- 行きたい企業がない原因
- 行きたい企業がない時の見つけ方
- 企業選びの軸
- 就活で行きたい企業が見つからない人
- 企業の選び方の軸が分からない人
- 行きたい企業の見つけ方を知りたい人
就職活動を行っているが志望先の企業が見つからず、就職活動に行き詰まっているという方もいるのではないでしょうか。
世の中に存在する企業は数え切れないほど多く、日本だけでも178万社以上が存在するといわれています。
莫大な数の企業から本当に自分が行きたい企業を探し出すのは、とても骨の折れる作業です。
そこで今回は、自分に合った企業の見つけ方や、行きたい企業がないという方へ向けた対処方法をご紹介していきますので、参考にしてみてください。
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【就活で行きたい企業がない】行きたい企業がない原因
「行きたい企業がない」とひとことでいっても、その理由はひとつだけとは限りません。
ただ単に興味関心のある分野が少ないというパターンから、行きたかった企業に落ちてしまい、結果的に行きたい企業がなくなってしまったなど、さまざまな理由が挙げられます。
就職活動に行き詰まってしまい「行きたい企業がないかもしれない」と思ったら、まずは「どうして自分は行きたい企業がないのだろうか?」という原因を探してみましょう。
ここでは、行きたい企業がない方の主な原因を3つピックアップして、ご紹介します。
志望企業に落ちてしまった
行きたい企業がないときに考えられる原因のひとつ目は、志望企業に落ちてしまったということです。
就職活動を始めるにあたり、多くの方は自分が行きたい企業をピックアップしたうえで、それらの企業の面接に挑むことでしょう。
しかし、就職面接では採用になる人がいる一方、残念ながら不採用になってしまう人ももちろんいます。
就職活動は、企業ごとに異なる志望動機を考えなければならないうえ、企業ごとに面接の傾向も異なります。
それらの対策は1社行うだけでも、非常に大変な作業です。
志望していた企業から不採用を言い渡されてしまったら、立ち直るまでにも時間がかかります。
不採用だったからといって、すぐに切り替えられるとも限りません。
どのような企業があるかわかっていない
行きたい企業がないという学生の多くが、そもそも世の中にどのような企業があるのかを把握しきれていないという問題に直面しています。
最初に述べたように、日本だけでも178万社以上の企業があるので、その問題に直面するのはおかしなことではありません。
考えただけで頭が痛くなるような膨大な選択肢の中から、自分が行きたい企業を見つけるのは、非常に難しい作業です。
しかし、ある程度の企業研究を行うことで、大まかではありますが、どのような企業があるのかということはわかってくるはずです。
まずは行きたい業界を絞ったうえで、その業界に属する企業を一つひとつ調べていく地道な作業が求められます。
具体的な調べ方は、このあとの項目でくわしく解説していきます。
興味関心がある分野がない
行きたい企業がないという原因の中には、そもそも興味関心のある分野がないという理由もあり得ます。
どのような分野や業界に興味があるかというのは、まさに十人十色です。
10人いたら10人が異なる興味を持っており、そのぶん就職やその先の人生においての考え方も異なります。
自分のやりたいことと仕事が直結している人であれば、就職活動はスムーズに進みやすいでしょう。
しかし、自分の興味関心のある分野がそもそも存在しないという人は、前者と同じようにうまくいきません。
関心がないことに一生懸命になるのは、容易なことではないからです。
具体的な仕事のイメージもしにくいうえ、そのぶん就活へのモチベーションも低下しやすくなります。
イメージだけで業界を絞っている
行きたい企業が見つからない原因の1つにイメージだけで業界を絞り込んでしまっていることが挙げられます。
実際の業界の状況や仕事内容に関する具体的な知識がないにもかかわらず、元々抱いている印象や先入観だけで判断してしまうことから生じる問題です。
例えば、メディアや広告の影響で「華やか」「自由な雰囲気」「堅苦しい」などといったイメージが先行し、それだけを理由に業界を選んでしまっていることも多いでしょう。
しかし、実際の現場では評判とは全く違う状況が繰り広げられていることも多く、イメージと現実が大きく乖離していることに気づかないまま就活を進めてしまうことも多いです。
イメージだけで業界を選ぶと、自分に本当に合った企業や仕事を見つけることが難しくなり、就職活動も停滞してしまいます。
そこで「自分の色眼鏡で業界を見ていないか?」を一度考えてみてください。
【就活で行きたい企業がない】なんとなくで企業を選ぶべきではない
企業選びはなんとなくで行っては絶対になりません。
しかし、なぜなんとなくで企業を選んではいけないのかについては教えてくれる人が少ないのも事実です。
そこでここからはなんとなくで企業を選んでしまうとどのような結果になってしまうのかについて詳しく紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
入社後のミスマッチに繋がる
企業選びをなんとなくで行ってしまうと、入社後のミスマッチにつながってしまいます。
業界や企業について十分なリサーチをせずに表面的なイメージだけで判断してしまうと、自分が期待していた仕事内容や職場環境とのギャップに苦しむことも少なくありません。
「大手の企業だから」「安定しているから」「オフィスが綺麗で働きやすそうだから」といった表面的な理由で入社を決めてしまうと、業務内容や環境が自分の希望と大きく異なり、想像以上にハードな労働条件や人間関係の複雑さなどに悩まされてしまうことになります。
ミスマッチが発生すると、モチベーションが低下し、早期離職につながる可能性もあります。
したがって、しっかりと業界や企業について研究してから入社を決める必要があるのです。
すぐに転職するのは難しい
なんとなくで選んだ企業が自分に合わず退職してしまった場合、その後の転職活動に大きな困難が伴うことも忘れてはなりません。
入社してすぐに転職をするということは、履歴書に短期間の職歴が記載されることになり、企業の採用担当者に対して非常にネガティブな印象を与えてしまうということです。
「またすぐにやめてしまうのではないか」「忍耐力がないのではないか」と思われ、不利になってしまうでしょう。
面接では短期間での退職理由についてほとんどの確率で問われます。
その際に「会社が合わなかった」と答えると「当社でも同じことが起こるのでは」と懸念されるリスクがあります。
したがって、早期離職を避けるためには、まず初めの企業選びを慎重に行うことが重要なのです。
【就活で行きたい企業がない】行きたい企業を見つける方法
行きたい企業がないので就活をしないという選択肢も、もちろんあります。
興味もない会社に就職するくらいなら、アルバイトのほうがいいという考え方ももちろん正解です。
しかしながら、この記事を読んでいるということは、行きたい企業がないけれど、どうにかしていきたい企業を見つけたいと思っている方が多いでしょう。
そんな方へ向けて、行きたい企業を見つけるためのいくつかのヒントをご紹介します。
やみくもに行きたい企業を探す前に、まずは小さなことから始めてみましょう。
自己分析を行う
行きたい企業を見つけるための方法のひとつめは、自己分析を行うことです。
自己分析とは、読んで字の如く、自分自身の分析を行うことを指します。
自己分析を行うことにより、客観的に自分のことが見えてくるので、だんだんと「こういうことがしたいのかも」「こういう企業で働きたいのかも」という像が見えてきます。
もちろん、必ずしも自己分析で正しい答えが見つかるわけではありませんが、少なからず自分の興味や軸が見えてくるでしょう。
自己分析の方法としては、自分史を作成したり、マインドマップを用いたりする方法が挙げられます。
どのような手法で自己分析をするにしろ、過去の自分を振り返るということが重要なキーワードになります。
自己分析ツールを利用しよう
「自己分析といわれても、何から始めたら良いか分からない」「自力で自己分析をするのが難しい」など、悩む人には自己分析ツールの利用がおすすめです。
自己分析ツールを活用すれば、自己分析のノウハウがなくても、簡単に自分について理解が深まります。
自己分析ツールの例として挙げられるのは、テンプレートをダウンロードできるサービスや性格診断などです。
テンプレートをダウンロードできるサービスであれば、就活のプロが監修した資料を使いながら、自分について書き出しができます。
また、性格診断ツールであれば、質問に答えていくだけで、自分の性格や思考、得意、不得意などの診断が可能です。
自己分析方法についてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。
企業研究を行う
行きたい企業を見つけるための方法のふたつめは、企業研究を行うことです。
まずは、社会にどのような業界が存在するのかを研究する必要があります。
広く全体を網羅したうえで、自分が興味のありそうな業界を探してみましょう。
興味のある業界が見つかったら、その業界に絞って企業をどんどん研究していきます。
そのときの判断軸としては、自分がどのような企業を望むのかという軸が好ましいです。
判断軸が明確であればあるほど、企業研究の精度もスピードも上がります。
企業研究は自分ひとりだけで考え続けてもわかるようなことではありませんので、インターネットに掲載されている情報を閲覧しながら、OB・OG訪問やインターンなどを活用しながら行うと良いでしょう。
合同説明会に参加する
合同説明会に参加することで、行きたい企業を見つけられるかもしれません。
合同説明会は一度に様々な企業の情報を得られる場であり、参加することで効率的に業界研究を進められます。
複数の企業が説明会にブースを構えており、それぞれの企業の特色や業務内容などについて直接話を聞くことが可能です。
実際に企業の担当者から話を聞くことで、公式サイトやパンフレットだけでは得られないリアルな情報や職場の雰囲気を感じ取ることができ、自分の希望に合った企業を見つけやすくなります。
また、合同説明会では多くの企業が自社の魅力をアピールするために説明を行っており、その場で質問することも可能です。
興味を持った企業に直接質問することで、より具体的な業務内容や求められるスキル、働き方について知ることができ、自分がその企業で働くイメージが持ちやすくなり、志望動機の質を高めることにもつながるでしょう。
就活の軸を明確にする
行きたい企業を見つけるための方法の3つめは、就活の軸を明確にすることです。
就活の軸を明確にしないと、そもそも自分に合った企業を見つけることはほぼ不可能といってもいいでしょう。
軸といっても、そんなに立派なものでなくても大丈夫です。
「給料はこのくらいがいい」「福利厚生はこのくらい充実していて欲しい」「会社の雰囲気は穏やかなほうがいい」「休みは土日がいい」などといった軸でも問題ありません。
自分が就職するうえで大切にしたいポイントや譲れないポイントを、まずはいくつかピックアップしてみましょう。
その判断軸を持ったうえで就職活動に臨むことにより、行きたい企業と行きたくない企業を比較的簡単に見分けられるようになります。
消去法で考えてみる
行きたい企業を見つけるための近道には、消去法という選択肢もあります。
こだわりがない人や興味関心のある分野がないという人にとっては、先に紹介した自分の軸を決めるという方法をとるのは難しいです。
そんなときの決め方としておすすめなのが、消去法です。
一見マイナスな言葉に聞こえてしまいがちですが、言い換えれば「これだけは絶対に外せない」「これだけは絶対に譲れない」という条件を何かひとつでも定め、その条件に沿って行きたい企業と行きたくない企業を、ごくシンプルに決めるという方法です。
この考え方で企業を探すことにより、かなり高い確率で自分に合う企業を見つけることができます。
この方法は、前向きな理由というよりは、後ろ向きな理由を排除して志望先を決めるようなものなので、就活そのもののモチベーションを高めることはできません。
そのため、本当に行きたい企業がなくて困っているとき以外は、あまり推奨しません。
OB・OG訪問に参加する
行きたい企業が見つからない場合、大学のつながりなどを活用し、OB・OG訪問へ参加するのも方法の一つです。
OB・OG訪問では、就活を通してその企業の選考を突破し、実際に働いている人たちから業界や企業のリアルな情報を得られます。
ホームページなどで企業研究をしているだけでは、なかなか興味が湧かなかったり、具体的なイメージがつかなかったりするでしょう。
しかし、OB・OGのリアルな声を聞くと、違った視点で企業を知ることにつながります。
仕事のやりがいや職場の雰囲気など、働いている人だからこそ分かる情報をどんどん聞きだしてみると良いでしょう。
また、企業に少しでも興味が湧いた場合は、実際にどのように選考を突破したかなどを質問すると、就活に役立つヒントが得られるのでおすすめです。
エージェントに相談する
行きたい企業を見つけるための近道は、エージェントに相談することです。
「どれだけひとりで考えても、自分の就活軸もわからなければ企業研究もうまく行かない」と行き詰まってしまったら、就活のプロである就活エージェントに相談してみるのも良いでしょう。
就活エージェントは、自分が知らなかった業界の知識や企業の情報を保有しているので、やりたいことそのものを一緒に探す手伝いをしてくれます。
また、面接に挑むにあたっての模擬面接や、ESの添削を受けることも可能です。
就活を全体的に広く手助けしてくれるので、ひとりで悩んだらエージェントに相談してみると良いでしょう。
「どのエージェントに相談したらいいかわからない」という方には、こちらがおすすめです。
【就活で行きたい企業がない】企業の選び方の軸
企業のホームページから企業情報を見ていても、結局何を基準に選んだら良いのか迷う人も多いでしょう。
そういった場合に、行きたい企業を選ぶコツとして、企業の選び方の軸を定める方法があります。
企業の選び方は、一つではありません。
さまざまな観点からいくつかの選び方の軸を持っておくと、行きたい企業を選定する際に役立ちます。
「それぞれの軸で高評価を満たす企業の選考を受けてみよう」「この軸は重要視して企業を選ぼう」など、自分なりの判断基準を見つけてみてください。
業務内容から選ぶ
企業選びに迷った際の選び方の軸として、業務内容が挙げられます。
社会人になれば、生活の大半を仕事が占めるようなケースもあるでしょう。
そのため、日々どのような仕事をしたいかは、重要なポイントです。
逆をいえば「やりたくない」と思っている仕事を毎日続けるのは、非常に苦しいものといえます。
業務内容を一つの軸として「自分が何をやりたいか」「仕事を通じてどのように成長したいか」を考えながら、企業探しをしていくのがおすすめです。
業務内容から企業を選ぶ場合には、自己分析が特に重要となります。
自己分析ツールを活用するなど工夫し、早い段階から自己分析を進めていくようにしましょう。
自己分析をしておけば、志望動機や自己PRなど考える際にも役立つので、損はありません。
年収の高い企業から選ぶ
仕事のやりがいにもつながる年収の高さを、企業選びの軸に挙げる人も多いでしょう。
「働くからには少しでも高い給料をもらいたい」「給料をもらって自分の趣味に投資したい」などと考える人には、年収の高さから企業を選ぶ方法も有効な選択肢です。
業務内容ももちろん重要ですが、年収の高さが仕事のモチベーションにつながるケースもあります。
年収の高い業界として知られているのは、コンサルティング会社や総合商社です。
年収の高さを求める人は、そういった業界から選ぶ方法もあります。
しかし、年収が高い企業は、その分採用のハードルも高い点に注意が必要です。
年収の高さで企業を選ぶ場合にも「なぜその業界を目指すのか」「自分のどういった強みを活かして企業に貢献したいのか」をしっかりと考えましょう。
福利厚生の充実度から選ぶ
「安定した生活を送りたい」などと考える人には、福利厚生の充実度を軸にした企業選びもおすすめです。
将来的なライフプランを考えた際にも、福利厚生が充実していれば、その企業で長く働きやすくなります。
福利厚生は、企業によって内容が異なります。
たとえば、一般的によく知られているのは、雇用保険や健康保険などの社会保険です。
また、近年は育休や産休など、子育てのしやすい環境であるかも注目されています。
ほかにはない福利厚生を導入している企業もあり、ジムの利用割引やオフィス内での飲み物の飲み放題なども、面白い取り組みです。
福利厚生の充実度を知るためには、企業のホームページや企業説明会、OB・OG訪問でリアルな情報を収集するよう心がけましょう。
今後伸びる業界から選ぶ
今後伸びる業界であるかの視点で企業選びをするのも、一つの軸といえます。
今後伸びると予想される業界であれば、企業とともに成長していく達成感ややりがいを持てたり、チャレンジングな業務に取り組める可能性が高まったりすることが期待できます。
また、企業として売上が伸びれば、年収の高さにもつながるかもしれません。
業界の伸び代を軸にする場合は、今後さらに需要が高まっていくと考えられるITや物流、エンタメなどの業界にフォーカスして、企業探しをしていくと良いでしょう。
そのためには、業界研究や市場の動向の研究など、細かなリサーチが重要になります。
一方で、いくらリサーチを重ねても、確実に伸びる保証があるわけではありません。
「伸びそう」と考え、安易に志望するのは危険です。
【就活で行きたい企業がない】行きたい企業を見つける際の注意点
ここまで行きたい企業の見つけ方をご紹介してきましたが、今度は行きたい企業を見つける際の注意点をいくつかご紹介します。
いろいろな企業の見つけ方をご紹介しましたが、忘れていけないのは就活はかなり人生を左右するということです。
人生において、貴重な新卒カードを切れる企業はひとつだけです。
一度就職してしまえば、その事実は何年かかっても消すことができませんので、勢いだけではなく慎重さも忘れないようにしましょう。
時間をかけることを惜しまないようにする
アルバイトを例に挙げると、もし自分に合わなかったらすぐにやめて他のアルバイトを始めたとしても、そこまで大きな問題はありませんでした。
しかし、就職ともなれば、少し話は変わってきます。
転職をしたくなったら、自分がどういった企業でどのようなことをしていたのかを、すべて履歴書に書かなければいけません。
もし合わなかったからといって、短期間で転職を繰り返していたら、転職先の採用担当者に「この人は次も続かないのではないか」という疑念を抱かせてしまいます。
そんな良からぬ事態を防ぐためにも、企業選びにかける時間は惜しまないようにしましょう。
しっかり時間をかけて企業を選んでいくことで、高確率で自分の軸とマッチしている企業に出会えます。
どこでもいいという考えをやめる
どのような仕事をしたとしても毎日休まず働きさえすれば、確かにどこでも決まったお給料はもらます。
だからといって「どこでもいいからとりあえず」という考えで就職先を決めるのは、やめたほうがいいでしょう。
自分が得意ではないこと、やりたくないことが業務に入っていたら、高いモチベーションで仕事をすることが難しくなってきます。
企業としても、モチベーションや生産性の低い従業員には働いて欲しくない、と考えるのが普通です。
そうなってしまうと、お互い気持ちの良い状態で働くことができなくなるので、それが大きなストレスとなってしまうこともあります。
そういった後悔を生まないためにも、しっかりとした自己分析や業界研究、企業研究を行いましょう。
転職を視野に入れて就活をしないようにする
行きたい企業が見つからないからといって、転職することを前提にとりあえず新卒入社しようといったことは、あまり考えないほうがいいでしょう。
確かに転職をして、それまでよりも自分に合った企業に巡り合うことも、もちろんできます。
しかし、転職には多少のリスクも付きまとうことを忘れてはいけません。
「自分に合った理想の企業がまったく見つからない」「今の仕事が忙しくて転職活動が思うように進まない」「転職しようにもそもそも自分のやりたいことがわからない」というのは、実際に転職活動を行った経験のある人の多くが口にするセリフです。
まとめ
就職活動において、これまでの受験やアルバイトなどと大きく異なるのが、その選択肢の多さでしょう。
世の中にたくさん企業があるということは、そのぶんどこかには必ず自分に合った企業があることの裏返しでもあります。
なかなか就活のモチベーションがわかない方も、行きたい企業が見つからないという方も「絶対に自分に合う企業がある」と信じてゲームのような感覚で企業研究をしてみるのも、ひとつ就活を楽しく乗り切るためのコツかもしれません。
新卒で入る会社というのは、良くも悪くもその後の人生を左右しがちです。
社会人になってから「あのときこうしておけば良かった」と後悔することのないよう、時間をかけて丁寧に自分に合う企業を探してみましょう。