【自己分析のやり方】おすすめの方法12選!自分に合う方法で就活を優位に進めよう!

【自己分析のやり方】おすすめの方法12選!自分に合う方法で就活を優位に進めよう!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・自己分析をやるべき理由
・自己分析をやることのメリット
・自己分析のおすすめの方法

この記事をおすすめしたい人

・自己分析に困っている人
・自己分析をやることのメリットを知りたい人
・自己分析のおすすめの方法を知りたい人

企業の選考に臨むために、「自己分析をして自分の強みや弱みを整理した」という人も多いでしょう。

しかし、具体的なやり方がわからず、まだ自己分析を行っていない人もいるかもしれません。

自己分析は、就活を効率的に進めるために取り組んでおきたい作業のひとつとされています。

本記事では、おすすめの自己分析の方法を紹介します。

また、自己分析をやるべき理由や、自己分析をすることで得られるメリットについても触れているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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【自己分析のやり方】自己分析をやるべき理由

まずは、自己分析をやるべき理由を解説します。

主な理由は「就活軸を立てるため」「自分のことを伝わりやすくするため」「ミスマッチを防ぐため」の3つです。

企業選びの際や、面接・ESなどの選考に臨むときなど、自己分析は就活のあらゆるシーンで重要になってきます。

自己分析をしないまま就活を進めていくのは好ましくありません。

就活を効率的に進めて、自分に適した企業に就職するためにも、早めに済ませておくようにしましょう。

就活軸を立てるため

自己分析をやるべき理由として、「就活軸を立てるため」というものが挙げられます。

就活軸とは、自分が大切にしている価値観、企業に求める条件などのことです。

たとえば、「給与を重視する」「ワークライフバランスを重視する」「海外で働きたい」「世の中のためになる仕事がしたい」などです。

自己分析をすることで、上記のような自分の考え方が徐々に見えてくるようになります。

自己分析では、過去の重要な場面で自分がどんな選択を取ってきたのかを深掘りします。

やがて自分の大事にしているもの、すなわち価値観が見えてくるようになるでしょう。

価値観がわかれば就活軸も立てやすくなるので、就活ではまず自己分析を行うことをおすすめします。

自分を理解し、伝えられるようにするため

自己分析は、面接やESなどの選考で自分のことを伝えやすくするためにもやるべきでしょう。

自分のことを知らない状態で自分の魅力を伝えるのは、非常に難しいからです。

面接では、学生時代に打ち込んだことに対する動機や理由が深掘りされます。

就活生の個性や価値観、能力やスキルを把握して、今後の選考に役立てるためです。

またガクチカ以外にも、面接ではあなた自身の考え方や価値観について質問されます。

本番で慌てないよう、きちんと答えられるように準備しておくべきと言えるでしょう。

自己分析を行うと、自分がどんなことにモチベーションが上がるのか、何を大事にしているのかが明らかになります。

選考で使える材料を得られるよう、自己分析は必ず行いましょう。

ミスマッチを防ぐ

就職後、企業とのミスマッチを防ぐためにも自己分析は欠かせません。

自分のことを知らずに入社してしまうと、ミスマッチを起こす可能性があるため注意が必要です。

企業には大事にしている企業理念やビジョンがあり、それをもとに仕事をしなくてはいけません。

また、職場の雰囲気や働き方なども、企業によって大きく変わります。

企業の方針に共感できなかったり、企業の風土に合わなかったりすれば、自分の能力が発揮できないかもしれません。

また、どんなに優秀な人材であっても、良好な人間関係が築けないと長く勤めるのは難しくなるでしょう。

このような状況に陥らないよう、企業選びの前には自己分析を行い、自分の考え方への理解を深めておきましょう。

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【自己分析のやり方】自己分析をやることのメリット

次に、自己分析をやることのメリットを紹介します。

主なメリットは、「ESが作成しやすくなる」「自分の適性を知ることができる」「今やるべきことがわかる」の3つです。

先述したように、自己分析を行うと自分の過去の出来事や自分の価値観がわかります。

価値観を知っておくと、選択に無駄がなくなり効率的に就活を進められるため、自己分析をして損をすることはほぼないと言えます。

では、上記3つのメリットについて詳しく見ていきましょう。

ESが作成しやすくなる

自分の経験や特徴を把握していると、ESの頻出質問であるガクチカや自己PRがスラスラ書けるようになります。

自己PRを書くときには、自分の強みや、それが活かされたエピソードを書かなくてはいけません。

またガクチカでは、自分が力を入れた活動から何が得られたのかを深掘りする必要があります。

選考が本格化してくると、何十社もの企業にESを提出することになります。

そのため効率良く書いていかないと、提出期限に間に合わなくなってしまうでしょう。

ESの作成が苦手な方は、「自分の強みがわからない」「将来どうなりたいかわからない」と悩みがちです。

丁寧に自己分析をすることで自分のことがわかるようになるので、ESの作成にかかる時間を大幅に短縮できるでしょう。

自分の適性を知ることができる

自己分析を行い、自分の適性を知ることは非常に重要です。

自分の価値観や強み、長所・短所がわかれば、それに向いている業種・職種が選べるからです。

会社や仕事を選ぶときには、熱意や希望も重要ですが、能力や適性も同じくらいに大切でしょう。

たとえやりたい仕事であっても、自分に向いておらず、ミスをしてばかりでは長く続きません。

自己分析を行えば、自分にはどんな強みがあるのかが明らかになります。

また、その強みがどんなときに発揮されてきたのかも同時に把握可能です。

それを参考にして、自分が活躍できそうな企業を選びましょう。

自己分析は、就活中に行う企業選びの際に役立つだけでなく、入社後に発生しがちなミスマッチの防止にも効果的です。

今やるべきことがわかる

「就活中に今やるべきことがわかるようになる」のも、自己分析を行うメリットのひとつです。

現段階で、自分に足りていないことやエントリーするべき企業が把握できると、今後取るべき行動がスムーズになります。

就活においては、企業選び・エントリー・選考対策など、やるべきことは多岐にわたります。

何となく周りに合わせて就活を行っていると、自分のやるべきことを見落としてしまうことも少なくありません。

自己分析は、自分のことを客観的に見て、就活の軸を定める良い機会でもあります。

就活で何をやったら良いのかわからなくなったときは、再度自己分析に取り組み、自分を見つめ直しましょう。

自己分析は「一度だけ行う」ものではなく「何度でも行うべきもの」とされています。

【自己分析のやり方】就活準備を始めたならまずは自己分析

就職活動を始める際、最初に自己分析を行うことが重要です。

自己分析を通じて自分の価値観や強み、興味のある分野を明確にすることで、企業選びの基準がはっきりします。

また、自分に合った業界や職種を見極めることで、エントリーする企業を選びやすくなります。

さらに、自己分析をもとに志望動機や自己PRを作成すれば、一貫性のある回答ができ、面接でも説得力が増します。

逆に、自己分析が不十分なまま選考を受けると、志望動機に具体性がなくなり、企業側に納得感を与えられない可能性があります。

このように、自己分析は就職活動の基盤となる重要なステップであり、早めに取り組むことが成功への鍵となります。

就職活動が進むほど自己分析が深まる

自己分析は一度行えば終わりではなく、就職活動を進める中で何度も見直す必要があります。

説明会やインターンシップでの経験、企業からのフィードバックをもとに、自分の適性や強みをさらに深掘りできます。

たとえば、志望していた業界の説明会に参加して「思っていた雰囲気と違った」と感じることがあれば、業界の選び方を見直す機会になります。

また、エントリーシートや面接でのフィードバックをもとに、自分のアピールポイントの伝え方を修正することで、選考通過率を高めることができます。

このように、自己分析は就職活動を通じてブラッシュアップされていくものです。

そのため、早めに自己分析を行い、自分の考えを整理しておくことで、選考を受けるたびに精度を高めることができます。

【自己分析のやり方】いつまでにやるのか

自己分析は、できるだけ早めに取り組むことで、その後の就職活動を有利に進めることができます。

まず、自己分析を通じて自分の価値観を明確にすることで、企業選びに迷うことが少なくなります。

また、自己PRや志望動機の作成にも役立ちます。

自己分析が不十分な状態でエントリーシートを作成すると、内容が抽象的になり、説得力に欠ける文章になりがちです。

一方で、しっかりと自己分析を行い、自分の強みや価値観を言語化しておけば、企業の求める人物像と照らし合わせながら、的確な自己PRを書くことができます。

振り返りの際にも行う

自己分析は就活の初期段階だけでなく、就活の途中で行う振り返りの際にも非常に重要です。

就活がうまくいかない時も、自己分析に立ち返ることで自分の軸を見直し、軌道修正を図れます。

例えば、面接でうまく自己PRができなかった時や、企業選びに迷いが生じた時に再度自己分析を行うことで、自分の強みや弱みを再確認し、今後の対策を考えられます。

また、業界研究や企業分析を進める中で新たな発見があった場合、その業界で求められる人物像やスキルが自分の強みに合っているかどうかを自己分析で再確認することが重要です。

自己分析を繰り返すことで、自分のキャリアの方向性を適切に調整し、変化に柔軟に対応できるようになるでしょう。

さらに、自己分析は単に過去の振り返りだけでなく「未来の自分はどうなりたいか」という視点も加えて行うことを推奨します。

これにより、就活を「ただの選考の場」ではなく「自分の成長やキャリアの確立に向けた貴重なプロセス」として捉え直すことができ、より前向きに取り組めるようになるでしょう。

【自己分析のやり方】自己分析のおすすめの方法

次に、自己分析のおすすめの方法を紹介します。

今回紹介するのは、自分史・モチベーショングラフ・ジョハリの窓・マインドマップの4つです。

正しい手順に沿って進めれば、どの方法もそれほど時間がかからず自己分析が完了します。

しかし、いずれも異なる特徴を持っており、自分にとってやりづらいものもあるかもしれないので、複数の方法を試すと良いでしょう。

また、就活が進んでいくと知識や理解が深まり、最初の自己分析とは結果が変わるかもしれません。

自己分析は定期的に実施して、情報をアップデートしておきましょう。

1.自分史

自分史は、文字通り自分の歴史年表を作り、自分の過去を振り返るという自己分析の方法のひとつです。

表の縦軸には、小学校・中学校・高校・大学と記載します。

横軸には、その時期に自分に起こったことや頑張ったこと、挫折経験などを書き出します。

このとき、事実ベースで取り組んだこと、起こったイベントだけを書くのは好ましくありません。

「なぜ?」「どう感じた?」などを自分に問いかけながら深掘りすることが重要です。

「部活に入りキャプテンを務めた」「メンバーをまとめるのが大変だったが、リーダーシップを発揮する自分は嫌いじゃなかった」などざっくばらんに書きましょう。

自分史は、表を使って経験してきたことを網羅的に見直せることが特徴です。

これまでの人生で印象的な出来事が浮かばない人は、ぜひ取り組んでみましょう。

2.モチベーショングラフ

次におすすめするのは、視覚的に自己分析ができるモチベーショングラフです。

過去の出来事や体験を可視化する方法で、ライフラインチャートとも呼ばれています。

縦軸にはモチベーションの高低、横軸には年齢や学校の学年などを書けば準備は完了です。

あとは、それぞれの時期に起こった出来事を書き出し、それに直感的な点数をつけましょう。

たとえば「志望校合格」ならプラス90点、「引越しをして仲の良かった友達がいなくなった」ならマイナス60点などです。

あとはそれぞれの点を曲線でつなぎ、モチベーションの高低がわかるグラフを作成しましょう。

完成したグラフは、なぜモチベーションが下がったのか、モチベーションが上がることの共通点を探すことに役立ちます。

刺激のない人生を送ってきたと感じている人は、ぜひ一度グラフを作ってみましょう。

ベンチャー就活ナビ特製モチベーショングラフを無料でダウンロード

ベンチャー就活ナビが提供しているモチベーショングラフでは、モチベーションの変動を数値化し、それを自動でグラフにしてくれるため、スムーズにモチベーショングラフの作成ができます。

また、グラフを元に自身の行動志向を分析できるシートも付属しているため、自己分析を一気に進めることが可能です。

以下のリンクから無料で利用できるため、気になる方はぜひダウンロードしてみてください。

3.ジョハリの窓

ジョハリの窓は、自己分析と他己分析を組み合わせた、少し変わった自己分析ツールです。

自分の性質や才能、価値観などを自分と他人の視点から分析できます。

縦軸に「他人は知っている」「他人は気づいていない」項目を、また横軸には「自分は知っている」「自分は気づいていない」項目を作りましょう。

これらの掛け合わせで生まれる4つの項目(窓)には、それぞれ特徴があります。

自分も他人も知っている性質である「開放の窓」は、自己アピールに活用可能です。

自分だけが気づいている「秘密の窓」や他人だけが気づいている「盲点の窓」は、新しい自分を発見するきっかけになります。

自分のことを客観的に理解したい人や、他人からギャップをしてきされることが多い人にはジョハリの窓がおすすめです。

4.マインドマップ

最後におすすめするマインドマップは、自己分析以外にも役立つ思考を具現化する手法です。

具体的には、自分の頭の中で考えていることを蜘蛛の巣のように広げて地図を作ります。

自分の過去の出来事について網羅的に整理でき、行動傾向を把握できることが特徴です。

また、思考を広げるだけでなく、特定の出来事について「なぜそう考えたのか」「何を大切にしているのか」深掘りすることもできます。

このため、自分がどんな原理で行動してきたのか、価値観を知る際にも役立つでしょう。

特定のフォーマットに縛られず、納得のいくまで自分の思考を整理したいときにおすすめです。

また、視覚的に見てわかりやすいので、文章で表現することが苦手な人にも向いているでしょう。

5.MBTI診断

大流行しているMBTI診断ですが、就活にも活用できる自己分析ツールです。

本来の使い方を忘れられがちですが、仕事や就活、私生活に活用できる自分の性格類型を分析できます。

「外向性・内向性」「感覚・直感」「思考・感情」「判断・知覚」の4つの軸に基づき、16種類の性格タイプに分類される自己分析ツールです。

例えば、外向型であれば「社交性が高く、チームでの仕事に向いている」など、具体的な特性を理解できます。

また、診断結果から自分に適した職業や仕事のスタイルも提案されるため、職業選択やキャリアプランの参考にすることも可能です。

自分の強みを明確にし、それを企業にどうアピールするかが重要である就活において、このようなツールを活用することは非常に有効であると言えるでしょう。

簡単に実施できる上に、結果が具体的で実用性があるため、自己分析の最初のステップとしても非常におすすめです。

6.Will・Can・Mustのフレーム

Will・Can・Mustのフレームワークは、自分の希望と現実のギャップを埋めるために非常に有効な自己分析の手法です。

まず、Can(自分ができること)をリストアップし、自分のスキルや経験を整理します。

次に、Will(やりたいこと)として自分の夢や目標を挙げ、どのような仕事に就きたいのか、どんな環境で働きたいのかを明確にします。

そして、CanとWillを組み合わせて、自分のスキルをどのように活かして夢に近づけるかを考えましょう。

そして、最後にMust(やるべきこと)を決めるために、企業研究を行い、その企業で求められるスキルや価値観と自分のWillとCanがどのように合致するのかを考えます。

このフレームを使うことで自己の目標がどのような企業ならば実現可能か、どうすれば実現可能か具体的に考えることができ、自己PRや志望動機を掘り下げられるでしょう。

自分が「何をやりたいのか」「何ができるのか」そして「何をすべきなのか」を整理することで、就活の方向性が見えやすくなります。

7.「なぜ」で過去の行動を掘り下げる

「なぜ」を使って過去の行動を掘り下げる方法も、自己の価値観や目標を客観的に深く理解するための有効な手法です。

自分がこれまでに取った行動の理由を「なぜ」と問い続けることで、行動の背景にある思考や価値観を明らかにできます。

例えば「なぜこのサークル活動に熱中したのか」「なぜこのアルバイトを選んだのか」と自問し、その理由を掘り下げていくことで、自分が何に価値を置き、どのようなモチベーションで動いているのかが明らかになります。

これにより得られた自己理解は、ESや面接の際に自身の行動や選択を論理的に説明する際に非常に役立つでしょう。

また、過去の経験から学んだ教訓や、自分がどのように成長したかを具体的に語れるようになるため、説得力のある自己PRを作り上げられるようになります。

自分がどのような人間で、何を大切にしているのかを正確に把握でき、自信を持って自己を表現できるようになるでしょう。

8.ライフラインチャート

ライフラインチャートは、自分の人生における重要な出来事を時系列で振り返り、価値観や行動の傾向を明確にするための手法です。

紙やデジタルツールを使い、横軸に年齢、縦軸に感情の起伏を示すグラフを作成します。

人生のターニングポイントや印象的な経験を書き出すことで、自分がどのような出来事に影響を受けて成長してきたのかを視覚的に把握できます。

この手法のメリットは、自分のモチベーションの源泉や、大切にしている価値観を客観的に分析できる点です。

たとえば、困難を乗り越えた経験が多い場合、逆境に強いことが強みとして挙げられます。

また、特定の活動に没頭した時期が長い場合、その分野への興味関心が強いことがわかります。

自己PRや志望動機を考える際には、このライフラインチャートを活用し、自分の過去の経験をもとに論理的に話を組み立てると説得力が増します。

9.ストレングスファインダー

ストレングスファインダーは、自分の強みや才能を34の資質から分析し、客観的に把握するためのツールです。

診断テストを受けることで、自分がどのような行動特性や思考パターンを持っているのかを数値化して理解できます。

この分析を行うことで、自分の得意な分野を知り、就職活動において活かせる強みを明確にできます。

たとえば、「戦略性」が高い場合、物事を計画的に進める能力が強みとして活用できます。

「社交性」が上位にある人は、チームワークやコミュニケーション能力をアピールすることができます。

自分の強みを知ることで、エントリーシートや面接の際に具体的なアピールポイントを明確にできるのが、この手法の大きな利点です。

10.SWOT分析

SWOT分析は、「強み(Strength)」「弱み(Weakness)」「機会(Opportunity)」「脅威(Threat)」の4つの視点から自分を客観的に分析する手法です。

企業の経営戦略を考える際にも使われるフレームワークですが、自己分析にも応用できます。

まず、自分の強みと弱みを明確にします。

次に、外部環境の要素として、就職活動において活かせる機会や、自分にとってのリスクを考えます。

たとえば、「プログラミングスキルがある」(強み)、「プレゼンが苦手」(弱み)、「IT業界は今後も成長が見込める」(機会)、「競争率が高い」(脅威)などの要素を書き出します。

この分析を行うことで、自分の長所をどう活かし、短所をどのように補強すべきかを整理できます。

11.未来年表の作成

未来年表の作成は、将来のキャリアプランを明確にするための方法です。

10年後や20年後に自分がどのような状態になっていたいかを具体的に考え、それを実現するために必要な行動を逆算して整理します。

たとえば、「10年後にはプロジェクトリーダーとして活躍していたい」と考えた場合、それを達成するために、「5年以内に特定のスキルを習得する」「3年以内に社内で新しい業務に挑戦する」など、短期・中期の目標を設定します。

この手法のメリットは、漠然とした将来の不安を解消し、具体的なキャリアプランを描ける点にあります。

また、企業研究や志望動機を考える際に、「この会社なら自分のキャリアビジョンを実現できる」と説得力を持って伝えることができます。

【自己分析のやり方】自己分析時の注意点

続いて、自己分析をやるときに気をつけるべき注意点を解説します。

主な注意点は、「企業側の視点も持つ」「経験を考慮する」「インプットだけに頼らない」の3つです。

自己分析は、就活において非常に重要でメリットも多くあるものの、やみくもにやってはいけません。

本番の選考で使えるよう、企業側の視点を持ち、根拠となるエピソードを探しましょう。

また、実際に話したり書いたりすることも重要です。

これらの点に注意して自己分析を行いましょう。

企業側の視点も持つ

自己分析をする際には企業側の視点も持ち合わせ、独りよがりにならないように注意しましょう。

自分がアピールしたいことと、企業が求めていることが異なる場合もあるからです。

業界・職種・企業によって求められる能力や重視される価値観は違ってきます。

たとえば開発職なら几帳面さが求められ、営業職ならコミュニケーション力が重視されるでしょう。

企業が求めている人材でないと、いくら自己アピールがうまくても採用されません。

自己分析を行う際には、企業側の視点も常に気にかけておきましょう。

そのためには、説明会やOB訪問、インターンシップなどを活用した情報収集が不可欠です。

自分が企業の求めている能力を持っている場合は、それを重点的にアピールしましょう。

経験を考慮する

自分の長所をアピールする際、企業にとって魅力的に聞こえるよう、少々内容を盛って話す方も多いでしょう。

しかし、まったく経験の伴っていない主張は、単なる一般論・感情論として片づけられてしまう可能性が高いです。

これを避けるためにも、自己分析を行う際は、自分の経験に基づく価値観・強みを見つけることが重要と言えます。

また面接の際には、強みや価値観がどのような場面で発揮されたのか、その根拠となる経験を話す必要があります。

このとき、実際に経験した内容を端的に伝えられなければ、マイナス評価をされてしまう可能性があるので注意が必要です。

先ほど紹介した自己分析の方法を複数試し、さまざまな視点から自分のことを見つめ直しましょう。

インプットだけに偏らない

自己分析を行うときには、インプットだけに偏らないよう、注意しましょう。

自分のことを深掘りするといった「インプット」も大事ですが、最終的にそれをアウトプットすることに意味があるからです。

自己分析は、自分への理解が深まることが大きなメリットとも言えます。

しかし最終的な目的は、自己分析で得た自分の魅力・強みを選考の場で披露し内定を得ることでしょう。

このため、常にアウトプットしながら進めるのが効果的です。

具体的には、「実際に話す・清書して記録しておく」のが有効です。

自分の強みがわかっていたとしても、それを他者に伝えられないケースは決して珍しくありません。

口下手な方は、友人に頼んで面接の練習相手になってもらうと良いでしょう。

中途半端にしない

自己分析は、自分の強みや適性を理解し、就職活動を成功させるための重要なステップです。

しかし、いくつもの自己分析方法を試しただけで満足し、深掘りをせずに終えてしまうと、本来得られるはずの気づきを逃してしまう可能性があります。

表面的な分析だけでは、自分がどのような価値観を持ち、どのような環境で力を発揮できるのかを正確に把握することは難しくなります。

そのため、一つひとつの自己分析にじっくりと向き合い、納得のいくまで深めることが重要です。

自己分析を中途半端に終わらせてしまうと、エントリーシートや面接で自分の言葉に説得力がなくなります。

就職活動を進める中で、新たな経験やフィードバックを得るたびに、自己分析の内容を更新し、自分の考えをより深めていくことが求められます。

【自己分析のやり方】自分で難しいときは

ここまで自己分析のやり方や注意点を説明してきましたが、自分だけで進めるのが難しいこともあるでしょう。

その際には、友達・先輩・就活エージェントに聞いてみることがおすすめです。

自分一人で自己分析を進めていくと、どうしても思考がワンパターンになってしまいます。

他人にアドバイスを求めることで、新しい強みや価値観に気づけることがあるでしょう。

なお、就活エージェントは自己分析だけでなく、就活全般のサポートも受けられるのでおすすめです。

友達に聞いてみる

最も手軽なのは、自分の友達に自己分析を手伝ってもらうことでしょう。

普段の自分をよく知る友人に聞いてみることで、自分の知らなかった部分が明らかになる可能性があるからです。

自分にとって当たり前にできることが、他人にとっては魅力的な長所に見えていることも少なくありません。

せっかくの強みなのに、それを自覚していなければ意味がありません。

また、人の価値観は変化することもあるので、現時点で仲が良い友達に限らず、以前の友達に聞いてみるのも有効です。

小中高で仲の良かった友達に聞き、それぞれの時期に自分がどんな印象を持たれていたのかを確かめてみましょう。

もし気軽に聞ける友人がいない場合、ジョハリの窓などのツールを用いて他己分析を行うと、新たな強みを発見しやすくなるのでおすすめです。

先輩に聞いてみる

自分の強みが企業に評価されるか不安なときには、先輩に聞いてみるのもひとつの手です。

就活を経験した先輩であれば、より具体的なアドバイスがもらえる可能性が高いです。

自己分析で見つけた自分の強みが、どの業界・企業で活かせるのかは判断に迷うところでしょう。

また、実際に自分の強みがどのように評価されるのかどうかもなかなかわからないものです。

自分の志望する企業に就職しているOB・OGがいるようなら、ぜひ一度相談してみましょう。

もしわからない場合でも、SNSを使えば比較的簡単につながることができるので、ぜひ試してみてください。

ただし、もらえるアドバイスはその先輩自身の経験からくるものです。

必ずしも自分に当てはまるものではないということを留意しつつ、参考程度に留めておくことをおすすめします。

就活エージェントに聞いてみる

友達や先輩に相談してもまだ不安が残る人は、就活エージェントを活用しましょう。

就活のプロであるアドバイザーが、あなたの自己分析を丁寧にサポートします。

模擬面接も実施しているので、納得のいくまで準備してから本番に臨めるでしょう。

また、就活は情報戦と言われており、事前の情報収集が内定の有無を決めることも少なくありません。

この点についても、専属のアドバイザーは、企業のホームページには載っていないような情報をたくさん持っているので、不安なく相談することができます。

就活に少しでも不安がある人は、まずはアドバイザーとの面談を申し込んでみましょう。

おすすめのエージェントはこちらなので、ぜひチェックしてみてください。

おわりに

本記事では、就活においてほぼ必須とされている自己分析を行う理由と、おすすめのやり方などについて解説しました。

自己分析は、選考で自分のことを伝えるために必要な作業のひとつです。

「ESが作成しやすくなる」「今やることが明確になる」などのメリットがあるので、決しておろそかにしてはなりません。

不安な場合は就活エージェントを活用し、具体的なアドバイスをもらいながら効率良く進めましょう。

そして、自己分析によってわかった自分の強みを企業にアピールして、最終的な目標である内定を勝ち取ってください。

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