公務員の説明会で浮かない服装は？服装や態度は評価に影響するの？

はじめに

一般企業の説明会と比べると、ややお堅いイメージがある公務員説明会ですが、どのような服装で臨めば良いのでしょうか。

あらかじめ指定してくれている場合は分かりやすいですが、指定がない場合は分かりづらく、どのような服装で臨めばいいか悩んでいる人も多いでしょう。

そこで今回は公務員説明会でおすすめの服装を詳しく紹介しつつ、公務員説明会における全体的なマナーについても紹介します。

これから公務員説明会に参加する人はぜひ参考にしてください。

公務員説明会の服装はスーツで行くべき？私服でもいい？

結論として、公務員説明会の服装は指定に沿って選ぶべきです。

スーツと言われたらスーツですし、オフィスカジュアルと言われた場合はオフィスカジュアルです。

「指定なし」と言われた場合でも、完全な普段着で行ってしまうとカジュアルすぎる印象を与えてしまうため、基本的にはスーツかビジネスカジュアルどちらかで臨むことを推奨します。

後ほど詳しく紹介しますが、公務員説明会においても一般企業の説明会においても「完全に私服で臨むことはない」と考えておけば良いです。

【男女別】公務員説明会での服装のポイント

続いて、公務員説明会に行く時の服装のポイントや注意点について、男女別にまとめます。

基本的な部分からそれぞれ詳しく紹介するため、以下のポイントをしっかり押さえておけばマイナスな印象を与えることはほとんどないでしょう。

男性の服装のポイント

まずは男性の服装のポイントです。

以下の5点を意識しておけば、よほど悪い印象を与えることはないため、しっかりと確認しておいてください。

以下の情報はメモしておいて、説明会に行く直前にもう一度チェックすることを推奨します。

スーツは黒・紺・グレーなど落ち着いた色を選ぶ

公務員の説明会では必ず落ち着いた色のスーツを選びましょう。

黒、紺、グレーなど、落ち着いたフォーマルな印象を与えられる色を選ぶことが大切です。

緑や銀、赤など、結婚式でしか着ないような色のスーツは避けた方が無難です。

また、柄物や光沢のあるものも同様に良い印象を与えないため、かっちりした印象を与えられる色を選ぶことを心がけてください。

シャツは白無地が基本、派手な色や柄は避ける

シャツは白無地が基本です。

派手な色や柄は必ず避けましょう。

白シャツは清潔感があり、先ほど紹介した色のスーツならば、いずれとも相性が良いため、最も無難な選択肢となり得ます。

チェック柄やストライプ、派手な色合いのシャツはカジュアルすぎる印象を与えてしまうため、公務員の説明会では浮いた印象を与えてしまう可能性があります。

また、一般企業の説明会でも、これらは避けた方が無難と言えるでしょう。

ネクタイはシンプルなデザインのものにする

ネクタイもシンプルなデザインのものを選び、青などのベーシックな色を基調とすることを推奨します。

派手な柄や派手な色合いのネクタイはスーツから浮いて見えてしまいますし、真面目な印象を与えることができません。

キャラクターが描かれたものや、カラフルなストライプ柄は避けて、無地や控えめなドット柄、ストライプ柄などのシンプルなデザインを選んだ方が良いです。

靴は黒の革靴を履き、汚れや傷がないか確認

あまり気が回らないことも多いですが、靴にも注意を払う必要があります。

黒の革靴を選び、汚れや傷がないかは入念に確認しましょう。

靴が手入れされているかどうかはさりげなくチェックされていることも多いため、必ず磨いておきましょう。

もちろん、スニーカーやローファーはカジュアルすぎるため、公務員の説明会では使えません。

また、履き慣れていない靴をいきなり履いてしまうと、靴擦れをしてしまう可能性もあるため、少なくとも一度は試し履きをして、靴擦れしないかチェックしておくと、安心して説明会に臨めます。

髪型は清潔感を意識し、ヒゲや爪も整えておく

髪型も清潔感を意識し、長すぎる場合はすっきりと整えることが大切です。

前髪が目にかかるほど長いと、暗い印象を与えてしまうため、公務員の説明会では避けた方が良いでしょう。

当然、髪色は黒一択です。

そして、寝癖がある場合はしっかりと直し、ワックスやジェルを使用する場合も、つけすぎに注意し、臭いの強くないものを選びましょう。

ヒゲも事前に剃り、爪を短く整えておくことで、清潔感のある印象を与えられます。

特にヒゲや爪は数日前に整えておいても、当日には伸びていることもあるため、必ず当日の朝に整えておきましょう。

女性の服装のポイント

続いて、女性の服装のポイントです。

女性も基本的には清潔感があり派手すぎない服装を選ぶという点では男性と同じです。

以下の6つのポイントはぜひメモしておき、当日の朝に鏡を見ながら一つひとつチェックすることを推奨します。

スーツは黒・紺・グレーのシンプルなものを選ぶ

公務員の説明会では女性も落ち着いた色のスーツを選ぶ必要があります。

黒、紺、グレーいずれかのシンプルなデザインのものを選びましょう。

ピンクや水色などのパステルカラー、赤や緑といった派手な色のスーツは厳禁です。

デザインもシンプルなものを選びましょう。

スーツのジャケットに装飾が多いと、ビジネスの場には適さない印象を与えてしまいます。

インナーは白や淡い色のブラウスが好印象

インナーは白や淡い色のブラウスを選ぶと清潔感のある印象を与えられます。

基本的には白が無難で、どのようなスーツにも合わせやすいです。

淡いブルーやベージュ、アイボリーなども落ち着いた印象を持たせることができるため、シンプルなデザインのものであれば構いません。

フリルやリボンのついたブラウス、レースの多いデザインは華美すぎるため、避けておいた方が良いでしょう。

スカートの場合は膝丈、パンツスーツもOK

スカートの場合は膝丈のものを選ぶことを推奨します。

短すぎると軽薄な印象を与えてしまう可能性が高いです。

デザインもタイトすぎると動きにくいため、程よいフィット感のものを選びましょう。

最近ではストレッチが効いているものも多いです。

長さがよくわからない場合は、パンツスーツを選ぶのも選択肢の1つです。

ジャケットと上下セットのものを購入すれば、組み合わせに悩むこともありません。

ただし、丈が長すぎたり短すぎたりするとバランスが悪く見えてしまうため、新しく買う場合は試着をして、店員の方に確認してもらうと良いでしょう。

靴は黒やベージュのパンプス（ヒール3～5cmが目安）

靴は黒やベージュのシンプルなパンプスを選び、ヒールの高さは3cm～5cmを目安に選びましょう。

高すぎるヒールは歩きづらく、疲れてしまいますし、浮いた印象を与えてしまいます。

もちろん、フラットな靴やスニーカーはカジュアルすぎるため、公務員の説明会にはあまりおすすめできません。

デザインも装飾の少ないシンプルなものを選びましょう。

リボンやビジューのついたものは華美すぎるため、避けた方が良いです。

メイクはナチュラルに、アクセサリーは控えめに

メイクはナチュラルにしましょう。

ベースメイクは厚塗りせず、自然なツヤ感を出し、アイメイクも薄めにしておきましょう。

「証明写真を撮る時くらいの濃さ」と覚えておけば、分かりやすいかもしれません。

アクセサリーも、できればなしが理想ですが、どうしてもつけたい場合はピアスやネックレスも落ち着いたデザインのものにしましょう。

特にピアスはつけない方が理想的です。

髪型は派手すぎず、すっきりまとめる

髪型は清潔感を意識し、すっきりまとめることを心がけましょう。

髪が長い場合は1つにまとめておくと無難です。

高い位置でのポニーテール、巻き髪が強調されたヘアスタイルは公務員の説明会には向きません。

ショートやボブの場合も、前髪が目にかからないようにし、整えた状態で臨むことを推奨します。

また、髪をまとめる場合、大きなリボンや派手な飾りのついたものは当然避けましょう。

公務員の説明会での服装の注意点

続いて、公務員の説明会における服装で気をつけなければならない点について紹介します。

先ほど紹介した男女別の服装のポイントを意識できていれば、この注意点に当てはまることはないでしょう。

しかし、最終チェックとして一応確認しておいた方が良いポイントです。

清潔感のない身だしなみをしない

何事においても第一印象が重要です。

そして、第一印象を左右するのは見た目であるため、清潔感のない身だしなみは絶対にしないようにしましょう。

どれだけ内容の濃い質問や話をしたとしても、身だしなみが整っていなければ、相手に与える印象はあまり良くありません。

スーツやシャツにシワがついていると、だらしない印象を与えてしまうため、事前にアイロンをかけ、シミや黄ばみがないかなどについてもチェックしておきましょう。

特に白いシャツは汚れが目立ちやすいため、注意が必要です。靴も黒の革靴を選び、汚れや傷がないかを事前に確認しておいてください。

パンプスの場合も、ヒールが高すぎたり、すり減っていたりするものは避け、歩きやすいものを選ぶことを推奨します。

そして、髪型にも気をつけましょう。

男性は短髪を整え、前髪が目にかからないようにし、女性も髪をまとめて、よりすっきりとした印象を与えることを心がけてください。

派手なデザインや装飾、過度な露出をしない

芸能界のオーディションを受けるわけではないのですから、派手なデザインや装飾、過度な露出で目立つ必要は全くありません。

むしろ、無難な服装を選び、清潔感を与えることが大切です。

公務員説明会で良い印象を与えたいならば、意識すべきは無難な服装と質の高い質問です。

ロゴが大きく入ったシャツや、カジュアルなスーツは避けた方が良いですし、アクセサリーも控えめにしましょう。

大ぶりな時計は避けて、小ぶりでシンプルなデザインを選ぶ必要がありますし、香水をつけすぎるのも避けた方が良いです。

「普段から香水をつけており、つけないと落ち着かない」という人もいるかもしれませんが、つけない方が無難です

また、男性の場合はあまりないでしょうが、女性の場合は過度な露出に気をつけましょう。

スカートの場合は必ず膝丈程度のものを選び、シャツも襟元が開きすぎているものは避けた方が無難です。

TPOを無視した服装をしない

TPOを無視した服装をしないことも、非常に大切です。

特に、公務員の説明会はフォーマルな雰囲気が求められるため「服装自由」と記載があった場合でも、カジュアルすぎる格好は避けるべきです。

ジーンズやTシャツ、パーカーといった服装では「常識がない人」と思われてしまう可能性が高いでしょう。

また、このような服装は一般企業でもさすがにカジュアルすぎるため、避けることを推奨します。

開催される場所によって服装を選ぶのも選択肢の1つです。

いくら「服装自由」と指定されているからといって、市役所や県庁などの公的機関で行われる説明会の場合は、スーツを着用しておいた方が無難です。

一方で、大学内で開催される説明会などの場合は、ややカジュアルな服装でも許容されることがあるため、ビジネスカジュアルを選んでおくと良いでしょう。

ただし、普段からスーツに着慣れているならば、わざわざビジネスカジュアルに着替える必要はありません。

「周りは全員ビジネスカジュアルだけれども、自分だけスーツ」という状況で、悪い印象を与えることはまずありません。

どんな服装で行けばいい？服装指定のケース別、服装の選び方

服装を指定されている場合の、それぞれのケースに応じた選び方を紹介します。

もちろん「スーツ推奨」と書かれている場合はスーツで行けば、それで全く問題ありません。

しかし、困るのが「服装自由」「私服可」と書かれている場合や、特に記載がない場合です。

初めて説明会に参加する方はどのような服装にすれば良いか迷ってしまうことでしょう。

そのため、ぜひ参考にしてください。

「服装自由」「私服可」の場合

「服装自由」や「私服可」と記載されている場合でも、カジュアルすぎる服装は絶対に避けましょう。

これはただ「好きな服を着て良い」という意味ではなく「一定のビジネスマナーを意識した服装が求められる」ということです。

日本の就活の面倒なところですが、常にこのような常識に基づいた行間を読んだ行動を心がける必要があります。

基本的にはジャケット、シャツ、チノパンといったビジネスカジュアルを意識した服装を選ぶことが大切です。

女性の場合も、シンプルなブラウスにジャケットを羽織り、膝丈のスカートか落ち着いた色のパンツを合わせることを推奨します。

そして、何より最もおすすめなのは「迷った時はスーツ」という選択肢です。

先ほども述べましたが、スーツで行って悪い印象を与えることはありません。

今後の就活でビジネスカジュアルを着る機会が少なく、就職後もスーツで勤務する予定の場合は、わざわざ新しく購入する必要はありません。

そのため、常にスーツで通してしまっても問題ないでしょう。

「スーツ推奨」の場合

「スーツ推奨」と記載されている場合はもちろんスーツを着用しましょう。

ただし、必ずしもリクルートスーツである必要はありません。

この記事を読んでいる方のほとんどはすでにリクルートスーツを用意できているでしょうが、もし持っておらず、直近の説明会に間に合わない場合は黒や紺、グレーなどのスーツであれば十分にフォーマルな印象を与えられます。

先ほど紹介したポイントを押さえ、ネクタイは派手なデザインのものを避け、シャツは白無地を基本としましょう。

女性の場合はスカートスーツでもパンツスーツでも問題ありませんが、スカートの場合は膝丈に気をつけてください。

また、インナーの色は白や淡い色のブラウスを選び、靴はシンプルなパンプスを選びましょう。

ヒールの高さは3cm～5cm程度が理想的です。

ただし、リクルートスーツは購入しておくことを推奨します。

いずれにせよ、最終的にはどこかのタイミングでリクルートスーツを買うことになりますので、買っておいた方が良いです。

「この服装で問題ないか？」と悩む必要がなくなります。

「特に記載なし」の場合

一番困るのが、特に何も記載されていない時ですが、主催する自治体や省庁によって服装の傾向が異なります。

そのため、公式サイトをチェックし、過去の説明会の写真などを確認しておくと良いでしょう。

しかし、基本的に公務員の説明会はフォーマルな場と考えられるため、スーツを着ていけば、場違いになることはまずありません。

自治体が主催する説明会の場合、比較的ゆるい雰囲気のこともありますが、それでもビジネスカジュアル以上の服装が望ましいです。

特に、国家公務員や省庁が主催する説明会はよりフォーマルな服装が求められることが多く、かっちりとしたスーツが基本です。

全体を通して言えることは「どのような指定をされている場合でも、迷ったらスーツを着ていけば問題ない」ということです。

説明会の服装で浮かないようにするには？

まず、説明会の服装で浮いてしまっても、自分だけスーツを着ている分には全く問題ありません。

「周りがカジュアルなのに自分だけスーツ」という状況は少し恥ずかしいと感じる方も多いでしょう。

しかし、それでマイナスな印象を与えることはないため、迷ったらスーツで問題ありません。

とはいえ「自分だけ違うと本当に大丈夫なのか」と不安になる方もいるでしょう。

そこで、説明会の服装で浮かないようにするための方法を詳しく紹介します。

事前に説明会の案内を確認する

おそらく、この対策はすでに皆さんが行っていることでしょうが、改めて説明会の案内をしっかりと確認してみましょう。

「服装の指定が何も書かれていないと思っていたものの、しっかりと案内を読んでみると、小さな文字で服装についての指定が書かれていた」なんてこともあります。

「服装自由」や「私服可」と書かれている場合は、先ほど説明したようにビジネスカジュアルで問題ありませんし「スーツ推奨」と記載されている場合は、スーツを着ていけば良いです。

何度も言うように「服装自由」は「何でも着て良い」という意味ではないということを覚えておいてください。

参加者の服装をリサーチする

過去に参加した人の服装をリサーチするのもおすすめです。

SNSや口コミサイトでは実際に参加した人の体験談や写真が掲載されていることも多く、どのような服装で参加しているのかを確認できます。

特に、就活情報サイトやX（旧Twitter）などでは実際に説明会に参加した人の投稿が見つかることが多いです。

それでも見つからない場合は大学のキャリアセンターや先輩に聞いてみるのも選択肢の1つです。

キャリアセンターは過去の説明会の情報を記録していることが多く、聞けばすぐに適切な服装がわかることもあります。

それでもわからない場合は、同じ説明会に参加した経験のある先輩に確認してみると、具体的な情報が得られることもあるでしょう。

職場の雰囲気を調べる

働く人の雰囲気を知ることも大切です。

自治体や官公庁の職員はスーツやビジネスカジュアルの服装で働いていることが多いため、その雰囲気に合わせた服装を選ぶと違和感がありません。

職員の服装や職場の雰囲気を知るためには自治体や省庁の公式サイトに掲載されている写真を確認するのが最も有効です。

自治体や官公庁によってはYouTubeなどの公式チャンネルを運営していることもあるため、動画を視聴すれば、より詳しく服装を確認できることもあります。

会場や主催によって適切な服装を判断する

会場や主催者によって、服装を判断するのも選択肢の1つです。

主催者が自治体や官公庁である場合はスーツ着用が基本であることが多いため、フォーマルな服装で参加しておけば問題ありません。

大学内で開催される説明会ではスーツではなく、オフィスカジュアルでも問題ないケースもあります。

とはいえ、清潔感のある服装を心がけ、ジーンズやスニーカーなどのラフすぎる服装は避けましょう。

ただし、規模が小さい大学でない限り、参加者の数は多く、その中にはスーツを着ている人もいるでしょう。

そのため、適切な服装を判断できない場合は、やはり「スーツを着ておけば間違いない」と言えます。

公務員の説明会で服装は評価に影響する？

公務員の説明会で服装が評価に影響するかについても紹介します。

大前提として、服装は第一印象を大きく左右する要素の1つです。

しかし、服装よりさらに重要な要素も存在するため、そちらについても詳しく紹介します。

服装は第一印象に影響を与える

まず、服装は第一印象に影響を与えるということを覚えておきましょう。

説明会は選考の場ではないものの、採用担当者や職員と直接会う機会となるため、必ず清潔感のある身だしなみを意識しましょう。

第一印象はそのままその人の印象を継続的に左右するものとなるため、いくら素晴らしい振る舞いをしたとしても、服装の印象が悪いと挽回できない可能性があります。

少なくとも、公務員の説明会で奇抜な格好をしている人に対して「なんておしゃれな人なんだ、ぜひ採用しよう」と思う人事はいません。

ここまで何度も説明しているように、ビジネスマナーに沿った適切な服装を心がけましょう。

人事担当が印象を覚えている場合もある

「しっかりとした服装をしていることで強烈に良い印象を与えられるか？」と聞かれると、そうではありません。

服装は基本中の基本であり、ほとんどの就活生が守っているからです。

しかし、裏を返せば、奇抜な服装をしていたり、清潔感がなかったりする場合は人事が印象を覚えてしまう可能性があります。

いくら本番では清潔感のある服装を整え、質の高い質疑応答を行ったとしても「この人、確か説明会ではあんな服装をしていたな」と人事が思い出してしまえば、悪い印象を拭えないまま選考に進むことになります。

何百人、何千人と参加する説明会の場合「1人ぐらい目立っても問題ないだろう」と思う人もいるかもしれません。

しかし、いくら参加者が多くても、1人だけ浮いていれば、人事担当者はおそらく覚えています。

説明会だからといって気を抜かず、しっかりとした服装を心がけましょう。

服装よりも「態度」の方が重要

公務員の説明会においては服装よりも態度の方が重要です。

なぜならば、服装は基本中の基本であり、それすら守れない時点で門前払いだからです。

服装を整えた上で、話を聞く姿勢を心がけましょう。

ふんぞり返って話を聞いていたり、スマートフォンを触っていたりすれば、印象は大きく損なわれてしまいます。

あまり興味がない大学の授業中にスマホを触っている人は多いでしょうが、教授は指摘しないだけで、意外と見えています。

一度、授業で使っていない教室の教壇に立ってみて、友人に適当な席に座ってもらい「こっそりスマホをいじってみて」と頼んでみてください。

意外と、学生の手元が見えるものです。

それは説明会でも同じであり、会場が大学の場合はもちろん、官公庁が主催する場合でも手元が見えている可能性はあります。

時間の長い説明会では常に100%の集中を保つことは難しいかもしれませんが、それでも「自分が人事担当だったらどう思うか」を意識しながら臨むことを推奨します。

まとめ

今回は公務員の説明会におけるおすすめの服装を男女別に紹介しつつ、指定に応じてどのような服装をすればいいか、説明会の服装で浮かないためにはどのような点を意識すれば良いかなどについて紹介しました。

特に、初めて説明会に参加する人はどのような服装で臨めば良いか悩んでいることでしょう。

基本的にスーツで参加しておけば問題ないため「迷ったらスーツ」と覚えておけば安心です。

「ビジネスカジュアルも併用したい」という方は派手になりすぎないよう、この記事で紹介したポイントを確認しながらコーディネートを行ってください。

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