エントリーシートは添削してもらうべき?メリットや注意点、誰にお願いするべきか徹底解説!

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はじめに

企業に提出する応募書類のひとつでもあるエントリーシートは、就活には欠かせないものです。

企業は一番はじめにそのエントリーシートを見て、面接を行うのかどうかを決めます。

そこでマイナスな印象を与えてしまえば、直接会ってアピールすることもできず、入社は不可能に近いでしょう。

好印象を与え、魅力的なエントリーシートの作成を目指すために、添削の必要性と添削のメリットや注意点などを解説していきます。

これから就活を始める方は、ぜひ最後までご覧ください。

【エントリーシート添削】ESは添削してもらうべき?

エントリーシートは、添削してもらうべきです。

「自分で作成してみたけど自信がない」という方は少なくないでしょう。

反対に、「自分の魅力を十分に伝えられるものを書けた」と自信がある方もいるかもしれません。

しかし、主観では伝えているつもりでも、聞き手には十分に伝わらなかったり、文章の構成や使用する言葉によってマイナスな印象を与えてしまったりする場合もあります。

自分の文章を自分で客観的に見ようとしても、すべてを見ることはできません。

そこで、エントリーシートの添削をお願いし、客観的に見てもらうことで、自分では気づけなかったポイントや改善点を知ることができます。

よって、エントリーシートの添削を受けるのは、極めて重要といえます。

【エントリーシート添削】添削してもらうべき理由

エントリーシートを添削してもらうべき理由は、「通過の可能性を上げられるから」「読みやすい文章になるから」「客観的な意見をもらえるから」「誤字脱字を減らせるから」「自己分析に活用できるから」の5つです。

第三者に、自分が書いたエントリーシートを見られたくないと感じる方もいるかもしれませんが、添削してもらうことで得られるメリットは極めて大きいです。

添削が必要な理由を確認し、誰が見ても理解できるエントリーシートを目指しましょう。

ここからは、添削が必要な5つの理由について、くわしく解説していきます。

通過可能性を上げられるから

添削してもらうことで、エントリーシート通過の可能性を上げられます。

特に、エントリーシートを多く書いた経験のある社会人であれば、経験がある分エントリーシートを魅力的なものにするための細かいポイントや、注意点などを理解しているはずです。

このような人に添削をしてもらうと、企業の人事にも伝わりやすい文章に仕上げられます。

また、その相手と同じ業界・業種であれば、より的確なアドバイスを受けられるでしょう。

反対に、これまでにエントリーシートを書いた経験が少ない人は、分かりやすい文章にするポイントや注意点を、十分に理解できていない可能性が大きいです。

そのため、身近にエントリーシートを書いた経験のある社会人がいるのであれば、その人に添削をお願いした方が通過の可能性は高まるでしょう。

読みやすい文章になるから

添削してもらうことで、読みやすい文章にできます。

エントリーシートは、文字数の制限を設けている企業もあり、だいたい300〜500文字の場合がほとんどです。

文字数を気にするあまり、自分では「この表現で十分に理解できる」と思い、要点を省いて書いてしまうこともあるでしょう。

反対に、無駄な言葉を付け足したり長すぎたりする文章でも、結局何を述べたいのかが伝わらず、読みにくい文章になってしまいます。

また自分にしか分からない言い方など、普段からの言葉遣いのくせが、無意識に出てしまうこともあります。

エントリーシートに限らず、社会人として当たり前なことではありますが、誰が見ても理解できる適切な文章である必要があるのです。

客観的な意見をもらえるから

添削してもらうことで、客観的な意見をもらえます。

添削前のエントリーシートは、どうしても主観的になりがちなので、客観的に見ても伝わりやすいと思ってもらえるエントリーシートに仕上げてもらう必要があります。

添削を一回済ませれば、必ずしも魅力的なエントリーシートになるわけではありません。

そのため、誰が見ても伝わりやすい内容にするためには、1人ではなく複数人に見てもらうことをおすすめします。

それにより、自分では気づけなかった視点から物事を確認できるため、新たな発見があるかもしれません。

また、客観的な視点も身に付けられるでしょう。

しかし、添削する人の評価基準などは異なるので、添削してもらう人数が多すぎるのも良くありません。

誤字脱字を減らせるから

添削してもらうことで、誤字脱字を減らせます。

自分の思い込みで使っていた言葉や、書いているときには気づけなかったミスなども訂正してもらえるためです。

誤字脱字をなくすのは、最低限のコミュニケーションとして大切なことです。

「誤字脱字が原因で選考が通らない」という可能性は低いものの、誤字がないエントリーシートのほうが好印象なのは間違いありません。

また、どんなに内容の良いエントリーシートであっても、誤字脱字があると「志望度の低い人」「注意力がない人」といったマイナスな印象を与え、評価は下がってしまいます。

そういったことがないように、しっかりと添削をしてもらい、誤字脱字のないエントリーシートの作成を目指していきましょう。

自己分析に活用可能だから

添削してもらうことで、自己分析に活用できます。

エントリーシートは、企業が就活生の人柄や個性を見るためのものであり、企業が必要とする人材であるのかを判断する最初の手段です。

そのためガクチカや自己PRなど、自分のことについて、さまざまな角度から分かりやすい内容で書いていく必要があります。

エントリーシートの添削を通して他人の意見を求めることで、自分自身をより深く理解できるため、自己分析や他己分析につながるのです。

エントリーシート作成の段階で自己分析ができれば、エントリーシート通過後の面接などで質問されたとしても、自分自身をしっかりと理解できているので、自信を持ってスムーズに受け答えができるでしょう。

【エントリーシート添削】ES添削時の注意点

添削してもらうことで、より良いエントリーシートを目指せるとお伝えしてきました。

しかし、ただ添削してもらっただけで良いエントリーシートになるというわけではありません。

エントリーシートの添削をお願いする前に、「添削されたものが正しいとは限らない」「個性を失わないようにする」という2つのことを、忘れずに添削をお願いしていきましょう。

ここからは、エントリーシート添削時の注意点を2つ、くわしく解説していきます。

添削されたものがすべて正しいわけではない

「添削内容がすべてあっている」「添削してもらったから絶対通過する」ということはないので、あらかじめ覚えておきましょう。

エントリーシートは、添削によってより自分の魅力を引き出すためにお願いしているものであるため、「せっかく添削してもらったのだから、すべてのアドバイスを受け取らなければいけない」と思う必要はありません。

また、人それぞれ感じ方が異なるため、誰が見ても100点満点のエントリーシートは不可能に近いです。

その企業の求める人材をしっかりと把握し、分かりやすい内容で面接官の心をつかめるエントリーシートを目指しましょう。

個性を失わないように気をつけよう

他の人の意見を参考にしすぎるあまり、個性を失ってしまわないように気をつけましょう。

企業は、就活生一人ひとりの個性や本音、企業に対する志望意欲を知りたいのです。

添削してもらうことは重要ですが、添削しすぎてしまうと、個性を失ってしまいます。

自分が思う、企業に対する本当の熱意が隠されたままになるなど、他の人が書いたともいえるエントリーシートになってしまうのです。

添削をお願いする前に自分がアピールしたいことを明確にし、それを添削者にも伝えることで、個性を活かした良質なエントリーシートを作れます。

エントリーシートはあくまであなた自身のものなので、自分らしさを保ちつつ、他の人の意見を参考にしていきましょう。

【エントリーシート添削】自分で添削するときのポイント

第三者に添削をお願いすることをおすすめしますが、エントリーシートを第三者に見られたくないという方もいるでしょう。

その場合は、添削しなくても良いというわけではなく、自分で添削を行う必要があります。

他人に見てもらう添削と異なり、誤字脱字がないか、正しい日本語であるのか、分かりやすい表現であるのかなどに注意が必要です。

それらのポイントには気づきにくいため、5つのポイントを抑え、ていねいに進めていかなければいけません。

ここからは、その5つのポイントについてくわしく解説していきます。

結論から話せているか

まずは結論から話せているのかを確認しましょう。

結論から話すことはエントリーシートだけではなく、面接や社会人としてのコミュニケーションにおいて不可欠なものです。

結論から話すことで、聞き手が理解しやすく、要点をまとめやすくできます。

また、その後に続く内容がすんなりと頭に入りやすく、会話の内容をイメージしやすいのです。

ここで情報が多すぎて結論が後回しになってしまうと、アピールしたいことがうまく面接官に伝わらず、あいまいな解釈のまま終わってしまう可能性も考えられます。

「何を伝えたいのか分からなかった」と思われることのないよう、結論を話す際は分かりやすさを優先し、多くの情報を盛り込まず、簡潔に話すことを心がけていきましょう。

根拠は明確に示されているか

根拠が明確に示されているのかを確認しましょう。

根拠なしに語られても納得感に欠けてしまうので、根拠は必須です。

例えば、忍耐力があることをアピールしたいとき、なぜそう思ったのかをあわせて述べなければ、信ぴょう性に欠けてしまいます。

「困難な状況でも諦めずに頑張った」というあいまいな内容で終わらず、どのような困難だったのか、課題や努力の内容は何か、結果はどうだったのかなど具体的に示すことで、面接官に強く印象付けられます。

ここで興味を持ってもらうことが、次へ進む一歩となるので、必ず根拠を明確に示すようにしましょう。

自分らしさを表現できているか

自分の個性を出せているか、経験を交えて話せているか確認しましょう。

エントリーシートは、自分の特徴や経験を、前面に押し出してアピールする必要があります。

経験を交えて話すのは説得力を持たせるためにも大切ですが、一日に多くのエントリーシートを見る面接官の印象に残るためには、ある程度の個性を表現できていなければなりません。

また、面接で深掘りしたときにエントリーシートの内容とズレがあれば、面接官からの心証を損なってしまいます。

そうすると採用は程遠いものになってしまうので、注意しなければいけません。

自分らしさが分からないという人は、添削を進める前に、自分の価値観や好きなものを理解しましょう。

それにより、自分らしさを明確にでき、うまく表現できたエントリーシートを作れます。

社会人としての自分に繋げられているか

エントリーシートを見直して、社会人としての自分につなげられているのかを確認しましょう。

企業は、就活生一人ひとりが経験からの学びを、今後の社会人生活にどう活かそうとしているのか、実際に活躍できそうなのかという点を見ています。

そのため、企業での活躍をイメージしてもらうことが大切なのです。

企業が求める人材を把握しておく必要があり、ここで「自社とはマッチしていない」と感じさせてしまえば、どんなに素晴らしい能力を持っていたとしても、エントリーシートの通過は厳しいといえます。

自分を最大限にアピールすることも大切ですが、その能力を企業でどのように活かして活躍していきたいのかを、しっかりと伝えることも忘れてはいけません。

誤字脱字がないか

誤字脱字がないかは、提出前に自分でも確認しておきましょう。

自分の思い込みで使っていた、間違っている日本語もあわせて確認しておきます。

辞典で漢字の意味を調べたり、添削のアプリを活用したりなどしながら、一つひとつていねいに、間違いのないようにチェックしていきましょう。

誤字脱字があると、「教養のない人」「不注意な人」という印象を与えてしまいます。

また、十分な時間を設けずに急いで作成したと思われてしまい、「志望度が低い」とも思われてしまいかねません。

社会人となれば、期限内に不備のないものを提出することは当たり前です。

人間なので間違いをしてしまうことはありますが、添削の時点でしっかりと気づくことを心がけ、自分の魅力を伝えられるエントリーシートを作成していきましょう。

【エントリーシート添削】誰にお願いするべきか

エントリーシートの添削はするべきとお伝えしてきましたが、誰にお願いしたら良いのか悩んでしまう人もいるでしょう。

添削は回数を重ねることで、より良いエントリーシートを目指せるため、可能であればさまざまな人にお願いするのが望ましいです。

だいたいの人は、「社員の方」「先輩」「友達」「就活エージェント」のうちから、添削をお願いする人を選ぶのではないでしょうか。

ここからは、その添削者として考えられる4つの、それぞれの特徴についてくわしく解説していきます。

社員の方

OB・OG訪問の際に、あわせてエントリーシートの添削をお願いしてみましょう。

先輩や友達とは違い、気軽に添削をお願いできる相手ではありませんが、志望している企業で実際に働いている社員なのですから、企業が求めている人材や企業の社風、働き方などをある程度理解しています。

そのような方に添削をお願いできれば、面接官の心に響く魅力的なエントリーシートを作成でき、書類通過の可能性は格段に高まるでしょう。

社員の方に添削をお願いする場合の注意点として、添削文章は事前に送っておくと、ていねいな印象を与えられます。

この際、相手に悪い印象を与えてしまわないよう、添削のお願いの仕方にも注意が必要です。

決して、OB・OG訪問の場で文章を手渡し、添削をお願いしないよう気をつけてください。

先輩

サークルの先輩や学部の先輩に、添削を依頼してみましょう。

社会人ではありせんが、就活を経験しているという点では強い味方です。

その際、大手企業の内定を獲得した先輩に添削をお願いできれば、エントリーシートが評価されやすいコツをアドバイスしてくれる可能性が高いでしょう。

また、志望する業界・企業が同じ先輩であれば、その業界・企業に沿った的確なアドバイスを受けられます。

しかしながら、先輩に添削をお願いする就活生は多いため、添削が完成するまでに時間がかかる可能性は十分に考えられます。

先輩に添削をお願いする場合は、時間に余裕を持って行動することを心がけ、決して先輩を急かすような態度をとらないように注意しましょう。

友達

就活生同士で添削し合うのも良いでしょう。

毎日のように顔を合わせる友達であれば、手軽にお願いできるだけでなく、お互い率直な意見をフランクに言い合えます。

友達のほかにも、家族など身近な存在に添削をお願いするのも良いでしょう。

友達や家族であれば、その人の個性を理解しているので、個性を引き出すエントリーシートにできる可能性は高まります。

しかし、友達は実際にエントリーシートをたくさん書いてきたわけではなく、社会人や先輩に比べて、エントリーシートについて深く理解しているわけでもないので、添削する相手を友達だけに留めるのはおすすめしません。

友達からの添削によって自分を理解した上で、先輩などから社会人の視点でアドバイスしてもらうことで、より魅力的なエントリーシートを作れます。

就活エージェント

エントリーシートの添削相手に困ったら、就活のプロに相談してみましょう。

エントリーシートの添削だけでなく、書き方やポイント、注意点など、エントリーシートに関する疑問をなんでも相談できます。

就活エージェントはそのほかにも、マンツーマンでのていねいな面談で向いている職業を見つけてもらうことも可能です。

一人ひとりの強みを引き出す他己分析や、本番同様の面接を体験できる模擬面接など、手厚いサポートで就活に関する不安を解消してくれます。

ほとんどのサービスが無料で利用でき、プロ目線で的確なアドバイスを受けられるので、就活にまつわる悩みがある人はぜひ相談してみてください。

就活エージェントの詳細はこちらからどうぞ。

おわりに

今回は、エントリーシートの添削について解説してきました。

エントリーシートへの自信の有無は関係なく、必ず添削してもらいましょう。

添削によって、自分では気づけないくせや誤字脱字を減らせるだけでなく、誰が見ても理解できるエントリーシートを作れるため、書類通過の可能性が高まります。

添削をしてもらう相手は、友達や先輩であると気軽にお願いできるでしょう。

しかし、エントリーシート作成の経験がある人や、就活エージェントでプロのアドバイザーに添削をお願いすることで、より魅力的なものになります。

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