【例文あり】長期インターンのガクチカ例文が見たい!おすすめの書き方やコツを徹底解説!

【例文あり】長期インターンのガクチカ例文が見たい!おすすめの書き方やコツを徹底解説!

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長期インターンの経験があり、それをアピールしたい人は多いでしょう。

実際のところ、ほかの候補者と差別化しやすい長期インターンはガクチカに最適です。

しかし、伝わりやすい書き方や、ポイントを把握しておかないと、人事担当者に刺さるガクチカは書けません。

本記事では、長期インターンをガクチカにする場合の書き方やコツを解説します。

また、長期インターンをガクチカに書く場合の例文も紹介します。

ぜひ参考にして、あなたの強みが伝わるようなガクチカを完成させましょう。

【長期インターンのガクチカ例文】長期インターンはガクチカになる?

そもそも、長期インターンの経験はガクチカになるのでしょうか。

結論から言えばガクチカにはなりますが、深掘りや書き方に工夫は必要になります。

長期インターンの経験は、そのままではアピールポイントとして伝わりにくいからです。

その経験から何を得て、どのように業務に活かすのかを述べなくてはいけないため、体験したことを深掘りアピールできる要素を見つけましょう。

また書き方についても、読む側がわかりやすいように工夫が必要になります。

担当者は、一度に何百人ものガクチカに目を通しているので、その中でひときわ印象に残らなくてはいけません。

このため「読みやすいように構成に気をつける」「わかりやすい表現を使う」などの部分に気を配りましょう。

【長期インターンのガクチカ例文】企業がガクチカを聞く理由

次に、企業がガクチカを聞く理由について説明します。

ガクチカを聞く理由は、主に「企業とのマッチ度を見るため」「経験やレベルを把握するため」「熱意の高さを見るため」の3つです。

企業はESの質問項目から、学生の資質や才能を見極め、優秀な人材を選ぼうとしています。

設問の意図を把握して回答することで、自分の経験や能力を正しく評価してもらえます。

長期インターンでガクチカを書く場合には、以下に挙げるような企業側の目的を理解しておきましょう。

企業とのマッチ度を見るため

まず、企業がガクチカを聞く代表的な理由として、「企業とのマッチ度を見る」というものが挙げられます。

ガクチカを通じてその人の考え方や人柄を見ることで、自社で活躍してくれそうな人材かどうか確かめているからです。

企業は学生の能力が見合っているかだけでなく、考え方や人柄がマッチしているかも見ています。

その会社の文化や雰囲気になじんで働けることは、活躍できるかどうかにおいては重要だからです。

学生時代にどんな活動に力を注いだのか、活動のどんな部分に力を注いだのかなどの部分はその人のこだわりが表れます。

また、活動にどのように取り組んだのかの部分から、その人の人柄もわかるでしょう。

したがって、学生が自社で活躍できるのかを見るうえで、ガクチカを聞くのは非常に有効な手段であると言えます。

経験のレベルを把握するため

企業がガクチカを聞く理由としては、経験のレベルを把握する目的もあります。

目標設定のレベルや行動量を見ることで、自社での仕事ぶりがイメージできるからです。

まだ働いたことのない学生の仕事ぶりを考えることは難しいですが、過去の経験から多少は推測できます。

たとえば高い目標を掲げてそれを達成する経験をしてきた学生は、大きな向上心を持って働くことが予想されます。

また、多くの活動に取り組んだ学生なら、さまざまな視点から斬新な企画を提案してくれるでしょう。

このような学生の過去の経験を知るためには、ガクチカを聞くことが最適です。

またどんな経験をしてきたのかを聞くことで、入社後の配属や育成方針の参考になるでしょう。

熱意の高さを見るため

企業がガクチカを聞く理由は、熱意の高さを見るためという目的もあるでしょう。

「熱意を持って物事に取り組んだことがあるのか?」を企業は知りたいからです。

自分で主体的に物事に取り組んだことがあれば、どこかで何かしらの苦労や困難にぶつかるでしょう。

しかし、それを経験したことがあるかないかは、人間として大きな違いになってきます。

会社の業務で困難なことがあった際にも、踏ん張れる可能性が高いでしょう。

また、熱意があることがわかれば、何事にも前向きに挑戦して取り組んでくれると判断されやすくなります。

そのような人材は、たとえば「新規プロジェクトを立ち上げる」となったとき、参加メンバーの候補に挙がりやすくなるでしょう。

多くの企業は言われたことをただこなすだけでなく、意欲的に業務に取り組む人材を求めているのです。

【長期インターンのガクチカ例文】おすすめの書き方

次に、長期インターンのガクチカを書く際のおすすめの構成を解説します。

ガクチカは「結論→注力した理由→当時の目標と課題→課題への取り組みと結果→活かされた強み→学び」の流れで書きましょう。

この順番で書くことで、読み手にとって読みやすくわかりやすいガクチカになります。

せっかく長期インターンで価値ある経験を積めていたとしても、それが伝わりにくくては意味がありません。

常に読み手のことを意識し、自分の経験を評価してもらえるようなガクチカを書くように心がけましょう。

結論

ガクチカの最初は「学生時代に注力したことは○○の長期インターンです」などと、まずは結論から話しましょう。

最初に結論を提示することで自分の主張が明確になり、また相手も話の流れが予測しやすくなるからです。

逆に結論を提示しないと、あなたが何を言いたいのかが読み手に伝わりにくくなります。

普段の会話や文章では結論を先に述べることは少ないので、最初は戸惑うかもしれません。

しかし、就活では常に求められるテクニックなので、ガクチカに限らず常に意識するようにしましょう。

また、どんな企業のどんなインターンだったのか、不自然にならないように概要を軽く触れても構いません。

しかし内容についてはこのあと説明することになるので、長くならないように注意しましょう。

注力した理由

結論の次は、注力した理由を述べます。

具体的には「参加した目的は、○○だからです」のように書きましょう。

その活動に注力した理由は、あなたの人柄を知ってもらうために重要な部分になります。

同じ活動に注力していても、どこにモチベーションを感じるかは一人ひとり異なっているからです。

活動自体はありきたりであっても、注力した理由に工夫を施せばほかの学生と差別化できます。

長期インターンの場合、何らかのスキルや経験を積みたいという理由が代表的です。

ただし、単に「楽しそうだったから」「参加しないと不利になるから」という理由は好ましくありません。

その活動のどんなところに魅力を感じて惹かれたのか、自分の内面を掘り下げましょう。

当時の目標と課題

次に、そのインターンで立てた目標と課題を述べましょう。

目標を立てて課題を設定し、それを達成するのは企業において常に求められる姿勢だからです。

そのため、たとえインターンでもそのような経験をしていることは大きなアピールポイントになります。

特に目標は抽象的なものではなく、できるだけ具体的な数字を示せると良いでしょう。

また目標設定においては、自分の状況を客観的に分析することが重要です。

長期インターンの状況と、志望企業の事情は違っている場合もよくあります。

このため、その目標や課題を立てるに至った背景や当時の状況についても言及しましょう。

「入社後応募者がどんな意識で仕事に取り組んでくれるか?」という大事な参考材料になります。

課題への取り組みと結果

次に、その課題に対してどのようなことを行ったのか、またその結果どうなったのかについて述べましょう。

「私は○○に取り組み、結果として△△という結果を残しました」のように書きます。

企業から高評価を受けるためには、取り組みの過程とその結果をセットで話す必要があるでしょう。

向き合い方にその人の個性や人柄が表れるうえに、結果にどのように貢献したのかわかるからです。

同じ仕事を与えられたとしても、仕事の進め方は人によって大きく違ってきます。

仕事のスタイルは、その人が企業にマッチしているかどうかを判断するうえで非常に重要です。

また、プロジェクトを進行させていく際、その人がチームにどのように貢献するのかもポイントになります。

活かされた強み

解決プロセスにおいては、自分自身のどのような強みが活かされたのかについても話しましょう。

「私は○○という強みを活かし、△△という課題を克服しました」のように書きます。

企業が見たいのは、結果や実績そのものではなく、あなた自身が持っている強みや個性だからです。

長期インターンで残した実績や身につけたスキルが、そのまま入社後に活かせることはさほど多くありません。

しかし、人の個性や強みは、異なる職場環境においても同じように発揮される可能性があります。

たとえば前向きで諦めない姿勢や、誰とでも明るく話せるなどの強みは入社後も活かせるでしょう。

その人だけが持っている固有の強みや個性は、企業が適性を見極めるうえでも重要な情報になります。

学び

最後に、その経験からどのようなことを学んだのかについて話しましょう。

具体的には、「以上の経験を通じて、○○の大切さを学びました」のように書きます。

経験から何かを学び、成長につなげられることは社会人として非常に重要だからです。

社会人になると、学生時代ほど新しいことを学ぶ機会はなくなると思われがちですが、そのようなことはありません。

むしろキャリアアップのために、実務を通じてさまざまなことを学んで成長し、レベルを上げ続ける必要があります。

限られた時間で成長するには、一つひとつの経験から質の高い学びが得られることが重要です。

このため、長期インターンでどのようなことを学び、それを今後どのように活かしていきたいかを簡潔に記しましょう。

【長期インターンのガクチカ例文】長期インターンをガクチカに用いるメリット

次に、長期インターンをガクチカに用いるメリットを説明します。

ガクチカに何を書こうか迷っている人もいるかもしれませんが、長期インターンを書くことは効果的でしょう。

主なメリットは、「ほかの就活生と差別化できる」「そのまま企業で活かせることが多い」「主体性をアピールしやすい」の3つです。

このため、長期インターンに参加したことのある人は、ぜひその経験をアピールしましょう。

以下では、これらのメリットについて詳しく解説していきます。

ほかの就活生と差別化できる

最初のメリットは、ほかの就活生と差別化できることです。

ガクチカによく書かれることとしては、サークル活動・アルバイト・学業などが挙げられます。

もちろん、きちんと深掘りすれば差別化できますが、それでも企業側からはありきたりに見えてしまうでしょう。

そういった中では長期インターンは珍しい経験なので、それについて書くだけでも差別化できます。

ほかの就活生と違った経験をしていることは、それだけでアピールポイントであり印象に残りやすいでしょう。

しかし、単に「珍しい経験をしてきた学生」だけで終わらないように、やはり深掘りは必須です。

先ほど説明した書き方を参考にして、長期インターンの経験から学んだことを端的に述べましょう。

そのまま企業で活かせることが多い

2つ目のメリットは、そのまま企業で活かせる場合が多いことです。

サークル活動・アルバイト・学業といった経験は、会社の業務とは大きく異なっているため、そこで得られた経験や身につけたスキルの多くは入社後に活かすことができません。

このため、あくまでも「その経験においてどんな強みを発揮したか」という点にフォーカスしてアピールする必要があります。

一方の長期インターンは、それらとは違って企業の業務により近い経験であり、端的に述べることで「入社後どのように活躍できるのか?」のイメージを持ってもらいやすいのがメリットです。

ただし、インターンで一足早く業務を経験しても、その差は入社後にすぐ埋まってしまいます。

このため、長期インターンの経験で得られたことの深掘りはやはり欠かせないでしょう。

主体性をアピールしやすい

3つ目のメリットは、主体性をアピールしやすいことです。

ガクチカで重視されるポイントとして、主体的に物事に取り組んでいるかどうかが挙げられます。

主体的に業務に取り組んだり、新しい企画を提案したりすることは、社会人にとって重要なためです。

指示された仕事を言われたとおりにこなすだけの人材は、高い評価を受けにくい傾向にあります。

学生時代の経験は、「楽しそう」「友人に誘われた」「お金を稼ぐため」などがよくあるきっかけです。

それらが動機の場合、主体性をアピールすることはできたとしても、選考を突破する要素にはならないでしょう。

一方の長期インターンは、基本的に主体的に取り組む内容が多くなります。

主体性を強みとしてアピールしやすいうえに、納得もしてもらいやすいでしょう。

【長期インターンのガクチカ例文】長期インターンをガクチカに用いるときのポイント

次に、長期インターンをガクチカに用いるときのポイントを解説します。

先ほど述べたように、長期インターンの経験はガクチカ向きであり、大きなアピールポイントになります。

しかし、価値ある経験だったとしても、伝えるポイントを押さえていないと評価されません。

大事なポイントは、主に「参加動機や目的を伝える」「取り組みや結果は定量的に伝える」「学びや活かしたいことを明確にする」の3つです。

以下において詳しく説明するので、ぜひチェックしてみてください。

参加動機や目的をしっかり伝える

まず、長期インターンに参加した動機・目的をしっかり伝えましょう。

明確な目的意識を持っていたことがわかると、熱意を持って頑張った経験であることが伝わるからです。

会社においては、いかなる仕事においても、それに取り組む目的が重要視されます。

企業が利益を上げて発展していくためにそれは必要なのか、ほかにやるべきことはないのかを、シビアに判断しなくてはいけないからです。

また、仕事においては「なぜその業務をやりたいのか?」という熱意も重要視されます。

強い目的意識があることは、その分その活動に対する熱意が強かったのだという証明にもなります。

目的意識を持って物事に取り組んでいたことを伝え、採用担当者に好印象を与えましょう。

取り組みや結果は定量的に伝える

2つ目のポイントとして、ガクチカにおける取り組みの成果や結果は定量的に伝えるようにしましょう。

数値などを用いて具体的に伝えることで、採用担当者の印象に残りやすくなるからです。

ビジネスにおいては、常に数値を用いて物事を考え最良な判断をしなくてはいけません。

会社にどれくらいの利益をもたらしているのかは、結果的に数字として表れるからです。

このため、学生時代から数字に対する感覚を持ち、自分の取り組みを数値的に評価できているかは重要なポイントになると言えるでしょう。

ただし、「単に定量化すれば良い」というものではありません。

定量化したデータや数値にどんな意味があるのかについても説明できる必要があります。

また、そもそもどのデータを示す必要があるのか、適切に判断する力も養う必要があると言えるでしょう。

学びや活かしたいことを明確にする

3つ目のポイントとして、ガクチカの経験において学びや活かしたいことを明確にしましょう。

明確にすることで、入社後にどのように会社に貢献してくれるかのイメージを持ってもらえるからです。

採用活動の主な目的は、会社の業績に貢献してくれる人材を獲得することです。

んなに優れた実績を持っていたとしても、それを入社後に活かせなくては意味がありません。

このため、企業としては入社後に活躍してくれそうかをガクチカから見極めようとします。

たとえ能力が高く優秀な学生であっても、会社への貢献意欲が低いと感じられれば採用されません。

学び・活かしたいことを明確に提示すれば、成長意欲が高く会社に貢献してくれる人材だと判断してもらいやすくなるでしょう。

【長期インターンのガクチカ例文】例文紹介

最後に、長期インターンをテーマにしたガクチカの例文を紹介します。

紹介するのは、営業とエンジニアの長期インターンの2つなので、同じような経験がある人はぜひ参考にしてください。

またこれらの例文は、今までに紹介したガクチカの書き方や、書くときのポイントを考慮して書いてあります。

このため、同じような長期インターン経験がない人も、文章構成や表現方法の参考になるでしょう。

すでにガクチカを作成している人も、自分のガクチカをより良くするために活用してください。

営業の長期インターン

私が学生時代に力を入れたことは「営業職の長期インターンシップ」です。
具体的には、ダイレクトメールやテレアポによる営業の現場を体験しました。
このインターンシップに参加したのは、「商品の魅力をわかりやすく伝えるスキルを実践的に身につけたい」という目標があったためです。
最初はマニュアル通りの提案しかできず、お客様の質問にうまく答えられずに苦戦しました。
そこで私が取り組んだのは、契約を獲得している方の現場を観察し、自分の営業の改善点を洗い出すことです。
それをもとに練習を重ねたことで、インターン生の中でもアポイント取得数1位を獲得できました。
私はこの長期インターンを通じて「準備の大切さ」を学びました。
貴社に入社してからも、事前準備を怠ることなくコツコツ努力していきたいと考えています。

エンジニアの長期インターン

私は学生時代に、IT企業の長期インターンシップに参加しました。
具体的に従事したのは、法人向けのHRテックサービスの開発です。
参加の目的は、「顧客と直接やり取りしてシステムを開発する経験を積む」というものです。
これまでソフトウェアの仕様検討は経験がなく、最初は顧客から情報をうまく聞き取れずに苦労しました。
しかし、丁寧にヒアリングを行えたことが評価され、インターン生で唯一のプロジェクトメンバーに選ばれました。
この長期インターンの経験で学んだことは、「顧客と信頼関係を構築する難しさ」と「顧客と信頼関係を構築する重要性」の2点です。
貴社に入社後は、まず顧客と信頼関係を構築し、顧客の要望に応えられるエンジニアになります。
そして、ゆくゆくはプロジェクトマネージャーになり、貴社の売上アップに貢献できる人材になりたいと考えています。

【長期インターンのガクチカ例文】就活エージェントに聞くのもおすすめ

「自分のガクチカを添削してもらいたい」と考えている人は、就活エージェントの利用もおすすめです。

就活エージェントに登録すれば、専属のアドバイザーからさまざまなアドバイスを受けられます。

もちろん、長期インターンの強みを最も効果的にアピールする方法も教えてくれます。

ほかにも、ES添削や面接対策についても無料で利用可能なので、ぜひ一度検討してみてください。

さまざまな就活エージェントがありますが、特におすすめなのはこちらになります。

おわりに

本記事では、長期インターンをガクチカでアピールするときのポイントを解説しました。

長期インターンの経験は、他の就活生と差別化しやすく、主体性がアピールしやすいことがメリットです。

ガクチカに書く場合には、参加の目的や取り組みの結果、経験からの学びをしっかり伝えましょう。

また、ガクチカは文章の構成も重要になるので、今回紹介した例文を参考にして書くことをおすすめします。

不安な場合にはエージェントなども利用し、就活を計画的に進めましょう。

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