインターン申し込み時の注意点

サマーインターンの募集期間は、複数企業と同時にやり取りを重ねていくことになります。

そのため、自分のスケジュールを整理し、連絡を忘れたり遅れたりしないように気をつけましょう。

またインターン選考には、エントリー前の「プレエントリー」という制度を設けている企業も少なくないため、プレエントリーがあるかどうかをチェックしておくことも大切です。

サマーインターンに申し込む前に、これからご紹介する4つの注意点を参考にしてみてください。

早めに申し込む

企業によっては、提出順で選考がスタートする場合があります。

そのため、インターンの応募が開始されたら、早めに申し込めるように準備しましょう。

人気のあるインターンは、すぐに枠が埋まってしまいます。

とくに、サマーインターンの場合は参加を希望する学生が多く、すぐに募集を締め切られてしまう可能性は大いに考えられます。

提出は、早ければ早いほど有利といえるでしょう。

締め切り日が近くなってから慌てて準備すると、提出書類にミスが生じてしまうかもしれません。

申込必要書類はエントリーシートが多いですが、履歴書を求める企業もあるため気をつけてください。

早めに申し込むことで積極性のアピールにもつながるので、先延ばしにすることがないようにすぐに取り掛かりましょう。

インターン参加目的を明確にする

サマーインターンは複数参加しても問題はなく、実際に10社以上のインターンに参加する学生もいます。

ただ、1社あたりの理解が浅くなってしまわないように注意しなければなりません。

数ではなく質を重視し、「自分がなぜインターン参加したいのか」をあらためて確認することが大切です。

参加理由は、業界や企業についての理解を深める、自分についてあらためて知るなど、さまざまなものが挙げられるでしょう。

自己分析は自分の強みを知ること以外にも、自分がどの仕事に向いているのかなどを探すことにもつながります。

また、参加目的を明確にしておけば、エントリーシートの作成もしやすくなるでしょう。

無駄に多くのサマーインターンに参加するのではなく、自分が意義を感じられるものを選んで参加してください。

連絡をこまめにチェック

サマーインターンの募集期間中は、企業から多くの連絡があります。

ほかの連絡に紛れて、選考通過連絡を見逃してしまわないように気をつけましょう。

選考の結果連絡が来ないときは、「合格者だけに連絡をする」と記載されていることがあります。

そのような記載もなく、選考から2週間以上経過してしまっていたら、こちらから問い合わせても問題ありません。

連絡の機会は、選考の通過時・参加の決定時・参加後のお礼メールなど、さまざまなタイミングで訪れます。

また、「返信不要」と記載されているメールもあるので、内容も併せて確認しておきましょう。

そして、連絡をする時間帯には気を配り、企業への返信は24時間以内に済ませるようにしてください。

常に企業分析を行う

企業の情報は、常にアップデートされていくものです。

そのため、最新の情報を確認してから面接などに臨むと、ほかの学生との差がつき好印象を与えられるでしょう。

>同じ業界でも企業によって事業内容や社風、勤務条件などが異なるため、自分が参加するサマーインターンは、企業ごとに事前分析を行いましょう。

企業分析は、まず調べたい企業が属する市場を知ることから始まります。

それから、企業が市場でどのような立ち位置にあるのかを知りましょう。

そののち、企業の事業内容などといった具体的なところまで掘り下げてみてください。

競合企業との違いなども調べられると、それらと比較して検討できるのでおすすめです。

企業分析は一度だけではなく何度も行い、変化した点がないかどうか確認しておきましょう。

【サマーインターンの申し込みはいつ?】サマーインターンの探し方

ここまでで、サマーインターンに参加するメリットや、申し込む際に気をつけておきたい点などを紹介しました。

では、実際に申し込むためには、どこから情報を入手すれば良いのでしょうか。

初めてインターンに参加しようとしている人は、探し方がわからないかもしれません。

インターンの情報は、学生であれば学校のキャリアセンターで探すことができます。

ほかにも就活まとめサイトを利用したり、就活エージェントを活用したりする方法もあります。

それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。

学校のキャリアセンター

キャリアセンターは、学生のキャリアを形成するために、就職活動や進路を支援してくれる組織です。

おおよそどこの学校にもキャリアセンターはあるので、相談してみましょう。

説明会やガイダンスなども行われており、過去の学生のデータが多く残されているので、自己分析や業界研究にも役立ちます。

またキャリアセンターでは、企業や就職イベントの情報などを閲覧することができ、情報を検索するためのネット環境が用意されていることも珍しくありません。

その学校に所属していれば無料で利用でき、なかには一般には公開されていない情報を持っていることもあるので、積極的に利用しましょう。

なお、既卒者に対して支援活動を行っているキャリアセンターもありますが、利用できる期間が限られているため、あらかじめ確認してください。

就活まとめサイト

就活のまとめサイトから、おすすめのインターンや企業を見る方法も良いでしょう。

Web上で検索すると、多くの就活まとめサイトが出てきます。

数多くのまとめサイトが存在しているため、どれを参考にすれば良いのか迷ってしまう方も少なくありません。

そこで、以下の2点を意識して利用するまとめサイトを決めてみましょう。

まずは、「見やすいかどうか」という点です。

これから利用していくにあたり、ストレスになるような仕組みのサイトでは、就活の意欲をそがれてしまうからです。

また、「運営会社に信頼性があるかどうか」も確認しておきましょう。

万が一まとめサイトに掲載されている情報が間違っていたら、情報収集の時間が無駄になってしまいます。

就活エージェント

インターンの探し方として、就活専門のエージェントが対応してくれるサービスの利用もおすすめします。

就活エージェントは、無料のサービスがほとんどなので、手軽に利用することが可能です。

サマーインターンの情報を得られるだけではなく、選考を通過するためのエントリーシートづくりのサポートや、本番さながらの面接対策も実施しています。

また、参加したいインターンが見つからなかったり、数を絞れなかったりするときには、プロの視点から自分に適している企業を紹介してもらえます。

オンラインでのサポートも充実しているため、地方にいる人も安心でしょう。

就職活動において情報収集は欠かせないので、活用できるものは積極的に使いましょう。

おすすめの就活エージェントはこちらです。

おわりに

この記事では、サマーインターンのメリットや注意点、インターン先の探し方についてご紹介しました。

サマーインターンにはメリットが多く、実際に参加する学生も徐々に増えてきています。

実際に働いてみることで企業の理解を深められるほか、新たなスキルが身につくことも期待できるでしょう。

インターンに参加するために取り組んだことは、実際の採用試験でも活かせます。

夏の長期休暇期間を有意義に過ごすために、余裕を持って準備に取り掛かるようにし、ぜひサマーインターンに参加してみてください。

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