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・1分で話すガクチカの作成方法
・ガクチカのおすすめ構成
・ガクチカを1分で魅力的に伝える方法
・上達のための練習法
・1分で話すガクチカを知りたい人
・自分のガクチカに不安がある人
・ガクチカで周りと差をつけたい人
・例文を見て参考にしたい人
目次[目次を全て表示する]
はじめに
就活をしている人なら誰でも「ガクチカ」について聞いたことがあるのではないでしょうか。
「ガクチカ」とは、「学生時代に頑張ったこと・力を入れていたこと」の略で、面接では必ずと言っていいほど聞かれる質問です。
そのため、最近ではこのガクチカについてあらかじめ準備している学生も多いかと思います。
本記事ではガクチカを面接で1分で話す際のポイントと注意点について詳しく解説していきます。
ぜひ面接の対策に役立ててみてください。
【ガクチカを1分で話すには】1分でガクチカを話させる企業の意図
ガクチカは、企業が人材を選ぶ際に見る重要なポイントです。
その人がどのようなことにどのような姿勢で取り組んできたのかを知ることで、企業側は自分の会社でどのように活躍してくれるかのイメージを持つことができます。
ここがしっかりと話せると好印象を与えることができますし、自分の良さを最大限アピールすることができます。
最近の面接では、このガクチカについて1分で話すように求められる場合も多いです。
ガクチカを1分で話させる企業の意図にはどのようなものがあるのでしょうか。
簡潔に話すことができるかを見る
企業がガクチカを1分で話させる意図の1つ目は、「簡潔に話すことができるかを確かめる」ということです。
社会人になると、完全に1人で仕事をすることはほとんどなく、必ず誰かと一緒に仕事をすることになります。
その際に、相手に伝えたい内容をわかりやすく簡潔に伝えるということは非常に重要です。
伝えたい内容がすべて入っていたとしても、話が長引いてしまうと要点が曖昧になり、聞いている側からするとどこが重要なのかがわからなくなってしまいます。
大事な部分を簡潔にわかりやすく伝えることができれば相手からの信頼も得られるでしょうし、仕事の効率も上がります。
ガクチカの内容をきちんと1分にまとめて話すことができるかどうかで、企業はこのようなスキルがあるかどうかを見ているのです。
深掘るポイントを探す
企業がガクチカを1分で話させる意図の2つ目は、「深ぼるポイントを探す」ということです。
先述の通り、ガクチカはその人がどのような人かを知るうえで重要なポイントになります。
企業側は、ガクチカの内容について、書いてあることだけではなくもっと深く知りたいと思うはずです。
ただ、企業は何百人、場合によっては何千人の面接を行っており、一回の面接の時間は限られているので、すべてを聞き出すのははなかなか難しいでしょう。
短い時間の中でその人の人柄を判断するためには、1つの点についてより深く聞くことが必要になります。
そこで、改めて1分で話してもらうことによって、その人の人柄を知るために深ぼるポイントを探しているのです。
【ガクチカ面接対策】面接で好印象を得るために対策をしよう!
選考の面接において、「ガクチカ」は頻出質問であり、
ここで好印象を得られるかどうかが通過率を動かすキーポイントと言えます。
ESのガクチカをただ読むのではなく、面接用にガクチカを作りましょう!
またこのツールでは深掘り質問への対策もできるため、
面接力を大きく向上させることができます。
私が学生時代に力を入れたのは飲食店でのアルバイトです。
働く店舗は売上の伸び悩みを問題としていたという理由で自分にできる売上向上施策をするという目標を掲げ、取り組みました。
飲食店でのアルバイトに取り組む中で、中々売上が向上せず、プレシャーのみが積み重なってしまうという困難にぶつかりました。
それに対して、先輩や上司に積極的に相談をするという行動を取ることでアドバイスをもとに施策を考え、売上を1.5倍に伸ばすという結果につながりました。
この経験を通して周囲とコミュニケーションを取ることと積極的に動くことの大切さということを学び、貴社に入社後は経験で得たことを活かして活躍していきたいと考えています。
【ガクチカを1分で話すには】1分で話すガクチカの特徴
当然ながら、時間制限が30秒であるものや、時間制限がないものと比較すると、1分で話すガクチカには別の特徴が存在します。
どのような特徴が存在するのかについて理解して、ポイントを押さえておくことで、より相手に魅力的な人材であると判断してもらえるアピールが可能です。
以下の特徴を把握しておきましょう。
文字数は300-400字程度
あくまで目安ではありますが1分間で人が自然に話すことができる文字数は、平均して300-400文字程度とされています。
この文字数を目安に話す練習をすることで、面接官や聞き手に飽きられずに、要点をしっかりと伝えることができます。
話の流れはガクチカの結論、理由、エピソード、再度結論という流れに沿って構成し、各部分が適切なバランスで配分されるようにしましょう。
この練習を重ねれば、短時間でも内容の濃いアピールができるようになります。
エピソードを一つに絞る
面接官に伝えるガクチカがないと困る方がいる一方、伝えたいガクチカを複数持っている方も少なくありません。
エピソードをいくつか用意しておくことは大切ですが、1分の中で伝えるエピソードは一つに絞るようにしましょう。
なぜなら、複数のエピソードを1分で話そうとすると、どうしても内容が薄くなってしまうからです。
1分間にいくつものエピソードを詰め込むことで「やったこと」だけが際立ち、どう力を入れてどう自分の糧になったかなどの、面接官が最も知りたい部分が薄れてしまうのです。
そもそも、一つのエピソードでも1分で語るのは難しいものなので、たくさんのエピソードを話すよりも一つのエピソードの中で自分の長所などを説明することに尽力した方が賢明と言えるでしょう。
文章全体の密度と情報量を増やす
1分間でガクチカを話す際には、限られた時間内で最大限の情報を伝える必要があるため、文章全体の密度と情報量を増やす工夫が求められます。
例えば「〇〇することができる」という表現を「〇〇できる」に短縮するなど、冗長な部分を削り、完結かつ分かりやすい表現にまとめることで時間内に収めることができるでしょう。
無駄な装飾語や曖昧な表現は避け、具体的な数字が出た事実に基づいて内容を盛り込むとより効果的です。
話の説得力が増し、面接官に対して短い時間でもインパクトを与えることができるでしょう。
いかにして情報の密度を高めるかが勝負となるため、文章の構造や言葉選びを工夫することが大切です。
まず多めに書いて後から削っていく
1分間でガクチカについて話す際は、まず初めに多めに書き出し、そこから不要な部分を削り、内容を精錬させていく方法が良いです。
初めから完璧な文章を作るのは難しいため、まずは350文字から370文字程度を目安に書き出し、そこから情報の取捨選択を行いましょう。
ひとまず多く書くことで、伝えたい情報を漏らすことなく整理できます。
そして、その後に削ることで何が本当に伝えたい内容なのかが明確になり、余計な情報や繰り返しの表現を削除できます。
エピソードの要点が浮き彫りになり、密度の高い文章に仕上がるでしょう。
また、削っていく過程で表現を工夫して短縮することも意識することを推奨します。
例えば、複数の文を1つにまとめる、主語を省略する、動詞をより具体的なものに変更するなどして、コンパクトながらもわかりやすい表現に整えましょう。
こうして洗練された内容は面接の場でも伝わりやすく、説得力のあるガクチカとなります。
分かりやすい表現を用いる
1分間という限られた時間でガクチカを伝える際には、分かりやすい表現を用いることが極めて重要です。
文字に起こすと、およそ300文字程度でエピソードを説明することになるため、情報の密度を高めつつも、専門用語や難解な表現は避けなければなりません。
難しい言葉や業界特有の用語を多用してしまうと、内容が伝わりにくくなるだけでなく、その単語の説明をしなければならないため、余計な時間がかかってしまいます。
誰でも理解できるような平易な表現を選び、物語の流れがスムーズに伝わるよう工夫するようにしましょう。
また、話の構成も重要であり、結論から始めて、具体的なエピソードを簡潔に説明し、最後に学びや成果を述べるといったシンプルで分かりやすい流れを心がけることを推奨します。
これにより、短い時間の中でも論理的かつ説得力のある話が可能になるのです。
【ガクチカを1分で話すには】おすすめの構成
ガクチカを決められた時間内で話すには、構成を頭の中でイメージしておく必要があります。
ガクチカを作る際の構成を踏まえ、まずは実際に書き出してみましょう。
結論
まず、話の始めには結論を述べます。
「学生時代に力を入れたことは〇〇です」と明確に伝えることで、聞き手の注意を引き、話の主題をはっきりさせましょう。
この部分は簡潔に、自分の経験をこれから話すことのテーマとしてわかりやすくまとめることが大切です。
理由
次に、その活動に力を入れた理由を説明します。
ここでは、なぜその活動に関心を持ったのか、活動に取り組もうと思ったきっかけをまとめます。
詳しい情報は次のエピソードでまとめるため、あくまでここでは理由を端的にまとめる形にとどめましょう。
理由となるきっかけは、「人に勧められたから」などではなく、なるべくあなたの主体性が見えるものが良いですね。
エピソード
さらに、活動の中での困難や課題も具体的なエピソードを交えながら伝えましょう。
具体的なエピソードが加わることで、話に生き生きとしたリアリティを与えられるからです。
実際に経験した状況や具体的な出来事を挙げ、それがどのように自分の成長や学びにつながったのかを説明します。
可能であれば、成果を数値で示すと、より説得力を持たせることができます。
あなたが活動に参加した結果、周囲にどのような成果や結果を与えたのかを具体的に述べると良いでしょう。
再度結論
最後に、話の締めくくりとして再度結論を述べます。
ここでは、最初に述べた結論を強調し、自分の経験がどのように価値あるものであったかを再確認させるようなまとめ方をしましょう。
聞き手に対して強い印象を残し、入社後の活躍を期待させるフレーズで結論を締めましょう。
【ガクチカを1分で話すには】ガクチカを1分で魅力的に伝えるために
企業が面接でガクチカを1分で話させる意図について理解できたのではないかと思います。
次に、これを踏まえてガクチカを1分で魅力的に話す方法について見ていきます。
大学生活4年間の中で自分が頑張ったことを、たった1分で伝えるというのは非常に難しい作業です。
1分間で伝えたいことをしっかりと話すために、いくつかのポイントを紹介します。
まとめ方がわからずに苦労しているという人は、ぜひ参考にしてみてください。
話す内容の大枠を決めておく
次に気を付けるべきなのは、「話す内容の大枠を決めておく」ということです。
闇雲に話し出しても、1分間で伝えたいことをまとめることはできないでしょう。
あらかじめ話す順番や構成を考えておけば、焦らず話すことができ、抑揚やスピードまで気を使う余裕が出てきます。
1分間で話す内容は250〜300字程度です。
まずはこの時間と文字量の感覚を把握しましょう。
そして、一番伝えたいことは何か、どこまで具体的に話すかを考えます。
何を伝えて何を伝えないのか、必要な情報を自分で取捨選択しましょう。
自分が頑張ったことについてなので、どうしても詰め込んで話したくなりがちですが、1分間で話せることには限界があります。
大切なのは、話を聞いただけで取り組みを自然と頭にイメージできるかどうかです。
考える時はこの点をしっかりと意識して、相手にとってわかりやすい内容にするように心がけましょう。
自分一人では難しいと思う時は、親や友達に聞いてもらってアドバイスをもらうのも良いかもしれません。
PREP法を用いる
もう1つ大切なのは「PREP法を用いる」ということです。
①Point(結論)
②Reason(理由)
③Example(具体例)
④Point(まとめの結論)
以上の流れで話すことにより、論理的で伝わりやすい内容になるという、説明の際に用いられる文章構成のモデルです。
最初に結論を話すことで相手に内容が伝わりやすくなるというのは上でも説明しました。
このPREP法を意識することで、「結局何について話したかったの?」となってしまうのを避けることができますし、相手にストレスをかけることなく自分の伝えたいことを伝えることができます。
より具体的な構成を知りたい人に向けてガクチカの構成について紹介している記事を用意しましたので、そちらについてもあわせてご確認ください。
▽「ガクチカの構成」詳しくはコチラ▽
具体的な数字を入れる
「私はこんなにすごいことをした」と伝えても、面接官にそれがどうすごいのか具体的にイメージしてもらうのは難しいものです。
心に刺さるガクチカにするためには、自分がどんな人間であるかを主観的に語るのではなく、「客観的に」「正確に」伝えることが重要です。
そのためにも、数値化できるものがあればどんどん数字にしていきましょう。
たとえば、コンビニのアルバイトで「陳列のスピードを上げることができた」と話すより、「10分間で100個のカップラーメンを陳列した」と話した方がイメージしやすくなります。
数字とは、ガクチカを伝えるうえで人によって解釈が分かれない有効なツールなのです。
また、面接官の記憶に残るガクチカにするために、数字にできるところ以外も具体性を持たせることを意識するようにしましょう。
最後は企業に貢献出来る意思を示す
ガクチカの締め方として、経験を通して得た学びは必ず伝えるようにしましょう。
そうすることで、入社後にどのようなことができる人材なのかということを面接官に具体的に伝えられます。
一例として、「この経験を通して、私は○○だと感じました」や「この経験を活かして、○○していきたい」といった締め方があります。
どんな締め方であっても、その企業が求める人物像であることを意識することが大切です。
そして忘れてはいけないのが、最後に「企業に貢献できる意思」を示すことです。
自分の経験を通して何を学んだかへと話を繋げ、そして最後に「だからこそ御社に貢献できる」と一言添えましょう。
このとき、面接官の目を見て自信を持って伝えるのがコツです。
抑揚・スピードに差をつけて話す
まず大切なのは「抑揚・スピードに差をつけて話す」ということです。
1分というのは非常に短い時間ですが、ずっと同じトーンでボソボソと話していると、面接官も退屈に感じてしまいます。
せっかく内容が良いものであっても、聞く人が興味を持ってくれないと意味がありません。
自分が一番伝えたい部分に力を入れて話したり、聞き取りづらい単語がある場合はスピードを落として話したりと工夫をすれば、面接官も飽きることなく話を聞くことができるでしょう。
内容を効果的に伝えるためには話し方を工夫することが非常に大切です。
自分で録音した音声を聞くなどして、どこの部分をどうすれば相手に伝わりやすいか、自分なりに研究してみると良いでしょう。
時間を測りながら練習をする
1分間という短い時間の中で、自分の経験や学びを効果的に伝えるためには、実際に時間を計測しながら練習してみましょう。
まずは、ストップウォッチやスマートフォンのタイマー機能を使って、自分が話すスピードと時間を把握しましょう。
1分間という制限時間内で要点を絞り、簡潔に伝える練習をすることで、ダラダラと話すことを防げます。
1分間の感覚を身につけた上で、聞き手の注意を惹きつける魅力的な話をできるようになりましょう。
【ガクチカを1分で話すには】ガクチカを1分で話す際の注意点
ガクチカについて1分で話す際のポイントがわかってきたのではないでしょうか。
続いては、ガクチカを1分で話す際の注意点について紹介したいと思います。
ガクチカについて話す際には、気を付けなければならないこともあるのです。
上で紹介したポイントができていたとしても、次に挙げる注意点を守れていないと面接での評価が低くなってしまう場合もあります。
以下で紹介する注意点について、しっかりとチェックしておきましょう。
丸暗記・カンペはNG
ガクチカを話す際に、あらかじめ話す内容を準備しておくと良いと紹介しましたが、丸暗記やカンペはNGです。
丸暗記を思いだしながら話したりカンペを見ながら話したりすると、棒読み感が出てしまいます。
魅力的に話すための重要なポイントとして、抑揚やスピードに差をつけて話す、ということを挙げました。
棒読みでは面接官も聞きにくいし、興味を持てないでしょう。
本番の面接で話す際には、要点だけを暗記しておくか、何も見ずにすらすら話せるようにしておきましょう。
時間オーバーしてダラダラ話さない
もう1つ注意しなければならないのは、時間オーバーしてダラダラ話さないということです。
1分という指示があるのできちんと1分以内で話し終えましょう。
面接官は、簡潔に話すことができるかを見ています。
伝わらない不安もあるかもしれませんが、ダラダラ話すとかえって印象が悪くなってしまいます。
きちんと指示に従えるかどうかも社会人になった時に非常に重要ですので、言われたことはきちんと守るようにしましょう。
あらかじめ話す内容が決まったら、きちんとそれを1分以内に話せるかどうか確認しておくことをおすすめします。
もしも1分をオーバーしてしまうようなら、もう一度どこを削るべきかを考え、構成を練り直しましょう。
口癖に気をつける
どんな企業や面接官相手でも、ハキハキと話すことは非常に大切です。
話し方で評価を下げないためにも、日頃から無意識に出てしまう口癖には充分気をつけるようにしましょう。
「えーっと」「あ~」「いや」など、つい出てしまった口癖により、相手に不快感を与えてしまうおそれがあります。
さらには自信のなさが伝わり、頼りがいのない印象を与えてしまうため、口癖が少しでも混じってしまうのは非常にもったいないことなのです。
また、語尾が尻すぼみになってしまうと練習不足の印象を与えかねないので、語尾についても意識を向けるようにしましょう。
「です」「ます」まではっきりと口にすることにより、ハキハキとした印象を与えることができます。
専門用語は使わない
ガクチカでは、面接官がすぐに理解できないような専門用語の使用は控えましょう。
専門用語を使うことで、知識をアピールできると考える人もいるかもしれません。
また、ゼミの活動や研究室、専門的なアルバイトについて話したい場合、専門用語を用いた方が伝えやすいこともあるでしょう。
しかし聞く側にとっては、聞き慣れない用語は理解するまでに時間がかかり、場合によっては大きなストレスになるおそれがあります。
また、面接では基本的に耳でしか情報を得ることができないので、聞き慣れていない言葉はその後の内容を混乱させてしまう原因となります。
ガクチカを話す際は、面接官の年齢や性別などを考慮しつつ、誰が聞いても一度で理解できる内容にするよう努めましょう。
【ガクチカを1分で話すには】1分で話せる例文紹介
ここからは1分で話せるガクチカの例文を紹介します。
どのテーマも学生にとっては身近なテーマになっているので、自分の状況に近いものを参考に、あなたらしいガクチカを作成してみてくださいね。
アルバイト
長期インターン
サークル
留学
【ガクチカを1分で話すには】上達のための練習法
具体的なガクチカの内容が決まったら、本番に向けて話し方の練習をしましょう。
面接官にハキハキとした印象を与えるようにし、話し方で評価を落としてしまわないことが大切です。
とはいえ、ただ一人で話す練習をしていても、実際に上達しているのか判断できないという人も多いでしょう。
ここからは、ガクチカを魅力的に話せるようになるために行う練習の方法について解説していきます。
これから練習しようとしている人も、一人で練習を続けてきた人もぜひ参考にしてみてください。
話上手な人のスピーチを見る
上手な話し方とはどんなものか知るためにも、まずは話上手な人のスピーチを見ることから始めてみましょう。
他人のスピーチを見る機会はあまりないとは思いますが、YouTubeなどの動画共有サイトには著名人のスピーチの動画がたくさんアップされています。
動画では、話す内容だけでなく「振る舞い」「目線」「話し方」などをチェックすることができます。
いくつかの動画を見ているうちに、好印象な話し方の人を見つけることができるでしょう。
その人がどんな目線で話しているのか、どんな間の取り方をしているのかなどに意識を向けることで、好印象な話し方を学ぶことができます。
なかには実際に面接官がアドバイスしている動画もあるので、何をどう直せばいいかも併せて知ることができます。
録画をして振り返る
話上手な人のスピーチを学んだら、良い部分を真似しながら実際に話す練習をしてみましょう。
ガクチカは練習を重ねることが重要ですが、ただ一人で練習していても改善点を見つけるのは難しいものです。
改善点を見つけるためにも、録画をして振り返ってみることをおすすめします。
自分は他人からどう見えているのか、聞きやすい声で話せているか、口癖は出てしまっていないかなど、録画をして振りかえることで客観的に自分のスピーチを見ることができます。
好印象でないと感じたのなら、上手な人のスピーチ動画を再度チェックしてみると良いでしょう。
自分のスピーチとお手本の人のスピーチを見比べることで、初めて見つけられる改善点もあるはずです。
自分が人にどう見えているか、本番前にしっかりと確認しておくようにしましょう。
他の人に見てもらう
自分の改善点をチェックし、スラスラと話せるようになるまで練習した後は身近にいる人にチェックしてもらいましょう。
実際に他人を前にすると、一人で練習していたときとは違う雰囲気になり、より本番に近い練習が叶います。
家族や友達でも構いませんが、キャリアセンターの先生など、意見をしっかり言ってくれる人にお願いすると良いでしょう。
不快感を与えるような振る舞い方や話し方をしていなかったかなど、大事な本番だと思って意見を聞くようにしましょう。
また内容面に自信がない方は、話し方だけではなく全体的にフィードバックしてもらうのも有効です。
本番前に慌てないよう、自分にとって信頼できる人にガクチカをチェックしてもらうことをおすすめします。
就活エージェントに頼る
ガクチカに悩んだら、就活エージェントに頼るのも一つの手です。
就活エージェントは、就活のプロフェッショナルです。
市場の動向や企業の求める人材について深い知識を持っているため、あなたの経験やスキルをどのようにアピールすれば良いか具体的なアドバイスをくれるでしょう。
エージェントからのフィードバックは、自分のガクチカの強みや改善点を客観的に理解するのに役立ちます。
就活エージェントは多くの就活生を見てきており、どのような話し方が効果的か、どのような内容が企業に響くかを知っています。
エージェントからのフィードバックを受け入れ、それを自己PRに反映させることで、より魅力的なアピールが可能になります。
ジョブコミットでは年間1,000名以上をサポートするアドバイザーがあなたの就活を専属でサポートします。
就活に不安を感じている方は、まずはこちらから相談してみましょう。
まとめ
本記事ではガクチカを面接で1分で話す際のポイントと注意点について詳しく解説してきました。
ガクチカについて1分で話すのは非常に難しいことです。
自分の伝えたい内容を簡潔に、わかりやすく伝えられるようになるためには、試行錯誤を繰り返し練習を重ねることが大切です。
今回紹介したポイントを踏まえたうえで、対策を練り直してみると良いでしょう。
ガクチカは就活をしていくうえで必須の要素ですので、この機会にしっかりと話せるようにしておくことをおすすめします。