就活で資格はいらない!資格がいらない理由や内定をもらう方法を解説

就活で資格はいらない!資格がいらない理由や内定をもらう方法を解説

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録

就職活動を始めて、いざ履歴書を書こうとしたときに資格欄に書くことがなく、不安な気持ちになってしまった就活生の方もいるのではないでしょうか。

こちらの記事では、就職活動をするうえで資格とは本当に必要なのか、資格保有者は企業からどう思われるのか、とるならどのような資格がおすすめなのかをご紹介していきます。

就職活動の期間中は、どうしても時間が限られているため、なかなか資格をとる時間を確保できない方も多いでしょう。

そのため、大切な時間を無駄にしないためにも、自分にとって資格をとる必要があるのかどうか、こちらの記事を参考に考えてみてください。

【就活で資格はいらない】就活で資格は欲しいの?

結論から述べますと、就活で資格はそこまで重視されません。

過去のデータによると、採用において資格を重視する企業の割合は1割を切っています。

企業はどちらかというと、資格よりもその人の人柄や将来性などを重視して採用をすることが多いです。

スキルや資格は、入社してからでも少しずつとっていけるため、就活生が企業とどれだけマッチしているかを重視します。

履歴書で資格欄が空白であることに不安を感じる必要はなく、そのぶん自己PRなどに力を入れていくことがおすすめです。

しかし、一部のベンチャー企業などでは、即戦力のある資格保有者を確保しようとする場合もあります。

自分の企業がどのような人材を必要としているのか、調べておくと良いでしょう。

ガクチカをアピールしよう

就職活動中に、面接対策や自己分析の時間を削ってまで、無理して資格をとる必要はありません。

しかし、資格を持っていれば、就職が有利になるという場合が少なからずあります。

とくに、目指している業界や業種の仕事に関連する資格であれば、企業へ熱意をアピールすることが可能です。

そのため、資格を持っていない場合は学生時代に力を入れてきたこと、いわゆる「ガクチカ」をアピールする必要があります。

何ができるか、どのような経験があるかなどを、企業へ伝わるようにアピールすることが重要です。

ガクチカを上手に作り込めば、最終的に資格を持っている人よりも、企業から興味を持ってもらえることもあります。

企業がどのような人材を欲しがっているのか調べ、自己PRにつながるようなガクチカを作り上げましょう。

【就活で資格はいらない】資格がいらない理由

資格があれば、就職活動で有利に働くというケースもありますが、必須ではない資格をわざわざとる必要は基本的にありません。

資格欄が空いている履歴書は空白が目立ちますが、ほとんどの就活生が同じような履歴書になります。

そのため、あまり気にする必要はなく、アピールできるところでしっかり自己PRできれば問題ありません。

しかし、資格が必ずしも必要ではない理由がわからなければ、不安になる方もいるでしょう。

ここでは、資格が必要ではない理由についてご紹介していきます。

資格を重視していないところが多い

就職活動中に資格はあまり必要ない理由として、資格を重視していない企業が多くあるということが挙げられます。

応募先の企業が資格を持っていることを評価してくれないのであれば、資格をとる意味はなくなります。

必要学習時間が少ない資格であれば、就職活動に負担がかからないので取得しても問題はないですが、簡単な資格を数多く持っていてもあまり意味はありません。

新卒採用において、企業は主に求職者の人柄や将来性を重視して採用活動をします。

人柄が企業とマッチしていないと、高いモチベーションで仕事をし続けることができません。

そのため、あとから伸ばすことが可能なスキルよりも、人柄を重視しています。

志望先が資格を必要としていないのであれば、資格をとる時間をそのまま自己PRと履歴書の作成に使いましょう。

資格が仕事につながらない場合がある

次に、就職活動中に資格はあまり必要ない理由として、資格が直接仕事につながらない場合が多くあることが挙げられます。

たとえば、外資系企業の営業では英語の資格を活かせますが、一般的な営業の仕事などでは、英語の資格が活きることは基本的にありません。

このように同じ営業職であっても、進む企業のターゲットや方針によって求められてくるスキルは変わってきます。

そのため、深く考えずに「役に立ちそうだから」という理由で資格をとるのは、おすすめできません。

目指している企業ではどのような能力が必要なのかを、あらかじめ調べておくのが重要です。

もしも資格をとりたいのであれば、ある程度は企業や業界を絞ってから、必要な場合のみ資格をとりましょう。

【就活で資格はいらない】取得しておくと有利な資格

ここまでで、就職活動中に資格を持っていないことに漠然と不安を抱いていた方も、就活中に必ずしも資格が必要ではないということがわかったのではないでしょうか。

しかし、もちろん資格の中にはさまざまな分野で活用することができ、持っていると重宝される資格もあります。

ここからは、就職活動中にとると有利になる資格をご紹介していきます。

自分が目指す業界や企業で、どのような資格が役に立つのかを調べて、その情報と照らし合わせながらとる資格を選ぶことがおすすめです。

TOEIC

まず、取得しておくと有利な資格としてご紹介するのは、TOEICです。

TOEICとは、英語の能力全般を証明するための試験です。

リスニングやリーディングなどのセクションに分かれ、分野ごとに力を図るものになります。

TOEICの平均的なスコアは、400点から600点の間であるといわれています。

英語が得意な方は、ぜひ挑戦してみるといいでしょう。

グローバル化が進む現代では、意外なところでも英語の能力が役に立つことがあるため、とっておいても損はありません。

しかし、平均的な点数であれば、まだまだ実戦で使えるビジネス英語レベルには届かないため、就職面接で使えるアピールにはなりません。

自己PRとして使いたいのであれば、650点以上はとれるように勉強しておきましょう。

日商簿記

次に取得しておくと有利な資格としてご紹介するのは、日商簿記です。

日商簿記は、国内最大規模の簿記の検定です。

階級が分かれており、自分に合った階級から受験をすることが可能になります。

損益計算書や貸借対照表の使い方など、経理に関する知識を証明できます。

また、特別な受験資格がなく、誰でも受験できる資格です。

日商簿記をとっていると、経理や事務などの仕事に役に立てられます。

日商簿記の勉強をしておけば、社会人になってから確定申告をするうえでも役に立つため、勉強した知識を無駄にすることがありません。

参考書を買えば独学でも資格をとることが可能であり、社会人になると役に立つ場面の多い知識が豊富であるため、日商簿記の資格をとっておいて損はないでしょう。

宅建士

次に取得しておくと有利な資格としてご紹介するのは、宅建士です。

宅建資格を取得し、講義などの段階を経ることで、宅建士になれます。

階級が分かれており、自分に合った階級から受験をすることが可能です。

宅建士になれば、不動産取り引き・契約の場面で、有資格者として活躍できます。

そのため、不動産業界を目指しているのであれば、たとえ志望先の企業が求めていなくても、不動産業界に対する熱意を伝えられるためおすすめです。

また、就職してからも仕事で必要となる知識が得られるため、実際にどのような仕事なのかわからない方は、勉強してみると良いでしょう。

IT業界や医療業界など、進む業界や企業によっては役立てることが難しいため、自分の志望先で必要とされない場合もあります。

秘書検定

次に取得しておくと有利な資格としてご紹介するのは、秘書検定です。

就職してから必要なビジネスマナーや、さまざまな場面での対応の仕方などを学ぶことが可能になります。

また、入社後も問題なく業務に取りかかれるため、就活で有利になる資格のひとつです。

マナーについても精通できるため、就職活動中の面接などでも困ることが少なくなるでしょう。

そのため、就活前の時期にとっておく資格として、非常におすすめの資格です。

どのような仕事であっても共通する、社会人としての基本的な知識を学べるため、まだ志望する業界や企業が絞れていない方でもおすすめです。

汎用性の高い資格が欲しい方は、就活が始まる前にとっておくと良いでしょう。

MOS

次に取得しておくと有利な資格としてご紹介するのは、MOSです。

マイクロオフィススペシャリスト(Microsoft Office Specialist)の頭文字をとった資格で、ワードやエクセルなど、一般的なオフィスワークで活きるスキルを証明できます。

日常業務に活きることが多いため、販売職やオフィスで仕事をする人など、幅広い人が取得しておいて損がない資格であるといえるでしょう。

また、効率よく事務の仕事をこなしていくのであれば、必須のスキルです。

事務職を希望するのであれば、MOSの資格を持っていると、実践的に使用可能なスキルを持っているとアピールできます。

MOSも、さまざまな業界で通用する凡庸性の高いスキルが得られるため、まだ志望する業界や企業が絞れていない方でもおすすめの資格です。

FP

次に取得しておくと有利な資格としてご紹介するのは、FPです。

FP(ファイナンシャルプランナー)とは、税金・保険・年金など金融業務に関連する幅広い知識を得ることができ、それらの知識をもとにライフプランを立てられるようになる資格です。

リスク管理や金融関係の知識も学べるため、保険会社や不動産関係などで活かせます。

1~3級に分かれており、FP3級は入門的な知識になるため、専門的な2級以上のほうがアピールにつながります。

しかし、就職活動中の段階で3級だけでもとっておけば、それだけ業界に関心があることを企業にアピールすることが可能です。

保険会社や不動産業界を視野に入れている方は、FPの資格をとっておいても損はないでしょう。

自動車免許

最後に取得しておくと有利な資格や免許としてご紹介するのは、自動車免許です。

普段から使用する車の免許が、就職活動でどのような理由で有利になるのか、疑問に思った方もいるのではないでしょうか。

理由としては、宅配業者や運送会社以外でも、車を運転する技術は必要な場合が多いためです。

たとえば、自動車免許を持っておくと、営業の際の移動などに便利になります。

そのため、自動車関係の企業や営業関係の企業に入社したい方は、持っておいて損はない資格であるといえるでしょう。

また、自動車免許は顔写真付きの身分証明書にもなり、たとえ自動車関連の仕事に就かないとしても無駄になることはありません。

日常的に使用できるため、自動車関係の企業や営業関係の企業以外を志望する方であっても、取得しておくべき資格といえます。

【就活で資格はいらない】資格欄の書き方

ここまでで、資格がいらない理由や、業界別のおすすめの資格がわかったのではないでしょうか。

では、資格を持っていない場合は、資格欄は空白のままでいいのでしょうか。

ここでは、履歴書の資格欄にどのように記入するのか、書き方のご紹介をしていきます。

実際に資格を持っていない場合と、勉強中の資格が履歴書の提出までに間に合わなかった場合についてご紹介していきます。

履歴書の資格欄の書き方に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

勉強中の資格がある場合

はじめに、志望先企業の面接や書類提出までに間に合わなかったが、実際に資格をとるため勉強中である場合についてご紹介していきます。

取得するために勉強をしている資格のことを書いておくと、向上心をアピールできるため、実際にまだ資格をとっていなくても書いておくことをおすすめします。

その場合、面接で深掘りされて聞かれることが多いため、なぜ取得しようとしているのか理由を明確にしておくことが重要です。

また、志望先の企業とあまり関係のない資格の場合は、書かないほうが無難です。

資格がない場合

次に、資格をひとつも持っていない場合の履歴書の記入方法をご紹介します。

履歴書の資格欄には「特になし」と記載するようにしましょう。

資格を持っていないからといって、空欄にしないことが大切です。

資格がないと履歴書の見栄えが悪いように感じますが、これだけで選考に落ちるということは基本的にないため、そこまで気にする必要はありません。

そのため、あまり深く気にせず、素直に資格を持っていないことを履歴書に書いておきましょう。

まとめ

当記事では、就職活動において、資格は必ずしも必要ではない理由と、取得しておくと有利な資格についてご紹介しました。

就職活動中に、履歴書の資格欄が空白であることに不安を感じていた方も、安心して就職活動に臨めるのではないでしょうか。

基本的に、必要な資格やスキルは、入社してから学ぶことになります。

そのため、志望先の企業にアピールできる資格がなくても、焦る必要はありません。

就職活動中には、資格のことをあまり気にせず、面接や自己PRなど企業が重要視している部分を強化していくことが大切になります。

資格がないからといって、焦って貴重な時間を浪費しないように気を付けましょう。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます