【例文10選】ガクチカで資格取得の経験は使える?好印象なアピール方法をご紹介!

【例文10選】ガクチカで資格取得の経験は使える?好印象なアピール方法をご紹介!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・ガクチカが聞かれる意図
・ガクチカで資格取得の経験を使うメリット
・資格取得でガクチカを書く際のポイント
・アピールできる資格の例

この記事をおすすめしたい人

・資格取得でガクチカを書きたい人
・資格でガクチカを書いていいのか分からない人
・ガクチカの書き方や手順を知りたい人
・例文を見て参考にしたい人

目次目次を全て表示する

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はじめに

学生時代に資格勉強を頑張ったため、それをガクチカにしたい人もいるでしょう。

しかし、同じように資格を取得している人は多いため、ガクチカとして活用するにはほかの人と差別化しなくてはいけません。

このためには、企業がガクチカを聞く意図を理解し、書き方や構成を工夫する必要があるでしょう。

本記事では、ガクチカで資格取得の経験をアピールする際のポイントを紹介します。

また、代表的な資格をガクチカでアピールする際の例文も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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【資格取得の経験をガクチカに】ガクチカで資格取得の経験は使える?

そもそも、資格取得の経験はガクチカになるのか気になる人もいるかもしれませんが、問題なく使えるので不安に感じることはありません。

資格は客観的に見ても明確な成果であり、採用担当者も学生が頑張っていたことを簡単にイメージできるからです。

まず、資格を取得したいと考える時点で何らかのきっかけや理由、動機があるでしょう。

それらをもとに、自分の価値観や考え方を深掘りして伝えられます。

また、資格を取得するためには相応の勉強時間を確保しなくてはいけません。

その過程を話すことで、計画性があって長時間努力を続けられる人材であることをアピールできるでしょう。

MOSや簿記など、比較的知名度があるものであれば、多くの企業でその取得経験をガクチカにすることが可能です。

【資格取得の経験をガクチカに】ガクチカとは

ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」の略で、就職活動において頻繁に問われるテーマの1つです。

企業は書類選考や面接選考を通じて、学生時代にどのような活動に熱中し、それにどれほどの努力を注いだかを知りたいと考えています。

この質問を通じて、応募者の価値観や行動力、問題解決能力などを見極めることが目的です。

そのため、単に何をしたかを述べるだけではなく、その背景や具体的なエピソード、そして学んだことを深掘りして伝える必要があります。

ガクチカと自己PRの違い

ガクチカと自己PRは就職活動においてしばしば混同されがちですが、それぞれ異なる目的と内容を持っています。

ガクチカは学生時代に自分が熱意を持って取り組んだ具体的な経験を示すものです。

一方で、自己PRはその経験を通じて培った自分の強みやスキルをアピールするための手段です。

例えば、資格取得をガクチカとして語る場合「この資格を取るために1年間計画を立て、毎日2時間の勉強を続けた」という努力のプロセスや背景がガクチカに該当します。

一方、その経験を通じて得た「計画的に物事を進める力」や「目標に向かって継続的に努力する力」が自己PRとなります。

このように、ガクチカは「具体的な経験の説明」に重点を置き、自己PRはその経験から得られた「強み」を企業にアピールすることに重点を置いているのです。

【資格取得の経験をガクチカに】企業がガクチカを聞く意図

次に、面接やESなどの選考で、企業がガクチカを聞く意図について確認しておきましょう。

選考の際、企業が学生に質問する事柄には、すべてに何らかの目的や意図があります。

これらの意図を汲み取ってガクチカを作成することで、企業に自分の魅力を効果的にアピールできるでしょう。

ガクチカが聞かれる意図
  • 応募者の人柄を知るため
  • 企業との相性を見るため
  • 活躍してくれる人材であるかを見るため
  • モチベーションの源泉を知るため
  • 目標達成の過程を見るため

応募者の人柄を知るため

企業はガクチカについて尋ねることを通じて、応募者の人柄を知りたいと考えています。

いくら素晴らしい能力を持っており、学歴や資格などが優れていたとしても、人柄が企業に合わなければ活躍することはできません。

例えば、アットホームな雰囲気であるにもかかわらず、近寄りがたい雰囲気を漂わせている人は活躍できませんし、反対に、一人ひとりが自分の業務に集中して取り組むことを大切にしているにもかかわらず、すぐに周りに話しかけてしまうような人も活躍できません。

このように、ガクチカを通じて応募者がどのような人物であるかを確認し、企業になじみ、長く働いてくれるかどうかを確認しているのです。

企業との相性を見るため

企業がガクチカを聞く理由として、「企業との相性を見るため」が挙げられます。

企業との相性が良くないと離職率が高くなってしまい、人材が定着しないからです。

採用活動には膨大なコストがかかっており、すぐに退職されると採用にかけたお金や時間が無駄になってしまいます。

このため、企業は学生が優秀かどうかと同じくらい、自社との相性を重要視しています。

企業とのマッチ度が高いと評価されるには、企業がどんな人材を求めているのか事前に調べておく必要があるでしょう。

「OBやOGに実際にどんな人が評価されやすいか話を聞く」「インターネットで調べる」などの方法があるのでぜひ実行に移しましょう。

このとき、どんな資格が評価されやすいかも調べておくようにしてください。

得られた情報は、新たな資格を取得するときに役立ちます。

活躍してくれる人材であるかを見るため

入社後に活躍してくれる人材であるかを見るためというのも、企業がガクチカを聞く意図のひとつでしょう。

採用した人材が利益を上げてくれないと、企業の経営状況が悪くなってしまうからです。

企業は商品を買ってくれる顧客、投資してくれる株主、そして社会のために成長し続けないといけません。

新卒採用で重視されるのは、入社後に成長できる人材であることです。

特に近年は社会や経済の変化が激しく複雑になり、今まで以上に臨機応変な対応が求められています。

社会の流行やトレンドを捉えて先行きを予測して動き、会社に利益をもたらす必要があるでしょう。

このためには挑戦する気持ちや諦めない気持ち、常に向上心を忘れない姿勢が大切になってきます。

モチベーションの源泉を知るため

応募者のモチベーションの源泉を把握するためにガクチカが用いられることもあります。

仕事は基本的に週に5日ほど行うことになるため、モチベーションの源泉がないと続かなくなってしまうからです。

「その仕事や業界が好き」などのモチベーションの源泉がないと、主体的に取り組めないことがあるでしょう。

また当たり前の話ですが、楽しくできる仕事に就いた方が、人生全体の幸福度は高くなります。

企業に採用してもらえるよう、自分のモチベーションの源泉が何なのかをきちんと示しましょう。

目標達成の過程を見るため

学生のガクチカから「目標達成の過程を見る」という企業も多くあります。

目標達成の過程を知ることで、その人自身の考え方や、学生時代の経験値がわかるからです。

学生時代に経験したことや身につけたスキルが、そのまま仕事で活かせるケースはそれほど多くありません。

しかし、ガクチカにおいて目標達成の過程がわかると、その人が活躍するイメージが明確になります。

このため、資格を取得したという結果だけでなく、目標達成のためにどんなことに取り組んだのかにも触れましょう。

【資格取得の経験をガクチカに】資格取得の経験を通してアピールできる強み

【例文5選】ガクチカで資格取得の経験は使えるの?アピールする方法や評価される伝え方を紹介!2

資格取得の経験をガクチカに上手く活用することで、面接官に自分の強みや能力、そしてポテンシャルを効果的にアピールすることができます。

ここからは、ガクチカで資格取得の経験を通してアピールできる強みを紹介します。

資格取得の経験を通してアピールできる強み
  • 目標達成の過程
  • 継続力
  • スキル
  • 業界への理解
  • 熱意の高さ
  • 向上心

目標達成の過程

ガクチカを聞かれる意図でも説明したように資格を取得した経験をアピールすることで目標を達成した過程、仕事をする上で必要な能力をアピールすることができます。

あなたがどのように具体的な計画を立ててそれに取り組み、途中で出くわした困難を克服しながら最終的に目標を達成したかを細かく説明できるからです。

資格取得のエピソードは、困難があっても諦めずに目標を追い求める強い意志を見せる絶好のチャンスです。

目標に向かってどれだけ効率的に、かつ効果的に取り組むことができるかを資格取得の経験からアピールしましょう。

継続力

資格を取るためには、長い期間集中して努力することが求められます。

資格を取得するための勉強の過程は、あなたが目標達成に向けて、計画的で一貫した取り組みをいかにできるかを示す良い例です。

資格取得の経験をガクチカにすることで、自分がどのように目標に向かって継続的に努力できるかをアピールできます。

継続力があることは、新しいプロジェクトを始めるときや、難しい課題に直面したときに、長期的な視野で取り組む能力があることをアピールする意味もあります。

スキル

ガクチカで資格取得の経験を使うことで、スキルのアピールにもなります。

通常、新卒採用ではポテンシャルを見られるケースが多いのですが、これは前提として新卒の学生にはまだスキルがなくて当然とされているからです。

つまり、スキルがあれば他の学生と一気に差別化できるということでもあります。

たとえば、会計やコンピュータープログラミングの資格は、その分野における即戦力であることを示すものです。

ガクチカで資格取得の経験を使えば、あなたが入社後に即戦力で働ける可能性のある人材だと企業にアピールできるでしょう。

業界への理解

志望業界で有利な資格を取得した際は、ガクチカを資格取得のエピソードにすると効果的です。

例えば不動産の営業を志望している人が宅建を取得した際は、業務内容に理解があると判断されます。

また志望度も資格を取得していることで高いと判断されることもあるため資格をガクチカにすることは有利と言えます。

熱意の高さ

資格を取得するためには、継続的な努力が必要ですし、時には勉強が嫌になった時にも、ぐっとこらえて努力を続ける必要があります。

つまり、熱意がなければ資格を取得することはできないため、熱意の高さをアピールすることにつながるのです。

当然ながら、熱意が高い学生は企業からの印象も良く、入社後の活躍も期待できます。

特にベンチャー企業は現在どのような能力を保有しているかも大切にしますが、それよりもモチベーションの高さや、長く働いてくれるかどうかを確認しているところが多いです。

したがって、ベンチャー企業を受ける際は特に熱意の高さをアピールできるようなエピソードを述べることが重要です。

向上心

ガクチカに資格取得の経験を用いる最大のメリットは、自分の向上心を強くアピールできる点です。

資格取得は特定の分野で必要な知識やスキルを自らの意志で学び、身につける取り組みです。

そのため、学生時代に資格取得に挑戦した経験を語ることで、自己成長への意欲や学ぶ姿勢を示せます。

例えば「試験に向けて半年間、毎日2時間の勉強を続け、試験直前には過去問を繰り返し解くことで効率的に対策を行いました」といった具体的な取り組みを述べ、努力の過程を明確にしましょう。

【資格取得の経験をガクチカに】資格取得をガクチカにするときのポイント

次に、資格取得をガクチカにするときのポイントを解説します。

ポイントは「努力の過程を述べる」「取得の目的や動機を明確にする」「考えを言語化する」の3つです。

いくら高難易度の資格を持ち、貴重な経験をしていたとしても、要点を押さえてガクチカを作らないとあなたの魅力は伝わりません。

以下で紹介するポイントを押さえると、企業が知りたい情報をすべて盛り込めるため、評価されるガクチカになります。

書き終わった後、すべての項目が盛り込めているか確認しましょう。

ガクチカにするときのポイント
  • 努力の過程を述べる
  • 取得の目的や動機を明確にする
  • 考えを言語化する
  • 企業が求める人物像に合っているか確認する

努力の過程を述べる

資格取得をガクチカにするときの1つ目のポイントとして、「努力の過程を述べる」ことが挙げられます。

先ほども解説したとおり、企業はガクチカを通して目標達成の過程を知りたいのです。

資格取得をした人は、その資格にどんな価値があるのか、どう役立つのかをアピールすることに重きをおいてしまいがちです。

しかし、これでは資格取得までの過程や、どのように努力してきたのかを伝えられません。

このため、具体的にどんなスケジュールを立て、それを達成するためにどのように取り組んだのかを話しましょう。

また、途中で問題が発生した場合には、それをどのように乗り越えたのかについて述べるのも効果的です。

取得した資格がそのまま業務で役立つとは限らないため、なぜガクチカを聞くのかを理解してから作成する必要があります。

資格取得の目的や動機を明確にする

資格取得をガクチカにするときの2つ目のポイントとして、資格取得の目的や動機を明確にしましょう。

資格は能力やスキルを示すのに便利なものですが、それは資格を取得することが目標ではなく手段だからです。

このため、何がきっかけで、どんな目的で資格を取得したのかを明確にしないと「目的意識がない」と思われてしまうでしょう。

何かしらの意図を持って学生生活を過ごした方は、知識よりも大事な「目的意識」があると判断されやすいです。

このときは、いかに自分に向き合って、突き詰めて考えられているか、「思考の深さ」を見られることがあります。

ESに書いていない内容を面接で深掘りされても困らないよう、事前に準備しておきましょう。

なお、資格取得によって得られる知識的なアドバンテージは、長い社会人生活においてはすぐに埋まってしまうため、入社後の自己研鑽も重要です。

考えを言語化する

3つ目のポイントとして、「考えをきちんと言語化すること」が挙げられます。

物事を掘り下げてロジカルに考えられるかどうかは、物事の判断のすべてに影響するからです。

たとえば営業職なら、何気ない会話のやり取りから顧客のニーズを推測し、個別のニーズに合わせた提案をするのに活かせるでしょう。

このように考えを掘り下げて言語化できることは、多くの業種において必要な能力と言えます。

そのため、企業は応募者がどれくらい深く物事を考えているのかを知ろうと、学生の性格や考え方が浮き彫りになるガクチカをよくチェックしているのです。

ガクチカを書く際には、物事に取り組んだ結果やその過程においてどのようなことを感じたのか、採用担当者がわかるよう、工夫して書くことをおすすめします。

企業が求める人物像に合っているか確認する

いくらあなたのガクチカの内容が一般的に見て素晴らしいものであったとしても、企業が求める人物像に合っていなければ意味がありません。

例えば、流行に敏感であり、新しい情報をキャッチアップしつつ常に業務に取り組むことを大切にしている企業もあれば、伝統を重視する企業もあります。

企業によって求める人物像は異なるのです。

したがって、自分が志望する企業の雰囲気を確認し、企業の公式サイトなどを確認しながら、どのような人材が求められているのかについて確認しなければなりません。

そして、自分のアピールポイントと企業の求める人物像が合致しているかについて確認した上でアピールするようにしましょう。

【資格取得の経験をガクチカに】ガクチカで資格取得の経験を伝える際の注意点

資格取得の経験は、ガクチカのテーマに相応しい素晴らしい経験です。

しかし、その経験をどのように伝えるかは、書類選考や面接の合否に大きく影響します。

ここからは、資格取得の経験をガクチカにする際の重要な注意点を詳しく説明します。

資格取得の経験を伝える際の注意点
  • 資格の数をアピールしない
  • 資格を取得する過程をガクチカにする
  • 自慢話にならないようにする

資格の数をアピールしない

ガクチカで資格取得の経験を伝える際、多くの資格を持っていること自体を強調するのはやめましょう。

資格の数よりも、一つ一つの資格をどのようにして取得したか、その過程でどんな困難を乗り越え、どのような成長を遂げたかを詳細に語ることが重要だからです。

ガクチカで大切なのは、あなたの努力や成長の過程をより具体的に伝えることです。

特に取得に努力や苦労が必要だった資格を選んで、その資格取得の過程に焦点を当ててガクチカを作成しましょう。

資格を取得する過程をガクチカにする

単に資格をアピールするのではなく、その資格を取得するための過程に焦点を当ててガクチカを作りましょう。

資格取得の過程で得た経験や学びは、あなたの能力や個性をより深く理解してもらう手助けとなります。

まずは、資格取得に向けた勉強方法、時間管理、困難への対応方法など、具体的な経験や行動を書き出してみましょう。

資格そのものよりもあなたの成長過程や対応能力をアピールできるガクチカが、企業に刺さるガクチカになるでしょう。

自慢話にならないようにする

ガクチカで資格取得の経験を伝える際には、単なる自慢話に終始しないよう注意が必要です。

たとえ国家資格や難易度の高い資格を取得していたとしても、それ自体を強調しすぎると、採用担当者に自己中心的な印象を与える可能性があります。

重要なのは資格取得そのものではなく、そこに至るまでのプロセスや克服した課題を通じて、どのような成長や学びを得たのかを具体的に伝えることです。

例えば、資格取得の目的を明確にし、それを実現するためにどのような努力をしたかを詳しく説明して、自分の目的意識や行動力を示しましょう。

また、資格取得の過程で直面した困難やそれを克服した経験を取り入れることも効果的です。

「資格試験の勉強とゼミ活動の両立が難しく、試験の2か月前には1日のスケジュールを分単位で管理し、効率よく時間を使う工夫をしました」というように、努力や工夫を伝えることで「自慢話」ではなく「前向きなアピール」となります。

【資格取得の経験をガクチカに】アピールできる資格の例

就活において、企業の採用担当者に魅力的な印象を与えられる可能性が高い資格には様々なものが存在します。

代表的なものは以下の通りです。

もちろん他にも企業の採用担当者を引きつけるような素晴らしい資格は存在しますが、就活において活用できる可能性が高く、そして大学生でも取得できるものは以下の通りです。

アピールできる資格の例
  • TOEIC
  • TOEFL
  • 実用英語技能検定(英検)
  • ITパスポート
  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験
  • プロジェクトマネージャー試験(PM)
  • MOS
  • 日商簿記検定
  • ファイナンシャルプランナー(FP)検定
  • 行政書士
  • 宅地建物取引士(宅建)
  • 秘書検定
  • 日経TEST

【資格取得の経験をガクチカに】業界別の持っていると有利な資格

続いて、業界別に保有しておくと有利になる可能性が高い資格について紹介します。

代表的な業界を5つ紹介するため、就活までに時間や余裕がある方は自分のスキルを磨くため、また一目で分かるアピールポイントを作るためにも、ぜひ確認してみてください。

業界別の持っていると有利な資格
  • 金融系
  • IT系
  • 財務・経理系
  • 公務員系
  • 語学系

金融業界

金融業界は、銀行、証券会社、保険会社など、多岐にわたる企業で構成され、人々のお金の流れを支える重要な役割を担っています。

顧客から預かった資産を運用したり、融資を行ったりすることで、経済活動を活性化させる役割を担うため、高い倫理観と専門性が求められます。

近年では、フィンテックの台頭やグローバル化の影響を受け、従来の金融知識に加えて、ITスキルや語学力、国際的な金融情勢への理解なども重要視されています。

金融業界でアピールできる資格
  • ファイナンシャルプランナー技能検定(FP資格)

ファイナンシャルプランナー技能検定(FP資格)

金融業界で有利な資格として、ファイナンシャルプランナー技能検定(FP資格) が挙げられます。

FP資格は、顧客のライフプランに基づき、資産運用、保険、税金、不動産、相続など、幅広い分野のアドバイスを行う専門家であることを証明する資格です。

FPは、顧客の収入、支出、家族構成、将来の夢などを考慮し、最適な資産設計やリスク管理を提案します。

顧客の人生設計に深く関わる仕事であるため、FP資格を持つことで、顧客からの信頼を得やすく、長期的な関係構築に役立ちます。

IT業界

IT業界は、ソフトウェア開発、システム構築、情報セキュリティなど、情報技術を活用して社会に貢献する幅広い分野を網羅しています。

常に新しい技術やサービスが登場する、変化の激しい業界であり、技術革新を牽引していくためには、継続的な学習意欲と柔軟な対応力が求められます。

また、IT技術はあらゆる産業に浸透しており、様々な業界の企業と連携して仕事を進める機会も多いです。

そのため、コミュニケーション能力や問題解決能力も必要不可欠です。

IT業界でアピールできる資格
  • MOS
  • ITパスポート

MOS

IT業界で有利な資格としては、MOS や ITパスポート が挙げられます。

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)は、Word、Excel、PowerPointなどのMicrosoft Office製品の操作スキルを証明する資格です。

業務効率化に役立つだけでなく、正確なデータ処理や効果的なプレゼンテーションを行うための基礎力として、幅広い職種で評価されます。

ITパスポート

ITパスポートは、ITに関する基礎知識を問う国家試験です。

ITの基礎知識を網羅的に学習することで、ITシステムの仕組みや情報セキュリティの重要性などを理解することができます。

IT業界を目指す上で、ITへの理解度を示すことができるだけでなく、他の職種においてもITリテラシーを高める上で役立ちます。

財務・経理系

財務・経理部門は、企業の経営活動を数字で管理し、経営判断を支える重要な役割を担います。

企業の財務状況を正確に把握し、経営戦略に役立てるために、高い分析力と正確性が求められます。

また、財務諸表の作成、予算管理、資金調達など、幅広い業務に携わるため、経理や会計に関する専門知識だけでなく、経営に関する知識も必要となります。

近年では、企業のグローバル化に伴い、国際会計基準や海外の税務に関する知識も求められるケースが増えています。

財務・経理系でアピールできる資格
  • 簿記検定

簿記検定

財務・経理系で有利な資格として、簿記検定 が挙げられます。

簿記検定は、企業の取引を記録・計算・整理するための知識を証明する資格です。

簿記の知識は、財務諸表の作成や分析、予算管理、原価計算など、財務・経理業務全般に役立ちます。

また、企業の経営状況を把握し、経営課題を発見するためにも必要不可欠な知識です。

簿記検定は、レベルに応じて級が設定されており、日商簿記検定が広く知られています。

公務員系

公務員は、国や地方公共団体の職員として、国民全体の奉仕者として働く職種です。

国民生活の安全・安心を守るため、または社会福祉の向上に貢献するために、高い倫理観と責任感を持って職務を遂行することが求められます。

近年では、行政サービスの多様化や国際化が進み、語学力やコミュニケーション能力、多文化理解なども重要視されています。

公務員系でアピールできる資格
  • MOS
  • TOEIC

TOEIC

公務員試験において有利な資格として、TOEIC が挙げられます。

TOEICは、英語によるコミュニケーション能力を評価する国際的な試験です。

多くの公務員試験では、教養試験の科目としてTOEICが採用されており、一定以上のスコアを取得することで、英語力に関する試験が免除される場合もあります。

また、グローバル化が進む中で、国際的な会議や交渉に参加する機会も増えているため、公務員にとっても高い英語力は必要不可欠です。

TOEICをガクチカにするには何点必要?

TOEICスコアは内定獲得の絶対条件ではありません。

とはいえ、新入社員に期待される平均点数が425点から645点の範囲にあることを考慮すると、これを上回るスコアを持っていることが望ましいでしょう。

ただし、点数だけでなく、そのスコアをどのようにして達成したか、TOEICの勉強を通じてどのようなスキルや知見を得たかを語ることが重要です。

高いスコアがあることは良いことですが、そのスコアを獲得する過程で得た経験や学びが、ガクチカとしてより価値のある内容になります。

語学系

語学力は、グローバル社会において、様々な分野で必要とされています。

翻訳、通訳、外国語教育など、専門的な分野で活かせるだけでなく、国際ビジネス、観光、国際協力など、幅広い分野で活躍の場が広がっています。

近年では、インターネットやSNSの発達により、国境を越えたコミュニケーションが容易になったことから、語学力を活かして、海外の文化や情報を発信する仕事も増えています。

財務・経理系でアピールできる資格
  • TOEIC
  • TOEFL

TOEFL

語学系で有利な資格として、TOEFL が挙げられます。

TOEFLは、英語圏の大学への留学に必要な資格であり、高い英語力を証明することができます。

リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能を総合的に評価するため、英語運用能力の高さをアピールすることができます。

留学だけでなく、外資系企業への就職や、国際的な機関で働くことを目指す場合にも、TOEFLのスコアは高く評価されます。

【資格取得の経験をガクチカに】ガクチカのおすすめの構成

ガクチカの構成

次に、資格取得でガクチカを作成する際のおすすめ構成方法を紹介します。

せっかく良い内容のガクチカが書けていても、構成がきちんとしていないと伝わらなくなってしまうからです。

採用担当者は、選考期間には何百枚ものESに目を通し、そこから選定しなくてはいけません。

このため、読み手の印象に残りやすく、あなたの魅力が伝わるような構成にする必要があります。

特に資格取得をガクチカにする場合、ほかの就活生と差別化できていなくてはいけません。

おすすめは、結果→目標や課題→動機→取り組み・結果→学びの順で書くことです。

以下の項目で大事なポイントを解説するので、構成を考える際の参考にしてみてください。

結果

ガクチカを書く際には、まずは結論から述べる構成が一般的です。

最初に学生時代に力を入れた活動の結果を簡潔に示すことで、面接官や採用担当者に強い印象を与えることができます。

この部分では、活動の最終的な成果を明確に表現し、できるだけ具体的な数字や成果を使うことが望ましいです。

例えば「私はサークル活動で新規メンバーを50人増加させました」や「研究プロジェクトで実験結果を学会で発表することができました」など、成果が一目で分かる形で述べましょう。

目標や課題

次に、その活動において設定した目標や取り組む際に直面した課題について詳しく説明します。

ここでは、何を達成しようとしたのか、どのような問題があったのかについて詳しく説明する必要があります。

例えば、サークル活動であれば「メンバーの増加が停滞していた」や「組織内のコミュニケーション不足が問題だった」など、取り組みの背景をしっかりと示すことが求められます。

また、課題を始める前の自分の状態を説明し、その時点での自分にどのような課題があったのかについて示すことができれば、ストーリーに深みが生まれることでしょう。

動機

その活動を始めた理由や目標を設定した動機についても触れることが重要です。

動機を述べることで、応募者が何に興味を持ち、どのようなモチベーションで取り組んだかが分かるため、面接官に価値観や考え方が伝わりやすくなります。

例えば「新しい挑戦を通じて自分のスキルを向上させたかった」や「チーム全体の成長を支えたいと思った」などの思いを話せば、活動に対する情熱や意欲が伝わりやすくなります。

このように、なぜその取り組みを選んだのか、その背後にある背景や理由を明確にすることで、より人間みのあるエピソードが完成することでしょう。

取り組み・結果

課題を解決するためにどのような取り組みを行ったのか、具体的なアクションについて詳しく説明することを推奨します。

この部分では、自分がどのように行動し、どのような結果を得たのかを、できる限りデータや事例を用いて明確に示すことが重要です。

例えば「週に1度のミーティングで意見交換を活性化させて、新しい戦略を導入し、顧客を増加させた」など、実際に行った具体的な行動を詳細に記載しましょう。

さらに、その行動がどのような結果につながったのか、数値やデータを使って示すことで、話の信頼性と説得力が増します。

また、たとえ結果が成功に結びついていなかったとしても、そこから得られた教訓を明確に伝えることで、成長過程としてアピールすることが大切です。

学び

最後に、活動を通じて何を学んだのか、そしてその学びをどのように仕事に活かせるのかについて述べましょう。

ここでは、自己成長やスキルアップに焦点を当てて、学んだことが具体的にどのように将来の仕事に役立つのかを明示することが重要です。

例えば「この活動を通じてリーダーシップの重要性を学びました」や「コミュニケーション能力を高めることでチーム全体の生産性を向上させました」など、仕事に直結するスキルや価値観を強調しましょう。

また、この段階では、志望する企業や業界についてもしっかりと理解していることが前提となります。

企業研究を通じて、その学びが企業が求めるスキルと一致していることを示して「この人は当社で活躍できる」と企業に感じさせましょう。

【資格取得の経験をガクチカに】内定獲得できるガクチカ作成のコツ

続いて、内定を獲得できるガクチカの特徴や作成のコツについて紹介します。

以下のようなポイントが当てはまっているガクチカは内定を引き寄せる可能性が高いです。

ぜひ、それぞれをしっかりと確認し、自分のガクチカに反映させてみましょう。

ガクチカ作成のコツ
  • 課題をしっかり分析している
  • 課題に対する行動が論理的
  • 構成がわかりやすい
  • 1文を40~50文字で収める

課題をしっかり分析している

ガクチカで資格取得の経験を伝える際には課題をしっかりと分析していることが高評価につながります。

資格取得を目指す過程で直面した課題を理解し、それにどう向き合ったかが重要です。

例えば「勉強時間の確保が難しかった」「学習内容が膨大であった」など、自分がどのような状況で資格取得に挑んだのかを具体的に振り返り、課題を整理する必要があります。

課題を分析する際には表面的な問題だけでなく、その背景や原因を掘り下げることが求められます。

課題の原因を分析して説明できると、説得力が増します。

課題に対する行動が論理的

資格取得に向けてどのような行動を取ったのかを論理的に伝えることは、他の学生との差別化を図るための重要なポイントです。

これには問題を解決するためにどのような計画を立て、実行したのかを具体的に述べることが必要です。

例えば、試験勉強を効率的に進めるために「試験日から逆算してスケジュールを作成し、毎日2時間の学習を確保した」や「苦手分野を重点的に復習するために模擬試験を活用した」といったプロセスを伝えると良いです。

行動を伝える際には「なぜその行動を選んだのか」を明確に示すことが重要です。

例えば「全体をまんべんなく勉強するよりも、頻出分野に集中する方が効率的だと考えた」というように、自分の判断や行動の根拠を論理的に説明することで、説得力が増します。

構成がわかりやすい

どれだけ努力を積み重ねた資格取得経験であっても、伝え方の構成がわかりにくいと採用担当者にその価値が十分に伝わらない可能性があります。

そのため、資格取得の経験をガクチカとして伝える際には話の構成を整理し、わかりやすく伝えることを意識することが重要です。

「課題→行動→結果」の順序で話を組み立てると、ストーリーに一貫性が生まれ、採用担当者に内容が明確に伝わります。

例えば「試験範囲が広かったため、学習計画を細分化し、1日ごとに進捗を管理しました。試験直前には全範囲を3回復習することができ、余裕を持って合格できました」というように、一連の流れがスムーズになるように構成を整えると良いです。

1文を40~50文字で収める

ガクチカを伝える際には読みやすさや聞きやすさを意識することが求められます。

そのため、一文の長さを40〜50文字程度に収めることが効果的です。

一文が長すぎると内容が複雑になり、要点が伝わりにくくなります。

例えば「試験範囲が広かったため、効率的な勉強法を模索しました」「試験日までのスケジュールを細かく分け、進捗状況を毎週確認することで、全範囲を計画的に学習しました」と続けることで、簡潔かつ具体的に内容を伝えることができます。

また、余計な修飾語や冗長な表現を避けることも重要です。「することができる」ではなく「できる」など、表現を簡潔にすることで、全体の文章がスッキリとまとまります。

【資格取得の経験をガクチカに】資格勉強のガクチカ例文

ここでは、資格取得の過程で得た経験をどのようにガクチカとして効果的に伝えるか、具体的な例文を通じてご紹介します。

ガクチカにおいて、どのように自分の資格取得の経験を価値あるものとして伝えるかのヒントになるでしょう。

資格(TOEIC)の例文

例文

学生時代に力を入れたことは、海外留学のためのTOEICの勉強です。

私の大学には留学制度がありましたが、レベルの高い大学に行くにはTOEICでの高得点が必要でした。

ここで大きな障壁となったのは、普段の大学の勉強を行いながら、同時に試験対策も行わなくてはいけなかったことです。

そこで私は1日に勉強をする時間を決め、事前に決めた学習量をこなせるよう、「決めたページ数の勉強は必ず行う」という目標を設定し実行しました。

結果として850点を獲得し、希望通りの大学に留学でき、また留学先でもスムーズに会話することができました。

私がこの経験から学んだことは、事前に計画を立てて物事を進めることの重要さです。

貴社に入社してからも、物事の段取りを考えて効率的に業務を進めていきたいと考えています。

FP(ファイナンシャルプランナー)の例文

例文

私が学生時代に力を入れたのは、ファイナンシャルプランナー2級取得へ向けた勉強です。

 

きっかけは大学2年生のときに受講した会計学の授業をおもしろく感じ、もっとこの分野に詳しくなりたいと思ったためです。

しかし、私はもともと会計の知識がまったくなかったので、最初は理解するのに苦労しました。

そこで大学内にある会計学のゼミに顔を出し、先輩に質問して疑問点を解消するほか、仲間と教え合いながら勉強を進めることにしたのです。

結果として、半年間でファイナンシャルプランナー3級、その後さらに半年で2級を取得できました。

私はこの経験を通じて、目標達成のために人を巻き込み、協力することの大切さを学びました。

貴社に入社してからも、社内の人と協力しながら大きな仕事を成し遂げたいと考えています。

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)の例文

例文

学生時代に力を入れたことは、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)の資格取得です。

取得を考えたきっかけは、大学で課題・レポートを提出する機会が多く、書類作成のスキルを身につけたかったためです。

最初は十分な対策をしておらず、1回目の試験では合格点に届かず不合格になってしまいました。

しかし、課題作成の際に学んだことを実践したことで、知識の定着が早まり2回目の試験で晴れて合格することができたのです。

また、レポートのクオリティも上がったことで、授業でも高い評価を受けることができました。

私はこの経験から、インプットだけでなくアウトプットすることの重要性を学びました。

貴社に入社してからも学んだことはすぐに実践に移し、成長していきたいと考えています。

情報処理技術者試験の例文

例文

学生時代に特に力を入れたのは、情報処理技術者試験の資格取得でした。

この資格を取得しようと思ったのは、ITの知識とスキルが今後のキャリアにおいて重要であると感じたからです。

初めて試験に挑戦した時は、十分な準備ができておらず、残念ながら不合格となってしまいました。

しかし、その失敗を糧に、より計画的に勉強を進め、実際のプロジェクトに応用することで、理解を深めることができました。

結果として、2回目の試験では合格でき、実践的な知識も身につけることができました。

この経験は、ただ学ぶだけでなく、学んだことを実際に適用することの大切さを教えてくれました。

また、困難に直面しても諦めずに目標に向かって努力することの重要性を学びました。

貴社に入社してからも、この経験を活かし、学んだことを積極的に業務に適用し、継続的に成長していきたいと考えています。

簿記検定の例文

例文

私が学生時代に力を入れたことは、簿記検定の資格取得でした。

簿記検定を受験した動機は、将来的に会計や財務の分野でのキャリアを目指していたためです。

最初のうちは、理論を理解するのが難しく、実際に数字を扱う際に多くのミスを犯しました。

このような困難に直面しながらも、私は諦めずに勉強を続けました。

特に、実際の企業の財務状況を分析してみるなど、理論を実践に結びつける学習方法に切り替えたことで、徐々に理解を深めることができました。

その結果、簿記の試験には合格し、より実践的なスキルを身につけることができました。

この経験から、単に知識を覚えるだけでなく、実際の場面でどのように適用するかを理解することの重要性を学びました。

また、挑戦に際して困難に直面しても、目標を達成するまでの粘り強さが重要であることを実感しました。

貴社においても、この経験を活かし、簿記の知識を実務に応用して、さらに成長していきたいと考えています。

秘書検定の例文

例文

私が学生時代に力を入れたことは、秘書検定の学習を通じてビジネスマナーを身につけることです。

私は学力とコミュニケーション能力、親しみやすさには自信がありましたが、時折マナーがなっていないと親戚から指摘されることがあり、改善できるよう、明確な指針が存在する秘書検定を受験することにしました。

学習を通じて、自分がこれまで知らなかったビジネスマナーについて深く知ることができ、学んだ内容を即座に実践することで徐々にマナーを改善でき、先日は秘書検定準1級に合格できただけでなく、久々に会った親戚にも「上品になった」と褒められました。

このような経験を通じて、ビジネスマナーはもちろん、継続して努力を続けることで課題を改善できる自信を身につけました。

貴社においても、秘書検定を通じて身につけたビジネスマナーを活かして多くの取引先の方々と良好な関係を築くだけでなく、新たな課題が見つかった際には粘り強く取り組むことで改善し続け、貢献したいと考えています。

宅建士の例文

例文

私が学生時代に力を入れたことは、宅建士の資格を取得することです。

以前より不動産業界に就職をしたいと思っており、不動産業界で重宝されるスキルである宅建士の取得を目指しました。

私はサークルと部活、そしてアルバイトに取り組んでおり、学習に当てられる時間は多くありませんでしたが、どれだけ忙しくても毎日30分は必ず机に向かうことを徹底しました。

これにより半年間の学習で宅建試験に合格することができ、大きな達成感を得られました。

この経験を通じて身につけたマルチタスク能力と宅建士としての知識と資格を活かして、貴社でも貢献したいと考えています。

英語検定の例文

例文

私が学生時代に力を入れたことは、英語検定1級に合格することです。

私は座学での英語は得意でしたが、どうしても英会話が苦手であり、リーディングとリスニングのみで評価されるTOEICではなく、あえて面接も必要な英語検定に取り組みました。

3回連続で一次試験には合格できたものの、スピーキングとリスニング力が足りず、3回とも二次試験で不合格となってしまいました。

しかし、それでも諦めずに取り組み、さらに毎日最低30分間オンライン英会話に取り組み、4度目で合格できました。

この経験を通じて身につけた英語力と粘り強く取り組む力を活用して、貴社においても最後まで諦めず粘り強くプロジェクトに取り組みたいと考えています。

ITパスポートの例文

例文

私が学生時代に力を入れたことは、ITパスポートの資格を取得することです。

大学1年次、IT業界への就職を志望していたものの、具体的な職種は決まっていなかったため、まずは汎用的に活用できる知識を身につけることを目指し、受験を決めました。

試験自体はそこまで難しいものではないと聞きましたが、未知の分野も多く、当初はなかなか理解ができませんでした。

しかし、毎日30分は必ず机に向かうことを徹底した結果、半年後に合格でき、ITの知識を深めることができました。

この経験を通じて、未知の分野でも粘り強く取り組めば知識やスキルを習得できることを学びました。

この粘り強く、未知のことにも積極的に取り組む姿勢を活かし、エンジニアとして常に知識をアップデートし、貴社に貢献し続ける人材を目指したいと考えています。

PMP(プロジェクトマネージャー)の例文

例文

私が学生時代に力を入れたことはPMP資格の取得です。

この資格を目指した理由はプロジェクトマネジメントに関する国際的な知識を身につけ、業界を問わず活躍できる力を磨くためです。

私は試験までの半年間、毎日2時間以上、どれほど忙しくとも、学習を継続しました。

試験内容は広範囲で難易度が高く、特に時間管理やリスクマネジメントの項目に苦労しましたが、過去問や参考書を徹底的に活用し、苦手分野を克服し、合格しました。

この取り組みを通じて、計画的に物事を進める力や、限られた時間の中で効率的に学習を進める力を身につけました。

貴社に就職後はこの学習を通じて身につけたプロジェクトマネジメントの知識と計画力を活かし、業務の効率化やプロジェクトの成功に貢献する所存です。

【資格取得の経験をガクチカに】エージェントに相談する

「どうしてもうまくガクチカが書けない」など、就活に関して不安がある人は就活エージェントに相談してみましょう。

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就活を進めることに不安を感じている人は、まずは個別相談会に参加してみましょう。

以下のサイトからアクセスできるので、ぜひ検討してみてください。

まとめ

本記事では、資格取得をガクチカでアピールする際のポイント、おすすめの構成を紹介しました。

資格は目に見える成果として誰にでもわかりやすいので、ガクチカのテーマとして非常に有効です。

しかし、ガクチカでは結果だけでなく、そこに至る過程や努力も大事です。

また、なぜ資格を取得しようと思った動機や、どう活かしていくのかも見られています。

読み手の印象に残りやすい文章構成を意識し、あなたの魅力が伝わるガクチカを作成しましょう。

最後に、他のガクチカ例文や作り方を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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